JP2013227950A - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にNH3又はNH3の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒のNOX浄化率を好適に高めることを課題とする。
【解決手段】本発明は、上記した課題を解決するために、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にNH3又はNH3の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒へ流入する排気のNH3濃度を検出し、NH3が排気中で均一に分散されているときのNH3濃度である基準濃度に対し、検出されたNH3濃度が一定値以上乖離している場合に、NH3の分散度合いを高める処理を実行するようにした。
【選択図】図4
【解決手段】本発明は、上記した課題を解決するために、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にNH3又はNH3の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒へ流入する排気のNH3濃度を検出し、NH3が排気中で均一に分散されているときのNH3濃度である基準濃度に対し、検出されたNH3濃度が一定値以上乖離している場合に、NH3の分散度合いを高める処理を実行するようにした。
【選択図】図4
Description
本発明は、内燃機関の排気浄化システムに関し、特にアンモニア又はアンモニアの前駆体である還元剤を利用して排気中の窒素酸化物(NOX)を浄化する技術に関する。
内燃機関の排気に含まれる二酸化窒素(NO2)や一酸化窒素(NO)等の窒素酸化物(NOX)を浄化する技術として、内燃機関の排気通路に配置される選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気にアンモニア(NH3)又はアンモニア(NH3)の前駆体である還元剤(たとえば、尿素やカルバミン酸アンモニウムなどの水溶液)を添加する還元剤添加弁と、を備えた排気浄化システムが知られている。
還元剤として尿素水溶液を用いるシステムにおいて、還元剤添加量を変更することにより、選択還元型触媒のNH3吸着量が最大量(選択還元型触媒が吸着することができるNH3の最大量)となる状態から徐々にNH3吸着量を低減させ、その後徐々にNH3吸着量を増加させることにより、NH3吸着量の低減開始からアンモニアセンサによってNH3スリップが検出されるまでの時間を求め、該時間に基づいて尿素水溶液に含まれる尿素の濃度を求める技術が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。また、特許文献1には、尿素水溶液に含まれる尿素の濃度に応じて還元剤の添加量を補正する技術についても記述されている。
ところで、選択還元型触媒へ流入するNOXのうち、該選択還元型触媒で浄化されるNOXの割合(NOX浄化率)は、還元剤の添加量や還元剤に含まれる尿素の濃度によっても変化するが、排気が選択還元型触媒へ流入する際の該排気におけるNH3の分散度合いによっても変化する。たとえば、排気中におけるNH3の分散度合いが低い場合(排気中におけるNH3の分布に偏りがある場合)は、排気中におけるNH3の分散度合いが高い場合(排気中におけるNH3の分布が均一である場合)に比べ、選択還元型触媒のNOX浄化率が低くなる可能性がある。
本発明は、上記したような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にアンモニア(NH3)又はアンモニア(NH3)の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒のNOX浄化率を好適に高めることができる技術の提供にある。
本発明は、上記した課題を解決するために、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にアンモニア(NH3)又はアンモニア(NH3)の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒へ流入する排気のNH3濃度を検出し、NH3が排気中において理想状態(たとえば、均一状態)で分散されているときのNH3濃度である基準濃度に対し、検出されたNH3濃度が一定値以上乖離している場合に、NH3の分散度合
いを高まるための処理を実行するようにした。
いを高まるための処理を実行するようにした。
詳細には、本発明の内燃機関の排気浄化システムは、
内燃機関の排気通路に配置される選択還元型触媒と、
