JP2013231831A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジの種類を判別する時間を短縮することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、一定距離移動可能な移動部材を有するカートリッジと、移動部材上の一部に設けられる被検知部と、移動部材に駆動力を伝達するモータ110と、被検知部を検出する光センサ121と、モータ110の回転量を検出するホール素子111と、光センサ121の検出結果とホール素子111の検出結果に基づいて、光センサ121が被検知部を検出している間のモータ110の回転量を算出する算出手段210と、算出手段210により算出されたモータ110の回転量に基づいて、カートリッジの種類を判断する仕様判断手段220と、を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、カートリッジの種類を判別可能な画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、装置本体に対して着脱可能に装着されるカートリッジの種類を判別することができるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的に、カートリッジは、現像剤を収容する筐体と、筐体に回転可能に設けられ、駆動源から駆動力が伝達されて回転する回転体と、回転体上の一部に設けられる検知突起とを備えている。そして、検知突起は、筐体の容量の違いに応じて回転方向の長さが異なっている。一方、装置本体は、回転体が回転しているときに検知突起を検知する検知アクチュエータおよび光センサを備えている。
この画像形成装置では、カートリッジが装着された後、例えば、フロントカバーを閉じると、制御装置によってウォーミング動作(ガラ回し動作)が実行される。ここで、ガラ回しとは、カートリッジ内の現像剤を撹拌すべく、カートリッジ内の撹拌部材を回転させる動作をいう。
そして、このようなガラ回し動作においては、装置本体側に設けられるモータ駆動源から駆動力が回転体に伝達されて、回転体が一定量回転する。そして、このときの検知アクチュエータおよび光センサが検知突起を検出していた時間に基づいて、制御装置がカートリッジの種類を判別するようになっている。
特開2009−244564号公報
ところで、上述した技術では、モータの加速中に検知突起を検知するように設計すると、回転方向の長さが同じ検知突起を検出した場合であっても、レーザプリンタの使用環境によってモータの加速度にばらつきが生じると、検出時間にもばらつきが生じ、カートリッジの種類の判別が正確にできない。そのため、モータの駆動開始からモータの回転速度が一定になるまで所定時間待った後に、検知突起を検知するようにしなければならず、カートリッジの種類を判別する時間が長くなってしまっていた。
そこで、本発明は、カートリッジの種類を判別する時間を短縮することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、一定距離移動可能な移動部材を有するカートリッジと、移動部材上の一部に設けられる被検知部と、移動部材に駆動力を伝達する駆動源と、被検知部を検出する検出手段と、駆動源の回転量を検出する回転量検出手段と、検出手段の検出結果と回転量検出手段の検出結果に基づいて、検出手段が被検知部を検出している間の駆動源の回転量を算出する算出手段と、算出手段により算出された駆動源の回転量に基づいて、カートリッジの種類を判断する判断手段と、を備えている。
このように構成された画像形成装置によれば、検出手段が被検知部を検出していた時間ではなく、検出手段が被検知部を検出しているときの駆動源の回転量によりカートリッジの種類を判断するので、駆動源の加速中に検出手段が被検知部を検出するように設計しても、加速度のばらつきの影響を受けず、正確にカートリッジの種類を判断することができる。これにより、駆動源の加速後に被検知部を検知するように設計する場合に比べて、カートリッジの種類を判別する時間を短縮することができる。
そして、前記した画像形成装置は、検出手段が前記被検知部を検出した場合に、前記カートリッジが新品であると判断する新品判断手段を備えているのが望ましい。
このように構成された画像形成装置によれば、カートリッジが新品であるか否かも判断することができる。
また、前記した画像形成装置において、移動部材は一方向にのみ移動可能に構成されていてもよい。
そして、前記した画像形成装置において、カートリッジは、現像剤を収容しており、被検知部は、カートリッジに収容されている現像剤の量の違いにより、移動部材の移動方向における長さが異なっていてもよい。
また、前記した画像形成装置は、駆動源の加速中に、検出手段による被検知部の検出が終了することが望ましい。
