JP2013233337A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】特に溶接部が裂けることによる、ウェイト部のソール部からの脱落を防止でき、熱間溶接手段による一体成型により、強度を高めることができるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】本発明に係るゴルフクラブヘッドは、金属材質からなり、熱間鍛造により厚さの変更が施され、肉厚が最も厚い部分にウェイト部が設けられるソール部材と、金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材の上縁部に固着されるクラウン部材と、金属材質からなり、溶接手段によりソール部材の下縁部及びクラウン部材の前縁部に固着されるフェース部材と、金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材と、クラウン部材と、フェース部材との隣接する隅角に固着されるホーゼルとを有するものを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明はゴルフ用具に関し、特に一体に成型することにより強度を高めたゴルフクラブヘッドに関するものである。
一般にゴルフクラブヘッドは、特殊な形状を有し、1つの部品から一体成型することが難しいので、従来では、金属材質からなり、2つの部材や、3つの部材、4つの部材を溶接手段により組み立てて所望の形状とするものである。
図4に示すように、既存の4つの部材からなるゴルフクラブヘッドは、ソール部20の上縁部にクラウン21が固着されると共に、該ソール部20の下縁部及びクラウン21の前縁部にフェース部22が固着され、そのソール部20、クラウン21、フェース部22の一側にシャフト連結部23が取り付けられるものである。この構造によれば、ゴルフクラブヘッドの重心位置がより下方に位置させるために、ソール部20の内面の所望の位置に、溶接手段や、螺合手段、粘着手段などの接合手段によりウェイト部24を設置することによって、重心位置を変更することができる。また、溶接手段による、ウェイト部24のソール部20への接合効果が強まるので、既存のゴルフクラブヘッドの殆どが溶接手段によりウェイト部24をソール部20に固着している。
また、前記従来のゴルフクラブヘッドは、ウェイト部24とソール部20との接触部分が長いことから、溶接作業の利便性のために、通常は、スポット溶接手段によりウェイト部24をソール部20の内面に接合固定するので、該ウェイト部24とソール部20との間に凸形状の溶接部25が形成され、それら溶接部25はそれぞれ、ウェイト部24の周縁に間隔をおいて配列される。
しかしながら、前記の構造では、その溶接部25がウェイト部24の全周縁に接合される訳ではないので、ウェイト部24とソール部20との固着効果が好ましくない。また、溶接部25の材質は、ウェイト部24又はソール部20よりも軟らかいことから、ゴルフクラブヘッドが何度も衝撃を受けると、ウェイト部24とソール部20との間の溶接部25が裂けて脱落し、ウェイト部24の部分がソール部20から脱落する虞があった。
さらに、図4に示すように、前記溶接部25はそれぞれ凸形状を呈し、ウェイト部24の周縁とソール部20の内面との間に間隔をおいて接合される。即ち、それらの溶接部25によりウェイト部24の全ての周縁がソール部20に固着されている訳ではない。
また、図5に示すように、ソール部20の弧状内面における、ウェイト部24の接合位置に隙間26を有することから、その接合箇所がスムーズではなく、また、隣り合う2つの溶接部25の間にも隙間を有するので、ボールを打撃する時、正常な打撃音が出ないという問題があった。
既存のゴルフクラブヘッドは、スポット溶接手段によりウェイト部をソール部の内面に固着することによって、それら溶接部を介してウェイト部の周縁を部分的にソール部に固着すると共に、ウェイト部とソール部との間に隙間を形成することから、クラブヘッドで何度もボールを打撃すると、その溶接部が裂けて脱落し、ウェイト部がソール部から脱落するという問題があった。
上述した問題を解決するために、本発明に係るゴルフクラブヘッドは、金属材質からなり、熱間鍛造により厚さの変更が施され、肉厚が最も厚い部分にウェイト部が設けられるソール部材と、金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材の上縁部に固着されるクラウン部材と、金属材質からなり、溶接手段によりソール部材の下縁部及びクラウン部材の前縁部に固着されるフェース部材と、金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材と、クラウン部材と、フェース部材との隣接する隅角に固着されるホーゼルとを有するものである。
前記金属材質は、チタン(titanium)、ステンレス鋼(stainless steel)、炭素鋼(carbon steel)、アルミ合金(aluminum alloy)のうちの何れか1種であってもよい。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、金属材質からなり、熱間溶接によりソール部材の内面に一体成型でウェイト部が形成されることから、ウェイト部とソール部材の内面との間に隙間が生じなくなり、シンプル且つスムーズな形状を有すると共に、ウェイト部の配置によりクラブヘッドの重心位置を高精度に配置することができるので、ボールを打撃する時、心地よい打撃音が発生する。
