JP3664202B2 - カラー感熱プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカラー感熱プリンタに関し、特に装置をコンパクト化してパソコンやビデオ関連機器等に組み込めるようにしたカラー感熱プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、タワー型パソコンが普及しはじめている。このタワー型パソコンは、パソコン関連機器、例えばFDドライブ装置,ハードディスク装置,CDドライブ装置,MOドライブ装置などを積み上げるようにタワー状にセットして構成されている。更に、これら機器をユーザーが自由に選択して組み込めるようになっているものも提供されている。このため、タワー型パソコンのベイ(各装置のセット用スペース)に合わせて、各装置が例えば幅146mm、高さ41mm、奥行き220mm程度にコンパクトにまとめられている。
【0003】
最近ではタワー型パソコンのベイにスキャナーをセットしたものも提供されている。このように、外付けが一般的であったスキャナーをパソコン本体に組み込むことにより、使い勝手が向上するとともに、接続の手間等がなく誰でもが簡単にスキャナーを使えるようになる。また、外付けスキャナ等のように設置スペースが増えることもなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにスキャナーをタワー型パソコンに組み込むことは行われているが、カラープリンタをタワー型パソコンに組み込むことは行われていない。これは、ベイに合わせて146×41×220mm程度の小さなサイズにコンパクトにまとめることが困難であったことによる。
【0005】
例えば、昇華型のカラーサーマルプリンタでは、インクリボンが必要になる。このインクリボンはロール状に巻き込むため、これを最小に形成しても25〜30mm程度の大きさになる。したがって、装置の厚みを41mm程度に治めることは困難である。しかも、インクリボンを取り替える必要があり、その都度装置全体を引き出して交換しなければならない。
【0006】
また、インクジェットプリンタでも同じように、インクタンクや記録ヘッドのサイズが問題になって、ベイにセット可能なサイズにまとめることは困難であった。しかも、インクジェット方式の場合には、その機構上シリアルプリンタとなるため、ヘッドを移動させる機構も必要になり、コンパクト化の障壁になっている。また、インクの補充等の問題もあり、この場合にもその都度装置全体を引き出して補充しなければならない。
【0007】
カラー感熱プリンタは、上記の昇華型サーマルプリンタやインクジェットプリンタのように、インクリボンやインクを補充する必要がなく、ベイに組み込む場合に有利になる。しかも、ある程度の大きさになるインクリボンやインクタンクを必要としないので、ベイに組み込む場合により一層有利になる。
【0008】
このカラー感熱プリンタでは、光定着型直接感熱フルカラーペーパー(以下、TAペーパーという)が用いられ、三色面順次でフルカラー画像が記録される。このTAペーパーは、ベース上に、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されており、最上層となるイエロー感熱発色層の熱感度が最も高く、最下層となるシアン感熱発色層の熱感度が最も低い。このように、各色の感熱発色層毎に感熱発色温度を変えているため、各色とも同じ発色温度でよい昇華型のサーマルプリンタよりも最大発色温度が高くなり、この分だけ発熱量が高くなるという問題がある。したがって、ベイに装着が可能なように装置構成をコンパクトにまとめても、発熱の問題があり、ベイに単純に取り付けて使用することができないという問題がある。
【0009】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、装置構成をコンパクト化し且つサーマルヘッドの放熱が効率良く行えるようにしたカラー感熱プリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載したカラー感熱プリンタは、ケースを薄型箱状に構成し、このケース前面にカラー感熱記録材料の挿入口を挟むようにして上下の一方に設けた空気入口、及び他方に設けた空気出口と、カラー感熱記録材料搬送部の搬送路に沿って配置され、空気入口と空気出口とを連通するように前記ケースを断面コ字状に仕切って空気流通路を形成する仕切部材と、この空気流通路に配置した送風機とを備えたものである。
