JP2013226610A - ワーク固定装置 - Google Patents

ワーク固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013226610A
JP2013226610A JP2012098967A JP2012098967A JP2013226610A JP 2013226610 A JP2013226610 A JP 2013226610A JP 2012098967 A JP2012098967 A JP 2012098967A JP 2012098967 A JP2012098967 A JP 2012098967A JP 2013226610 A JP2013226610 A JP 2013226610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
pair
work
support
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012098967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5562377B2 (ja
Inventor
Masao Kawasaki
眞男 川崎
Tetsuya Shimizu
哲也 清水
Takashi Tajima
崇 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012098967A priority Critical patent/JP5562377B2/ja
Publication of JP2013226610A publication Critical patent/JP2013226610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5562377B2 publication Critical patent/JP5562377B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

【課題】ワークを固定する位置を変更することなくワークのすべての面を加工できるワーク固定装置を提供すること。
【解決手段】ワーク固定装置1は、第1支持台2と、第1支持台2の上面に配置され、第1軸Aを回転軸として回転可能に取り付けられる第1回転テーブル3と、第1回転テーブル3の上面に配置され基部41及び一対の支持部42を有する第2支持台4と、一対の支持部42の内面に配置され第2軸Bを回転軸として回転可能に取り付けられる一対の第2回転テーブル5と、一対の支持部42の間に配置され一対の第2回転テーブル5に取り付けられる枠体61及び枠体61に設けられワークWを固定する複数のクランプ装置62を有する治具プレート6と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダヘッドやシリンダブロック等のワークを固定するワーク固定装置に関する。
従来、車両のエンジンを構成するシリンダヘッドやシリンダブロック等のワークは、ワークの固定台等に設けられたアームクランプやホールクランプ等のクランプ装置によって固定台等に固定されて加工される。そして、固定台等に固定されたワークの所定の面に、NC装置等の加工装置により加工が施される。
例えば、特許文献1には、支持台と、この支持台に対して、水平方向に延びる軸を回転軸として回転可能に取り付けられた回転台と、この回転台の上面に設けられワークを固定するクランプ装置と、を備えるワーク固定装置が提案されている。
特許文献1で提案されたワーク固定装置によれば、クランプ装置によりワークが固定された回転台を回転させることで、ワークの上面及び回転軸の軸方向に沿って配置された側面に加工を施せる。
特開2010−142936号公報
しかしながら、特許文献1で提案されたワーク固定装置では、ワークにおける回転台に固定された面である下面及び回転軸の軸方向に交差する方向に沿って配置された側面には、加工を施すことができない。そのため、ワークのすべての面に加工を施すためには、ワークを固定する位置を変更する工程を設ける必要があった。
従って、本発明は、ワークを固定する位置を変更することなくワークのすべての面を加工できるワーク固定装置を提供することを目的とする。
本発明は、ワークを固定するワーク固定装置であって、第1支持台と、前記第1支持台の上面に配置され、鉛直方向に延びる第1軸を回転軸として回転可能に該第1支持台に取り付けられる第1回転テーブルと、前記第1回転テーブルの上面に配置される矩形状の基部及び該基部の長手方向の一端部及び他端部に設けられ、上方に延びる一対の支持部を有する第2支持台と、前記一対の支持部の内面に配置され、水平方向に延びる第2軸を回転軸として回転可能に該一対の支持部に取り付けられる一対の第2回転テーブルと、前記一対の支持部の間に配置され前記一対の第2回転テーブルに取り付けられる枠体、及び該枠体の一方の面に設けられ前記ワークを固定する複数のクランプ装置を有する治具プレートと、を備えるワーク固定装置に関する。
