JP2013223131A - 伝送システム、集中制御計算機、及び伝送方法 - Google Patents

伝送システム、集中制御計算機、及び伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】擬似ルータ方式を用いてMPLS−TP網をIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続するシステムにおいて、End−End間の接続を確認可能なシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】自律分散的に構築された第1通信経路に接続される複数の伝送装置と、伝送装置によって構成される伝送網内において第2通信経路を構築し、第1通信経路と第2通信経路との対応関係を第2通信経路を構成する伝送装置に設定する集中制御計算機と、を備える伝送システムにおいて、伝送装置は、通信装置から折り返し点までの接続を確認するための接続確認要求を集中制御計算機に送信し、集中制御計算機は、伝送装置から接続確認要求を受信した場合、折り返し点に応じて、第2通信経路の接続の確認を伝送装置に指示し、伝送装置による接続の確認結果に応じて接続確認要求を送信した通信装置に接続確認応答を伝送装置に送信することを特徴とする。
【選択図】図13

Description

本発明は、自律分散的に構築される第1通信経路と集中制御によって構築される第2通信経路とが接続された伝送システムに関し、特に、通信経路の接続を確認する伝送システムに関する。
ネットワークの通信品質保証サービスに対する要求が高まっている。通信品質保証サービスとは、ユーザが要求する帯域及び通信遅延に対して、ネットワーク側で、ユーザの要求を満たす通信パスを予め構築して、構築された通信パスを提供する通信サービスである。
IP/MPLS(Internet Protocol / Multi Protocol Label Switching)網が通信品質保証サービスを提供するための従来の基幹ネットワークとして広く普及してきた。IP/MPLS網では、各IP/MPLS網を構築する各ルータ間の分散制御によって、ユーザの要求を満たすEnd−End間の論理的な通信パスが構築され、各ルータは、IPルーティングではなくラベルスイッチングによってパケットを転送する。
一方、通信品質保証サービスを提供するための基幹ネットワークとしてMPLS−TP(Multi Protocol Label Switching - Transport Profile)網を利用する通信事業者が近年増加している。MPLS−TP網では、あるサーバの集中制御によってネットワークが管理される。
集中制御によって管理されるMPLS−TP網は、分散制御によって管理されるIP/MPLS網と比較して、ユーザの要求ごとに通信品質を厳密に保証することができ、機密性に優れた通信パスを提供することができる。このような利点を鑑み、IPサービスの通信品質の高度化を図るために、ユーザ端末に接続されるネットワークをコスト抑制のために従来のIP/MPLS網とし、IP/MPLS網のコアのネットワークをMPLS−TP網とし、これらの網を接続するためのインターワーク技術が標準化等で現在議論されている。
IP/MPLS網とIP/MPLS網のコアのネットワークとなるMPLS−TP網とを接続するためのインターワークの実現手段としては、MPLS−TP網を一台の擬似的なIP/MPLSルータとして機能させる方式がある。以下、この方式を擬似ルータ方式という。
擬似ルータ方式では、MPLS−TP網を集中制御によって管理する集中制御サーバが、IP/MPLS網のルーティングプロトコル処理及びラベル配布プロトコル処理などを実行する。また、集中制御サーバは、MPLS−TP網とIP/MPLS網との接続点となるインタフェースにIPアドレスを設定する。また、集中制御サーバは、IP/MPLS網に接続されるMPLS−TP装置に当該MPLS−TP装置自身を示すIPアドレスが設定された仮想的なインタフェースであるループバックインタフェースを当該接続点に設定する。これによって、IP/MPLSルータは、MPLS−TP網全体を一台のIP/MPLSルータとして擬似的に認識することになる。
集中制御サーバは、IP/MPLS網のパスとMPLS−TP網のパスとを対応付け、当該パスの対応関係をMPLS−TP網を構成するMPLS−TP装置に設定することによって、End−End間の通信パスを構築する。これによって、IP/MPLSルータの隣接ノードが増大することによるIP/MPLSルータが経路を計算する負荷の増加を防ぎ、大規模なシステムを構築することができる。
また、近年、経済活動のネットワークへの依存度が拡大することによって、ネットワークの信頼性に対する要求が高まっている。このため、通信事業者及びユーザの両者にとって、ネットワークの運用状態、故障、及び性能などを把握するためのOAM(Operation, Administration, and Maintenance)機能が非常に重要になっている。
