JP2013225431A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールに用いられる放熱板の軽量化を図ることを可能とする電池モジュールを提供する。
【解決手段】この電池モジュールは、電池セルパック150と放熱板110Aとが交互に積層状態に配置され、放熱板110Aは、積層方向Sの両側から電池セルパック150によって挟み込まれる層間プレート部110aと、層間プレート部110aの両端部に位置し、積層方向Sに沿って延びる側壁プレート部110bとを含み、層間プレート部110aには、積層方向Sに沿って貫通する孔h10が複数設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の電池セルパックを積層配置した電池モジュールに関する。
複数の電池セルパックを積層配置した電池モジュールを開示する文献として、たとえば、特開2006−210351号公報(特許文献1)および特開2011−034821号公報(特許文献2)が挙げられる。
図16から図18を参照して、背景技術における電池モジュール100Bの構成を示す。図16は、電池モジュール100Bの構造を示す断面図であり、図17は、電池セルパック150および放熱板110の構造を示す斜視図、図18は、電池モジュール100Bに採用される冷却構造を示す断面図である。なお、図16においては、断面状態を見やすくするため、断面の標記は省略している。
図16に示すように、複数の電池セルパック150と、この電池セルパック150の間に電池セルパック150から放出される熱を吸収し、外部に放熱するための放熱板110が配置されている。したがって、電池セルパック150と放熱板110とは交互に配置される。たとえば、1つの電池モジュール100Bには、90個の電池セルパック150が、積層方向Sに沿って積層配置される。
電池セルパック150は、一般的には、正極にコバルト酸リチウム(LiCoO)かマンガン酸リチウム(LiMnO)、負極にグラファイト(炭素)を使い、各電極間には絶縁のためのセパレータを挟みそれぞれの極板を何層かに積層した後、電解液と共にアルミラミネートなどで封止した構造になっている。
積層方向Sに沿って交互に積層配置される電池セルパック150および放熱板110の積層方向Sの両端部には、一対の加圧板101L,101Rが配置されている。両端に位置する電池セルパック150から放出される熱は、この加圧板101L,101Rに吸収され、加圧板101L,101Rから放熱される。加圧板101L,101Rには、熱伝導特性に優れた材料(アルミ等)が用いられる。
図17を参照して、電池セルパック150は、扁平形状の本体部と、この本体部の上端部に設けられる電極部150a,150aとを有する。複数の電池セルパック150は、電気的に直列接続される。
放熱板110は、電池セルパック150の本体部に面接触し、積層方向の両側から電池セルパック150に挟み込まれる層間プレート部110aと、この層間プレート部110aの両端において、層間プレート部110aに対して、積層方向に対して交差する両端部において、積層方向に沿って延びる側壁プレート部110bとを有し、全体としてC字形状を有する。
図18を参照して、積層配置された電池セルパック150および放熱板110においては、放熱板110の側壁プレート部110bの外面に電池モジュール100Bに沿って冷却器130が配置される。冷却器130は、電池モジュール100Bの両側面に沿って配置され、側壁プレート部110bの外面に接する冷却管131と、この冷却管131の中に導入される冷却媒体132とを有する。
冷却管131と側壁プレート部110bの外面との間には、両者の間の伝熱を高めるためにグリス140が塗布されている。
電池セルパック150から放出される熱は、放熱板110を伝わって、冷却管131により熱が吸収される。これにより、電池セルパック150の温度上昇が抑制され、電池セルパック150の性能維持、および、長寿命化が図られる。
特開2006−210351号公報 特開2011−034821号公報
電池モジュール100Bには、上述したように、たとえば90個の電池セルパック150が積層方向Sに沿って積層配置される。また、電池セルパック150の間には、放熱板110が配置される。そのため、電池モジュール100Bの相当な重量となる。特に、放熱板110の合計重量については、軽量化が望まれている。
したがって、この発明は上記課題に鑑みてなされたもので、電池モジュールに用いられる放熱板の軽量化を図ることを可能とする電池モジュールを提供することにある。
この発明に基づいた電池モジュールにおいては、複数の電池セルパックと、複数の放熱板とを備え、上記電池セルパックと上記放熱板とは交互に積層状態に配置され、上記電池セルパックは、電極部を含み、上記放熱板は、積層方向の両側から上記電池セルパックによって挟み込まれる層間プレート部と、上記電池セルパックの上記電極部が設けられる側を除き、上記積層方向に対して交差する第1方向において上記層間プレート部の両端部に位置し、上記積層方向に沿って延びる側壁プレート部とを含み、上記層間プレート部には、上記積層方向に沿って貫通する孔が複数設けられている。
他の形態において、上記孔は、上記第1方向において、上記層間プレート部の中央部から上記側壁プレート部に向かって単位面積当たりの開口面積が減少するように設けられている領域を有する。
他の形態において、上記孔は、上記第1方向、および上記電池セルパックの上記電極部が設けられる側とその反対側とを結ぶ第2方向に沿ってマトリックス状に設けられている。
他の形態において、上記孔の開口面積は、上記第1方向において、上記層間プレート部の中央部から両側の上記側壁プレート部側に向かうにしたがって小さくなるように配置されることで、上記孔の単位面積当たりの開口面積が減少する。