また、前記治具プレートは、該治具プレートの一方の面に設けられ前記ワークを支持する複数のワーク支持部材を更に備え、前記クランプ装置は、クランプ装置本体と、該クランプ装置本体に対して進退可能に設けられると共に先端側に向かって徐々に径が大きく形成されたテーパ部を有するロッド部と、該ロッド部の周面に配置されテーパ部の径方向に拡張可能なグリップ爪と、を備えることが好ましい。
本発明のワーク固定装置によれば、ワークを固定する位置を変更することなくワークのすべての面を加工できる。
本発明のワーク固定装置及びワーク加工装置の一実施形態を示す正面図である。 図1に示すワーク固定装置の上面図及び正面図である。 図1に示すワーク固定装置及びワーク加工装置を矢印P方向に視た側面図である。 本発明のワーク固定装置における治具プレートを示す平面図である。 治具プレートにワークが固定されている状態を示す外観斜視図である。 ワークとしてのシリンダヘッドのガスケット面を示す平面図である。 治具プレートを図4に示す矢印Q方向に視た状態を示す正面図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークにおける第2軸に沿って配置された1つの側面に加工を施す状態を示す図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークのカバー面に加工を施す状態を示す図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークにおける第2軸に沿って配置されたもう1つの側面に加工を施す状態を示す図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークのガスケット面に加工を施す状態を示す図である。 図11に示す状態からガスケット面の角度を若干変更して加工を施す状態を示す図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークにおける第2軸に交差する方向に沿って配置された1つの側面に加工を施す状態を示す図である。 ワーク固定装置に固定されたワークに加工を施す状態を示した図であり、ワークにおける第2軸に交差する方向に沿って配置されたもう1つの側面に加工を施す状態を示す図である。
以下、本発明のワーク固定装置1の好ましい一実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
本実施形態のワーク固定装置1は、図1〜図3に示すように、車両のエンジンを構成するシリンダヘッドやシリンダブロック等のワークWに対して、NC装置等のワーク加工装置100を用いて加工を施す場合に用いられる。このワーク固定装置1は、図1及び図4に示すように、車両の製造ラインにおいて、ワーク加工装置100に対向して配置される。本実施形態のワーク加工装置100は、工具110の回転軸が水平方向に延びる、いわゆる横型のワーク加工装置100である。
本実施形態では、図1に示すように、ワーク固定装置1及びワーク加工装置100は、一体化されて構成されている。そして、図1〜図3に示すように、ワーク固定装置1は、水平方向であるX軸方向及びZ軸方向に移動可能に構成される。また、ワーク加工装置100は、X軸方向及びZ軸方向、並びに鉛直方向であるY軸方向に移動可能に構成される。尚、本実施形態のワーク固定装置1及びワーク加工装置100の駆動機構としては、モータ及び動力シリンダ等の公知の技術が用いられる。
本実施形態においては、図1〜図3に示すように、水平方向における工具110の回転軸が延びる方向をZ軸方向といい、水平方向におけるZ軸方向に直交する方向をX軸方向という。また、鉛直方向をY軸方向という。
本実施形態のワーク固定装置1は、図1〜図3に示すように、第1支持台2と、第1回転テーブル3と、第2支持台4と、一対の第2回転テーブル5と、治具プレート6と、備える。
第1支持台2は、ワーク固定装置1の土台を構成する。この第1支持台2は、ワーク固定装置1をX軸方向及びZ軸方向に移動させる移動機構200に固定される。
第1回転テーブル3は、円板状に形成され、第1支持台2の上面に配置される。この第1回転テーブル3は、鉛直方向に延びる第1軸Aを回転軸として回転可能に、第1支持台2に取り付けられる。
第2支持台4は、第1回転テーブル3の上面に配置される。この第2支持台4は、基部41と、一対の支持部42と、を備える。
基部41は、平面視において矩形状に形成され、第1回転テーブル3の上面に配置され、第1回転テーブル3に連結される。
一対の支持部42は、基部41の長手方向の一端部及び他端部に設けられ、上方に延びる。即ち、一対の支持部42は、基部41の上面に、基部41の長手方向に所定の間隔をあけて起立して配置される。
一対の第2回転テーブル5は、板状に形成され、一対の支持部42の内面に配置される。一対の第2回転テーブル5は、水平方向に延びる第2軸Bを回転軸として回転可能に、一対の支持部42に取り付けられる。即ち、一対の第2回転テーブル5は、第2軸Bを回転軸として、第2支持台4に対して回転可能に取り付けられる。
