JP2013229823A - アンテナ装置とこのアンテナ装置を備えた電子機器 - Google Patents

アンテナ装置とこのアンテナ装置を備えた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高周波帯をカバーするアンテナ素子の共振周波数におけるインピーダンス特性を改善し、当該共振帯域の低周波数化を図ってアンテナ装置をさらに小型化する。
【解決手段】実施形態に係るアンテナ装置は、一端が給電端子に接続されると共に他端が開放された第1のアンテナ素子と、一端が第1のアンテナ素子の素子上に設定された第1の位置に接続されると共に他端が開放された第2のアンテナ素子と、第1のアンテナ素子の第1の位置と他端との間に設定された第2の位置に一端が接続されると共に他端が開放された第3のアンテナ素子を備える。第1のアンテナ素子は、素子長が第1の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定される。第2のアンテナ素子は上記第1アンテナ素子に対し並行に配置され、かつ素子長が第2の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定される。第3のアンテナ素子は少なくとも一部が第2のアンテナ素子に近接配置される。
【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、アンテナ装置とこのアンテナ装置を備えた電子機器に関する。
近年、携帯電話機やスマートホン、PDA(Personal Digital Assistant)、電子書籍端末等に代表される携帯端末機器では、小型軽量化の観点から筐体のさらなる軽薄短小化が求められており、それに伴いアンテナ装置についても小型化が望まれている。また、最近では1台の携帯端末機器で異なる周波数帯を使用する複数の無線システムと通信できるようにすることが要求されている。
そこで従来では、例えば特許文献1の図19に記載されているように、スタブ付の折り返し型の素子からなる第1のアンテナ素子の給電点と近い位置に、当該第1のアンテナ素子とは反対の方向にモノポール素子からなる第2のアンテナ素子を設けた多周波アンテナ装置が提案されている。
特開2006−166994号公報
上記した従来提案されている多周波アンテナ装置は、低周波帯(例えば800MHz帯)をスタブ付の折り返し素子により、また高周波帯(例えば2GHz帯)をモノポール素子によりそれぞれカバーすることでアンテナ装置の小型化を実現している。しかし、アンテナ装置をさらに小型化(低背化及び狭幅化)するために折り返し素子とモノポール素子との間隔をさらに狭くすると、モノポール素子のインピーダンスが低下し、十分なアンテナ特性を得ることができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、高周波帯をカバーするアンテナ素子の共振インピーダンス特性を改善すると共に当該共振帯域の低周波数化を図り、これによりアンテナ装置のさらなる小型化を可能にしたアンテナ装置とこのアンテナ装置を備えた電子機器を提供することにある。
実施形態によれば、アンテナ装置は、一端が給電端子に接続されると共に他端が開放された第1のアンテナ素子と、一端が前記第1のアンテナ素子の素子上に設定された第1の位置に接続されると共に他端が開放された第2のアンテナ素子と、一端が前記第1のアンテナ素子の素子上の上記第1の位置と他端との間に設定された第2の位置に接続されると共に他端が開放された第3のアンテナ素子を具備する。上記第1のアンテナ素子は、その一端から他端までの素子長が予め設定した第1の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定されている。第2のアンテナ素子は、その一端と他端との間の部位が上記第1アンテナ素子に対し並行に配置され、かつ当該一端から他端までの素子長が予め設定した第2の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定されている。第3のアンテナ素子は、その一端と他端との間の部位の少なくとも一部が上記第2のアンテナ素子に対し近接配置される。
第1の実施形態に係るアンテナ装置を備えた電子機器の構成を示す図。 図1に示したアンテナ装置の動作を説明するための図。 参考例として示したアンテナ装置の動作を説明するための図。 図1に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図4に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図4に示した実施形態と図5に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図4に示した実施形態と図5に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図。 図8に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図9に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図9に示した実施形態と図10に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図9に示した実施形態と図10に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 図4に示した実施形態の実施例を説明するための図。 図13に示した実施例のVSWR周波数特性を示す図。 第3の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図。 図15に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図16に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図16に示した実施形態と図17に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図16に示した実施形態と図17に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 第4の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図。 図20に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図21に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図21に示した実施形態と図22に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図21に示した実施形態と図22に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 図15に示した実施形態の実施例を説明するための図。 図25に示した実施例のVSWR周波数特性を示す図。 第5の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図。 