JP2013226288A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃の堆積状況に関係なく塵埃を精度よく検出できる電気掃除機の提供。
【解決手段】塵埃吸気通路(図示せず)で塵埃が通過したことを検出する塵埃検出手段48の出力に応じて報知する表示素子47と、電動送風機2の吸引風で発電する発電手段45の発電量を検出する発電量検出手段81と、発電手段45の塵埃吸込み上流側に負圧を変えられるように塵埃吸気通路を開閉する通路開閉手段60と、発電量検出手段81の出力に応じて塵埃検出手段48と表示素子47と通路開閉手段60を制御する制御手段82を備え、通路開閉手段60は、吸引風がない時は、塵埃吸気通路の一部を塞ぎ、吸引風がある時は、発生した発電量応じて塵埃吸気通路を開閉するもので、吸引風が小さい場合には、塵埃吸気通路の一部を塞ぎ、発電手段45側の吸気風量を上げて発電量を増やして、塵埃検出手段48と表示素子47を安定して動作させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電気掃除機に関するもので、特に、塵埃検知ユニットを備えた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機として、吸引される塵埃を検出する塵埃検出手段と、塵埃検出手段の出力に応じて表示を行う表示部と、電気掃除機の吸引風を利用して風車を回して発電する発電機で構成され、塵埃検出手段と表示部に電源を供給する電源部を備え、これらを一体化して電気掃除機に自在に着脱できるようにした塵埃検知ユニットがある(例えば、特許文献1参照)。
また、その塵埃検知ユニットを備えた吸込み具を有しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許第2886729号公報 特許第3040337号公報
しかしながら、上記特許文献に記載されたような従来の塵埃検知ユニットを備えた電気掃除機の構成では、電気掃除機の吸引風を利用して風車を回し発電した発電量だけで、塵埃検知手段と表示部の電源を供給して動作させているため、吸引風が小さい状態では、発電量が不足し、正常に塵埃を検知し塵埃報知表示を行うことができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、塵埃検出手段と塵埃報知手段を安定して動作させることができる使い勝手のよい電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発生する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵手段と、前記電動送風機の吸引風で風車を回し発電する発電手段と、塵埃吸気通路で塵埃が通過したことを検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段の出力に応じて報知を行う塵埃報知手段と、前記発電手段からの発電量または発電電流を検出する発電量検出手段と、前記発電手段の塵埃吸込み上流側に負圧を変えられるように前記塵埃吸気通路を開閉する通路開閉手段と、前記発電量検出手段の出力に応じて前記塵埃検出手段と前記塵埃報知手段と前記通路開閉手段を制御する制御手段とを備え、前記通路開閉手段は、吸引風がない時には、前記塵埃吸気通路の一部を塞いだ状態となっており、吸引風が発生している時は、発生した発電量または発電電流に応じて、前記塵埃吸気通路を開閉するもので、吸引風が小さい場合には、塵埃吸気通路の一部を塞ぎ、発電手段側の吸気風量を上げて、発電量を増やすことで、塵埃検出手段と塵埃報知手段を安定して動作させることができるため、弱ポジションや塵埃が集塵手段に蓄積された状態でも塵埃を検出できる使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
本発明の電気掃除機は、電動送風機での吸気が少ないときには、塵埃吸気通路の一部を
塞ぎ、発電手段側の吸気風量を上げて、発電量を増やすことで電気掃除機のすべての動作状態で安定して塵埃検出をすることができる使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視外観図 同電気掃除機の塵埃検知ユニットの断面図 同電気掃除機の通路開閉手段の外略図 同電気掃除機の制御ブロック図 本発明の実施の形態2における電気掃除機の制御ブロック図
