JP2013232047A - 画像処理装置、その制御方法、および、その制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、および、その制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置において、より多くのユーザーの使い勝手の向上を図る。
【解決手段】画像処理装置では、タッチパネルに対してなされたタッチ操作がジェスチャー登録テーブルに登録されたジェスチャーと一致すれば、当該ジェスチャーに関連付けられた操作項目が直接選択されたのと同じ制御が実現される。また、画像処理装置では、操作項目が選択されると、ジェスチャー登録テーブルにおいて当該操作項目に関連付けられたジェスチャーがタッチパネルに表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、その制御方法、および、その制御プログラムに関し、特に、操作パネルを備えた画像処理装置、その制御方法、および、その制御プログラムに関する。
従来から、画像処理装置において操作パネルに表示される操作画面のカスタマイズに関し、種々の技術が提案されている。たとえば、特許文献1(特開2010−045423号公報)には、画像処理装置において、操作画面のカスタマイズのために変更された構成情報に基づいて、ヘルプ画面におけるヘルプ情報の表示態様を変化させる技術が開示されている。
特開2010−045423号公報
しかしながら、従来の技術では、操作画面のカスタマイズのための設定内容を認識していないユーザーがいた場合、ユーザー間で操作画面のカスタマイズによって受けられる恩恵の度合いが異なるという事態が想定された。
本発明は係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像処理装置において、より多くのユーザーの使い勝手の向上を図ることである。
本発明に従った画像処理装置は、画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルと、画像処理部および操作パネルの動作を制御するための制御手段とを備え、制御手段は、操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識し、当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得し、当該取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行し、操作パネルに対して操作の項目が選択された場合に、当該操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示する。
好ましくは、制御手段は、タッチ操作の内容を当該タッチ操作の内容の再現を促すメッセージとともに操作パネルに表示する。
好ましくは、制御手段は、タッチ操作の内容を操作の項目を特定する情報とともに操作パネルに表示する。
好ましくは、タッチ操作の内容の表示は、当該タッチ操作の内容を経時的に表示するための動画の表示である。
好ましくは、制御手段は、操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の速さを検出し、当該タッチ操作の内容および速さに関連付けられて記憶されている操作の項目を取得し、当該取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行する。
好ましくは、制御手段は、操作パネルにおける操作の項目に関連する情報を表示するための領域の面積が特定の面積よりも小さい場合には、当該領域を拡大するためのタッチ操作の内容をさらに表示する。
本発明に従った画像処理装置の制御方法は、画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルとを備えた画像処理装置のコンピューターによって実行される当該画像処理装置の制御方法であって、操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識するステップと、認識した当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得するステップと、取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行するステップと、取得した操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示するステップとを備える。
本発明に従った画像処理装置の制御プログラムは、画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルとを備えた画像処理装置のコンピューターによって実行される当該画像処理装置の制御プログラムであって、制御プログラムは、コンピューターに、操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識するステップと、認識した当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得するステップと、取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行するステップと、取得した操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示するステップとを実行させる。
本発明によれば、ユーザーが操作の項目を選択すると、画像処理装置において、当該操作の項目に関連付けられているタッチ操作の内容が操作パネルに表示される。
これにより、ユーザーは、所望する操作の項目についてカスタマイズされた設定内容を、当該操作の項目を選択するという、当該項目についての直接的な操作によって、確認することができる。
本発明の画像処理装置の一実施の形態の外観を示す図である。 画像処理装置のブロック構成を示す図である。 記憶部に格納されているジェスチャー登録テーブルの内容の一例を模式的に示す図である。 ジェスチャーの登録の際のタッチパネルにおける表示内容の遷移を示す図である。 図4を参照して説明した処理のために制御部が実行する処理のフローチャートである。 ジェスチャーの表示を説明するための図である。 ジェスチャーの表示を説明するための図である。 ジェスチャーの表示を説明するための図である。 制御部が実行するジェスチャー表示処理のフローチャートである。 画像処理装置の変形例(1)におけるジェスチャーの登録を説明するための図である。 画像処理装置の変形例(1)に従ったジェスチャー登録処理のフローチャートである。 画像処理装置の変形例(1)に従ったジェスチャー表示処理のフローチャートである。 画像処理装置の変形例(2)におけるジェスチャー登録テーブルの内容の一例を模式的に示す図である。 画像処理装置の変形例(2)におけるジェスチャーの登録を説明するための図である。 画像処理装置の変形例(2)におけるジェスチャーの表示を説明するための図である。 画像処理装置の変形例(2)において実行されるジェスチャー登録処理のフローチャートである。 画像処理装置の変形例(2)において実行されるジェスチャー表示処理のフローチャートである。 画像処理装置の変形例(3)におけるジェスチャーの表示を説明するための図である。 画像処理装置の変形例(3)において実行されるジェスチャー表示処理のフローチャートである。
以下、本発明に係る画像処理装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において、同様の作用および機能を奏する構成要素については、同じ符号を付し、その説明は繰返さない。
[画像処理装置の外観構成]
図1は、本発明の画像処理装置の一実施の形態の外観を示す図である。
図1を参照して、画像処理装置1は、当該画像処理装置1に対して操作指示や文字・数字を入力するための操作部15を備える。また、画像処理装置1は、スキャナー部13とプリンター部14を備える。スキャナー部13は、原稿を光電的に読取って画像データを得る。プリンター部14は、スキャナー部13により取得された画像データや、ネットワークを介して接続された外部機器から受信した画像データに基づき用紙上に画像を印刷する。