このように構成された画像形成装置によれば、判別にかかる時間をより短縮することができる。
本発明によれば、検出手段が被検知部を検出しているときの駆動源の回転量によりカートリッジの種類を判断するので、駆動源の加速中に検出手段が被検知部を検出するように設計しても、正確にカートリッジの種類を判断することができる。これにより、駆動源の加速後に被検知部を検知するように設計する場合に比べて、カートリッジの種類を判別する時間を短縮することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す図である。 大容量の現像カートリッジの側面図(a)と、小容量の現像カートリッジの側面図(b)である。 検出手段を示す斜視図である。 回転体の動作を説明する説明図であり、現像カートリッジを装置本体に装着したときにおける回転体と検知用アームの関係を示す説明図(a)と、ガラ回し動作を開始したときの状態を示す説明図(b)と、回転体の検知突起による検知用アームの支持が解除された状態を示す図(c)である。 制御装置の構成を示す図である。 ガラ回し動作時のモータの回転速度、光センサのON・OFFおよびホール素子の出力を示す図であり、大容量の現像カートリッジを装着した場合の図(a)と、小容量の現像カートリッジを装着した場合の図(b)である。 通常よりモータの駆動開始からモータの回転速度が一定になるまでの時間が長い場合に、小容量の現像カートリッジを装着したときのガラ回し動作時のモータの回転速度、光センサのON・OFFおよびホール素子の出力を示す図である。 変形例に係る小容量の現像カートリッジを装着したときのガラ回し動作時のモータの回転速度、光センサのON・OFFおよびホール素子の出力を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、レーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
また、以下の説明においては、レーザプリンタ1の使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1においては、右側を「手前側」と称し、左側を「奥側」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「右側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「左側」と称する。また、上下方向については、図の上下方向をそのまま「上下方向」と称することとする。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、公知の構造であり、主に、給紙トレイ6、用紙押圧板7および用紙搬送機構9を備えている。そして、フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、用紙搬送機構9によって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
スキャナユニット16は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。スキャナユニット16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、装置本体2の手前側のフロントカバー2Aを適宜開放することで、装置本体2に対して着脱可能となっている。このプロセスカートリッジ17は、カートリッジの一例としての現像カートリッジ28とドラムユニット51とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット51を介して装置本体2に対して着脱自在、或いは装置本体2に固定されたドラムユニット51に対して着脱自在に装着されている。現像カートリッジ28は、主に、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34を備えている。
この現像カートリッジ28では、トナーホッパ34内に収容されている現像剤の一例としてのトナーが、アジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット51は、公知の感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30を主に備えている。そして、このドラムユニット51内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給されて、感光ドラム27の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
