JP2013225976A - 回転電機の冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルの冷却効率を向上させる回転電機の冷却構造を提供する。
【解決手段】一方端部側のコイルエンド部16aに冷却液を流すコイルエンドカバー24aと、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を流すコイルエンドカバー24bと、を含み、コイルエンドカバー24aにより一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、コイルエンドカバー24bにより他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向と、が対向流となる回転電機の冷却構造である。
【選択図】図1
【解決手段】一方端部側のコイルエンド部16aに冷却液を流すコイルエンドカバー24aと、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を流すコイルエンドカバー24bと、を含み、コイルエンドカバー24aにより一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、コイルエンドカバー24bにより他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向と、が対向流となる回転電機の冷却構造である。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転電機の冷却構造の技術に関する。
ステータコア及びステータコアに巻装されたコイルを有するステータと、ステータコアの内側に配置されたロータと、を有するモータを駆動させると、ステータコアに巻装されたコイルに電流が流れることによりコイルが発熱する。そのため、従来から、ステータコアの軸方向端部から軸方向外側に突出するコイルエンド部を冷却液によって冷却することにより、コイルの発熱を抑えることが知られている。
例えば、特許文献1には、ステータの前端及び後端に夫々の端部から突出したコイルエンド部を囲繞して液密的な環状空間を形成する冷却ジャケットにおいて、ステータの前端及び後端に夫々設けた冷却ジャケットの下方に冷媒の入口を夫々形成すると共に夫々の冷却ジャケットの上方に冷媒の出口を形成し、冷媒を夫々の冷却ジャケットにおいて下方から上方へ流動させている冷却ジャケットが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、ステータの端部から突出したコイルエンド部の外周側を覆うガイドとステータの外周側に配置されるハウジングとの間にハウジング内流路が形成され、ガイドには、ハウジング内流路とガイド内を連通する連通部と、ハウジング内側に冷媒を供給する供給路と、ガイド内側から冷媒を排出する排出路と、を有するモータが開示されている。
また、例えば、特許文献3には、ステータホルダの円筒部の外周面とモータハウジングの内壁との間の中間領域内が、ステータホルダの円筒部の周方向に沿って伝熱体が流通する伝熱体通路を構成し、モータハウジングには、ステータホルダの円筒部の周方向に沿って冷却液を流通させる冷媒通路が設けられ、伝熱体の流通方向と冷却液の流通方向とが対向している電動機が開示されている。
特許文献1〜3によれば、コイルエンド部に供給される冷却液等によって、発熱したコイル(コイルエンド部)が冷却されるが、コイルエンド部の最高温度の低下、コイルエンド部の温度分布の均一化等のコイルの冷却効率においては改善の余地がある。
そこで、本発明の目的は、コイルの冷却効率を向上させる回転電機の冷却構造を提供することにある。
本発明は、ステータコアに巻回される巻線により構成され、前記ステータコアの軸方向端部の両側から軸方向外側に突出するコイルエンド部に冷却液を流して冷却する回転電機の冷却構造であって、一方端部側のコイルエンド部に冷却液を流す第1冷却部と、他方端部側のコイルエンド部に冷却液を流す第2冷却部と、を含み、前記第1冷却部により前記一方端部側のコイルエンド部に流れる冷却液の流動方向と、前記第2冷却部により前記他方端部側のコイルエンド部に流れる冷却液の流動方向と、が対向流となる。