第1の発明は、吸引風を発生する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵手段と、前記電動送風機の吸引風で風車を回し発電する発電手段と、塵埃吸気通路で塵埃が通過したことを検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段の出力に応じて報知を行う塵埃報知手段と、前記発電手段からの発電量または発電電流を検出する発電量検出手段と、前記発電手段の塵埃吸込み上流側に負圧を変えられるように前記塵埃吸気通路を開閉する通路開閉手段と、前記発電量検出手段の出力に応じて前記塵埃検出手段と前記塵埃報知手段と前記通路開閉手段を制御する制御手段とを備え、前記通路開閉手段は、吸引風がない時には、前記塵埃吸気通路の一部を塞いだ状態となっており、吸引風が発生している時は、発生した発電量または発電電流に応じて、前記塵埃吸気通路を開閉するもので、吸引風が小さい場合には、塵埃吸気通路の一部を塞ぎ、発電手段側の吸気風量を上げて、発電量を増やすことで、塵埃検出手段と塵埃報知手段を安定して動作させることができるため、弱ポジションや塵埃が集塵手段に蓄積された状態でも塵埃を検出できる使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、発電量または発電電流が予め設定している一定値になるように塵埃吸気通路が開閉されるように制御するもので、吸引風が小さい場合での動作の安定だけでなく、必要な発電のみの開閉であるため、吸気圧損を可能な限り減らすことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の塵埃検出手段と塵埃報知手段の負荷電力または負荷電流を検出する負荷検出手段を備え、発電手段での発電量または発電電流が、負荷電力または負荷電流以上の予め設定している値以上になるように、塵埃吸気通路が開閉されるもので、塵埃検出手段が塵埃の吸気によって汚れてきた際に、塵埃検出感度が変わらないように、電流値を増やして安定させ、負荷電流が可変する場合でも、塵埃検出手段と塵埃報知手段を安定して動作をさせることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の発電量または発電電流が予め設定している一定値になっている状態または、発電手段での発電量または発電電流が負荷電力または負荷電流以上の予め設定している値以上になっている状態のときに報知を行う発電量報知手段を備えたもので、使用者が塵埃検出手段と塵埃報知手段が安定して動作していることが認識できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の斜視外観図、図2は、同電気掃除機の塵埃検知ユニットの断面図、図3は、同電気掃除機の通路開閉手段の外略図、図4は
、同電気掃除機の制御ブロック図である。
図1において、本実施の形態における電気掃除機は、延長管28に取り付けられ塵埃を吸引する吸込具23を有し、延長管28は、塵埃検知ユニット20と接続可能であり、他方は、各種の動作モード(例えば、「強」・「中」・「弱」・停止等の吸込み力)が選択できる手元操作部25と、把手26を有する手元管27と接続可能であり、手元管27の他方は回転可能なホース接続部36を介して、ホース29に接続されている。
ホース29は、ピアノ線等からコイル状に作られた芯線(図示せず)を有して、可撓性を有する蛇腹状に作られていて、その芯線で、手元操作信号伝達や電力供給を掃除機本体1から行っており、回転可能な本体接続筒30を介して掃除機本体1に接続されている。
掃除機本体1は、後部に吸引風を発生する電動送風機2を内蔵しており、前部に塵埃を分離捕集する集塵手段となる集塵容器3が着脱自在に取り付けられている。また、後部に室内のコンセント(図4中の商用電源35)に接続して、掃除機本体1に内蔵されている回路基板(図示せず)に電源を供給するための電源コード34が設けられている。
図2において、塵埃検知ユニット20の両端部は、円筒パイプ41であって、円筒パイプ41の端部52は、電気掃除機の手元管27や、延長管28にも着脱可能であり、他端部は、吸込具23や延長管28にも着脱可能に装着される。
円筒パイプ41の上面には平坦部53が形成されていて、この平坦部53を被覆するようにパイプカバー43がビス44によって取付けられている。パイプカバー43と前記平坦部53との間に形成される空間37には、吸引風によって発電する発電手段45と、制御基板46と、表示素子47と、受光素子48aが配置されている。又、パイプカバー43に、円筒パイプ41の周囲を取囲むリングカバー49が組付けられていて、そのリングカバー49の下側空間に発光素子48bが配置されている。
