JP2013234624A - 内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム Download PDF

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Abstract

【課題】アンモニア酸化触媒の劣化判定の精度を高くする。
【解決手段】内燃機関の排気通路に上流側から、選択還元型NOx触媒と、アンモニア酸化触媒と、を備え、選択還元型NOx触媒の温度が所定値以上である場合に、選択還元型NOx触媒におけるNOxの還元に必要となるよりも多い還元剤を供給し、このときにアンモニア酸化触媒に流入する排気中のNH濃度と、アンモニア酸化触媒よりも下流のNHセンサの検出値と、の差から、アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量を算出し、該アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量と、閾値とを比較して、アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムに関する。
内燃機関の排気通路に選択還元型NOx触媒(以下、SCR触媒ともいう。)を配置する技術が知られている。このSCR触媒は、NHを吸着し、該NHによりNOxを還元することができる。
このSCR触媒にNHを過剰に供給したり、SCR触媒の温度が上昇したりすると、SCR触媒からNHが流出する虞がある。すなわち、NHスリップが発生する虞がある。これに対し、SCR触媒よりも下流側でNHを酸化させるアンモニア酸化触媒を設けることで、SCR触媒から流出したNHを酸化させることができる。
ここで、内燃機関の排気通路に、上流側から順に、尿素添加弁、SCR触媒、アンモニア酸化触媒、NOxセンサを備え、SCR触媒から意図的にNHを流出させたときのNOxセンサの検出値に基づいて、アンモニア酸化触媒の異常を判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、NOxセンサは、NOxと同じようにNHを検出するため、検出されたのが、アンモニア酸化触媒が劣化しているために酸化されずに該アンモニア酸化触媒を通り抜けたNHなのか、又は、アンモニア酸化触媒は正常でありNHがアンモニア酸化触媒で酸化されたことにより発生したNOxであるのか、区別することができない。したがって、NOxセンサの検出値を用いてアンモニア酸化触媒の劣化判定を実施しても、精度が低い場合がある。
特開2009−156159号公報 特開2012−036858号公報 特開2011−094592号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、アンモニア酸化触媒の劣化判定の精度を高くすることにある。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムは、
内燃機関の排気通路に設けられてNHを還元剤としてNOxを還元する選択還元型NOx触媒と、
前記選択還元型NOx触媒よりも上流側から前記選択還元型NOx触媒に還元剤を供給する供給装置と、
前記選択還元型NOx触媒よりも下流側の排気通路に設けられ、NHを酸化するアンモニア酸化触媒と、
前記アンモニア酸化触媒よりも下流側の排気通路に設けられ、排気中のNHを検出するNHセンサと、
前記アンモニア酸化触媒に流入する排気中のNH濃度を取得する濃度取得手段と、
前記選択還元型NOx触媒の温度を取得する温度取得手段と、
を備えた内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムにおいて、
前記温度取得手段により取得される温度が所定値以上である場合に、前記選択還元型NOx触媒におけるNOxの還元に必要となるよりも多い還元剤を前記供給装置から供給し、このときに前記濃度取得手段により取得されるNH濃度と、前記NHセンサの検出値と、の差から、前記アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量を算出し、該アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量と、閾値とを比較して、前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施する判定手段を備える。
ここで、アンモニア酸化触媒の劣化の度合いが高くなると、該アンモニア酸化触媒でNHが酸化しきれなくなり、該アンモニア酸化触媒からNHが流出する。そして、アンモニア酸化触媒よりも下流側にNHセンサを備えていることにより、アンモニア酸化触媒から流出するNHを検出することができる。なお、NHセンサは、NOxは検出せずにNHのみを検出する。
そして、アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量は、アンモニア酸化触媒の劣化の度合いに応じて少なくなる。なお、アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量は、濃度取得手段により取得されるNH濃度と、NHセンサの検出値と、の差に等しい。そして、アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量を閾値と比較することにより、アンモニア酸化触媒の劣化の度合いを判定することができる。この閾値は、アンモニア酸化触媒の新品時の値とすることができる。すなわち、新品時の値からどれだけ小さくなったかによって、劣化の度合いを判定することができる。なお、濃度取得手段により取得されるNH濃度と、NHセンサの検出値と、の差が小さいほど、アンモニア酸化触媒の劣化の度合いが大きいとしてもよい。
