JP2013233913A - 航空機用化粧室ユニットおよびその配置構造 - Google Patents

航空機用化粧室ユニットおよびその配置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】座席数を増やす上で有利な航空機用化粧室ユニットを提供する。
【解決手段】第2側壁30は、横長空間部用側壁30Aと幅広空間部用側壁30Bとを有している。横長空間部用側壁30Aは、第1側壁28との間に均一の幅で延在する横長空間部SAを形成している。幅広空間部用側壁30Bは、第1側壁28との間に横長空間部SAよりも幅の大きい幅広空間部SBを形成している。便器40は、横長空間部SAの延在方向の端部に配置され、手洗い器42は、横長空間部SAに配置されず幅広空間部SBの幅方向の一端に配置され、出入口38は、幅広空間部SBの幅方向の他端に寄せられて正面壁34に配置されている。航空機用化粧室ユニットの外部に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2は、横長空間部SAに人が行き来でき便器40に着座できる幅が横長空間部SAに確保されるに足る寸法で設定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、航空機用化粧室ユニットおよびその配置構造に関する。
航空機では、機体の限られたスペースに、複数の座席、複数の化粧室ユニット、複数のギャレーなどが配置されている。
そして、座席数の増大を図る観点から種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1、2には、移動可能な航空機用化粧室ユニットが開示され、レイアウトの変更を行なえる航空機用化粧室ユニットが提案されている。
US 2008/0179456 A1 US 2009/0283636 A1
しかしながら、航空機用化粧室ユニットのレイアウトを変えても、航空機用化粧室ユニットが占める面積は変わらないため、座席数の増大を図る上で限界がある。
一方、航空機用化粧室ユニットは、多くの場合、手洗い器を含んで構成されているが、手洗い器を単に設けると、その分、航空機用化粧室ユニットの幅が大きくなり、座席数を増やす上で不利となる。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、座席数を増やす上で有利な航空機用化粧室ユニットおよびその配置構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の航空機用化粧室ユニットは、底壁と、前記底壁から互いに対向して起立する第1側壁および第2側壁と、それら側壁の一端を接続する背面壁と、それら側壁の他端を接続し出入口が設けられた正面壁を有する躯体フレームを備え、前記第2側壁は、前記背面壁側に位置し前記底壁から少なくとも航空機用座席の起立状態とされた背もたれよりも高い高さで起立し前記第1側壁との間に均一の幅で直線状に延在する横長空間部を形成する横長空間部用側壁と、前記正面壁側に位置し前記底壁から起立し前記横長空間部用側壁に接続され前記第1側壁との間に前記横長空間部よりも幅の大きい幅広空間部を形成する幅広空間部用側壁とを有し、前記躯体フレームの内部に便器と手洗い器が配置されることで化粧室が形成され、前記便器は、前記背面壁側の前記横長空間部の延在方向の端部に配置され、前記手洗い器は、前記幅広空間部の幅方向の一端に配置され、前記躯体フレームの外側に露出する前記横長空間部用側壁が位置する前記躯体フレームの幅は、前記出入口と前記便器との間で人が行き来でき前記便器に着座できる幅が前記横長空間部に確保されるに足る寸法で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記航空機用化粧室ユニットの配置構造であって、航空機の機体は、前記機体の前後に延在する縦通路と、前記縦通路の左右両側にそれぞれ、複数の座席が機体の前方に向けて前記機体の左右方向に並べられた座席列が前記機体の前後方向に複数並べられて構成された座席群と、前記座席群の後方で搭乗口から前記左右方向に延在し前記縦通路に接続する横通路とを備え、前記縦通路の左右両側の前記座席群のうちの少なくとも一方の座席群の最も後方に位置する座席列である後端座席列は、その前方に位置する座席列に比べて、前記縦通路側に位置する座席が取り除かれており、前記航空機用化粧室ユニットは、前記各後端座席列の座席の背もたれに近接させて前記横長空間部用側壁を位置させ、前記座席が取り除かれた箇所に前記幅広空間部用側壁を位置させ、前記横通路に第1側壁を対向させ、前記縦通路に正面壁を対向させて配置されていることを特徴とする。
本発明の航空機用化粧室ユニットは、背面壁側の横長空間部の端部に便器を配置し、幅を取る手洗い器を横長空間部に配置しないようにしている。