本発明に係るゴルフクラブヘッドにおける実施例の分解斜視図である。 図1におけるソール部材のウェイト部の部分断面図である。 本発明に係るゴルフクラブヘッドにおける実施例の斜視図である。 既存の4つの部材からなるゴルフクラブヘッドの部分分解斜視図である。 図4におけるソール部のウェイト部の部分断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の適切な実施の形態を詳細に説明する。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、ドライバー(Drive)や、フェアウェイウッド(Fairway Wood)、ハイブリッド(Hybrid Wood)など様々な種類を含む。
図1に示すように、本発明に係るゴルフクラブヘッドにおける実施例は、金属材質、例えば、チタン(titanium)や、ステンレス鋼(stainless steel)、炭素鋼(carbon steel)、アルミ合金(aluminum alloy)などの材質からなる、ソール部材10(sole plate)と、クラウン部材11(crown)と、フェース部材12(face)と、ホーゼル13(hosel)とを有する。
尚、前記ソール部材10、クラウン部材11、フェース部材12、ホーゼル13は、同一の金属材質、または2種類以上の金属材質で構成してもよい。
図1及び図2に示すように、前記ソール部材10は、金属のプレート材または棒材からなり、熱間鍛造により所定の形状及び厚さに成形され、最も厚い部分にウェイト部101が設けられる。
尚、前記ソール部材10における、ウェイト部101以外の部分は、クラブヘッドの形状に応じて、厚さが異なる構造としてもよく、厚さが殆ど同一である構造としてもよい。
また、そのソール部材10においては、クラブヘッドに対する所望の重心位置に応じて、ウェイト部101の位置や、形状、厚さなどを設定してもよく、形状においては、例えば、円形や矩形などの多辺形としても構わない。
図1及び図3に示すように、前記クラウン部材11は、金属材質からなり、溶接手段によりソール部材10の上縁部に固着される。前記フェース部材12は、金属材質からなり、溶接手段によりソール部材10の下縁部及びクラウン部材11の前縁部に固着される。前記ホーゼル13は、金属材質からなり、溶接手段によりソール部材10と、クラウン部材11と、フェース部材12との隣接する隅角に固着され、該フェース部材12の前面にスコアラインが形成される。更に、ヘッド表面に研磨などの加工を施し、ホーゼル13を介してシャフトの下端と結合すれば、ゴルフクラブが完成する。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは主に、ソール部材10にウェイト部101が一体成型に設けられると共に、該ソール部材10における、ウェイト部101以外の部分の厚さを調整することによって、クラブヘッドの重心位置を決める。また、クラブヘッドにおける、ホーゼル13と反対側の一端はトウ14であると共に、ホーゼル13の近傍の一端はヒール15である。
上述したように、本発明に係るゴルフクラブヘッドにおいては、ウェイト部101の厚さの調整によって、クラブヘッドの重心の高さ(即ち、上下位置)を決めると共に、ウェイト部101とフェース部材12との距離の調整によって、クラブヘッドの重心の深さ(即ち、左右位置)を決め、ウェイト部101とホーゼル13との距離の調整によって、クラブヘッドの重心位置を決める。
本発明は上記の構造を有することから、ゴルフクラブヘッドのメーカーは、クラブの形状やタイプなどに応じて、最適な3Dの重心位置を算出することにより、ウェイト部101を適当な位置に配置することができる。
また、本発明に係るゴルフクラブヘッドにおいては、ウェイト部101がソール部材10の内面に一体成型されることから、ウェイト部101とソール部材10の内面との間に隙間が生じなく、シンプル且つスムーズな形状であるので、ボールを打撃する時、心地よい打撃音が出る。
上述したように、本発明に係るゴルフクラブヘッドにおいては、ゴルフクラブヘッドのメーカーは、クラブの形状やタイプなどに応じて、最適な3Dの重心位置を算出することにより、ウェイト部を適当な位置に配置することができるので、使用しやすく、実用性に優れたゴルフクラブヘッドを提供することができる。
10・・・・・・ソール部材
101・・・・・ウェイト部
11・・・・・・クラウン部材
12・・・・・・フェース部材
13・・・・・・ホーゼル

Claims (2)

  1. 金属材質からなり、熱間鍛造により厚さの変更が施され、肉厚が最も厚い部分にウェイト部が設けられるソール部材と、
    金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材の上縁部に固着されるクラウン部材と、
    金属材質からなり、溶接手段によりソール部材の下縁部及びクラウン部材の前縁部に固着されるフェース部材と、
    金属材質からなり、溶接手段により該ソール部材と、クラウン部材と、フェース部材との隣接する隅角に固着されるホーゼルとを有することを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記金属材質は、チタン(titanium)、ステンレス鋼(stainless steel)、炭素鋼(carbon steel)、アルミ合金(aluminum alloy)のうちの何れか1種であることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
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Cited By (1)

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US20200094116A1 (en) * 2018-09-26 2020-03-26 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Golf club head and method of manufacturing same

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