【0011】
なお、前記空気入口を前記挿入口の上方に配置し、前記空気出口を前記挿入口の下方に配置することが好ましい。前記仕切部材を、前記挿入口からサーマルヘッドまで記録材料を案内する入口側ペーパーガイドと、サーマルヘッドを保持するブラケットと、サーマルヘッドからケース奥部に記録材料を案内する奥側ペーパーガイドとから構成し、奥側ペーパーガイドの奥側端部に空気流通開口又は切欠きを形成することが好ましい。前記送風機をかご型ファンから構成し、前記奥側ペーパーガイドの空気流通開口の下部に配置することが好ましい。前記ブラケットは、空気流通路内に突出した多数の放熱フィンを有することが好ましい。前記ブラケットの先端を空気出口に延設し、この延設部分に多数の空気吹き出し口と外部に突出した放熱フィンとを形成することが好ましい。
【0012】
また、前記記録材料搬送部は、カラー感熱記録材料をニップして搬送する送りローラ対を備え、この送りローラ対によりカラー感熱記録材料を往復動させて三色面順次によりフルカラー記録を行うことが好ましい。前記サーマルヘッドを前記送りローラ対の近くで送りローラ対に対し前記挿入口とは反対側に設け、前記定着ランプを挿入口とサーマルヘッドとの間に設けることが好ましい。
【0013】
また、定着ランプを、棒状のイエロー用定着ランプ及びマゼンタ用定着ランプから構成し、これら二種類のランプを近接させて、前記カラー感熱記録材料の送り方向に直交する方向に配置し、且つイエロー用定着ランプをサーマルヘッドに近接させることが好ましい。前記各定着ランプの定着光量一定領域の両端に側板を配置し、これら一対の側板間に、前記サーマルヘッド、ローラからなる前記プラテン部材、送りローラ対を設けて、プリントユニットを構成することが好ましい。前記各定着ランプの一方の端部を90度に折り曲げることが好ましい。また、前記各定着ランプは中央部で180度に折り曲げてU字状にすることが好ましい。前記各定着ランプの折り曲げていない端部側で、前記側板とケース側壁との間に、送りローラ対を駆動するギャトレインを配置することが好ましい。前記ギャトレインを駆動するパルスモータを前記1対の側板の間で前記奥側ペーパーガイドの下側に配置することが好ましい。前記ケースを、タワー型パソコンのベイに装着可能なサイズに形成することが好ましい。
【0014】
【作用】
薄型箱状のケース内には、ペーパー搬送部、定着ランプ、サーマルヘッド、プラテン部材が配置されている。また、ケース前面には挿入口が形成されており、TAペーパーが挿入される。TAペーパーは搬送部により往復動され、この往復動の一方向の送りで、サーマルヘッドによりTAペーパーが熱記録される。また、この熱記録した感熱発色層は、定着ランプにより熱記録した感熱発色層に特有な波長域の光線が照射され光定着される。このようにして、三色面順次記録によりフルカラー画像が記録される。
【0015】
カラー感熱プリンタの作動中は送風機がオンにされ、空気入口から空気が取り入れられ、この空気は仕切部材で仕切られた空気流通路を通ってサーマルヘッドを冷却した後に、空気出口から排出される。このように、ケース前面に設けた空気入口及び出口を介して強制換気による放熱を行うため、ケース内での発熱が抑えられる。したがって、パソコンのベイにこのカラー感熱プリンタを装填したり、ビデオ関連機器にこのカラー感熱プリンタを組み付けても、これら機器にカラー感熱プリンタによる熱がこもることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本発明を実施したカラー感熱プリンタ10は、ケース11と、プリントユニット12と、プリント基板13と、放熱機構14とから構成されている。
【0017】
図2に示すように、ケース11はパネル板16とケース本体17とにより薄型箱状に形成されている。パネル板16はケース前側に配置され、図示しない取付けネジによりケース本体17に取り付けられて一体化されている。ケース11は、タワー型パソコン18のベイ19に装着可能な大きさにされており、本実施形態では、幅146mm×高さ41mm×奥行き220mmのサイズにされている。
【0018】