他の形態において、上記孔は、上記第2方向において、上記電池セルパックの上記電極部が設けられる側からその反対側に向かって単位面積当たりの開口面積が減少するように設けられている領域を有する。
他の形態において、上記孔は、上記第1方向に沿って延びるスリットであり、上記スリットが、上記電池セルパックの上記電極部が設けられる側とその反対側とを結ぶ第2方向に沿って複数設けられている。
他の形態において、上記スリットの開口形状は、上記層間プレート部の中央部側の上記第2方向の開口寸法より、上記側壁プレート部側の上記第2方向の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、上記孔の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この発明に基づいた電池モジュールによれば、電池モジュールに用いられる放熱板の軽量化を図ることを可能とする電池モジュールを提供することを可能とする。
実施の形態における電池モジュールに用いられる放熱板の構造を示す図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 放熱板の熱伝達を、等温線を用いて模式的に示した図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 放熱板に設けられる孔の形状を示す図であり、(A)は丸孔、(B)は三角孔、(C)は五角形孔、(D)は六角形孔を示す。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 図8に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 図10に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 図12に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。 実施の形態における電池モジュールに用いられる他の放熱板の構造を示す図である。 図14に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。 背景技術における電池モジュールの積層方向に沿った構造を示す断面図である。 背景技術における電池セルパックおよび放熱板の構造を示す斜視図である。 背景技術における電池モジュールに採用される冷却構造を示す断面図である。
本発明に基づいた実施の形態における電池モジュールについて、以下、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、各実施の形態に表れる構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。また、部分的に以下に示す各実施の形態の構成を採用することも可能である。
また、以下に示す実施の形態における電池モジュールの基本的構成は、図16から図18に示した電池モジュール100Bと同じであり、以下に示す実施の形態においては、放熱板の構造に特徴を有している。したがって、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さず、放熱板の構造についてのみ詳細に説明する。
(放熱板110A)
図1を参照して、本実施の形態における電池モジュールに採用される放熱板110Aについて説明する。図1は、本実施の形態における放熱板110Aの構造を示す図である。なお、電池セルパック150の電極部150aが設けられる側(図示において上側)を除き、積層方向Sに対して交差する方向を第1方向(C1)と称する。また、電池セルパック150の電極部150aが設けられる側とその反対側とを結ぶ方向を第2方向(T1)と称する。以下の放熱板の説明においても同様である。
本実施の形態では、放熱板110Aには、厚さ0.6mmのアルミプレート板が用いられる。層間プレート部110aの第1方向(C1)の長さ(W)は、約140mm、第2方向(T1)の長さ(H)は、約130mmである。以下の放熱板も同様である。
この放熱板110Aの層間プレート部110aには、正四角形形状の孔h10が複数設けられている。この孔h10は、積層方向Sに沿って層間プレート部110aを貫通する孔である。
孔h10は、9mm×9mmの正四角形の開口形状を有し、第1方向(C1)に8個、第2方向(T1)に8個、合計64(8×8)個の孔h10が、第1方向(C1)および第2方向(T1)に沿ってマトリックス状に設けられている。この合計64個の孔h10の開口面積分、放熱板110Aの質量を軽減させることができる。
(放熱板110B)
図2を参照して、本実施の形態における電池モジュールに採用される放熱板110Bについて説明する。図2は、本実施の形態における放熱板110Bの構造を示す図である。
この放熱板110Bの層間プレート部110aには、正四角形形状の孔h20が複数設けられている。この孔h20は、積層方向Sに沿って層間プレート部110aを貫通する孔である。
孔h20は、5mm×5mmの正四角形の開口形状を有し、第1方向(C1)に16個、第2方向(T1)に12個、合計192(16×12)個の孔h20が、第1方向(C1)および第2方向(T1)に沿ってマトリックス状に設けられている。この合計192個の孔h20の開口面積分、放熱板110Bの質量を軽減させることができる。
(放熱板の熱伝達)
図3に、放熱板の熱伝達を、等温線を用いて模式的に示す。電池セルパック150においては、電極部150aの近傍が最も高温状態となる、等温線T10で囲まれた電極部150a側の領域が最も高温となる領域R1である。電極部150aから離れるほど(等温線T21)、温度は低下する。
等温線は、層間プレート部110aを熱伝達する際には徐々に、両側に位置する側壁プレート部110b側に向かう形状となる。図中の矢印で示すように、熱の伝達方向は、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かう方向に近似すると考えることができる。
上記図1および図2に示す放熱板110Aおよび放熱板110Bにおいては、複数の孔を設けることで、放熱板の質量を軽減させことができる。しかし、側壁プレート部110b側への熱伝達を考えると、放熱板の部材面積が減少するために熱抵抗が上昇し、熱伝達の効率は低下する。したがって、電池セルパック150により発生する発熱量を考慮した場合には、十分な冷却が期待できない場合があり得る。
(放熱板110C)
次に、図4を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Cについて説明する。この放熱板110Cは、層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、第1方向(C1)において、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少するように設けられている。
具体的には、層間プレート部110aの中央部には、9mm×9mmの正四角形の開口形状の孔h10が設けられ、第1方向(C1)の両端部には、5mm×5mmの正四角形の開口形状の孔h20が設けられている。孔h10から孔h20に向かっては、徐々に開口面積が小さくなるように孔が設けられている。本実施の形態では、第1方向(C1)に5段階開口面積が小さくなる。
このように、孔h10の開口面積は、第1方向(C1)において、層間プレート部110aの中央部から両側の側壁プレート部110b側に向かうにしたがって小さくなるように配置されることで、孔h10の単位面積当たりの開口面積が減少する。
第2方向には、同じ法則にしたがって、孔が設けられている。孔は合計110(横11×縦10)個設けられている。
この放熱板110Cによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Cの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
(放熱板110D)
次に、図5を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Dについて説明する。この放熱板110Dは、上記放熱板110Cの構造と比較して、孔の開口面積が、第2方向(T1)においても、電池セルパック150の電極部150aが設けられる側からその反対側に向かうにしたがって単位面積当たりの開口面積が小さくなるように設けられている。
具体的には、層間プレート部110aの中央部の最上段には、9mm×9mmの正四角形の開口形状の孔h10が設けられ、層間プレート部110aの最下段の両端部には、5mm×5mmの正四角形の開口形状の孔h20が設けられている。孔h10から孔h20に向かっては、徐々に開口面積が小さくなるように孔が設けられている。孔は合計110(横11×縦10)個設けられている。
このように、孔h10の開口面積は、第2方向(T1)において、電池セルパック150の電極部150aが設けられる側からその反対側に向かうにしたがって小さくなるように配置されることで、孔h10の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この放熱板110Dによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Cの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
図6に、放熱板に設けられる孔の形状を示す。上述した放熱板110A〜110Dにおいては、正方形の孔を設ける場合について説明しているが、孔の形状は正方形には限定されず、長方形でも構わない。また、(A)に示す丸孔、(B)に示す三角孔を採用することができる。また、(C)に示す五角形孔、(D)に示す六角形孔、その他の多角形孔(正多角形に限定されない)を採用することも可能である。
(放熱板110E)
次に、図7を参照して、放熱板110Dについて説明する。この放熱板110Dは、層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、第1方向(C1)に沿って延びるスリットS30である。このスリットS30が、第2方向(T1)に沿って複数設けられている。
スリットS30の第2方向(T1)方向の高さt31は、約1mm〜5mm程度である。本実施の形態では、第2方向(T1)に沿って23本のスリットS30を設けている。この23本のスリットS30の開口面積分、放熱板110Eの質量を軽減させることができる。
(放熱板110F)
上記放熱板110Eにおいては、図1および図2に示す放熱板110Aおよび放熱板110Bと同様の理由から、電池セルパック150により発生する発熱量を考慮した場合には、十分な冷却が期待できない場合があり得る。
次に、図8および図9を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Fについて説明する。図8は、放熱板110Fの構造を示す図、図9は、図8に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。
この放熱板110Fの層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、放熱板110Eと同様に、第1方向(C1)に沿って延びるスリットS40である。このスリットS40の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側(w42)の第2方向(T1)の開口寸法(t42)より、側壁プレート部110b側(w41)の第2方向(T1)の開口寸法(t41)が小さく設けられている。本実施の形態では、t42は約2mm、t41は約1mm、w42は約70mm、w41は約35mm程度である。第2方向(T1)には、23本のスリットS40が設けられている。
このように、スリットS40の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側の第2方向(T1)の開口寸法より、側壁プレート部110b側の第2方向(T1)の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、第1方向(C1)において、スリットS40の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この放熱板110Fによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。
その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Fの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
(放熱板110G)
次に、図10および図11を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Gについて説明する。図10は、放熱板110Gの構造を示す図、図11は、図10に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。
この放熱板110Gの層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、放熱板110Eと同様に、第1方向(C1)に沿って延びるスリットS50である。このスリットS50の開口形状は、第2方向(T1)の開口寸法として3種類設けられている。
層間プレート部110aの中央部側(w53)の第2方向(T1)の開口寸法(t53)より、側壁プレート部110b側(w52)の第2方向(T1)の開口寸法(t52)が小さく設けられ、さらにこの開口寸法(t52)よりも、側壁プレート部110b側(w51)の第2方向(T1)の開口寸法(t51)が小さく設けられている。本実施の形態では、t53は約3mm、t52は約2mm、t51は約3mm、w53は約40mm、w52は約20mm、w51は約30mm程度である。第2方向(T1)には、20本のスリットS50が設けられている。
このように、スリットS50の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側の第2方向(T1)の開口寸法より、側壁プレート部110b側の第2方向(T1)の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、第1方向(C1)において、スリットS50の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この放熱板110Gによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Fの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
(放熱板110H)
次に、図12および図13を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Hについて説明する。図12は、放熱板110Hの構造を示す図、図13は、図12に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。
この放熱板110Hの層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、放熱板110Fと同様に、第1方向(C1)に沿って延びるスリットS60である。このスリットS60の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側(w62)の第2方向(T1)の開口寸法(t62)より、側壁プレート部110b側(w61)の第2方向(T1)の開口寸法(t61)が小さく設けられている。
上記放熱板110F(図8、図9参照)のスリットS40との相違は、スリットS40の側壁プレート部110b側(w41)の孔は、側壁プレート部110bにまで達しているのに対して、本実施の形態における側壁プレート部110b側(w61)の孔は、側壁プレート部110bとの間に帯状部Rが設けられている。本実施の形態では、t62は約2mm、t61は約1mm、w62は約70mm、w61は約30mm、Sは約5mm程度である。第2方向(T1)には、23本のスリットS60が設けられている。
このように、スリットS60の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側の第2方向(T1)の開口寸法より、側壁プレート部110b側の第2方向(T1)の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、第1方向(C1)において、スリットS60の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この放熱板110Hによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かって単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Fの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