治具プレート6は、図4に示すように、枠体61と、この枠体61の一方の面である上面に配置されワークWを固定する複数のクランプ装置62と、枠体61の上面に配置されワークWを支持する複数のワーク支持部材63と、を備える。
本実施形態では、治具プレート6には、ワークとしてのシリンダヘッドWが固定される。
ここで、まず、本実施形態のシリンダヘッドWについて説明する。
図5は、本発明の実施形態に係るシリンダヘッドWがクランプ装置62によって枠体61に固定(クランプ)されている状態を示す外観斜視図である。図6は、図5に示すシリンダヘッドWのガスケット面Gaを示す図である。
シリンダヘッドWは、シリンダヘッドカバー、シリンダブロック等に結合されて自動車等に搭載されるエンジンの一部を構成する鋳造品であり、シリンダブロック側にガスケット面Gaが形成され、シリンダヘッドカバー側にカバー面Coが形成された略直方体形状を有する。このシリンダヘッドWのガスケット面Ga又はその近傍には、図6に示すように、3つの基準座91、及び3つのクランプ穴として用いられる位置決めのための鋳抜き穴92が形成される。
基準座91は、シリンダヘッドWを治具プレート6に固定する場合に、シリンダヘッドWの高さ方向の位置決めを行うために用いられる。これらの基準座91は、シリンダヘッドWのガスケット面Gaを下面として、クランプ装置62をシリンダヘッドWの下方に配置した場合に、高さ方向の基準面となる。
また、基準座91は、図6に示すように、略矩形形状を有するガスケット面Gaの長手方向に沿う一対の側縁のうちの一方の側縁の両端部近傍に2つ形成され、他方の側縁の中央部近傍に1つ形成される。
3つの鋳抜き穴92は、シリンダヘッドWを治具プレート6に固定する場合に、クランプ装置62によりシリンダヘッドWを固定するために用いられる。
3つの鋳抜き穴92は、基準座91の配置に対応しており、略矩形形状を有するガスケット面Gaの長手方向に沿う一対の側縁のうちの一方の側縁の中央部近傍に1つ形成され、他方の側縁の両端部近傍に2つ形成される。また、前述の一方の側縁において1つの鋳抜き穴92は2つの基準座91の中間近傍に形成されており、前述の他方の側縁において2つの鋳抜き穴92の中間近傍に1つの基準座91が形成されている。
また、これら3つの鋳抜き穴92は、シリンダヘッドWの鋳造工程において、鋳型に形成された鋳造ピンが設けられた位置に形成される鋳抜穴である。この鋳抜穴は、鋳造ピンが鋳型から抜けやすいように、抜き勾配が形成された裁頭円錐状に形成される。
次に、治具プレート6の構成について説明する。
枠体61は、図4に示すように、長さ方向LD及び幅方向WDを有する略矩形の枠状に形成され、略矩形形状の中抜部611を有する。図7に示すように、この枠体61には、クランプ装置62を駆動させるための圧油Oを供給する圧油通路PO1,PO2、及び圧縮エアを供給する圧縮エア通路PA1が形成されている(図7参照)。
クランプ装置62は、図4及び図7に示すように、枠体61の上面に配置され、枠体61の上面から突出する。このクランプ装置62は、クランプ装置本体621と、このクランプ装置本体621に対して進退可能に設けられると共に先端側に向かって徐々に径が大きく形成されたテーパ部を有するロッド部622と、このロッド部622の周面に配置されテーパ部の径方向に拡張可能なグリップ爪623と、を備える。
本実施形態では、クランプ装置62は、シリンダヘッドWを治具プレート6の上面に載置した場合に、3つの鋳抜き穴92に対応する位置に3箇所配置される。より具体的には、クランプ装置62は、枠体61における一方の長辺部分の中央部に1つ配置され、他方の長辺部分の両端部近傍に2つ配置される。
ワーク支持部材63は、本体部631と、この本体部631の上端に設けられる着座部632とを備える。本実施形態では、ワーク支持部材63は、シリンダヘッドWを治具プレート6の上面に載置した場合に、3つの基準座91に対応する位置に3箇所配置される。
以上の治具プレート6は、枠体61の短辺部分の側面がそれぞれ一対の第2回転テーブル5の内面に連結されて固定される。
次に、本実施形態の治具プレート6にシリンダヘッドWを固定する手順について説明する。本実施形態の治具プレート6には、以下の手順でシリンダヘッドWが固定される。
まず、シリンダヘッドWが治具プレート6の上面に載置される。ここで、シリンダヘッドWは、ガスケット面Gaが下面となるように、かつ、3つの鋳抜き穴92が3つのクランプ装置62に対応し、3つの基準座91が3つのワーク支持部材63に対応するように、治具プレート6の上面に載置される(図7参照)。
この状態では、3つのワーク支持部材63の着座部632がシリンダヘッドWの3つの基準座91に当接すると共に、3つのクランプ装置62のロッド部及びグリップ爪がシリンダヘッドWの3つの鋳抜き穴92に挿入される。
次いで、クランプ装置62を駆動させてロッド部を後退させる。すると、ロッド部が後退することで、テーパ部によってグリップ爪が径方向に拡大して鋳抜き穴92の内壁に押し付けられる。この状態から、更にロッド部が下降しようとすることにより、グリップ爪及びシリンダヘッドWも下方に引き込まれ、治具プレート6にシリンダヘッドWが固定される。