図1に示すように、ケース本体17は、下ケース17aと上ケース17bとに分割されており、上記プリントユニット12、プリント基板13、放熱機構14の組み付けが容易にされている。ケース11の後面にはコネクタ20が配置されており、ベイ19(図2参照)にカラー感熱プリンタ10を装着すると、このコネクタ20がタワー型パソコン18側のコネクタに接続され、パソコン18から電源の供給や制御データ及び画像データ等各種データの授受が行えるようになる。なお、ケース本体17は、分割することなく箱状に一体に形成してもよい。
【0019】
図2に示すように、パネル板16は、中央に横長にTAペーパー24の挿入口25が形成されている。挿入口25は正面から見て少し右側にオフセットして形成されている。これは、後に説明するように、装置構成をコンパクトにまとめるために、ペーパー搬送路の中心を装置の中心に対し少し右側にオフセットしたことによる。このオフセットにより、後に説明するドライブユニット42の取付けスペースがケース11内に確保される。TAペーパー24は、周知のように、支持体に対しシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されており、最も外側のイエロー感熱発色層の熱感度が最も高い。イエロー感熱発色層は、420nmの紫色可視光線によって発色能力が消失し、マゼンタ感熱発色層は365nmの紫外線で発色能力が消失する。
【0020】
パネル板16には、挿入口25の上方で空気入口26が、挿入口25の下方で空気出口27が形成されている。空気入口26は縦長のスリットを所定ピッチで多数横方向に並べて形成されている。空気出口27は矩形状に形成された大きな開口から構成されている。そして、この空気出口27には、後に説明するように、サーマルヘッド取付けブラケット58を延設した放熱部28が配置される。放熱部28は、縦長スリットからなる空気吹き出し口29と放熱フィン30とを所定のピッチで横方向に並べて構成されている。
【0021】
図1に示すように、ケース11内にはその下部にプリント基板13が取付ボス31及び取付けネジ32を介して取り付けられる。また、プリント基板13にはプリントユニット12が図示しない取付けネジを介して取り付けられおり、プリントユニット12とプリント基板13とが一体化されている。プリント基板13には、各部を制御するための回路が組み込まれており、これら回路を組み込むために、IC、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等の各種電装部品が取り付けられている。このようにプリントユニット12が固定されるため、プリント基板13は通常のものよりも厚く形成され、たわまないようにされている。
【0022】
プリントユニット12は、機枠35に、給紙ローラ対36、送りローラ対37、プラテンローラ38、定着ランプ39,40、サーマルヘッド41、ドライブユニット42を配置して構成されており、一体化されている。
【0023】
図3に示すように、機枠35は、1対の側板35a,35bをステー35cで接続して構成されており、これら側板35a,35bの間に、ローラ36〜38及びサーマルヘッド41が配置されている。1対の側板35a,35bの間隔は、TAペーパー24の幅より少し大きくされており、これらの側板35a,35bでTAペーパー24の両側縁が案内される。
【0024】
図1に示すように、側板35a,35bには定着ランプ取付け孔45が形成されている。この取付け孔45内に各定着ランプ39,40を挿入して側板35a,35bに固定することにより定着ランプ39,40が取り付けられる。図3に示すように、各定着ランプ39,40の両端部にはソケット46が配置されており、ソケット46はプリント基板13にコード及びコネクタを介して接続されている。図1に示すように、各定着ランプ39,40にはリフレクタ47,48が設けられており、リフレクタ47,48は定着ランプ39,40からの光を効率よくTAペーパー24に照射する。
【0025】
