JP2013231520A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】人の簡単なジェスチャ動作で、且つ意図せずに行った動作を操作のためのジェスチャと誤認識させずに確実に検出する。
【解決手段】所在分布検出手段101と、ジェスチャ検出手段102と、所在分布検出手段101およびジェスチャ検出手段102の検出内容により送風内容を決定する103と、送風内容決定手段103における決定に従って送風内容を制御する送風制御手段104と、トリガ発生手段105を備え、所在分布検出手段101が人の所在分布の変化を検出した時にトリガ発生手段105によりジェスチャ検出手段102を起動させることで、ジェスチャによる送風内容を送風制御手段104が制御するので、人が特別な姿勢や動作を覚えなくても、誤操作を抑制する上、人の意図に正しく反応する制御が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジェスチャで送風内容を制御する空気調和機に関するものである。
従来の空気調和機は、人がリモコン操作で空気調和対象とするエリアに全般の送風内容(送風オン/オフ、温冷風選択、風向、風量などが含まれる)を設定するので、その全般の送風内容を設定するため人が空気調和機のコントローラの位置(リモコンの置いてある位置も含む)まで移動する必要がある。そうした操作を非接触で行えるようにしたものとして、空気調和機にカメラを備え、遠距離で人の姿勢や動作を検出し、検出したジェスチャで空気調和機を制御することが可能になっている。このカメラは常にオンの状態で人の姿勢や動作を検出するので、人が意図せずに行った姿勢や動作をジェスチャと誤認識してしまう場合がある。
その誤認識をさせないようにしたものとして、空調設定に対する嗜好との関連を学習する生活パターン別嗜好学習部を備え、人が意図せずに行った姿勢や動作の嗜好情報を収集し、空調設定に対するジェスチャと人の嗜好を判別して全般の送風状態を設定することにより誤認識を抑制しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、複雑なジェスチャ組合せやジェスチャと音声の組合せをさせているものもある(例えば、特許文献2)。
図7は、前記特許文献2に記載された従来の空気調和機の制御装置を示すものである。図7に示すように、検知カメラ701と検知マイク702を備える検知装置703と、制御部704と、ジェスチャ発声パターンデータD1と組合せパターンデータD2を記憶するメモリ705と、空調装置706とから構成されている。これにより、人が複雑なジェスチャ操作または音声操作を行い、メモリに記憶したデータを検索比較しながら設定データと一致した時に全般の送風状態を設定することで誤認識を抑制することが可能になっている。
特開2011−137589号公報 特開2007−78270号公報
しかしながら、前記従来の方法では、カメラが人の姿勢や動作を検出し、人の姿勢や動作と学習した嗜好もしくは前記ジェスチャ発声パターンデータD1または組合せパターンデータD2と一致した時のみ正しいジェスチャと判定するので、人は複雑なジェスチャの組合せまたはジェスチャと音声の組合せを覚えなければならないという課題を有していた。
本発明は、人が行う簡単な動作を有効ジェスチャとし、且つ意図せずに行った姿勢や動作とは区別して検出する空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、人の所在分布を検出する所
在分布検出手段と、人のジェスチャを検出するジェスチャ検出手段と、前記所在分布検出手段および前記ジェスチャ検出手段の検出内容により送風内容を決定する送風内容決定手段と、前記送風内容決定手段における決定に従って送風内容を制御する送風制御手段と、前記所在分布検出手段が人の所在分布の変化を検出した時に前記ジェスチャ検出手段を起動させるトリガ発生手段を備える構成としたものである。
この構成により、人が特別な姿勢や動作を覚えなくても、人の所在分布が変わった時にジェスチャ検出手段を自動的に起動して、この時点からジェスチャを検出するので、誤操作を抑制し、複雑なジェスチャをすることなしに操作の利便性を高めることができる。
本発明の空気調和機は、簡単なジェスチャ操作で、且つ意図せずに行った動作を空気調和機の操作のためのジェスチャと誤認識させずに送風の要/不要および送風内容を制御することができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の構成を示す制御ブロック図 同実施の形態の制御フローチャート 同実施の形態の制御フローチャート 同実施の形態の制御フローチャート (a)同実施の形態の「前の風量より大きくしたい」ジェスチャ指令の一例を示す図(b)同実施の形態の「前の風量より小さくしたい」ジェスチャ指令の一例を示す図(c)同実施の形態の「この方向へ吹出さないで」ジェスチャ指令の一例を示す図(d)同実施の形態の「ジェスチャ検出終了」ジェスチャ指令を示す図 (a)同実施の形態の空気調和エリアの一例を示す図(b)同実施の形態のルーバーの回転速度の制御による送風制御手段の一例を示す図(c)同実施の形態のルーバーの回転回数の制御による送風制御手段の一例を示す図(d)同実施の形態のルーバーの回転速度と回転回数の制御による送風制御手段の一例を示す図 従来の空気調和機の構成を示す制御ブロック図