発電手段45は、発電機本体45aと、風車45bと、風量調整弁45cを備え、前記平坦部53上の発電機取付座53a上に着座している。又、発電手段45は、前記パイプカバー43の発電機取付部43aで固定されている。前記パイプカバー43には、前記風車45bを回転させるための外気を取入れる吸気孔43bが設けられており、又、発電手段45の側方にも空気流通口45dが設けられている。
更に、前記平坦部53には、風車45bを回転させた空気をメイン吸気通路Tに導くための排気口53bが形成されている。掃除をする際、円筒パイプ41には吸引力が作用し、前記吸込具23から塵埃と共に吸引された空気Qが、メイン吸気通路Tを通って、掃除機本体1側に吸引される。
この際同時に、前記吸気孔43bから取入れられた空気は、空気流通口45dから発電手段45内に流入し、風車45bを回転させて発電した後、排気口53bを通過し吸込流Sとなってメイン吸気通路Tに流出する。なお、前記吸気孔43bからの塵埃の侵入を防ぐためのフィルター50が設けられている。
受光素子48aと発光素子48bとは、前記メイン吸気通路Tを挟んだ対向位置に配されて、光電式の塵埃検出手段48を構成する。受光素子48aは、図2に明示されるように、前記排気口53bの略同一面側近傍でかつメイン吸気通路Tの下流側に設けられている。これら受光素子48a及び発光素子48bは、透明ホルダー48c、48dによって保護され、塵埃による傷付きが防止されている。又、平坦部53には、受光素子48aに対する光通過用の開口53cが、前記円筒パイプ41には、発光素子48bに対する光通
過用の開口54が夫々形成されている。
受光素子48aを上記位置に設けているため、吸気孔43bから入ってくる清浄な外気が吸込流Sとなって、透明ホルダー48cの表面をなでるようにして、電気掃除機側に吸い込まれていくので、前記透明ホルダー48cの表面に塵埃が付着するのを防止することができる。なお本実施の形態では、受光素子48aを排気口53bの近傍に配したが、発光素子48b側を排気口53bの近傍に配するようにしても、同様の効果が得られる。
表示素子47は、前記メイン吸気通路Tを流れる空気中の塵埃が所定量以上のとき、塵埃検出手段48の検出に基いて点灯するものである。この点灯を外部から知ることができるよう、パイプカバー43の表示素子47に対応する箇所は、透明窓43cとなっている。制御基板46は、前記平坦部53上の基板取付座53d上に着座し、パイプカバー43の基板取付部43dで固定されていて、リングカバー49は、円筒パイプ41及びパイプカバー43に組み付けられる。
通路開閉手段60は、円筒パイプ41の前記発電手段45の排気口53bよりも、上流側に回動可能な通路調整弁61が取り付けられており、図3に明示されるように、前記通路調整弁61を回動動作させる回動電動機62と、回動電動機62の動力を通路調整弁61に連結解除する連結手段63があり、それぞれは円筒パイプ41の側部に配置されている。
通路調整弁61は、連結されていない状態のときにはコイルバネ(図示せず)によって、塵埃吸気通路70の一部を塞ぐような角度を持ったところで静止している。回動電動機62が正回転をすると、吸気風と平行に動作し、塵埃吸気通路70が開いた状態になる。
回動電動機62の軸部にはギアA65が固定されており、ギアA65とギアB66が連結し、さらに通路調整弁61に固定されているギアC67に連結することで、回動電動機62の回転が、通路調整弁61に伝達され、通路調整弁61が回動される。
ギアB66は、連結解除が自動で切替られるようにギアB66がソレノイド等の連結手段63で移動可能となっており、連結手段63に電源供給されると、ギアB66が移動して連結される。連結手段63の電源供給を解除すると、コイルバネ68によって連結が解除され、通路調整弁61は元の場所で静止される。
次に、図4を用いて、本実施の形態における電気掃除機の制御方法について説明する。図4は、同電気掃除機の制御ブロック図である。
掃除機本体1内の通電検知手段71は、掃除機本体1が商用電源35に接続され、通電されたかどうかを検知するものであり、検知信号を本体制御手段72に出力している。
本体制御手段72は、マイクロコンピュータなどにより構成されており、使用者によって手元操作部25より入力された操作情報に基づき、電動送風機駆動手段73へ位相制御するための点弧パルスを出力する制御を行ったり、操作情報や通電検知手段71の検知情報に基づき、駆動信号を出力し、制御を行っている。