定着ランプ39はイエロー用であり、420nmの波長域の紫色可視光線を放出してTAペーパー24のイエロー感熱発色層を定着し、次のマゼンタ記録の際にイエロー成分が発色しないようにする。定着ランプ40はマゼンタ用であり、365nmの波長域の紫外線を放出して、マゼンタ感熱発色層を定着し、次のシアン記録の際にマゼンタ成分が発色しないようにする。図3に示すように、これら定着ランプ39,40は、細い棒状のものが用いられている。このような棒状の定着ランプ39,40は端部39a,39b,40a,40bを除いた中央部分で定着光量が一定となる。このため、この中央部分の定着光量一定領域と、端部39a,39b,40a,40aの定着光量低下領域との境界位置に側板35a,35bが配置される。各定着ランプ39,40の一方の端部39a,40aは90度に曲げられており、定着光量低下部分によって装置幅が増加することのないようにされている。
【0026】
各定着ランプ39,40の他方の端部39b,40bは折り曲げられずに直線状にされており、この定着光量低下部分によるスペースにドライブユニット42が配置される。ドライブユニット42は、一方の側板35aの外側に配置される。ドライブユニット42は、パルスモータ50と、ギャトレイン51と、カバー52とから構成されている。ギャトレイン51はパルスモータ50の駆動を各ローラ36〜38に伝達し、これらローラ36〜38を周速度を一定にして、図1及び図3に矢印Aで示す給紙方向又は矢印Bで示すプリント方向に回転させる。
【0027】
図1に示すように、給紙ローラ対36は、駆動ローラ36aと押さえローラ36bとから構成されている。送りローラ対37は、キャプスタンローラ37aと押さえローラ37bとから構成されている。機枠35内には、入口側上ペーパーガイド53及び入口側下ペーパーガイド55と、奥側ペーパーガイド56が設けられており、これらは各ローラ36〜38やサーマルヘッド41にTAペーパー24を案内する。
【0028】
図1に示すように、サーマルヘッド41は取付ブラケット58を介して側板35a,35bに固定されている。プラテンローラ38は、アップダウン機構59(図4参照)により圧着位置と退避位置との間で変位するようにされている。圧着位置では、サーマルヘッド41の発熱素子アレイ41aにTAペーパー24が圧着される。発熱素子アレイ41aは、プラテンローラ38の軸方向に多数の発熱素子がライン状に形成されており、熱記録時には画像データに応じて各発熱素子が駆動されることで、3色面順次でフルカラー画像を記録する。
【0029】
図1に示すように、取付けブラケット58は、サーマルヘッド41の放熱器として機能する。このため、TAペーパー24の搬送路に沿ってその下方で長く配置されており、適宜間隔で放熱フィン58aが突出して形成されている。また、先端は空気出口27まで延設されており、前述したように放熱部28が形成されている。なお、取付けブラケット58の段部58bに開口を形成して、定着ランプ39,40側にも送風機65からの空気が流れるようにしてもよい。
【0030】
前記入口側ペーパーガイド53,55、取付けブラケット58、奥側ペーパーガイド56により仕切部60が構成されており、この仕切部60によりケース11内部が上室61及び下室62に仕切られる。また、奥側ペーパーガイド56の奥側端部には、適数個の空気流通切欠き63が形成されており、前記上室61及び下室62が連通される。したがって、仕切部60及び空気流通切欠き63によって、ケース11の内部が断面コ字形状の空気流通路64とされる。なお、切欠き63に代えて開口や孔などを用いてもよい。
【0031】
前記空気流通切欠き63の部分で奥側ペーパーガイド56の下側には、送風機65が配置されている。この送風機65はプリント基板13に固定されている。送風機65はかご型ファンから構成されており、空気入口26から空気を吸い込んで、空気出口27から空気をケース外に吹き出す。これにより、サーマルヘッド41の熱が取付けブラケット58の各放熱フィン58aや放熱部28により放熱される。このように、空気入口26,仕切部60,送風機65,取付けブラケット58,空気出口27により、放熱機構14が構成される。
【0032】
各定着ランプ39,40は互いが接近して配置されており、コンパクト化が図られている。また、図4に示すように、各定着ランプ39,40の間には照度センサ66が配置されており、各定着ランプ39,40の照度を測定する。この照度センサ66の信号はランプインバータ回路67に送られて、照度が一定になるように定着ランプ39,40の電圧が調整される。
【0033】
