JP2013223388A - 回転角度検出器及び車両用回転電機 - Google Patents

回転角度検出器及び車両用回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸からの漏洩磁束の影響を低減し、高精度な回転角度検出が可能なレゾルバ及びそれを組み込んだ車両用回転電機を得る。
【解決手段】レゾルバステータ、及びこのレゾルバステータの内周面とギャップをおいて対向する凹凸形状の外周面を有し、中心部に設けた取り付け孔を回転軸に嵌合するレゾルバロータを備え、レゾルバロータには、回転軸の外周面に沿うよう軸方向に設けられ、回転軸を経由して漏洩してきた磁束を遮蔽する漏洩磁束遮蔽用長孔を設けた。
【選択図】図2

Description

この発明は、角度検出精度を高めた回転角度検出器及びこの回転角度検出器を備えた車両用回転電機に関するものである。
一般に、車両用回転電機は、エンジン始動時には同期電動機として、エンジン稼働中は交流発電機として使用される。エンジン始動時に同期電動機として用いる場合には、ステータコアやロータコアに巻回されたコイルへの通電タイミングを制御する必要がある。そのため、ロータコアが装着されている回転軸に回転角度検出器を配置して、回転軸の回転角度を検出するようにしている。
ここで、回転角度検出器として磁気の変化を利用したもの、例えばレゾルバやホール素子を用いた場合、ロータコアに巻回されたロータコイルへの通電により発生した磁束の一部が回転軸を介して回転角度検出器に漏洩し、角度検出精度が低下してしまう恐れがある。
回転角度検出器としてレゾルバを用いた場合、レゾルバはレゾルバステータとレゾルバロータとの間の磁気パーミアンス変化を利用してレゾルバロータ角度を検出するものであるため、漏洩磁束がレゾルバに流れると出力波形にノイズ成分が重畳してしまい回転角度検出精度が低下するという問題がある。
そこで、従来技術では、レゾルバを軸方向に沿って前後に挟む状態で高透磁性の磁気バイパス部材を設け、回転軸を通じて流れる漏洩磁束をこれらの磁気バイパス部材に経由させることで、レゾルバに漏洩磁束が流れないようにしたものが特許文献1で提案されている。
この特許文献1に記載されている構成にすれば、レゾルバを経由する漏洩磁束が低減されるため、回転角度検出精度の改善を図ることができる。
特許3573086号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている従来技術では、レゾルバを挟む磁気バイパスのうち、ロータコアに近接した内側の磁気バイパス部材はハウジングの側壁に固定されており、回転軸との間に隙間が生じている。このため、回転軸を通じて流れ込む漏洩磁束を、この磁気バイパスでバイパスさせる効果が不十分である。
また、回転軸の軸端に固定された外側の磁気バイパス部材は、非磁性体からなるリテーナに取り付けられている。そのため、このリテーナに取り付けられた磁気バイパス部材によっても漏洩磁束をバイパスさせる効果が不十分である。
以上のように、従来技術では、レゾルバの近傍に設けたいずれの磁気バイパス部材によっても、漏洩磁束を十分にバイパスさせることはできず、回転角度検出精度を高めるのには限界がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、回転軸からの漏洩磁束の影響を低減し、高精度な回転角度検出が可能な回転角度検出器としてのレゾルバ及び、それを組み込んだ車両用回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係わる回転角度検出器としてのレゾルバは、出力コイルと励磁コイルを有するレゾルバステータ、及びこのレゾルバステータの内周面とギャップをおいて対向する凹凸形状の外周面を有し、中心部に設けた取り付け孔を回転軸に嵌合するレゾルバロータを備え、上記レゾルバロータには、上記回転軸の外周面に沿うよう軸方向に設けられ、上記回転軸を経由して漏洩してきた磁束を遮蔽する漏洩磁束遮蔽用長孔を設けたものである。