図27に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図28に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図21に示した実施形態と図22に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図21に示した実施形態と図22に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 第6の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図。 図32に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図33に示したアンテナ装置と対比するために示した参考例を示す図。 図33に示した実施形態と図34に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャート。 図33に示した実施形態と図34に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示した図。 図32に示した実施形態の一実施例を説明するための図。 図37に示した実施例のVSWR周波数特性を示す図。 図32に示した実施形態の別の実施例を示す図。 第7の実施形態に係るアンテナ装置(モノポール型)の構成を示す図。 図40に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図41に示したアンテナ装置のVSWR周波数特性を無給電素子を設けない場合と対比して示した図。 第8の実施形態に係るアンテナ装置(逆F型)の構成を示す図。 図43に示したアンテナ装置の実施例を示す図。 図44に示したアンテナ装置のVSWR周波数特性を無給電素子を設けない場合と対比して示した図。 第9の実施形態に係るアンテナ装置(折り返し型)の構成を示す図。 図46に示したアンテナ装置の実施例1を示す図。 図47に示したアンテナ装置のVSWR周波数特性を無給電素子を設けない場合と対比して示した図。 図46に示したアンテナ装置の実施例2を示す図。 図49に示した実施例2のアンテナ特性を示すスミスチャート。 図49に示した実施例2のVSWR周波数特性を示す図。 第10の実施形態に係るアンテナ装置(モノポール型)の構成を示す図。 第11の実施形態に係るアンテナ装置(逆F型)の構成を示す図。 第12の実施形態に係るアンテナ装置(折り返し型)の構成を示す図。 図1に示したアンテナ装置が備える第1のアンテナ素子の異なる複数の変形例を示す図。 図1に示したアンテナ装置が備える第2のアンテナ素子の異なる複数の変形例を示す図。 図1に示したアンテナ装置が備える第2のアンテナ素子の異なる複数の変形例を示す図。 図1に示したアンテナ装置が備える分岐素子の異なる複数の変形例を示す図。 図15に示したアンテナ装置が備える短絡素子の異なる複数の変形例を示す図。 図27に示したアンテナ装置が備える折り返し素子の異なる複数の変形例を示す図。 図27に示したアンテナ装置が備える折り返し素子の異なる複数の変形例を示す図。 図1及び図27に示したアンテナ装置の変形例を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るアンテナ装置を備えた電子機器の要部構成を示す図である。この電子機器は、無線インタフェースを備えたノート型のパーソナル・コンピュータ又はタッチパネル型の携帯情報端末からなり、印刷配線基板1を備えている。なお、電子機器は、ノート型のパーソナル・コンピュータやタッチパネル型の携帯情報端末以外に、携帯電話機やスマートホン、PDA(Personal Digital Assistant)、電子書籍端末、ゲーム端末等のその他の携帯端末であってもよい。また印刷配線基板1は、金属筐体の一部として構成したり、銅箔等の金属部材で構成してもよい。
上記印刷配線基板1は、第1のエリア1aと第2のエリア1bとを有する。第1のエリア1aにはアンテナ装置3が設けられる。第2のエリア1bには接地パターン5が形成されている。なお、印刷配線基板1の裏面側には、電子機器を構成するために必要な複数の回路モジュールが実装される。回路モジュールの中には無線ユニット2が含まれる。無線ユニット2は、通信対象となる無線システムに割り当てられたチャネル周波数を用いて無線信号を送受信する機能を有する。また、上記第1のエリア1aには給電端子4が設けられ、この給電端子4は給電パターン又は給電ケーブルを介して上記無線ユニット2に接続されている。
ところで、上記アンテナ装置3は次のように構成される。
すなわち、このアンテナ装置3は、モノポール素子からなる第1のアンテナ素子31と、同じくモノポール素子からなる第2のアンテナ素子32と、第3のアンテナ素子としての分岐素子33Aとを備えている。
第1のアンテナ素子31はクランク状に折曲形成され、その一端が給電端子4に接続され、他端は開放されている。第1のアンテナ素子31の素子長は、予め設定した第1の共振周波数f1に対応する波長の1/4に設定される。第1の共振周波数f1は、例えばLTE(Long Term Evolution)を採用した無線システムが使用する帯域(700MHz 〜900MHz )に設定される。
第2のアンテナ素子32はL型に折曲形成され、その一端が上記第1のアンテナ素子31の第1の折曲点(以後並列接続点と呼称する)34に接続され、他端は開放されている。また第2のアンテナ素子32は、接地パターン5の辺と並行する部位が上記第1のアンテナ素子31に対し並行するように配置される。さらに第2のアンテナ素子32の素子長は、予め設定した第2の共振周波数f2に対応する波長の1/4に設定される。第2の共振周波数f2は、例えば3G規格の無線システムが使用する帯域(1.7GHz 〜1.9GHz )に設定される。
分岐素子33Aは直線状の素子からなり、その一端部が上記第1のアンテナ素子31の第2の折曲点(以後分岐点と呼称する)35に接続され、他端は開放されている。また分岐素子33Aは、その先端部位が上記第2のアンテナ素子32の先端部位と近接する状態で対向配置される。
このような構成であるから、アンテナ装置が第2の共振周波数f2の帯域において動作している場合、の動作中において各アンテナ素子31〜33Aには以下のような電流が流れる。図2はその一例を示したものである。すなわち、第2のアンテナ素子32には給電端子4から開放端に向け(1)に示す電流が流れる。これに対し第1のアンテナ素子31には、その開放端から給電端子4に向け(2)に示すように上記(1)の電流に対し逆相となる電流が流れる。さらに第1のアンテナ素子31には、分岐素子33Aを設けたことにより、この分岐素子33Aの開放端から第1のアンテナ素子31を経由して給電端子4に向け(3)に示すように逆相の電流が流れる。
すなわち、第1のアンテナ素子31には上記(2)の電流に加えて(3)の電流が流れることになり、この結果給電端子4において電流の打ち消し合いが大きくなる。このため、第2のアンテナ素子32における共振インピーダンスを高くすることができ、これにより第2のアンテナ素子32の共振周波数の低周波化が可能となる。
ちなみに、分岐素子33Aを設けない場合を参考例として示すと、図3に示すように第1のアンテナ素子31には第2のアンテナ素子32に流れる電流(1)に対し逆相となる電流(2)が流れるが、分岐素子33Aがないため電流(3)が流れないので図2に比べ電流(1)の打ち消し量が小さくなり、その結果第2のアンテナ素子32の共振インピーダンスは低い値となる。