図4は、カラー感熱プリンタ10の電気的構成を示すブロック図であり、I/Oインターフェイス部68を介してタワー型パソコン18のパソコン本体69に接続されている。コントローラ70は周知のマイクロコンピュータから構成されており、パソコン本体69から転送されたプリント制御データ及び画像データに基づき、ドライバ71,72、アップダウン機構59、プリント制御部73、ランプインバータ回路67、カウンタ74を制御する。このようにカラー感熱プリンタ10は操作パネル等を持つことがなく、パソコン本体69側からのプリント制御データでプリントが行われる。
【0034】
コントローラ70は、ドライバ71に回転方向信号と駆動パルスとを送る。このドライバ63は、パルスモータ50を正転又は逆転させ、給紙ローラ対36の駆動ローラ36aと、送りローラ対37のキャプスタンローラ37aを給紙方向又はプリント方向に回転させる。カウンタ74は、後端センサ75の後端検知信号が入力されたときからカウント動作を開始し、パルスモータ40が正転して矢印Bのプリント方向に記録紙18を送るときにカウントアップし、逆転して記録紙18を矢印Aの給紙方向に戻すときにカウントダウンする。後端センサ75は図1に示すように給紙ローラ対36と送りローラ対37との間で送りローラ対37の近くに配置されている。
【0035】
アップダウン機構59はソレノイド等から構成され、プラテンローラ38を昇降させて圧着位置と退避位置との間で変位させる。プリント制御部73は、1フレーム分の3色画像データを記憶したメモリと、ヘッドドライバとから構成され、各色の画像データに応じて発熱素子アレイ41aの各発熱素子を駆動する。これらの発熱素子は、画像データ及び記録すべき色に応じて発熱して、TAペーパー24を所望の濃度に発色させる。ランプインバータ回路67は、イエロー用定着ランプ39とマゼンタ用定着ランプ40とを照度センサ66からの検出信号に基づき一定発光量に制御する。なお、前記メモリは1フレーム分の容量を備える必要はなく、単に数ライン分を記憶するだけでもよい。この場合にはパソコン側からプリントの進行具合に合わせて逐次画像データを数ライン単位で送るようにする。
【0036】
次に、図5に示すフローチャートに基づき上記実施形態の作用を簡単に説明する。パソコン本体69を操作してプリントを指示すると、先ずドライバ72を介して送風機65のモータが回転される。これにより、空気入口26からケース11の内部に空気が取り入れられる。そして、外部の空気はケース11内の空気流通路64を一周して、空気出口27に送られる。この空気の流れによって、サーマルヘッド41からの熱がケース11の外に排出され、ケース11内の温度上昇が抑えられる。
【0037】
次に、給紙が指示され、カラー感熱プリンタ10は給紙待機状態になる。この給紙待機状態では、パルスモータ50により給紙ローラ対36、送りローラ対37、プラテンローラ38が矢印Aで示す給紙方向に回転する。この状態でTAペーパー24の先端を給紙ローラ対36にくわえさせるように挿入する。これにより、TAペーパー24がプリントユニット12内に引き込まれ、その後端が後端センサ75で検出されるまで搬送された後に停止する。
【0038】
次に、パルスモータ50の回転方向が反転し、給紙ローラ対36、送りローラ対37、プラテンローラ38を矢印Bで示すプリント方向に回転する。コントローラ70は、パルスモータ50の駆動パルス数をカウンタ74でアップカウントすることにより、サーマルヘッド41の圧着開始位置、熱記録開始位置、熱記録停止位置、サーマルヘッド41の退避開始位置、TAペーパー24の送り停止位置等を特定する。そして、周知のようにイエロー、マゼンタ、シアンの順で三色面順次記録によりフルカラー画像を記録する。
【0039】
イエロー熱記録の際にはイエロー用定着ランプ39がオンにされ、イエロー感熱記録層が光定着されて、次のマゼンタやシアン記録の際にこの感熱記録層が発色することがないようにされる。同様にして、マゼンタ熱記録の際にはマゼンタ用定着ランプ40がオンにされ、マゼンタ感熱記録層が光定着される。また、シアン感熱記録時にも、マゼンタ用定着ランプ40がオンにされ、やや黄色みを帯びている未記録部分が漂白される。シアン感熱記録を終了すると、カラー感熱ペーパーはそのまま挿入口25に送り出されて、フルカラープリントを終了する。
【0040】