前記選択還元型触媒へ流入する排気にアンモニア又はアンモニアの前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、
前記還元剤添加弁から還元剤が添加された後の排気であって、前記選択還元型触媒へ流入する前の排気に含まれるアンモニアの濃度を検出するアンモニアセンサと、
前記還元剤添加弁から添加された還元剤の排気中における分散度合いを変更する変更機構と、
還元剤が添加されたときに前記アンモニアセンサによって検出される濃度が基準濃度に対して一定値以上乖離している場合に、排気中におけるアンモニアの分散度合いが高くなるように、前記変更機構を制御する制御手段と、
を備えるようにした。
内燃機関の排気通路に配置される選択還元型触媒と、
前記選択還元型触媒へ流入する排気にアンモニア又はアンモニアの前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、
前記還元剤添加弁から還元剤が添加された後の排気であって、前記選択還元型触媒へ流入する前の排気に含まれるアンモニアの濃度を検出するアンモニアセンサと、
前記還元剤添加弁から添加された還元剤の排気中における分散度合いを変更する変更機構と、
還元剤が添加されたときに前記アンモニアセンサによって検出される濃度が基準濃度に対して一定値以上乖離している場合に、排気中におけるアンモニアの分散度合いが高くなるように、前記変更機構を制御する制御手段と、
を備えるようにした。
なお、ここでいう「基準濃度」は、前述したように、還元剤が排気中において理想状態で分散されているときにアンモニアセンサによって検出されるアンモニア(NH3)の濃度である。また、ここでいう「NH3の濃度」は、濃度の絶対量を示す値に限られず、濃度と相関する値であればよく、たとえば、排気中に含まれるNH3の絶対量であってもよい。
還元剤添加弁から還元剤が添加されたときに、該還元剤が排気中において十分に分散されていなければ、排気中におけるアンモニアの分散度合いも低くなり易い。その結果、アンモニアセンサにより検出されるNH3の濃度は、基準濃度に対して過薄となったり、又は過濃となったりする。たとえば、排気通路の径方向における還元剤の濃度分布が偏った状態になると、アンモニアセンサのセンシング部が配置される位置においてNH3の濃度が基準濃度より薄くなったり、又は濃くなったりする。
NH3の濃度分布が偏った状態の排気が選択還元型触媒へ流入すると、選択還元型触媒におけるNH3の濃度分布も偏ってしまう可能性がある。選択還元型触媒においてNH3の量が過多となる領域では、NOXと反応しきれない余剰のNH3(又は、選択還元型触媒が吸着しきれない余剰のNH3)が選択還元型触媒の下流へ流出する可能性がある。また、選択還元型触媒においてNH3の量が過少となる領域では、NH3と反応しきれないNOXが選択還元型触媒の下流へ流出する可能性がある。その結果、選択還元型触媒のNOX浄化率は、NH3の濃度分布が均一であるとき(アンモニアセンサにより検出される濃度が前記基準濃度と等しいとき)のNOX浄化率(以下、「目標NOX浄化率」と称する)より小さくなる。
これに対し、本発明の内燃機関の排気浄化システムによれば、アンモニアセンサによって検出されるNH3の濃度が基準濃度に対して一定値以上乖離しているときに、還元剤の分散度合いが高められるため、排気中におけるNH3の濃度分布を均一に近づけることができる。その結果、選択還元型触媒におけるNH3の濃度分布も均一に近づくため、選択還元型触媒から流出するNH3やNOXの量を少なく抑えることができるとともに、選択還元型触媒のNOX浄化率を目標NOX浄化率に近づけることができる。
本発明の内燃機関の排気浄化システムは、選択還元型触媒へ流入するNOX量に対して選択還元型触媒で浄化されるNOX量の割合であるNOX浄化率を演算する演算手段をさらに備えるようにしてもよい。その場合、制御手段は、演算手段により算出されるNOX浄化率と目標NOX浄化率との差に基づいて、前記変更機構をフィードバック制御するようにしてもよい。
このような構成によれば、選択還元型触媒における実際のNOX浄化率をより確実に目標NOX浄化率に近づけることができるとともに、選択還元型触媒から流出するNH3やNOXの量をより確実に低減することができる。
本発明の変更機構としては、たとえば、還元剤添加弁の噴射圧力や噴射間隔(噴射周期)を変更する機構や、分散板などの角度を変更する機構等を用いることができる。
また、本発明において、アンモニアセンサは、該センサのセンシング部(たとえば、センサ素子)が排気通路の径方向においてNH3が偏在しやすい位置(NH3の濃度が高くなり易い位置)、又はNH3が偏在し難い位置(NH3の濃度が低くなり易い位置)に配置されてもよい。その場合、NH3の濃度分布の偏りをより確実に検出することが可能になる。