IP/MPLS網内で用いられるOAM機能としては、例えばLSP−pingがある。LSP−pingでは、所望の通信パスの障害点を検出する機能である。LSP−pingでは、挿入点(障害点の検出を開始する点となるIP/MPLSルータ)は、Requestパケットを送信する。Requestパケットは、ルータアラートラベル、検査対象のパスのラベル、及び折り返し点となるIP/MPLSルータのIPアドレスを含む。折り返し点となるIP/MPLSルータは、Requestパケットを受信した場合、Replyパケットを挿入点となるIP/MPLSルータに送信する。これによって、挿入点から折り返し点までの接続を確認できる。LSP−pingでは、折り返し点となるIP/MPLSルータをIPアドレスで指定することが特徴である。
MPLS−TP網内で用いられるOAM機能としては、例えばLB(Loopback)がある。LBでは、挿入点となるMPLS−TP装置が、ラベルスイッチングの際に参照されるShimヘッダのTTL(Time To Live)に挿入点から折り返し点までのホップ数が登録されたOAMパケットを送信する。LBでは、折り返し点となるMPLS−TP装置がMPLSレイヤで指定されることが特徴である。
ここで、MPLS−TP網がIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続された場合であっても、ネットワークの信頼性を向上させるために、End−End間の接続を確認すること、すなわちOAM機能の実装が求められる。
しかしながら、IP/MPLS網はIPレイヤで動作し、MPLS−TP網はMPLSレイヤで動作するため、IP/MPLS網とMPLS−TP網とでは、End−End間の接続を確認する場合に参照するレイヤが異なる。したがって、MPLS−TP網がIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続されたシステムでは、データ伝送だけでなく、OAM機能についてもインターワークを実現する必要がある。
異なるプロトコルで動作するネットワーク間におけるOAM機能に関する従来技術として、ATM(Asynchronous Transfer Mode)網とIP/MPLS網とがインターワークする場合のOAM機能の連携技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1に記載された技術では、障害の発生を通信装置間で通知する場合、プロトコルが異なるネットワークの接続点となる通信装置が、一方のプロトコルで規定しているOAMパケットを、他方のプロトコルで規定しているOAMパケットに変換する。これによって、異なるプロトコルで動作する通信装置間においてもOAM機能を実現できる。
ITU−T Y.1712
擬似ルータ方式を用いてMPLS−TP網をIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続するシステムでは、ユーザ端末と接続されるネットワークはIP/MPLS網である。このため、このシステムでは、End−End間の障害点を確認するためには、LSP−pingをサポートする必要がある。しかし、MPLS−TP装置にはルータアラートラベルの処理方法が設定されていないため、MPLS−TP装置は、LSP−pingのRequestパケットを受信しても、受信したRequestパケットを破棄してしまう。
また、MPLS−TP装置は、IPレイヤを処理できないため、IPアドレスで指定された折り返し点を特定できない。このため、MPLS−TP装置は、受信したRequestパケットをパスの下流のMPLS−TP装置に転送すべきか、受信したRequestパケットに対応するReplyパケットを返信すべきかを判定できない。
さらに、非特許文献1に開示された技術では、異なるプロトコルを利用するネットワーク間で障害が発生したことをパスの終端点となる通信装置に通知することを想定している。このため、非特許文献1に開示された技術は、LSP−pingのようにパスの途中の装置が折り返し点として指定され、挿入点から折り返し点までの障害点を検出することはできない。
そこで、本発明の目的は、擬似ルータ方式を用いてMPLS−TP網をIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続するシステムにおいて、End−End間の接続を確認可能なシステムを提供することである。
本発明の代表的な一例を示せば、始点となる通信装置から終点となる通信装置までの間で、前記通信装置が制御パケットを用いて自律分散的に構築した第1通信経路に接続される複数の伝送装置と、前記伝送装置によって構成される伝送網内において始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までの間の第2通信経路を構築し、前記第1通信経路と前記第2通信経路との対応関係を前記第2通信経路を構成する伝送装置に設定することによって、前記通信装置間の前記第1通信経路を確立する集中制御計算機と、を備える伝送システムにおいて、前記第1通信経路を介したデータの通信に用いる第1通信プロトコルと前記第2通信経路を介したデータの通信に用いる第2通信プロトコルとは異なるものであって、前記集中制御計算機は、前記第1通信プロトコルを処理可能であって、前記伝送装置の前記通信装置に接続されるインタフェースを前記通信装置のインタフェースとして接続先の通信装置に擬似的に認識させるために、前記第1通信プロトコルにおけるインタフェースの識別情報を当該インタフェースに設定し、前記伝送装置は、前記通信装置から折り返し点までの接続を確認するための接続確認要求を前記通信装置から受信した場合、前記受信した接続確認要求を前記集中制御計算機に送信し、前記集中制御計算機は、前記伝送装置から前記接続確認要求を受信した場合、前記受信した接続確認要求に基づいて前記折り返し点を特定し、前記特定した折り返し点に応じて、前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示し、前記伝送装置による接続の確認結果に応じて、前記接続確認要求を送信した通信装置への前記接続確認要求に対する応答である接続確認応答を前記伝送装置に送信することを特徴とする。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡潔に説明すれば、下記の通りである。すなわち、擬似ルータ方式を用いてMPLS−TP網をIP/MPLS網のコアのネットワークとして接続するシステムにおいて、End−End間の接続を確認可能なシステムを提供できる。
本発明の第1実施形態の伝送システムの構成の説明図である。 本発明の第1実施形態のMPLS−TP装置の構成の説明図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバの構成の説明図である。 本発明の第1実施形態のMPLS−TP装置が有するラベル情報テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバが有するパス情報データベースの説明図である。 本発明の第1実施形態のラベル設定情報の説明図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバが有するOAM処理実行テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバが有するOAM処理データベースの説明図である。 本発明の第1実施形態の伝送システムにおけるOAM処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態の折り返し点の説明図である。 本発明の第1実施形態の第1プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバによる第1プロファイルに規定される処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態の第2プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバによる第2プロファイルに規定される処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態の第3プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。 本発明の第1実施形態の集中制御サーバによる第3プロファイルに規定される処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態の伝送システムの構成の説明図である。 本発明の第2実施形態の集中制御サーバによる第2プロファイルに規定される処理のフローチャートである。 本発明の第3実施形態の集中制御サーバによる第3プロファイルに規定される処理のフローチャートである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図16を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の伝送システムの構成の説明図である。
IP/MPLS網20Aは、IP/MPLSルータ(通信装置)200A、200B、200E、及び200Fによって構成される。IP/MPLS網20Bは、IP/MPLSルータ200C、200D、200G、及び200Hによって構成される。IP/MPLS網20A及び20Bを総称してIP/MPLS網20という。また、IP/MPLSルータ200A〜200Hを総称してIP/MPLSルータ200という。
MPLS−TP網(伝送網)30は、MPLS−TP装置(伝送装置)300A〜300D(以下、総称してMPLS−TP装置300という)によって構成される。MPLS−TP網30はIP/MPLS網20のコアのネットワークである。また、MPLS−TP網30を構成するMPLS−TP装置300A〜300Dは、MPLS−TP装置300A〜300Dを管理及び制御する集中制御サーバ(集中制御計算機)100に接続される。