この発明のレゾルバによれば、例えば車両用回転電機の内部で発生した磁束は、その一部が回転軸を介してレゾルバに漏洩するが、レゾルバロータに漏洩磁束遮蔽用長孔を設けることによって漏洩磁束が遮蔽され、漏洩磁束によって出力に重畳するノイズを低減することができ、更に角度検出精度の劣化を抑制でき、レゾルバの角度検出精度を改善することができる。
この発明の実施の形態1におけるレゾルバを組み込んだ車両用回転電機の構成を示す側断面図である。 この発明の実施の形態1、3におけるレゾルバの正断面図である。 この発明の実施の形態2におけるレゾルバを組み込んだ車両用回転電機の構成を示す側断面図である。 この発明の実施の形態2におけるレゾルバと比較するための従来の回転角度検出器の正断面図である。 この発明の実施の形態2におけるレゾルバの正断面図である。 この発明の実施の形態5におけるレゾルバロータの正断面図である。 この発明の実施の形態6におけるレゾルバロータの正断面図である。 この発明の実施の形態6の他の変形例を示すレゾルバロータの正断面図である。 この発明の実施の形態6の他の変形例を示すレゾルバロータの正断面図である。 この発明の実施の形態7におけるレゾルバロータの正断面図である。 この発明の実施の形態8におけるレゾルバロータの正断面図である。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1
以下、図1、図2に基づいて実施の形態1を説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係るレゾルバを組み込んだ車両用回転電機の正断面図である。
図1において、2は車両用回転電機1のハウジングで、左右一対のブラケット3、4をネジ5で固定して構成されている。このときブラケット3、4間にステータコア24を挟んで固定している。
7は回転軸、8、9はこの回転軸7をハウジング2に回転自在に支持する軸受けで、これらの軸受け8、9は、それぞれブラケット3、4に取り付けられている。10は図示しないベルトが懸架されるプーリで、このプーリ10はナット11によって回転軸7に固定されている。
ロータコア12は、一対のコア部材16、17を一体にして構成され、回転軸7に圧入固定されている。各々のコア部材16、17は、ロータコイル13が巻回されたボビンが収納される筒状部16a、17aからロータコイル13の上を覆って互いに交差する位置まで爪形磁極部16b、17bがそれぞれ延設してある。爪形磁極部16b、17bは周方向に沿って所定の間隔をもって互いに一定ピッチで配列された形状になっている。
また、コア部材16、17の軸方向端面には、それぞれ冷却ファン18、19が取り付けられている。
ステータコア24は、ステータコイル25が巻回され、ステータコイル25は図示しない3相インバータ回路に接続されている。また、26はスリップリング22に接触して通電経路を形成するブラシであり、スリップリング22は回転軸7に固定されている。
回転軸7の一方の軸端部には、プーリ10が取り付けてあり、その反対側の軸端部には回転軸7の回転角度検出器としてのレゾルバ31が配置されている。
レゾルバ31は、回転軸7の軸端部にレゾルバロータ32の回転軸取り付け孔(以下「取り付け孔」という)102が嵌合固定され、ブラケット3にレゾルバステータ34が固定され、レゾルバステータ34にはレゾルバコイル34aが巻回され構成されている。
以上の構成は既に公知であり、詳細な説明は省略する。
従来の回転電機では、回転軸7を囲むように配置されているコイルは、ロータコイル13のみであり、ブラシ26、スリップリング22を介してロータコイル13に界磁電流を通電してロータコア12を磁化している。
ロータコイル13に界磁電流を通電することによって生じる磁束のうち、そのほとんどは図1に示すようにロータからステータへ流れ込むAの経路を辿るが、一部は強磁性体である回転軸7を通るBの経路によってレゾルバ31に漏洩する。漏洩磁束がレゾルバステータ34に流れ込むと、その磁束によりレゾルバコイル34aにノイズ電圧成分が誘起されて信号成分に重畳してしまうため、角度検出精度が低下してしまうという問題がある。
そこで、この実施の形態1では、図2に示すように、レゾルバステータ34の内周面とギャップをおいて対向する凹凸形状の外周面(以下「山状の凸部」を「山部32a」、「山裾状の凹部」を「溝部32b」という)を有するレゾルバロータ32に、回転軸7の外周面に沿うよう(取り付け孔102を取り囲むようにして)軸方向に漏洩磁束遮蔽用長孔101があけられ、この漏洩磁束遮蔽用長孔101によって回転軸7を経由して漏洩してきた磁束を遮蔽している。