(実施例1)
図4は、第1のアンテナ素子31に上記した700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図5は分岐素子33Aを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図6は、上記図4に示した実施例と図5に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第1の実施形態の一実施例によれば、分岐素子33Aを設けてその開放端部を第2のアンテナ素子62に対し近接配置したことにより、第2のアンテナ素子32の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べて高くすることができる。
また、図7は図4に示した実施例と図5に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように第1の実施形態の一実施例によれば、第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域を参考例に比べ低周波化することができる。この共振周波数の低周波化により、第2のアンテナ素子32の素子長をさらに短縮することができ、これによりアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。
[第2の実施形態]
図8は、第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図8において、分岐素子33Bは第1のアンテナ素子31の垂直部位に設けられた分岐点36から分岐される。そして、分岐素子33Bの開放端部は、第1のアンテナ素子31と第2のアンテナ素子32との間に近接する状態で対向配置される。
(実施例1)
図9は、第1のアンテナ素子31に先に述べた700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するために構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図10は分岐素子33Bを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図11は、上記図9に示した実施例と図10に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第2の実施形態の一実施例においても、先に述べた第1の実施形態と同様に第2のアンテナ素子32の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べ高くすることができる。
また、図12は図9に示した実施例と図10に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように、第2の実施形態の一実施例においても第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域を低周波化することができ、これにより第2のアンテナ素子32の素子長をさらに短縮してアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。
(実施例2)
上記第1及び第2の実施形態に係るアンテナ装置では、分岐素子33A,33Bと第2のアンテナ素子32とが対向する部位の長さを可変設定すると、第2のアンテナ素子32の共振周波数を可変することが可能となる。
図13は第1の実施形態の実施例2を示したものである。同図において、分岐素子33Aと第2のアンテナ素子32とが対向する部位の長さWを、例えばW=15mm、W=10mm、W=5mmの3通りに設定してVSWR周波数特性を測定すると、図14に示すような結果が得られた。この測定結果から明らかなように、並行する部位の長さWを大きくするに従い、第2のアンテナ素子32の共振周波数を低い値にシフトさせることが可能となる。
なお、この第2のアンテナ素子32の共振周波数の可変設定は、第2の実施形態においても分岐素子33Bと第2のアンテナ素子32とが並行する部位の長さWを可変することにより、同様に行うことができる。
[第3の実施形態]
図15は、第3の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図15において、第1のアンテナ素子31には短絡素子37が並列接続されている。短絡素子37はL型をなし、その一端が接地端子51に接続され、他端が上記並列接続点34又はその近傍位置に接続される。そして短絡素子37は、第1のアンテナ素子31の給電端子4と並列接続点34との間の部位に対し並行に配置される。すなわち、第1のアンテナ素子31と上記短絡素子37とにより逆F型のアンテナ素子が構成される。なお、第1のアンテナ素子31の中間に設けられた分岐点35に分岐素子33Aを接続している点は、前記第1の実施形態と同じである。
(実施例1)
図16は、第1のアンテナ素子31に先に述べた700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するために構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図17は分岐素子33Aを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図18は、上記図16に示した実施例と図17に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第3の実施形態の一実施例においても、先に述べた第1の実施形態と同様に第2のアンテナ素子32の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べ高くすることができる。
また、図19は図16に示した実施例と図17に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように、第3の実施形態の一実施例においても第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域を低周波化することができ、これにより第2のアンテナ素子32の素子長をさらに短縮してアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。
[第4の実施形態]
図20は、第4の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図15と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図20において、分岐素子33Bは第1のアンテナ素子31の垂直部位に設けられた分岐点36から分岐される。そして、分岐素子33Bの開放端部は、第1のアンテナ素子31と第2のアンテナ素子32との間に並行に配置される。
(実施例1)
図21は、第1のアンテナ素子31に上記700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するために構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図22は分岐素子33Bを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図23は、上記図21に示した実施例と図22に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第4の実施形態の一実施例においても、先に述べた第3の実施形態と同様に第2のアンテナ素子32の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べ高くすることができる。
