JP2013233345A - ストロー - Google Patents

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Abstract


【課題】 簡単にガスを発生することが出来るストローを提供する。
【解決手段】 耐水性シール7を剥がして水の中にストロー1の下端を差し込むと、水は気液混合流路8に侵入してガス発生剤4の側面に接触してガスを発生する。発生したガスはストロー1内を通って水とともに摂取される。
【選択図】 図3

Description

本発明はガスが高濃度に溶解した溶液を生成するストローに関する。
容器内の飲料にガスを発生させるものとして特許文献1が知られている。この特許文献1には、マグネシウム粒と銀粒を充填し表面に小さな穴が形成されたセラミック製ケースが提案され、このケースを水中に浸すことで水とマグネシウムとが接触して水中に水素ガスが発生するようにしている。
特許文献2には、ストロー内に顆粒状の風味添加剤を充填し、例えばこのストローで牛乳を飲むと、風味添加剤が溶け出してミルクココアなどの味になる内容が開示されている。
また特許文献3には、ストロー内に一部が液体の流路になるように造形されたチョコレート柱を挿入した内容が開示されている。
特開2005−161209号公報 特表2001−502173号公報 米国特許第5,094,861号公報
コーラなどの炭酸飲料は飲料中に炭酸ガスを過飽和に溶存させ、キャップを外して大気圧にすることで、飲料中に炭酸ガスを一気に発生させるようにしている。そのため、容器は高圧に耐えることができるプラスチック製、ガラス製、あるいはスチール缶、アルミ缶製となっていおり、安価な紙製の容器は使用されていない。
また最近、水素水も販売されているが、水素分子はきわめて小さく通常の容器では保存できないため、アルミ箔と樹脂フィルムとを何層も重ねた多層膜を使用するようにしている。しかしながら、それでも短時間のうちに水素ガスの多くは消失してしまう。
特許文献1に開示される内容は、セラミック製のケース内にマグネシウム粒と銀粒を充填しており、セラミック製ケースを薄厚に成形するのは困難であることを考えると、特許文献2の考えを応用してストロー内にマグネシウム粒と銀粒を充填したケースを装着することはありえない。
一方、風味添加剤の代わりにマグネシウム粒と銀粒を直接ストロー内に充填するのは手間がかかり、仮に充填した場合、瞬時に大量のガスが発生して、ストローが膨れて破れたり、ストローの吸い口から大量のガスとともに飲料が噴出してしまうことが考えられる。
市販されている炭酸飲料や水素水は飽和濃度近い濃度、あるいは過飽和の状態でガスが溶存しているからこそ、旨味を感じたり、体に有効に機能するのであるが、飲料が噴出するほど急激に大量のガスが発生するのは飲料として適さない。
尚、特許文献1のように徐々にガスを発生させることも可能であるが、この場合には、旨味を感じたり、体に有効に足るだけのガスの量を吸い込むことができない。
また特許文献3のチョコレート柱の代わりにガス発生剤を用いることも考えられるが、特許文献3のチョコレート柱の外径はストローの内径と略等しく且つ変形しにくい。その結果、チョコレート柱をストロー内に挿入するのに手間がかかり現実的ではない。
上記課題を解決するため本発明にかかるストローは、液体と接触することでガスを発生するガス発生剤を保持した筒体が下端内部に挿入され、前記筒体は断面非円形とされることでストロー内面との間にストローの長さ方向に貫通する液流路が形成され、前記ガス発生剤は一部が前記筒体の内面に接触することで筒体内に保持されるとともに筒体内面との間にストローの長さ方向に貫通する気液混合流路が形成されている。
前記ガス発生剤としては、粉体或いはロッド状などの所定形状に造形したものが考えられる。粉体の場合はバッグ内に収納する。この場合バッグとしてはガスは透過するが液体との接触によって生成される反応生成物の飛散を防止する不織布や紙からなるものが好ましい。
また、前記筒体の上端開口にはフィルタかストッパを設けることが好ましい。ガス発生剤がバッグ内に入っている場合は、フィルタを設ける必要はないが、バッグ内に入れずにロッド状などに造形した場合は、反応生成物を捕捉するためのフィルタを設けることが好ましい。
ストロー下端に挿入される筒体の形状が角筒状であるので、丸い筒(ストロー)に同形の筒体を挿入する場合に比べ、挿入の際に筒体を若干変形させるだけで簡単に挿入することができ、また挿入後は元の形に戻るためストロー下端に軽圧入された状態となり、ストローから落下したり、またストローを吸う際にストロー内で移動することもない。
また水素ガス、炭酸ガスまたは酸素ガスなどのガスを予め飲料内に充填し保持するのではなく、使用直前になって発生させるため、高圧に耐えられる容器やアルミ箔と樹脂フィルムとを何層も重ねた多層膜からなる容器を用意する必要がない。