第1の発明は、人の所在分布を検出する所在分布検出手段と、人のジェスチャを検出するジェスチャ検出手段と、前記所在分布検出手段および前記ジェスチャ検出手段の検出内容により送風内容を決定する送風内容決定手段と、前記送風内容決定手段における決定に従って送風内容を制御する送風制御手段と、前記所在分布検出手段が人の所在分布の変化を検出した時に前記ジェスチャ検出手段を起動させるトリガ発生手段とを備えている。
この構成により、所在分布検出手段が人の所在分布を検出して、人の所在分布が変わった時にトリガ発生手段が、ジェスチャ検出手段を自動的に起動し、人のジェスチャを検出し始め、人のジェスチャにより送風の要/不要や送風強弱などの送風内容を送風決定手段が決定し、送風制御手段がその送風内容に基づく送風をするので、人の所在分布が変わらない時に意図せずに行った姿勢や動作を誤認識することなく、誤操作を抑制することが可能となり、人の所在分布が変わった時のみにジェスチャを行い、簡単なジェスチャ動作で制御できるので、複雑なジェスチャ設定がなくなり、操作の利便性を高めることが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ジェスチャ検出手段によるジェスチャ検出を終了させるジェスチャ終了手段を備える構成であり、この構成によりジェスチャ検出中に前のジェスチャ操作をキャンセルしたり、ジェスチャ検出を中止したりすることが可能となる。
第3の発明は、第2の発明において、計時手段を備え、前記ジェスチャ検出手段の起動後所定時間を計時すると、前記ジェスチャ終了手段がジェスチャ検出を終了させる構成であり、この構成により、ジェスチャ検出が時間限定され、その時間以外の誤操作を抑制することが可能となる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、表示手段をさらに備え、前記ジェスチャ検出手段がジェスチャ検出中は前記表示手段でジェスチャ検出中であること表示する構成であり、この構成により、人がジェスチャ検出手段のオン/オフ状態や検出残時間や検出結果などの情報を把握し、無駄なジェスチャ操作を無くする上、操作表示ユーザーインタフェースの性能が高まる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、画像を検出する画像検出手段を備え、前記所在検出手段は前記画像検出手段の検出に基づき人の所在を検出し、前記ジェスチャ検出手段は前記画像検出手段の検出に基づきジェスチャを検出する構成であり、この構成により、画像検出手段の配置数を1つにでき、簡易な構成で実現できる。
第6の発明は、第5の発明において、前記画像検出手段は、温度分布を検出する温度分布検出手段である構成であり、この構成により、人の肌と周辺環境の温度差を利用し、人の所在分布およびジェスチャ動作を検出することが容易に実現できる。
第7の発明は、第5の発明または第6の発明において、前記ジェスチャ検出手段は、前記画像検出手段で検出した画像の変化した点を抽出する画像変化点抽出部と、前記画像変化点抽出部で抽出した変化点のX軸方向での伸縮を検出するX軸伸縮検出部と、Y軸方向での伸縮を検出するY軸伸縮検出部を備える構成であり、この構成により、人が2方向に動作しさえすればジェスチャを検出することができ、本発明の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における空気調和機の構成を示す制御ブロック図である。
図1において、空気調和機100は、画像検出手段109と、画像検出手段109の検出に基づき人の所在分布を検出する所在分布検出手段101と、画像検出手段109の検出に基づきジェスチャを検出するジェスチャ検出手段102と、所在分布検出手段101およびジェスチャ検出手段102の検出内容により送風内容を決定する送風内容決定手段103と、送風内容決定手段103における決定に従って送風内容を制御する送風制御手段104と、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出中であることを表示する表示手段108から構成される。
所在分布検出手段101が人の所在分布の変化を検出した時に、ジェスチャ検出手段102を起動させるトリガ発生手段105を所在分布検出手段101が備える。
ジェスチャ検出手段102は、ジェスチャ終了手段106と、画像検出手段109で検出した画像の変化した点を抽出する画像変化点抽出部111と、画像変化点抽出部111で抽出した変化点のX軸方向での伸縮を検出するX軸伸縮検出部112と、Y軸方向での伸縮を検出するY軸伸縮検出部113から構成される。ジェスチャ終了手段106が計時手段107を備える。
送風制御手段104は、ルーバーおよびルーバーを回転させる制御装置を備える。
