JP2013225727A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが手間なくデータを利用することが可能であって、不正のない課金処理を行う。
【解決手段】複合機100は、画像データの書込み指示よりも前に、書込み装置に対し、擬似データのメモリ213への書込みテストを指示し、書込み装置において擬似データのメモリ213への書込みテストが正常に成されたか否かを判定する。書込み装置において擬似データの書込みテストが正常に成されたと判定した場合に、書込み装置に対し、メモリ213における擬似データが書き込まれている領域に画像データを書き込むよう指示し、画像データの書込みの指示と共に、課金処理の実行を指示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、特にスキャンジョブを実行する有料サービスを提供するための画像形成装置に関する。
従来、コンビニエンスストア等の商業施設に複合機を設置し、記録媒体に記憶された画像データの印刷や、原稿を読み取って得られる画像データを記録媒体に記憶する有料サービスが提供されている。
例えば、特許文献1には、有料のスキャンジョブにより生成された画像データを、ユーザが料金を支払うことなく利用することを防止するための画像処理装置が記載されている。具体的には、特許文献1に記載の画像処理装置は、原稿を読み取って得られた画像データを暗号化して、所定の格納先に格納する。暗号化された画像データは、有料スキャンジョブに見合った分の料金が支払われたときに出力される情報によって、復号が可能である。
特開2007−20155号公報(2007年1月25日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、暗号化された画像データを復号するには、ユーザが画像処理装置から得た情報に従って、例えば情報処理装置に情報を入力しなければならない。このため、復号時に必要な情報を入力する操作がユーザにとって煩雑となる問題がある。
また、上述のような従来技術は、原稿をスキャンし暗号化した後で、生成された画像データのデータ量に基づいて所定の格納先に空き容量が有るか否かを判断し、空き容量無しと判断すると、その旨を通知する。このため、暗号化された画像データが生成されるまで、所定の格納先に空き容量が有るか否かを判断することができず、ユーザに通知することができない。可能な限り早く所定の格納先に空き容量が無い旨をユーザに通知することが好ましく、上述のような従来技術では、ユーザが所定の格納先に空き容量が無い旨を知るまでの時間が無駄になるといった問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、ユーザが手間なくデータを利用でき、また格納先が空き容量不足である場合にその旨を迅速に知ることができ、さらに不正のない課金処理を行うことが可能な画像形成装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の機器制御装置は、原稿を読み取ることにより画像データを生成するスキャン装置、課金装置、および取り外し可能な記憶部に画像データを書き込む書込み装置ぞれぞれと通信可能であり、前記スキャン装置に対し、原稿の読み取りを指示するスキャン指示手段と、前記書込み装置に対し、前記スキャン装置にて生成された画像データの前記記憶部への書込みを指示する第1書込指示手段と、前記書込み装置における前記画像データの書込みに伴い、前記課金装置に課金処理の実行を指示する課金処理指示手段とを備えた機器制御装置であって、前記スキャン指示手段にて生成される画像データに応じた量の擬似データを生成する擬似データ生成手段と、前記第1書込指示手段による書込み指示よりも前に、前記書込み装置に対し、前記擬似データの前記記憶部への書込みを指示する第2書込指示手段と、前記書込み装置において前記擬似データの前記記憶部への書込みが正常に成されたか否かを判定する判定手段とを備え、前記第1書込指示手段は、前記判定手段が、前記書込み装置において擬似データの書込みが正常に成されたと判定した場合に、前記書込み装置に対し、前記記憶部における前記擬似データが書き込まれている領域に前記画像データを書き込むよう指示し、前記課金処理指示手段は、第1書込指示手段による書込みの指示と共に、課金処理の実行を指示する。
上記の構成によれば、第1書込指示手段によるスキャン装置において生成された画像データの書込み指示の前に、第2書込指示手段によって擬似データの書込みが指示され、記憶部への擬似データの書込みが正常に成されたか否かが判定される。このため、画像データが生成される前に、記憶部に画像データを書き込み可能であるか否かを判定することできる。したがって、記憶部に画像データを正常に書き込めない場合(擬似データの記憶が正常に成されなかったと判定された場合)、画像データの生成を待つことなく、ユーザに画像データを記憶できない旨を知らせることが可能になる。
また、上記構成によれば、記憶部に画像データを書き込める場合(記憶部への擬似データの記憶が正常に成されたと判定された場合)、生成された画像データが記憶部に記憶された擬似データに上書きされ、課金装置に課金処理の実行が指示される。このため、予め記憶部に擬似データが記憶されることで、記憶部について不良や空きブロックの不足を確認することができる。そして、記憶部について不良や空きブロックの不足がないことが確認された後に、画像データが書き込まれ、課金されるので、画像データが正常に書き込まれていないのに課金されるといった不具合を避けることができる。
また、記憶部に正常に記憶された画像データは加工されていないため、ユーザが他の装置において画像データを利用する際、利用に必要な情報等を入力する必要がない。
したがって、ユーザが手間なくデータを利用することができ、また格納先が空き容量不足である場合にその旨を迅速に知ることができ、さらに不正のない課金処理を行うことが可能な機器制御装置を提供することができる。
また、本発明の機器制御装置において、前記擬似データ生成手段は、原稿のサイズと前記スキャン指示手段によるスキャン条件とに基づいて、原稿の画像データの量以上の量を有する擬似データを生成し、前記判定手段は、前記スキャン指示手段の指示に応じてスキャン装置により原稿が読み取られているスキャン期間中に、前記擬似データの前記記憶部への書込みが正常に成されたか否かを判定する。
上記の構成によれば、原稿が読み取られている間に、擬似データが記憶され、テスト結果が判定されるので、スキャンジョブ全体の時間が長くなるのを防止することができる。
また、本発明の機器制御装置において、スキャン条件として、カラーモード、フォーマット、読取解像度が少なくとも含まれることが好ましい。
本発明は、ユーザが手間なくデータを利用することができ、また格納先が空き容量不足である場合にその旨を迅速に知ることができ、さらに不正のない課金処理を行うことができるといった効果を奏する。
本発明における複写機の外観を示す図である。 複合機およびコインベンダーそれぞれのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施の形態における本体コントローラ、メモリコントローラおよびスキャナコントローラそれぞれの機能を示す機能ブロック図である。 スキャナコントローラにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本体コントローラおよびコインベンダーそれぞれにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における本体コントローラ、メモリコントローラおよびスキャナコントローラそれぞれの機能を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態のスキャナコントローラにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の本体コントローラおよびコインベンダーそれぞれにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明における複写機の外観を示す図である。図2は、複合機およびコインベンダーそれぞれのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図1,2に示されるように、複合機100は、複合機100の全体を制御する主制御部101と、原稿読取部10と、給紙部20と、操作パネル30と、画像形成部40と、主制御部101が実行するプログラムやそのプログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する記憶部50と、通信I/F60とを含む。
主制御部101は、本体コントローラ111を含み、原稿読取部10が有するスキャナコントローラ11、操作パネル30が有するパネルコントローラ31、画像形成部40が有するエンジンコントローラ41、記憶部50および通信I/F60を管理する。
原稿読取部10は、スキャナコントローラ11によって制御され、原稿台に載置された原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含む。原稿読取部10は、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、図示しない画像処理部に出力する。
画像処理部は、原稿読取部10から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施した後、画像形成部40に出力する。給紙部20は、手差しトレイ5あるいはカセットにそれぞれ収納された各種サイズの用紙を画像形成部40に搬送する。
画像形成部40は、エンジンコントローラ41によって制御され、データ処理後の画像データに基づいて、給紙部20により搬送される用紙に画像を形成する。そして、画像形成部40は、画像を形成した後の用紙を排紙トレイ9上に、あるいは後処理装置8を通して排出する。後処理装置8は、例えばフィニッシャーで設定に応じてステープル止めなどの処理を実行する。
操作パネル30は、複合機100の上面に設けられ、パネルコントローラ31によって制御される。操作パネル30は、表示部と操作部とを含む。表示部は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部は、表示部上に設けられたタッチパネルをさらに含み、タッチパネルに対する操作を検知する。
通信I/F60は、中継コネクタを介して接続されたコインベンダー200と通信する。通信I/F60は、主制御部101の指示に従って、コインベンダー200との間でデータを送受信する。
コインベンダー200は、各種メモリ挿入部221と、コイン挿入部223と、コイン返却ボタン225と、金額表示部227と、レシート出力部229と、コイン返却部231と、コインベンダー200の全体を制御する制御部201と、メモリI/F210と、通信I/F220とを備える。
コイン挿入部223は、硬貨を投入するための硬貨投入口を有する。コイン返却ボタン225は、お釣りの返却を指示するためのボタンである。ユーザがコイン返却ボタン225を操作することにより返却を指示すると、コイン返却部229が有する硬貨返却口に残金を排出する。金額表示部227は、コインベンダー200本体の上面に設けられ、投入金額や残金を表示する。
通信I/F220は、中継コネクタを介して接続された複合機100と通信する。通信I/F220は、制御部201の指示に従って、複合機100との間でデータを送受信する。レシート出力部229は、必要に応じてユーザが利用したサービスの領収書を排出する。なお、本体コントローラ111、スキャナコントローラ11、パネルコントローラ31、エンジンコントローラ41およびメモリコントローラ211は、例えばCPUである。
各種メモリ挿入部221は、メモリ213を挿入可能である。メモリ213は、例えばデジタルカメラ、USBメモリまたはSDカード等の記録媒体である。制御部201は、メモリI/F210を制御するメモリコントローラ211を含む。また、メモリコントローラ211は、例えばメモリ装着検出部を制御して、メモリ213が各種メモリ挿入部221に挿入されたことを検出し、挿入検出信号を通信I/F220を介して主制御部101に出力する。さらに、メモリコントローラ211は、メモリI/F210を介して、メモリ213に対するアクセスを制御する。
図3は、第1の実施の形態における本体コントローラ、メモリコントローラおよびスキャナコントローラそれぞれの機能を示す機能ブロック図である。図3を参照して、本体コントローラ111、スキャナコントローラ11およびメモリコントローラ211それぞれについて説明する。本体コントローラ111は、操作受付部121と、金額判定部123と、擬似データ生成部(擬似データ生成手段)125と、テスト結果判定部(判定手段)127と、課金処理指示部(課金処理指示手段)129と、残金処理指示部131と、メッセージ表示部133と、返金処理指示部135と、書込指示部(第1書込指示手段)137とを含む。
操作受付部121は、ユーザが操作パネル30を操作することにより入力する指示を受け付ける。具体的には、複合機100が実行可能な各種ジョブのうちいずれかの選択を受け付け、受け付けられたジョブに対してジョブ識別情報を割り当て、スキャナコントローラ11および書込指示部137に出力する。各種ジョブには、コピー、スキャンtoメモリが含まれる。スキャンtoメモリは、原稿台に載置された原稿を読み取って得られた画像データを、コインベンダー200の各種メモリ挿入部221に挿入されたメモリ213に記憶するジョブである。なお、コピーの対象となる画像データは、原稿台に載置された原稿を読み取って得られた画像データに限られず、コインベンダー200の各種メモリ挿入部221に挿入されたメモリ213に記憶された画像データも含まれる。
本実施の形態におけるスキャンtoメモリにおいては、ジョブ実行中にスキャンtoメモリ待受画面が操作パネル30に表示される。スキャンtoメモリ待受画面は、原稿の読み取りを指示するための読取ボタンと、読取の終了を指示するための読取終了ボタンと、原稿の読取条件(以下、「スキャン条件」という)を設定するためのスキャン条件設定ボタンとを含む。
ユーザが複合機100の原稿台に原稿を載置し、操作パネル30における読取ボタンを押下することで、原稿読取部10により原稿が読み取られる。複数枚の原稿を原稿読取部10に読み取らせる場合、ユーザは原稿台に1枚の原稿を載置し、読取ボタンを押下する操作を繰り返す。原稿読取部10が原稿を読み取って得られる画像データは、ユーザにより読取終了ボタンが押下されると、コインベンダー200に挿入されたメモリ213に記憶され、ジョブが終了する。
また、ユーザはスキャン条件設定ボタンを押下することにより、スキャン条件設定画面が操作パネル30に表示され、スキャン条件設定画面においてスキャン条件の設定が受け付けられる。スキャン条件設定画面において、例えばカラー、モノクロおよびグレーなどの色、解像度、画質およびフォーマット(PDFまたはJPEG等の選択)、圧縮率(画質優先またはサイズ優先などの選択)、変倍率等の設定が可能である。ユーザが複数枚の原稿を原稿読取部10に読み取らせる場合には、複数枚の原稿それぞれについて原稿を読み取らせる前にスキャン条件設定ボタンを押下し、スキャン条件設定画面に従ってスキャン条件を設定することで、複数枚の原稿それぞれについてスキャン条件を異ならせることも可能である。
また、スキャンtoメモリにおいては、メモリ213に画像データを記憶する前に、記憶する画像データのデータ量に応じて、記憶が可能か否かが判定される。この判定に、後述する擬似データが用いられる。記憶が不可能と判定された場合において、その判定のときまでに記憶が可能と1回でも判定されたときと、そうでないときとで、その後の処理が異なる。
記憶が可能と1回も判定されなかった場合、メモリ交換またはスキャンtoメモリの終了のいずれかの選択をユーザに促す第1メモリ不良画面が操作パネル30に表示される。ユーザは、第1メモリ不良画面に従って操作パネル30にメモリ交換指示を入力することで、新たなメモリに交換するための機会がユーザに与えられる。一方、ユーザが第1メモリ不良画面に従って操作パネル30にスキャンtoメモリ終了指示を入力することで、メモリ213に画像データを記憶することなく、ジョブが終了する。
一方、記憶が可能と1回以上判定された場合、その判定の時点までに生成された画像データを記憶するか否かを確認するための第2メモリ不良画面が操作パネル30に表示される。ユーザは、第2メモリ不良画面に従って操作パネル30に部分書込指示を入力することで、メモリ213に画像データを記憶できないと判定された時点までに生成された画像データがメモリ213に記憶される。一方、ユーザが第2メモリ不良画面に従って操作パネル30に書込中止指示を入力することで、メモリ213に画像データを記憶することなく、ジョブが終了する。
操作受付部121は、スキャンtoメモリ実行中における操作を受け付けるスキャンtoメモリ受付部141を含む。スキャンtoメモリ受付部141は、実行対象のジョブとしてスキャンtoメモリが選択されると、スキャン条件の入力を操作パネル30において受け付ける。
スキャンtoメモリ受付部141は、スキャン条件設定画面に従ってスキャン条件が入力された状態で、操作パネル30に原稿の読取指示が入力されると、スキャン条件を擬似データ生成部125に出力し、金額判定指示を金額判定部123に出力し、原稿の読取指示にスキャン条件を含めてスキャナコントローラ11に出力する。
また、スキャンtoメモリ受付部141は、第1メモリ不良画面に従って、操作パネル30にスキャンtoメモリ終了指示が入力されると、その指示を受け付け、スキャンtoメモリを終了する。また、スキャンtoメモリ受付部141は、第1メモリ不良画面に従って、操作パネル30にメモリ交換指示が入力されると、その指示を受け付け、スキャンtoメモリを継続する。
また、スキャンtoメモリ受付部141は、第2メモリ不良画面に従って、操作パネル30に部分書込指示が入力されると、その指示を受け付け、テスト結果判定部127に出力する。また、スキャンtoメモリ受付部141は、第2メモリ不良画面に従って、操作パネル30に書込中止指示が入力されると、その指示を受け付け、スキャンtoメモリを終了する。
金額判定部123は、スキャンtoメモリ受付部141から金額判定指示が入力されるごとに、1枚の原稿の読取に対して定められている金額(以下、「スキャン料金」という)がコインベンダー200に投入されている金額で足りるか否かを判定する。スキャン料金がコインベンダー200に投入されている金額以上であるならば足りていると判断するが、そうでなければ不足と判断する。なお、コインベンダー200に投入されている金額は、コインベンダー200から入力される投入金額通知により特定する。
金額判定部123は、コインベンダー200に投入されている金額が不足していると判断した場合、金額不足通知指示をメッセージ表示部133に出力し、金額不足信号を擬似データ生成部125およびスキャナコントローラ11に出力する。
擬似データ生成部125は、スキャン情報に基づいて、擬似データを生成する。ただし、擬似データの生成は、金額判定部123から金額不足信号が入力されていないことを条件とする。スキャン情報は、スキャナコントローラ11によって検知された原稿のサイズと、スキャンtoメモリ受付部141により受け付けられたスキャン条件とを含む。
擬似データは、具体的にはスキャン情報によって定まるデータ量以上の量を有する擬似的なデータとして生成される。擬似データ生成部125は、擬似データを生成するごとに、生成された擬似データを含む書込テスト指示を通信I/F60を介してコインベンダー200に送信する。
テスト結果判定部127は、コインベンダー200からテスト結果を受信するごとに、テスト結果を判定し、判定結果をスキャナコントローラ11に出力する。テスト結果判定部127による判定は、コインベンダー200に挿入されたメモリ213への画像データの記憶が可能か否かの判定である。テスト結果が擬似データの書込みのエラー無を示すならばメモリ213への画像データの記憶が可能と判定するが、テスト結果が擬似データの書込みのエラー有を示すならばメモリ213への画像データの記憶が不可能と判定する。
テスト結果判定部127は、スキャンtoメモリにおいて判定された判定結果が擬似データの書込みのエラー無を示す場合、データの書込可能である旨を書込指示部137に出力し、課金情報を課金処理指示部129に出力する。課金情報は、スキャンtoメモリにおける擬似データの書込みのエラー無の回数を含む。このため、課金情報が示す回数は、原稿読取部10が原稿を読み取って得られる画像データの数に等しい。
ただし、テスト結果判定部127は、スキャンtoメモリ受付部141により読取終了指示が受け付けられる前において、メモリ213への画像データの記憶が不可能と判定した場合、メモリ不良通知指示をスキャンtoメモリ受付部141およびメッセージ表示部133に出力し、エラー発生通知を書込指示部137に出力し、課金情報を課金処理指示部129に出力する。エラー発生通知およびメモリ不良通知指示は、スキャンtoメモリの開始からメモリ213への画像データの記憶が不可能と判定された時点までにおける、擬似データのエラー無の回数を含む。このため、メモリ不良通知指示を受けたスキャンtoメモリ受付部141は、メモリ不良通知指示に含まれる回数に応じて、第1メモリ不良画面または第2メモリ不良画面のいずれかを操作パネル30に表示する。また、ここでの課金情報が示す回数は、原稿読取部10が原稿を読み取って得られる画像データのうち最後に得られた画像データを除いた分の画像データの数に等しい。
テスト結果判定部127は、カウント部143を含む。カウント部143は、テスト結果判定部127から入力される判定結果が擬似データの書込みのエラー無を示すごとに、擬似データの書込みのエラー無の回数をカウントする。また、カウント部143は、カウントの終了後の所定時間以内(例えば、スキャンtoメモリ終了時)に、カウントした回数をゼロにリセットする。
書込指示部137は、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みが要求され、テスト結果判定部127からデータの書込可能である旨またはエラー発生通知が入力される。書込指示部137は、スキャンtoメモリ受付部141が読取終了指示または部分書込指示を受け付けることにより、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みが要求される。
書込指示部137は、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みが要求され、テスト結果判定部127からデータの書込可能である旨が入力されると、書込対象の画像データをスキャナコントローラ11に要求する。一方、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みが要求され、テスト結果判定部127からエラー発生通知が入力されると、エラー発生通知に含まれる回数が1回以上であることを条件に、書込対象の画像データをスキャナコントローラ11に要求する。書込指示部137は、スキャナコントローラ11が要求に応じて出力する画像データを書込指示に含めてコインベンダー200に送信するとともに、課金通知指示を課金処理指示部129に出力する。
課金処理指示部129は、テスト結果判定部127から課金情報が入力され、書込指示部137から課金通知指示が入力されると、課金処理の実行指示に課金情報を含めてコインベンダー200に送信する。このため、コインベンダー200は、課金処理として、カウント部143によりカウントされた回数分に相当するスキャン料金を課金する。換言すれば、擬似データの書込みのエラー無の回数分に相当するスキャン料金を課金する。これにより、書込みできない分に相当するスキャン料金を課金することがない。コインベンダー200は、課金処理を実行すると、課金完了通知を複合機100に送信する。
残金処理指示部131は、コインベンダー200から課金の完了を示す課金完了通知と画像データの書込みの完了を示す書込完了通知とを受信すると、残金返却指示をコインベンダー200に返信する。これにより、コインベンダー200は、残金をコイン返却部231に排出し、返金完了通知を複合機100に送信する。
返金処理指示部135は、スキャンtoメモリ受付部141によりスキャンtoメモリ終了指示または書込中止指示が受け付けられると、返金処理の実行指示と消去指示とをコインベンダー200に送信する。コインベンダー200は、返金処理の実行指示の受信により、投入された全金額をコイン返却部231に排出する。
メッセージ表示部133は、金額判定部123から金額不足通知指示が入力されると、金額不足メッセージを操作パネル30に表示する。金額不足メッセージは、コインベンダー200に投入されている金額では、スキャンtoメモリを実行できない旨を示すメッセージである。
また、メッセージ表示部133は、テスト結果判定部127からメモリ不良通知指示が入力されると、メモリ不良メッセージを操作パネル30に表示する。具体的には、カウント部143によりカウントされた回数が0回である場合、第1メモリ不良メッセージを表示し、カウント部143によりカウントされた回数が1以上の回数である場合、第2メモリ不良メッセージを表示する。
第1メモリ不良メッセージは、コインベンダー200に挿入されているメモリ213への画像データの書込みが不可能である旨を示すメッセージであり、第1メモリ不良画面に重畳して表示される。第2メモリ不良メッセージは、最後に読み取った画像データを除いて、コインベンダー200に挿入されているメモリ213に画像データの書込みが可能である旨を示すメッセージであり、第2メモリ不良画面に重畳して表示される。
また、メッセージ表示部133は、コインベンダー200から書込完了通知を受信すると、コインベンダー200に挿入されたメモリ213への画像データの書込みが完了したことを示す書込完了メッセージを操作パネル30に表示する。
また、メッセージ表示部133は、スキャンtoメモリの終了を示すスキャンtoメモリ終了メッセージを操作パネル30に表示する。スキャンtoメモリ終了メッセージを表示するタイミングは、コインベンダー200から残金返却完了通知を受信したとき、および、返金完了通知を受信したときである。
スキャナコントローラ11は、原稿サイズ通知部151と、スキャン実行部153と、画像データ抽出部155とを含む。原稿サイズ通知部151は、原稿台に載置された原稿の原稿サイズを擬似データ生成部125に出力する。原稿サイズは、例えばスキャナコントローラ11が備える原稿サイズ検知センサにより検知される。
スキャン実行部153は、スキャンtoメモリ受付部141から原稿の読取指示が入力されるごとに、原稿読取部10を制御して原稿台に載置された原稿を、読取指示に含まれるスキャン条件に従って読み取る。ただし、原稿の読取は、金額判定部123により金額不足信号が入力されていないことを条件とする。
また、スキャン実行部153は、ジョブごとに、データを格納するための領域を記憶部50に設ける。具体的には、操作受付部121からジョブ識別情報が入力されと、入力されたジョブ識別情報で特定されるスキャンtoメモリのジョブに対して、領域を記憶部50に設ける。スキャン実行部153は、原稿を読み取るごとに得られる画像データを、テスト結果判定部127から入力される判定結果と関連付けて、記憶部50に設けられた領域に記憶する。
画像データ抽出部155は、書込指示部137からの要求に従って、実行中のスキャンtoメモリに対して設けられた記憶部50の領域から画像データを抽出する。ただし、画像データに関連付けられている判定結果がエラー無を示す画像データを抽出し、画像データに関連付けられている判定結果がエラー有を示す画像データを抽出しない。このため、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みの要求を受け付け、テスト結果判定部127からデータの書込可能である旨を受け付けた書込指示部137が書込対象の画像データを要求する場合、スキャンtoメモリにおいて記憶部50に記憶された全ての画像データが抽出される。一方、スキャンtoメモリ受付部141からデータの書込みの要求を受け付け、テスト結果判定部127からエラー発生通知を受け付けた書込指示部137が書込対象の画像データを要求する場合、スキャンtoメモリにおいて記憶部50に記憶された画像データのうち最後に記憶された画像データ以外のものが抽出される。画像データ抽出部155は、記憶部50から抽出した画像データを書込対象の画像データとして書込指示部137に出力する。
コインベンダー200が備えるメモリコントローラ211は、書込テスト部(第2書込指示手段)161と、書込部163とを含む。書込テスト部161は、複合機100から書込テスト指示を受信するごとに、メモリI/F210を介してメモリ213への書込みをテストする。具体的には、複合機100から受信した書込テスト指示に含まれる擬似データをメモリ213に記憶可能か否かを判断する。擬似データをメモリ213に記憶可能であるならば書込テストのエラー無を示すテスト結果を複合機100に送信するが、そうでなければ書込テストのエラー有を示すテスト結果を複合機100に送信する。なお、メモリ213に記憶可能か否かは、メモリ213の空きブロックやメモリ213の物理的な欠陥等による不良ブロックの有無などに基づいて判断される。
書込部163は、複合機100から送信される書込指示に応じて、書込指示に含まれる画像データを、メモリI/F210を介してメモリ213に記憶する。具体的には、複合機100から受信した書込指示に含まれる画像データを、メモリ213において擬似データが記憶されているブロックに上書きする。書込部163は、書込指示に含まれる全画像データの上書きを完了すると、課金処理の完了を条件に書込完了通知を複合機100に送信する。
書込テスト部161は、消去部171を含む。消去部171は、複合機100から消去指示を受信すると、メモリ213に記憶されている擬似データを消去する。複数の擬似データが記憶されている場合、それら擬似データを消去する。
上述したように、第1の実施の形態において、コインベンダー200は、スキャンtoメモリにおいて、各種メモリ挿入部221に挿入されているメモリ213に、複合機100から受信した擬似データを記憶した後、複合機100から送信される書込指示に含まれる画像データを擬似データに上書きする。複合機100は、コインベンダー200から擬似データの書込みのエラーの有無を示すテスト結果を受信し、テスト結果が擬似データの書込みのエラー無を示す場合に画像データの記憶が可能と判定することにより、原稿読取部10により読み取って得られた画像データを含む書込指示をコインベンダー200に送信する。このため、複合機100は、コインベンダー200によりメモリ213に擬似データが記憶された時点で、画像データを正常に記憶可能か否かを判断することができる。
また、複合機100は、ユーザが原稿台に原稿を載置し、スキャン条件が定まった時点で擬似データを生成し、擬似データに基づいてメモリ213に容量不足等の不良がないかを判断する。したがって、スキャナコントローラ11による画像データの生成を待つ必要がなく、画像データを正常に記憶できない場合には、その旨の通知をユーザは迅速に受けることができる。
また、コインベンダー200による課金処理は、画像データの上書きを開始し、複合機100から課金処理の実行指示を受信したときである。したがって、メモリ213に擬似データが記憶された時点で、画像データを正常に記憶可能か否かを判断できるので、画像データを正常に記憶できると判断した場合には、画像データの書込み中に課金しても、書込みが正常にできないために返金処理を実行しなければならないといった不具合を避けることができる。
また、コインベンダー200による課金処理は、内部に保持しているコインを、内部に設けられた容器に落とす処理であるので、画像データを上書きするために要する時間よりも、極僅かな時間で実行できる。このため、画像データの上書き中に課金処理を実行することができる。これにより、画像データの上書き完了直後に返却ボタンを押下したとしても、既に課金処理が実行されているので、課金逃れを防止することができる。
一方、複合機100は、コインベンダー200から受信したテスト結果が擬似データの書込みのエラー有を示す場合に画像データの記憶が不可能と判定する。この判定の時点で、複合機100は、そのときまでに原稿読取部10により読み取って得られた画像データを含む書込指示を、部分書込指示の入力を条件にコインベンダー200に送信する。これにより、擬似データの書込みのエラー有と判定されるまでに得られる画像データがメモリ213に記憶される。このため、ユーザが部分書込指示を操作パネル30に入力すれば、エラーが発生するまでにおける、原稿読取部10に原稿を読み取らせるためのユーザの操作が無駄になることがない。
図4は、スキャナコントローラにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図5は、本体コントローラおよびコインベンダーそれぞれにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図4,5においては、スキャナコントローラの処理、本体コントローラの処理およびコインベンダーにおいて実行される処理それぞれの相対的なタイミングを、各ステップのブロックの横方向の位置関係によって示している。
ステップS11において、メモリコントローラ211は、ユーザによりコインベンダー200の各種メモリ挿入部221にメモリ213が挿入されると、メモリ213の挿入を検出する。そして、メモリ213の挿入を複合機100に通知する(ステップ12)。
ステップS13において、コインベンダー200は、ユーザによりコインが投入されると、金額を確認・保持する。そして、金額を複合機100に通知する(ステップS14)。
ステップS15において、原稿サイズ通知部151は、原稿台に載置された原稿のサイズを検出し、検出したサイズを本体コントローラ111に通知する。
ステップS16において、金額判定部123は、所定金額がコインベンダー200に投入されているか否かを判断する。具体的には、スキャン料金がステップS14においてコインベンダー200から通知された金額以上であるか否かを判断する。スキャン料金がコインベンダー200から通知された金額以上であるならば処理をステップS18に進めるが、そうでなければ処理をステップS17に進める。
ステップS17において、メッセージ表示部133は、金額不足メッセージを操作パネル30に表示し、処理をステップS16に戻す。
ステップS18において、擬似データ生成部125は、ステップS15において通知されたスキャン情報に基づいて擬似データを生成する。スキャン情報は、ステップS15において通知された原稿のサイズとユーザがスキャン条件設定画面に従って設定したスキャン条件とが含まれる。ステップS19において、擬似データ生成部125は、ステップS18において生成された擬似データを含む書込テスト指示をコインベンダー200に送信する。
ステップS20において、書込テスト部161は、ステップS19において送信された書込テスト指示に含まれる擬似データの書込みをテストする。そして、そのテスト結果を複合機100に送信する(ステップS21)。
ステップS22において、テスト結果判定部127は、ステップS21においてコインベンダー200から送信されるテスト結果に基づいて、擬似データの書込みのエラーの有無について判断する。テスト結果が擬似データの書込みのエラー有を示すならば処理をステップS29に進め、テスト結果が擬似データの書込みのエラー無を示すならば処理をステップS23に進める。
ステップS23において、カウント部143は、擬似データの書込みのエラー無の回数をカウントし、処理をステップS24に進める。
ステップS24において、スキャンtoメモリ受付部141は、読取終了か否かを判断する。読取終了指示を受け付けたならば処理をステップS35に進めるが、そうでなければ処理をステップS22に戻す。
なお、ステップS22〜S24の処理は、ステップS22においてエラー無と判定されることを条件に、ステップS24で読取終了指示があるまでが繰り返される。このため、ステップS23においてカウントされるエラー無の回数は、メモリ213に書込み可能な画像データの数に等しい。
ステップS25において、スキャンtoメモリ受付部141は、ユーザが操作パネル30に入力する原稿の読取指示を受け付ける。ステップS26において、スキャン実行部153は、原稿台に載置された原稿を読み取ることにより画像データを生成する。そして、生成された画像データを、ステップS21において通知された判定結果と関連付けて記憶部50に記憶する(ステップS27)。
ステップS28において、スキャナコントローラ11は、全原稿のスキャンが完了したか否かを判断する。具体的には、操作パネル30に読取終了指示が入力されたか否かを判断する。操作パネル30に読取終了指示が入力されたならば、全原稿のスキャンが完了と判断し、処理をステップS34に進めるが、そうでなければ全原稿のスキャンが完了でないと判断し、処理をステップS15に戻す。
なお、ステップS28において全原稿のスキャンが完了したと判断される(ステップS28でYES)まで、ステップS15,S26,S27,S28の処理が繰り返される。また、上述したように、ステップS22〜S24の処理は、ステップS22においてエラー無と判定されることを条件に、ステップS24で読取終了指示があるまで繰り返される。このため、スキャンtoメモリの開始から全原稿のスキャン完了までにおけるテスト結果がエラー無の場合には、ステップS23においてカウントされた回数分の画像データが記憶部50に記憶される。また、この場合において、スキャンtoメモリの開始から全原稿のスキャン完了までにおいて記憶部50に記憶された全ての画像データに、エラー無の判定結果が関連付けられている。
一方、ステップS22においてエラー有と判定された場合、ステップS23においてカウントされた回数に1加算した回数分の画像データが記憶部50に記憶される。また、この場合にスキャンtoメモリの開始からエラー有と判定されるまでに記憶部50に記憶された画像データには、エラー有の判定結果が関連付けられた画像データが1つ含まれ、その1つの画像データ以外はエラー無の判定結果が関連付けられる。
ステップS29において、メッセージ表示部133は、1以上のエラー無のテスト結果があるか否かを判断する。具体的には、ステップS23においてカウントされた擬似データの書込みのエラー無の回数が1回以上であるか否かを判断する。エラー無の回数が1回以上であるならば処理をステップS32に進めるが、そうでなければ処理をステップ30に進める。
ステップS30において、メッセージ表示部133は、第1メモリ不良メッセージを表示する。ステップS31において、スキャンtoメモリ受付部141は、メモリ交換またはスキャン中止のいずれかを判断する。メモリ交換指示を受け付けた場合、メモリ交換と判断する。そして、ユーザにより新たなメモリに交換されたならば、処理がステップS11に戻る。一方、スキャンtoメモリ終了指示があった場合、スキャン中止と判断し、処理をステップS44に進める。
ステップS33において、スキャンtoメモリ受付部141は、書込みまたは書込中止のいずれかを判断する。部分書込指示を受け付けた場合、書込みと判断し、処理をステップS34に進める。一方、書込中止指示を受け付けた場合、スキャンtoメモリの終了と判断する。
ステップS34において、画像データ抽出部155は、書込対象の画像データを記憶部50から抽出する。具体的には、エラー無が関連付けられた画像データを抽出し、エラー有が関連付けられた画像データを抽出しない。これにより、処理がステップS28から進む場合、記憶部50に記憶されている全ての画像データが抽出される。一方、処理がステップ33から進む場合、記憶部50に記憶されている画像データのうち最後に記憶された画像データ以外のものが抽出される。
ステップS35において、書込指示部137は、ステップS34において抽出された画像データを含む書込指示をコインベンダー200に送信する。ステップS36において、課金処理指示部129は、課金処理の実行指示をコインベンダー200に送信する。ステップS37において、コインベンダー200は、課金処理として、課金処理の実行指示に含まれる回数分に相当するスキャン料金を課金する。課金処理の実行指示に含まれる回数は、ステップS23においてカウントされた回数を示す。このため、書込み可能な分に相当するスキャン料金を課金することができる。ステップS38おいて、コインベンダー200は、課金完了を複合機100に送信する。
ステップS39において、書込部163は、ステップS20において記憶部50に記憶された擬似データに、ステップS35において送信された書込指示に含まれる画像データを上書きする。画像データの上書きは、課金処理に要する時間よりも長いため、課金処理が終了した後、終了する。このため、画像データの上書き中に課金処理を実行することができる。
ステップS40において、書込部163は、書込完了通知を複合機100に送信する。ステップS41において、残金処理指示部131は、コインベンダー200に返金処理の実行指示を通信I/F60を介して送信する。
ステップS42において、コインベンダー200は、内部に保持しているコインをコイン返却部231に排出する。そして、返却完了通知を複合機100に送信する(ステップS43)。
ステップS44は、ステップS31においてスキャンtoメモリ終了指示があった場合である。ステップS44において、返金処理指示部135は、返金処理の実行指示をコインベンダー200に送信する。
ステップS45において、消去部171は、メモリ213に記憶されている擬似データを消去する。ステップS46において、コインベンダー200は、返金処理を実行する。そして、返金完了通知を複合機100に送信する(ステップS47)。
ステップS48において、メッセージ表示部133は、スキャンtoメモリ終了メッセージを操作パネル30に表示し、スキャンtoメモリ処理を終了する。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態における複合機100は、原稿を読み取るごとに判定されるテスト結果について、メモリ213への画像データの記憶が不可能と判定した時点でテスト結果の判定を終了し、判定の開始から終了までに記憶された擬似データに画像データを上書きするものであった。第2の実施の形態における複合機100は、原稿を読み取るごとに判定されるテスト結果について、メモリ213への画像データの記憶が不可能と判定した場合において、そのエラーがメモリ不足である場合、その判定の時点までに記憶された画像データと、メモリ不足と判定した時点から原稿の読取終了時までに記憶された画像データとを、異なるメモリに記憶するものである。なお、画像データは、判定の開始から終了までにそれぞれのメモリに記憶された擬似データに上書きされることで記憶される。
図6は、第2の実施の形態における本体コントローラ、メモリコントローラおよびスキャナコントローラそれぞれの機能を示す機能ブロック図である。図6に示す本体コントローラ111Aが図3に示す本体コントローラ111と異なる点は、擬似データ生成部125に代えて第1擬似データ生成部181および第2擬似データ生成部183が追加された点、テスト結果判定部127がテスト結果判定部127Aに変更された点、スキャンtoメモリ受付部141がスキャンtoメモリ受付部141Aに変更された点、書込指示部137が書込指示部137Aに変更された点、課金処理指示部129が課金処理指示部129Aに変更された点である。本体コントローラ111Aのその他の構成および機能については、本体コントローラ111と同様であるので、本体コントローラ111と異なる点について主に説明する。
また、図6に示すスキャナコントローラ11Aが図3に示すスキャナコントローラ11と異なる点は、画像データ抽出部155が画像データ抽出部155Aに変更された点である。スキャナコントローラ11Aのその他の構成および機能については、スキャナコントローラ11と同様であるので、スキャナコントローラ11と異なる点について主に説明する。
また、図6に示すメモリコントローラ211Aが図3に示すスキャナコントローラ11と異なる点は、メモリ情報通知部185が追加された点である。メモリコントローラ211Aのその他の構成および機能については、メモリコントローラ211と同様であるので、メモリコントローラ211と異なる点について主に説明する。
また、第2の実施の形態におけるスキャンtoメモリについても、第1の実施の形態におけるスキャンtoメモリと異なる点について主に説明する。第2の実施の形態におけるスキャンtoメモリにおいては、第1の実施の形態におけるスキャンtoメモリと同様に、メモリ213に画像データを記憶する前に、原稿の読取に応じて、記憶が可能か否かが判定される。記憶が可能か否かは、メモリ213における不良ブロックの有無、および、空きブロックの容量が不足しているか否かによって判定される。第2の実施の形態におけるスキャンtoメモリにおいては、記憶が不可能と判定された場合、その判定の理由によって処理が異なる点が第1の実施の形態におけるスキャンtoメモリと異なる。
メモリ213において不良ブロックが有ると判定された場合、継続ボタンと中止ボタンとを含む第2書込確認画面が操作パネル30に表示される。継続ボタンは、別のメモリへのデータの記憶を指示するためのボタンである。中止ボタンは、スキャンtoメモリの終了を指示するためのボタンである。
一方、空きブロックの容量が不足していると判定された場合、分割ボタンと中止ボタンとを含む分割確認画面が操作パネル30に表示される。分割ボタンは、原稿読取部10が読み取った全原稿のうちいくつかの枚数分のデータと、残りの枚数分のデータとを異なるメモリに記憶する指示を入力するためのボタンである。中止ボタンは、スキャンtoメモリの終了を指示するためのボタンである。
スキャンtoメモリ受付部141Aは、スキャン条件設定画面に従ってスキャン条件が入力された状態で、操作パネル30に原稿の読取指示が入力されると、スキャン条件を第1擬似データ生成部181に出力し、金額判定指示を金額判定部123に出力し、原稿の読取指示にスキャン条件を含めてスキャナコントローラ11Aに出力する。
また、スキャンtoメモリ受付部141Aは、第2書込確認画面に従って操作パネル30における継続ボタンが押下されると、継続指示を受け付け、スキャンtoメモリを続行する。スキャンtoメモリ受付部141Aは、第2書込確認画面に従って操作パネル30における中止ボタンが押下されると、スキャンtoメモリ終了指示を受け付け、返金処理通知指示を返金処理指示部135に出力するとともにスキャンtoメモリを終了する。
また、スキャンtoメモリ受付部141Aは、分割確認画面に従って操作パネル30における分割ボタンが押下されると、分割指示を受け付け、その指示があった旨を書込指示部137Aおよび第1擬似データ生成部181に出力する。スキャンtoメモリ受付部141Aは、分割確認画面に従って操作パネル30に中止ボタンが押下されると、スキャンtoメモリ終了指示を受け付け、返金処理通知指示を返金処理指示部135に出力するとともにスキャンtoメモリを終了する。
また、スキャンtoメモリ受付部141Aは、操作パネル30に読取終了指示が入力されると、その指示を受け付け、読取終了指示があった旨をテスト結果判定部127A、書込指示部137Aおよび第1擬似データ生成部181に出力し、課金通知指示を課金処理指示部129Aに出力するとともに、スキャンtoメモリを終了する。
第1擬似データ生成部181は、スキャン情報に基づいて、第1擬似データを生成する。ただし、第1擬似データの生成は、金額判定部123から金額不足信号が入力されていないことを条件とする。スキャン情報は、スキャナコントローラ11Aによって検知された原稿のサイズと、スキャンtoメモリ受付部141Aにより受け付けられたスキャン条件とを含む。
第1擬似データは、具体的にはスキャン情報によって定まるデータ量以上の量を有する擬似的なデータとして生成される。ただし、スキャンtoメモリ受付部141Aにより分割指示が受け付けられた後に読取終了指示が受け付けられたとき、所定データ量がさらに加算されたデータ量を有する第1擬似データが生成される。所定データ量は、後述する合成用プログラムのデータ量に相当する。所定データ量を加算した第1擬似データを生成するのは、画像データとともに合成用プログラムをメモリ213に記憶できるか否をコインベンダー200において判定させるためである。第1擬似データ生成部181は、第1擬似データを生成するごとに、生成された第1擬似データを含む第1書込テスト指示を通信I/F60を介してコインベンダー200に送信する。
第2擬似データ生成部183は、後述する画像データ抽出部155Aからの擬似データ生成指示に応じて、第2擬似データを生成する。第2擬似データは、擬似データ生成指示に含まれるデータ量に応じた擬似データである。第2擬似データ生成部183は、生成された第2擬似データを含む第2書込テスト指示を通信I/F60を介してコインベンダー200に送信する。
テスト結果判定部127Aは、コインベンダー200からテスト結果を受信するごとに、テスト結果を判定する。テスト結果判定部127Aによる判定は、コインベンダー200に挿入されたメモリ213への画像データの記憶が可能か否かの判定である。テスト結果が擬似データの書込みのエラー無を示すならばメモリ213への画像データの記憶が可能と判定するが、テスト結果が擬似データの書込みのエラー有を示すならばメモリ213への画像データの記憶が不可能と判定する。なお、ここでの擬似データは、第1擬似データと第2擬似データとが含まれる。
また、擬似データの書込みのエラー有を示すテスト結果には、エラーの内容を示すエラー情報が含まれる。このため、テスト結果判定部127Aは、エラー情報に基づいて、メモリ213への画像データの記憶が不可能と判定する理由を特定することができる。
テスト結果判定部127Aは、エラー情報が空きブロックの不良を示す場合、第1不良通知指示をスキャンtoメモリ受付部141Aに出力する。これにより、第1不良通知指示を受け付けたスキャンtoメモリ受付部141Aは、操作パネル30に第2書込確認画面を表示する。また、テスト結果判定部127Aは、エラー情報が空きブロックの容量不足を示す場合、第2不良通知指示をスキャンtoメモリ受付部141Aに出力するとともに、容量不足通知を書込指示部137Aに出力する。これにより、第2不良通知指示を受け付けたスキャンtoメモリ受付部141Aは、分割確認画面を操作パネル30に表示する。
書込指示部137Aは、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示または読取終了指示が入力され、テスト結果判定部127Aから容量不足通知が入力される。書込指示部137Aは、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示が入力されずに読取終了指示が入力されると、書込対象の画像データを画像データ抽出部155Aに要求する。書込指示部137Aは、画像データ抽出部155Aが要求に応じて出力する第1ファイルを第1書込指示に含めてコインベンダー200に送信する。
書込指示部137Aは、テスト結果判定部127Aから容量不足通知が入力され、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示が入力されると、書込対象の画像データを画像データ抽出部155Aに要求するとともに、コインベンダー200から受信したメモリ情報を画像データ抽出部155Aに出力する。メモリ情報は、コインベンダー200によって検出されたメモリ213の空きブロックの容量を示す情報である。書込指示部137Aは、画像データ抽出部155Aが要求に応じて出力する第2ファイルを第2書込指示に含めてコインベンダー200に送信する。
書込指示部137Aは、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示が入力された後に読取終了指示が入力されると、書込対象の画像データを画像データ抽出部155Aに要求する。書込指示部137Aは、画像データ抽出部155Aが要求に応じて出力する第3ファイルと合成用プログラムとを含む第3書込指示をコインベンダー200に送信する。合成用プログラムは、互いに関連付けられたファイルを1つのファイルに合成するプログラムである。
例えば、情報処理装置などが合成用プログラムを実行することで、異なるメモリにそれぞれ記憶されたファイルを合成して、元の1つのファイルを生成することが可能であり、表示可能となる。また、第3ファイルは、第2ファイルと合成されることで1つのファイルが生成可能であることを示す関連付情報を含む。このため、合成用プログラムは、合成する対象となるファイルが第2ファイルおよび第3ファイルであることを特定することができる。
画像データ抽出部155Aは、書込指示部137Aからの要求に従って、記憶された順に画像データを記憶部50から抽出する。具体的には、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示が入力されずに読取終了指示を受け付けた書込指示部137Aが書込対象の画像データを要求する場合、スキャンtoメモリの開始から終了指示が受け付けられたときまでに生成された画像データが記憶部50に記憶されているので、この画像データが記憶部50から抽出される。画像データ抽出部155Aは、記憶部50から抽出した画像データを1つに纏めた第1ファイルを書込指示部137Aに出力する。
また、テスト結果判定部127Aから容量不足通知を受け付け、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示を受け付けた書込指示部137Aが書込対象の画像データを要求する場合、スキャンtoメモリの開始から分割指示が受け付けられたときまでに生成された画像データが記憶部50に記憶されている。画像データ抽出部155Aは、この画像データのうちメモリ情報で示される容量分の画像データを記憶部50から抽出する。これにより、スキャンtoメモリの開始から分割指示が受け付けられたときまでに生成された画像データのうち、最後に記憶された画像データ以外の画像データが抽出される。画像データ抽出部155Aは、記憶部50から抽出された画像データを1つに纏めた第2ファイルを書込指示部137Aに出力する。
また、スキャンtoメモリ受付部141Aから分割指示を受け付けた後に読取終了指示を受け付けた書込指示部137Aが書込対象の画像データを要求する場合、分割指示が受け付けられたときから終了指示が受け付けられたときまでに生成された画像データが記憶部50に記憶されているので、この画像データが記憶部50から抽出される。このとき抽出される画像データには、スキャンtoメモリの開始から分割指示が受け付けられたときまでに記憶部50に記憶された画像データのうち最後に記憶された画像データ(以下、「残余画像データ」という)が含まれる。このため、分割指示が受け付けられても、スキャンtoメモリにおいて記憶された全ての画像データを記憶部50から抽出することができる。画像データ抽出部155Aは、記憶部50から抽出された画像データを1つに纏めた第3ファイルを書込指示部137Aに出力する。
また、画像データ抽出部155Aは、書込指示部137Aからの要求に従って画像データを記憶部50から抽出するごとに、画像データを記憶部50から削除する。これにより、画像データ抽出部155Aは、メモリ情報で示される容量分の画像データを抽出し、抽出された画像データを記憶部50から削除した場合、残余画像データが記憶部50に記憶されたままとなる。画像データ抽出部155Aは、画像データの消去後に記憶部50に記憶されたままとなっている残余画像データのデータ量を擬似データ生成指示に含めて第2擬似データ生成部183に出力する。
課金処理指示部129Aは、スキャンtoメモリ受付部141Aから課金通知指示が入力されると、課金処理の実行指示に、課金通知指示に含まれる回数を含めてコインベンダー200に送信する。課金通知指示には、スキャンtoメモリにおいて原稿の読取が指示された回数が含まれる。このため、コインベンダー200は、課金処理として、原稿読取部10によって読み取って得られた画像データの数に相当するスキャン料金を課金する。コインベンダー200は、課金処理を実行すると、課金完了通知を複合機100に送信する。
メモリ情報通知部185は、挿入が検出されたメモリ213の空きブロックの容量を含めたメモリ情報を通信I/F220を介して複合機100に送信する。
図7は、第2の実施の形態のスキャナコントローラにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8は、第2の実施の形態の本体コントローラおよびコインベンダーそれぞれにおけるスキャンtoメモリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示すスキャンtoメモリ処理が、図4に示すスキャンtoメモリ処理と異なる点はステップS28,S34が削除された点である。図7に示すスキャンtoメモリ処理の他の処理については、図4に示すスキャンtoメモリ処理と同様であるので、ここでは図4に示すスキャンtoメモリ処理と異なる点について主に説明する。
また、図8に示すスキャンtoメモリ処理が、図5に示すスキャンtoメモリ処理と異なる点は、ステップS12,S22がステップS12A,22Aに変更された点、ステップS18,S23,S24,S29〜S35が削除された点、ステップS39A、S39BおよびS51〜S70が追加された点である。図8に示すスキャンtoメモリ処理の他の処理については、図5に示すスキャンtoメモリ処理と同様であるので、ここでは図5に示すスキャンtoメモリ処理と異なる点について主に説明する。
ステップS51において、第1擬似データ生成部181は、ステップS15において通知された原稿サイズとスキャン条件とに基づいてデータ量を算出する。そして、スキャンtoメモリ受付部141Aは、全原稿のスキャンが終了したか否かを判断する(ステップS52)。操作パネル30に入力された読取終了指示を受け付けたならば処理をステップS53に進めるが、そうでなければ処理をステップS55に進める。
ステップS53において、スキャンtoメモリ受付部141Aは、複数メモリの分割保存中であるか否かを判断する。操作パネル30に入力された読取終了指示を受け付ける前に、分割指示を受け付けていたならば処理をステップS54に進めるが、そうでなければ処理をステップS55に進める。
ステップS54において、第2擬似データ生成部183は、ステップS51において算出されたデータ量に所定データ量を加算した合計データ量を算出し、処理をステップS55に進める。
ステップS55において、本体コントローラ111Aは、擬似データを生成する。処理がステップS52またはS53から進む場合、第1擬似データ生成部181は、ステップS51において算出されたデータ量に応じた第1擬似データを生成する。一方、処理がステップS54から進む場合、第1擬似データ生成部181は、ステップS54において算出されたデータ量に応じた第1擬似データを生成する。
ステップS56において、本体コントローラ111Aは、ステップS26において生成された画像データを記憶部50に記憶し、処理をステップS22Aに進める。
ステップS22Aにおいて、テスト結果判定部127Aは、ステップS21において通知されたテスト結果を判定する。テスト結果が擬似データの書込みエラー無を示すならば、処理をステップS60に進める。テスト結果が擬似データの書込みエラー有を示す場合、エラー情報に基づいてエラーの内容を特定する。エラーの内容がメモリ213の空きブロックの不良を示すならば処理をステップS56に進め、エラーの内容がメモリ213の空きブロックの容量不足を示すならば処理をステップS58に進める。
ステップS56において、スキャンtoメモリ受付部141Aは、操作パネル30に第2書込確認画面を表示する。そして、継続ボタンまたは中止ボタンのいずれが押下されたかを判断する(ステップS57)。継続ボタンが押下されたならば別メモリでのスキャンtoメモリの継続と判断し、処理をステップS11に戻す。一方、中止ボタンが押下されたならばスキャンtoメモリの終了と判断し、処理をステップS44に進める。
ステップS58において、スキャンtoメモリ受付部141Aは、操作パネル30に分割確認画面を表示する。そして、分割ボタンまたは中止ボタンのいずれが押下されたかを判断する(ステップS59)。分割ボタンが押下されたならば分割指示を受け付け、処理をステップS64に進める。一方、中止ボタンが押下されたならばスキャンtoメモリの中止と判断し、処理をステップS44に進める。
ステップS60において、スキャンtoメモリ受付部141Aは、全原稿のスキャンが終了したか否かを判断する。操作パネル30に入力された読取終了指示を受け付けたならば処理をステップS36に進めるが、そうでなければ処理をステップS61に進める。
ステップS61において、メッセージ表示部133Aは、原稿交換のメッセージを操作パネル30に表示し、処理をステップS15に戻す。
ステップS36Aにおいて、課金処理指示部129Aは、課金処理の実行指示をメモリコントローラ211Aに送信する。課金処理の実行指示には、原稿の読取指示が入力された回数が含まれるので、読み取った原稿の枚数に相当するスキャン料金を課金することができる。
ステップS36Aにおいて、課金処理指示部129Aは、課金処理の実行指示をコインベンダー200に送信する。課金処理の実行指示には、スキャンtoメモリの開始から読取終了指示を受け付けるまでに原稿の読取が指示された回数が含まれる。
ステップS62において、書込指示部137Aは、書込指示をメモリコントローラ211Aに送信する。具体的には、第1ファイルを第1書込指示に含めてメモリコントローラ211Aに送信する。ただし、ステップS60において終了指示が受け付けられる前に、ステップS59において分割指示が受け付けられていた場合、第3ファイルを第3書込指示に含めてメモリコントローラ211Aに送信する。
ここで、ステップS59において分割指示が受け付けられずに、ステップS60において読取終了指示が受け付けられた場合、スキャンtoメモリの開始から終了指示が受け付けられたときまでに、ステップS26において生成された画像データが記憶部50に記憶されている。第1ファイルは、この期間に生成された画像データを1つにまとめたデータである。
一方、ステップS59において分割指示が受け付けられた後、ステップS60において読取終了指示が受け付けられた場合、ステップS59において分割指示が受け付けられたときから終了指示が受け付けられたときまでに、ステップS26において生成された画像データが記憶部50に記憶されている。第3ファイルは、この期間に生成された画像データを1つにまとめたデータである。また、第3ファイルには、後述する残余画像データと関連付情報とが含まれる。
ステップS63は、ステップS59において分割指示が受け付けられた場合である。ステップS63において、画像データ抽出部155Aは、第2ファイルを第2書込指示に含めてメモリコントローラ211Aに送信する。
ここで、ステップS59において分割指示が受け付けられた場合、スキャンtoメモリの開始から分割指示が受け付けられたときまでに、ステップS26において生成された画像データが記憶部50に記憶されている。第2ファイルは、この期間に生成された画像データのうちステップS12Aにおいて通知されたメモリ情報で示される容量分の画像データを1つに纏めたデータである。これにより、第2ファイルには、残余画像データが含まれず、ステップS60において読取終了指示が受け付けられたときに、ステップS62において生成される第3ファイルに残余画像データが含まれる。
次のステップS64において、書込指示部137Aは、ステップS63において生成された第2ファイルを含む第2書込指示をコインベンダー200に送信し、処理をステップS65に進める。
ステップS65において、画像データ抽出部155Aは、記憶部50に記憶されている画像データのうちステップS63において抽出済みの画像データを削除する。これにより、記憶部50には残余画像データが記憶されたままである。
ステップS67において、メッセージ表示部133は、メモリ交換のメッセージを操作パネル30に表示し、処理をステップS11に戻す。
ステップS68において、第2擬似データ生成部183は、第2擬似データの生成指示があったか否かを判断する。第2擬似データの生成指示があったならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS69に進める。
ステップS69において、第2擬似データ生成部183は、記憶部50に記憶されている残余画像データのデータ量に応じた第2擬似データを生成する。そして、第2擬似データを含む第2書込テスト指示をコインベンダー200に送信する。
上述したように、第2の実施の形態において、コインベンダー200は、複合機100が擬似データの書込みのエラー有を示すテスト結果を受信せずに読取終了指示を受け付けると、メモリ213に記憶された擬似データに第1ファイルを上書きしている間に課金処理を実行し、上書きの完了後に残金を返却する。このため、メモリ213に擬似データが記憶された時点で、画像データを正常に記憶可能か否かを判断できるので、画像データを正常に記憶できると判断した場合には、画像データの書込み中に課金しても、書込みが正常にできないために返金処理を実行しなければならないといった不具合を避けることができる。
一方、複合機100が読取終了指示を受け付ける前において、擬似データの書込みのエラー有を示すテスト結果を受信すると、そのエラーの内容がメモリ213の空きブロックの容量不足である場合、ユーザは分割確認画面において分割ボタンまたは中止ボタンのいずれかの押下が可能となる。複合機100は、ユーザが分割ボタンを押下すると、分割指示を受け付け、コインベンダー200は、メモリ213に記憶されている擬似データに第2ファイルを上書きする。
コインベンダー200は、複合機100により分割指示が受け付けられた後、読取終了指示が受け付けられると、新たに挿入されたメモリ215に記憶された擬似データに第3ファイルを上書きする。コインベンダー200は、この上書きの間に課金処理を実行する。これにより、分割指示があった場合において、画像データの書込み中に課金しても、書込みが正常にできないために返金処理を実行しなければならないといった不具合を避けることができる。また、コインベンダー200は、分割指示があった場合には、第2ファイルと第3ファイルとを異なるメモリ213,215に記憶するが、1つのファイルに戻すには、読取終了時にメモリ215に記憶される合成用プログラムが必要である。このため、仮にユーザがメモリ213において第2ファイルの上書きが完了した時点で、課金されることを逃れようとして返却ボタンを押下したとしても、ユーザはメモリ213に記憶された第2ファイルを利用することができない。これにより、生産者が不利益を被ることを防止することができる。
なお、第1,第2の実施の形態においては、メモリコントローラ211,211Aをコインベンダー200が備える構成を例に説明したが、メモリコントローラ211,211Aを複合機100が備える構成であってもよい。この場合、各種メモリ挿入部221は、複合機100に設けるようにすればよい。また、別の形態として、メモリコントローラ211,211Aを、複合機100と通信が可能な書込み装置が備えるようにしてもよい。この場合、複合機100から書込み装置に必要な指示を出力するようにし、書込装置に各種メモリ挿入部221を設けるようにすればよい。
第1,第2の実施の形態においては、複合機100が原稿読取部10を備える構成としたが、複合機100と通信が可能なスキャン装置が原稿読取部10の機能を有するようにしてもよい。この場合、複合機100からスキャン装置に必要な指示を出力するようにすればよい。
また、第2の実施の形態においては、容量不足が原因でメモリ213にデータを記憶できないと判定された場合に新たに挿入されるメモリについては、データを記憶できると判定される場合を例に説明した。しかしながら、新たに挿入されたメモリについても、容量不足が原因でデータを記憶できないと判定された場合には、さらにメモリの交換をユーザに促すようにすればよい。この場合において、分割指示を受け付けた日時からその直前に分割指示を受け付けた日時までの画像データを1つにまとめたファイルを擬似データに上書きするようにすればよい。
以上説明したように、本発明の複合機100は、原稿を読み取ることにより画像データを生成する、課金装置、および取り外し可能なメモリ213に画像データを書き込む書込み装置ぞれぞれと通信可能であり、スキャン装置に対し、原稿の読み取りを指示するスキャン指示手段と、書込み装置に対し、スキャン装置にて生成された画像データのメモリ213への書込みを指示する書込指示部137と、書込み装置における画像データの書込みに伴い、課金装置に課金処理の実行を指示する課金処理指示部129とを備えた装置であって、スキャン指示手段にて生成される画像データに応じた量の擬似データを生成する擬似データ生成部125と、書込指示部137による書込み指示よりも前に、書込み装置に対し、擬似データのメモリ213への書込みテストを指示する書込テスト指示手段と、書込み装置において擬似データのメモリ213への書込みテストが正常に成されたか否かを判定するテスト結果判定部127とを備え、書込指示部137は、テスト結果判定部127が、書込み装置において擬似データの書込みが正常に成されたと判定した場合に、書込み装置に対し、メモリ213における擬似データが書き込まれている領域に画像データを書き込むよう指示し、課金処理指示部129は、書込指示部137による書込みの指示と共に、課金処理の実行を指示する。
このため、スキャン装置において生成された画像データの書込み指示の前に、擬似データの書込みが指示され、メモリ213への擬似データの書込みが正常に成されたか否かが判定される。このため、画像データが生成される前に、メモリ213に画像データを書き込み可能であるか否かを判定することできる。したがって、メモリ213に画像データを正常に書き込めない場合(擬似データの記憶が正常に成されなかったと判定された場合)、画像データの生成を待つことなく、ユーザに画像データを記憶できない旨を知らせることが可能になる。
また、メモリ213への画像データの記憶が可能と判定された場合、生成された画像データがメモリ213に記憶された擬似データに上書きされ、コインベンダー200に課金処理の実行が指示される。このため、予めメモリ213に擬似データが記憶されることで、メモリ213について不良や空きブロックの不足を確認することができる。そして、メモリ213について不良や空きブロックの不足がないことが確認された後に、画像データが書き込まれ、課金されるので、画像データが正常に書き込まれていないのに課金されるといった不具合を避けることができる。
また、メモリ213に正常に記憶された画像データは加工されていないため、ユーザが他の装置において画像データを利用する際、利用に必要な情報等を入力する必要がない。したがって、ユーザが手間なくデータを利用することができ、また格納先が空き容量不足である場合にその旨を迅速に知ることができ、さらに不正のない課金処理を行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、複合機100およびコインベンダー200の各ブロック、特に本体コントローラ111,111A、スキャナコントローラ11,11Aおよびメモリコントローラ211,211Aは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、複合機100およびコインベンダー200は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである複合機100およびコインベンダー200の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記複合機100およびコインベンダー200に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、複合機100およびコインベンダー200を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
100 複合機
11,11A スキャナコントローラ
111,111A 本体コントローラ
121 操作受付部
123 金額判定部
125 擬似データ生成部(擬似データ生成手段)
127,127A テスト結果判定部(判定手段)
129,129A 課金処理指示部(課金処理指示手段)
131 残金処理指示部
133,133A メッセージ表示部
135 返金処理指示部
137,137A 書込指示部(第1書込指示手段)
141,141A スキャンtoメモリ受付部
143 カウント部
151 原稿サイズ通知部
153 スキャン実行部
155,155A 画像データ抽出部
161 書込テスト部(第2書込指示手段)
163 書込部
171 消去部
181 第1擬似データ生成部
183 第2擬似データ生成部
185 メモリ情報通知部
200 コインベンダー
201 制御部
211,211A メモリコントローラ

Claims (4)

  1. 原稿を読み取ることにより画像データを生成するスキャン装置、課金装置、および取り外し可能な記憶部に画像データを書き込む書込み装置ぞれぞれと通信可能であり、
    前記スキャン装置に対し、原稿の読み取りを指示するスキャン指示手段と、
    前記書込み装置に対し、前記スキャン装置にて生成された画像データの前記記憶部への書込みを指示する第1書込指示手段と、
    前記書込み装置における前記画像データの書込みに伴い、前記課金装置に課金処理の実行を指示する課金処理指示手段とを備えた機器制御装置であって、
    前記スキャン指示手段にて生成される画像データに応じた量の擬似データを生成する擬似データ生成手段と、
    前記第1書込指示手段による書込み指示よりも前に、前記書込み装置に対し、前記擬似データの前記記憶部への書込みを指示する第2書込指示手段と、
    前記書込み装置において前記擬似データの前記記憶部への書込みが正常に成されたか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記第1書込指示手段は、前記判定手段が、前記書込み装置において擬似データの書込みが正常に成されたと判定した場合に、前記書込み装置に対し、前記記憶部における前記擬似データが書き込まれている領域に前記画像データを書き込むよう指示し、
    前記課金処理指示手段は、第1書込指示手段による書込みの指示と共に、課金処理の実行を指示することを特徴とする、機器制御装置。
  2. 前記擬似データ生成手段は、原稿のサイズと前記スキャン指示手段によるスキャン条件とに基づいて、原稿の画像データの量以上の量を有する擬似データを生成し、
    前記判定手段は、前記スキャン指示手段の指示に応じてスキャン装置により原稿が読み取られているスキャン期間中に、前記擬似データの前記記憶部への書込みが正常に成されたか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の機器制御装置。
  3. スキャン条件に、カラーモード、フォーマット、読取解像度が少なくとも含まれることを特徴とする、請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の機器制御装置と前記スキャン装置と前記書込み装置とを備えることを特徴とする、画像形成装置。

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