また、画像処理装置1は、その本体上面に、原稿をスキャナー部13に送るフィーダー部17を備え、その本体下部には、プリンター部14に用紙を供給する給紙部18を備え、そして、その中央部には、プリンター部14によって画像を印刷された用紙が排出されるトレイ19を備える。
操作部15には、情報の表示および入力を行うためのタッチパネル15Aが設けられている。
画像処理装置1は、たとえば、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナー機能等の複数の機能を備えたMFP(Multi-Functional Peripheral)によって実現される。ただし、本発明に係る画像処理装置は、これらのすべての機能を有している必要はなく、少なくともこれらのうち1つの機能を有していればよい。
[画像処理装置の内部構成]
図2は、画像処理装置1のブロック構成を示す図である。
図2を参照して、画像処理装置1は、当該画像処理装置1の動作を全体的に制御する制御部50を含む。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーや、当該プロセッサーによるプログラムの実行に利用されるROM(Read Only Memory)やS−RAM(Static Random Access Memory)、NV−RAM(Non Volatile Random Access Memory)、時計IC(Integrated Circuit)といった、コンピューターに搭載される一般的な構成を含む。上記NV−RAMには、画像処理装置1の初期設定等のデータが記憶されている。
画像処理装置1は、さらに、操作部15を制御する操作パネル部30と、上記プロセッサーが実行するプログラム等の種々のデータを記憶する記憶部20と、上記した画像処理機能のうち少なくとも1つを実現されるためのエンジン部である画像処理部10とを含む。
上記プロセッサーによって実行されるプログラムは、画像処理装置1の出荷時等に、記憶部20の固定記憶装置に格納されている場合もあれば、ネットワーク経由でダウンロードされて当該固定記憶装置に格納される場合もある。また、プログラムは、画像処理装置1に対して着脱可能な記憶媒体に格納され、上記プロセッサーは、当該記憶媒体から読み出して、当該プログラムを実行する場合もある。記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリー、メモリーカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリーカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
画像処理部10は、画像読取装置と画像出力装置とを含む場合があり得る。画像読取装置は、原稿画像を読み取って画像データを生成するための機構であり、スキャナー部13およびフィーダー部17を含む。画像出力装置は、画像データを用紙に印刷するための機構であり、プリンター部14を含む。画像処理部10は、さらに、プリンターコントローラーを含む場合がある。当該プリンターコントローラーは、画像出力装置の印刷タイミング等を制御する。
操作パネル部30は、操作部15およびこれを制御するための回路を含む。操作部15は、画像処理装置1の本体に設けられたハードウェアキー群と、タッチパネル15Aとを含む。なお、操作部15は、画像処理装置1本体に対して着脱可能に構成される場合もあり得る。この場合、操作パネル部30は、操作部15と画像処理装置1本体との間での無線通信を実現するための回路を含む。
制御部50は、機能として、ジェスチャー登録部51と、ジェスチャー検索部52と、ジェスチャー認識部53とを含む。ジェスチャー登録部51は、後述するジェスチャー登録テーブル(図3)にジェスチャー等を登録する。ジェスチャー検索部52は、指定されたジェスチャーが既にジェスチャー登録テーブルに登録されたものであるか否かを検索する。ジェスチャー認識部53は、タッチパネル15Aに対してなされた操作がジェスチャー登録テーブルに登録されているものであるか否かを識別する。ジェスチャー登録部51、ジェスチャー検索部52、および、ジェスチャー認識部53の少なくとも一部は、上記CPUが特定のプログラムを実行したことによって実現される場合もあれば、専用のハードウェア(回路等)によって実現される場合もある。
画像処理装置1では、制御部50は、ネットワークを介して受信した情報に基づいて、画像処理部10に対して画像処理動作を指示する。図2では図示を省略しているが、制御部50には、ネットワークを介して他の装置と通信する機能が備えられている。
また、制御部50は、操作部15に対して操作がなされると、当該操作内容に応じて、画像処理部10に対して画像処理動作を指示する。
なお、画像処理装置1では、タッチパネル15Aに対するジェスチャーに関連付けられて、画像処理部10が実行する処理内容が登録されている。ジェスチャーとは、タッチ操作の内容を意味し、タッチ位置の移動経路やタッチ操作の内容(シングルクリック、ダブルクリック、フリック、等)を含む。
画像処理装置1では、タッチパネル15Aに表示されたメニューを選択していいくことによって特定の画像処理動作が実現される場合もあれば、タッチパネル15Aに対して、すでに画像処理装置1に登録されているジェスチャーに従ったタッチ操作がなされることによっても特定の画像処理動作が実現される場合がある。
[ジェスチャー登録テーブル]
図3は、記憶部20に格納されているジェスチャー登録テーブルの内容の一例を模式的に示す図である。ジェスチャー登録テーブルにおいて、画像処理部10が実行する処理内容がジェスチャーと関連付けられて登録されている。
図3を参照して、ジェスチャー登録テーブルでは、「ジェスチャー」と「操作項目」と「操作可能状態」が関連付けられている。
「ジェスチャー」とは、タッチパネル15Aに対する操作の内容を特定する情報である。図3では、「上下フリック」という文字列や、略円形の図形、「M」の字を手書きした図形が例示されている。画像処理装置1では、登録される操作の内容として、予め画像処理装置1に登録されているものから選択されたものもあれば、ユーザーがタッチパネル15Aに対して行った操作内容(描画動作)がそのまま記憶されたものもある。上下フリックとは、タッチパネル15Aに対する上下方向のフリック操作を意味する。この場合、「上下」とは、たとえば特定の向きに設置されたタッチパネル15Aをユーザーが通常操作すると考えられる姿勢で視認した場合の上下方向である。
「操作項目」とは、画像処理部10によって実現される、画像処理動作のための動作内容を特定する情報である。図3では、「画面スクロール」「スキャン設定→PDF選択」「スキャン設定→Mさんの宛先選択」が例示されている。
「画面スクロール」とは、タッチパネル15Aの表示内容をスクロールさせる処理を意味する。「スキャン設定→PDF選択」とは、スキャナー部13を利用したスキャン動作に関する設定であって、当該スキャン動作によって作成されるファイルの形式をPDF(Portable Document Format)に指定する処理を意味する。当該操作項目を、以下“操作項目「PDF」”と呼ぶ場合もある。「スキャン設定→Mさんの宛先選択」は、スキャナー部13を利用したスキャン動作に関する設定であって、当該スキャン動作によって作成されたファイルを送信する宛先として画像処理装置1に登録された「Mさん」(特定のユーザー)を指定する処理を意味する。
「操作可能状態」とは、登録されているジェスチャーが実行された場合、当該ジェスチャーに関連付けられた操作項目の処理を実行する条件を特定する情報である。図3では、「プレビュー操作中」「いつでも」が例示されている。
「プレビュー操作中」とは、画像処理装置1において取得された画像がプレビューされている状態であって、当該画像の処理内容を指定するための操作が受け付けられている状態であるときにのみ、対応するジェスチャーによって対応する操作項目が実現されることを意味する。なお、画像処理装置1では、スキャナー部13によって画像が形成されたとき、または、他の装置から画像が入力されたときに、プレビューが実施される。
「いつでも」とは、画像処理装置1がどのような状態にあっても、対応するジェスチャーによって対応する操作項目が実現されることを意味する。