表示手段108の具体例はいくつか挙げられる。例えば、LEDの点灯/点滅/滅灯を用いて、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出中/ジェスチャ検出終了直前提示/ジェスチャ検出終了であることを表示できる。また、LCDを用いて、ジェスチャ検出手段102のオン/オフ状態を表示する上に、検出残時間や検出結果などの情報を表示することができる。これによって、操作表示ユーザーインタフェースの性能が高まる。
本実施の形態では、温度分布検出手段110を画像検出手段109の具体例の一例として説明するが、画像検出手段109は温度分布検出手段110に限られるものではない。例えば、輻射量分布検出手段や光反射量分布検出手段などが挙げられる。
なお、画像検出手段109から所在分布検出手段101に送る画像と画像検出手段109からジェスチャ検出手段102に送る画像は、ブロック分割数やサンプリング周期や温度データのランク数などが異なった画像であっても良い。例えば、所在分布検出手段101が身体の大きさ程度の人の所在分布を検出するので、ブロックを10cm×10cm程度にして良いが、ジェスチャ検出手段102が手の大きさ程度のモノの位置変化を検出するので、ブロックを2cm×2cm程度にすれば良い。また、所在分布検出手段101が人の所在分布の変更を検出してからトリガ発生手段105を起動するので、サンプリング周期を1s程度に設定して良いが、ジェスチャ検出手段102が両手の動きでジェスチャ指令を検出するのでサンプリング周期を10ms程度に設定すれば良い。また、所在分布検出手段101が身体の大きさ程度の人の所在分布を検出するので、体温範囲を29℃〜38℃と設定すれば良いが、ジェスチャ検出手段102が手の動きを検出するので、手を含む上腕部の温度が気候・天気・時間・身体状況などによって大きな差があるため、温度範囲を0℃〜40℃と設定すれば良い。これによって、画像検出手段109は所在分布検出手段101とジェスチャ検出手段102に画像を出力しているので、画像検出手段109が1つで構成できて、部品数を削減することができる。
また、本実施の形態における空気調和機100では、画像検出手段109と送風制御手段104を空気調和機本体に付けた場合を主として例に挙げて説明する。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、画像検出手段109と送風制御手段104を空気調和機本体から分離し、空気調和機本体と違う場所に設置しても良い。これによって、空気調和機の設置場所の自由度を高めることができる。
また、独立した画像検出手段109または送風制御手段104を複数個設置しても良い。これによって、空気調和システムとしてより大きなエリアを検出しながら調和することができる。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、温度分布検出手段110である画像検出手段109は常にオン状態で、検出した温度分布の画像を所在分布検出手段101に定期的に送信する。所在分布検出手段101が受信した温度分布の画像より所在分布検出処理を行う。検出した温度分布画像は人、モノ、環境の分布情報を含んでいる。その中、人の所在分布が変化したと判定する場合、トリガ発生手段105がジェスチャ検出手段102を起動する。
ジェスチャ検出手段102も同じく、温度分布検出手段110である画像検出手段109から温度分布画像を受信する。画像の変化により、人の姿勢や動作を解析し、ジェスチャを検出する。例えば、人が各方向で手を上げたり下げたりしたか、各平面で手を揺らし
たり回したりしたかを判定する。
表示手段108は、ジェスチャ検出中にジェスチャ検出していることを表示する。ジェスチャ検出中に終了ジェスチャ指令があれば、また、計時手段107がジェスチャ検出手段102を起動してから所定時間を越えたことを判定すれば、ジェスチャ終了手段106を起動し、ジェスチャ検出手段102を終了して、所在分布検出手段101を再度有効にする。ジェスチャ検出終了時点までに、所在分布検出手段101およびジェスチャ検出手段102の検出内容により送風内容を送風内容決定手段103が決定し、送風内容を送風制御手段104に送信する。送風制御手段104が受信内容に従って送風内容を制御する。
所在分布検出手段101が所在分布検出処理を実施している時に、また、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出処理を実施している時に、リモコン指令があれば、リモコン指令を優先し、リモコン指令で決定した送風内容を送風制御手段104に送信する。その決定に従って送風制御手段が送風内容を制御する。
図2〜4のフローチャートを用いて、画像検出手段109、所在分布検出手段101、ジェスチャ検出手段102、送風内容決定手段103および送風制御手段104の制御の流れを説明する。
図2において、所在分布検出手段101は、リモコン120からの指令を受信する(ステップS201)。ステップS201において所在分布検出手段101がリモコン指令を検出すれば、所在分布検出手段101はリモコン指令を解読する(ステップS220)。ステップS220において解読したリモコン指令が空気調和機オフの指令であれば空気調和機の運転制御手段(図示せず)に運転を終了させるよう指令し、解読したリモコン指令が空気調和機オフ以外の指令であれば、送風内容決定手段103がリモコン指令を記憶する(ステップS221)。
