JP2013223226A - 通信システム、olt及びonu - Google Patents
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Abstract
【解決手段】OLT1と、スリープ機能を有し、OLT1に接続される複数のONU2とを備え、OLT1は、各ONU2への下りフレームを蓄積する下り用バッファ部104と、所定の監視周期で、下り用バッファ部104に蓄積されている各ONU2への下りフレームの蓄積量を監視するバッファ監視部108と、バッファ監視部108による監視結果に基づいて、各ONU2に対するスリープ制御を行うとともに、監視周期を動的に変更するスリープ処理部109とを備えた。
【選択図】図1
Description
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るPONシステム(通信システム)の構成を示す図である。
PONシステムは、図1に示すように、OLT1と複数のONU2−1〜2−Nとが、光パワーを等配分する光デバイスである光カップラ3を介して光ファイバで接続されて構成されている。なお、以下において、特に区別する必要がない場合には、ONU2−1〜2−Nを単にONU2と称す。また、ONU2の下位側には、それぞれPC等の下位側装置4が接続されている。また、OLT1の上位側には、サーバ等の上位側装置5が接続されている。
OLT1は、図1に示すように、PONインタフェース101、上位側インタフェース102、フレーム分離部103、下り用バッファ部104、フレーム読出制御部105、フレーム読出部106、光送受信部107、バッファ監視部108、スリープ処理部109及び上り用バッファ部110から構成されている。
上位側インタフェース102は、OLT1と上位側装置5とを接続するものである。
フレーム読出制御部105は、予め定めた優先度に基づいて、下り用バッファ部104に蓄積されている下りフレームの読出しを行うようフレーム読出部106を制御するものである。
また、光送受信部107は、PONインタフェース101を介して各ONU2から送信された光信号を受信して電気信号に変換し、上り用バッファ部110に蓄積させる機能も有している。
また、スリープ処理部109は、バッファ監視部108からの各ONU2宛ての下りフレーム蓄積量情報に基づいて、スリープ状態にあるONU2宛ての下りフレーム蓄積量が所定量に達した等のスリープ解除条件を満たした場合に、当該ONU2に対してウェイクアップ信号を送信する機能も有している。
ONU2は、図1に示すように、光送受信部201、上り用バッファ部202、バッファ監視部203、スリープ処理部204及び下り用バッファ部205から構成されている。
また、光送受信部201は、上り用バッファ部202から出力された上りフレームを電気信号から光信号に変換し、OLT1に送信する機能も有している。
また、スリープ処理部204は、バッファ監視部203からの上りフレーム蓄積量情報に基づいて、上りフレーム受信の有無を判断する機能も有している。そして、ONU2がスリープ状態にある際に上りフレームの受信を確認した場合には、光送受信部201に対して、電源制御信号を出力して電源をONにする。また、その後、OLT1への上りフレーム送信が許可された時刻になった際に、ウェイクアップ状態に移行した旨を示すウェイクアップ通知信号を光送受信部201を介してOLT1に送信する。
まず、OLT1によるスリープ動作について説明する。
OLT1によるスリープ動作では、図2に示すように、まず、バッファ監視部108は、下り用バッファ部104に蓄積されている各ONU2宛ての下りフレームの蓄積量を定期的に(所定の監視周期で)監視し、各ONU2宛ての下りフレーム蓄積量を示す情報をスリープ処理部109に出力する(ステップST21)。
次いで、スリープ処理部204は、スリープ要求信号で指定されたスリープ時間を経過した後、光送受信部201に対して電源制御信号を出力して再びONにし、スリープ復帰を行う(ステップST25)。
以降、ONU2のスリープ処理部204は、所定時間ごとに起動(ステップST25)と停止(ステップST26)を繰り返す。
OLT1によるウェイクアップ動作では、図3に示すように、まず、バッファ監視部108は、下り用バッファ部104に蓄積されている各ONU2宛ての下りフレームの蓄積量を定期的に(所定の監視周期で)監視し、各ONU2宛ての下りフレーム蓄積量の情報をスリープ処理部109に出力する(ステップST31)。
ONU2によるウェイクアップ動作では、図4に示すように、まず、バッファ監視部203は、上り用バッファ部202に蓄積されているOLT1宛ての上りフレームの蓄積量を定期的に(所定の監視周期で)監視し、OLT1宛ての上りフレーム蓄積量の情報をスリープ処理部204に出力する(ステップST41)。
次いで、スリープ処理部204は、OLT1への上りフレーム送信が許可された時刻になった際に、ウェイクアップ状態に移行した旨を示すウェイクアップ通知信号を光送受信部201を介してOLT1に送信する(ステップST44)。
図5はこの発明の実施の形態2に係る通信システムの構成を示す図である。この図5に示す実施の形態2に係る通信システムは、図1に示す実施の形態1に係る通信システムのバッファ監視部108,203をセッション監視部111,206に変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
そして、スリープ処理部109は、予め、セッションの種別ごとに定められた監視周期を記憶しており、セッション監視部111からのセッション種別の通知に応じて、監視周期の再設定を行う。これにより例えばVoIPのようなリアルタイム性の高いセッションの場合は監視周期を短くし、WEBアクセスのようなリアルタイム性の低いセッションでは監視周期を長くするといった設定が可能になる。
なお、スリープ処理部204は、セッション監視部206からのセッション種別の通知に基づいて、上りフレーム受信の有無を判断する。
なお、スリープ処理部109,204によるスリープ制御(スリープ/スリープ解除の制御)は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
実施の形態1では、監視周期の動的変更をOLT1で行うものとしたが、ONU2側で行ってもよい。なお、実施の形態3に係るPONシステムの構成は、図1に示す実施の形態1に係るPONシステムの構成と同様であり、以下、図1を参照しながら説明を行う。