本発明によれば、内燃機関の排気通路に配置された選択還元型触媒と、選択還元型触媒へ流入する排気中にアンモニア(NH3)又はアンモニア(NH3)の前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、を備えた内燃機関の排気浄化システムにおいて、選択還元型触媒のNOX浄化率を好適に高めることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関の排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、圧縮着火式の内燃機関(ディーゼルエンジン)であるが、希薄燃焼運転(リーンバーン運転)可能な火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)であってもよい。
図1において、内燃機関1には、排気通路2が接続されている。排気通路2は、内燃機関1の気筒内から排出される既燃ガス(排気)を流通させるための通路である。排気通路2の途中には、第1触媒ケーシング3と第2触媒ケーシング4が上流側から直列に配置されている。
第1触媒ケーシング3は、筒状のケーシング内に酸化触媒とパティキュレートフィルタを内装している。その際、酸化触媒は、パティキュレートフィルタの上流に配置される触媒担体に担持されてもよく、あるいはパティキュレートフィルタに担持されてもよい。
第2触媒ケーシング4は、筒状のケーシング内に、選択還元型触媒が担持された触媒担体を収容したものである。触媒担体は、たとえば、コーディライトやFe−Cr−Al系の耐熱鋼から成るハニカム形状の横断面を有するモノリスタイプの基材に、アルミナ系又はゼオライト系の活性成分(担体)をコーティングしたものである。さらに、触媒担体には、酸化能を有する貴金属触媒(たとえば、白金(Pt)やパラジウム(Pd)等)が担持されている。なお、第2触媒ケーシング4の内部において、酸化触媒を担持した触媒担体が選択還元型触媒より下流に配置されてもよい。その場合の酸化触媒は、後述する還元剤添加弁5から選択還元型触媒へ供給される還元剤のうち、選択還元型触媒をすり抜けた還元剤を酸化するための触媒である。
第1触媒ケーシング3と第2触媒ケーシング4との間の排気通路2には、NH3又はNH3の前駆体である還元剤を排気中へ添加(噴射)するための還元剤添加弁5が取り付けられている。還元剤添加弁5は、ニードルの移動により開閉される噴孔を有する弁装置である。還元剤添加弁5は、ポンプ50を介して還元剤タンク51に接続されている。ポンプ50は、還元剤タンク51に貯留されている還元剤を吸引するとともに、吸引された還元剤を還元剤添加弁5へ圧送する。還元剤添加弁5は、ポンプ50から圧送されてくる還元剤を排気通路2内へ噴射する。なお、還元剤添加弁5の開閉タイミングやポンプ50の吐出圧力は、ECU9によって電気的に制御されるようになっている。
ここで、還元剤タンク51に貯留される還元剤としては、尿素やカルバミン酸アンモニウムなどの水溶液や、NH3ガスを用いることができる。本実施形態では、還元剤として、尿素水溶液を用いる例について述べる。
還元剤添加弁5から尿素水溶液が噴射されると、該尿素水溶液が排気とともに第2触媒ケーシング4へ流入する。その際、尿素水溶液が排気の熱を受けて熱分解又は加水分解される。尿素水溶液が熱分解又は加水分解されると、アンモニア(NH3)が生成される。このようにして生成されたアンモニア(NH3)は、選択還元型触媒に吸着又は吸蔵される。選択還元型触媒に吸着又は吸蔵されたアンモニア(NH3)は、排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)と反応して窒素(N2)や水(H2O)を生成する。つまり、アンモニア(NH3)は、窒素酸化物(NOX)の還元剤として機能する。その際、選択還元型触媒の広い範囲においてアンモニア(NH3)が均一に吸着されていると、選択還元型触媒における窒素酸化物(NOX)の浄化率を高めることができる。
このように構成された内燃機関1には、ECU9が併設されている。ECU9は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAMなどを備えた電子制御ユニットである。ECU9には、上流側NOXセンサ6、NH3センサ(アンモニアセンサ)7、下流側NOXセンサ8、クランクポジションセンサ10、アクセルポジションセンサ11、及びエアフローメータ12などの各種センサが電気的に接続されている。