画像処理装置1では、制御部50は、タッチパネル15Aに対してタッチ操作がなされた場合、当該タッチ操作の内容を認識する。ここで、内容の認識とは、たとえば、タッチ操作がなされた位置やタッチ操作が移動した経路などを特定することである。そして、認識した内容が、ジェスチャー登録テーブルに登録されたジェスチャーと一致した場合には、当該ジェスチャーに関連付けられて記憶されている操作項目が直接選択されたときと同様の制御内容を実現させる。
つまり、たとえば、タッチ操作の認識結果が「上下フリック」であった場合には、制御部50は、ジェスチャー登録テーブルにおいて当該「上下フリック」のジェスチャーに関連付けられた「画面スクロール」に従って、タッチパネル15Aの表示内容を制御する。
また、たとえば、タッチ操作の認識結果が図3に記載されたような略円の軌跡を描くものであった場合には、制御部50は、ジェスチャー登録テーブルにおいて当該軌跡を描くジェスチャーに関連付けられた「スキャン設定→PDF選択」に従って、画像処理部10を制御する。具体的には、スキャナー部13に、原稿を読取って取得された画像データをPDFのファイル形式で保存させる。
[ジェスチャーの登録]
次に、画像処理装置1に対するジェスチャーの登録について説明する。図4は、ジェスチャーの登録の際のタッチパネル15Aにおける表示内容の遷移を示す図である。
図4を参照して、操作部15に対して、ジェスチャーを登録するためのメニューを選択する操作がなされると、タッチパネル15Aにおいて、(A)に示されるように、ポップアップ画面301Aが表示される。ポップアップ画面301Aは、図3のジェスチャー登録テーブルにおける「操作項目」を指定するための画面である。
ポップアップ画面301Aは、たとえば、タッチパネル15Aに表示される操作画面301の上に表示される。ポップアップ画面が表示される場合には、操作画面は、(A)に示されるようにグレイアウトされることが好ましい。
ジェスチャーを登録するためのメニューは、たとえば、ヘルプ機能の一部として、画像処理装置1に登録されている。
ポップアップ画面301Aは、スキャン設定における、ファイルの保存フォーマットを選択するための画面である。そして、ポップアップ画面301Aでは、フォーマットの選択肢として、「JPEG(Joint Photographic Experts Group)」「PDF」「コンパクトPDF」が例示されている。コンパクトPDFとは、画像の「文字」と「写真」の領域に分離してそれぞれの領域に適した圧縮を施してPDFに変換するフォーマットである。そして、(A)では、ユーザーが、スキャン設定の中の、フォーマットの中の「PDF」を選択する様子が示されている。
これにより、ジェスチャー登録テーブルにおいて、これから登録される「ジェスチャー」に関連付けられて、操作項目として「PDF」が登録される。
図中の手Hは、ポップアップ画面301Aに表示された項目を選択する操作を行うユーザーの手を模式的に示しているものであって、ポップアップ画面301Aに表示される項目ではない。以降の各図においても、手Hは、同様にユーザーが操作する手を模式的に示す。
(A)を参照して説明したように操作項目が選択されると、タッチパネル15Aでは、(B)に示すように、ポップアップ画面302Aが表示される。ポップアップ画面302Aは、「操作可能状態」を設定するための画面である。
ポップアップ画面302Aでは、操作可能状態の設定内容の候補として、「いつでも」「スキャン設定表示中」「読込設定画面表示中」「フォーマット選択画面表示中」が例示されている。ポップアップ画面302Aでは、ユーザーがこれらの中から「いつでも」を選択する様子が示されている。
これにより、ジェスチャー登録テーブルにおいて、これから登録される「ジェスチャー」に関連付けられて、操作可能状態として「いつでも」が登録される。
(B)を参照して説明したように操作可能状態が選択されると、タッチパネル15Aでは、(C)に示すように、ポップアップ画面303Aが表示される。ポップアップ画面303Aは、ジェスチャーを入力するための画面である。
ポップアップ画面303Aでは、ユーザーが手書きで、軌跡T1で示されるような円を描いた様子が示されている。
これにより、ジェスチャー登録テーブルにおいて、軌跡T1で特定される画像が、「ジェスチャー」として登録される。
以上、図4の(A)〜(C)を参照して説明した一連のジェスチャーの登録ための処理によって、ユーザーが指定した「ジェスチャー」「操作項目」および「操作可能状態」が、ジェスチャー登録テーブルにおいて互いに関連付けられて登録される。
[ジェスチャー登録処理]
図5は、図4を参照して説明した処理のために制御部50が実行する処理のフローチャートである。
図5を参照して、制御部50は、まずステップS1で、ユーザーからの操作に応じてジェスチャー登録モードを起動する。これにより、タッチパネル15Aに、図4の(A)に示したようなポップアップ画面301Aが表示される。
次に、制御部50は、ステップS2で、図4の(A)および(B)を参照して説明した王に、ジェスチャー登録テーブルにおいてこれから登録するジェスチャーに関連付けて登録する操作項目及び操作可能状態の入力を受け付け、ステップS3へ処理を進める。
なお、ステップS2では、制御部50は、ポップアップ画面301Aやポップアップ画面302Aに示されているように、ユーザーの入力に従って、入力する内容の候補を表示する。ユーザーの入力に従って表示されるべき候補の内容は、たとえば記憶部20に登録されている。
操作項目については、記憶部20には、画像処理機能についてのメニューが、たとえば木構造で登録されている。そして、ステップS2における操作項目の入力の受け付けの際には、制御部50は、たとえば、選択された内容の次の階層に登録されているメニュー内容を、候補としてポップアップ画面に表示させる。
操作可能状態については、たとえば、記憶部20に、操作項目ごとに、操作可能状態として設定可能な内容が登録されている。制御部50は、ステップS20では、直前に入力(指定)された操作項目について設定可能な内容を読出して、操作可能状態の候補としてポップアップ画面に表示する。
ステップS3では、制御部50は、図4の(C)を参照して説明したように、ジェスチャーの入力を受け付けて、ステップS4へ処理を進める。
ステップS4では、制御部50は、ステップS2で入力を受け付けた操作項目及び操作可能状態とステップS3で入力を受け付けたジェスチャーとを関連付けてジェスチャー登録テーブルに登録して、処理を終了させる。
[ジェスチャーの表示]
画像処理装置1では、たとえばヘルプ機能の一つとして、ユーザーに、メニューに関連付けられて登録されているジェスチャーの内容を確認させる機能がある。以下、当該機能の内容を図6を参照して説明する。
図6は、ジェスチャーの表示を説明するための図である。
図6を参照して、上記したヘルプ機能を起動させるための操作がなされると、画像処理装置1では、(A)に示されるように、タッチパネル15Aに、ポップアップ画面311Aが表示される。ポップアップ画面311Aは、ジェスチャーの登録の有無を確認することを希望する操作項目を指定するための画面である。(A)では、ユーザーが、スキャン設定の中の、フォーマットの中の「PDF」を選択する様子が示されている。
そして、画像処理装置1は、操作項目が指定されると、(B)に示されるように、タッチパネル15Aに、ジェスチャーを表示するためのポップアップ画面312Aを表示させる。ポップアップ画面312Aには、ジェスチャー登録テーブルにおいて操作項目「PDF」に関連付けられて登録されているジェスチャーである略円の軌跡T2が表示されている。軌跡T2は、軌跡T1(図4参照)がジェスチャー登録テーブルに登録され、それが読み出されたものに相当する。
なお、ポップアップ画面312Aでは、軌跡T2とともに、当該軌跡T2が描画される際の起点となる位置に、矢印とともに、起点を示す文字列「start」が表示されている。また、図6の(B)のタッチパネル15Aには、ポップアップ画面312Aとともに、メッセージ312Bが表示されている。メッセージ312Bには、「表示したジェスチャーをなぞって下さい」という、ポップアップ画面312Aに表示されているジェスチャーの再現を促すメッセージが表示されている。
ユーザーは、ポップアップ画面312Aの表示に従って、軌跡T2をなぞる。このようなユーザー操作により、ポップアップ画面において表示が変化する。
具体的には、ユーザーによる操作位置の変更に伴って、ポップアップ画面312Aに表示された軌跡T2のうち、ユーザーがなぞり終えた部分が、他の部分とは異なる態様で表示される。このような表示内容の一例を、図6の(C)に示す。
