JP2013223896A - ロボット制御方法及びロボット制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸において、固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができるロボット制御方法及びロボット制御装置を提供する。
【解決手段】
複数の教示点に基づいて目標軌道を設定し、目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出し、目標軌道全体において関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、固定軸を除く残り6軸の関節軸における各教示点における回転角度を再算出するようしている。固定軸である関節軸をブレーキで停止状態にして、再算出の結果に基づいて6軸の関節軸のサーボモータを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロボット制御方法及びロボット制御装置に関する。
従来、7軸以上の冗長自由度を備える多関節ロボットでは、その軸数が多く、各軸に対する指令値が一意的に決定できないため、経路制御時の計算に要する時間が6軸ロボットの経路制御時に比してはるかに多くなる問題がある。
特許文献1では、この課題を解決するために、7軸ロボットの場合は、1つの軸を指定軸とし、8軸ロボットの場合は、2つの軸を指定軸として、これら指定軸を固定したままで、残りの軸(すなわち、6軸)の経路計算を行うようにしている。この方法により、障害物を避ける場合などにおいて、ハンド位置及び姿勢を固定にする条件を付与することにより、ジョグ送り等では従来通りの6軸ロボットと同様の時間及び作業ができる利点がある。
特開昭62-251901号公報
ところで、特許文献1では、明示はされてはいないが、指定軸として固定する場合、当該指定軸をサーボロックすることにより固定していることが分かる。しかし、サーボロックでは、指定軸に設けられたサーボモータが微小な正転及び逆転を高頻度で繰り返し、この繰り返しにより、サーボモータに連結された減速機の歯車機構のバックラッシが許容する範囲で振動が発生して騒音、及び当該歯車機構の温度上昇の原因になる。
本発明の目的は、7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸を固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができるロボット制御方法及びロボット制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1の発明は、7軸の関節軸を有するマニピュレータの各関節軸の回転系アクチュエータを制御するロボット制御方法において、複数の教示点に基づいて目標軌道を設定し、前記目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出し、前記目標軌道全体において前記関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、前記固定軸を除く残り6軸の関節軸について各教示点における回転角度を再算出し、前記固定軸である関節軸をメカブレーキで停止状態にして、前記再算出の結果に基づいて前記6軸の関節軸の回転系アクチュエータを制御することを特徴とするロボット制御方法を要旨としている。
請求項2の発明は、7軸の関節軸を有するマニピュレータの各関節軸の回転系アクチュエータを制御するロボット制御装置において、複数の教示点に基づいて目標軌道を設定する目標軌道設定部と、前記目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出する第1算出部と、前記目標軌道全体において前記関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、前記固定軸を除く残り6軸の関節軸について各教示点における回転角度を再算出する第2算出部と、前記各関節軸に設けられたメカブレーキと、前記固定軸である関節軸をメカブレーキで停止状態にして、前記再算出の結果に基づいて前記6軸の関節軸の回転系アクチュエータを制御する制御部を備えることを特徴とするロボット制御装置を要旨としている。
請求項1の発明によれば、7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸を固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができるロボット制御方法を提供できる。