定着部18は、公知の構造であり、加熱ローラ41と、押圧ローラ42とを備えている。そして、定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させている。なお、定着部18で熱定着された用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に送り出される。
次に、本発明の特徴部分となる現像カートリッジ28の新品・仕様検知のための構成について詳しく説明する。
<現像カートリッジの構成>
図2(a)に示すように、現像カートリッジ28は、前記した現像ローラ31等を備える他、筐体60を備えている。筐体60の左側面には、現像ローラ31等に駆動力を伝達するためのギヤ機構61と、ギヤ機構61(詳しくは、後述するアジテータ駆動ギヤ66)に伝達ギヤ67を介して連結される移動部材の一例としの回転体80とが回転可能に設けられている。そして、筐体60には、ギヤ機構61や回転体80を覆う図示しないカバー体が取り付けられている。
ギヤ機構61は、装置本体2側に設けられる駆動源の一例としてのモータ110(図1参照)から駆動力が伝達される入力ギヤ62と、この入力ギヤ62に直接噛み合う現像ローラ駆動ギヤ63および供給ローラ駆動ギヤ64と、入力ギヤ62に中間ギヤ65を介して噛み合うアジテータ駆動ギヤ66とを備えて構成されている。ここで、現像ローラ駆動ギヤ63、供給ローラ駆動ギヤ64およびアジテータ駆動ギヤ66は、それぞれ図1に示した現像ローラ31、供給ローラ33およびアジテータ34Aを駆動させるギヤであり、現像ローラ31、供給ローラ33およびアジテータ34Aの各軸の端部に一体に設けられている。
回転体80は、伝達ギヤ67と噛合しており、図2(a)における時計回り(一方向)にのみ一定角度(距離)だけ回転可能に構成されている。具体的に、回転体80は、欠け歯ギヤ部82と被検知部の一例としての検知突起84などを備えて構成されている。
欠け歯ギヤ部82は、円形状の歯車である。そして、欠け歯ギヤ部82の外周面の一部には、伝達ギヤ67と噛み合うギヤ歯部82Aが形成され、欠け歯ギヤ部82の外周面のうちギヤ歯部82Aが形成されていない他部は、伝達ギヤ67と非接触となる欠歯部82Bとなっている。
検知突起84は、略C字状の形状となっており、欠け歯ギヤ部82の左側面から左右方向外側に向かって延びている。検知突起84は、回転体80が筐体60に支持された状態において、その外周面84Aが後述する検知用アーム122と当接可能となるように、ギヤ機構61や回転体80を覆うカバー体から左右方向外側に突出するように配設されている。そして、この検知突起84の外周面84Aは、回転体80の回転中心を中心とする円弧状に形成されている。
また、検知突起84は、現像カートリッジ28が新品であるときには、装置本体2に装着した際に、外周面84Aが、後述する検知用アーム122の先端に接触する位置に配置されている(図4(a)参照)。これにより、モータ110の駆動開始時に、後述する光センサ121がON信号を出力して検知突起84の検出を開始できるので、モータ110の加速中に仕様判別を行うことができるようになっている。
そして、この検知突起84は、現像カートリッジ28のトナー容量の違いにより、回転方向(移動方向)における長さが異なっている。具体的には、例えば、最大画像形成枚数が6000枚(大容量)である現像カートリッジ28には、図2(a)に示すように、回転方向における長さが長い検知突起84が設けられており、最大画像形成枚数が3000枚(小容量)である現像カートリッジ28には、図2(b)に示すように、回転方向における長さが大容量の検知突起84よりも短い検知突起840が設けられている。
なお、検知突起84の回転方向における長さは、ガラ回しを開始してからモータ110が目標速度になる前の加速中に、後述する検出手段120による検知突起84の検出が終了するような大きさで形成されている。なお、本実施形態においては、モータ110は、目標速度になるまで一定の勾配で加速するようになっている(図6(a)参照)。
<検出手段の構成>
装置本体2内には、図3および図4(a)に示すような、検知突起84を検出するための検出手段120が備えられている。この検出手段120は、光センサ121と、検知用アーム122と、コイルバネ123とを備えている。
光センサ121は、互いに対向して配置される発光部121Aおよび受光部121Bを備えている。そして、光センサ121は、発光部121Aと受光部121Bの間に遮るものがない場合、ON信号を出力するようになっている。
検知用アーム122は、装置本体2に回転可能に支持される筒状部122Aと、筒状部122Aから径方向外側へ延びる遮光用アーム122Bおよび当接用アーム122Cとを備えており、筒状部122Aを中心にして揺動可能に構成されている。