次に、本実施形態のワーク固定装置1の動作について、図8〜図14を参照しながら説明する。図8〜図14は、ワーク固定装置1に固定されたシリンダヘッドWの各面に、ワーク加工装置100を用いて加工を施す様子を示した図である。
本実施形態のワーク固定装置1を用いてシリンダヘッドWに加工を施す場合には、まず、一対の第2回転テーブル5に取り付けられた治具プレート6の上面にシリンダヘッドWを固定する。
そして、例えば、図8に示すように、第2軸Bがワーク加工装置100の工具110の回転軸の延びる方向Zに直交するように、かつ、治具プレート6の上面が上方を向くようにワーク固定装置1を位置させることで、シリンダヘッドWにおける第2軸Bに沿って配置される2つの側面のうちの1つの側面W1を工具110に対向させることができる。そして、この側面W1に加工が施される。
次いで、この状態から、第2軸Bを回転軸として一対の第2回転テーブル5(及び治具プレート6)を90度程度回転させる。すると、図9に示すように、シリンダヘッドWのカバー面Coが工具110に対向する。この状態で、カバー面Coに加工が施される。
次いで、更に一対の第2回転テーブル5を90度程度回転させると、図10に示すように、シリンダヘッドWにおける第2軸Bに沿って配置されるもう1つの側面W2が工具110に対向する。この状態で、この側面W2に加工が施される。
次いで、図10に示す状態から、更に一対の第2回転テーブル5を90度程度回転させる。すると、図11に示すように、シリンダヘッドWにおけるガスケット面Gaが工具110に対向する。ここで、本実施形態では、治具プレート6は中抜部611を有する枠体61を備えて構成されている。これにより、工具110を中抜部611からガスケット面Gaに到達させられるので、ガスケット面Gaに加工を施すことができる。
また、この場合、図12に示すように、ガスケット面Gaの凹凸形状に応じて、このガスケット面Gaの角度を適宜調整することで、Z軸方向に延びる工具110によりシリンダヘッドWに正確に加工を施せる。
シリンダヘッドWにおける第2軸Bに交差する方向に沿って配置される2つの側面に加工を施す場合には、図13に示すように、第1軸Aを回転軸として、第1回転テーブル3を回転させ、第2軸Bの延びる方向とZ軸の延びる方向とを一致させる。これにより、シリンダヘッドWにおける第2軸Bに交差する方向に沿って配置される2つの側面のうちの1つの側面W3が工具110に対向する。また、この状態で、第2軸Bを回転軸として一対の第2回転テーブル5を回転させて、側面W3に工具110が到達しやすい位置にシリンダヘッドWを位置させる。そして、側面W3に加工が施される。
次いで、図13に示す状態から、第1軸Aを回転軸として、第1回転テーブル3を180度程度回転させると、図14に示すように、シリンダヘッドWにおける第2軸Bに交差する方向に沿って配置されるもう1つの側面W4が工具110に対向して配置される。そして、この状態で、この側面W4に加工が施される。
以上説明した本実施形態のワーク固定装置1によれば、以下のような効果を奏する。
第1軸Aを回転軸として回転可能な第1回転テーブル3の上面に、第2軸Bを回転軸として回転可能な一対の第2回転テーブル5を支持する第2支持台4を配置し、一対の第2回転テーブル5に中抜部611を有する枠体61を備える治具プレート6を連結した。そして、この治具プレート6の上面にシリンダヘッドWを固定した。
これにより、ワーク固定装置1の第2軸Bをワーク加工装置100の工具110の回転軸の延びる方向Zに直交させ、この状態で第2軸Bを回転軸として一対の第2回転テーブル5及び治具プレート6を回転させることで、ワーク固定装置1に固定されたシリンダヘッドWにおける第2軸Bに沿って配置される側面W1,W2、並びにカバー面Co及びガスケット面Gaをワーク加工装置100の工具110に対向させられ、これらの面に加工を施せる。
また、治具プレート6を上方に位置させた状態で、ワーク固定装置1の第2軸Bを工具110の回転軸の延びる方向Zに一致させるように第1軸Aを回転させることで、シリンダヘッドWにおける第2軸Bに交差する方向に沿って配置される側面W3,W4をワーク加工装置100の工具110に対向させられ、これらの面に加工を施せる。
よって、治具プレート6に対してシリンダヘッドWを固定する位置を変更することなく、シリンダヘッドWのすべての面に加工を施せる。つまり、本実施形態のワーク固定装置1によれば、治具プレート6に対してシリンダヘッドWを一度固定したら、治具プレート6に対するシリンダヘッドWの固定箇所を変えることなく、シリンダヘッドWのすべての面を加工できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、本実施形態では、本発明を、ワークとしてのシリンダヘッドWを固定するワーク固定装置1に適用したが、これに限らない。即ち、本発明を、ワークとしてのシリンダブロックやクランクケースをクランプするワーク固定装置に適用してもよい。
また、本実施形態では、ガスケット面Gaに加工を施す場合に、工具110の延びるZ軸方向に対する角度調整を行う態様につき説明したが、これに限らない。即ち、カバー面Co等の他の面に加工を施す場合に、角度調整を行ってもよい。