ステップS201でリモコン指令がない場合、オン状態になっている所在分布検出手段101は温度分布検出手段110である画像検出手段109から温度分布画像を定期的に取得し(ステップS202)、取得した温度分布画像に基づき所在分布検出処理を行う(ステップS203)。ステップS202において温度分布画像をまだ取得してない場合はステップS201に戻る。
ステップS203で行われる所在分布検出処理について、図3を参照しながら説明する。まず、所在分布検出手段101は、取得した温度分布画像に基づいて、画像検出手段109の検出対象とした検出エリアを複数のゾーンに分割し、各ゾーンをより細かいブロックに分割し、各ブロックの最高温度を算出する(ステップS301)。
次に、所在分布検出手段101は、各ブロックの最高温度が周辺のブロックの最高温度と比べて、ブロックの最高温度が連続的に変化しているかどうかを判定する(ステップS302)。ステップS302において、所在分布検出手段101がブロックの最高温度が連続的に変化していると判定した場合(ステップS302のYes)は、所在分布検出手段101は最高温度の連続的に変化している範囲を環境と判定し(ステップS312)、所在分布検出処理を終了する。またステップS302において、所在分布検出手段101がブロックの最高温度が連続的に変化していないと判定した場合は、所在分布検出手段101は温度変化の非連続点(本実施の形態では、差が3℃以上のものを非連続点とした)の集合を長方形として認識する(ステップS303)。
本実施の形態は図5(a)〜図5(d)で後述するような画像変化点から認識する図形
に基づきX軸での伸縮とY軸での伸縮を検出しやすい視点から、温度変化の非連続点を長方形として認識するが、他の簡単な図形(例えば、楕円)、または複数の簡単な図形の組合せで構成する複雑な図形として認識しても良い。
次に、所在分布検出手段101がステップS303で認識した長方形の面積が人間断面判定面積基準以上かどうかを判定する(ステップS304)。ステップS304において、認識した長方形の面積が人間断面判定面積基準以下であると所在分布検出手段101が判定すれば、犬や猫などのペットである可能性が高いので、ステップS312に進んで、所在分布検出手段101がその長方形を環境と判定し、所在分布検出処理を終了する。
ステップS304において、認識した長方形の面積が人間断面判定面積基準以上であると所在分布検出手段101が判定すれば、所在分布検出手段101はステップS303で認識した長方形の平均温度が人間体温判定範囲内にあるかどうかを判定する(ステップS305)。
ステップS305において、平均温度が人間体温判定範囲内でないと所在分布検出手段101が判定した場合、例えば認識した長方形の平均温度が高すぎると、ヒーターのような物体である可能性があり、逆に認識した長方形の平均温度が低すぎると、金魚鉢など低温の物体である可能性がある。そこで、ステップS305において平均温度が人間体温判定範囲内でないと所在分布検出手段101が判定した場合は所在分布検出手段101はその長方形をモノと判定し、位置を記憶し(ステップS311)、所在分布検出処理を終了する。そのモノの位置の情報は無駄な送風を抑制するために使われる。また、ステップS305において平均温度が人間体温判定範囲内にあると所在分布検出手段101が判定した場合は、所在分布検出手段101はその長方形を人と判定し、長方形の位置と面積を記憶し(ステップS310)、所在分布検出処理を終了する。
ステップS203において所在分布検出処理が終了すると、所在分布検出手段101は人の位置の情報をまとめた結果である所在分布を過去の履歴と情報比較する(ステップS204)。ステップS204において、過去の履歴とは、例えば数秒前までに所在分布検出手段101が取得した複数枚の温度分布画像に基づき算出した人の位置、人の移動傾向、人の位置移動距離などであり、比較対象は、最新の温度分布画像に基づき算出した人の位置、人の移動傾向、人の位置移動距離と、数秒前までに所在分布検出手段101が取得した複数枚の温度分布画像に基づき算出した人の位置、人の移動傾向、人の位置移動距離とである。こうした比較は、画像検出手段109が所在分布検出手段101に送る画像のサンプリング周期が短い場合、人が遅く移動するので短時間に位置が大きく変更しない可能性があり、所在分布の変化を未検出する可能性があるため、人の移動傾向および数秒前との位置移動距離の結果に基づき所在分布が変化したと補正判定することが望ましい。また、人は無意識に姿勢を調整することがあり、急に人の位置が変更して元の位置へ戻る可能性があるので、所在分布の変化を誤検出することが考えられる。そこで、人の移動傾向および数秒前との位置移動距離の結果に基づき所在分布が変化しなかったと補正判定することが望ましい。これによって、所在分布検出手段101がより正確的に所在分布の変化を検出することができる。
ステップS204において情報比較した結果所在分布が変化していないと所在分布検出手段101が判定した場合(ステップS205のNo)、ステップS201に戻って次の温度分布画像を受信する。逆に、所在分布が変化していると所在分布検出手段101が判定した場合(ステップS205のYes)は、トリガ発生手段105がジェスチャ検出手段102を起動させる(ステップS206)。