図6の(C)では、タッチパネル15Aに表示されるポップアップ画面313Aが表示されている。ポップアップ画面313Aには、ポップアップ画面312Aの軌跡T2の一部の表示態様が変更された軌道T3の表示内容が示されている。軌道T3では、すべてを太線で記述された軌跡T2のうち一部が、白抜きで示されている。このように白抜きで示された部分が、ユーザーがなぞり終えた部分を示している。そして、ユーザーが軌跡T2(軌道T3)のすべてをなぞり終えると、画像処理装置1は、タッチパネル15Aに、当該軌道(ジェスチャー)に対応した操作項目が入力されたときの操作画面を表示させる。図6の(D)に、このような操作画面の一例(操作画面311)が表示されている。
操作画面311は、ジェスチャーの表示の後に、デモンストレーションとして表示された操作画面である。このことから、ボタン314Aとメッセージ314B以外の、その大部分がグレイアウトされている。
ボタン314Aは、スキャン設定のフォーマットの項目を設定するためのソフトウェアボタンである。画像処理装置1では、タッチパネル15Aに表示される操作画面に、種々の操作項目を設定するためのソフトウェアボタンが表示される。そして、このような各ソフトウェアボタンには、対応する操作項目において現時点で設定されている内容が表示される。そして、操作画面311は、ボタン314Aには、図6の(B)および(C)を参照して説明したように、操作項目「PDF」に対応して登録されている操作内容、つまり、スキャン設定のフォーマットの項目として「PDF」が選択された状態の操作画面である。つまり、ボタン314A内に「PDF」という文字列が表示されている。
なお、図6の(D)では、図6の(B)および(C)を参照して説明されたようにユーザーがジェスチャーを行ったことによって、当該ジェスチャーに対応する操作項目が選択(入力)され、これにより、当該ボタン314A内の表示が「PDF」とされたことを強調するために、ボタン314Aがグレイアウトされることなく、表示されている。また、操作画面311では、上記ジェスチャーによって上記操作項目が選択された旨をより確実に報知するために、メッセージ314Bには、その旨を示すメッセージ(「スキャン設定:PDFが選択されました」)が表示されている。当該メッセージには、選択された操作項目を特定する文字列(「スキャン設定:PDF」)が含まれる。これにより、より確実に、ユーザーに、当該ユーザーがジェスチャーを行ったことによって、当該ジェスチャーがどのような操作項目と対応しているかを認識させることができる。
[ユーザーが再現に失敗した場合の表示]
図6を参照して説明された処理では、ポップアップ画面312A(図6の(B))において表示されたジェスチャー(軌跡T2)が、ユーザーによって首尾よく再現されることにより、当該ジェスチャーに関連付けて登録された操作内容が選択されたときの画面がタッチパネル15Aに表示される(図6の(D)の操作画面311)。
なお、ユーザーが、表示されたジェスチャーを首尾よく再現できなかった場合、画像処理装置1では、その旨が表示され、そして、首尾よく再現できるまでジェスチャーの再現を促す表示がなされる。
具体的には、たとえば図6の(B)におけるポップアップ画面312Aの軌跡T2に対して、ユーザーのなぞった軌跡が、図7の(A)のポップアップ画面315A内の軌跡L1のように、軌跡T2から大きく外れた場合、タッチパネル15Aには、図7の(B)に示されるようにポップアップ画面316Aとメッセージ316Bが表示される。ポップアップ画面316Aは、ポップアップ画面312Aと同様に、軌跡T2を、「start」の文字列等とともに表示する画面である。メッセージ316Bは、「ジェスチャーを認識できません。再度なぞって下さい。」というメッセージを含み、これは、図7の(A)を参照して説明したように、ユーザーによるジェスチャーが軌跡T2に対応するジェスチャーと同定することができないものである旨の報知、および、再度軌跡T2をなぞる(再現する)ことを促すメッセージに相当する。
[関連するジェスチャーが登録されていない場合の表示]
図6の(A)を参照して説明したように操作項目が入力された場合であっても、ジェスチャー登録テーブルに当該操作項目に対応するジェスチャーが登録されていない場合には、タッチパネル15Aには、ジェスチャーの表示の代わりに、当該操作項目を選択するための別の操作方法が表示される。
つまり、図6の(A)を参照して説明したように操作項目「PDF」が選択された場合であって、当該操作項目に対応するジェスチャーがジェスチャー登録テーブルにおいて登録されていない場合には、タッチパネル15Aには、図8の(A)に示されるように、操作画面301が、スキャン設定を入力するためのボタン321A以外をグレイアウトされて表示される。
そして、さらに、図8の(B)に示されるように、タッチパネル15Aには、スキャン設定の大項目を表示するためのポップアップ画面322Aが表示される。ポップアップ画面322Aには、操作項目「PDF」を入力するために、当該ポップアップ画面322Aに表示されている3個の大項目「フォーマット」「解像度」「カラー」のうち、選択すべき項目を指し示す、補助画像322Bが表示されている。
図8の(B)では、補助画像322Bは、3個の大項目のうち「フォーマット」を指示している。そして、さらに、タッチパネル15Aには、ポップアップ画面322Cが表示される。ポップアップ画面322Cは、大項目「フォーマット」が選択されたときに表示される画面である。ポップアップ画面322Cには、スキャン設定のための4個の小項目「JPEG」「PDF」「CompactPDF」「XPS」が表示されている。また、ポップアップ画面322Cには、操作項目「PDF」を選択するために、ポップアップ画面322Cに表示されている小項目のうち選択するべき項目を指示する補助画像322Dが表示されている。なお、図8の(B)では、補助画像322Dは、上記4個の小項目のうち「PDF」を指示している。
[ジェスチャー表示処理]
図9は、図6〜図8を参照して説明した処理を実現するために制御部50が実行する処理(ジェスチャー表示処理)のフローチャートである。
制御部50は、操作部15に対して上記ヘルプ機能(ジェスチャーの内容を確認させる機能)を起動するための操作がなされると、ステップSA10で、操作ガイダンスアプリケーションを起動させて、ステップSA20へ処理を進める。
ステップSA20では、制御部50は、図6の(A)を参照して説明したように、ユーザーからの操作項目の入力を受け付けて、ステップSA30へ処理を進める。
ステップSA30では、制御部50は、ジェスチャー登録テーブルにおいてステップSA20で入力を受け付けた操作項目に関連付けられて記憶されたジェスチャーを検索し、ステップSA40へ処理を進める。
ステップSA40では、制御部50は、ステップSA30の処理により、ジェスチャー登録テーブルに登録されているジェスチャーを検索結果として取得できたか否かを判断し、取得できたと判断するとステップSA60へ処理を進め、取得できなかった(つまり、ジェスチャー登録テーブルにおいて上記操作項目に関連付けられて登録されているジェスチャーがなかった)と判断するとステップSA50へ処理を進める。
ステップSA50では、制御部50は、図8を参照して説明したような、ジェスチャーの表示以外のガイダンスを行って、ステップSA130へ処理を進める。
一方、ステップSA60では、制御部50は、ジェスチャー登録テーブルにおいて入力された操作項目に関連付けられて登録されているジェスチャーを読み出して、ステップSA70へ処理を進める。
ステップSA70では、制御部50は、図6の(B)を参照して説明したように、案内文(メッセージ)とジェスチャーをタッチパネル15Aに表示させて、ステップSA80へ処理を進める。
ステップSA80では、制御部50は、図6の(C)を参照して説明したように、ユーザーからの入力を受け付けて、ステップSA90へ処理を進める。
ステップSA90では、制御部50は、図6の(C)において軌道T3として示したように、軌跡T2のうちユーザーがなぞり終えた部分の表示態様を変更させる。