また、図24は図21に示した実施例と図22に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように、第4の実施形態の一実施例においても第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域を低周波化することができ、これにより第2のアンテナ素子32の素子長をさらに短縮してアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。
(実施例2)
上記第3及び第4の実施形態に係るアンテナ装置においても、分岐素子33A,33Bと第2のアンテナ素子32とが対向する部位の長さを可変設定することで、第2のアンテナ素子32の共振周波数を可変することが可能となる。
図25は第3の実施形態の実施例2を示したものである。同図において、分岐素子33Aと第2のアンテナ素子32とが対向する部位の長さWを、例えばW=15mm、W=10mm、W=5mmの3通りに設定してVSWR周波数特性を測定すると、図26に示すような結果が得られた。この測定結果からも明らかなように、並行する部位の長さWを大きくするに従い、第2のアンテナ素子32の共振周波数を低い値にシフトさせることが可能となる。
なお、この第2のアンテナ素子32の共振周波数の可変設定は、第4の実施形態においても分岐素子33Bと第2のアンテナ素子32とが並行する部位の長さWを可変することにより、同様に行うことができる。
[第5の実施形態]
図27は、第5の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
このアンテナ装置は、スタブ付折り返し型モノポール素子からなる第1のアンテナ素子61と、モノポール素子からなる第2のアンテナ素子62と、分岐素子63Aを備えている。
第1のアンテナ素子61は、線状をなす素子の全体をほぼ二分する位置でヘアピン状に折曲形成し、さらにこのヘアピン状に折曲形成された素子の途中をクランク状に折曲形成したもので、その一端が上記給電端子4に接続されると共に、他端が接地端子52に接続される。また、上記折り返しにより形成される往路部と復路部との間にはスタブ67が設けられている。第1のアンテナ素子61の素子長は、上記給電端子4から折り返し端を経て接地端子52に至る電気長が、予め設定された第1の共振周波数f1に対応する波長の略1/2になるように設定されている。また、上記給電端子4と接地端子52との間の間隔は、上記第1の共振周波数f1に対応する波長の1/5以下となるように設定されている。なお、第1の共振周波数f1は、例えばLTEを採用した無線システムが使用する帯域(700MHz 〜900MHz )に設定される。
第2のアンテナ素子62はL型に折曲形成され、その一端が上記第1のアンテナ素子61の給電端子4に近い第1の折曲点(以後並列接続点と呼称する)64に接続され、他端は開放されている。また第2のアンテナ素子62は、接地パターン5の辺と並行する部位が上記第1のアンテナ素子61に対し並行するように配置される。さらに第2のアンテナ素子62の素子長は、予め設定した第2の共振周波数f2に対応する波長の1/4となるように設定される。第2の共振周波数f2は、例えば3G規格の無線システムが使用する帯域(1.7GHz 〜1.9GHz )に設定される。
分岐素子63Aは直線状の素子からなり、その一端が、上記第1のアンテナ素子61の上記並列接続点64から十分に離間した位置に設けられた第2の折曲点(以後分岐点と呼称する)65に接続され、他端は開放されている。また分岐素子63Aは、その開放端から所定長の部位が、上記第2のアンテナ素子62の開放端から所定長の部位と近接する状態で対向配置される。
(実施例1)
図28は、第1のアンテナ素子61に上記700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子62に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図29は分岐素子63Aを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図30は、上記図28に示した実施例と図29に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第5の実施形態の一実施例によれば、分岐素子63Aを設けてその開放端から所定長の部位を第2のアンテナ素子62に近接配置したことにより、第2のアンテナ素子62の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べて高くすることができる。またそれと共に、第1のアンテナ素子61の3倍共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べて低くすることができる。
また、図31は図28に示した実施例と図29に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように第5の実施形態の一実施例によれば、第2のアンテナ素子62の共振周波数帯域を参考例に比べ低周波化することができる。この共振周波数の低周波化により、第2のアンテナ素子62の素子長をさらに短縮することができ、これによりアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。またそれと共に、第1のアンテナ素子61の3倍共振周波数帯域である2.8GHz 帯の共振帯域幅を拡大することが可能となる。
[第6の実施形態]
図32は、第6の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図32において、分岐素子63Bは第1のアンテナ素子61の垂直部位に設けられた分岐点66から分岐される。そして、分岐素子63Bは第1のアンテナ素子61と第2のアンテナ素子62との間に配置され、分岐素子63Bの開放端から所定長の部位が第2のアンテナ素子62の開放端から所定長の部位に近接する状態で対向配置される。
(実施例1)
図33は、第1のアンテナ素子61に上記700MHz 〜900MHz 帯に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子62に1.7GHz 〜1.9GHz 帯に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。ちなみに、図34は分岐素子63Bを設けない場合の構成を参考例として示したものである。
図35は、上記図33に示した実施例と図34に示した参考例のアンテナ特性を対比して示したスミスチャートである。この図から明らかなように第6の実施形態の一実施例においても、先に述べた第5の実施形態と同様に第2のアンテナ素子62の共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べて高くすることができる。またそれと共に、第1のアンテナ素子61の3倍共振周波数におけるインピーダンスを参考例に比べて低くすることができる。
