JP2013223983A - サーマルプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーマルヘッドで用紙Sを加熱して印字を行うと共に、サーマルヘッド21、22、23、24の熱を放熱する放熱機構35、36、37、38を備えたサーマルプリンタにおいて、放熱機構35、36、37、38は、サーマルヘッド21、22、23、24に接するように設けられた複数個の放熱フィン211Aと、複数個の放熱フィン211Aに風を当てる風発生手段117と、を備え、複数個の放熱フィン211Aは風発生手段117からの風の流れ方向に沿って千鳥状に配置されている。
【選択図】図4
Description
本発明のサーマルプリンタによれば、サーマルヘッドに接するように設けた複数個の放熱フィンを風発生手段からの風の流れ方向に沿って千鳥状に配置したので、従来の一枚の長尺な板状の放熱板に比べて風が当たる表面積を増大させることができる。また、複数個の放熱フィンを千鳥状に配置することで、表面積を増大したにも係わらず風が遮蔽されにくいので、通気抵抗の上昇も抑制できる。これによって、サーマルヘッドに蓄熱された熱を効率的に放熱することができるので、印字画質を向上させることができる。
本発明のサーマルプリンタにおいては、複数個の放熱フィンは、前記風発生手段からの風の上流側から下流側に向けて順次背丈が高くなるように形成されていることが好ましい。このように複数個の放熱フィンを千鳥配置することに加えて、上記の如く高さ調整するようにしたので、複数個の放熱フィンに満遍なく風が当たるようにすることができる。また、複数個の放熱フィンは、風の上流側から下流側に向けて順次背丈が高くなるように高さ調整されているので、単に千鳥配置する場合よりも通気抵抗を小さくできる。これにより、サーマルヘッドに蓄熱された熱を一層効率的に放熱することができる。
本発明のサーマルプリンタにおいては、複数個の放熱フィンは、風発生手段からの風の流れ方向に沿って少なくとも1列配設された長尺な放熱板の上部を櫛歯形状に分割して形成されることが好ましい。これにより、複数個の放熱フィンが独立しているよりも、風に対する剛性を上げることができるだけでなく、放熱フィンをサーマルヘッドに接するように取り付ける際の取り付けも容易になる。
本発明のサーマルプリンタにおいては、複数個の放熱フィンは、サーマルヘッドのヘッドブラケットと一体構造に形成されることが好ましい。
サーマルヘッドを支持するヘッドブラケットは、サーマルヘッドとの接触面積が大きい。したがって、上記の如く一体構造とすることで、サーマルヘッドに蓄熱された熱を放熱フィンから直接放熱することに加えて、ヘッドブラケットを介して放熱フィンから間接的に放熱される。これにより放熱効率が一層向上する。
本発明のサーマルプリンタにおいては、サーマルヘッドの温度を検出する温度センサと、温度センサの検出温度に応じて風発生手段からの風量を調整する風量調整手段と、を備えることが好ましい。
これにより、サーマルヘッドの蓄熱状態に応じて放熱効率を変えることができる。また、放熱フィンを千鳥配置や高さ調整したことで複数個の放熱フィンに満遍なく風が当たるようになったので、風量制御による放熱能力を精度良く可変できる。
本発明のサーマルプリンタにおいては、前記サーマルプリンタは、前記放熱フィンが設けられたサーマルヘッドが前記用紙の移動方向に複数台配設されたカラープリンタであることが好ましい。
複数台のサーマルヘッドを有するカラープリンタは、モノクロプリンタに比べてサーマルヘッドの蓄熱量が大きく、本発明が特に有効だからである。
カラープリンタにおいては、複数台のサーマルヘッドの放熱フィンに向けて風の吹出口をサーマルヘッドごとに形成したダクトを設け、該ダクトに前記風発生手段を1台設けることが好ましい。
これによって、複数台のサーマルヘッドに蓄熱された熱の放熱を、1つの風発生手段で行うことができるので、複数台のサーマルヘッドごとに風発生手段を設ける場合に比べて、サーマルプリンタをコンパクト化することが可能となる。
カラープリンタにおいては、前記複数台の各サーマルヘッドの温度をそれぞれ検出する温度センサと、前記各サーマルヘッドの放熱機構に設けられた前記風発生手段の風量をそれぞれ調整する風量調整手段と、前記温度センサの測定温度に応じて前記風量調整手段を制御して、前記風発生手段からの風量を前記サーマルヘッドごとに調整する制御手段と、を備えることが好ましい。
カラープリンタの場合は、複数台のサーマルヘッドのそれぞれの印字率に応じて発熱量が異なるので、上記の如く温度センサと風量調整手段と制御手段を設けることによって、各サーマルヘッドの印字率に応じた放熱を行うことが可能となる。これによって、複数台のサーマルヘッドの温度を適切な温度に均一に保つことができる。したがって、更に印字画質を向上できる。
図9に示すように、制御システムは、主として、4つの各サーマルヘッド21、22、23、24の温度をそれぞれ検出する温度センサ121と、各サーマルヘッド21、22、23、24の放熱機構35、36、37、38に設けられたファン117Aの風量をそれぞれ調整する風量調整手段119と、温度センサ121の測定温度に応じて風量調整手段119を制御して、風量をサーマルヘッド21、22、23、24ごとに調整するコントローラ10と、で構成される。
Claims (8)
- サーマルヘッドで用紙を加熱して印字を行うと共に、前記サーマルヘッドに蓄熱された熱を放熱する放熱機構を備えたサーマルプリンタにおいて、
前記放熱機構は、
前記サーマルヘッドに接するように設けられた複数個の放熱フィンと、
前記複数個の放熱フィンに風を当てる風発生手段と、を備え、
前記複数個の放熱フィンは前記風発生手段からの風の流れ方向に沿って千鳥状に配置されているサーマルプリンタ。 - 前記複数個の放熱フィンは、前記風発生手段からの風の上流側から下流側に向けて順次背丈が高くなるように形成されている請求項1に記載のサーマルプリンタ。
- 前記複数個の放熱フィンは、前記風発生手段からの風の流れ方向に沿って少なくとも1列配設された長尺な放熱板の上部を櫛歯形状に分割して形成されている請求項1又は2に記載のサーマルプリンタ。
- 前記複数個の放熱フィンは、前記サーマルヘッドのヘッドブラケットと一体構造に形成されている請求項1〜3の何れか1に記載のサーマルプリンタ。
- 前記サーマルヘッドの温度を検出する温度センサと、
前記温度センサの検出温度に応じて前記風発生手段からの風量を調整する風量調整手段と、を備える請求項1〜4の何れか1のサーマルプリンタ。 - 前記サーマルプリンタは、前記放熱フィンが設けられたサーマルヘッドが前記用紙の移動方向に複数台配設されたカラープリンタである請求項1〜5の何れか1に記載のサーマルプリンタ。
- 前記複数台の各サーマルヘッドに設けられた放熱フィンに向けて風の吹出口をサーマルヘッドごとに形成したダクトを設け、該ダクトに前記風発生手段を1台設けた請求項6に記載のサーマルプリンタ。
- 前記複数台の各サーマルヘッドの温度をそれぞれ検出する温度センサと、
前記各サーマルヘッドの放熱機構に設けられた前記風発生手段の風量をそれぞれ調整する風量調整手段と、
前記温度センサの測定温度に応じて前記風量調整手段を制御して、前記風発生手段からの風量を前記サーマルヘッドごとに調整する制御手段と、を備えた請求項6又は7に記載のサーマルプリンタ。
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