すなわち、漏洩磁束遮蔽用長孔101は、空隙であり磁気抵抗が大きいため、回転軸7からレゾルバ31に漏洩する磁束は漏洩磁束遮蔽用長孔101によって大幅に低減され、レゾルバロータ32の外周部やレゾルバステータ34には流れ込みにくくなる。
その結果、漏洩磁束によって発生するノイズ成分が低減され、レゾルバの角度検出精度の低下を防ぐことができる。
なお、径方向にエアギャップを持たせたレゾルバステータ34のコアやレゾルバロータ32のコアは、薄板鋼板の積層によって構成されるのが一般的である。これはコア内に渦電流が発生して損失となるのを防ぐためであり、このとき、構成する各薄板はプレスによって加工されることが多い。各実施の形態における漏洩磁束遮蔽用長孔101は、薄板のプレス加工時に同時に形成することができ、また鉄心素材以外の別部品を必要としないため、この発明をレゾルバに適用するにあたってコストが上昇することはない。
実施の形態2
図1では、レゾルバ31を回転軸7の軸端部に配置した例を示しており、回転軸上には軸端部のレゾルバロータ32からスリップリング22、軸受け8、ロータコア12という順に配置されている。これらは車両用回転電機を構成するために必要な部材であるが、その配置はこの順序に限るものではなく、例えばスリップリング、レゾルバーベアリング、ロータコアという順での配置や、ベアリング、スリップリング、レゾルバーロータコアといった順での配置も可能である。
以下図3、図5に基づいて実施の形態2を説明する。
図3は、回転軸7の軸端部から軸受け8、スリップリング22、レゾルバ31、ロータコア12の順に配置した例である。
このとき、スリップリング22は、ロータコア12内に配置されたロータコイル13に電力を供給するための部品であるから、スリップリング22とロータコイル13のコイル端末との間には通電するための導体35が少なくとも2本配設される。図3では導体35に流れる電流を矢印Cで示している。この図3では1本のみが見えているが、少なくとも2本の導体が配置される。
図3に示すようにレゾルバ31を、スリップリング22とロータコア12間の回転軸上に配置した場合、導体35は、レゾルバロータ32の内周で回転軸7の軸方向に沿って配置されることになる。
図4は、レゾルバロータ32の内周に導体35が配置された従来の車両用回転電機のレゾルバ部を示し、回転軸心に垂直な面での断面図である。
図4において、レゾルバロータ32の内周には、回転軸7と導体35が配置されている。導体35は回転軸心に平行に2本配置され、図4の右側の導体35は、紙面の奥に向かって、左側は紙面の手前に向かって電流が流れる状態としている。このような配置とした場合、ロータコイル13に通電すると導体35にも電流が流れ、その際にアンペールの法則に基づいて導体35を周回する磁場が発生する。そのため、矢印Dのようにレゾルバロータ32内に流れる磁束や、矢印Eのようにレゾルバステータ34まで経由する磁束が生じる。これらの磁束によりレゾルバコイル34aにノイズ成分を誘起させてしまう。
このような漏洩磁束に対しても漏洩磁束遮蔽用長孔101は有効に作用する。
図5は、この実施の形態2におけるレゾルバを示す正断面図である。
この実施の形態2では、漏洩磁束遮蔽用長孔101を備えたレゾルバロータ32の内周に導体35を配置しているので、漏洩磁束遮蔽用長孔101は、回転軸7の中心から導体35を結ぶ径方向の延長線上に設けられている。
また、図5に示すレゾルバでは、上述したように漏洩磁束遮蔽用長孔101の磁気抵抗が大きいので、図4の矢印D、Eで示したような経路には磁束が流れにくくなり、その代わりに漏洩磁束遮蔽用長孔101より内周側に矢印Fのように磁束が流れるようになる。しかし、VR型レゾルバにおいて励磁巻線によって発生され、角度検出に寄与している磁束成分は、矢印Gのようにレゾルバロータ32の外周部を経由している。そのため、レゾルバロータ32の内周部に漏洩磁束が流れていても角度検出精度には影響しない。