なお、上記実施形態では手差しタイプにしたが、この他に、給紙カセット及び給紙機構を挿入口に着脱自在に取り付けることで、自動給紙タイプにしてもよい。この場合にカットシートタイプの他にロールシートタイプを用いてもよい。また、サーマルヘッド41や送りローラ対37の位置は上記実施形態に限定されることなく、適宜変更してもよい。また、プリント手順も上記実施形態に限定されることなく、例えばイエロー記録の後の給紙方向移動の際にイエロー定着を行うようにしたり、イエロー記録の際のプリント方向送りとこの後の給紙方向送りとの両方で定着を行ってもよい。
【0041】
上記実施形態では、プリント基板13にプリントユニット12を固定したが、これに限定されることなく、プリントユニット12やプリント基板13を個々にケース11に固定してもよい。また、定着ランプ39,40をソケット46を介してプリント基板13に接続したが、この他に取付け基板を介してプリント基板に各定着ランプを直付けしてもよい。また、ランプを直付けする代わりに、ソケット46をプリント基板13に直付けして、各ランプを着脱自在に取り付けてもよい。
【0042】
上記実施形態では、定着ランプ39,40の一方の端部39a,40aを90度に折り曲げてコンパクト化を図ったが、この他に、図6に示すように、中央部で180度に折り曲げたU字状定着ランプ80,81を用いることで、定着光量低下部分である端部80a,81aを一方の側に寄せることができ、その分だけプリント基板77を小さくすることができる。また、コンパクト化のために定着ランプを極細化したために定着光量が不足する場合には、複数本の定着ランプを並べて用いるとよい。
【0043】
上記実施形態では、図2に示すようにタワー型パソコン18のベイ19にカラー感熱プリンタ10を装着したが、この他に、通常の横型タイプのパソコン本体のベイに対して本発明のカラー感熱プリンタを装着してもよい。また、ディスプレイ一体型のパソコンのベイに装着してもよい。更には、パソコンに限らずテレビやビデオなどの映像関連機器に対して装着してもよい。この場合にもサーマルヘッドの熱を関連機器内に放熱することがなく、しかもプリンタ付きビデオ関連機器をコンパクト化して提供することができる。また、ケース11を横にして配置する代わりに縦にして配置してもよい。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ケース前面に、カラー感熱記録材料の挿入口を挟むようにして上下の一方に空気入口を他方に空気出口を設け、カラー感熱記録材料搬送部の搬送路に沿って仕切部材を配置して、空気入口と空気出口とを連通するようにケース内に空気流通路を形成し、この空気流通路に送風機を配置したから、ケースの前面のみを用いて強制換気を行うことができる。これにより、パソコンのベイやビデオ関連機器にこのカラー感熱プリンタを取り付けた場合でも、これら機器内にカラー感熱プリンタの熱がこもることが抑えられる。しかも、仕切部材によりケースを仕切って断面コ字形の空気流通路としたから、ケース内の全空間を効率よく利用することができ、円滑な換気が行える。
【0045】
請求項2記載の発明によれば、空気入口を記録材料挿入口の上方に配置し、空気出口を前記挿入口の下方に配置したから、空気出口に放熱フィンを突出させた場合でも記録材料の挿入の障害となることがなく、記録材料の挿入が容易になる。
【0046】
請求項3記載の発明によれば、仕切部材を、記録材料の挿入口からサーマルヘッドまで記録材料を案内する入口側ペーパーガイドと、サーマルヘッドを保持するブラケットと、サーマルヘッドからケース奥部に記録材料を案内する奥側ペーパーガイドとから構成し、奥側ペーパーガイドの奥側端部に空気流通開口を形成したから、プリンタ構成部材を用いて仕切部材を構成することができ、部品点数の増加を抑えることができる。
【0047】
請求項4記載の発明によれば、送風機をかご型ファンから構成し、奥側ペーパーガイドの空気流通開口の下部に配置することにより、ケース内の空きスペースを効率良く利用することができ、コンパクト化が図れる。しかも、記録材料幅とほぼ同じ幅を有するかご型ファンを用いることで、記録材料幅より少し狭い幅の発熱素子アレイを有するサーマルヘッドの放熱を効率良く行うことができる。
【0048】
請求項5記載の発明によれば、空気流通路内に突出した多数の放熱フィンを有するようにブラケットを構成したから、サーマルヘッドの放熱をより一層効率よく行うことができる。