そして、横長空間部よりも幅の大きい幅広空間部を設け、幅を取る手洗い器を、幅広空間部の幅方向の一端に配置し、出入口から幅広空間部を通って横長空間部に行き来できるようにしている。
そのため、躯体フレームの外側に露出する横長空間部用側壁が位置する躯体フレームの幅を、出入口と便器との間で、人が行き来でき便器に着座できる幅が横長空間部に確保されるに足る小さい寸法で形成できる。
したがって、航空機用化粧室ユニットを平面視した場合、躯体フレームの外側に露出する横長空間部用側壁が位置する躯体フレームの部分を、少なくとも航空機用座席の起立状態とされた背もたれよりも高い高さまで、小さい寸法の均一の幅で直線状に延在する長方形に形成でき、この部分のスリム化を図れ、機体のフロア上においてこの長方形の部分が占める面積を減少させることができ、機内の座席数を増やす上で有利となる。
また、本発明の航空機用化粧室ユニットの配置構造によれば、残った後端座席列の座席の後方において、躯体フレームの外側に露出する横長空間部用側壁が位置する航空機用化粧室ユニットの部分が占める機体の前後方向のスペースは極めて小さい。
したがって、機体の前後における座席列の間隔を、数インチ程度、例えば、1〜2インチ詰めることで、横長空間部用側壁の前方に座席を増やすことが可能となる。
第1の実施の形態に係る航空機の機内のレイアウトを示す説明図である。 第1の実施の形態に係る機内の要部のレイアウトの拡大図である。 第1の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Aの斜視図である。 第1の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Aの底面図である。 第1の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Aの平面図である。 第1の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Aの分解斜視図である。 機内に設置された第1の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Aと後端座席列22Aとの関係を示す側面図である。 第2の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Bの斜視図である。 機内に設置された第2の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Bと後端座席列22Aとの関係を示す側面図である。 第3の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Cの斜視図である。 機内に設置された第3の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Cと後端座席列22Aとの関係を示す側面図である。 第4の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Dの斜視図である。 第4の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Dの平面図である。 第4の実施の形態に係る機内の要部のレイアウトの拡大図である。 第5の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニット18Eの平面図である。 図15のA矢視図である。 図15のB矢視図である。 航空機の機内のレイアウトの比較例を示す説明図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態に係る航空機用化粧室ユニットとその配置構造について図面を参照して説明する。
図1に示すように、航空機の機体10は、座席群12と、縦通路14と、横通路16と、航空機用化粧室ユニット18Aとを備えている。
航空機の機体10の前部は操縦室1002となっており、後部は圧力隔壁1004となっており、それら前部と後部との間に、座席群12と、縦通路14と、横通路16と、航空機用化粧室ユニット18Aが設けられ、図中符号1006は後部の搭乗口、符号1008はギャレーを示している。
縦通路14は、機体10の中央で機体10の前後方向に延在している。
座席群12は、縦通路14の左右両側にそれぞれ設けられている。
各座席群12は、複数の座席20が機体10の前方に向けて機体10の左右方向に並べられた座席列22が機体10の前後方向に複数並べられて構成されている。本実施の形態では、3つの座席20が左右方向に並べられることで座席列22が構成されている。
各座席20は、リクライニング機能を備えており、背もたれ2002(図7参照)が起立状態と倒伏状態とに調整可能に構成されている。
横通路16は、座席群12の後方で機体10の搭乗口1006から左右方向に延在し縦通路14に接続している。