そして、制御部50は、ステップSA80およびステップSA90の処理と変更して、ステップSA100で、ユーザーの入力があった場所が、軌跡T2の表示位置と一致しているか否かを判断する。この判断は、たとえば、ユーザーがタッチパネル15Aをタッチした位置が軌跡T2から特定の距離以上離れていないかどうかを判断することによって実現される。そして、一致いないと判断されることなく、軌跡T2の終点(「start」が付された端とは反対の端)まで、もしくは当該終点から上記特定の距離よりも短い距離だけ離れた位置まで、ユーザーのタッチした位置が移動してきたことを条件として、ステップSA120へ処理が進められる。
なお、ユーザーのタッチ位置が、軌跡T2の終点まで、もしくは当該終点から上記特定の距離よりも短い距離だけ離れた位置まで移動してくる前に、軌跡T2から特定の距離以上離れた場合には、ステップSA100からステップSA110へ処理が進められる。
ステップSA110では、制御部50は、図7の(B)を参照して説明したように、軌跡T2の再現をやり直しを促すような、エラー表示を行って、ステップSA70へ処理を戻す。
ステップSA120では、制御部50は、図6の(D)を参照して説明したように、ジェスチャーの入力が成功したことをタッチパネル15Aにおいて表示させて、ステップSA130へ処理を進める。
ステップSA130では、制御部50は、案内を終了させてよいかどうかを判断する。たとえば、ユーザーが操作部15に他に案内を希望する事項を入力した場合は、制御部50は、案内を終了させるべきではないとしてステップSA20へ処理を戻す。一方、ユーザーが操作部15に案内の終了を指示する入力を行った場合には、制御部50は、案内を終了させてよいとして、処理を終了させる。
以上説明したジェスチャー表示処理のステップSA100では、ユーザーからジェスチャーの再現のための入力があった場合、逐次的に、タッチパネル15Aにおけるタッチ位置と軌跡T2との位置関係が比較され、軌跡T2から特定の距離以上離れた位置がタッチされた場合には、即時、ステップSA110でエラー表示がなされた。
なお、エラー表示は、軌跡T2の終点(または当該終点から特定の位置以内の位置)がタッチされるのを待って行われても良い。つまり、制御部50は、ユーザーによるタッチ位置が軌跡T2の終点(または当該終点から特定の距離以内の位置)に到達したことを条件としてステップSA100へ処理を進めても良い。ステップSA100では、制御部50は、ステップSA80においてユーザーからの入力の受付を開始してからそれまでのタッチ位置の軌跡が、軌跡T2から特定の距離以上離れた位置を含むか否かを判断する。そして、制御部50は、含むと判断するとステップSA110へ処理を進め、含まないとステップSA120へ処理を進める。
[ジェスチャー表示の変形例(1)]
画像処理装置1におけるジェスチャーの表示は、動画であっても良い。この場合、ジェスチャー登録テーブル(図3)には、ジェスチャーの動画を特定する情報が登録される。
図10を参照して、変形例(1)におけるジェスチャーの表示を説明する。
図10の(A)は、変形例(1)においてヘルプ機能が起動された後、図6の(A)と同様に、タッチパネル15Aにおいて操作項目が入力される様子を示している。変形例(1)では、このように操作項目が入力されると、図10の(B)に示されるように、ポップアップ画面342Aが表示される。
ポップアップ画面342Aでは、まず、軌跡T5として、登録されているジェスチャーの軌道の軌跡が表示される。その後、ポップアップ画面342Aでは、ポインタP1が当該軌道の始点近傍に表示される。
なお、タッチパネル15Aでは、ポップアップ画面342Aとともに、メッセージ342Bが表示されている。メッセージ342Bは、「PDF選択のジェスチャーです。」という文字列であり、ポップアップ画面342A内に表示される軌跡T5が、図10の(A)に示されたように選択された操作項目に関連付けられて記憶されたジェスチャー(つまり、当該操作項目を選択するためのショートカットのようなジェスチャー)であることを報知するメッセージである。
そして、ポインタP1は、軌跡T5上を、軌道に従って移動する。軌跡T5上のポインタP1が移動した軌跡は、図10の(C)に示されるように、軌跡T5上の他の部分とは異なる状態で、表示される。つまり、変形例(1)では、軌跡T5は、経時的に当該軌跡T5の記述が完成していくように、動画で表示される。
ポインタP1が軌跡T5の終点まで移動すると、タッチパネル15Aには、図10の(D)に示されるように、ポップアップ画面344Aとメッセージ344Bが表示される。
ポップアップ画面344Aは、ユーザーからのタッチ操作を受け付けるための画面である。メッセージ344Bは、ポップアップ画面344Aに、軌跡T5で示されたジェスチャーと同じジェスチャーの入力を促すメッセージである(「ジェスチャーを入力して下さい」)。
画像処理装置1は、ポップアップ画面344Aに対するタッチ操作の軌跡と、軌跡T5とを比較する。そして、タッチ操作の軌跡が軌跡T5に対して特定の距離以上離れることなく軌跡T5の終点(または当該終点から特定の距離以内にある点)まで到達すると、図6の(D)に示したように、タッチパネル15Aに、上記操作項目が選択されたときの操作画面を表示させる。タッチ操作の軌跡が、軌跡T5の終点(または当該終点から特定の距離以内にある点)まで到達する前に、軌跡T5に対して特定の距離以上離れた場合には、図7の(B)を参照して説明したように、タッチパネル15Aにおいて、エラー表示および再度軌跡T5の入力を促すメッセージが表示される。
なお、ポップアップ画面344A(図10の(D))では、軌跡T5の入力を補助するために、軌跡T5が、たとえば図10の(B)で表示されたよりも薄い色で表示されていても良い。
図11は、ジェスチャー登録処理(図5)の変形例(1)に従った変形例のフローチャートである。
図11のフローチャートでは、図5のステップS4でジェスチャーとしてタッチ位置の軌跡が登録されていたのに対し、ステップS4Xで、ジェスチャーとして動画を特定する情報が登録される。
図12は、ジェスチャー表示処理(図9)の変形例(1)に従った変形例のフローチャートである。
図12のフローチャートでは、図9のステップSA70でジェスチャーとして軌跡(図6の(B)の軌跡T2)が案内文とともに表示されたのに対し、ステップSA71で、ジェスチャーとして動画(図10の(C))が案内文とともに表示される。
また、図12のフローチャートでは、図9のステップSA100ではユーザーの入力の受付と並行して入力されたタッチ操作と登録されているジェスチャーとが一致しているかどうかが判断されたのに対し、ステップSA101で、ユーザーの入力が完了するのを待って入力されたタッチ操作と登録されているジェスチャーとが一致しているかどうかが判断される。
[ジェスチャー表示の変形例(2)]
画像処理装置1では、操作項目に関連付けられて、ジェスチャーについての速度がさらに登録されても良い。
図13は、変形例(2)におけるジェスチャー登録テーブルの内容の一例を模式的に示す図である。
図13を参照して、変形例(2)のジェスチャー登録テーブルでは、図3のものと比較して、各ジェスチャーに関連付けて登録される項目として「速度区別」が追加されている。
図13には、速度区別「速い」に関連付けられて登録されたジェスチャー「一本指縦スライド」と、速度区別「遅い」に関連付けられて登録されたジェスチャー「一本指縦スライド」とが含まれる。
速度区別「速い」に関連付けられているものと、速度区別「遅い」に関連付けられているものは、互いに異なる操作項目に関連付けられている。具体的には、前者は操作項目「アドレスリストスクロール」に、後者は操作項目「一括選択」に、それぞれ関連付けられている。
<ジェスチャーの登録>
図14は、変形例(2)におけるジェスチャーの登録を説明するための図である。
図14を参照して、画像処理装置1では、図4の(A)のポップアップ画面301Aにおいて「操作項目」を指定したのと同様に、ユーザーは、図14の(A)のポップアップ画面351Aにおいて「操作項目」を指定する。
そして、画像処理装置1では、ユーザーは、図4の(B)を参照して説明したように上記操作項目に関連付ける「操作可能状態」を指定した後、図4の(C)を参照して説明したように、ジェスチャーを登録する。変形例(2)では、ジェスチャーが予め画像処理装置1(記憶部20)に登録されたものの中から登録される例が示される。具体的には、図14の(B)を参照して説明される。