また、図36は図33に示した実施例と図34に示した参考例のVSWR周波数特性を対比して示したものである。この図から明らかなように、第6の実施形態の一実施例においても第2のアンテナ素子62の共振周波数帯域を低周波化することができ、これにより第2のアンテナ素子62の素子長をさらに短縮してアンテナ装置のさらなる小型化が可能となる。また、第1のアンテナ素子61の3倍共振周波数帯域である2.8GHz 帯の共振帯域幅を拡大することが可能となる。
(実施例2)
上記第5及び第6の実施形態に係るアンテナ装置では、分岐素子63A,63Bと第2のアンテナ素子62とが対向する部位の長さを可変設定すると、第2のアンテナ素子62の共振周波数を可変することが可能となる。
図37は第5の実施形態の実施例2を示したものである。同図において、分岐素子63Aと第2のアンテナ素子62とが対向する部位の長さWを、例えばW=15mm、W=10mm、W=5mmの3通りに設定してVSWR周波数特性を測定すると、図38に示すような結果が得られた。この測定結果から明らかなように、並行する部位の長さWを大きくするに従い、第2のアンテナ素子62の共振周波数を低い値にシフトさせることが可能となる。
なお、この第2のアンテナ素子62の共振周波数の可変設定は、第6の実施形態においても分岐素子63Bと第2のアンテナ素子62とが並行する部位の長さWを可変することにより、同様に行うことができる。
(実施例3)
図39は、図27に示したアンテナ装置の実施例3を示したものである。なお、同図において前記図27と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第1のアンテナ素子のスタブの設置位置から折り返し端までの区間は、1本の板状をなす素子61Aにより構成されている。この素子61Aは板状以外にロッド状に構成してもよい。なお、第1のアンテナ素子61Aの中間位置に分岐素子63Aを設ける点は図27と同じである。
このような構成であるから、前記第5及び第6の実施形態で述べた、第2のアンテナ素子62の高インピーダンス化、第1のアンテナ素子61の3倍共振の低インピーダンス化、第2のアンテナ素子62の共振周波数帯域を低周波化と広帯域化の効果が奏せられることに加え、折り返しモノポール素子からなる第1のアンテナ素子61Aの板金を使った製作を簡単化することが可能となる。また、第1のアンテナ素子61Aのスタブ67から折り返し端までの区間の構造的強度高めることが可能となり、これによりアンテナ装置を作成する際の歩留まりを高めることが可能となる。さらに、第1のアンテナ素子61Aの先端部を適宜切断することにより、共振周波数を微調整することも可能となる。
[第7の実施形態]
図40は、第7の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第7の実施形態に係るアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31をモノポール素子により、かつ無給電素子71を設けてこの無給電素子71を第2のアンテナ素子32に対し静電結合可能な状態に近接配置したものとなっている。無給電素子71は、一端が接地端子53に接続され、他端が第1のアンテナ素子31の途中の位置に接続される。
(実施例1)
図41は、第1のアンテナ素子31にLETを採用した無線システムが使用する帯域(700MHz 〜900MHz 帯)に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に3G規格の無線システムが使用する帯域(1.7GHz 〜1.9GHz 帯)に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。
図42は、図41に示した実施例のVSWR周波数特性を、無給電素子71を設けない場合と対比して示したものである。この図から明らかなように第7の実施形態の一実施例によれば、無給電素子71を第2のアンテナ素子32に対し静電結合可能な状態に近接配置したことによって、第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域をさらに広帯域化することができる。
[第8の実施形態]
図43は、第8の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図15と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第8の実施形態に係るアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31を逆F型のアンテナ素子により構成し、かつ無給電素子71を追加してこの無給電素子71を第2のアンテナ素子32に対し静電結合可能な状態に近接配置したものである。
(実施例1)
図44は、第7の実施形態と同様に、第1のアンテナ素子31にLETを採用した無線システムが使用する帯域(700MHz 〜900MHz 帯)に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子32に3G規格の無線システムが使用する帯域(1.7GHz 〜1.9GHz 帯)に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。
図45は、図44に示した実施例のVSWR周波数特性を、無給電素子71を設けない場合と対比して示したものである。この図から明らかなように第8の実施形態の一実施例においても、無給電素子71を第2のアンテナ素子32に対し静電結合可能な状態に近接配置したことによって、第2のアンテナ素子32の共振周波数帯域をさらに広帯域化することができる。
[第9の実施形態]
図46は、第9の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示すものである。なお、同図において前記図27と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
第9の実施形態に係るアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61をスタブ付き折り返しモノポール素子により構成し、かつ無給電素子71を追加してこの無給電素子71を第2のアンテナ素子62に対し静電結合可能な状態に近接配置したものである。
(実施例1)
図47は、第7の実施形態と同様に、第1のアンテナ素子61にLETを採用した無線システムが使用する帯域(700MHz 〜900MHz 帯)に共振周波数帯を設定し、かつ同時に第2のアンテナ素子62に3G規格の無線システムが使用する帯域(1.7GHz 〜1.9GHz 帯)に共振周波数帯を設定するように構成したアンテナ装置の実施例を示すもので、図中の数字はアンテナ素子各部の寸法(単位はmm)を示している。
図48は、図47に示した実施例のVSWR周波数特性を、無給電素子71を設けない場合と対比して示したものである。この図から明らかなように第9の実施形態の一実施例においても、無給電素子71を第2のアンテナ素子62に対し静電結合可能な状態に近接配置したことによって、第2のアンテナ素子62の共振周波数帯域をさらに広帯域化することができる。
(実施例2)
図49は、第9の実施形態に係るアンテナ装置の実施例2を示す図である。なお、図46と同一部分には同一符号を付して説明を行う。