電動送風機駆動手段73は、電動送風機2を駆動するための双方向性サイリスタなどで構成された駆動手段であり、電動送風機2を位相制御し吸込み力を可変させている。発電手段45は、電動送風機2からの吸引風で発電する発電機であり、発電された電力を制御基板46に供給している。
塵埃検出手段48は、対向して発光素子48bと受光素子48aを備えており、その間
に塵埃が通過すると、受光素子48aの受光量が変化し、その受光量に対応して受光素子48aの出力電圧も変化する。増幅器48fは受光素子48aの変化量(交流成分)のみを増幅して、その交流成分の振幅に応じた電圧を制御手段82に出力し、塵埃を検出している。
発電量検出手段81は、発電手段45の回転数や、発電電圧、電流を検出して、発電量を検出するものであり、制御手段82に出力している。
回動駆動手段83は、回動電動機62を駆動するためのトランジスタや、リレーなどで構成された駆動手段であり、Hブリッジ等を構成し、回動電動機62のON/OFFおよび正逆回転の制御をしている。
連結駆動手段84は、ソレノイド等の連結手段63を駆動するためのトランジスタや、リレーなどで構成された駆動手段であり、連結手段63のON/OFFの制御をしている。制御手段82は、発電手段45からの電源供給にて動作しており、塵埃検出手段48の信号処理や表示素子47の動作や、回動電動機62、連結手段63の動作を制御している。
発電量を報知する発電量報知手段である発電量表示素子85は、前記発電量または発電電量が所定量以上のとき、発電量検出手段81の検出に基づいて点灯するものである。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機について、以下、その動作、作用を説明する。
まず、使用者が掃除を行うために掃除機本体1より電源コード34を引き出して、電源コード34の先に付いているプラグ34aを室内コンセントに接続し、掃除機本体1が商用電源35に接続されると、通電検知手段71によって本体制御手段72に検知信号が伝達される。
次に使用者が、手元操作部25を操作し、例えば、「強」を選択すると、本体制御手段72は、手元操作部25からの情報を基に、電動送風機駆動手段73とに予め定められた信号を送り、電動送風機2を駆動させる。
電動送風機2による吸引力は、集塵容器3内のフィルター(図示せず)、集塵部(図示せず)、ホース29、塵埃検知ユニット20、延長管28を経て吸込具23に至る。そして、吸込具23から吸引された塵埃を含んだ空気が、本体吸気口17を通って集塵容器3の集塵容器吸気口(図示せず)から集塵部に入り、フィルターに当たりそこで塵埃が捕集され、堆積していく。フィルターを通過した空気は、隔壁開口部(図示せず)を経由して電動送風機2に吸引される。
掃除を終了した際に、使用者が手元操作部25の「停止」を選択し、電動送風機2および、吸込具23内に配され回転ブラシ(図示せず)を回転駆動する電動機(図示せず)の駆動を停止させる。
掃除を行っている際の電動送風機2の吸引風によって、発電手段45によって発電された電力で、塵埃検出手段48と表示素子47と本体制御手段72に電源が供給され、塵埃検知ユニット20は動作する。
塵埃を吸引した場合、対向して備えられている発光素子48bと受光素子48aの間に塵埃が通過すると、受光素子48aの受光量が変化し、その受光量に対応して受光素子48aの出力電圧も変化する。制御基板46上の増幅器48fは受光素子48aの変化量(
交流成分)のみを増幅して、その交流成分の振幅に応じた電圧を制御手段82に出力し、その出力によって制御手段82は、塵埃の有無を判断し、塵埃報知手段である表示素子47に出力し点灯表示する。
電気掃除機の吸引風は、「強」ポジションでの本体吸気口17の密閉や「弱」ポジションでの塵埃堆積時など発電手段45の発電ばらつきは掃除状態によって大きく、最大吸引風によって、異常回転して発電手段45が発熱し、発電できなくならないように風量調整弁45cを設けているが、その状態では、ある吸引風以下の時には発電量が不足してしまうため、発電手段45の回転数や出力電圧・電流を検出する発電量検出手段81にて発電量を検出している。
「強」ポジションで塵埃がほとんど集塵容器3に蓄積されていない吸引風が多いときには、発電量検出手段81からの信号によって十分な発電量があると、制御手段82は、連結駆動手段84に信号を伝達し、連結手段63を連結した後、回動駆動手段83に信号を伝達し、回動電動機62によって通路調整弁61の角度を円筒パイプ41と平行になるように回動させ、発電手段45が回転しすぎないように制御する。