図14の(B)では、タッチパネル15Aに表示されるポップアップ画面352Aが示されている。ポップアップ画面352Aには、登録するジェスチャーの候補として、「1本指縦スライド」「2本指縦スライド」「3本指縦スライド」の3つの項目が示されている。図14の(B)では、「1本指縦スライド」が選択される例が示される。
ここで、ジェスチャー「1本指縦スライド」が、ジェスチャー登録テーブルにおいてすでに他の操作項目に関連付けられて登録されていたとする。この場合、画像処理装置1では、このようなジェスチャーの登録を禁止するとともに他のジェスチャーの選択が受け付けられても良い。または、ポップアップ画面352Aにおいて、すでに他の操作項目に関連付けられているジェスチャー以外のジェスチャーが、候補として表示されても良い。もしくは、すでに登録されている他の操作項目と、ジェスチャーの入力速度で区別するための画面が表示されても良い。図14の(C)のポップアップ画面353Aは、ポップアップ画面352Aにおいて選択されたジェスチャーが既に他の操作項目に関連付けられている場合に、変形例(2)において表示される画面である。
ポップアップ画面353Aでは、ポップアップ画面352Aで選択されたジェスチャーがジェスチャー登録テーブルにおいて既に他の操作項目に関連付けられている旨のメッセージとともに、当該他の操作項目と選択されたジェスチャーと選択されている操作可能状態とが、表示される。ポップアップ画面353Aにおいて、上記メッセージは、「同じジェスチャーが登録済みです」という文字列である。他の操作項目は、「一括選択」である。選択されたジェスチャーは、「1本指縦スライド」である。選択されている操作可能状態は、「アドレスリスト操作時」である。
ポップアップ画面353Aには、さらに、ユーザーの選択内容を入力させる2つのボタンが表示されている。一方が「上書きボタン」であり、他方が「速度で区別ボタン」である。「上書きボタン」は、選択されたジェスチャーを、既に登録されている操作項目の代わりに、現在選択している操作項目に関連付けて登録するためのボタンである。これにより、既に登録されている操作項目は、ジェスチャー登録テーブルから削除される。「速度で区別ボタン」は、選択されたジェスチャーを、既に登録されている操作項目と、現在選択している操作項目とで、速度で区別して登録するためのボタンである。ここでは、「速度で区別ボタン」が操作されたときの処理内容を説明する。
「速度で区別ボタン」が操作されると、タッチパネル15Aでは、図14の(D)に示されるように、ポップアップ画面354Aが表示される。
ポップアップ画面354Aは、既に登録されている操作項目と、現在選択している操作項目のそれぞれについての、選択されたジェスチャーについての入力速度を設定するための画面である。このような画面に従って設定された入力速度が、図13の「速度区別」の欄に記載された速度(速い、遅い)である。
<ジェスチャーの表示>
図15は、変形例(2)におけるジェスチャーの表示を説明するための図である。
図15を参照して、画像処理装置1では、図6の(A)を参照して説明されたのと同様に、図15の(A)に示されるように操作項目の指定を受け付ける。具体的には、ユーザーは、図15の(A)においてポップアップ画面351Aから、ジェスチャーを表示させる操作項目を指定する。
これに応じて、図15の(B)に示されるように、タッチパネル15Aにはポップアップ画面362Aとメッセージ362Bが表示される。ポップアップ画面362Aは、指定された操作項目に対応するジェスチャーを表示するための画面である。メッセージ362Bは、ポップアップ画面362Aに表示されるジェスチャーの内容を説明するメッセージである。
図15の(B)では、上記メッセージは、「スクロール:速く1本指縦スライド」である。「スクロール」は、指定された操作項目を示す文字列である。「速く1本指縦スライド」は、ジェスチャーの内容、具体的にはジェスチャーの速度(速く)と種類(1本指縦スライド)を示す文字列である。
また、図15の(B)のタッチパネル15Aでは、ポップアップ画面362Aとともに、ジェスチャーの内容を詳細に説明するための、スタイラスペンの画像ST、および、ジェスチャーによって描かれる軌跡T11が表示されている。ここでは、画像STが比較的速く移動することにより軌跡T11が描かれる動画が表示される。図15の(B)における2つの吹き出しは、この動画の説明であり、実際にタッチパネル15Aに表示されるものではない。そして、ポップアップ画面362Aでは、画像STにより軌跡T11が描かれる効果として、表示されているアドレスのリスト(「adress1」「adress2」「adress3」…)がスクロール表示される。ポップアップ画面362Aの中の矢印は、当該リストのスクロール方向(上方向)を示している。
また、図15の(B)では、ボタン362Cがグレイアウトされずに表示されている。これは、ポップアップ画面362Aにおいて表示されている内容が、ボタン362Cに対応する設定内容(宛先(送信先選択))であることを意味している。
たとえば、図6の(C)を参照して説明したように、図15の(B)に示されたジェスチャーに従った入力をユーザーが完了すると、タッチパネル15Aの表示が図15の(C)に示されるものへと変更される。
図15の(C)では、タッチパネル15Aにはポップアップ画面363Aとメッセージ363Bが表示される。ポップアップ画面363Aは、図15の(A)で選択された操作項目と同じジェスチャーを関連付けられている操作項目のジェスチャーを表示するための画面である。メッセージ363Bは、ポップアップ画面363Aに表示されるジェスチャーの内容を説明するメッセージである。
図15の(C)では、上記メッセージは、「一括選択:遅く1本指縦スライド」である。「一括選択」は、ポップアップ画面363Aの表示対象となっている操作項目を示す文字列である。「遅く1本指縦スライド」は、ポップアップ画面363Aに表示されたジェスチャーの内容、具体的にはジェスチャーの速度(遅く)と種類(1本指縦スライド)を示す文字列である。
また、図15の(C)のタッチパネル15Aでは、ポップアップ画面363Aとともに、ジェスチャーの内容を詳細に説明するための、スタイラスペンの画像ST、および、ジェスチャーによって描かれる軌跡T12が表示されている。ここでは、画像STが比較的遅く移動することにより軌跡T12が描かれる動画が表示される。図15の(C)における2つの吹き出しは、この動画の説明であり、実際にタッチパネル15Aに表示されるものではない。そして、ポップアップ画面363Aでは、画像STにより軌跡T12が描かれる効果として、表示されているアドレスのリスト(「adress1」「adress2」「adress3」「adress4」「adress5」)のうち縦方向で軌跡T12と重なるもの(「adress3」「adress4」)が選択された状態(反転表示された状態)が示されている。ポップアップ画面363Aの中の矢印は、画像STが下から上に移動することにより選択されるリストが下から上に増えていくことを示している。
また、図15の(C)では、ボタン363Cがグレイアウトされずに表示されている。これは、ポップアップ画面363Aにおいて表示されている内容が、ボタン363Cに対応する設定内容(宛先(送信先選択))であることを意味している。
<ジェスチャー登録処理>
図16は、変形例(2)において実行されるジェスチャー登録処理のフローチャートである。
図16を参照して、変形例(2)のジェスチャー登録処理では、図5のジェスチャー登録処理と比較して、図5のステップS4の代わりに、ステップS41〜ステップS46が実行される。
具体的には、変形例(2)では、ステップS3においてジェスチャーが入力されると、制御部50は、ステップS41に処理を進める。
ステップS41では、制御部50は、ステップS3で入力されたジェスチャーについて、ジェスチャー登録テーブルにおいて、競合する操作項目が登録されているか否かを判断し、登録されていると判断するとステップS43へ、競合する操作項目は登録されていないと判断するとステップS42へ、それぞれ処理を進める。
なお、ステップS41では、制御部50は、たとえば、ステップS3で入力されたジェスチャーと同じ軌道(同じ内容のジェスチャー)であって、ステップS2で入力された操作可能状態の少なくとも一部と重複する動作可能状態に関連付けられて登録されている操作項目があるか否かを判断し、そのような操作項目は無いと判断するとステップS42へ処理を進め、有ると判断するとステップS43へ処理を進める。