このように漏洩磁束遮蔽用長孔101は、回転軸7を経由してロータコイル13から流入する漏洩磁束だけではなく、レゾルバロータ32の内側に軸方向に配置された導体35に流れる電流による磁束の影響も効果的に低減することができる。
上記のごとく、界磁電流に電流を流すための導体がレゾルバロータ32内に配置されると、その電流による磁束がレゾルバロータ32に流れ、角度検出精度が低下するが、漏洩磁束遮蔽用長孔101によって、この磁束を効果的に遮蔽することができ、角度検出精度の低下を抑制することができる。
なお、図5ではレゾルバロータ32の内周に2本の導体35が配置されており、図5の右側にある導体35は紙面に向かって奥方向に、左側の導体35は手前方向に通電するものとしているが、対となる導体であれば、その配置は、この図5の形態に限定されるものではない。2本の導体の中心角が180度以外の場合や、それぞれの導体が2本ずつ配置されている場合等でもこの実施の形態2の効果は同様に得られるものである。
実施の形態3
実施の形態3を再び図2を用いて説明する。
これまでの各実施の形態で示したように、漏洩磁束遮蔽用長孔101は、回転軸7を経由して漏洩する磁束やレゾルバロータ32の内周に配置された導体35に通電することによる磁束の影響を低減し、角度検出精度の低下を抑制する効果がある。漏洩磁束を遮蔽する効果と言う点では、漏洩磁束遮蔽用長孔101は円環状として、レゾルバロータ32の内外周を磁気的に切り離すことが望ましい。しかし、完全な円環状ではレゾルバロータ32の外周側を支持できないため、内外周を連結するブリッジ部32cが少なくとも1箇所以上必要となる。
このとき、ブリッジ部32cを経由してレゾルバロータ32の外周やレゾルバステータ34に流れる漏洩磁束は、漏洩磁束遮蔽用長孔101の配置されている箇所よりも当然ながら多くなってしまう。
そこで、図2に示すようにレゾルバロータ32の外形形状が溝部32bとなるところにブリッジ部32cを配置することで、ブリッジ部32cからの漏洩磁束の影響を低減することができる。
レゾルバロータ32の外形形状が溝部32bの箇所は、レゾルバロータ32とレゾルバステータ34との距離が遠い場所でもある。従って、溝部32bから磁束が漏洩しても、レゾルバロータ32とレゾルバステータ34間の磁気抵抗が大きいためレゾルバステータ34まで漏洩する磁束は比較的少なくなる。その結果、漏洩磁束によってレゾルバコイル34aに誘起されるノイズ成分が抑えられることになる。
また、レゾルバロータ32の溝部32bは、レゾルバステータ34との距離が最も遠く、レゾルバロータ32とレゾルバステータ34間の磁気パーミアンスが最も低い箇所である。ブリッジ部32cからの多少の漏洩磁束は避けられないが、ブリッジ部32cがロータ外形の溝部32bであれば漏洩磁束がレゾルバステータ34に流れ込む量を最低限に抑えることができる。
なお、溝部32bにブリッジ部32cを配置するということは、レゾルバロータ32の溝部32b(ロータ外形で最も径の小さい箇所)を通る半径上に、漏洩磁束遮蔽用長孔101が配置されていないことを意味し、また、漏洩磁束遮蔽用長孔101を、互いに隣り合う漏洩磁束遮蔽用長孔間に形成されたブリッジ部32cを除く、レゾルバロータ外周面の凸部にあたる部分、すなわちレゾルバロータの山部32aに限って配置したことをも意味している。
実施の形態4
実施の形態3で説明したように、ブリッジ部32cからの多少の漏洩磁束は不可避である。このとき漏洩磁束を発生させる磁界が非常に強い場合、必然的に漏洩磁束による磁束密度も高くなってしまう。磁束密度によってコアの透磁率が変化するため、レゾルバロータ32内で局所的に磁束密度が高い場所が存在すると、レゾルバロータ32内に透磁率ばらつきが発生することになり、レゾルバの誘起電圧にばらつきが生じてノイズとなる。
このように漏洩磁束密度が高くなってしまう場合には、実施の形態3とは逆に、例えば図6を援用して示すように、ブリッジ部32cをレゾルバロータ32の山部32aに配置すると効果的である。溝部32bに漏洩磁束が集中すると、溝部32bはレゾルバロータ32の内外径差が最も少ない薄い箇所であるため、磁束密度の高い領域がレゾルバロータ32の最外周まで広がってしまう。磁気飽和を起こすと透磁率が他の箇所と変わってしまうので、信号波形に歪みが生じて角度検出特性が低下する。