上流側NOXセンサ6は、第1触媒ケーシング3より下流、且つ第2触媒ケーシング4より上流の排気通路2に配置され、第2触媒ケーシング4へ流入する排気中に含まれる窒素酸化物(NOX)の量(以下、「NOX流入量」と称する)に相関する電気信号を出力する。NH3センサ7は、還元剤添加弁5より下流、且つ第2触媒ケーシング4より上流の排気通路2に配置され、排気中に含まれるNH3の濃度に相関する電気信号を出力する。下流側NOXセンサ8は、第2触媒ケーシング4より下流の排気通路2に配置され、第2触媒ケーシング4から流出するNOXの量(以下、「NOX流出量」と称する)に相関する電気信号を出力する。クランクポジションセンサ10は、内燃機関1の出力軸(クランクシャフト)の回転位置に相関する電気信号を出力する。アクセルポジションセンサ11は、アクセルペダルの操作量(アクセル開度)に相関する電気信号を出力する。エアフローメータ12は、内燃機関1に吸入される空気量(吸入空気量)に相関する電気信号を
出力する。
出力する。
なお、NOXセンサは、排気中のNOXに加え、NH3にも反応するため、NH3センサ7の位置に上流側NOXセンサ6を配置し、該上流側NOXセンサ6をNOXセンサ及びNH3センサとして機能させてもよい。なお、上流側NOXセンサ6をNH3センサとして機能させる場合は、排気中に含まれるNOX量が少ないことが条件となる。なお、内燃機関1の気筒内で燃焼される混合気の空燃比が理論空燃比以下となる場合や、第1触媒ケーシング3において排気中のNOXが十分に浄化される場合に、排気中に含まれるNOXの量が少なくなる。よって、それらの条件が成立しているときであって、還元剤添加弁5から還元剤が添加されたとき(或いは添加直後)に、上流側NOXセンサ6が検出する値をNH3の濃度として用いればよい。
ECU9には、内燃機関1に取り付けられた各種機器(たとえば、燃料噴射弁など)、還元剤添加弁5、及びポンプ50などが電気的に接続されている。ECU9は、前記した各種センサの出力信号に基づいて、内燃機関1の各種機器、還元剤添加弁5、及びポンプ50などを電気的に制御する。たとえば、ECU9は、内燃機関1の燃料噴射制御や、還元剤添加弁5から間欠的に還元剤を噴射させる添加制御などの既知の制御に加え、排気中における還元剤の分散度合いを高めるための分散処理を実行する。以下、分散処理の実行方法について述べる。
分散処理では、ECU9は、第2触媒ケーシング4へ流入する排気のNH3分散度合いを判定する。具体的には、ECU9は、NH3センサ7の出力信号(実NH3濃度)と基準濃度との差が一定値以上であるか否かを判別する。ここでいう「基準濃度」は、排気通路2の径方向においてNH3が均一に分散しているときにNH3センサ7によって検出されるNH3の濃度に相当し、以下の式(1)によって演算することができる。
Cnh3base=Anh3/(Aex+Anh3)*100・・・(1)
上記式(1)中のCnh3baseは基準濃度である。Anh3は、還元剤添加弁5から排気中へ供給されるNH3の量である。Aexは、排気の量である。なお、排気の量Aexとしては、エアフローメータ12の出力信号(吸入空気量)Gaを用いることができる。
Cnh3base=Anh3/(Aex+Anh3)*100・・・(1)
上記式(1)中のCnh3baseは基準濃度である。Anh3は、還元剤添加弁5から排気中へ供給されるNH3の量である。Aexは、排気の量である。なお、排気の量Aexとしては、エアフローメータ12の出力信号(吸入空気量)Gaを用いることができる。
ここで、NH3が排気中で均一に分散していないときは、排気通路2の径方向におけるNH3の濃度分布が偏ったものとなる。その結果、NH3センサ7によって検出される実NH3濃度は、基準濃度Cnh3baseより高くなったり、又は低くなったりする。
図2,3は、NH3が排気中で均一に分散していない場合のNH3の濃度分布を示す図である。図2,3中の領域Aは排気中に含まれるNH3の量が相対的に多い領域を示し、領域Bは排気中に含まれるNH3の量が相対的に少ない領域を示す。図2に示すように、NH3センサ7のセンシング部70の位置が領域Aに含まれる場合は、NH3センサ7によって検出される実NH3濃度は、基準濃度Cnh3baseより高くなる。一方、図3に示すように、NH3センサ7のセンシング部70の位置が領域Bに含まれる場合は、NH3センサ7によって検出される実NH3濃度は、基準濃度Cnh3baseより低くなる。
図2,3に示すような状態の排気が第2触媒ケーシング4へ流入した場合は、選択還元型触媒におけるNH3の濃度分布も偏ってしまう可能性がある。選択還元型触媒においてNH3の量が過多となる領域では、NOXと反応しきれない余剰のNH3や、選択還元型触媒が吸着しきれない余剰のNH3が第2触媒ケーシング4の下流へ流出する可能性がある。また、選択還元型触媒においてNH3の量が過少となる領域では、NH3と反応しきれないNOXが選択還元型触媒の下流へ流出する可能性がある。その結果、選択還元型触