塵埃が徐々に集塵容器3に蓄積されてくると、吸引風が少なくなってきて、発電量が少なくなってくると、制御手段82は発電量を増やすように、通路調整弁61の角度を大きくするように動作する。つまりは、発電量を予め設定している値以上になるように、発電手段45の回転数を、通路調整弁61を制御することで実現しているものである。通路調整弁61によって塵埃吸気通路風量が小さくなると、発電手段45側の吸気孔43bからの吸気が増えるため、回転数が大きくなり発電量もそれに応じて大きくなる。発電量が所定値以上ある場合には、本体制御手段72は発電量表示素子85を点灯させ、使用者に塵埃検出手段48や表示素子47が正常に動作していることを報知している。
「弱」ポジションでも、上記と同様の動作を行うが、塵埃がかなり堆積して、吸込み風量がかなり小さい場合で、通路調整弁61にて発電量が予め設定している値以上に調整できなくなった場合には、本体制御手段72は、発電量表示素子85を消灯させ、使用者に塵埃検出手段48や表示素子47が正常に動作できていないことを報知することで、使用者に他のポジションに変更や、蓄積した塵埃の廃棄を促している。
掃除を終了した際に、使用者が手元操作部25の「停止」を選択すると、電源供給がなくなり、連結手段63も解除され、通路調整弁61は元の場所で静止される。
本発明の実施の形態は、発電手段45からの発電量だけで説明を実施したが、太陽光発電や、圧電素子での発電による蓄電手段(図示せず)への充電を併用すれば、さらに動作が安定することは言うまでもない。
また、塵埃吸気通路70の開閉を、通路調整弁61を回動電動機62で回動させることで説明を行ったが、円筒パイプ41内にバネ等で開閉できる弁を使用しても実施可能なことは言うまでもなく、さらに吸気の圧損や、塵埃の付着が発生しないように、中心から離れた複数弁を用いてもよいことは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態においては、吸引風が大きく発電が十分なときには、塵埃吸気通路70の開口部を大きくし、吸引風が小さくなってくると、塵埃吸気通路70の開口部を小さくして発電量または発電電流を予め設定している一定値以上になるように制御できるため、吸引風が小さい場合での動作の安定だけでなく、必要な発電のみの開閉であるため、吸気圧損を可能な限り減らすことができる。
また、発電量または発電電流が予め設定している一定値になっている状態のときに使用者に報知を行うことで、使用者が塵埃検出手段48と表示素子47が安定して動作していることが認識でき、安心して掃除を行うことができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態における電気掃除機について図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態における電気掃除機の制御ブロック図である。なお、上記実施の形態1における電気掃除機と同一構成の部品については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態における電気掃除機は、図5に示すように、電流調整手段48eを備えたもので、電流調整手段48eは、透明ホルダー48cに塵埃が付着して汚れてくると、受光素子48aに到達する発光量が減ってしまい、減った状態で塵埃が通過しても、発光量の変化が塵埃が付着する前と比べると小さくなってしまうので、塵埃検出感度が下がってしまうのを、発光素子48bの発光量を増やして、受光素子48aに到達する発光量を同じにすることで、塵埃が付着して汚れてきても、塵埃検出感度が変わらないようにしている。
負荷検出手段86は、塵埃検出手段48と表示素子47の負荷電力または負荷電流を検出するもので、電源供給電圧が正常電圧のときに検出している。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機について、以下、その動作、作用を説明する。
塵埃が吸い込まれて、透明ホルダー48cに塵埃が付着して汚れてくると、受光素子48aに到達する発光量が変化しないように、発光素子48bの発光量を上げるため、塵埃検出手段48の負荷電力が変化してしまう。その塵埃検出手段48と表示素子47の負荷電力または負荷電流を検出信号が制御手段82に伝達され、制御手段82は、発電量検出手段81から発電量も検出しており、発電量が負荷に対して予め設定している値以上あって十分なのか、不足しているのかを判断し、十分であれば、連結駆動手段84に信号を伝達し、連結手段63を連結した後、回動駆動手段83に信号を伝達し、回動電動機62によって通路調整弁61の角度を円筒パイプ41と平行になるように回動させ、発電手段45が回転しすぎないように制御する。