請求項2の発明によれば、7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸において、固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができるロボット制御装置を提供できる。
一実施形態の冗長自由度を有するマニピュレータのスケルトン図。 一実施形態のロボット制御装置の概略構成図。 一実施形態のロボット制御装置が実行するプログラムのフローチャート。 サーボモータとメカブレーキの概略構成図。
以下、本発明を具体化した一実施形態の7軸マニピュレータを制御するロボット制御装置及びロボット制御方法を図1〜図4を参照して説明する。
まず、本実施形態の作業自由度に対して冗長自由度を有するマニピュレータについて説明する。
図1に示すように、マニピュレータ10は、8個のリンク11〜18が7個の関節21〜27により直列に連結されて形成されている。多関節ロボットであるマニピュレータ10は、7個の関節21〜27においてリンク12〜18が旋回することのできる7自由度(自由度n=7)を有するロボットであり、その作業空間の次元数(次元数m)は6であって、1(=n−m)の冗長性を有する。
第1リンク11は一端が床面FLに固定され、他端が第1関節21の一側に接続されている。第1関節21の他側には、第2リンク12の一端が接続され、第2リンク12の他端には第2関節22の一側が接続されている。以下同様に、第3リンク13、第4リンク14、第5リンク15、第6リンク16、第7リンク17及び第8リンク18が、それぞれ第3関節23、第4関節24、第5関節25、第6関節26及び第7関節27を介して順に連結されている。
第1関節21の他側は一側に対して、矢印31に示すように、図1において上下方向に延びる軸を中心に回転可能とされており、これにより、第2リンク12は隣接する第1リンク11に対して、第1関節21の回転軸(J1軸)を中心に矢印31方向に旋回可能である。
また、第2関節22の他側は一側に対して、矢印32に示すように、図1において紙面に垂直な方向に延びる軸(J2軸)を中心に回転可能とされている。これにより、第3リンク13は隣接する第2リンク12に対して、第2関節22の回転軸を中心に矢印32方向、すなわち、上下方向に回転可能である。
以下、第3関節23、第4関節24、第5関節25、第6関節26及び第7関節27についてもそれぞれ、回転可能とされており、第4リンク14、第5リンク15、第6リンク16、第7リンク17及び第8リンク18も、それぞれ関節23〜27の回転軸(J3軸〜J7軸)を中心に、矢印33〜37方向に旋回可能である。尚、本願の全体にわたって、第1関節21〜27を介して連結されているリンク11〜18同士を、互いに隣接するリンク11〜18という。また、J1軸〜J7軸は、関節軸に相当する。
なお、J2軸、J4軸及びJ6軸の回転方向は、図1に示すように、重力加速度が働く方向と一致している。
図1に示すように、第1関節21には第1サーボモータ41が取り付けられており、電力が供給されることにより、第2リンク12を図示しない減速機を介して第1リンク11に対して旋回させる。
また、第2関節22には第2サーボモータ42が取り付けられており、電力が供給されることにより、第3リンク13を図示しない減速機を介して第2リンク12に対して旋回させる。以下、同様に、第3関節23、第4関節24、第5関節25、第6関節26及び第7関節27にはそれぞれサーボモータ43〜47が取り付けられており、電力が供給されることにより、各々リンク14〜18を図示しない減速機を介して旋回させる。
なお、各モータは、各関節内に設けられるが、図1では、説明の便宜上、関節とは分離して図示している。また、本実施形態では回転系アクチュエータとしてサーボモータであるACモータが使用されているが、限定されるものではない。
第8リンク18の先端には、エンドエフェクタとしてのツール49が取り付けられている。ツール49は第8リンク18とともに、第7関節27の回転軸(J7軸)を中心に図1に示すように矢印37方向に旋回可能とされている。ツール49は、例えば、ワーク等を把持可能なハンドである。なお、ツール49の種類は、本発明とは関係しないため、限定されるものではない。