1 ワーク固定装置
2 第1支持台
3 第1回転テーブル
4 第2支持台
5 第2回転テーブル
6 治具プレート
41 基部
42 支持部
61 枠体
62 クランプ装置
100 ワーク加工装置
W シリンダヘッド(ワーク)
A 第1軸
B 第2軸

Claims (2)

  1. ワークを固定するワーク固定装置であって、
    第1支持台と、
    前記第1支持台の上面に配置され、鉛直方向に延びる第1軸を回転軸として回転可能に該第1支持台に取り付けられる第1回転テーブルと、
    前記第1回転テーブルの上面に配置される矩形状の基部及び該基部の長手方向の一端部及び他端部に設けられ、上方に延びる一対の支持部を有する第2支持台と、
    前記一対の支持部の内面に配置され、水平方向に延びる第2軸を回転軸として回転可能に該一対の支持部に取り付けられる一対の第2回転テーブルと、
    前記一対の支持部の間に配置され前記一対の第2回転テーブルに取り付けられる枠体、及び該枠体の一方の面に設けられ前記ワークを固定する複数のクランプ装置を有する治具プレートと、を備えるワーク固定装置。
  2. 前記治具プレートは、該治具プレートの一方の面に設けられ前記ワークを支持する複数のワーク支持部材を更に備え、
    前記クランプ装置は、クランプ装置本体と、該クランプ装置本体に対して進退可能に設けられると共に先端側に向かって徐々に径が大きく形成されたテーパ部を有するロッド部と、該ロッド部の周面に配置されテーパ部の径方向に拡張可能なグリップ爪と、を備える請求項1に記載のワーク固定装置。
JP2012098967A 2012-04-24 2012-04-24 ワーク固定装置 Expired - Fee Related JP5562377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012098967A JP5562377B2 (ja) 2012-04-24 2012-04-24 ワーク固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012098967A JP5562377B2 (ja) 2012-04-24 2012-04-24 ワーク固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013226610A true JP2013226610A (ja) 2013-11-07
JP5562377B2 JP5562377B2 (ja) 2014-07-30

Family

ID=49674849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012098967A Expired - Fee Related JP5562377B2 (ja) 2012-04-24 2012-04-24 ワーク固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5562377B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106181470A (zh) * 2016-08-02 2016-12-07 安徽德锐仕机床制造有限公司 一种变速箱后壳体钻孔夹具及其使用方法
CN109986463A (zh) * 2019-04-10 2019-07-09 苏州洲洋精密机械科技有限公司 一种用于成组加工平面与孔有垂直要求类零件的气动工装
WO2020253023A1 (zh) * 2019-06-21 2020-12-24 南京唐壹信息科技有限公司 一种新型五金制品用打孔机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3566112A (en) * 1967-08-05 1971-02-23 Kurt Luecke X-ray goniometers providing independent control of three rotary motions and one reciprocating motion
JPH10244434A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Nachi Fujikoshi Corp フレキシブル基準ツール
JP2004195586A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Horkos Corp 工作機械におけるシャフト加工方法並びに、該方法を実施するための加工用治具及びシャフト加工用支持装置
JP2006123010A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nachi Fujikoshi Corp シャフト加工装置
JP2006123011A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nachi Fujikoshi Corp シャフト加工装置