図2に示すように、各座席群12の最も後方に位置する後端座席列22Aは、その前方に位置する座席列22に比べて、縦通路14側に位置する座席20が一つ取り除かれており、左右方向に並べられた座席20の数は二つとなっている。
航空機用化粧室ユニット18Aは、機体10のフロア上で、後端座席列22Aと横通路16との間にそれぞれ設けられている。
次に、図3〜図7を参照して航空機用化粧室ユニット18Aの構成について説明する。
航空機用化粧室ユニット18Aの躯体フレーム24は、底壁26と、底壁26から互いに対向して起立する第1側壁28および第2側壁30と、それら側壁28、30の一端を接続する背面壁32と、それら側壁28、30の他端を接続し出入口38が設けられた正面壁34と、天井壁36とを有している。
第2側壁30は、横長空間部用側壁30Aと幅広空間部用側壁30Bとを有している。
横長空間部用側壁30Aは背面壁32側に位置し、図7に示すように、底壁26から少なくとも航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さで起立し第1側壁28との間に均一の幅で直線状に延在する横長空間部SAを形成している。本実施の形態では、横長空間部用側壁30Aは、天井壁36まで延在している。
幅広空間部用側壁30Bは、正面壁34側に位置し底壁26から起立し横長空間部用側壁30Aに接続され第1側壁28との間に横長空間部SAよりも幅の大きい幅広空間部SBを形成している。
なお、図3に示すように、背面壁32は、機体の側壁に対応させて湾曲面で形成され、この背面壁32の形状は、航空機用化粧室ユニット18Aが設置される機体の側壁の形状に応じて異なる。
図4に示すように、幅広空間部用側壁30Bは、起立面部3002と側面部3004とを有している。
起立面部3002は、横長空間部用側壁30Aの幅広空間部用側壁30B側の端部から第1側壁28から離れる方向に起立している。
側面部3004は、起立面部3002から屈曲して第1側壁28と平行して延在し正面壁34に接続している。
そして、躯体フレーム24の内部に便器40と手洗い器42が配置されることで化粧室が形成されている。
便器40は、背面壁32側の横長空間部SAの延在方向の端部に配置されている。
手洗い器42は、図6に示すように、水栓42Aとボウル部42Bとを有し、幅広空間部SBの幅方向の一端に配置され、本実施の形態では、幅広空間部用側壁30Bの内側に配置されている。
さらに、本実施の形態では、幅広空間部用側壁30Bの内側に、上下に間隔をおいて下部収納ボックス48Aと上部収納ボックス48Bとが設けられている。
下部収納ボックス48Aには、ダストボックスが収納され、トイレットペーパー4801が配置されている。下部収納ボックス48Aには、ダストボックスへのゴミ投入口4802が開口しており、手洗い器42はこの下部収納ボックス48Aの上面に設けられている。
上部収納ボックス48Bには、ペーパータオルやティッシュペーパー、紙コップのディスペンサが収納され、図6において、符号4803はペーパータオルの取り出し口を示し、符号4804はティッシュペーパーの取り出し口を示し、符号4805は紙コップを示している。
出入口38は、幅広空間部SBの幅方向の他端に寄せられて正面壁34に配置されている。本実施の形態では、出入口38は、第1側壁28側に寄せて配置されている。出入口38は、正面壁34に形成された開口3802と、この開口3802を開閉する扉3804により形成されている。
幅広空間部SBの幅方向における躯体フレーム24の幅W1は、幅広空間部SBの内側に位置する下部と上部の収納ボックス48A、48Bの端面と、第1側壁28の内面との間に、出入口38と横長空間部SAとの間で人が行き来できる幅が確保されるに足る最小限の寸法で設定されている。
この場合、手洗い器42を幅広空間部SBの幅方向の一端に配置し、出入口38を幅広空間部SBの幅方向の他端に寄せて配置すると、幅広空間部SBの内側に位置する下部と上部の収納ボックス48A、48Bの端面と、第1側壁28の内面との間に、出入口38と横長空間部SAとの間で人が行き来できる幅を確保した状態で、躯体フレーム24の幅W1を小さい寸法にする上で有利となる。躯体フレーム24の幅W1を小さくすると、後述するように、航空機用化粧室ユニット18Aが機内に設置された場合、後端座席列22Aと縦通路14との間の出入りを簡単に行なう上で有利となる。
そして、図4、図5、図7に示すように、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2は、横長空間部SAに人が行き来でき便器40に着座できる幅が確保されるに足る最小限の寸法で設定されている。
具体的には、幅W1は700mm〜900mmであり、幅W2は600mm〜750mmである。
本実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Aは、正面壁34から離れた横長空間部SAの端部に便器40を配置し、幅を取る手洗い器42を横長空間部SAに配置しないようにしている。