集中制御サーバ100は、パケットの宛先に応じてIP/MPLS網20のパス(第1通信経路)とMPLS−TP網30のパス(第2通信経路)とをマッピングし、マッピング結果をMPLS−TP装置300に設定する。これによって、ユーザサイト400A〜400D(以下、総称してユーザサイト400という)の間でデータが送受信される。IP/MPLS網20Aに接続されたユーザサイト400A又は400Cは、他方のIP/MPLS網20Bに接続されたユーザサイト400B又は400Dと、MPLS−TP網30を介してデータを送受信する。
例えば、ユーザサイト400Aとユーザサイト400Bとの間でデータが通信される場合、集中制御サーバ100は、IP/MPLS網20のパス201に対してMPLS−TP網30のパス301をマッピングし、パス201とパス301との対応関係を、パス301を構成するMPLS−TP装置300A及び300Cに設定する。
なお、本実施形態では、分散制御によってパスが構築されるネットワークとしてIP/MPLS網20を用い、集中制御によってパスが構築されるネットワークとしてMPLS−TP網30を用いた場合を例示する。しかし、これらのネットワークは、分散制御及び集中制御によってパスが構築されるものであれば、IP/MPLS網20及びMPLS−TP網30に限定されない。
図2は、本発明の第1実施形態のMPLS−TP装置300の構成の説明図である。
MPLS−TP装置300は、一つ以上のIP/MPLS網IF(インタフェース)310、一つ以上の装置制御部330、SW(スイッチ)部340、及び一つ以上のMPLS−TP網IF(インタフェース)350を備える。図2に示す実線矢印は主信号の流れを示し、破線矢印は制御信号の流れを示す。
装置制御部330は、集中制御サーバ100に接続され、集中制御サーバ100から受信した設定情報をスイッチ部340、IP/MPLS網IF310、及びMPLS−TP網IF350に設定する。また、装置制御部330は、ルータアラートラベルが付加されたパケット、IP/MPLS網20のルーティングプロトコルの制御パケット、及びラベル配布プロトコルの制御パケットなどを、集中制御サーバ100との間で送受信する。
スイッチ部340は、IP/MPLS網IF310又はMPLS−TP網IF350が受信したパケットを解析し、受信したパケットの転送先を特定する。そして、スイッチ部340は、特定した送信先に基づいて、受信したパケットを適切なIP/MPLS網IF310又はMPLS−TP網IF350に送信する。
MPLS−TP網IF350は、MPLS−TP網30を構成する他のMPLS−TP装置300に接続されるインタフェースであり、SW部340及び伝送網30との送受信回路、並びに、装置制御部330とデータを通信するカード制御部などを有する。
IP/MPLS網IF310は、カード制御部318、受信回路311、L2受信処理部312、受信パケット解析振分部313、入力ラベル変換部314、ラベル情報テーブル315、スケジューラ316、SW送信回路317、SW受信回路319、送信パケット解析振分部320、MPLS−TP OAM処理部321、ラベル変換部322、L2送信処理部323、及び送信回路324を有する。
カード制御部318は、装置制御部330に接続され、装置制御部330から入力された設定情報をIP/MPLS網IF310の各構成部を設定する機能と、各構成部に設定された情報を読み出し、読み出した情報を装置制御部330に出力する機能を有する。また、カード制御部318は、ルータアラートラベルが付加されたパケット、IP/MPLS網20のルーティングプロトコルの制御パケット、及びラベル配布プロトコルの制御パケットを装置制御部330と送受信する機能を有する。
受信回路311は接続しているIP/MPLSルータ200からデータを受信する。
L2受信処理部312はIP/MPLSルータ200とMPLS−TP装置300との間を接続するOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのデータリンク層のプロトコルを終端させる。例えば、データリンク層のプロトコルがイーサネット(イーサネットは登録商標、以下同じ)の場合、L2受信処理部312は、イーサネットフレームの終端処理を実行する。また、L2受信処理部312は、受信したイーサネットフレームの送信元MACアドレスを学習し、学習したMACアドレスをL2送信処理部323と共有する。
受信パケット解析振分部313は、L2受信処理部312から入力されたパケットを解析し、解析の結果、入力されたパケットがデータパケットである場合、当該データパケットを入力ラベル変換部314に出力する。また、受信パケット解析振分部313は、入力されたパケットがルータアラートラベルを含むパケットである場合、当該ルータアラートレベルを含むパケットをカード制御部318に出力する。また、受信パケット解析振分部313は、入力されたパケットが、IP/MPLS網20のルーティングプロトコルの制御パケット又はラベル配布プロトコルの制御パケットである場合、当該ルーティングプロトコルの制御パケット又はラベル配布プロトコルの制御パケットをカード制御部318に出力する。
ラベル情報テーブル315は、MPLS−TP網30のパスの識別情報及びMPLS−TP網30のラベルとIP/MPLS網20のパスの識別情報及びIP/MPLS網20のラベルとを対応付けるテーブルである。ラベル情報テーブル315は図4で詳細を説明する。