トリガ発生手段105がジェスチャ検出手段102を起動させると、ステップS210
でジェスチャ検出手段102がリモコンの指令を受信する。リモコン指令があれば、ステップS220でジェスチャ検出手段102がリモコン指令を解読し、空気調和機オフの指令なら空気調和機を終了するが、他のリモコン指令ならステップS221で送風内容決定手段103がリモコン指令を記憶する。
ステップS210においてジェスチャ検出手段102がリモコン指令を受信できない場合(ステップS210のNo)、所在分布検出手段101を無効状態にして、温度分布検出手段110である画像検出手段109から温度分布画像を定期的に取得するが、温度分布画像をまだ取得してない場合(ステップS211のNo)はステップS210に戻る。
本実施の形態に所在分布検出手段101とジェスチャ検出手段102の有効/無効状態については、実現方法はいくつか挙げられる。例えば、省エネの視点から、オン状態を有効状態、オフ状態を無効状態とすれば、ジェスチャ検出手段102がオン状態になっている時に所在分布検出手段101をオフ状態にして、ジェスチャ検出手段102が検出終了時に所在分布検出手段101をオン状態にしても良い。また、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出時に、所在分布検出手段101をオン状態にしても、トリガ発生手段105をオフにしたり、ジェスチャ検出手段102の受信を禁止したり、所在分布検出手段101の発信を禁止したりすることで、所在分布検出手段101が無効状態になる。所在分布検出手段をオン状態にする時に、トリガ発生手段105をオンにしたり、ジェスチャ検出手段102の受信禁止または所在分布検出手段101の発信禁止を解除したりすることで、所在分布検出手段101が有効状態になる。また、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出時に、所在分布検出手段101の発信した指令をジェスチャ検出手段102が受信しても、何の動作でもしないことで、所在分布検出手段101が無効状態になる。ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出終了時に、所在分布検出手段101からもらう指令に基づく対応動作を実施することで、所在分布検出手段101が有効状態になる。
ステップS211においてジェスチャ検出手段102が温度分布画像を取得していればステップS212に進み、ステップS212ではステップS211でジェスチャ検出手段102が取得した温度分布画像に基づき、ジェスチャ検出処理を行う。
ステップS212で行われるジェスチャ検出処理について、図4を参照しながら説明する。まず、ジェスチャ検出手段102は、ステップS310で所在分布検出手段101が人と判定して記憶した長方形の位置や面積などの情報を取得する(ステップS401)。
そして、ジェスチャ検出手段102が各人の長方形がX軸で伸び縮みしたかどうかを判定する(ステップS410)。ステップS410においてジェスチャ検出手段102がX軸で伸び縮みがないと判定すると(ステップS410のNo)、ジェスチャ検出手段102が各人の長方形がY軸で伸び縮みしたかどうかを判定する(ステップS411)。ステップS410でジェスチャ検出手段102は各人の長方形がX軸での伸び縮みがあると判定した場合(ステップS410のYes)、その長方形と対応する人がジェスチャパターンXを実施したとジェスチャ検出手段102が判定する(ステップS420)。
ステップS411において、ジェスチャ検出手段102がその長方形がY軸での伸び縮みがあると判定すれば(ステップS411のYes)、その長方形と対応する人がジェスチャパターンYを実施したとジェスチャ検出手段102が判定する(ステップS421)。ステップS410およびステップS411でジェスチャ検出手段102は各人の長方形がX軸またY軸での伸び縮みがないと判定した場合(ステップS411のNo)、その長方形と対応する人がジェスチャパターンXもジェスチャパターンYも実施しなかったとジェスチャ検出手段102が判定する(ステップS422)。
ジェスチャ検出手段102は、ステップS420、ステップS421、ステップS422での判定結果を踏まえ、複数回のジェスチャパターンXおよびジェスチャパターンYの組合せがジェスチャ指令条件を満足するかどうかを判定する(ステップS430)。そして、ステップS430においてジェスチャ検出手段102が図5(a)〜図5(d)で後述するようなジェスチャ指令条件を満足したと判定した場合(ステップS430のYes)、その人の方向への送風内容を決定し(ステップS440)、送風内容決定手段103に決定した送風内容を送って、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出処理を終了する。一方、ステップS430においてジェスチャ検出手段102がジェスチャ指令条件をまだ満足していないと判定した場合(ステップS430のNo)、ジェスチャ検出手段102が無効操作と判定し、次のデータを待つ(ステップS441)。