上述したようにマニピュレータ10は、第1サーボモータ41〜第7サーボモータ47を駆動して第2リンク12〜第8リンク18を回転させることにより、第2リンク12〜第8リンク18の回転角度が累積して先端部にあるツール49に働くため、ツール49の先端の位置および姿勢を、その作業内容に応じた目標位置および目標姿勢に一致させることが可能である。
次に、図2を参照して、前記マニピュレータ10を制御するロボット制御装置としてのコントローラRCを中心とした多関節ロボットの電気的な構成を説明する。
コントローラRCは、コンピュータ90と、コンピュータ90に電気的に接続されたPWMジェネレータ51〜57と、PWMジェネレータ51〜57に電気的に接続されたサーボアンプ61〜67を有する。各サーボアンプ61〜67はそれぞれ第1サーボモータ41〜第7サーボモータ47に電気的に接続されている。
コンピュータ90は、制御指令をPWMジェネレータ51〜57に出力し、PWMジェネレータ51〜57は、当該制御指令に基づいてPWM信号をサーボアンプ61〜67に出力する。サーボアンプ61〜67は、その出力に応じてサーボモータ41〜47を作動させることにより、各リンク12〜18を回転させる。
前記サーボモータ41〜47にはロータリエンコーダ71〜77が内蔵されており、インターフェイス80を介してコンピュータ90と接続されている。ロータリエンコーダ71〜77は、各々のサーボモータ41〜47の回動角度を検出することにより、すなわち、リンク12〜18のそれぞれが隣接するリンク11〜17に対する関節角度(なお、関節軸の回転角度ということがある)を検出して、その検出信号をコントローラRCに送信する。ロータリエンコーダ71〜77は、回転角度検出器に相当する。なお、回転角度検出器としては、ロータリエンコーダに限定するものではなく、レゾルバ、或いは、ポテンショメータであってもよい。
なお、第1サーボモータ41〜第7サーボモータ47に対してロータリエンコーダ71〜77を設ける代わりに、リンク11〜18または第1関節21〜第7関節27に、リンク11〜18の関節角度(関節軸の回転角度)を直接に検出可能なセンサを取り付けてもよい。
図4に示すように、各サーボモータ41〜47の回転部分にはそれぞれメカブレーキとしてのブレーキ141〜147が設けられている。なお、図4では、説明の便宜上、PWMジェネレータ51〜57、サーボアンプ61〜67、ブレーキ41〜47、ブレーキ141〜147、及び後述のブレーキ回路101〜107は、それぞれ1つのブロックで図示している。
前記コンピュータ90は、CPU91、ROM92、RAM93、及びハードディスク等の不揮発性の記憶部94、及びインターフェイス95等を備え、バス96を介して電気的に接続されている。
記憶部94には、各種データ、ロボットに各種作業を行わせるための作業プログラム、各種パラメータ等が記憶されている。すなわち、本実施形態のロボットは、ティーチングプレイバック方式で作動するロボットであり、前記作業プログラムが実行されることにより、前記マニピュレータ10が動作する。ROM92は、システム全体のシステムプログラムが記憶されている。RAM93は、CPU91の作業用のメモリであって、各種演算等が実行されるときに一時的にデータが格納される。CPU91は、目標軌道設定部、第1算出部、第2算出部、及び制御部に相当する。
また、CPU91には、ブレーキ回路101〜107が電気的に接続されている。CPU91が、後述する実施形態の作用で説明する停止信号を、ブレーキ回路101〜107の内の1つのブレーキ回路に出力すると、該停止信号を入力した1つのブレーキ回路はブレーキを動作させてサーボモータの動作を独立して停止可能である。
なお、本実施形態では、本発明と関係しないため詳細な説明は省略するが、後述する入力装置82からの停止信号をCPU91が受信した場合、該CPU91は、全サーボモータ41〜47に対して停止信号を出力する。この場合は、該停止信号を入力した全ブレーキ回路101〜107はブレーキ141〜147を作動して全サーボモータ41〜47を停止する。
また、コントローラRCには入力装置82が前記インターフェイス95を介して接続されている。入力装置82は、図示しないモニター画面及び各種入力キー等を有する操作盤であり、ユーザーが各種のデータを入力操作可能とされている。入力装置82は、多関節ロボットの電源スイッチが設けられるとともに、コンピュータ90に対して、マニピュレータ10の先端部にあるツール49の先端(以下、手先という)の最終目標位置および最終目標姿勢、ツール49の先端の補間点における位置および姿勢の入力、並びに、冗長性を利用したマニピュレータ10の姿勢変更のためのジョグ操作等による入力が可能となっている。