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第1冷却部の冷却液入口と前記第2冷却部の冷却液入口との間に接続され、前記第1冷却部及び前記第2冷却部に冷却液を分配する分配流路を備えることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第1冷却部の冷却液出口と前記第2冷却部の冷却液入口との間に接続され、前記第1冷却部の冷却液出口から排出された冷却液を前記第2冷却部の冷却液入口へ流す連通路を備えることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第1冷却部の冷却液入口と前記連通路との間に接続され、前記第1冷却部と前記連通路に冷却液を分配する分配流路を備えることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記分配流路内には、前記第1冷却部及び前記第2冷却部に流れる冷却液の流量を調整する流量調整手段が設けられることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記分配流路は、前記他方端部側のコイルエンド部の外周面又は径方向に沿って冷却液を流すガイド流路を備えることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第1冷却部及び第2冷却部は、前記コイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーであることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第1冷却部は、前記一方端部側のコイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーであり、前記第2冷却部の冷却液入口は、前記他方端部側のコイルエンド部に向かって冷却液を吐出する吐出ノズルであることが好ましい。
また、前記回転電機の冷却構造において、前記第2冷却部は、前記他方端部側のコイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーを備えることが好ましい。
本発明によれば、コイルの冷却効率を向上させる回転電機の冷却構造を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。下記の説明において、回転電機のロータ回転中心軸Xに沿う方向を「軸方向」といい、ロータ回転中心軸X上にある点を中心として描かれる円形に沿う方向を「周方向」といい、この円形の半径および直径に沿う方向を「径方向」という。また、回転電機は、電力供給を受けてロータが回転駆動される電動機としての機能、及び、ロータ外部から動力が入力されることによって発電する発電機としての機能の少なくとも一方を備えるものとする。
図1は、本実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図であり、図2(A)は、図1のA方向から見た回転電機の模式平面図であり、図2(B)は、図1のB方向から見た回転電機の模式平面図である。まず、回転電機の構成について説明し、続いて回転電機の冷却構造について説明する。
図1に示す回転電機1は、筒状をなすステータ10と、ステータ10の内側に設けられるロータ12とを備える。なお、回転電機1は、不図示のハウジング内に収容されている。
ステータ10は、ステータコア14と、ステータコア14に巻回される巻線により構成されると共にステータコア14の軸方向端部の両側から軸方向外側に突出するコイルエンド部16a,16bを含むコイル18と、を備える。ステータコア14は、例えば円環状にパンチ打ち抜き加工された多数の電磁鋼板が積層されて、かしめ等により一体に連結されて形成されている。ただし、ステータコア14は、電磁鋼板を積層して形成されるものに限定されず、周方向に複数分割された圧粉磁心により形成されてもよい。ステータコア14の軸方向長さは、コイル18の軸方向長さよりも短く、これにより、コイル18のコイルエンド部16a,16bは、ステータコア14の軸方向端部の両側から軸方向外側に突出する。コイル18を構成する巻線は、例えば、絶縁被覆された銅線等である。
ロータ12は、円柱体をなすロータコア20と、ロータコア20の軸中心を貫通して固定された例えば丸棒鋼材のロータシャフト22と、を含む。ロータコア20は、円盤状の打ち抜き加工された多数の電磁鋼板が積層されて、かしめ等によって一体に連結されて形成される。なお、不図示であるが、ロータシャフト22の両端部は、回転電機1を収容するハウジングの側壁に設けられた軸受け部材によって、ロータ12の回転中心軸X周りに回転可能に支持されている。また、ロータシャフト22の少なくとも一方の端部は、ハウジング外に延出して、回転電機1から動力を外部に出力できるようになっている。
上記のような構成の回転電機1は、回転電機1外部からコイル18に交流電力が供給されると、ステータ10の内側に回転磁界が形成される。この回転磁界に引きつけられて、永久磁石を有するロータ12が回転駆動される。これにより、モータによる回転動力がロータシャフト22を介して出力される。
次に、本実施形態の回転電機冷却構造について説明する。
本実施形態に係る回転電機冷却構造は、第1冷却部、第2冷却部、分配流路、を備えている。
本実施形態の第1冷却部は、一方端部側のコイルエンド部16aに冷却液を流して、一方端部側のコイルエンド部16aを冷却するコイルエンドカバー24aであり、本実施形態の第2冷却部は、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を流して、他方端部側のコイルエンド部16bを冷却するコイルエンドカバー24bである。