そして、横長空間部SAよりも幅の大きい幅広空間部SBを設け、幅を取る手洗い器42を、幅広空間部SBの幅方向の一端に配置し、幅広空間部SBの幅方向の他端に寄せられた出入口38から幅広空間部SBを通って横長空間部SAに行き来できるようにしている。
そのため、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2を、出入口38と便器40との間で、人が行き来でき便器40に着座できる幅が横長空間部SAに確保されるに足る最小限の寸法で形成できる。
したがって、航空機用化粧室ユニット18Aを平面視した場合、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の部分を、少なくとも航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さまで、小さい寸法の均一の幅で直線状に延在する長方形に形成でき、この部分のスリム化を図れ、機体のフロア上においてこの長方形の部分が占める面積を減少させ、機内の座席数を増やす上で有利となる。
また、以上の構成からなる航空機用化粧室ユニット18Aは、機内に次のように設置されている。
航空機用化粧室ユニット18Aは、図1、図2に示すように、各後端座席列22Aの座席20の背もたれ2002に近接させて横長空間部用側壁30Aを位置させ、座席20が取り除かれた箇所に幅広空間部用側壁30Bを位置させ、横通路16に第1側壁28を対向させ、縦通路14に正面壁34を対向させて配置されている。
詳細に説明すると、航空機用化粧室ユニット18Aは、図7に想像線で示すように、座席20の背もたれ2002の後方に、乗客が座席20のリクライニング機能を満喫できるに足る最小限のスペースを確保し、各後端座席列22Aの座席20の倒伏状態となった背もたれ2002に横長空間部用側壁30Aを近接させて配置されている。
したがって、図5に示すように、機体10の前後方向において、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2は、人が行き来でき便器40に着座できる幅が横長空間部SAに確保されるに足る最小限の寸法で設定されている。そのため、図2に示すように、後端座席列22Aの座席20の背もたれ2002に近接させて横長空間部用側壁30Aを位置させ、座席20が取り除かれた箇所に幅広空間部用側壁30Bを位置させて航空機用化粧室ユニット18Aを配置した場合、後端座席列22Aの後方において、横長空間部用側壁30Aが位置する航空機用化粧室ユニット18Aの部分が占める機体10の前後方向のスペースは極めて小さい。
したがって、機体10の前後における座席列22の間隔を、数インチ程度、例えば、1〜2インチ詰めることで、縦通路14の両側で横長空間部用側壁30Aの前方に2つずつ座席20を増やすことができ、図18に示すように、両側の側壁28,30間に手洗器42を配置して平面視矩形状とした航空機用化粧室ユニット100を後端座席列22Aの後方に配置した比較例に比べ、合計4つの座席20を増やすことが可能となる。
したがって、本実施の形態によれば、座席数を増やす上で有利な航空機用化粧室ユニットおよびその配置構造が得られる。
なお、幅広空間部SBの幅方向における躯体フレーム24の幅W1は、図7に示すように、後端座席列22Aの座席20の背もたれ2002に近接させて横長空間部用側壁30Aを位置させ航空機用化粧室ユニット18Aを配置した場合、幅広空間部用側壁30Bが、後端座席列22Aの座席20の座面の後端あるいは後部に位置し、あるいは、座面の後方に位置していると、横長空間部用側壁30Aの前方の2つの座席20に縦通路14から出入りし易くなる点で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に、図8、図9を参照して第2の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明し、第1の実施の形態と同様な箇所の説明は省略している。
第2の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Bでは、横長空間部用側壁30Aが天井壁36まで延在しておらず、航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さHまで起立している。
この場合、航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さHとは、機体10のフロア、あるいは、航空機用化粧室ユニット18Bの底壁26の下面からの高さである。
図9に示すように、この高さHは、この高さHに突出物があっても、背もたれ2002が起立状態とされた航空機用座席20に乗客が着座したとき、頭の上方に位置して頭が突出物に当たらず、また、航空機用座席20に着座する際、あるいは、航空機用座席20から起立する際に、頭が突出物に当たらない高さである。