(実施形態の作用)
次に、本実施形態による多関節ロボットのコントローラRCにおける作業プログラム再生のフローチャートを図3を参照して説明する。
(S10)
CPU91は、まず記憶部94から作業プログラムのプログラム行を読込みする。
(S20)
S20では、CPU91は、プログラム行、すなわち、動作指令、教示点、姿勢が記述された行があるか否かを判定する。なければ、この作業プログラム再生を終了する。動作指令及び教示点が記述された行があればS30に移行する。
(S30)
CPU91は、プログラム行に記述された行の軌道計画を行う。すなわち、CPU91は、前記プログラム行に記述されている教示点及び姿勢に基づいて目標軌道を設定する。また、CPU91は、図示しない補間周期カウンタをゼロに設定する。
(S40)
S40では、CPU91は補間が終了したか否かを判定する。
すなわち、前記補間周期カウンタと軌道計画で定められた補間点数とを比較し、補間周期カウンタが補間点数以上ならば、その行の動作は終了したことになり、処理はS10に戻って次に選択される行を実行する。一方、補間周期カウンタが補間点数未満の場合は、その行の動作は終了しておらず、次のS50の処理に移行する。
(S50)
S50では、CPU91は、動作補間を行う。CPU91は、前記軌道計画に基づいて、補間周期毎のツール49(エンドエフェクタ)の目標位置を作成する。
(S60)
S60では、CPU91は、前記目標軌道上の各点(なお、各点には教示点及び補間点を含む)における手先位置姿勢から関節角度を求めるために逆変換演算を行う。
ここで、各点における第1関節21〜第7関節27の関節角度θ1,θ2,θ3,…,θ7とし、手先座標(x,y,z)及び手先姿勢(a,b,c)とすると、ベクトルΘ及び手先位置姿勢Xは下記のように表される。
各関節角度θ1,θ2,θ3,…,θ7は、式(2)に示すように表すことができ、これらの式は、逆変換式である。本ステップでは、式(2)により、手先位置姿勢Xと姿勢パラメータΦにより、各関節角度θ1,θ2,θ3,…,θ7を算出する。
また、上記式(1)、式(2)からは、式(3)及び式(4)を得ることができる。また、式(3)、式(4)において、Jはヤコビ行列である。
このため、dΘは、式(5)で表すことができる。
CPU91は、この式(5)を使用して、これよりニュートンラプソン法、或いは準ニュートン法等の収束計算を行って、手先位置姿勢XからベクトルΘを求める。
(S70)
S70ではCPU91は、S60で求めた、目標軌道全体において、最も回転角度の変動が少ない関節軸を、固定軸に設定する。
(S80)
S80ではCPU91は、固定軸に設定された関節軸以外の残りの6軸の関節軸を対象として、前記目標軌道における各点(なお、各点には教示点及び補間点を含む)における手先位置姿勢から逆変換演算を行い、関節角度を求める。すなわち、6軸の関節軸の回転角度の再算出を行う。なお、各点における6軸の関節軸の関節角度の求め方は公知であるため、説明を省略する。
(S90)
S90では、CPU91は、固定軸に設定した関節軸に対しては、当該関節軸のブレーキ回路に停止信号を出力するとともに、前記6軸の関節軸に対して、S40で求めた関節角度に基づく制御指令を生成して当該関節軸のサーボモータを制御する。
また、CPU91は、補間周期カウンタに1を加算して、S40に戻る。
上記のようにして、CPU91は、作業プログラム再生時には、固定軸に設定された関節軸は、ブレーキで停止状態にするため、マニピュレータ10が作動する際は、6軸ロボットとして移動することができる。この6軸ロボットとして移動する際は、固定軸に設定されたサーボモータは、メカブレーキとしてのブレーキが作動するため、該サーボモータに作動連結されている減速機(図示しない)の歯車機構のバックラッシが許容する範囲で振動が発生することによる騒音、及び当該歯車機構の温度上昇の原因になることがない。