図1及び図2に示すように、本実施形態のコイルエンドカバー24a,24bは、ステータコア14と概ね同程度の外径を有する略円環状の形状を有すると共に、断面略コの字型の環状の内部空間を画成するように形成される。そして、コイルエンドカバー24a,24bは、開口側の端面がステータコア14の軸方向端部に当接するようにステータコア14に対して固定され、コイルエンドカバー24a,24bの内部空間内にコイルエンド部16a,16bが収容される。
本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの底部、すなわち鉛直方向下方には、冷却液入口26aが設けられ、一方のコイルエンドカバー24aの上部、すなわち鉛直方向上方には、冷却液出口28aが設けられている。また、他方のコイルエンドカバー24bの底部(鉛直方向下方)には、冷却液出口28bが設けられ、他方のコイルエンドカバー24bの上部(鉛直方向上方)には、冷却液入口26bが設けられている。具体的な冷却液の流動については後述するが、一方のコイルエンドカバー24a内では、冷却液が鉛直方向下方から上方に流れ、他方のコイルエンドカバー24b内では、冷却液が鉛直方向上方から下方に流れる。すなわち、一方のコイルエンドカバー24a内を流れる冷却液の流動方向と他方のコイルエンドカバー24b内を流れる冷却液の流動方向とが対向流となっている。なお、冷却液の流動方向は、対向流となっていれば本実施形態のように鉛直方向に制限されるものではなく、冷却液入口26a,26b及び冷却液出口28a,28bを水平方向に配置する等して、冷却液の流動方向を水平方向等にしてもよい。
本実施形態の分配流路は、図1及び2に示すように、分配管30及びガイド管32から構成されている。但し、分配流路は、コイルエンドカバー24a,24bに冷却液を分配する構成であれば、必ずしも本実施形態で示す配管構成に制限されるものではない。
図1及び図2に示すように、分配管30の一端は、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aに接続され、分配管30の他端は、ガイド管32の一端に接続され、ガイド管32の他端は、他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bに接続されている。また、分配管30には、冷却液導入口31が設けられており、冷却液導入口31には、図示しない車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して吐出するポンプが配管を介して接続される。本実施形態のように、配管類の接続が容易であること、配管類の部品点数が減ること等から分配流路を設けることが好ましいが、分配流路を設けず、車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して吐出するポンプと一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26a、当該ポンプと他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bをそれぞれ別々の配管を介して接続してもよい。
分配管30内には、コイルエンドカバー24a,24bの冷却液入口26a,26bの冷却液の流量を均一化できる等の観点から、図1に示すように、冷却液の流量を調整する流量調整弁34を設けることが好ましい。流量調整弁34は、分配流路内であればいずれの位置に設けてもよいが、本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26a付近に設けている。
図3(A)及び(B)は、分配流路内に設けられる流量調整弁の一例を示す模式断面図である。図3(A)に示すように、流量調整弁は、分配流路内の流路幅を狭くする固定部材34aから構成されてもよいし、図3(B)に示すように、分配流路内を流れる冷却液の流量によって伸縮するものであって、その伸縮度合によって、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aの開閉度を調整する伸縮弁34bから構成されてもよく、その形態は特に制限されるものではない。
本実施形態のガイド管32は、図2(B)に示すように、ステータコア14の軸方向から見て半円弧状に形成されると共に、コイルエンド部16bの外周面に沿って配置されている。ガイド管32をこのような形状及び配置にすることにより、モータケース横方向の厚さの増加を防ぐと共に、ガイド管32とコイルエンド部16bの冷却液流動方向が対向流となり、コイルエンド部周方向の温度分布をより少なくすることを可能とする。また、本実施形態のガイド管32は、図4に示すように、ステータコア14の軸方向から見て円弧状に形成されると共に、コイルエンド部16bの外周面に沿って配置されている。分配流路を構成するガイド管32は、外部への放熱を均一化して、コイル温度分布をより小さくすることができる観点から、円弧状にして、コイルエンド部16bの外周面に沿って配置する方が、半円弧状にして、コイルエンド部16bの外周面に沿って配置させるより好ましい。
次に、本実施形態に係る回転電機の冷却構造の動作について説明する。
まず、不図示のポンプを稼働させ、車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して、不図示の配管を通して、分配管30の冷却液導入口31から分配管30内に冷却液が導入される。冷却液は、分配管30内の流量調整弁34により流量が調整され、一部は一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aからコイルエンドカバー24a内へ、残りの冷却液は、ガイド管32を通り他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bからコイルエンドカバー24b内へ導入される。そして、一方のコイルエンドカバー24aの内部空間では、冷却液が鉛直方向下方から上方に向かって流れ、一方端部側のコイルエンド部16aが冷却され、他方のコイルエンドカバー24bの内部空間では、冷却液が鉛直方向上方から下方に向かって流れ、他方端部側のコイルエンド部16bが冷却される。
通常、コイルエンドカバー24a,24bの内部空間では、冷却液はコイルエンド部16a,16bとの熱交換により、下流側に流れるにしたがい、冷却液温度は上昇するため、下流側のコイルエンド部16a,16bは十分に冷却されず、下流側のコイルエンド部16a,16bの温度は高くなる。したがって、例えば、両端部のコイルエンド部16a,16bに流れる冷却液の流動方向を、鉛直方向下方から上方に流れる平行流とした場合、コイルエンド部16a,16bの底部(鉛直方向下方)は、温度の低い冷却液と熱交換されるため、効率的に冷却されるが、コイルエンド部16a,16bの上部(鉛直方向上方)は、温度上昇した冷却液と熱交換されるため、十分に冷却され難い。その結果、コイルエンド部16a,16bの最高温度が高く、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化を図ることが困難となる。しかし、本実施形態では、一方のコイルエンド部16aの上部の反対側にある他方のコイルエンド部16bの上部は、温度の低い冷却液によって冷却されているため、一方のコイルエンド部16aの上部の熱は、反対側の他方のコイルエンド部16bの上部へ放熱され易くなっている。これにより、一方のコイルエンド部16aの上部の温度上昇が抑制される。また、他方のコイルエンド部16bの底部の熱も、上記と同様に、反対側の一方のコイルエンド部16aの底部へ放熱され易くなっているため、他方のコイルエンド部16bの底部の温度上昇も抑制される。このように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。このように、コイルの冷却効率を向上させることにより、より高い負荷でモータを駆動させることが可能となるため、モータの出力等を向上させることができる。
図5は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図であり、図5に示す回転電機2及び回転電機の冷却構造において、図1に示す回転電機1及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5に示す回転電機の冷却構造では、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24aの上部、すなわち鉛直方向上方には、冷却液入口26aが設けられ、コイルエンドカバー24aの底部、すなわち鉛直方向下方には、冷却液出口28aが設けられている。また、第2冷却部としてのコイルエンドカバー24bの底部(鉛直方向下方)には、冷却液入口26bが設けられ、コイルエンドカバー24bの上部(鉛直方向上方)には、冷却液出口28bが設けられている。
そして、一方のコイルエンドカバー24aの内部空間では、冷却液が鉛直方向上方から下方に向かって流れ、一方端部側のコイルエンド部16aが冷却され、他方のコイルエンドカバー24bの内部空間では、冷却液が鉛直方向下方から上方に向かって流れ、他方端部側のコイルエンド部16bが冷却される。このように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。
図6は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図6に示す回転電機3及び回転電機の冷却構造において、図5に示す回転電機2及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示す分配流路を構成するガイド管32は、ストレート状に形成されると共に、コイルエンド部16bの径方向に沿って配置されている。分配流路を構成するガイド管32は、流路長を最短として、流路圧力損失が小さくなることによるポンプ選定上の観点等から、ストレート状に形成して、コイルエンド部16bの径方向に沿って配置する方が、円弧状又は半円弧状にして、コイルエンド部16bの外周面に沿って配置するより好ましい。
図7は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図7に示す回転電機4及び回転電機の冷却構造において、図1に示す回転電機1及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る回転電機冷却構造は、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24aと、第2冷却部としてのコイルエンドカバー24bと、コイルエンドカバー24aから排出された冷却液をコイルエンドカバー24bに供給する連通路36とを備える。なお、本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26a及び他方のコイルエンドカバー24bの冷却液出口28bは、コイルエンドカバー24a,24bの底部(鉛直方向下方)に配置され、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液出口28a及び他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bは、コイルエンドカバー24a,24bの上部(鉛直方向上方)に配置されている。
図7に示すように、連通路36の一端は、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液出口28aに接続され、連通路36の他端は、他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bに接続されている。また、本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aには、図示しない車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して吐出するポンプが配管を介して接続されている。
次に、本実施形態に係る回転電機の冷却構造の動作について説明する。
まず、不図示のポンプを稼働させ、車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して、不図示の配管を通して、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aからコイルエンドカバー24a内へ、冷却液が導入される。本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの内部空間では、冷却液が鉛直方向下方から上方に向かって流れ、一方端部側のコイルエンド部16aが冷却される。そして、冷却液は、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液出口28aから連通路36を通り、他方のコイルエンドカバー24bの冷却液入口26bからコイルエンドカバー24b内へ導入される。そして、他方のコイルエンドカバー24bの内部空間では、冷却液が鉛直方向上方から下方に向かって流れ、他方端部側のコイルエンド部16bが冷却される。そして、冷却液が他方のコイルエンドカバー24bの冷却液出口28bから排出される。
このように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。本実施形態では、冷却液が両方のコイルエンドカバー24a,24bに分配されることなく、そのまま一方のコイルエンドカバー24aに供給されるため、一方のコイルエンド部16は十分に冷却される。他方のコイルエンドカバー24bには、コイルエンド部16aと熱交換した冷却液が供給されることになるが、一方のコイルエンド部16aは冷却液により十分に冷却されているため、他方のコイルエンド部16bの熱は、反対側の一方のコイルエンド部16aへ放熱され易くなっている。特に、他方のコイルエンド部16bの底部は冷却液による冷却効果は低いが、一方のコイルエンド部16aの底部は冷却液により十分に冷却されているため、他方のコイルエンド部16bの底部の熱は一方のコイルエンド部16aの底部へ放熱される。その結果、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。
図8は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図8に示す回転電機5及び回転電機の冷却構造において、図7に示す回転電機4及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8に示す回転電機の冷却構造は、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24a、第2冷却部としての冷却液吐出ノズル38、連通路36、を備える。本実施形態では、コイルエンドカバー24aの冷却液入口26aは、コイルエンドカバー24aの底部(鉛直方向下方)に配置され、コイルエンドカバー24aの冷却液出口28aは、コイルエンドカバー24aの上部(鉛直方向上方)に配置されている。冷却液吐出ノズル38は、他方端部側のコイルエンド部16bに滴下されるように、他方端部側のコイルエンド部16bの鉛直方向上方に配置される。