ステップS42では、制御部50は、図5のステップS4と同様に、指定された内容に従ってジェスチャー登録テーブルにジェスチャー等を登録して、処理を終了する。
一方、ステップS43では、制御部50は、図14の(C)を参照して説明したように、ユーザーから、ジェスチャーを上書き登録するか、操作の速度で区別して双方の操作項目について同じジェスチャーを登録するかの指定を受け付ける。そして、制御部50は、当該指定の内容が、上書きであればステップS44へ処理を進め、速度で区別するものであればステップS45へ処理を進める。
ステップS44では、制御部50は、既にジェスチャー登録テーブルにおいて登録されている上記の「競合する」操作項目についての登録内容を消去し、そして、今回のジェスチャー登録処理においてステップS2およびステップS3で入力を受け付けた内容を当該テーブルに登録して、処理を終了させる。
一方、ステップS45では、制御部50は、図14の(D)を参照して説明したように、競合する操作項目のそれぞれについての、操作の移動速度の選択を受け付けて、ステップS46へ処理を進める。
ステップS46では、制御部50は、図13を参照して説明したように、競合するそれぞれの操作項目について、操作速度も含めて、ジェスチャー等を登録して、処理を終了する。
<ジェスチャー表示処理>
図17は、変形例(2)において実行されるジェスチャー表示処理のフローチャートである。
図17を参照して、変形例(2)のジェスチャー表示処理では、制御部50は、図9のジェスチャー表示処理と同様にステップSA10〜ステップSA40を実行する。そして、ステップSA40で、ジェスチャー登録テーブルに登録されているジェスチャーがステップSA30の処理の検索結果として取得できたと判断すると、ステップSA61へ処理を進める。
ステップSA61では、制御部50は、検索結果として取得したジェスチャーをジェスチャー登録テーブルから読み出して、ステップSA62へ処理を進める。
ステップSA62では、制御部50は、図15の(B)を参照して説明したように、ステップSA61で読み出したジェスチャーの動画や当該ジェスチャーに対応する案内文をタッチパネル15Aに表示させて、ステップSA63へ処理を進める。
なお、ステップSA62では、制御部50は、さらに当該ジェスチャーの入力を促し、当該ジェスチャーに対応する入力がなされたことを条件として、ステップSA63に処理を進めても良い。
ステップSA63では、制御部50は、図15の(B)において説明した、ポップアップ画面362Aにおけるスクロール表示やボタン362Cの表示のように、タッチパネル15Aにおいて当該ジェスチャーがなされたことによる表示(当該ジェスチャーの効果)を行って、ステップSA64に処理を進める。
ステップSA64では、制御部50は、ジェスチャー登録テーブルに登録されたジェスチャーのうち、直前のステップSA61〜ステップSA63において行った表示のジェスチャーと同じジェスチャーであって、まだ今回のジェスチャー表示処理のステップSA61〜ステップSA63において表示の対象とされていないジェスチャーがあるか否かを判断し、そのようなジェスチャーがあると判断すると、ステップSA61〜ステップSA63で当該ジェスチャーについての表示を行う。つまり、図15の(B)を参照して説明された表示の後、さらに図15の(C)を参照して説明された表示がなされる。
その後、ステップSA130へ処理が進められる。
ステップSA130では、制御部50は、図5のステップSA130と同様に、案内を終了させてよいかどうかを判断する。そして、制御部50は、案内を終了させるべきではないと判断するとステップSA20へ処理を戻し、案内を終了させてよいと判断すると処理を終了させる。
[変形例(3)]
変形例(3)では、ジェスチャー表示処理において、指定された操作項目に関連付けられたジェスチャーに加えて、当該ジェスチャーを行う領域を拡大するための操作のためのジェスチャーが、表示される。
<ジェスチャーの表示>
図18は、変形例(3)におけるジェスチャーの表示を説明するための図である。
図18の(A)に示されるように、ポップアップ画面371Aにおいて操作項目が指定されると、当該操作項目に対応したジェスチャーを入力するための領域の大きさが、特定の面積以下であるか否かが判断される。このときの閾値である「特定の面積」を特定する情報は、たとえば記憶部20に予め登録されている。なお、当該登録内容は、ユーザーによって適宜更新され得る。
そして、特定の面積以下であると判断されると、タッチパネル15Aには、図18の(B)に示されるように、指定された操作項目に対応したポップアップ画面362Aとともに、ポップアップ画面372Cとメッセージ372Bが表示される。ポップアップ画面372Cは、ポップアップ画面362Aの表示面積を拡大するための操作内容に対応したジェスチャーを表示するための画面である。メッセージ372Bは、ポップアップ画面372Cに表示されるジェスチャーを説明するためのメッセージである。当該メッセージは、アドレスリストエリア(ポップアップ画面372Aに相当)を拡大出来ます、というものである。
ポップアップ画面372Cには、ポップアップ画面372A内で、二本の指のタッチ位置の距離を遠くするように移動させる動画が表示される。
ここでは、ポップアップ画面372Cの表示に従って、ユーザーが、タッチパネル15A上で、当該ジェスチャーに従った入力を行った場合を説明する。この場合、図18の(B)のポップアップ画面372Aの表示が、図18の(C)においてポップアップ画面373Aとして示されるように、拡大される。そして、ポップアップ画面373Aでは、図15の(B)を参照して説明されたように、画像STが移動して表示され、それに応じて軌跡T11が描かれていくような動画が表示されることによって、ジェスチャーが動画で表示される。
また、図18の(C)のタッチパネル15Aでは、当該ジェスチャーの内容(1本指縦スライド)が、メッセージ373Bとして表示されている。
<ジェスチャー表示処理>
図19は、変形例(3)において実行されるジェスチャー表示処理のフローチャートである。
図19を参照して、変形例(3)のジェスチャー表示処理では、制御部50は、図9のジェスチャー表示処理と同様にステップSA10〜ステップSA40を実行する。そして、ステップSA40で、ジェスチャー登録テーブルに登録されているジェスチャーがステップSA30の処理の検索結果として取得できたと判断すると、ステップSA71へ処理を進める。
ステップSA71では、制御部50は、検索結果として取得したジェスチャーをジェスチャー登録テーブルから読み出し、当該ジェスチャーの入力領域の面積が閾値(上記した特定の面積)以下であるか否かを判断する。そして、閾値以下であると判断するとステップSA72へ処理を進め、閾値以上であると判断するとステップSA77へ処理を進める。
ステップSA72では、制御部50は、画像処理装置1がタッチパネル15A上の操作に基づく画面拡大用の機能を有しているか否かを判断する。ステップSA72では、たとえば、タッチパネル15A上で同時にタッチされている2点を検出することができる機能を有するか否かが判断される。そして、制御部50は、そのような機能を備えていると判断するとステップSA75へ、備えていないと判断するとステップSA73へ、それぞれ処理を進める。
ステップSA75では、制御部50は、図18の(B)を参照して説明したように、拡大用のジェスチャー(ポップアップ画面372C)とともに指定された操作項目のジェスチャーの案内を行い、ステップSA76で、拡大用のジェスチャーの入力を受け付けて、ステップSA77へ処理を進める。
一方、ステップSA73では、制御部50は、図15の(B)を参照して説明したように、拡大用のジェスチャー(ポップアップ画面372C)を表示させることなく、指定された操作項目のジェスチャーを表示し、そして、ステップSA74で、操作部15のタッチパネル15A以外の部分に対する、ジェスチャーを表示する画面を拡大するためのそうあを受け付けて、ステップSA77へ処理を進める。
ステップSA77では、制御部50は、ジェスチャーによる操作案内を行って、つまり、図9のステップSA70〜ステップSA110の処理に従ってタッチパネル15Aにジェスチャーを表示させて、ステップSA130へ処理を進める。
なお、ステップSA76において拡大用のジェスチャーに従った入力を受け付けた場合には、制御部50は、ステップSA77において、図18の(C)を参照して説明したように、ジェスチャーを表示させる領域を拡大させた上で、操作案内を行う。