一方、レゾルバロータ32の山部32aにブリッジ部32cを配置すると、山部32aはレゾルバロータ32が最も厚い箇所であるため、漏洩磁束によって磁束密度の高くなる領域がレゾルバロータ32の最外周まで広がりにくくなる。レゾルバの角度検出に寄与している磁束は、そのほとんどがレゾルバロータ32の外周を経由しているため、磁束密度
の高い領域がレゾルバロータ外周まで広がりにくい方がノイズの発生を抑えられることになる。すなわち、レゾルバロータ32の山部32aにブリッジ部32cを配置することで角度検出特性の低下を防ぐことができる。
なお、山部32aにブリッジ部32cを配置するということは、原則的には、レゾルバロータ32の山部32a(ロータ外形で最も径の大きい箇所)を通る半径上に、漏洩磁束遮蔽用長孔101が配置されていないことを意味し、また、漏洩磁束遮蔽用長孔101を、レゾルバロータ32の溝部32b、すなわちレゾルバロータの凹凸形状外周面の凹部にあたる部分を跨ぐように配置したことを意味している。
実施の形態5
上述の各実施の形態で説明してきたように、漏洩磁束遮蔽用長孔101を設けたレゾルバロータ32においては、漏洩磁束遮蔽用長孔101の内側と外側を連結するブリッジ部32cを設けておく必要があり、このブリッジ部32cからの漏洩磁束は完全に遮蔽することはできない。すなわち、打ち抜きによる完全な円環状の漏洩磁束遮蔽用長孔101は成立しないので、漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側と外周側とを繋ぐ、ブリッジ部32cが必ず存在することになる。このため、ブリッジ部32cを経由して外周側へ多少の漏洩磁束は避けられないが、漏洩磁束遮蔽用長孔101の個数を限定することで、漏洩磁束の影響を比較的均一にすることができ、ノイズの発生を抑えられる。
因みに、ブリッジ部32cの数がレゾルバの軸倍角と等しい場合、つまり、図2のようにレゾルバロータ32の山部32aの数と同数のブリッジ部32cが配置されている場合に、漏洩磁束遮蔽用長孔101が同じ形状で均等に配置されているならば、レゾルバロータ32の各山部32aに作用する漏洩磁束は等しくなる。このとき、レゾルバ出力巻線の差動接続により、漏洩磁束によるノイズはキャンセルされるため、角度検出精度は劣化しない。
以下、図6に基づいて実施の形態5を説明する。
図6は、ブリッジ部32cの数、つまり漏洩磁束遮蔽用長孔101の数が軸倍角より少ない場合の例である。
これは軸倍角が8、漏洩磁束遮蔽用長孔101が4の例である。
このとき、ブリッジ部32cからの漏洩磁束は、図6に示す矢印のようにレゾルバロータ32に流れる。従ってこの図6ではレゾルバロータ32の山部32aのR1、R3、R5、R7に漏洩磁束が作用する。それ以外のR2、R4、R6、R8の4つの山部32aには漏洩磁束が影響しない。これらR1〜R7とR2〜R8の2グループ間で漏洩磁束の影響は異なるものの、R1〜R7の4つについて漏洩磁束の影響は同等であり、しかもこれらはレゾルバロータ32上に4箇所均等に配置されている。このように漏洩磁束が同等に影響する箇所がレゾルバロータ32の全周に渡って均等に配置されている場合はノイズがキャンセルされ易い。
漏洩磁束遮蔽用長孔101の数を軸倍角と同数あるいはその約数にしておくことにより、このように漏洩磁束が影響する箇所を均等に配置することができ、角度検出精度の低下を抑制することができる。
実施の形態6
レゾルバは、回転電機のロータ回転角度を検出するものであるため、回転軸7とレゾルバロータ32とは確実にかつ十分な強度をもって連結しておく必要がある。そのための固定方法の一つとして圧入が用いられる。
圧入による固定は、レゾルバロータ32の内径の全部あるいは一部を回転軸7の外径より小さくしておき、軸方向に荷重をかけてレゾルバロータ32を回転軸7に押し込んで固
定するものである。その際、多大な荷重がレゾルバロータ32の半径方向に作用するため、圧入前後でレゾルバロータ32の外形形状が変化してしまう恐れがある。
VR型レゾルバにおいては、レゾルバロータ32とステータティース間のギャップパーミアンスが、レゾルバロータ32の回転によって正弦波状に変化するようにレゾルバロータ32の外形形状が設計されている。圧入に伴う外形形状変化によって所望のギャップパーミアンスが得られなくなると出力波形にノイズが重畳してしまい、角度検出精度が低下する。