また、検知用アーム122の遮光用アーム122Bの適所にはコイルばね123が取り付けられており、これにより検知用アーム122がコイルばね123によって常時非検知姿勢(図3および図4(c)の姿勢)に付勢されている。
そして、この非検知姿勢において、遮光用アーム122Bの先端部122Dは、発光部121Aと受光部121Bとの間に配置されている。また、非検知姿勢において、当接用アーム122Cの先端部122Eは、装置本体2に装着される現像カートリッジ28の外面から突出する検知突起84と当接可能な位置に配置されている。そして、現像カートリッジ28が装置本体2に装着されて検知突起84が当接用アーム122Cの先端部122Eに当接すると、検知用アーム122が図3における時計回りに揺動して検知姿勢(図4(a)の姿勢)になり、遮光用アーム122Bの先端部122Dが、発光部121Aと受光部121Bの間から退避するようになっている。
<制御装置の構成>
そして、装置本体2内には、図5に示すように、モータ110からの出力と光センサ121からの出力に基づいて、現像カートリッジ28の新品・仕様を判断する制御装置200が備えられている。
制御装置200は、CPU,ROM,RAMなどを有し、装置本体2内に設けられているモータ110などを制御し、フロントカバー2Aが閉じられたとき、または、レーザプリンタ1の電源が入れられたときに、公知のガラ回し動作を実行するようになっている。そして、この制御装置200は、算出手段210と、判断手段の一例としての仕様判断手段220と、新品判断手段230とを有している。
算出手段210は、光センサ121から出力される検出結果と、モータ110に設けられる回転量検出手段の一例としてのホール素子111から出力された検出結果に基づいて、光センサ121が検知突起84を検出している間のモータ110の回転量を算出するようになっている。
ここで、ホール素子111とは、モータ110内のロータの近傍に複数個設けられている公知のセンサであり、ロータの位置を検出するようになっている。具体的に、ホール素子111は、モータ110が回転すると、図6(a)に示すような波形の信号を出力し、この信号が所定の閾値Vを超えた回数(ピークの数)によって、モータ110の回転量がわかるようになっている。つまり、算出手段210は、ホール素子111から出力される信号が所定の閾値Vを超えた回数をモータ110の回転量として算出するようになっている。
仕様判断手段220は、算出手段210により算出されたモータ110の回転量に基づいて、現像カートリッジ28の仕様(種類)を判断するようになっている。具体的には、仕様判断手段220は、ホール素子111から出力される信号が所定の閾値Vを超えた回数が、所定回数以上だった場合、大容量の現像カートリッジ28であると判断し、所定回数未満だった場合、小容量の現像カートリッジ28であると判断するようになっている。なお、本実施形態において、所定回数は、2回とする。
新品判断手段230は、光センサ121が検知突起84を検出した場合に、現像カートリッジ28が新品であると判断し、光センサ121が検知突起84を検出しなかった場合に、現像カートリッジ28が使用済みであると判断するようになっている。
次に、現像カートリッジ28を装置本体2に装着する際における回転体80の動作と、検出手段120および制御装置200の動作について説明する。
新品の現像カートリッジ28を装置本体2内に装着していくと、図4(a)に示すように、回転体80の検知突起84が検知用アーム122の下端部(当接用アーム122Cの先端部122E)に当接する。そして、検知突起84によって検知用アーム122が押圧されて、検知用アーム122の下端部が検知突起84(現像カートリッジ28)とともに奥側に移動する。
そして、このように検知用アーム122が揺動すると、検知用アーム122が検知姿勢となり、光センサ121から制御装置200の算出手段210および新品判断手段230にON信号が出力される。これにより、新品判断手段230は、装着されている現像カートリッジ28が、新品であると判断する。
その後、制御装置200により公知のガラ回し動作が実行されると、モータ110が加速しながら回転し始め、図4(b)に示すように、モータ110の駆動力が入力ギヤ62、中間ギヤ65、アジテータ駆動ギヤ66および伝達ギヤ67を介して回転体80に伝達され、回転体80が時計回りに回転する。このとき、回転体80の検知突起84の外周面84Aが回転体80の回転中心を中心とする円弧状に形成されているので、検知用アーム122は、検知突起84の外周面84Aで支持され続けている間、元の位置に戻ることがない。そして、このように検知用アーム122が検知姿勢に維持されることで、前記したON信号が制御装置200の算出手段210に対して出力され続けることとなる。