ジェスチャ検出手段102は、ステップS440でジェスチャ検出手段102が決定したジェスチャ指令が図5(d)で後述するような終了ジェスチャ指令であるかどうかを判定する(ステップS213)。ステップS213においてジェスチャ検出手段102が終了ジェスチャ指令を判定すれば(ステップS213でYes)、ジェスチャ終了手段106が起動し、ジェスチャ検出手段102をオフさせ、所在分布検出手段101を再び有効化し、ステップS201に戻る。ステップS213においてジェスチャ検出手段102が終了ジェスチャ指令を判定しなければ(ステップS213でNo)、ジェスチャ検出手段102の起動後から期間を計時している計時手段107が所定時間に達したか否かを判定する(ステップS214)。
ステップS214において、計時手段107で計時する期間が所定時間に達した場合は、ジェスチャ終了手段106はジェスチャ検出手段102をオフさせ、所在分布検出手段101を再び有効化し、ステップS201に戻る。また、ステップS214において計時手段107で計時する期間が所定時間に達していない場合は、計時手段107は続けて時間を計時する。計時手段107で設定した所定時間はジェスチャ検出に要する短い時間で、例えば30秒程度である。
送風内容決定手段103はステップS440でジェスチャ検出手段102が決定した送風内容を記憶する(ステップS215)。
ステップS221とステップS215のいずれかのステップで送風内容決定手段103が記憶した送風内容を送風制御手段104に送信しながら、送風制御手段104が受信内容に従って送風制御する(ステップS230)。
これによって、ジェスチャ検出手段102を所在分布が変化した時点から一定の時間内に起動させ、人がジェスチャで送風内容を変更したくない時に意図せずに行った動作による誤検出を抑制することができる。
なお、温度変化非連続点の判定基準とした3℃が限定されるものではない。
なお、本実施の形態は省電力の視点から、リモコン指令がない場合、所在分布検出手段101とジェスチャ検出手段102のいずれか1つだけをオン状態と設定するが、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出中に所在分布検出手段101をオン状態と設定しても良い。ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出中に所在分布検出手段101が所在分布変化を検出した場合、トリガ発生手段105をもう一度起動させるが、ジェスチャ検出手段102をリセットしなくても、計時手段107の時間だけをリセットすることで、ジェスチャ検出手段102のジェスチャ検出時間を延長する。これによって、ジェスチャ検出手段102はジェスチャ検出中に人が移動しても、その人に対してのジェスチャ検出が元のジェスチャ検出時間中に検出できないことが抑制でき、操作利便性および正確性の
向上ができる。
次に図5を用いて、ジェスチャ検出手段102の画像変化によるジェスチャ指令の一例について説明する。図5(a)〜図5(d)に示すように、ジェスチャ検出手段102が温度分布検出手段110である画像検出手段109から受信された温度分布画像データをステップS212のように解析する。図5において各点はジェスチャ検出手段102で温度分布検出を行う各ブロックであり、人の体温付近の温度の画像を抽出した例で、501は人の頭、502は人の手の部分の例であり、503はステップS303で認識した長方形の例である。
図5(a)のように、人が左右方向で両手を上げたり下げたりする場合、ジェスチャ検出手段102の起動初期のステップS401で取得したT0時点の長方形が、順にT1、T2、T3、T4時点に取得した長方形になる。T0からT1経由でT2になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がX軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンXがプラス1と演算し、T2からT3経由でT4になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がもう一度X軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンXがもう一度プラス1と演算し、それが空気調和機100で記憶したジェスチャ指令「前の風量より大きくしたい」となるので、ステップS440でその長方形の方向へより大きく風量で送風しようと決定し、送風制御手段104が決定内容とおり制御する。