圧入に伴う外形変形量が一定であれば、変形することを前提とした形状に設計しておくことも可能である。しかし、レゾルバロータ32の内径や回転軸7の外径には加工誤差が避けられないので圧入時にレゾルバロータ32に作用する荷重にはばらつきが避けられず、外形変形量を一定にすることは困難である。そのため、外形変形を予め織り込んだロータ形状にするという対策は効果的ではない。そこで、この実施の形態6では、レゾルバロータ32の圧入孔、すなわち取り付け孔102を真円形状とはせず、圧入時に漏洩磁束遮蔽用長孔101に相当する箇所の内周側に半径方向荷重のほとんどが作用する形状とした。
図7は、この実施の形態6におけるレゾルバロータの正断面図である。
図7において、漏洩磁束遮蔽用長孔101と対向する取り付け孔102の内周面に、レゾルバロータ32を回転軸7に圧入するための突起部103(圧入用凸部)が設けられている。
漏洩磁束遮蔽用長孔101と対向する取り付け孔102の内周面に突起部103を設けたことにより、回転軸7への圧入によってロータに作用する半径方向の荷重のほとんどは突起部103に集中することになる。そのため、圧入によって突起部103は外周方向に変位する。しかし、突起部103は漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側の薄肉部上に配置されているため、突起部103に作用する荷重はそのほとんどが薄肉部の撓みとして吸収され、漏洩磁束遮蔽用長孔101より外側の部分はほとんど変形せずレゾルバロータ32の外形形状が変化することはない。
これにより圧入によりレゾルバロータ32を回転軸7に固定した場合でも、レゾルバロータ32の外形変形を最小限に抑えることができ、角度検出精度が低下することがない。また、ここではレゾルバロータ32の軸倍角(山の数)が8、漏洩磁束遮蔽用長孔101が4個の場合の例を示しているが、これらの数はこの例に限定されるものではなく、それぞれ他の数でも同様の効果が得られる。
なお、この実施の形態6では、1例として図7において内周側に角形状の突起部103を設けているが、その形状はこれに限定されるものではなく、例えば円弧状や三角状の形状でもよい。取り付け孔102が真円ではない場合、内径形状のうち最も中心からの距離が近い箇所が圧入時に最も半径方向の荷重を受けるポイントになるが、これが漏洩磁束遮蔽用長孔101の部分に設けてあれば同様の効果を得ることができる。
次に、図8に荷重を受けるポイントが突起形状ではない実施の形態6の変形例の一部を示す。
この変形例では、漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側にレゾルバ中心までの距離が近くなるような箇所を設けている。点線で示しているのが他の箇所の半径と同一半径の位置である。
更に、図9に荷重を受けるポイントの数が複数個設けられた実施の形態6の変形例を示す。
荷重を受けるポイントの数も図7に示しているような漏洩磁束遮蔽用長孔101と同数に限定されるものではなく、図9の変形例に示すように漏洩磁束遮蔽用長孔101の1箇所に対し複数個を設けてもよい。また全ての漏洩磁束遮蔽用長孔101に対応して必ず設ける必要はなく、荷重を受けるポイントが設けられていない漏洩磁束遮蔽用長孔101があってもよい。ただし、回転軸7の中心軸に対してレゾルバロータ32の中心軸がずれることを避けるため、荷重を受けるポイントはレゾルバロータ内径の全周に渡って片寄りなく配置することが望ましい。例えば、ある直径を境界として、その両側に配置されている荷重を受けるポイントの数が大きく異なるというような配置は好ましくない。
この実施の形態6に示したように、レゾルバロータ32の取り付け孔102の半径が最も小さい箇所を通る半径の延長線上に漏洩磁束遮蔽用長孔101を設けることにより、圧入によるレゾルバ外形形状の変形を抑制することが可能となり、角度検出精度の低下を防止できる。
なお、漏洩磁束遮蔽用長孔101と対向する部分、すなわち取り付け孔102の内周面に、突起部103(圧入用凸部)を設けると云うことは、取り付け孔102が真円ではなく、取り付け孔の径が最も小さい箇所を経由する半径の延長線上に漏洩磁束遮蔽用長孔101が設けられていることを意味している。