入力ラベル変換部314は、ラベル情報テーブル315を参照し、パケットに付与された先頭のShimヘッダに含まれるラベルを、当該ラベルに対応するラベルに変換し、変換後のパケットをスケジューラ316に出力する。なお、MPLS−TP網IF350は、入力ラベル変換部314に備えられてもよい。
スケジューラ316は、入力ラベル変換部314及びMPLS−TP OAM処理部321から入力されたMPLSパケットの出力を調停し、入力されたMPLSパケットをSW送信回路317へ出力する。
SW送信回路317は、スケジューラ316から入力されたMPLSパケットをSW部340に出力する。
MPLS−TP OAM処理部321はMPLS−TP網30内のOAM処理を実行する。
SW受信回路319はスイッチ部340からパケットを受信し、送信パケット解析振分部320へと転送する。
送信パケット解析振分部320は、受信したMPLSパケットを解析し、受信したMPLSパケットを、データパケットと帯域予約制御パケットとMPLS−TP OAMパケットとに分類する。送信パケット解析振分部320は、データパケット及び帯域予約制御パケットを出力ラベル変換部322に出力し、MPLS−TP OAMパケットをMPLS−TP OAM処理部321に出力する。また、送信パケット解析振分部320は、集中制御サーバ100から受信したLSP−pingのパケット、ルーティングプロトコルの制御パケット、及びラベル配布プロトコルの制御パケットを出力ラベル変換部322に出力する。
出力ラベル変換部322は、ラベル情報テーブル315を参照し、パケットに付与された先頭のShimヘッダに含まれるラベルを、当該ラベルに対応するラベルに変換し、変換後のパケットをL2送信処理部323に出力する。なお、MPLS−TP網−IF350が出力ラベル変換部322を備えてもよい。
L2送信処理部323は、パケットを受信すると、L2受信処理部312と共有したMACアドレスからMACヘッダを生成し、受信したパケットに生成したMACヘッダを付与し、MACヘッダを付与したパケットを送信回路324に出力する。
送信回路324は、L2送信処理部323から入力されたパケットをIP/MPLSルータ200に出力する。
図3は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100の構成の説明図である。
集中制御サーバ100は、装置設定部110、設定処理部120、管理者設定部130、OAM処理部140、OAM処理データベース141、パス設定部150、パス情報データベース151、ルーティング処理部160、及びルーティング情報データベース161を有する。集中制御サーバ100は、図示しないCPU、図示しないメモリ、及び図示しない外部記憶装置等を有する。装置設定部110、設定処理部120、管理者設定部130、OAM処理部140、パス設定部150、及びルーティング処理部160は、メモリに格納された各部に対応するプログラムをCPUが実行することによって実現される。OAM処理データベース141、パス情報データベース151、及びルーティング情報データベース161は、メモリに格納される。
装置設定部110は、MPLS−TP装置300に接続され、設定処理部120からの情報(装置設定情報、OAM処理の実行指示、MPLS−TP網30のルーティングプロトコルの制御パケット、及びMPLS−TP網30のラベル配布プロトコルの制御パケットなど)をMPLS−TP装置300に送信する。また、装置設定部110は、MPLS−TP装置300から送信されるルータアラートラベルが付加されたパケット、OAM処理通知、IP/MPLS網20のラベル配布プロトコルの制御パケット、及びIP/MPLS網20ルーティングプロトコルの制御パケットなどを受信する。
管理者設定部130は、管理者が集中制御サーバ100を設定するための情報、又は、管理者が集中制御サーバ100を介してMPLS−TP装置300を設定するための情報を外部から受信し、これらの情報を設定処理部120に出力する。
設定処理部120は、装置設定情報、OAMの実行指示、MPLS−TP網30のルーティングプロトコルの制御パケット、及びMPLS−TP網30のラベル配布プロトコルの制御パケットを装置設定部110に送信する。また、設定処理部120は、装置設定部110から入力された制御パケットの種類を判定し、判定結果に基づいて、入力された制御パケットをOAM処理部140、パス設定部150、又はルーティング処理部160に送信する。
パス設定部150は、IP/MPLS網20のラベル配布プロトコルの処理を実行する。また、パス設定部150は、ルーティング情報データベース161を参照し、IP/MPLS網20のラベル配布プロトコルによって構築されたIP/MPLS網20のパスと管理者が生成したMPLS−TP網30のパスとを、データパケットの宛先に応じてマッピングし、マッピングしたIP/MPLS網20のパスとMPLS−TP網30のパスとの対応関係をパス情報データベース151に登録する。パス情報データベース151の詳細は図5で説明する。