このアンテナ装置は、図46に示した第1のアンテナ素子61のスタブ67から折り返し端までの区間を板状をなす1本の素子61Cにより構成すると共に、L型をなす分岐素子63Cを上記板状をなす1本の素子61Cの折曲部位とスタブとの間に接続している。また、第2のアンテナ素子62はクランク型に折曲形成され、その先端部位が上記分岐素子63Cの水平部位に近接配置される。さらに、接地パターン5の辺は階段状に形成され、その階段上に相当する部位に給電端子4が配置され、またこの給電端子4を挟んでその両側の位置に接地端子52,53が配置される。これらの接地端子52,53のうち、接地パターン5の階段上の角部に配置された接地端子52には上記第1のアンテナ素子61の他端(短絡端)が接続され、もう一方の接地端子53には無給電素子71が接続される。さらに、第1のアンテナ素子61と第2のアンテナ素子62Cとの並列接続点64と、給電端子4との間には集中定数素子81が接続されている。集中定数素子81はチップキャパシタ(例えば3pF)により構成される。
図50は、上記図49に示した実施例2におけるアンテナ装置のアンテナ特性を示したスミスチャートである。また、図51は図49に示した実施例2のVSWR周波数特性を示したものである。この図50と図51から明らかなように、図49に示したアンテナ素子は低周波帯域(主に700〜900MHz帯)と高周波帯域(主に1.7〜2.7GHz帯)を広帯域にカバーすることが可能となる。
[第10の実施形態]
図52は、第10の実施形態に係るアンテナ装置(第1のアンテナ素子31をモノポール素子により構成したもの)の構成を示す図である。なお、同図において前記図40と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図52において、接地パターン5の辺は階段状に形成され、その階段上に相当する部位に設けられた接地端子53に無給電素子71の一端が接続される。また、上記階段状に形成された接地パターン5の辺の垂直部位には給電端子4が設けられる。そして、上記接地パターン5の階段状に形成された部位にはその辺に沿って給電ケーブル4Aが配線され、この給電ケーブル4Aが上記給電端子4に接続される。
このような構成であるから、導電ケーブル4Aを曲げることなく直線状に配線することができ、これにより給電ケーブル4Aの配線経路のばらつき等によるアンテナ特性の劣化を防止することができる。
[第11の実施形態]
図53は、第11の実施形態に係るアンテナ装置(第1のアンテナ素子31を逆F型の素子により構成したもの)の構成を示す図である。なお、同図において前記図43と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図53において、第10の実施形態と同様に接地パターン5の辺は階段状に形成されている。そして、この接地パターン5の辺の階段上に相当する部位には接地端子51,53が設けられ、これらの接地端子51,53にそれぞれ短絡素子37の一端及び無給電素子71の一端が接続される。また、上記階段状に形成された接地パターン5の辺の垂直部位には給電端子4が設けられる。そして、上記接地パターン5の階段状に形成された部位にはその辺に沿って給電ケーブル4Aが配線され、この給電ケーブル4Aが上記給電端子4に接続される。
このような構成であるから、第10の実施形態と同様に導電ケーブル4Aを曲げることなく直線状に配線することができ、これにより給電ケーブル4Aの配線経路のばらつき等によるアンテナ特性の劣化を防止することができる。
[第12の実施形態]
図54は、第12の実施形態に係るアンテナ装置(第1のアンテナ素子61をスタブ付き折り返しモノポール素子により構成したもの)の構成を示す図である。なお、同図において前記図46と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図54において、第10及び第11の実施形態と同様に接地パターン5の辺は階段状に形成されている。そして、この接地パターン5の辺の階段上に相当する部位には接地端子53が設けられ、この接地端子53に無給電素子71の一端が接続される。また、上記階段状に形成された接地パターンの辺の垂直部位には給電端子4が設けられる。そして、上記接地パターン5の階段状に形成された部位にはその辺に沿って給電ケーブル4Aが配線され、この給電ケーブル4Aが上記給電端子4に接続される。
このような構成であるから、第10及び第11の実施形態と同様に導電ケーブル4Aを曲げることなく直線状に配線することができ、これにより給電ケーブル4Aの配線経路のばらつき等によるアンテナ特性の劣化を防止することができる。
[その他の実施形態]
(1)第1のアンテナ素子31の変形例
図55(a)〜(f)は、第1のアンテナ素子31の各種変形例を示すものである。
図55(a)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の開放端に近い部位を図中31aに示すように折り返し形成したものである。
図55(b)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の開放端に近い部位を図中31bに示すようにメアンダ型に構成したものである。
図55(a),(b)のように構成すると、第1のアンテナ素子31の素子長が長い場合でも、アンテナ装置の素子の長さ方向の設置スペースを小型化することが可能となる。
図55(c),(d)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の給電端子4に近い部位31c,31dを幅広に形成したものである。
図55(e)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の開放端に近い部位31eを幅広に形成したものである。
図55(f)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の給電端子4と並列接続点34との間及び並列接続点34と分岐点35との間にそれぞれ集中定数素子81を接続したものである。
(2)第2のアンテナ素子32の変形例
図56(a)〜(g)及び図57(h)〜(o)は、第2のアンテナ素子32の各種変形例を示すものである。
図56(a)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31の並列接続点34に対し、第2のアンテナ素子32の一端を図中32aに示すように第1のアンテナ素子31の折曲方向とは逆方向となるように接続して、中間部位を折り返し形成したものである。
図56(b)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の一端を図中32bに示すように給電端子4に直接接続して、中間部位を折り返し形成したものである。
図56(c)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の中間位置において開放端部を折り返し形成したものである。
図56(d)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の中間部位を図中32dに示すようにメアンダ型に構成したものである。
図56(e)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の中間位置と第1のアンテナ素子31の中間位置とを短絡部32eにより接続したものである。