実施の形態7
以下、図10に基づいて実施の形態7を説明する。
ここまでの各実施の形態では、漏洩磁束遮蔽用長孔101の例としてレゾルバロータ32のコア内部で閉じた曲線である場合を示してきたが、図10のように漏洩磁束遮蔽用長孔101が取り付け孔102に貫通、すなわち連通している形状も可能である。この場合も同じく漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側に圧入時の半径方向荷重が作用するが、貫通(連通)していない形状と比べて荷重を受ける部分の半径方向の剛性が低下する。そのため、圧入時の荷重によるレゾルバロータ32の外形形状の変形が、貫通(連通)していない場合と比べて更に少なくなる、という効果が得られる。
この実施の形態7に示したように、漏洩磁束遮蔽用長孔101のうち少なくとも一つは、取り付け孔102に貫通(連通)する連通路32dを設けることにより、圧入によるレゾルバ外形形状の変形を更に低減することが可能となり、角度検出精度の低下を防止できる。
また、荷重の作用する内周側部材がより変形し易くなり、レゾルバ外形変形の抑制効果を更に高めることができる。また、圧入時に漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側が変形するようにした場合は、通常の漏洩磁束遮蔽用長孔101のないレゾルバロータと比較して固着力が低下するが、圧入による荷重が作用するポイントをブリッジ部32cに配置することで、固着力の低下を抑制できる。
実施の形態8
実施の形態6、7では漏洩磁束遮蔽用長孔101による圧入時の変形抑制効果について説明した。しかし、漏洩磁束遮蔽用長孔101を設けることにより荷重がかかる箇所の半径方向のバネ定数が低下するため、同じ締め代(回転軸外径半径とレゾルバロータ内径半径との差)であれば漏洩磁束遮蔽用長孔101のない場合に比べて圧入後の回転軸に対するレゾルバロータ32の固定力は低減する。
レゾルバロータ32の固定力を向上させる方法として、この実施の形態8ではブリッジ部32cの内周側に荷重を受けるポイントを設けた構成とした。
図11は、実施の形態8におけるレゾルバロータの正断面図である。
図11において、レゾルバロータ中心の取り付け孔102を取り囲むように複数の漏洩磁束遮蔽用長孔101が配置され、ブリッジ部32cの内周側に突起部103を設けている
。従って、突起部103を通る半径の外周方向への延長線上には漏洩磁束遮蔽用長孔101が配置されていないことになる。
すなわち、取り付け孔102の内周面において、隣り合う漏洩磁束遮蔽用長孔101間に形成されたブリッジ部32cと対向する部分に、レゾルバロータ32を回転軸7に圧入するための突起部(圧入用凸部)103が設けられている。
なお、漏洩磁束遮蔽用長孔101間に形成されたブリッジ部32cと対向する部分に、レゾルバロータ32を回転軸7に圧入するための突起部(圧入用凸部)103が設けられると云うことは、取り付け孔102が真円ではなく、取り付け孔102の径が最も小さい箇所を経由する半径の延長線上に漏洩磁束遮蔽用長孔101が設けられていないことを意味している。
このレゾルバロータ32を回転軸7に圧入した場合、圧入に伴ってレゾルバロータ32に作用する半径方向の荷重によって漏洩磁束遮蔽用長孔101の内周側が撓むことはないので、漏洩磁束遮蔽用長孔101のない従来のレゾルバロータを圧入した場合と同等の固定力を得ることができる。
なお、この実施の形態8では、1例として内径側に角形状の突起部103を設けているが、その形状はこれに限定されるものではなく、他の形状でも同様の効果が得られることは実施の形態6で説明したとおりである。
また、実施の形態6〜8においては、圧入による回転軸7とレゾルバロータ32との固定に関する効果について説明したが、レゾルバロータ32は必ずしも圧入のみによって固定する必要はない。ネジ締結や接着、溶接等の手段を併用することも可能であり、これらの方法を併用することはこの発明の効果を低減させるものではない。