【0049】
請求項6記載の発明によれば、ブラケットの先端を空気出口に延設し、この延設部分に多数の空気吹き出し口と外部に突出した放熱フィンとを形成することにより、空気流通路内におけるブラケットの空気接触面積を増大させることができ、効率よく放熱することができる。しかも、ブラケットを介して直接にケース外部の空気に接触させることもでき、より一層効率の良い放熱が行える。
【0050】
請求項7記載の発明によれば、記録材料搬送部は、カラー感熱記録材料をニップして搬送する送りローラ対を備え、この送りローラ対によりカラー感熱記録材料を往復動させて三色面順次によりフルカラー記録を行うようにしたから、装置構成をコンパクト化しつつフルカラー画像を記録することができる。
【0051】
請求項8記載の発明によれば、サーマルヘッドを前記送りローラ対の近くで送りローラ対に対し前記挿入口とは反対側に設け、前記定着ランプを挿入口とサーマルヘッドとの間に設けたから、記録材料をケース内に引き込んだ後に給紙方向とは反対方向に送りながら熱記録及び定着を行うことができ、三色面順次記録のプリント手順を簡単にすることができる。
【0052】
請求項9記載の発明によれば、定着ランプを、棒状のイエロー用定着ランプ及びマゼンタ用定着ランプから構成し、これら二種類のランプを近接させて、前記カラー感熱記録材料の送り方向に直交する方向に配置し、且つイエロー用定着ランプをサーマルヘッドに近接させたから、記録材料長さに対する記録エリア長さの割合を高くすることができ、記録エリアを長く確保することができる。
【0053】
請求項10記載の発明によれば、各定着ランプの定着光量一定領域の両端に側板を配置し、これら一対の側板間に、ローラからなる前記プラテン部材、前記サーマルヘッド、送りローラ対を設けて、プリントユニットを構成したから、定着光量一定領域を有効に用いることができる。
【0054】
請求項11記載の発明によれば、各定着ランプの一方の端部を90度に折り曲げることにより、ランプ端部の定着光量低下部分により装置幅が増えてしまうことが抑えられ、装置構成を小さくまとめることができる。また、請求項12記載の発明によれば、各定着ランプは中央部で180度に折り曲げてU字状にしたから、同様にカラー感熱プリンタのコンパクト化を図ることができる。
【0055】
請求項13記載の発明によれば、各定着ランプの折り曲げていない端部側で、前記側板とケース側壁との間に、送りローラ対を駆動するギャトレインを配置したから、効率のよいレイアウトが行え、より一層コンパクト化することができる。また、請求項14記載の発明によれば、ギャトレインを駆動するパルスモータを1対の側板の間で奥側ペーパーガイドの下側に配置したから、コンパクト化がより一層図れる。
【0056】
請求項15記載の発明によれば、ケースを、タワー型パソコンのベイに装着可能なサイズに形成したから、外付けが一般的であったカラー感熱プリンタをパソコンに組み込むことが簡単に行えるようになる。したがって、パソコンの使い勝手が向上するとともに、接続の手間等がなく誰でもが簡単にプリンタが使えるようになる。また、外付けプリンタのように設置スペースが増えることもなく省スペース化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱プリンタの要部を示す縦断面図である。
【図2】カラー感熱プリンタとタワー型パソコンとを示す斜視図である。
【図3】カラー感熱プリンタの主要部を示す平面図である。
【図4】カラー感熱プリンタの電気的構成を示すブロック図である。
【図5】カラー感熱プリンタにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図6】他の実施形態における定着ランプを示す平面図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱プリンタ
11 ケース
12 プリントユニット
13 プリント基板
14 放熱機構
18 タワー型パソコン
19 ベイ
24 TAペーパー(カラー感熱記録材料)
25 挿入口
26 空気入口
27 空気出口
28 放熱部
35 機枠
36 給紙ローラ対
37 送りローラ対
38 プラテンローラ
39,40 定着ランプ
41 サーマルヘッド