その後、図4(c)に示すように、略C字状となる検知突起84の開口部(検知突起84の両端部84C間で形成される開口部)が検知用アーム122の下端部に到達すると、検知突起84による検知用アーム122の支持が解除され、検知用アーム122がコイルばね123によって非検知姿勢に戻る。また、このとき、回転体80のギヤ歯部82Aが伝達ギヤ67から外れて、回転体80の回転が止められる。なお、この回転体80が止まった時点で、モータ110はまだ加速中である。
そして、前述したように検知用アーム122が非検知姿勢に戻ると、検知用アーム122の遮光用アーム122Bが元の位置に戻って、発光部121Aからの光が遮断され、光センサ121がOFF状態となって制御装置200へのON信号の送信が中止される。
このように、光センサ121から出力される信号がONからOFFに変わると、算出手段210は、光センサ121からON信号を受信していた間のモータ110の回転量を算出し、この算出結果に基づいて、仕様判断手段220が装着されている現像カートリッジ28の仕様判断を行う。
詳しくは、図6(a)に示すように、算出手段210が、ガラ回し動作を開始(モータ110が回転開始)してから光センサ121がONからOFFになるまでの間に、ホール素子111からの出力信号が所定の閾値Vを超えた回数が3回であったと算出した場合、仕様判断手段220は、大容量の現像カートリッジ28が装置本体2に装着されていると判断する。また、図6(b)に示すように、算出手段210が、ガラ回し動作を開始(モータ110が回転開始)してから光センサ121がONからOFFになるまでの間に、ホール素子111からの出力信号が所定の閾値Vを超えた回数が1回であったと算出した場合、仕様判断手段220は、小容量の現像カートリッジ28が装置本体2に装着されていると判断する。
このように、仕様判断手段220が、算出手段210が算出したホール素子111からの出力信号が所定の閾値Vを超えた回数(モータ110の回転量)に基づいて現像カートリッジ28の仕様を判断するため、例えば、レーザプリンタ1を低温の環境下で使用するなどして、モータ110の加速にばらつきが生じてしまうような場合であっても、モータ110の加速中に正確に現像カートリッジ28の仕様を判断することができる。
具体的には、図7に示すように、モータ110が目標速度になるまでの時間が通常よりも長い、つまり、モータ110の加速度が小さい場合、同じ小容量の現像カートリッジ28であっても、回転体80がゆっくり回転することにより、図7に示すように、通常時(図6(b)参照)よりも長い時間、光センサ121がON信号を出力する。このように光センサ121がONになっている時間が長くなってしまう状態で、従来技術のように、ON信号の時間で現像カートリッジ28の仕様を判断しようとした場合、正確な判断ができなくなってしまう。ところが、本実施形態では、光センサ121がON信号を出力している時間が長くなってしまっても、ON信号が出力されている間のモータ110の回転量(所定の閾値Vを超える回数)は変わらないので、確実に装着されている現像カートリッジ28の仕様(図7では小容量)を判断することができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
従来のように、光センサ121が検知突起84を検出していた時間ではなく、光センサ121が検知突起84を検出していたときのモータ110の回転量により現像カートリッジ28の仕様を判断するので、モータ110の加速中に光センサ121が検知突起84を検出するように設計しても、正確に現像カートリッジ28の仕様を判断することができる。これにより、モータ110の加速後に検知突起84を検出するように設計する場合に比べて、現像カートリッジ28の仕様を判別する時間を短縮することができる。
そして、モータ110の加速中に、検出手段120による検知突起84の検出が終了するので、現像カートリッジ28の仕様を判別する時間をより短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、モータ110が目標速度になるまで一定の加速度で加速するようになっていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、モータが第1目標速度(印刷制御時の速度)になるまでの間に、第1目標速度よりも遅い第2目標速度まで加速して、当該第2目標速度に所定の時間保たれたあと、第1目標速度になるまで再び加速されるようになっていてもよい。これにより、モータのピーク電流を抑えることができる。
また、このような構成であっても、加速・定速に関わらず、光センサ121がON信号を出力している間のモータの回転量(所定の閾値Vを超える回数)は一定であるので、例えば、確実に装着されている現像カートリッジ28の仕様(図8では小容量)を判断することができる。
そして、前記実施形態では、カートリッジとして現像カートリッジ28を例示したが、本発明はこれに限定されず、カートリッジは、ドラムユニット51やプロセスカートリッジ17であってもよい。