また、ステップSA74において拡大用の操作を受け付けた場合にも、制御部50は、同様に、ステップSA77において、図18の(C)を参照して説明したように、ジェスチャーを表示させる領域を拡大させた上で、操作案内を行う。
[その他の変形例等]
画像処理装置1では、タッチパネル15Aにおいて、ジェスチャー登録テーブルに登録されたジェスチャーに従った入力が当該テーブル内で操作可能状態で特定される状態においてなされた場合には、当該ジェスチャーに関連付けられて登録されている操作内容を選択する操作がなされたのと同様の効果が得られる。つまり、画像処理装置1は、上記ジェスチャーにより、当該操作内容が選択された後の状態になる。本明細書では、タッチパネル15Aに対する入力位置が、ジェスチャーとして登録された軌跡に対して特定の距離以上離れずに、登録された軌跡の始点から終点まで(または、始点から特定の距離以内の点から、終点から特定の距離以内の点まで)移動したことを条件として、タッチパネル15Aに対する入力が上記ジェスチャーに従った入力であると判断された(図9のステップSA100等)。
なお、タッチパネル15Aに対する入力が登録されたジェスチャーに従った入力であるか否かの判断態様は、これに限定されない。たとえば、登録されたジェスチャーからその軌跡の特徴が抽出され、タッチパネル15Aに対する入力が当該特徴を含む場合には、当該入力が登録されたジェスチャーに従った入力であると判断されても良い。このような軌跡からの特徴の抽出には、公知の技術を採用することができるため、ここでは詳細な説明は繰り返さない。
以上説明した本実施の形態では、登録されるジェスチャーとして、図4等を参照して説明したように、タッチパネル15Aにおける操作位置の変更を伴う、軌道を描くような操作内容が例示された。しかしながら、画像処理装置1に登録されるジェスチャーは、このようなものに限定されず、タッチ位置が変更しない操作内容(シングルクリック、ダブルクリック、フリック、等)であっても良いし、このような操作内容とタッチ位置が変更するような操作内容との組み合わせであっても良い。
また、本実施の形態では、図3を参照して説明されたジェスチャー登録テーブルにおいて、「ジェスチャー」と「操作項目」と「操作可能状態」が関連付けられて記憶されたが、これらが記憶される形式はテーブル形式に限定されない。
また、関連付けて登録された情報のうち、「操作可能状態」については省略されても良い。つまり、画像処理装置では、少なくともジェスチャーと操作項目が関連付けられて登録されていればよい。
また、本実施の形態において、ジェスチャー登録テーブルは、画像処理装置1内の記憶部に格納されていたが、記憶場所はこれに限定されない。ジェスチャー登録テーブルは、画像処理装置1に対して着脱可能な記憶媒体や、ネットワーク上のサーバー等に格納されていても良い。そして、制御部50は、このような記憶媒体やサーバー上のテーブルにおいて、情報の書込みや更新を行い、そして、当該サーバーのテーブルから情報を読み出して本実施の形態に記載されたような制御動作を実行しても良い。
なお、本実施の形態では、ポップアップ画面312A等のジェスチャーの表示(提示)はタッチパネル15Aにおいてなされたが、提示の場所は、ユーザーからの操作を受け付けるタッチパネル15Aに限定されない。ユーザーに対してジェスチャーを提示できるのであれば、当該ユーザーが有している端末や、画像処理装置1における他の表示装置などにおいて提示(表示)が行われても良い。ユーザーが有している端末での表示は、たとえば、画像処理装置1においてユーザーごとの端末のアドレスを記憶し、当該アドレスに対してジェスチャーを提示するためのファイルを送信することによって、実現される。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 画像処理装置、10 画像処理部、13 スキャナー部、14 プリンター部、15 操作部、15A タッチパネル、17 フィーダー部、18 給紙部、19 トレイ、20 記憶部、30 操作パネル部、50 制御部、51 ジェスチャー登録部、52 ジェスチャー検索部、53 ジェスチャー認識部。

Claims (8)

  1. 画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、
    前記画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルと、
    前記画像処理部および前記操作パネルの動作を制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識し、
    当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得し、
    当該取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行し、
    前記操作パネルに対して操作の項目が選択された場合に、当該操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示する、画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記タッチ操作の内容を当該タッチ操作の内容の再現を促すメッセージとともに前記操作パネルに表示する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記タッチ操作の内容を前記操作の項目を特定する情報とともに前記操作パネルに表示する、請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記タッチ操作の内容の表示は、当該タッチ操作の内容を経時的に表示するための動画の表示である、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の速さを検出し、当該タッチ操作の内容および速さに関連付けられて記憶されている操作の項目を取得し、
    当該取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記操作パネルにおける操作の項目に関連する情報を表示するための領域の面積が特定の面積よりも小さい場合には、当該領域を拡大するためのタッチ操作の内容をさらに表示する、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、前記画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルとを備えた画像処理装置のコンピューターによって実行される当該画像処理装置の制御方法であって、
    前記操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識するステップと、
    認識した当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得するステップと、
    前記取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行するステップと、
    前記取得した操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示するステップとを備える、画像処理装置の制御方法。
  8. 画像処理のための機能を実現させるための画像処理部と、前記画像処理部に対する操作指示を受け付けるための操作パネルとを備えた画像処理装置のコンピューターによって実行される当該画像処理装置の制御プログラムであって、
    前記制御プログラムは、前記コンピューターに、
    前記操作パネルに対してタッチ操作がなされた場合に、当該タッチ操作の内容を認識するステップと、
    認識した当該タッチ操作の内容に関連付けられて記憶されている操作の項目を取得するステップと、
    前記取得した操作の項目が選択されたときの制御を実行するステップと、
    前記取得した操作の項目に関連付けられて記憶されているタッチ操作の内容を提示するステップとを実行させる、画像処理装置の制御プログラム。
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