42 ドライブユニット
53,54 入口側ペーパーガイド
56 奥側ペーパーガイド
58 取付けブラケット
58a 放熱フィン
65 送風機

Claims (15)

  1. ケース内に、カラー感熱記録材料搬送部、定着ランプ、サーマルヘッド、プラテン部材を配置して、ケース前面に設けた挿入口からカラー感熱記録材料を挿入し、サーマルヘッドでカラー感熱記録材料を熱記録した後に、この熱記録した感熱発色層に特有な波長域の光線を定着ランプにより照射して光定着し、フルカラー画像を記録するカラー感熱プリンタにおいて、
    前記ケースを薄型箱状に構成し、
    このケース前面に、前記挿入口を挟むようにして上下の一方に設けた空気入口、及び他方に設けた空気出口と、
    前記カラー感熱記録材料搬送部の搬送路に沿って配置され、前記空気入口と空気出口とを連通するように前記ケースを断面コ字状に仕切って空気流通路を形成する仕切部材と、
    この空気流通路に配置した送風機と
    を備えたことを特徴とするカラー感熱プリンタ。
  2. 前記空気入口を前記挿入口の上方に配置し、前記空気出口を前記挿入口の下方に配置したことを特徴とする請求項1記載のカラー感熱プリンタ。
  3. 前記仕切部材を、前記挿入口からサーマルヘッドまで記録材料を案内する入口側ペーパーガイドと、サーマルヘッドを保持するブラケットと、サーマルヘッドからケース奥部に記録材料を案内する奥側ペーパーガイドとから構成し、奥側ペーパーガイドの奥側端部に空気流通開口又は切欠きを形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のカラー感熱プリンタ。
  4. 前記送風機をかご型ファンから構成し、前記奥側ペーパーガイドの空気流通開口の下部に配置したことを特徴とする請求項3記載のカラー感熱プリンタ。
  5. 前記ブラケットは、空気流通路内に突出した多数の放熱フィンを有することを特徴とする請求項3又は4記載のカラー感熱プリンタ。
  6. 前記ブラケットの先端を空気出口に延設し、この延設部分に多数の空気吹き出し口と外部に突出した放熱フィンとを形成したことを特徴とする請求項3ないし5いずれか1つ記載のカラー感熱プリンタ。
  7. 前記記録材料搬送部は、カラー感熱記録材料をニップして搬送する送りローラ対を備え、この送りローラ対によりカラー感熱記録材料を往復動させて三色面順次によりフルカラー記録を行うことを特徴とする請求項1ないし6いずれか1つ記載のカラー感熱プリンタ。
  8. 前記サーマルヘッドを前記送りローラ対の近くで送りローラ対に対し前記挿入口とは反対側に設け、前記定着ランプを挿入口とサーマルヘッドとの間に設けたことを特徴とする請求項7記載のカラー感熱プリンタ。
  9. 前記定着ランプを、棒状のイエロー用定着ランプ及びマゼンタ用定着ランプから構成し、これら二種類のランプを近接させて、前記カラー感熱記録材料の送り方向に直交する方向に配置し、且つイエロー用定着ランプをサーマルヘッドに近接させたことを特徴とする請求項8記載のカラー感熱プリンタ。
  10. 前記各定着ランプの定着光量一定領域の両端に側板を配置し、これら一対の側板間に、ローラからなる前記プラテン部材、前記サーマルヘッド、送りローラ対を設けて、プリントユニットを構成したことを特徴とする請求項9記載のカラー感熱プリンタ。
  11. 前記各定着ランプの一方の端部を90度に折り曲げたことを特徴とする請求項10記載のカラー感熱プリンタ。
  12. 前記各定着ランプは中央部で180度に折り曲げてU字状にしたことを特徴とする請求項10記載のカラー感熱プリンタ。
  13. 前記各定着ランプの折り曲げていない端部側で、前記側板とケース側壁との間に、送りローラ対を駆動するギャトレインを配置したことを特徴とする請求項11又は12記載のカラー感熱プリンタ。
  14. 前記ギャトレインを駆動するパルスモータを前記1対の側板の間で前記奥側ペーパーガイドの下側に配置したことを特徴とする請求項13記載のカラー感熱プリンタ。
  15. 前記ケースは、タワー型パソコンのベイに装着可能なサイズに形成されていることを特徴とする請求項1ないし14いずれか1つ記載のカラー感熱プリンタ。
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