塵埃が徐々に集塵容器3に蓄積されてきて、吸引風が少なくなってきて、発電量が少なくなってくると、制御手段82は、負荷に対して予め設定している値以上になるように発電量を増やすべく、通路調整弁61の角度を大きくするように動作する。つまり、負荷電力または負荷電流の予め設定している値以上の発電量または発電電流になるように、発電手段45の回転数を、通路調整弁61を制御することで実現しているものである。
通路調整弁61によって塵埃吸気通路70の風量が小さくなると、発電手段45側の吸気孔43bからの吸気が増えるため、回転数が大きくなり発電量もそれに応じて大きくなる。発電量が所定値以上ある場合には、本体制御手段72は発電量表示素子85を点灯させ、使用者に塵埃検出手段48や表示素子47が正常に動作していることを報知している。
以上のように、本実施の形態における電気掃除機においては、塵埃検出手段48の透明ホルダー48cが塵埃によって汚れてきた際に、塵埃検出感度が変わらないように、発光素子48bの電流値を増やすような負荷電流が可変する場合でも、塵埃検出手段48と表示素子47を安定して動作をさせることができる。
また、発電量または発電電流が負荷電力または負荷電流以上の予め設定している一定値になっている状態のときに使用者に報知を行うことで、使用者が塵埃検出手段48と表示素子47が安定して動作していることが認識でき、安心して掃除を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、吸引風があれば電源を供給することなしに塵埃を検出し、さらにすべての掃除状態においても安定して動作でき、使用者に動作できていることをお知らせすることができ、使い勝手の良いもので、家庭用、業務用、店舗用の各種電気掃除機に適用できる。
1 掃除機本体
2 電動送風機
3 集塵容器(集塵手段)
20 塵埃検知ユニット
45 発電手段
47 表示素子(塵埃報知手段)
48 塵埃検出手段
48a 受光素子
48b 発光素子
60 通路開閉手段
61 通路調整弁
70 塵埃吸気通路
72 本体制御手段
81 発電量検出手段
82 制御手段
85 発電量表示素子(発電量報知手段)
86 負荷検出手段

Claims (4)

  1. 吸引風を発生する電動送風機と、塵埃を捕集する集塵手段と、前記電動送風機の吸引風で風車を回し発電する発電手段と、塵埃吸気通路で塵埃が通過したことを検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段の出力に応じて報知を行う塵埃報知手段と、前記発電手段からの発電量または発電電流を検出する発電量検出手段と、前記発電手段の塵埃吸込み上流側に負圧を変えられるように前記塵埃吸気通路を開閉する通路開閉手段と、前記発電量検出手段の出力に応じて前記塵埃検出手段と前記塵埃報知手段と前記通路開閉手段を制御する制御手段とを備え、前記通路開閉手段は、吸引風がない時には、前記塵埃吸気通路の一部を塞いだ状態となっており、吸引風が発生している時は、発生した発電量または発電電流に応じて、前記塵埃吸気通路を開閉することを特徴とする電気掃除機。
  2. 制御手段は、発電量または発電電流が予め設定している一定値になるように塵埃吸気通路が開閉されるように制御することを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 塵埃検出手段と塵埃報知手段の負荷電力または負荷電流を検出する負荷検出手段を備え、発電手段での発電量または発電電流が、負荷電力または負荷電流以上の予め設定している値以上になるように、塵埃吸気通路が開閉されることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 発電量または発電電流が予め設定している一定値になっている状態または、発電手段での発電量または発電電流が負荷電力または負荷電流以上の予め設定している値以上になっている状態のときに報知を行う発電量報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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JP2017035295A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 アイリスオーヤマ株式会社 掃除機

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