媒におけるNOX浄化率(以下、「実NOX浄化率」と称する)は、NH3の濃度分布が均一であるとき(実NH3濃度が基準濃度Cnh3baseと等しいとき)のNOX浄化率(目標NOX浄化率)より小さくなる。
媒におけるNOX浄化率(以下、「実NOX浄化率」と称する)は、NH3の濃度分布が均一であるとき(実NH3濃度が基準濃度Cnh3baseと等しいとき)のNOX浄化率(目標NOX浄化率)より小さくなる。
したがって、NH3センサ7によって検出される実NH3濃度が基準濃度Cnh3baseに対して一定値以上乖離しているとき(実NOX浄化率が目標NOX浄化率に比して所定値以上低いとき)は、ECU9は、還元剤の分散度合いを高めるようにした。ここでいう「一定値」は、実NOX浄化率が許容範囲より低くなるときの実NOX浄化率と目標NOX浄化率との最小の差、又は第2触媒ケーシング4の下流へ流出するNOXの量が許容量を超えるときの実NOX浄化率と目標NOX浄化率との最小の差に相当し、予め実験などを用いた適合処理によって求められた値である。
排気中におけるNH3の分散度合いは、還元剤添加弁5から添加された還元剤の排気中における分散度合いに相関する。そのため、排気中におけるNH3の分散度合いを高める場合は、排気中における還元剤の分散度合いを高める必要がある。排気中における還元剤の分散度合いを高める方法としては、還元剤添加弁5の噴射圧力を高める方法、還元剤添加弁5の噴射周期(還元剤の噴射間隔)を短くする方法、還元剤添加弁5から噴射される還元剤の飛行経路上に配置される分散板の角度を変更する方法(たとえば、還元剤と分散板の衝突角度を直角に近づけることにより、還元剤の微粒化(霧化)の促進する方法)、等を用いることができる。なお、還元剤として、NH3ガスが使用される場合は、分散板に衝突する還元剤の量が増加するように分散板の角度を調整することにより、還元剤の滞留時間(還元剤と排気との混合時間)を長くする方法を用いることもできる。以下では、還元剤添加弁5の噴射圧力を高める方法を用いる例について述べる。
ところで、還元剤添加弁5の噴射圧力が過剰に高くなると、排気中における還元剤の貫徹力が大きくなるため、排気通路2の壁面に付着する還元剤の量が増加し、還元剤の分散度合いが却って低下する可能性がある。これに対し、還元剤添加弁5の噴射圧力を高める前のNOX浄化率に対し、還元剤添加弁5の噴射圧力を高めた後のNOX浄化率が低くなった場合は、還元剤添加弁5の噴射圧力を低下させてもよい。このように還元剤添加弁5の噴射圧力がフィードバック制御されると、還元剤添加弁5の噴射圧力の過剰な上昇に起因したNOX浄化率の低下を抑制することができる。
以下、本実施形態における分散処理の実行手順について図4に沿って説明する。図4は、分散処理ルーチンを示すフローチャートである。この分散処理ルーチンは、予めECU9のROMに記憶されており、ECU9によって周期的に実行される。
図4の分散処理ルーチンでは、ECU9は、先ずS101において上流側NOXセンサ6の出力信号(NOx流入量)Anoxin、NH3センサ7の出力信号(実NH3濃度)Cnh3、下流側NOXセンサ8の出力信号(NOX流出量)Anoxout、及びエアフローメータ12の出力信号(吸入空気量)Gaを読み込む。
S102では、ECU9は、前記S101で読み込まれたNOX流入量AnoxinとNOX流出量Anoxoutをパラメータとして、現時点におけるNOX浄化率Enox1を演算する。具体的には、ECU9は、以下の式(2)にしたがって、NOX浄化率Enox1を演算する。
Enox1=(Anoxin−Anoxout)/Anoxin・・・(2)
Enox1=(Anoxin−Anoxout)/Anoxin・・・(2)
S103では、ECU9は、前記S101で読み込まれた吸入空気量Gaと還元剤添加弁5から添加されている還元剤の量(NH3の量Anh3)と前述の式(1)に基づいて、基準濃度Cnh3baseを演算する。その際、式(1)中の排気の量Aexの値とし
て、吸入空気量Gaを代入するものとする。
て、吸入空気量Gaを代入するものとする。
S104では、ECU9は、前記S103で算出された基準濃度Cnh3baseと前記S101で読み込まれた実NH3濃度Cnh3との差(=Cnh3base−Cnh3)が一定値α以上であるか否かを判別する。S104において否定判定された場合(Cnh3base−Cnh3<α)は、ECU9は、分散処理を実行せずに、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、S104において肯定判定された場合(Cnh3base−Cnh3≧α)は、ECU9は、S105乃至S109において分散処理を実行する。