WO2008111571A1 (ja) * 2007-03-13 2008-09-18 Horkos Corp 工作機械
JP2011025376A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Komatsu Ntc Ltd チルトテーブル装置およびその構築方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3566112A (en) * 1967-08-05 1971-02-23 Kurt Luecke X-ray goniometers providing independent control of three rotary motions and one reciprocating motion
JPH10244434A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Nachi Fujikoshi Corp フレキシブル基準ツール
JP2004195586A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Horkos Corp 工作機械におけるシャフト加工方法並びに、該方法を実施するための加工用治具及びシャフト加工用支持装置
JP2006123010A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nachi Fujikoshi Corp シャフト加工装置
JP2006123011A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nachi Fujikoshi Corp シャフト加工装置
WO2008111571A1 (ja) * 2007-03-13 2008-09-18 Horkos Corp 工作機械
JP2011025376A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Komatsu Ntc Ltd チルトテーブル装置およびその構築方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106181470A (zh) * 2016-08-02 2016-12-07 安徽德锐仕机床制造有限公司 一种变速箱后壳体钻孔夹具及其使用方法
CN109986463A (zh) * 2019-04-10 2019-07-09 苏州洲洋精密机械科技有限公司 一种用于成组加工平面与孔有垂直要求类零件的气动工装
CN109986463B (zh) * 2019-04-10 2023-11-03 苏州洲洋精密机械科技有限公司 一种用于成组加工平面与孔有垂直要求类零件的气动工装
WO2020253023A1 (zh) * 2019-06-21 2020-12-24 南京唐壹信息科技有限公司 一种新型五金制品用打孔机

Also Published As

Publication number Publication date
JP5562377B2 (ja) 2014-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6138544B2 (ja) デフケースの加工機
JP2010188519A (ja) 直方体ワークピースを自動加工するフライス加工方法および装置
JP2012111019A (ja) クランプ装置
JP4967759B2 (ja) フローティングチャック機構
JP6273738B2 (ja) 工作機械
JP5562377B2 (ja) ワーク固定装置
TW201600283A (zh) 切削裝置的工作夾台
TWI538773B (zh) 進給裝置、採用該進給裝置之機床及其加工方法
JP2008246632A5 (ja)
JP2007000985A (ja) 治具、被加工物の製造方法及びミシンヘッドの製造方法
CN108747512B (zh) 工控板散热器基座用数控夹具
CN102699715A (zh) 一种夹持装置
JP4885919B2 (ja) 治具
JP2007015028A (ja) ワーク処理装置
JP2010179390A (ja) 薄板偏平形状からなるワークのクランプ装置およびクランプ方法
CN102941480A (zh) 焊接叉镗耳孔胎具
CN107717543B (zh) 一种工装夹具
JP2008000849A (ja) 回転治具機構
JPH0780739A (ja) ワークのクランプ装置
JP2010269432A (ja) 切削方法
JP5101198B2 (ja) 工作機械におけるワーク位置決め装置
JP4874673B2 (ja) 工作機械
JP3220728U (ja) 回転テーブル装置
JP2012250292A (ja) 工作機械
CN209793504U (zh) 多轴加工通用虎钳

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5562377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees