JP2013223984A - ラベルプリンタの空冷機構 - Google Patents

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Takeshi Obara
健 小原
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Abstract

【課題】プラテンローラを回転駆動するギヤの回転力を利用し、ファンの回転数および回転方向を変えることで効率よくプリンタの筐体内を冷却するラベルプリンタの冷却機構を提供すること。
【解決手段】プリンタ筐体2と、プリンタ筐体2内に設けられたプラテンローラ3、およびこれを回転駆動するギヤを含んでなる駆動機構と、駆動機構のうち、いずれかのギヤから回転力を得て回転するファン11を備え、プラテンローラ3を回転駆動したときにファン11が回転し、正回転および逆回転のいずれの方向の回転も一方向に変換する回転変換機構20を設けてプラテンローラ3の回転方向によらないで、一定方向にファン11を回転させるよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラテンローラを備えたプリンタの空冷機構に関し、特に、電池で稼働する携帯型(モービルタイプ)のラベルプリンタに用いて好適なプリンタの空冷機構に関する。
一般的なラベルプリンタでは、サーマルヘッド、モータ、CPUなどの部品の温度上昇を抑えるために、空冷ファン等を用いた部品の冷却を必用とする場合がある。
しかし、モービルプリンタでは空冷ファンを収容するスペース確保が難しいことや、電池で動作するため使用できる電力の制限などから、部品の冷却を行うのでなく、部品の温度が一定以上になった場合、プリンタの動作を停止させる保護機能を設けて対応している。
このためモービルプリンタでは、保護機能のために連続発行可能な枚数に制限が生じる。
この問題を解消するため、ラベルプリンタを駆動するステッピングモータの回転軸にファンを設けた例が、特許文献1により知られている。
然るに、特許文献1のプリンタでは、ステッピングモータの回転軸にファンが直結しているので、ファンをステッピングモータの回転軸と同じ回転数、同じ回転方向にしか回転駆動できず、必ずしも効率的な冷却ができないものであった。
特開2009−131996号公報
本発明は以上のような問題にかんがみなされたもので、その目的とするところはプラテンローラを回転駆動するギヤの回転力を利用し、ファンの回転数および回転方向を変えることで効率よくプリンタ筐体内を空冷するラベルプリンタの空冷機構の提供にある。
上記課題を解決するため、本発明が採用する構成の特徴は、プリンタ筐体と、プリンタ筐体内に設けられたプラテンローラ、およびこれを回転駆動するギヤを含んでなる駆動機構と、前記駆動機構のうち、いずれかのギヤから回転力を得て回転するファンを備え、前記プラテンローラを回転駆動したときにファンが回転し、これにより生じた空気流により、プリンタ筐体内を空冷することにある。
また、上記駆動機構に、正回転および逆回転のいずれの方向の回転も一方向に変換する回転変換機構を設け、プラテンローラの回転方向によらないで、一定方向にファンを回転させるように構成するのが好ましい。
本発明によると、プリンタを稼働させる際にプラテンローラが回転するので、この回転力をギヤで回転数・回転方向を変換してファンを回し、効率よく空気を流通させ、プリンタ筐体内を空気冷却できる。
とくに第二の発明によれば、ラベルプリンタがカッターを作動させたり、台紙から糊付のラベルを剥離動作させる際に、ラベルを逆方向に搬送する(バックフィードする)場合にも、ファンを常に同じ方向に回転させることができるため、プリンタ筐体内に一定方向の空気流通を確保でき、効果的に空気冷却できる。
本発明の第一の実施例にかかるラベルプリンタの模式図である。 同、第二の実施例にかかるラベルプリンタの模式図である。 同、図2中の回転変換機構の動作説明図である。 同、図2中の回転変換機構の動作説明図である。 同、第三の実施例にかかるラベルプリンタの模式図である。
以下、本発明を実施するために好適な形態について、電池で駆動する携帯型(モービルタイプ)のラベルプリンタの実施例を三つあげて説明する。
図1に示すのは第一の実施例にかかるラベルプリンタである。
ラベルプリンタ1は、プリンタ筐体2内にプラテンローラ3が設けられ、プラテンローラ3とサーマルヘッド4との間に印字媒体としてのラベル(不図示)を通過させてこれに印字する。
プラテンローラ3は、順方向(正方向)に回転することでラベルを印字する方向に搬送する一方、逆方向に回転することでラベルを印字方向と逆の方向に引き戻す(バックフィードする)。
上記バックフィードはラベルプリンタに特有の動作であり、図示しないカッターを作動させたり、台紙からラベルを剥離動作させる際に行うものである。
5はラベルプリンタ1を動作させる電子回路で、該電子回路にはCPUやメモリが搭載され、後述するモータの回転を制御し、プリンタ1が外部の機器と交信し、印字する情報を画像信号に変換してサーマルヘッド4に伝える動作を制御する。
6はモータで、駆動機構としての大ギヤ7、中ギヤ8、小ギヤ9を介してプラテンローラ3を回転駆動する。プラテンローラ3の回転軸10にはファン11が一体的に取り付けられ、プラテンローラ3と同時に回転する。
12は電池であり、電子回路5、モータ6、サーマルヘッド4等に電力を供給する。
13、14は、プリンタ筐体に設けられた空気流通孔で、前記ファンが順方向に回転するときに図中の白抜き矢印で示す方向に空気を流通させ、ファンが逆方向に回転したときには矢印と逆方向に空気を流通させる。
本実施例は以上の如きもので、モータ6の回転を駆動機構(大ギヤ7ないし小ギヤ9)で回転数を増すように変換してファン11を回すことで効率よく空気を流通させることができ、プリンタ筐体2内の空気流通をよくして効率的に冷却できるという効果を奏する。
次に、図2に第二の実施例にかかるラベルプリンタを示し、以後の説明では前述したのと同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
本実施例の特徴とするところは、駆動機構に正回転および逆回転のいずれの方向の回転も一方向に変換する回転変換機構20を設けたことにある。
回転変換機構20は、大ギヤ7に噛合するギヤ21、ギヤ21に噛合するギヤ22、前記ギヤ21と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ23、
前記ギヤ22と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ24、
前記ワンウエイクラッチ23と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ25、
前記ワンウエイクラッチ24と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ26、
前記各ギヤ25、26の両方に噛合するギヤ27とから構成され、ギヤ27にはこれと同軸上に、これと一体回転するファン11が結合されている。
次に図3,図4を用いて回転変換機構20の動作について説明する。
大ギヤ7が図3の如く、回転変換機構20のギヤ21を時計方向に回転させたとする。
このとき、ギヤ21に噛合するギヤ22は反時計方向に回転し、前記ギヤ21と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ23は滑る、
ギヤ22と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ24は反時計方向に回転し、
ワンウエイクラッチ23と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ25は後述するように、ギヤ27によって反時計回りに回転するが、ワンウエイクラッチ23が滑るのでこの動作は許容される。
ワンウエイクラッチ24と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ26は反時計回りに回転し、ギヤ27を時計回り方向に回転させる。
各ギヤ25、26の両方に噛合するギヤ27は時計方向に回転され、これと一体回転するファン11は時計方向に回転する。
次に、大ギヤ7が図4の如く、回転変換機構20のギヤ21を反時計方向に回転させたとする。
このとき、ギヤ21に噛合するギヤ22は時計方向に回転し、前記ギヤ21と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ23は反時計方向に回る、
ギヤ22と同軸上に設けられるワンウエイクラッチ24は滑り、
ワンウエイクラッチ23と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ25は反時計回りに回転し、ギヤ27を時計回り方向に回転させる。
ワンウエイクラッチ24と同軸上に設けられ、これと一体回転するギヤ26は後述するように、ギヤ27によって反時計回りに回転するが、ワンウエイクラッチ24が滑るのでこの動作は許容される。
各ギヤ25、26の両方に噛合するギヤ27は時計方向に回転され、これと一体回転するファン11は時計方向に回転する。
本実施は以上の如きもので、プラテンローラ3が順方向、逆方向のどちらに回転してもファン11が同じ方向に回転するので、図中に白抜き矢印で示した方向に、連続する空気の流れを生じさせることができ、効率よく冷却することができる。
次に、図5に第三の実施例にかかるラベルプリンタを示してその動作を説明する。
本実施例の特徴とするところは、前記第二の実施例にトルクリミッタ30を介してゼンマイ31を設け、このゼンマイによってファン11を回転させるよう構成したことにある。
トルクリミッタ30は、回転変換機構20がゼンマイ31を巻ききった状態で空転し、ゼンマイ31を壊さないために設けたるものである。
そして、プリンタ1は、プラテンローラ3が正方向、逆方向いずれの方向にも回転しない状態でも、巻かれたゼンマイ31によってある程度の時間、ファン11を回転させることができる。
なお、上記実施例では、回転軸方向に離間するワンウエイクラッチ、各歯車、トルクリミッタ等の構成要素を説明のため離して図示したが、これらは配置の便利なように一体化してもよい。
また、クラッチとして爪クラッチを図示したが、ばねクラッチ等、慣用公知の技術手段を用いることができる。
1…ラベルプリンタ、2…プリンタ筐体、3…プラテンローラ、6…モータ、7,8,9…駆動機構(ギヤ)、11…ファン、12…電池、20…回転変換機構、21,22,25,26,27…ギヤ、23,24…ワンウエイクラッチ、30…トルクリミッッタ、31…ゼンマイ

Claims (1)

  1. プリンタ筐体と、プリンタ筐体内に設けられたプラテンローラ、およびこれを回転駆動するギヤを含んでなる駆動機構と、前記駆動機構に、正回転および逆回転のいずれの方向の回転も一方向に変換する回転変換機構を設け、プラテンローラの回転方向によらないで、一定方向にファンを回転させるように構成してなるラベルプリンタの空冷機構。
JP2012097610A 2012-04-23 2012-04-23 ラベルプリンタの空冷機構 Pending JP2013223984A (ja)

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