また、アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量が閾値よりも少なければ、アンモニア酸化触媒が劣化していると判定してもよい。この場合、アンモニア酸化触媒が劣化しているとは、アンモニア酸化触媒の劣化の度合いが許容範囲を超えたことをいう。すなわち、閾値は、アンモニア酸化触媒が劣化しているか否かの境にあるときの、濃度取得手段により取得されるNH濃度と、NHセンサの検出値との差としてもよい。
ところで、アンモニア酸化触媒が劣化しているか否か判定するためには、SCR触媒からNHを流出させなくてはならない。このため、供給装置からNOxの還元に必要となるよりも多くの還元剤を供給しなくてはならない。したがって、多量の還元剤が必要となる。ここで、SCR触媒の温度が高くなるほど、SCR触媒が最大限吸着可能なNH量は少なくなる。したがって、SCR触媒の温度が高いときに還元剤を供給することにより、供給する還元剤の量が少なくても、SCR触媒からNHを流出させることができるので、アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施することができる。すなわち、温度取得手段により取得される温度が所定値以上である場合に、供給装置からNOxの還元に必要となるよりも多い還元剤を供給すれば、より少ない還元剤の供給量で、アンモニア酸化触媒にNHを流入させることができる。ここで、所定値は、少なくとも内燃機関の定常運転時よりも高い温度であり、SCR触媒が最大限吸着可能なNH量が十分に少なくなる温度である。なお、所定値を高く設定しすぎると、SCR触媒からNHを流出し易くすることができるものの、SCR触媒の温度が所定値に達する回数が少なくなり、劣化判定を実施する機会が少なくなる虞がある。したがって、これらを考慮して所定値を設定してもよい。
このように、温度取得手段により取得される温度が所定値以上である場合にアンモニア酸化触媒の劣化判定を実施することにより、アンモニア酸化触媒へ速やかにNHを供給
することができるので、劣化判定を速やかに実施することができる。また、消費する還元剤の量が少なくて済む。
なお、温度取得手段により取得される温度が所定値未満である場合には、所定値以上となるまで、SCR触媒の温度を上昇させてもよい。
また、本発明においては、前記判定手段により前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施した後に、前記選択還元型NOx触媒が吸着しているNH量が所定値以下となるまで、前記供給装置からの還元剤の供給を禁止する禁止手段を備えることができる。
アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施したときには、SCR触媒が最大限吸着可能な量のNHを吸着している。このような場合に、供給装置から還元剤を供給しても、NHはSCR触媒には吸着されずに該SCR触媒を通り抜けてしまう。このような状態のときに還元剤の供給を禁止することで、SCR触媒からのNHの流出を抑制できる。すなわち、SCR触媒が吸着しているNH量が所定値以下となってから還元剤を供給する。ここでいう所定値とは、SCR触媒が吸着しているNH量であって、供給装置から還元剤を供給したときに、SCR触媒がNHを吸着することができるような量の上限値である。
また、本発明においては、前記選択還元型NOx触媒よりも上流の排気通路に設けられて排気中の粒子状物質を捕集するフィルタを備え、
前記判定手段は、前記フィルタに捕集されている粒子状物質を除去する処理であるフィルタの再生が実施された後に、前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施することができる。
フィルタの再生を実施するときには、フィルタの温度を上昇させる。このときに、SCR触媒の温度も上昇され、SCR触媒が最大限吸着可能なNH量が減少する。したがって、フィルタの再生を実施した後であって、SCR触媒の温度がまだ高いときに、アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施することにより、SCR触媒の温度を上昇させる必要がない。このため、燃費の悪化を抑制できる。
本発明によれば、アンモニア酸化触媒の劣化判定の精度を高くすることができる。
実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムの概略構成を示す図である。 実施例に係るアンモニア酸化触媒の劣化判定のフローを示したフローチャートである。
以下、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムの具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
<実施例1>
図1は、本実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムの概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、ディーゼル機関であっても、また、ガソリン機関であってもよい。内燃機関1は、たとえば車両に搭載される。
内燃機関1には、排気通路2が接続されている。この排気通路2の途中には、上流側か
ら順に、酸化触媒3、フィルタ4、噴射弁5、選択還元型NOx触媒6(以下、SCR触媒6という。)、アンモニア酸化触媒7が設けられている。
酸化触媒3は、酸化機能を有する触媒であればよく、例えば三元触媒または吸蔵還元型NOx触媒であってもよい。
また、フィルタ4は、排気中の粒子状物質(PM)を捕集する。なお、フィルタ4には、触媒が担持されていてもよい。フィルタ4によってPMが捕集されることで、該フィルタ4にPMが徐々に堆積する。そして、フィルタ4の温度を強制的に上昇させる、所謂フィルタ4の再生処理を実行することで、該フィルタ4に堆積したPMを酸化させて除去することができる。たとえば、酸化触媒3にHCを供給することでフィルタ4の温度を上昇させることができる。また、酸化触媒3を備えずに、フィルタ4の温度を上昇させる他の装置を備えていてもよい。さらに、内燃機関1から高温のガスを排出させることでフィルタ4の温度を上昇させてもよい。
噴射弁5は、還元剤を噴射するときに開き、還元剤の噴射を停止するときに閉じる。還元剤には、アンモニア(NH)が用いられる。なお、噴射弁5は、アンモニアを噴射してもよく、尿素水を噴射してもよい。噴射弁5から噴射された尿素水は、排気の熱またはSCR触媒6からの熱により加水分解されてアンモニアとなり、SCR触媒6に吸着する。このアンモニアは、SCR触媒6において還元剤として利用される。すなわち、噴射弁5からは、NHに変化する物質、または、NHを供給する。なお、本実施例においては噴射弁5が、本発明における供給装置に相当する。
また、SCR触媒6は、還元剤を吸着しておき、NOxが通過するときに、吸着していた還元剤によりNOxを選択還元する機能を有する。したがって、SCR触媒6に還元剤としてNHを予め吸着させておけば、SCR触媒6において、NOxをNHにより還元させることができる。
アンモニア酸化触媒7は、酸化能を有する触媒であればよく、たとえば酸化触媒または三元触媒であってもよい。アンモニア酸化触媒7は、SCR触媒6から流出するNHを酸化させる。
また、フィルタ4よりも下流で且つSCR触媒6よりも上流の排気通路2には、排気の温度を検出する温度センサ11と、排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサ12と、が取り付けられている。なお、温度センサ11によりフィルタ4の温度、SCR触媒6の温度、またはアンモニア酸化触媒7の温度を検出することができる。また、NOxセンサ12により、SCR触媒6に流入する排気中のNOx濃度またはNH濃度を検出することができる。また、NOxセンサ12により検出されるNH濃度に基づいて、SCR触媒6が吸着するNH量を算出することもできる。
また、SCR触媒6よりも下流で且つアンモニア酸化触媒7よりも上流の排気通路2には、排気中のアンモニア(NH)の濃度を検出する第一NHセンサ13が取り付けられている。また、アンモニア酸化触媒7よりも下流の排気通路には、排気中のアンモニア(NH)の濃度を検出する第二NHセンサ14が取り付けられている。
なお、SCR触媒6またはアンモニア酸化触媒7よりも下流側に温度センサを取り付けて、該温度センサによりSCR触媒6及びアンモニア酸化触媒7の温度を検出してもよい。また、内燃機関1の運転状態に基づいて、SCR触媒6及びアンモニア酸化触媒7の温度を推定することもできる。例えば、機関回転数、燃料噴射量、及び吸入空気量と、SCR触媒6及びアンモニア酸化触媒7の温度と、には相関関係があるため、これらの関係を
予め実験等により求めてマップ化しておいてもよい。
そして、本実施例においては温度センサ11が、本発明における温度取得手段に相当する。また、本実施例においては第一NHセンサ13が、本発明における濃度取得手段に相当する。
一方、内燃機関1には、吸気通路8が接続されている。吸気通路8の途中には、内燃機関1の吸入空気量を調整するスロットル9が設けられている。また、スロットル9よりも上流の吸気通路8には、内燃機関1の吸入空気量を検出するエアフローメータ15が取り付けられている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU10が併設されている。このECU10は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1を制御する。
また、ECU10には、上記センサの他、運転者がアクセルペダル16を踏み込んだ量に応じた電気信号を出力し機関負荷を検知するアクセル開度センサ17、および機関回転数を検知するクランクポジションセンサ18が電気配線を介して接続され、これら各種センサの出力信号がECU10に入力される。
一方、ECU10には、噴射弁5及びスロットル9が電気配線を介して接続されており、該ECU10により噴射弁5の開閉時期及びスロットル9の開度が制御される。
そして、ECU10は、第一NHセンサ13及び第二NHセンサ14の検出値を利用して、アンモニア酸化触媒7の劣化(異常としてもよい。)を判定する。そして、アンモニア酸化触媒7の劣化判定は、SCR触媒6の温度が所定値以上のときに実施する。また、アンモニア酸化触媒7の劣化判定時には、SCR触媒6において最大限吸着可能なNH量(以下、NH最大吸着量ともいう。)よりも多いNHを供給する。すなわち、SCR触媒6からNHを流出させる。SCR触媒6からNHが流出すると、第一NHセンサ13によりNHが検出される。一方、アンモニア酸化触媒7でNHが酸化されれば、第二NHセンサ14では、NHが検出されない。しかし、アンモニア酸化触媒7の劣化の度合いが高くなるほど、アンモニア酸化触媒7の酸化能力が低下して、NHが酸化され難くなる。このため、アンモニア酸化触媒7からNHが流出するので、第二NHセンサ14によりNHが検出される。
そして、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値との差は、アンモニア酸化触媒7において酸化されるNH量と関係している。すなわち、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値との差は、アンモニア酸化触媒7の劣化の度合いが大きいほど小さくなる。このため、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値と、の差に基づいて、アンモニア酸化触媒7の劣化の度合いを判定することができる。すなわち、アンモニア酸化触媒7の新品時での、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値と、の差を閾値として求めておき、該閾値からどれだけ小さくなったかによって、劣化の度合いを判定することができる。また、閾値に対する、第一NHセンサ13の検出値から第二NHセンサ14の検出値を減算した値の比を、アンモニア酸化触媒7の劣化の度合いとしてもよい。
また、劣化の度合いが許容範囲内のときの、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値と、の差の上限値を閾値として設定しておけば、第一NHセンサ13の検出値と、第二NHセンサ14の検出値と、の差が閾値未満となれば、アンモニア酸化触媒7が劣化していると判定することができる。
このようにして、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施することができる。ここで、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施するときには、SCR触媒6からNHを流出させる必要がある。このため、SCR触媒6において最大限吸着可能なNH量よりも多いNHを供給している。しかし、SCR触媒6において最大限吸着可能なNH量(NH最大吸着量)は、SCR触媒6の温度が低いほど、多い。すなわち、SCR触媒6の温度が低いほど、NHの供給量を多くしなくては、SCR触媒6からNHを流出させることができない。
そこで本実施例では、SCR触媒6の温度が所定値以上のときに、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する。例えば、フィルタ4の再生が実施された直後に、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する。また、その他にも、内燃機関1の高負荷運転の直後や、吸蔵還元型NOx触媒が取り付けられている場合において該吸蔵還元型NOx触媒の硫黄被毒を回復した直後であれば、SCR触媒6の温度が十分に高くなっている。また、SCR触媒6の温度が所定値未満の場合には、SCR触媒6の温度を上昇させてもよい。例えば、内燃機関1から排出されるガスの温度が高くなるようにしてもよい。また、酸化触媒3にHCを供給してもよい。さらに、SCR触媒6にヒータを取り付けて直接加熱してもよい。
図2は、本実施例に係るアンモニア酸化触媒7の劣化判定のフローを示したフローチャートである。本ルーチンは、ECU10により所定の時間毎に実行される。
ステップS101では、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する要求があるか否か判定される。アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する要求は、アンモニア酸化触媒7の劣化を判定する必要が生じたときになされる。例えば、所定時間毎にアンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する要求があるとしてもよい。また、内燃機関1が始動される毎に、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施する要求があるとしてもよい。ステップS101で肯定判定がなされた場合にはステップS102へ進み、一方、否定判定がなされた場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102では、SCR触媒6の温度が所定値以上であるか否か判定される。所定値は、NH最大吸着量が十分に少なくなる温度である。所定値を大きくしすぎると、NH最大吸着量を減少させることはできるが、アンモニア酸化触媒7の劣化判定の機会が減少する虞があるので、予め実験等により最適値を求めておく。また、SCR触媒6の温度が所定値以上になっていない場合に、該SCR触媒6の温度を所定値まで上昇させてもよい。例えば、排気の温度を上昇さることによりSCR触媒6の温度を上昇させてもよく、SCR触媒6をヒータ等で加熱してもよい。
なお、SCR触媒6の温度は、温度センサ11の検出値に基づいて求めることができる。また、SCR触媒6にセンサを直接取り付けて該SCR触媒6の温度を検出してもよい。また、内燃機関1の運転状態に応じてSCR触媒6の温度が変化するので、内燃機関1の運転状態に基づいてSCR触媒6の温度を推定してもよい。例えば、機関回転数、内燃機関1への燃料供給量、及び吸入空気量と、SCR触媒6の温度と、の関係を実験等により求めてマップ化しておき、ECU10に記憶させておいてもよい。そして、ステップS102で肯定判定がなされた場合にはステップS103へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS110へ進む。
ステップS103では、噴射弁5からNHが供給される。このときには、SCR触媒6からNHが流出するようにNHを供給する。このため、NOxを還元するために必要となるNH量よりも多くのNHを供給する。
ここで、NOxを還元するのであれば、NOxの還元のために消費されるNHを補充するように、噴射弁5からNHを供給すればよい。すなわち、通常は、SCR触媒6からNHが流出しないように、噴射弁5からNHが供給されている。一方、アンモニア酸化触媒7の劣化を判定するときには、SCR触媒6におけるNHの消費量よりも多くのNHを供給する。例えば、NOxの還元のために必要となるNH量よりも規定量だけ多いNHを供給してもよい。
SCR触媒6におけるNHの消費量は、例えばSCR触媒6におけるNOx浄化率に基づいて算出することができる。NOx浄化率は、SCR触媒6の温度及び内燃機関1の吸入空気量から推定することができる。そして、ステップS103の処理が完了したら、ステップS104へ進む。
ステップS104では、SCR触媒6が吸着しているNH量が、NH最大吸着量以上になったか否か判定される。すなわち、噴射弁5から還元剤を噴射したときに、SCR触媒6からNHが流出する状態であるか否か判定される。なお、第一NHセンサ13によりNHが検出されたときに、SCR触媒6が吸着しているNH量が、NH最大吸着量以上になったとしてもよい。ステップS104で肯定判定がなされた場合にはステップS105へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS103へ戻ってNHの供給が継続される。
ステップS105では、アンモニア酸化触媒7の劣化判定が実施される。すなわち、第一NHセンサの検出値から第二NHセンサ14の検出値を減算した値と、閾値とを比較して、劣化の度合いが求められる。また、第一NHセンサの検出値から第二NHセンサ14の検出値を減算した値が、閾値未満であればアンモニア酸化触媒7が劣化していると判定し、閾値以上であればアンモニア酸化触媒7は正常であると判定してもよい。ステップS105の処理が完了すると、ステップS106へ進む。なお、本実施例においてはステップS105を処理するECU10が、本発明における判定手段に相当する。
ステップS106では、噴射弁5からの還元剤の供給を停止する。すなわち、このときに還元剤を供給しても、SCR触媒6からNHが流出するだけなので、還元剤の供給を禁止する。ステップS106の処理が完了すると、ステップS107へ進む。なお、本実施例においてはステップS106を処理するECU10が、本発明における禁止手段に相当する。
ステップS107では、SCR触媒6が吸着しているNH量が推定される。上記NH最大吸着量から、上記SCR触媒6におけるNHの消費量を減算することで、SCR触媒6が吸着しているNH量を算出する。ステップS107の処理が完了すると、ステップS108へ進む。
ステップS108では、SCR触媒6が吸着しているNH量が所定値以下であるか否か判定される。すなわち、還元剤を供給しても、SCR触媒6からNHが流出しないか否か判定される。所定値は、還元剤を供給しても、SCR触媒6からNHが流出しないNHの吸着量である。ステップS108で肯定判定がなされた場合にはステップS109へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS106へ戻り還元剤の供給の停止が継続される。
ステップS109では、還元剤の供給が開始される。このときには、SCR触媒6でNOxを浄化し且つSCR触媒6からNHが流出しないように還元剤が供給される。
また、ステップS110では、走行距離X(i)が閾値以上であるか否か判定される。ここで、SCR触媒6の温度が所定値未満であれば、アンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施しない。しかし、前回の劣化判定からの走行距離X(i)が閾値以上のときには、SCR触媒6の温度を強制的に上昇させて劣化判定を実施する。すなわち、SCR触媒6の温度が長い期間所定値未満であると、アンモニア酸化触媒7の劣化を検出できずに、NHが放出される虞がある。したがって、アンモニア酸化触媒7の劣化判定が必要な走行距離として閾値が設定される。ステップS110で肯定判定がなされた場合には、ステップS111へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS112へ進む。
ステップS111では、SCR触媒6の温度が所定値以上まで上昇される。例えば、内燃機関1から排出されるガスの温度が高くなるようにしてもよい。また、酸化触媒3にHCを供給してもよい。さらに、SCR触媒6にヒータを取り付けて直接加熱してもよい。ステップS111の処理が完了すると、ステップS103へ進む。
ステップS112では、走行距離X(i)に、新たに走行した距離Aを加算して、新たな走行距離X(i)とする。ステップS112の処理が完了すると、本ルーチンを終了させる。
以上説明したように本実施例によれば、アンモニア酸化触媒7よりも上流側と下流側とのNH濃度を比較することにより、該アンモニア酸化触媒7の劣化の度合いを高精度に求めることができる。また、SCR触媒6の温度が所定値以上のときにアンモニア酸化触媒7の劣化判定を実施しているので、劣化判定時に必要となる還元剤の供給量を低減することができる。また、劣化判定実施後に還元剤の供給を禁止しているので、SCR触媒6からのNHの流出量を低減することができる。
なお、本実施例においては、アンモニア酸化触媒7に流入する排気中のNH濃度を第一NHセンサ13により検出しているが、以下のようにして推定することもできる。
まず、SCR触媒6からNHが流出するまで還元剤を供給する。なお、NH最大吸着量は、該SCR触媒6の温度に応じて変化する。このため、SCR触媒6の温度に基づいて、NH最大吸着量を算出することができる。
そして、SCR触媒6が吸着しているNH量が、NH最大吸着量に達したら、噴射弁5からの還元剤の供給量に基づいて、SCR触媒6へ流入するNH量を推定する。次に、SCR触媒6へ流入する排気中のNOx濃度を算出する。このNOx濃度は、NOxセンサにより検出してもよいし、内燃機関1の運転状態に基づいて推定してもよい。そして、このNOx濃度と、内燃機関1の吸入空気量と、から、SCR触媒6へ流入するNOx量を算出することができる。
さらに、SCR触媒6のNOx浄化率と、SCR触媒6に流入するNOx量とから、SCR触媒6において消費されるNH量を推定することができる。なお、SCR触媒6のNOx浄化率は、SCR触媒6の温度及び内燃機関1の吸入空気量と相関関係にあるため、これらの値に基づいて、SCR触媒6のNOx浄化率を推定することができる。
そして、SCR触媒6に流入するNH量から、SCR触媒6において消費されるNH量を減算することで、アンモニア酸化触媒7に流入するNH量を算出することができる。さらに、アンモニア酸化触媒7に流入するNH量と、内燃機関1の吸入空気量とから、アンモニア酸化触媒7に流入する排気中のNH濃度を算出することができる。したがって、本実施例においてはNH濃度を推定するECU10が、本発明における濃度取得手段に相当するともいえる。
1 内燃機関
2 排気通路
3 酸化触媒
4 フィルタ
5 噴射弁
6 選択還元型NOx触媒(SCR触媒)
7 アンモニア酸化触媒
8 吸気通路
9 スロットル
10 ECU
11 温度センサ
12 NOxセンサ
13 第一NHセンサ
14 第一NHセンサ
15 エアフローメータ
16 アクセルペダル
17 アクセル開度センサ
18 クランクポジションセンサ

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられてNHを還元剤としてNOxを還元する選択還元型NOx触媒と、
    前記選択還元型NOx触媒よりも上流側から前記選択還元型NOx触媒に還元剤を供給する供給装置と、
    前記選択還元型NOx触媒よりも下流側の排気通路に設けられ、NHを酸化するアンモニア酸化触媒と、
    前記アンモニア酸化触媒よりも下流側の排気通路に設けられ、排気中のNHを検出するNHセンサと、
    前記アンモニア酸化触媒に流入する排気中のNH濃度を取得する濃度取得手段と、
    前記選択還元型NOx触媒の温度を取得する温度取得手段と、
    を備えた内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムにおいて、
    前記温度取得手段により取得される温度が所定値以上である場合に、前記選択還元型NOx触媒におけるNOxの還元に必要となるよりも多い還元剤を前記供給装置から供給し、このときに前記濃度取得手段により取得されるNH濃度と、前記NHセンサの検出値と、の差から、前記アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量を算出し、該アンモニア酸化触媒において酸化されるNH量と、閾値とを比較して、前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施する判定手段を備える内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム。
  2. 前記判定手段により前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施した後に、前記選択還元型NOx触媒が吸着しているNH量が所定値以下となるまで、前記供給装置からの還元剤の供給を禁止する禁止手段を備える請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム。
  3. 前記選択還元型NOx触媒よりも上流の排気通路に設けられて排気中の粒子状物質を捕集するフィルタを備え、
    前記判定手段は、前記フィルタに捕集されている粒子状物質を除去する処理であるフィルタの再生が実施された後に、前記アンモニア酸化触媒の劣化判定を実施する請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム。
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