更に、上記の効果をストローのみで発揮することができ、簡便で且つ安価である。
水素ガスの場合、水素ガスのみを吸引する場合には2%の濃度が予防医学的効果があるとされている。一方水素ガスを水に飽和させた水素水の場合、濃度(1気圧下)は1.6ppm程度であるが、この濃度でも、水素水の方が2%濃度の水素ガスを吸引するよりも。医学的効果があることが報告されている。
またストローの内部で発生したガスを飲料と一緒に飲み込むため、逃げてしまうガスの量が少なく、ガスが高濃度に溶解した飲料とすることができる。
本発明に係るストローの全体図 同ストローの組み立て前の状態の要部拡大断面図 同ストローの組み立て後の状態の要部拡大断面図 (a)〜(b)はストローの下端部を径方向に切断した断面図 同ストローの作用を説明した断面図 同ストローと紙パックとを組み合わせた製品例を示す図
以下に本発明の実施例を説明する。
ストロー1は上端から約1/4の箇所に伸縮且つ折り曲げ可能な蛇腹部2が形成され、下部にはストローの径方向内方に突出したストッパ3が形成され、このストッパ3よりも下方にガス発生剤4を保持した筒体5が挿入され、ストロー1の下端開口は耐水性シール6で塞がれている。この耐水性シール6は使用前にガス発生剤4が水と接触してガスを発生するのを防止するものであり、使用の直前に剥がす。また耐水性シール6は未使用であることを確認するシールとしても機能する。
前記筒体5は例えばストローと同じプラスチックや紙製とし、断面形状は図4(a)、(b)に示すように、三角形、四角形,六角径、楕円などの断面非円形筒状である。ストロー1が断面円形であるので、筒体5を挿入した状態でストロー1の内面と筒体5の外面との間にストローの長さ方向に沿った液体流路7が形成される。
前記ガス発生剤4は粉体をバッグに詰めるか、バインダと混練してロッド等に造形する。前記バッグとしては紙や不織布からなるもので、ガスは透過するがガス発生剤が液体と接触してできる反応生成物が外部に出ないものを用いる。
ガス発生剤4の形状はロッド状など前記筒体5とは異なる断面形状をしているため、ガス発生剤4と筒体5内面との間にストローの長さ方向に沿った気液混合流路8が形成される。
尚、ガス発生剤4としてバッグに入れずにロッド状などに造形したものを筒体5内に入れる場合は反応生成物を遮断するために、筒体5の上端開口にフィルタ9を設けることが好ましいが、ガス発生剤4をバッグに入れた場合にはフィルタの代わりにバー状のストッパで足りる。尚、ガス発生剤4がしっかりと筒体内に収まっている場合にはストッパは不要である。
また、前記ストッパ3がなくてもガス発生剤4を保持した筒体5の抵抗が大きいため口の中に吸い込まれるおそれはないが、筒体5をどの位置まで挿入するか目安になる。このためストッパ3は環状でなくてもスポット的に形成したものでもよい。
以上において図5に示すように、耐水性シール6を剥がして水の中にストロー1の下端を差し込むと、水は気液混合流路8内に侵入しガス発生剤4と接触して水素や炭酸ガスなどのガスを発生する。一方、液流路7はストローを吸い込む際に飲料のみが流れる。
これら、液流路7を通った飲料と気液混合流路8を通った気液混合飲料が合わさって口から飲まれる。
図6は本発明に係るストローを紙パック飲料とセットにした例を示す。この場合、ストロー1は耐水性樹脂シートから成る袋10に入れて紙パック11に取付ける。
本発明に係るストローは、ガス発生剤をかえることによって水素ガス、炭酸ガス或いは酸素ガス以外を発生させるストローとしても利用することができる。
1…ストロー、2…蛇腹部、3…ストッパ、4…ガス発生剤、5…筒体、6…シール、7…液流路、8…気液混合通路、9…フィルタまたはストッパ、10…袋、11…紙パック。

Claims (3)

  1. 液体と接触することでガスを発生するガス発生剤を保持した筒体が下端内部に挿入されたストローであって、前記筒体は断面非円形とされることでストロー内面との間にストローの長さ方向に貫通する液流路が形成され、前記ガス発生剤は一部が前記筒体の内面に接触することで筒体内に保持されるとともに筒体内面との間にストローの長さ方向に貫通する気液混合流路が形成されることを特徴とするストロー。
  2. 請求項1に記載のストローにおいて、前記ガス発生剤は液体との反応生成物を内部に留めかつガス透過可能なバッグ内に収納されていることを特徴とするストロー。
  3. 請求項1に記載のストローにおいて、前記筒体の上端開口はフィルタで塞がれるかガス発生剤の抜けを防止するストッパが設けられていることを特徴とするストロー。
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