この高さHは、具体的には、150〜170cmの範囲内の高さである。
この高Hさを、図9に示すように、機体10の側壁の上部に設けられる手荷物収納庫50の底面5002と同じ寸法とすると、機内のデザイン性を高める上で有利となる。
第2の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Bでは、横長空間部用側壁30Aの上端から第1側壁28から離れる方向に突出し天井壁36および背面壁32に接続する突出壁部3010が設けられている。
突出壁部3010は、横長空間部用側壁30Aの上端から第1側壁28から離れる方向に起立する底面部3010Aと、底面部3010Aから屈曲して第1側壁28と平行して延在し天井壁36および幅広空間部用側壁30Bの側面部3004と連続状に接続する側面部3010Bとを有している。
そして、突出壁部3010の内側の箇所は、化粧室の備品が収納される化粧室の収納棚3012として形成されている。
なお、底面部3010Aの高さHは、横長空間部用側壁30Aの高さHと同様であり、具体的には、150〜170cmの範囲内の高さであり、図9に示すように、機体10の側壁の上部に設けられる手荷物収納庫50の底面5002と同じ寸法とすると、機内のデザイン性を高める上で有利となる。
このような第2の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
すなわち、第2の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Bによっても、航空機用化粧室ユニット18Bを平面視した場合、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の部分を、少なくとも航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さまで、小さい寸法の均一の幅で直線状に延在する長方形に形成でき、この部分のスリム化を図れ、機体のフロア上においてこの長方形の部分が占める面積を減少させ、機内の座席数を増やす上で有利となる。
また、第2の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Bの配置構造によっても、機体10の前後方向において、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2は、人が行き来でき便器40に着座できる幅が横長空間部SAに確保されるに足る最小限の寸法で設定されている。そのため、後端座席列22Aの座席20の背もたれ2002に近接させて横長空間部用側壁30Aを位置させ、座席20が取り除かれた箇所に幅広空間部用側壁30Bを位置させて航空機用化粧室ユニット18Bを配置した場合、後端座席列22Aの後方において、横長空間部用側壁30Aが位置する航空機用化粧室ユニット18Bの部分が占める機体10の前後方向のスペースは極めて小さく、座席数を増やす上で有利となる。
さらに、第2の実施の形態によれば、航空機用化粧室ユニット18Bは収納棚3012を備えることから、化粧室の利便性を高める上で有利となる。
(第3の実施の形態)
次に、図10、図11を参照して第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Cでは、横長空間部用側壁30Aは、第1の実施の形態と同様に、底壁26から天井壁36まで延在している。
第3の実施の形態では、横長空間部用側壁30Aの横長空間部SAと反対に位置する外面で、航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さHの箇所に、客室側から手荷物または備品の収納を行なうための手荷物収納庫52が設けられている。
手荷物収納庫52は、機体10の側壁の上部に設けられる手荷物収納庫50の底面5002と同じ高さHで、また、手荷物収納庫50と同じ形状で形成され、機内のデザイン性を高める上で有利となっている。手荷物収納庫52の高さHの定義については、第2の実施の形態の横長空間部用側壁30Aの高さおよび底面部3010Aの高さHと同様である。
このような第3の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
すなわち、第3の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Cによっても、航空機用化粧室ユニット18Cを平面視した場合、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の部分を、航空機用座席20の起立状態とされた背もたれ2002よりも高い高さまで、小さい寸法の均一の幅で直線状に延在する長方形に形成でき、この部分のスリム化を図れ、機体のフロア上においてこの長方形の部分が占める面積を減少させ、機内の座席数を増やす上で有利となる。