なお、監視周期の動的変更をONU2側で行う点以外は、実施の形態1と同様の動作となり、その説明を省略する。
実施の形態2では、監視周期の動的変更をOLT1で行うものとしたが、ONU2側で行ってもよい。なお、実施の形態4に係るPONシステムの構成は、図5に示す実施の形態2に係るPONシステムの構成と同様であり、以下、図5を参照しながら説明を行う。
なお、監視周期の動的変更をONU2側で行う点以外は、実施の形態2と同様の動作となり、その説明を省略する。
Claims (6)
- OLTと、スリープ機能を有し、前記OLTに接続される複数のONUとを備えた通信システムにおいて、
前記OLTは、
前記各ONUへの下りフレームを蓄積する下り用バッファ部と、
所定の監視周期で、前記下り用バッファ部に蓄積されている前記各ONUへの下りフレームの蓄積量を監視するバッファ監視部と、
前記バッファ監視部による監視結果に基づいて、前記各ONUに対するスリープ制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更するスリープ処理部とを備えた
ことを特徴とする通信システム。 - 前記OLTは、前記バッファ監視部に代えて、前記監視周期で、前記下り用バッファ部に蓄積されている前記各ONUへの下りフレームのセッション種別を監視するセッション監視部を備え、
前記スリープ処理部は、前記セッション監視部による監視結果に基づいて、前記各ONUに対するスリープ制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更する
ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。 - OLTと、スリープ機能を有し、前記OLTに接続される複数のONUとを備えた通信システムにおいて、
前記ONUは、
前記OLTへの上りフレームを蓄積する上り用バッファ部と、
所定の監視周期で、前記上り用バッファ部に蓄積されている前記OLTへの上りフレームの蓄積量を監視するバッファ監視部と、
前記バッファ監視部による監視結果に基づいて、自機に対するスリープ解除制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更するスリープ処理部とを備えた
ことを特徴とする通信システム。 - 前記ONUは、前記バッファ監視部に代えて、前記監視周期で、前記上り用バッファ部に蓄積されている前記OLTへの上りフレームのセッション種別を監視するセッション監視部を備え、
前記スリープ処理部は、前記セッション監視部による監視結果に基づいて、自機に対するスリープ解除制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更する
ことを特徴とする請求項3記載の通信システム。 - スリープ機能を有する複数のONUが接続されたOLTにおいて、
前記各ONUへの下りフレームを蓄積する下り用バッファ部と、
所定の監視周期で、前記下り用バッファ部に蓄積されている前記各ONUへの下りフレームの蓄積量を監視するバッファ監視部と、
前記バッファ監視部による監視結果に基づいて、前記各ONUに対するスリープ制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更するスリープ処理部とを備えた
ことを特徴とするOLT。 - スリープ機能を有し、OLTに接続されるONUにおいて、
前記OLTへの上りフレームを蓄積する上り用バッファ部と、
所定の監視周期で、前記上り用バッファ部に蓄積されている前記OLTへの上りフレームの蓄積量を監視するバッファ監視部と、
前記バッファ監視部による監視結果に基づいて、自機に対するスリープ解除制御を行うとともに、前記監視周期を動的に変更するスリープ処理部とを備えた
ことを特徴とするONU。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012095654A JP2013223226A (ja) | 2012-04-19 | 2012-04-19 | 通信システム、olt及びonu |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012095654A JP2013223226A (ja) | 2012-04-19 | 2012-04-19 | 通信システム、olt及びonu |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013223226A true JP2013223226A (ja) | 2013-10-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2012095654A Pending JP2013223226A (ja) | 2012-04-19 | 2012-04-19 | 通信システム、olt及びonu |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016149662A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010098262A1 (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-02 | 日本電信電話株式会社 | 光加入者線終端装置及び光ネットワーク終端装置 |
JP2012004642A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Hitachi Ltd | 受動光網システム |
US20120063780A1 (en) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | Oliver Solutions Ltd. | Power management for passive optical networks |
-
2012
- 2012-04-19 JP JP2012095654A patent/JP2013223226A/ja active Pending
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