先ず、ECU9は、S105において、還元剤添加弁5の噴射圧力を増加させる。その際、噴射圧力の増加量は、予め適合された固定値であってもよく、又は基準濃度Cnh3baseと実NH3濃度Cnh3の差に応じて変更される可変値(前記差が大きいときは小さいときより大きな値に設定される可変値)であってもよい。なお、還元剤添加弁5の噴射圧力を高める方法としては、ポンプ50の吐出圧力を高める方法を用いることができる。その場合、ポンプ50が本発明の変更機構に相当し、ECU9が制御手段に相当する。
続いて、ECU9は、S106の処理へ進み、上流側NOXセンサ6の出力信号(NOX流入量)Anoxinと下流側NOXセンサ8の出力信号(NOX流出量)Anoxoutを再度読み込む。
S107では、ECU9は、前記S106で読み込まれたNOX流入量AnoxinとNOX流出量Anoxoutをパラメータとして、還元剤添加弁5の噴射圧力が増加された後のNOX浄化率Enox2を演算する。その際の演算方法は、前述したS102と同様である。
S108では、ECU9は、前記S108で算出されたNOX浄化率Enox2が前記S102で演算されたNOX浄化率Enox1(還元剤添加弁5の噴射圧力が増加される前のNOX浄化率)より高くなっているか否かを判別する。S108において肯定判定された場合(Enox2>Enox1)は、ECU9は、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、S108において否定判定された場合(Enox2≦Enox1)は、還元剤添加弁5の噴射圧力が過剰に高くなっているため、NH3の分散度合いが却って低下しているとみなすことができる。そのため、ECU9は、S109の処理へ進み、還元剤添加弁5の噴射圧力を低下させる。その際、ECU9は、還元剤添加弁5の噴射圧力が前記S105の実行前の噴射圧力より低くなるようにしてもよく、又は前記S105の実行前の噴射圧力より高く、且つ前記S105の実行後の噴射圧力より低くなる範囲に収まるようにしてもよい。
ECU9が図4の分散処理ルーチンを繰り返し実行すると、図5に示すように、実NH3濃度Cnh3が基準濃度Cnh3baseに対して一定値α以上低い状態にあっても、実NH3濃度Cnh3が基準濃度Cnh3base±αの範囲内まで上昇する。さらに、実NH3濃度Cnh3が基準濃度Cnh3base±αの範囲まで上昇すると、実NOX浄化率Enoxが顕著に上昇する。
したがって、本実施形態の内燃機関の排気浄化システムによれば、選択還元型触媒の実NOX浄化率を可及的に高めることができる。
ところで、図4の分散処理ルーチンにおいて、ECU9がS105の処理を実行する際に、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値に達している場合も想定される。そのような場合は、還元剤添加弁5の噴射圧力の増加によるNH3の分散度合いの向上を図ることができ
ない。
ない。
そこで、ECU9は、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値(還元剤添加弁5やポンプ50の構造などに起因した噴射圧力の上限値)に達している場合は、他の手段を利用してNH3の分散度合いを高めるようにしてもよい。たとえば、ECU9は、一定期間あたりに還元剤添加弁5から噴射される還元剤の量を一定量に保ちつつ、還元剤の噴射周期(噴射間隔)を短くするようにしてもよい。
ここで、還元剤添加弁5の噴射周期と選択還元型触媒の実NOX浄化率Enoxとの関係を図6に示す。図6において、還元剤の噴射周期が短いときは長いときに比べ、実NOX浄化率Enoxが大きくなる傾向がある。これは、一定期間あたりに還元剤添加弁5から噴射される還元剤の量を一定量に保ちつつ、還元剤の噴射周期が短縮されると、1回当たりの噴射量が少なくなるため、還元剤が排気中において偏在し難くなるものと考えられる。つまり、一定期間あたりに還元剤添加弁5から噴射される還元剤の量を一定量に保ちつつ、還元剤の噴射周期が短縮されると、排気中における還元剤の分散度合いが高くなるものと考えられる。
したがって、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値に達しているときに、一定期間あたりに還元剤添加弁5から噴射される還元剤の量を一定量に保ちつつ、還元剤の噴射周期が短縮されると、NH3の分散度合いが高くなるとともに、選択還元型触媒における実NOX浄化率Enoxが高くなる。