図8に示すように、連通路36の一端は、コイルエンドカバー24aの冷却液出口28aに接続され、連通路36の他端は、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を吐出する冷却液吐出ノズル38に接続されている。
本実施形態では、コイルエンドカバー24aの内部空間を鉛直方向上方に流れた冷却液が、連通路36を通り、冷却液吐出ノズル38から他方端部側のコイルエンド部16bに向かって滴下される。冷却液吐出ノズル38から滴下された冷却液は、他方端部側のコイルエンド部16bの外周面上を下方へと流れる(鉛直方向上方から下方へ流れる)。
このように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。特に、他方端部側のコイルエンド部16bの冷却を、冷却液吐出ノズル38により行う方が、両側にコイルエンドカバーを配置する場合と比べて、配管接続の容易化、部品点数の減少、ロータ12の組み付けの容易化等の点で好ましい。
図9は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図9に示す回転電機6及び回転電機の冷却構造において、図7に示す回転電機4及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9に示す回転電機の冷却構造は、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24a、第2冷却部としての冷却液吐出ノズル38、分配管30及びガイド管32を備える分配流路、連通路36、を備える。本実施形態では、コイルエンドカバー24aの冷却液入口26aは、コイルエンドカバー24aの底部(鉛直方向下方)に配置され、コイルエンドカバー24aの冷却液出口28aは、コイルエンドカバー24aの上部(鉛直方向上方)に配置されている。冷却液吐出ノズル38は、他方端部側のコイルエンド部16bに滴下されるように、他方端部側のコイルエンド部16bの鉛直方向上方に配置される。また、図9に示すように、分配管30の一端は、コイルエンドカバー24aの冷却液入口26aに接続され、分配管30の他端は、ガイド管32の一端に接続され、ガイド管32の他端は、連通路36に接続されている。また、連通路36の一端は、コイルエンドカバー24aの冷却液出口28aに接続され、連通路36の他端は、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を吐出する冷却液吐出ノズル38に接続されている。また、分配管30には、冷却液導入口31が設けられており、冷却液導入口31には、図示しない車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して吐出するポンプが配管を介して接続される。
本実施形態のガイド管32は、ストレート状に形成されると共に、コイルエンド部16aの径方向に沿って配置されている。なお、必ずしもこの形態に制限されるものではなく、分配流路を構成するガイド管32は、例えば、ステータコア14の軸方向から見て半円弧状又は円弧状に形成されると共に、コイルエンド部16aの外周面に沿って配置されるものであってもよい。
次に、本実施形態に係る回転電機の冷却構造の動作について説明する。
まず、不図示のポンプを稼働させ、車両等のオイルパン等から冷却液を吸引して、不図示の配管を通して、分配管30の冷却液導入口31から分配管30内に冷却液が導入される。冷却液は、分配管30内の流量調整弁34により流量が調整され、一部は一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26aからコイルエンドカバー24a内へ、残りの冷却液は、ガイド管32から連通路36へ流れる。そして、コイルエンドカバー24aの内部空間では、冷却液が鉛直方向下方から上方に向かって流れ、一方端部側のコイルエンド部16aが冷却され、コイルエンドカバー24aの冷却液出口28aから排出される。この冷却液は、ガイド管32から連通路36を流れる冷却液と共に、冷却液吐出ノズル38から他方端部側のコイルエンド部16bに向かって滴下される。そして、冷却液吐出ノズル38から滴下された冷却液は、他方端部側のコイルエンド部16bの外周面上を下方へと流れ(鉛直方向上方から下方へ流れ)、他方端部側のコイルエンド部16bが冷却される。