このような作業プログラムは、例えば、PTP(point to point)動作が要求される場合において、マニピュレータの教示点から教示点への移動が迅速に行われるため有効である。また、作業プログラムとして、PTP(point to point)動作以外の動作においても、7軸ロボットを6軸ロボットとして使用させたい場合にも有効である。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1) 本実施形態のロボットの制御方法は、複数の教示点に基づいて目標軌道を設定し、目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出し、目標軌道全体において関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、固定軸を除く残り6軸の関節軸について各教示点における回転角度を再算出するようしている。そして、固定軸である関節軸をブレーキ141〜147(メカブレーキ)で停止状態にして、再算出の結果に基づいて6軸の関節軸のサーボモータ(回転系アクチュエータ)を制御するようにしている。この結果、本実施形態によれば、7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸を固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができる。
(2) 本実施形態のロボット制御装置(コントローラRC)のCPU91は、目標軌道設定部として、複数の教示点に基づいて目標軌道を設定する。また、CPU91は、第1算出部としてと、前記目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出する。また、CPU91は、第2算出部として、目標軌道全体において関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、固定軸を除く残り6軸の関節軸における各教示点における回転角度を再算出する。
また、CPU91は、制御部として、各関節軸に設けられたブレーキ141〜147(メカブレーキ)と、前記固定軸である関節軸をメカブレーキで停止状態にして、再算出の結果に基づいて6軸の関節軸のサーボモータ(回転系アクチュエータ)を制御する。この結果、本実施形態のコントローラRCによれば7軸のマニピュレータの冗長性を有するロボットにおいて、予め指定された関節軸を固定して軌道を移動する場合、振動及び歯車機構の温度上昇を抑制することができる。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・ 前記実施形態では、アクチュエータをサーボモータとしてのACモータを使用したが、DCモータでもよく、ステッピングモータ等を使用してもよい。
・ 前記実施形態では、7軸のマニピュレータのいずれか1つの軸を固定軸として設定することが有効としているが、この構成に限定するものではない。
例えばスカラ軸、すなわち、水平動作する関節軸を複数有するマニピュレータの場合には、S60の処理を行ってその水平動作するいずれかの関節軸のうち、回転角度変動が最小の関節軸を固定軸としてもよい。
RC…コントローラ(ロボット制御装置)、
10…マニピュレータ、11〜18…リンク、
41〜47…サーボモータ(回転系アクチュエータ)、
91…CPU(目標軌道設定部、第1算出部、第2算出部、制御部)。

Claims (2)

  1. 7軸の関節軸を有するマニピュレータの各関節軸の回転系アクチュエータを制御するロボット制御方法において、
    複数の教示点に基づいて目標軌道を設定し、
    前記目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出し、
    前記目標軌道全体において前記関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、前記固定軸を除く残り6軸の関節軸について各教示点における回転角度を再算出し、
    前記固定軸である関節軸をメカブレーキで停止状態にして、前記再算出の結果に基づいて前記6軸の関節軸の回転系アクチュエータを制御することを特徴とするロボット制御方法。
  2. 7軸の関節軸を有するマニピュレータの各関節軸の回転系アクチュエータを制御するロボット制御装置において、
    複数の教示点に基づいて目標軌道を設定する目標軌道設定部と、
    前記目標軌道上の各教示点における各関節軸の回転角度を算出する第1算出部と、
    前記目標軌道全体において前記関節軸のうち回転角度変動が最小の関節軸を固定軸として、前記固定軸を除く残り6軸の関節軸について各教示点における回転角度を再算出する第2算出部と、
    前記各関節軸に設けられたメカブレーキと、
    前記固定軸である関節軸をメカブレーキで停止状態にして、前記再算出の結果に基づいて前記6軸の関節軸の回転系アクチュエータを制御する制御部を備えることを特徴とするロボット制御装置。
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