また、前記実施形態では、被検知部として検知突起84を例示し、検出手段120が検知突起84を検知しているときに光センサ121がON信号を出力するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、円筒状の回転体の周面に凹部を設け、この凹部を被検知部としてもよい。この場合、検出手段120が被検知部を検出しているときの光センサ121から出力される信号は、OFFとなる。
そして、前記実施形態では、回転量検出手段としてホール素子111を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、回転量検出手段として、モータ110に設けられている公知のFGセンサやモータ110の回転量を間接的に検出するセンサ(例えば、ギヤの回転量を検出するエンコーダ)を採用してもよい。
また、前記実施形態では、仕様判断手段220が判断するカートリッジの種類として、現像カートリッジ28の容量の違いを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、仕様判断手段220は、現像カートリッジ28に収容されているトナーの色を判断するように構成してもよいし、現像カートリッジ28に収容されているトナーが粉砕トナーであるか重合トナーであるかを判断するように構成してもよい。
そして、前記実施形態では、検出手段120を構成する光センサ121のON・OFFに基づいて検知突起84(被検知部)を検出していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、検出手段は、制御装置と装置本体に設けられた電極を含んでなり、この電極と現像カートリッジ28に設けられた電極との電気的な接続および非接続を検知して制御装置が被検知部を検出してもよい。具体的には、装置本体2に設けられた検出手段の電極(以下、「本体側電極」という。)は、本体側電極と現像カートリッジ28に設けられた電極(以下、「カートリッジ側電極」という。)が電気的に接続するように、カートリッジ側電極に向けて付勢されている。そして、絶縁部材により形成された被検知部は、カートリッジ側電極と本体側電極との間を移動することで、本体側電極をカートリッジ側電極から離間させ、被検知部がカートリッジ側電極と本体側電極との間を移動している間、本体側電極とカートリッジ側電極の電気的な接続を解除するようになっている。これにより、制御装置は、被検知部が移動しているときの本体側電極とカートリッジ側電極の電気的な接続・非接続に基づいて被検知部を検出することができる。
1 レーザプリンタ
2 装置本体
28 現像カートリッジ
80 回転体
84 検知突起
110 モータ
111 ホール素子
120 検出手段
121 光センサ
122 検知用アーム
123 コイルバネ
200 制御装置
210 算出手段
220 仕様判断手段
230 新品判断手段
840 検知突起

Claims (5)

  1. 一定距離移動可能な移動部材を有するカートリッジと、
    前記移動部材上の一部に設けられる被検知部と、
    前記移動部材に駆動力を伝達する駆動源と、
    前記被検知部を検出する検出手段と、
    前記駆動源の回転量を検出する回転量検出手段と、
    前記検出手段の検出結果と前記回転量検出手段の検出結果に基づいて、前記検出手段が前記被検知部を検出している間の前記駆動源の回転量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記駆動源の回転量に基づいて、前記カートリッジの種類を判断する判断手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段が前記被検知部を検出した場合に、前記カートリッジが新品であると判断する新品判断手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記移動部材は一方向にのみ移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カートリッジは、現像剤を収容しており、
    前記被検知部は、前記カートリッジに収容されている現像剤の量の違いにより、前記移動部材の移動方向における長さが異なっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動源の加速中に、前記検出手段による前記被検知部の検出が終了することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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