また、第3の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Cの配置構造によっても、機体10の前後方向において、躯体フレーム24の外側に露出する横長空間部用側壁30Aが位置する躯体フレーム24の幅W2は、人が行き来でき便器40に着座できる幅が横長空間部SAに確保されるに足る最小限の寸法で設定されている。
そのため、後端座席列22Aの座席20の背もたれ2002に近接させて横長空間部用側壁30Aを位置させ、座席20が取り除かれた箇所に幅広空間部用側壁30Bを位置させて航空機用化粧室ユニット18Cを配置した場合、後端座席列22Aの後方において、横長空間部用側壁30Aが位置する航空機用化粧室ユニット18Cの部分が占める機体10の前後方向のスペースは極めて小さく、座席数を増やす上で有利となる。
さらに、第3の実施の形態によれば、航空機用化粧室ユニット18Cを利用することで、手荷物収納庫50を簡単に増設でき、乗客の手荷物を簡単に整理する上で、また、より多くの乗客の手荷物を収納する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に、図12〜図14を参照して第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Dでは、手洗い器42の位置と、出入口38の位置とが第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、第4の実施の形態では、手洗い器42は、第1側壁28と正面壁34とが交差する幅広空間部SBの隅部に配置されている。
また、出入口38は、手洗い器42と反対側の幅広空間部用側壁30B側に寄せた正面壁34の箇所に配置されている。
また、このような手洗い器42と出入口38のレイアウトに対応させ、幅広空間部用側壁30Bも第1の実施の形態と異ならせている。
すなわち、第4の実施の形態では、幅広空間部用側壁30Bは、正面壁34の端部と、横長空間部用側壁30Aの前端とを接続し、横長空間部用側壁30Aに対して傾斜する平坦な傾斜面3014で形成されている。
第4の実施の形態によれば、第1の形態の作用効果が奏されることは無論のこと、第1の実施の形態の作用効果に加え、幅広空間部用側壁30Bが傾斜面3014となっているので、図14に示すように、後端座席列22Aを構成する2つの座席20のうち縦通路14側に位置する座席20の側方で幅広空間部用側壁30Bの前方に、平面視した場合に、三角柱状の空間が確保されることになる。したがって、後端座席列22Aと縦通路14との間の出入りを簡単に行なう上で有利となっている。
(第5の実施の形態)
次に、図15〜図17を参照して第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態の航空機用化粧室ユニット18Eでは、幅広空間部用側壁30Bの形状が第1の実施の形態と異なっており、これに対応して収納ボックス48A、48Bの形状も第1の実施の形態と異なっている。
具体的には、幅広空間部用側壁30Bの長さL(あるいは幅広空間部SBの長さ)を第1の実施の形態に比べ短くしており、これに対応して収納ボックス48A、48Bの長さも短くなっている。
第1の実施の形態と同様に、下部収納ボックス48Aには、ダストボックスが収納され、トイレットペーパー4801が配置されている。下部収納ボックス48Aには、ダストボックスへのゴミ投入口4802が開口しており、水栓42Aとボウル部42Bとを有する手洗い器42はこの下部収納ボックス48Aの上面に設けられている。
また、上部収納ボックス48Bには、ペーパータオルやティッシュペーパー、紙コップのディスペンサが収納され、図16において、符号4803はペーパータオルの取り出し口を示し、符号4804はティッシュペーパーの取り出し口を示し、符号4805は紙コップを示している。
第5の実施の形態によれば、第1の形態の作用効果が奏されることは無論のこと、幅広空間部用側壁30Bの長さLを短くしていることから、後端座席列22Aと縦通路14との間の出入りを簡単に行なう上で有利となっている。
なお、本実施の形態では、縦通路14の左右両側の座席群12の後端座席列22Aの後方にそれぞれ航空機用化粧室ユニット18A〜18Eを設置した場合について説明したが、本発明は、何れか一方の座席群12の後端座席列22Aの後方に航空機用化粧室ユニット18A〜18Eを設置するようにしてもよく、その場合には、座席20を2つ増やすことができる。
また、縦通路14が2つの場合にも本発明は無論適用可能であり、その場合には座席群12は3つとなり、少なくとも1つの座席群12の後端座席列22Aと横通路16との間に航空機用化粧室ユニット18A〜18Eを設ければよい。