このように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、コイルエンド部16a,16bの最高温度の低下、コイルエンド部16a,16bの温度分布の均一化等のコイルの冷却効率を向上させることが可能となる。特に、分配管30において冷却液を分配し、連通路36で冷却液を混合させることにより、冷却液温度を低下させると共に、流量を増加させることができるため、コイルエンド部16b上部では、低温の冷却液と流量増加効果によって放熱量が増加され、コイルエンド部周方向の温度分布の均一化をより向上させることができる。
図10は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図10に示す回転電機7及び回転電機の冷却構造において、図9に示す回転電機6及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10に示す回転電機の冷却構造は、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24a、第2冷却部としての冷却液吐出ノズル38及びコイルエンドカバー24b、連通路36、を備える。本実施形態では、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液入口26a及び他方のコイルエンドカバー24bの冷却液出口28bは、コイルエンドカバー24a,24bの底部(鉛直方向下方)に配置され、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液出口28aは、コイルエンドカバー24aの上部(鉛直方向上方)に配置されている。冷却液吐出ノズル38は、他方端部側のコイルエンド部16bに滴下されるように、他方端部側のコイルエンド部16bの鉛直方向上方に配置される。また、図10に示すように、連通路36の一端は、一方のコイルエンドカバー24aの冷却液出口28aに接続され、連通路36の他端は、他方端部側のコイルエンド部16bに冷却液を吐出する冷却液吐出ノズル38に接続されている。また、冷却液吐出ノズル38は、他方のコイルエンドカバー24bの内部空間に延設されている。
本実施形態のように、冷却液を分配することなく冷却液吐出ノズル38へ冷却液を流す回転電機の冷却構造では、冷却液を分配する場合と比べて、冷却液吐出ノズル38から滴下される冷却液の流量は大きくなる。そうすると、冷却液吐出ノズル38から滴下される冷却液の飛散度合が強くなり、他方端部側のコイルエンド部16bを流れる冷却液の量が減少し、コイルエンド部16bの冷却効率が低減する場合がある。しかし、図10に示す回転電機の冷却構造のように、冷却液吐出ノズル38側にもコイルエンドカバー24bを設けることにより、冷却液吐出ノズル38から滴下される冷却液の飛散が防止され、コイルエンド部16bの冷却効率を向上させることが可能となる。
図11は、その他の実施形態の回転電機の冷却構造を適用した回転電機の一部模式断面図である。図11に示す回転電機8及び回転電機の冷却構造において、図1に示す回転電機1及び回転電機の冷却構造と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11に示す回転電機の冷却構造では、一方のコイルエンドカバー24aをステータコア14に固定した際に、一方端部側のコイルエンド部16aの内周と一方のコイルエンドカバー24aとの間の内部空間を、一方端部側のコイルエンド部16aの外周と一方のコイルエンドカバー24aとの間の内部空間より広くなるように、一方のコイルエンドカバー24aが設計及び配置されている。また、他方のコイルエンドカバー24bをステータコア14に固定した際に、他方端部側のコイルエンド部16bの外周と他方のコイルエンドカバー24bとの間の内部空間を、他方端部側のコイルエンド部16bの内周と他方のコイルエンドカバー24bとの間の内部空間より広くなるように、他方のコイルエンドカバー24bが設計及び配置されている。
本実施形態では、一方端部側のコイルエンド部16aの内周と一方のコイルエンドカバー24aとの間の広い内部空間に多くの冷却液が流れるため、一方端部側のコイルエンド部16aの内周部分を特に冷却することができる。また、他方端部側のコイルエンド部16bの外周と他方のコイルエンドカバー24bとの間の広い内部空間に多くの冷却液が流れるため、他方端部側のコイルエンド部16bの外周部分を特に冷却することができる。このように、特に冷却したいコイルエンド部16a,16bの箇所において、コイルエンドカバー24a,24bの内部空間が広くなるように、コイルエンドカバー24a,24bを設計及び配置することが好ましい。なお、図11に示すように、一方のコイルエンドカバー24aの内周側の一端をステータコア14から突出させることにより、その突出部が、ロータ12の組み付け時のストッパーとなり、ロータ12の組み付け容易化の点で好適である。