また、図5(b)のように、人が前後方向で両手を上げたり下げたりする場合、ジェスチャ検出手段102の起動初期のステップS401で取得したT0時点の長方形が、順にT1、T2、T3、T4時点に取得した長方形になる。T0からT1経由でT2になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がY軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンYがプラス1と演算し、T2からT3経由でT4になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がもう一度Y軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンYがもう一度プラス1と演算し、それが空気調和機100で記憶したジェスチャ指令「前の風量より小さくしたい」となるので、ステップS440でその長方形の方向へより小さい風量で送風しようと決定し、送風制御手段104が決定内容とおり制御する。
また、図5(c)のように、人が左右方向で両手を上げたり下げたりして前後方向で両手を上げたり下げたりして左右方向でもう一度両手を上げたり下げたりする場合、ジェスチャ検出手段102の起動初期のステップS401で取得したT0時点の長方形が、順にT1、T2、T3、T4、T5、T6時点に取得した長方形になる。T0からT1経由でT2になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がX軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンXがプラス1と演算し、T2からT3経由でT4になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がY軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンYがプラス1と演算し、T4からT5経由でT6になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がもう一度X軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンXがもう一度プラス1と演算し、それが空気調和機100で記憶したジェスチャ指令「この方向へ吹き出さないで」となるので、ステップS440でその長方形の方向へ吹出さないことを決定し、送風制御手段104が決定内容とおり制御する。もし、ステップS203で所在分布検出処理に基づき、他に人がいないと判定した場合、空気調和機100を停止しても良い。
また、図5(d)のように、人が前後方向で両手を上げたり下げたりして左右方向で両手を上げたり下げたりして前後方向でもう一度両手を上げたり下げたりする場合、ジェスチャ検出手段102の起動処理のステップS401で取得したT0時点の長方形が順にT
1、T2、T3、T4、T5、T6時点に取得した長方形になる。T0からT1経由でT2になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がY軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンYがプラス1と演算し、T2からT3経由でT4になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がX軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンXがプラス1と演算し、T4からT5経由でT6になった時に、画像変化点抽出部111に抽出された長方形がもう一度Y軸で伸び縮みしたので、ステップS420でジェスチャパターンYがもう一度プラス1と演算し、それが空気調和機100で記憶したジェスチャ指令「ジェスチャ検出終了」となるので、ステップS440で終了ジェスチャというジェスチャ指令を決定し、ステップS213でジェスチャ終了手段106を起動させ、ジェスチャ検出手段102を終了し、所在分布検出手段101を再有効化する。その時、送風内容とジェスチャ検出手段102起動前と同じ仮決定して、送風制御手段104が決定とおり制御する。
なお、図5によって本発明のジェスチャ指令が限定されるものではない。例えば、両手ではなく、片手でジェスチャを行っても良い。
また、ジェスチャによる操作を風量の増減、風の要/不要、ジェスチャの終了として説明したが、本発明はこれに限るものでなく、例えば直前のジェスチャをキャンセルするようなジェスチャ操作があってもよい。
これによって、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出時、人が簡単なジェスチャ操作で送風内容を制御することができる。人が複雑なジェスチャ動作を覚えなくても良いので、空気調和機の操作の利便性を高めることができる。なお、ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出中に、前のジェスチャ操作をキャンセルしたり、ジェスチャ検出を中止したりすることが可能なので、空気調和機の操作の利便性をさらなる高めることができる。また、ジェスチャ検出手段102で簡単な画像処理でジェスチャ操作が検出できるので、空気調和機のメモリに対して、サイズを小さくすることができる。