10……機体、12……座席群、14……縦通路、16……横通路、18A、18B、18C、18D、18E……航空機用化粧室ユニット、20……座席、2002……背もたれ、22……座席列、22A……後端座席列、24……躯体フレーム、26……底壁、28……第1側壁、30……第2側壁、30A……横長空間部用側壁、30B……幅広空間部用側壁、3002……起立面部、3004……側面部、3010……突出壁部、3010A……底面部、3010B……側面部、3012……収納棚、3014……傾斜面、32……背面壁、34……正面壁、36……天井壁、38……出入口、40……便器、42……手洗い器、52……手荷物収納庫、SA……横長空間部、SB……幅広空間部。

Claims (7)

  1. 底壁と、前記底壁から互いに対向して起立する第1側壁および第2側壁と、それら側壁の一端を接続する背面壁と、それら側壁の他端を接続し出入口が設けられた正面壁を有する躯体フレームを備え、
    前記第2側壁は、前記背面壁側に位置し前記底壁から少なくとも航空機用座席の起立状態とされた背もたれよりも高い高さで起立し前記第1側壁との間に均一の幅で直線状に延在する横長空間部を形成する横長空間部用側壁と、前記正面壁側に位置し前記底壁から起立し前記横長空間部用側壁に接続され前記第1側壁との間に前記横長空間部よりも幅の大きい幅広空間部を形成する幅広空間部用側壁とを有し、
    前記躯体フレームの内部に便器と手洗い器が配置されることで化粧室が形成され、
    前記便器は、前記背面壁側の前記横長空間部の延在方向の端部に配置され、
    前記手洗い器は、前記幅広空間部の幅方向の一端に配置され、
    前記躯体フレームの外側に露出する前記横長空間部用側壁が位置する前記躯体フレームの幅は、前記出入口と前記便器との間で人が行き来でき前記便器に着座できる幅が前記横長空間部に確保されるに足る寸法で形成されている、
    ことを特徴とする航空機用化粧室ユニット。
  2. 前記出入口は、前記幅広空間部の幅方向の他端に寄せられて配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の航空機用化粧室ユニット。
  3. 前記躯体フレームはさらに、前記化粧室の天井を構成する天井壁を有し、
    前記横長空間部用側壁は、前記底壁から前記天井壁まで延在している、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の航空機用化粧室ユニット。
  4. 前記横長空間部用側壁の前記横長空間部と反対に位置する外面で、航空機用座席の起立状態とされた背もたれよりも高い高さの箇所に手荷物収納庫が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3記載の航空機用化粧室ユニット。
  5. 前記躯体フレームはさらに、前記化粧室の天井を構成する天井壁を有し、
    前記横長空間部用側壁は、航空機用座席の起立状態とされた背もたれよりも高い高さまで起立しており、
    前記横長空間部用側壁の上端から前記第1側壁から離れる方向に突出し前記天井壁および前記背面壁に接続する突出壁部が設けられ、
    前記突出壁部の内側の箇所は、前記化粧室の収納棚として形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の航空機用化粧室ユニット。
  6. 前記幅広空間部用側壁は、前記横長空間部用側壁の前記幅広空間部用側壁側の端部から前記第1側壁から離れる方向に起立する起立面部と、前記起立面部から屈曲して前記第1側壁と平行して延在し前記正面壁に接続する側面部とを有し、
    前記突出壁部は、前記横長空間部用側壁の上端から前記第1側壁から離れる方向に起立する底面部と、前記底面部から屈曲して前記第1側壁と平行して延在し前記天井壁および前記幅広空間部用側壁の前記側面部と連続状に接続する側面部とを有している、
    ことを特徴とする請求項5記載の航空機用化粧室ユニット。
  7. 請求項1〜6の何れか1項記載の航空機用化粧室ユニットの配置構造であって、
    航空機の機体は、前記機体の前後に延在する縦通路と、
    前記縦通路の左右両側にそれぞれ、複数の座席が機体の前方に向けて前記機体の左右方向に並べられた座席列が前記機体の前後方向に複数並べられて構成された座席群と、
    前記座席群の後方で搭乗口から前記左右方向に延在し前記縦通路に接続する横通路とを備え、
    前記縦通路の左右両側の前記座席群のうちの少なくとも一方の座席群の最も後方に位置する座席列である後端座席列は、その前方に位置する座席列に比べて、前記縦通路側に位置する座席が取り除かれており、
    前記航空機用化粧室ユニットは、前記後端座席列の座席の背もたれに近接させて前記横長空間部用側壁を位置させ、前記座席が取り除かれた箇所に前記幅広空間部用側壁を位置させ、前記横通路に第1側壁を対向させ、前記縦通路に正面壁を対向させて配置されている、
    ことを特徴とする航空機用化粧室ユニットの配置構造。
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