なお、還元剤添加弁5から噴射される還元剤の飛行経路上に、角度を変更な分散板やフィンなどが配置されている場合は、ECU9は、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値に達しているときに、該分散板やフィンの角度を変更することにより、還元剤の分散度合い(NH3の分散度合い)を高めるようにしてもよい。
ところで、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値に達しているにもかかわらず、実NH3濃度Cnh3が基準濃度Cnh3baseより低くなる要因として、尿素水溶液に含まれる尿素の濃度が想定値より低いことも考えられる。つまり、基準濃度Cnh3baseを演算する際の前提となる還元剤の量とNH3の量との相関関係が想定値と異なることが考えられる。よって、ECU9は、還元剤添加弁5の噴射圧力が上限値に達している場合は、還元剤添加弁5から噴射される還元剤の量を増加させるようにしてもよい。
なお、図4の分散処理ルーチンにおいて、ECU9は、S109の処理を実行した後に、還元剤の噴射周期を短くする処理、又は分散板やフィンの角度を変更する処理を実行してもよい。その場合、還元剤の分散度合い及びNH3の分散度合いをより確実に高めることが可能になる。その結果、選択還元型触媒における実NOX浄化率をより確実に高めることが可能になる。
1 内燃機関
2 排気通路
3 第1触媒ケーシング
4 第2触媒ケーシング
5 還元剤添加弁
6 上流側NOXセンサ
7 NH3センサ
8 下流側NOXセンサ
9 ECU
50 ポンプ
51 還元剤タンク
70 センシング部
2 排気通路
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5 還元剤添加弁
6 上流側NOXセンサ
7 NH3センサ
8 下流側NOXセンサ
9 ECU
50 ポンプ
51 還元剤タンク
70 センシング部
Claims (4)
- 内燃機関の排気通路に配置される選択還元型触媒と、
前記選択還元型触媒へ流入する排気にアンモニア又はアンモニアの前駆体である還元剤を添加する還元剤添加弁と、
前記還元剤添加弁から還元剤が添加された後の排気であって、前記選択還元型触媒へ流入する前の排気に含まれるアンモニアの濃度を検出するアンモニアセンサと、
前記還元剤添加弁から添加された還元剤の排気中における分散度合いを変更する変更機構と、
還元剤が添加されたときに前記アンモニアセンサによって検出される濃度が基準濃度に対して一定値以上乖離している場合に、排気中におけるアンモニアの分散度合いが高くなるように、前記変更機構を制御する制御手段と、
を備える内燃機関の排気浄化システム。 - 請求項1において、前記選択還元型触媒へ流入する窒素酸化物の量に対して該選択還元型触媒で浄化される窒素酸化物の量の割合であるNOX浄化率を演算する演算手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記演算手段により算出されるNOX浄化率と目標NOX浄化率との差に基づいて、前記変更機構をフィードバック制御する内燃機関の排気浄化システム。 - 請求項1又は2において、前記変更機構は、前記還元剤添加弁の噴射圧力又は噴射間隔を変更する機構である内燃機関の排気浄化システム。
- 請求項1又は2において、前記変更機構は、前記還元剤添加弁から噴射される還元剤の飛行経路上に配置される分散板の角度を変更する機構である内燃機関の排気浄化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101632A JP2013227950A (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 内燃機関の排気浄化システム |
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JP2012101632A JP2013227950A (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 内燃機関の排気浄化システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016196826A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の排気浄化装置 |
-
2012
- 2012-04-26 JP JP2012101632A patent/JP2013227950A/ja active Pending
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