次に図6を用いて、同実施の形態の送風制御手段の一例について説明する。図6(a)のように、部屋には二人(Aさん601とBさん602)が並んでいる。ジェスチャ検出手段102がジェスチャ検出時に、Aさん601が前より大きな風がほしいとジェスチャし、Bさん602が前より小さな風がほしいとジェスチャした場合、空気調和機の送風内容を制御する実現手段の送風制御手段104の一つであるルーバーが左右方向で回転する(図6の場合、ルーバーの上下方向での制御が必要なし)。送風内容決定手段103で決定した送風内容に基づき、送風制御手段104が空気の調和を対象とする検出エリアを大きい風がほしい人のいる第1エリア611、人のいない第2エリア612、小さい風がほしい人のいる第3エリア613に分割する。
図6(b)のように、空気調和機100が第1エリア611に送風する時にルーバー130を第1エリア611の方向に向けて低速で回転させ、空気調和機100が第2エリア612に送風する時にルーバー130を第2エリア612の方向に向けて一番高速度で回転させ、空気調和機100が第3エリア613に送風する時にルーバー130を第3エリア613の方向に向けて高速で回転させる。このようにして、各送風方向に送風時間で送風量をコントロールする。
また、図6(c)のように、空気調和機100が第1エリア611に送風する時にルーバー130を第1エリア611の方向に向けて高回数往復に回転させ、空気調和機100が第2エリア612に送風する時にルーバー130を第2エリア612の方向に向けて1回だけ回転させ、空気調和機100が第3エリア613に送風する時にルーバー130を第3エリア613の方向に向けて低回数往復に回転させる。それは、各送風方向に送風頻
度で送風量をコントロールするわけである。
また、各送風方向に送風時間と送風頻度の組合せで送風量をコントロールしても良い。図6(d)のように、空気調和機100が第1エリア611に送風する時にルーバー130を第1エリア611の方向に向けて高回数往復に高速で回転させ、空気調和機100が第2エリア612に送風する時にルーバー130を第2エリア612の方向に向けて1回だけ一番高速で回転させ、空気調和機100が第3エリア613に送風する時にルーバー130を第3エリア613の方向に向けて低回数往復に低速度に回転させる。
また、ルーバーは一定周期で往復動作し、ファンモータの回転数の制御で、第1エリア611では高速回転、第2エリア612では回転を停止、第3エリア613では高速回転としても良い。
また、ルーバー全体の方向でなく、ルーバーの各フィンの方向および回転速度などを制御することにより、風を吹き分けて送風内容を制御しても良い。
これによって、人ごとに対して異なる送風内容を制御することができる。
以上のように、本発明に係る空気調和機は、簡単なジェスチャ操作で人の空気調和機設定操作ができ、且つ意図せずに行った動作を動作のためのジェスチャと誤認識させずに送風の要/不要および送風内容を制御することができるうえ、人ごとに対して異なる送風内容を制御することができるので、空気調和システム等の用途にも適用できる。
100 空気調和機
101 所在分布検出手段
102 ジェスチャ検出手段
103 送風内容決定手段
104 送風制御手段
105 トリガ発生手段
106 ジェスチャ終了手段
107 計時手段
108 表示手段
109 画像検出手段
110 温度分布検出手段
111 画像変化点抽出部
112 X軸伸縮検出部
113 Y軸伸縮検出部
120 リモコン
130 ルーバー

Claims (7)

  1. 人の所在分布を検出する所在分布検出手段と、人のジェスチャを検出するジェスチャ検出手段と、前記所在分布検出手段および前記ジェスチャ検出手段の検出内容により送風内容を決定する送風内容決定手段と、前記送風内容決定手段における決定に従って送風内容を制御する送風制御手段と、前記所在分布検出手段が人の所在分布の変化を検出した時に前記ジェスチャ検出手段を起動させるトリガ発生手段を備える空気調和機。
  2. 前記ジェスチャ検出手段によるジェスチャ検出を終了させるジェスチャ終了手段を備える請求項1記載の空気調和機。
  3. 計時手段を備え、前記計時手段が前記ジェスチャ検出手段の起動後所定時間を計時すると、前記ジェスチャ終了手段がジェスチャ検出を終了させる請求項2記載の空気調和機。
  4. 表示手段をさらに備え、前記ジェスチャ検出手段がジェスチャ検出中は前記表示手段でジェスチャ検出中であることを表示する請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 空気調和対象とするエリアの画像を検出する画像検出手段を備え、前記所在分布検出手段は前記画像検出手段の検出に基づき人の所在を検出し、前記ジェスチャ検出手段は前記画像検出手段の検出に基づき人のジェスチャを検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記画像検出手段は、温度分布を検出する温度分布検出手段である請求項5記載の空気調和機。
  7. 前記ジェスチャ検出手段は、前記画像検出手段で検出した画像の変化した点を抽出する画像変化点抽出部と、前記画像変化点抽出部で抽出した変化点のX軸方向での伸縮を検出するX軸伸縮検出部と、Y軸方向での伸縮を検出するY軸伸縮検出部を備える、請求項5または6記載の空気調和機。
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