図56(f),(g)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の中間部から開放端までの区間を図中32f又は32gに示すように2本の素子に枝分けし、この枝分けされた2本の素子の両方又は一方を分岐素子33Bと対向配置させたものである。
図57(h),(i)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32に対し1本以上(図では1本)の素子32h,323iを並列に接続したものである。
図57(j),(k)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の第1のアンテナ素子31との接続点に近い部位を図中32j,32kに示すように幅広の板状に形成したものである。
図57(l)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の基端から中間位置までの部位を図中32lに示すように幅広の板状に形成したものである。
図57(m)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32の素子中に集中定数素子81を接続したものである。
図57(n)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32を第1のアンテナ素子31と接地パターン5との間に配置し、分岐素子33nを第1のアンテナ素子31と第2のアンテナ素子32との間に配置したものである。
図57(o)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32を第1のアンテナ素子31と接地パターン5との間に配置し、分岐素子33nを第2のアンテナ素子32と接地パターン5との間に配置したものである。
(3)分岐素子33の変形例
図58(a)〜(e)は、分岐素子33の各種変形例を示すものである。
図58(a)に示すアンテナ装置は、分岐素子33Aをその中間位置で図中33Aaに示すように折り曲げ形成したものである。
図58(b)に示すアンテナ装置は、分岐素子33Aの中間部位を図中33Abに示すようにメアンダ型に構成したものである。
図58(c)に示すアンテナ装置は、分岐素子33Aの中間位置から先端までの区間を図中33Acに示すように板状に幅広に形成したものである。
図58(d)に示すアンテナ装置は、分岐素子33Aの第1のアンテナ素子31への接続部位を図中33Adに示すように幅広に形成したものである。
図58(e)に示すアンテナ装置は、分岐素子33Aの素子中に集中定数素子81を接続するようにしたものである。
(4)逆F型アンテナ素子の変形例
図59(a)〜(g)は、逆F型アンテナ素子の各種変形例を示すものである。
図59(a)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31と第2のアンテナ素子32との並列接続点34aと接地端子53との間に、短絡素子71を接続するように構成したものである。
図59(b)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31に対し並列に複数本(図では2本)の短絡素子71a,71bを接続したものである。
図59(c)に示すアンテナ装置は、短絡素子71を図中71cに示すように折り曲げ形成したものである。
図59(d)に示すアンテナ装置は、短絡素子71の中間部位を図中71dに示すようにメアンダ型に構成したものである。
図59(e)に示すアンテナ装置は、短絡素子71の素子中に集中定数素子81を接続したものである。
図59(f)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32を第1のアンテナ素子31と接地パターン5との間に配置し、分岐素子33pを第1のアンテナ素子31と第2のアンテナ素子32との間に配置するように構成したものである。
図59(g)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子32を第1のアンテナ素子31と接地パターン5との間に配置し、分岐素子33qを第2のアンテナ素子32と接地パターン5との間に配置するように構成したものである。
(5)折り返しアンテナ素子の変形例
図60(a)〜(f)及び図61(g)〜(l)は、スタブ付き折り返しモノポール素子からなる第1のアンテナ素子61の各種変形例を示すものである。
図60(a)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の先端部位を図中61aに示すように折り返し形成したものである。
図60(b)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の先端部位を図中61bに示すように1本の素子により構成し、かつこの1本の素子をメアンダ型に構成したものである。
図60(c)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の中間位置に複数のスタブ67cを設けたものである。
図60(d)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の先端部位を図中61dに示すように1本の素子により構成したものである。
図60(e),(f)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の給電端子4に近い部位を、図中61,61に示すように板状の幅広に形成したものである。
図61(g)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の接地端子に近い部位を図中61gに示すように板状の幅広に形成したものである。
図61(h)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の先端部に板状をなす幅広の部位61hを形成したものである。
図61(i)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の他端部をクランク状に折曲形成し、この先端を給電端子4から離間した位置に設けられた接地端子52に接続したものである。すなわち、スタブ付き折り返しモノポール素子61の接地パターン5への接地点をオフセットしたものである。
図61(j)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子61の給電端子4と並列接続点64との間、並列接続点64と分岐点65との間、及びスタブ67の接続位置と接地端子52との間にそれぞれ集中定数素子81を接続したものである。
図61(k)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子62kを第1のアンテナ素子61と接地パターン5との間に配置し、分岐素子63Akを第1のアンテナ素子61と第2のアンテナ素子62kとの間に配置するように構成したものである。
図61(l)に示すアンテナ装置は、第2のアンテナ素子62lを第1のアンテナ素子61と接地パターン5との間に配置し、分岐素子63Alを第2のアンテナ素子62lと接地パターン5との間に配置するように構成したものである。
(6)その他の変形例
図62(a)に示すアンテナ装置は、第1のアンテナ素子31と接地パターン5との間に無給電素子91を配置したものである。無給電素子91は、接地パターン5に設けられた接地端子54に直接接続される。