また、上記放熱板110F(図8、図9参照)と対比した場合には、帯状部Rに相当する層間プレート部110aの部材面積は拡大することになるため、さらに冷却効率を向上させることが可能となる。
(放熱板110I)
次に、図14および図15を参照して、熱伝達の効率を考慮した放熱板110Iについて説明する。図14は、放熱板110Iの構造を示す図、図15は、図14に示すスリットの詳細形状を示す部分拡大図である。
この放熱板110Iの層間プレート部110aに設けられる複数の孔は、放熱板110Eと同様に、第1方向(C1)に沿って延びる菱型形状のスリットS70である。
菱型形状のスリットS70は、層間プレート部110aの中央部の第2方向(T1)の開口寸法(t71)に対して、側壁プレート部110b側に向かうにしたがって徐々に第2方向(T1)の開口寸法が小さく設けられている。本実施の形態では、t71は約5mm、w71は約70mm程度である。第2方向(T1)には、20本のスリットS70が設けられている。
このように、スリットS70の開口形状は、層間プレート部110aの中央部側の第2方向(T1)の開口寸法より、側壁プレート部110b側の第2方向(T1)の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、第1方向(C1)において、スリットS70の単位面積当たりの開口面積が減少する。
この放熱板110Iによれば、層間プレート部110aの中央部から側壁プレート部110bに向かっての単位面積当たりの開口面積が減少することから、中央部から側壁プレート部110bに向かって層間プレート部110aの部材面積は拡大することになる。その結果、層間プレート部110aにおいて、側壁プレート部110b側では層間プレート部110aの中央部に比べて熱抵抗が低下し、熱伝達の効率を向上させることができる。これにより、放熱板110Iの軽量化を図りながら、冷却効率を向上させることが可能となる。
なお、放熱板の形態として、図17においては、断面がC型の放熱板を図示しているが、この形態に限定されない。断面が、H(I)型の放熱板に本発明を適用した場合であっても同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100B 電池モジュール、101L,101R 加圧板、110,110A,110B,110C,110D,110E,110F,110G,110H,110I 放熱板、110a 層間プレート部、110b 側壁プレート部、130 冷却器、131 冷却管、132 冷却媒体、140 グリス、150 電池セルパック、150a 電極部、S30,S40,S50,S60,S70 スリット、h10,h20 孔。

Claims (7)

  1. 複数の電池セルパックと、
    複数の放熱板と、を備え、
    前記電池セルパックと前記放熱板とは交互に積層状態に配置され、
    前記電池セルパックは、電極部を含み、
    前記放熱板は、
    積層方向の両側から前記電池セルパックによって挟み込まれる層間プレート部と、
    前記電池セルパックの前記電極部が設けられる側を除き、前記積層方向に対して交差する第1方向において前記層間プレート部の両端部に位置し、前記積層方向に沿って延びる側壁プレート部と、を含み、
    前記層間プレート部には、前記積層方向に沿って貫通する孔が複数設けられている、電池モジュール。
  2. 前記孔は、前記第1方向において、前記層間プレート部の中央部から前記側壁プレート部に向かって単位面積当たりの開口面積が減少するように設けられている領域を有する、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記孔は、前記第1方向、および前記電池セルパックの前記電極部が設けられる側とその反対側とを結ぶ第2方向に沿ってマトリックス状に設けられている、請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 前記孔の開口面積は、前記第1方向において、前記層間プレート部の中央部から両側の前記側壁プレート部側に向かうにしたがって小さくなるように配置されることで、前記孔の単位面積当たりの開口面積が減少する、請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 前記孔は、前記第2方向において、前記電池セルパックの前記電極部が設けられる側からその反対側に向かって単位面積当たりの開口面積が減少するように設けられている領域を有する、請求項4に記載の電池モジュール。
  6. 前記孔は、前記第1方向に沿って延びるスリットであり、
    前記スリットが、前記電池セルパックの前記電極部が設けられる側とその反対側とを結ぶ第2方向に沿って複数設けられている、請求項2に記載の電池モジュール。
  7. 前記スリットの開口形状は、前記層間プレート部の中央部側の前記第2方向の開口寸法より、前記側壁プレート部側の前記縦方向の開口寸法が小さい領域を含むように設けられることで、前記孔の単位面積当たりの開口面積が減少する、請求項6に記載の電池モジュール。
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