この発明での実施の形態の説明には、スロット数12のレゾルバステータ、軸倍角が8すなわちレゾルバロータ32の山部32aの数が8の例を用いているが、この仕様のレゾルバのみに適用されるものではなく、スロット数と軸倍角が他の値の仕様の場合でも同様に適用可能である。また、コイル端末の引き回しや端子位置についても、他の配置の場合でも同様に適用可能で効果も得られるものである。
以上、レゾルバ主体に説明したが、このレゾルバは、車両用回転電機に適用されるものであり、このレゾルバを回転軸7に取り付けた車両用回転電機は、回転軸7の角度を高精度に把握することができるため、特性ばらつきの少ない車両用回転電機を得ることができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 車両用回転電機
2 ハウジング
3、4 ブラケット
7 回転軸
8、9 軸受け
10 プーリ
11 ナット
12 ロータコア
13 ロータコイル
16、17 コア部材
16a 筒状部
16b 爪形磁極部
17a 筒状部
17b 爪形磁極部
18、19 冷却ファン
22 スリップリング
24 ステータコア
25 ステータコイル
26 ブラシ
27、28 ブラシホルダ
31 レゾルバ
32 レゾルバロータ
32a 山部(山状の凸部)
32b 溝部(山裾状の凹部)
32c ブリッジ部
32d 連通路
34 レゾルバステータ
34a レゾルバコイル
35 導体
101 漏洩磁束遮蔽用長孔
102 取り付け孔(回転軸取り付け孔)
103 突起部(圧入用凸部)

Claims (9)

  1. 出力コイルと励磁コイルを有するレゾルバステータ、及びこのレゾルバステータの内周面とギャップをおいて対向する凹凸形状の外周面を有し、中心部に設けた取り付け孔を回転軸に嵌合するレゾルバロータを備え、
    上記レゾルバロータには、上記回転軸の外周面に沿うよう軸方向に設けられ、上記回転軸を経由して漏洩してきた磁束を遮蔽する漏洩磁束遮蔽用長孔を設けたことを特徴とする回転角度検出器。
  2. 上記漏洩磁束遮蔽用長孔の個数は、レゾルバの軸倍角の約数であることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出器。
  3. 上記漏洩磁束遮蔽用長孔は、隣り合う上記漏洩磁束遮蔽用長孔間に形成されたブリッジ部を除く、上記レゾルバロータ外周面の凸部にあたる部分に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転角度検出器。
  4. 上記漏洩磁束遮蔽長孔は、記レゾルバロータの凹凸形状外周面の凹部にあたる部分を跨ぐように設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転角度検出器。
  5. 上記取り付け孔の内周面において、上記漏洩磁束遮蔽用長孔と対向する部分に、上記レゾルバロータを上記回転軸に圧入するための圧入用凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の回転角度検出器。
  6. 上記漏洩磁束遮蔽用長孔のうち少なくとも一つは、上記取り付け孔に連通させたことを特徴とする請求項5に記載の回転角度検出器。
  7. 上記取り付け孔の内周面において、上記漏洩磁束遮蔽用長孔間に形成されたブリッジ部と対向する部分に、上記レゾルバロータを上記回転軸に圧入するための圧入用凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の回転角度検出器。
  8. 上記回転軸内に軸方向に沿って配置され界磁電流を通電する導体が、上記レゾルバロータの取付け孔内に延長配置された回転角度検出器において、
    上記漏洩磁束遮蔽用長孔は、上記回転軸の中心から上記導体を結ぶ径方向の延長線上に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の回転角度検出器。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の回転角度検出器を取り付けたことを特徴とする車両用回転電機。
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