図12は、参考例としての回転電機の冷却構造を適用した回転電機の模式断面図である。図12の参考例としての回転電機の冷却構造は、第1冷却部としてのコイルエンドカバー24a、第2冷却部としてのコイルエンドカバー24b、を備えている。但し、両方のコイルエンドカバー24a,24bの底部、すなわち鉛直方向下方には、冷却液入口26a,26bが設けられ、コイルエンドカバー24a,24bの上部、すなわち鉛直方向上方には、冷却液出口28a,28bが設けられている。すなわち、両方のコイルエンドカバー24a,24b内では、冷却液が鉛直方向下方から上方に流れる平行流となっている。
図13は、図1の回転電機の冷却構造によって冷却した時のコイルエンド部の温度分布の測定結果を示す図であり、図14は、図12の回転電機の冷却構造によって冷却した時のコイルエンド部の温度分布の測定結果を示す図である。図13及び図14のコイルエンド部の温度は、一方端部側のコイルエンド部16aの内周、中央、外周において、コイルエンド部16aの底部から上部にわたって(鉛直方向下方から上方にわたって)測定した。
図13及び図14から分かるように、図1の回転電機の冷却構造のように、一方端部側のコイルエンド部16aに流れる冷却液の流動方向と、他方端部側のコイルエンド部16bに流れる冷却液の流動方向とを対向流とすることにより、図12の回転電機の冷却構造のように、平行流としたものと比べて、一方端部側のコイルエンド部16aの底部から上部にわたる温度分布は均一化された。また、図1の回転電機の冷却構造は、図12の参考例の回転電機の冷却構造より、冷却液の上流にあたるコイルエンド部16aの底部と冷却液の下流にあたるコイルエンド部16aの上部での温度差は小さかった。このような温度分布の結果は、コイルエンド部16の内周、中央、外周いずれの場合も同じ傾向になった。なお、図1の回転電機の冷却構造の方が、図12の回転電機の冷却構造より、コイルエンド部16の最高温度も低下していた。
1〜8 回転電機、10 ステータ、12 ロータ、14 ステータコア、16a,16b コイルエンド部、18 コイル、20 ロータコア、22 ロータシャフト、24a,24b コイルエンドカバー、26a,26b 冷却液入口、28a,28b 冷却液出口、30 分配管、31 冷却液導入口、32 ガイド管、34 流量調整弁、34a 固定部材、34b 伸縮弁、36 連通路、38 冷却液吐出ノズル。
Claims (9)
- ステータコアに巻回される巻線により構成され、前記ステータコアの軸方向端部の両側から軸方向外側に突出するコイルエンド部に冷却液を流して冷却する回転電機の冷却構造であって、
一方端部側のコイルエンド部に冷却液を流す第1冷却部と、他方端部側のコイルエンド部に冷却液を流す第2冷却部と、を含み、
前記第1冷却部により前記一方端部側のコイルエンド部に流れる冷却液の流動方向と、前記第2冷却部により前記他方端部側のコイルエンド部に流れる冷却液の流動方向と、が対向流となること特徴とする回転電機の冷却構造。 - 前記第1冷却部の冷却液入口と前記第2冷却部の冷却液入口との間に接続され、前記第1冷却部及び前記第2冷却部に冷却液を分配する分配流路を備えることを特徴とする請求項1記載の回転電機の冷却構造。
- 前記第1冷却部の冷却液出口と前記第2冷却部の冷却液入口との間に接続され、前記第1冷却部の冷却液出口から排出された冷却液を前記第2冷却部の冷却液入口へ流す連通路を備えることを特徴とする請求項1記載の回転電機の冷却構造。
- 前記第1冷却部の冷却液入口と前記連通路との間に接続され、前記第1冷却部と前記連通路に冷却液を分配する分配流路を備えることを特徴とする請求項3記載の回転電機の冷却構造。
- 前記分配流路内には、前記第1冷却部及び前記第2冷却部に流れる冷却液の流量を調整する流量調整手段が設けられることを特徴とする請求項2又は4記載の回転電機の冷却構造。
- 前記分配流路は、前記他方端部側のコイルエンド部の外周面又は径方向に沿って冷却液を流すガイド流路を備えることを特徴とする2,4,又は5記載の回転電機の冷却構造。
- 前記第1冷却部及び第2冷却部は、前記コイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転電機の冷却構造。
- 前記第1冷却部は、前記一方端部側のコイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーであり、
前記第2冷却部の冷却液入口は、前記他方端部側のコイルエンド部に向かって冷却液を吐出する吐出ノズルであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の回転電機の冷却構造。 - 前記第2冷却部は、前記他方端部側のコイルエンド部を覆うと共に冷却液が流れる内部空間を形成するコイルエンドカバーを備えることを特徴とする請求項8記載の回転電機の冷却構造。
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- 2012-04-20 JP JP2012096740A patent/JP2013225976A/ja active Pending
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