図62(b)に示すアンテナ装置は、折り返し素子からなる第1のアンテナ素子61と接地パターン5との間に無給電素子92を配置したものである。この無給電素子92の基端は第1のアンテナ素子の接地端子52の近傍に接続される。
その他、スタブ付の折り返し型モノポール素子、モノポール素子及び無給電素子の形状や設置位置、サイズ、電子機器の種類や構成等についても、種々変形して実施可能である。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…印刷配線基板、2…無線ユニット、3…アンテナ装置、4…給電端子、4A…給電ケーブル、5…接地パターン、31,31a,31b,31d,31e,61,61C,61a,61b,61d,61g,61h,61i,61k…第1のアンテナ素子、66…スタブ、32,32a,32b,32x,32d,32e,32f,32g,32h,32i,32j,32k,32l,32n,62,62C,62e,62f…第2のアンテナ素子、33A,33B,33a,33Aa,33Ab,33Ac,33Ad,63A,63B,63C,63Ak,63Al…分岐素子、34,64…並列接続点、35,36,65,66…分岐点、37,67…短絡素子、51,52,53,54…接地端子、71,91,92…無給電素子、81…集中定数素子。

Claims (9)

  1. 一端が給電端子に接続されると共に他端が開放され、前記給電端子から前記他端までの素子長が予め設定した第1の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定された第1のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上に設定された第1の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位が前記第1アンテナ素子に対し並行に配置され、かつ前記給電端子から第1の位置を介して前記他端までの素子長が予め設定した第2の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定された第2のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上の前記第1の位置と他端との間に設定された第2の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位の少なくとも一部が前記第2のアンテナ素子に対し近接配置された第3のアンテナ素子と
    を具備するアンテナ装置。
  2. 一端が前記第1又は第2のアンテナ素子の素子上に設定された第3の位置に接続されると共に他端が接地端子に接続され、前記一端から他端までの部位が前記第1又は第2のアンテナ素子に対し並行に配置された短絡素子を、さらに具備する請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 一端が給電端子に接続されると共に他端が接地パターンに設けられた第1の接地端子に接続され、かつ中間部が折り返されてこの折り返しにより形成された往路部と復路部との間にスタブが設けられた折り返し型のモノポール素子により構成され、前記給電端子から前記往路部及び復路部を経て第1の接地端子に至る電気長が予め設定した第1の共振周波数に対応する波長の略1/2に設定された第1のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上に設定された第1の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位が前記第1アンテナ素子に対し並行に配置され、かつ前記給電端子から第1の位置を介して前記他端までの素子長が予め設定した第2の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定された第2のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上の前記第1の位置と他端との間に設定された第2の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位の少なくとも一部が前記第2のアンテナ素子に対し近接配置された第3のアンテナ素子と
    を具備するアンテナ装置。
  4. 前記第1の共振周波数が前記第2の共振周波数より低く設定される請求項1乃至3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1のアンテナ素子の一端が接続される前記給電端子と他端が接続される前記第1の接地端子との間の間隔が、前記第1の共振周波数に対応する波長の略1/5以下に設定される請求項3記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1のアンテナ素子の往路部及び復路部の前記スタブの設置位置から折り返し端までの区間が、1本の線状又は板状の素子により構成される請求項3記載のアンテナ装置。
  7. 第2の接地端子に一端が接続されると共に他端が開放された無給電素子により構成され、当該無給電素子の少なくとも一部が前記第2のアンテナ素子に対し容量結合が可能な状態に並行配置される第4のアンテナ素子を、さらに具備する請求項1乃至3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  8. 前記第1、第2、第3及び第4のアンテナ素子の各導電パターンと前記給電端子が形成される第1のエリアと、辺の一部が略クランク状に形成された接地パターンと前記第1及び第2の接地端子が形成される第2のエリアとを有する印刷配線基板と、
    導電線の先端部が前記クランク状に形成された辺から前記第1のエリアに突出するように前記第2のエリア上に配置され、前記突出された導電線の先端部が前記第1のエリアに形成された給電端子に接続される給電ケーブルと
    を、さらに具備することを特徴とする請求項7記載のアンテナ装置。
  9. 無線信号を送受信する無線ユニットと、
    前記無線ユニットに対し給電端子及び接地端子を介して接続されるアンテナ装置と
    を具備し、
    前記アンテナ装置は、
    一端が前記給電端子に接続されると共に他端が開放され、前記給電端子から前記他端までの素子長が予め設定した第1の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定された第1のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上に設定された第1の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位が前記第1アンテナ素子に対し並行に配置され、かつ前記給電端子から第1の位置を介して前記他端までの素子長が予め設定した第2の共振周波数に対応する波長の略1/4に設定された第2のアンテナ素子と、
    一端が前記第1のアンテナ素子の素子上の前記第1の位置と他端との間に設定された第2の位置に接続されると共に他端が開放され、前記一端と他端との間の部位の少なくとも一部が前記第2のアンテナ素子に対し近接配置された第3のアンテナ素子と
    を具備する電子機器。
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