さらに、パス設定部150は、パス情報データベース151を参照し、IP/MPLS網20のパスに対応付けられたMPLS−TP網30のパス上のMPLS−TP装置300のラベル情報テーブル315に、マッピングされたIP/MPLS網20のパスのラベルとMPLS−TP網30のパスのラベルとの対応関係を登録する指示を、当該MPLS−TP装置300に送信する。
ルーティング処理部160は、IP/MPLS網20のルーティングプロトコルの制御パケットを処理し、IP/MPLSルータ200に制御パケットを送信する。IP/MPLS網20のルーティングプロトコルとして、OSPF(Open Shortest Path First)及びRIP(Routing Information Protocol)などが使用される。ルーティング処理部160は、IP/MPLS網20のルーティングプロトコルの制御パケットを処理することによって、ルーティング情報データベース161にルーティングテーブルが構築される。
OAM処理部140は、MPLS/IPルータ200から送信されたLSP−pingのRequestパケットを設定処理部120から受信した場合、受信したRequestパケットにインデックスを付与する。なお、インデックスは、他のRequestパケットと異なるものであり、OAM処理部140において一意である。
次に、OAM処理部140は、OAM処理データベース141を参照し、受信したRequestパケットに対応する処理方法を規定するプロファイルを生成し、生成したプロファイルに基づいてRequestパケットに対応する処理を実行する。具体的には、OAM処理部140は、MPLS−TP網30内での接続確認処理であるループバック処理の実行指令、LSP−pingのRequestパケットの送信指令、又はLSP−pingのReplyパケットの送信指令を、装置設定部110及びMPLS−TP装置300を経由して、MPLS−TP網30に接続しているIP/MPLSルータ200に送信する。
また、OAM処理部140は、実行中のRequestパケットに対応する処理を保持するためのOAM処理実行テーブル170を有する。OAM処理実行テーブル170の詳細は図7で説明する。また、OAM処理データベース141の詳細は図8で説明する。
図4は、本発明の第1実施形態のMPLS−TP装置300が有するラベル情報テーブル315の説明図である。
集中制御サーバ100からのラベル情報テーブル315の登録指示をMPLS−TP装置300が受信した場合、ラベル情報テーブル315には新たなエントリが追加される。
ラベル情報テーブル315は、MPLS−TP網パスID325、MPLS−TP網ラベル326、IP/MPLS網パスID327、及びIP/MPLS網ラベル328を含む。
MPLS−TP網パスID325には、MPLS−TP網30のパスの識別情報が登録される。MPLS−TP網ラベル326には、MPLS−TP網パスID325に登録された識別情報によって識別されるMPLS−TP網30のパスのラベルが登録される。
IP/MPLS網パスID327には、MPLS−TP網パスID325に登録された識別情報によって識別されるMPLS−TP網30のパスに対応付けられたIP/MPLS網20のパスの識別情報が登録される。IP/MPLS網ラベル328には、IP/MPLS網パスID327に登録された識別情報によって識別されるIP/MPLS網20のパスのラベルが登録される。
図5は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100が有するパス情報データベース151の説明図である。
パス情報データベース151は、MPLS−TP網パスID152、IP/MPLS網パスID153、宛先IPアドレス154、及びラベル設定情報155A〜155Nを含む。
MPLS−TP網パスID152には、MPLS−TP網30のパスの識別情報が登録される。IP/MPLS網パスID153には、MPLS−TP網パスID325に登録された識別情報によって識別されるMPLS−TP網30のパスに対応付けられたIP/MPLS網20のパスの識別情報が登録される。
宛先IPアドレス154には、IP/MPLS網パスID153に登録された識別情報によって識別されるIP/MPLS網20のパスの宛先となるIP/MPLSルータ200のIPアドレスが登録される。
ラベル設定情報155A〜155Nには、MPLS−TP網パスID152に登録された識別情報によって識別されるMPLS−TP網30のパスの始点となるMPLS−TP装置300から終点となるMPLS−TP装置300までの各MPLS−TP装置300のラベル設定情報155が登録される。MPLS−TP網30のパスがN台のMPLS−TP装置300を経由して構成される場合、ラベル設定情報155はN個となる。MPLS−TP網30のパスは、最低でも、IP/MPLS網20からパケットが入力される始点となるMPLS−TP装置300、及びIP/MPLS網20にパケットを出力する終点となるMPLS−TP装置300によって構成されるので、ラベル設定情報155は、最低でも、始点となるMPLS−TP装置300のラベル設定情報155、及び、終点となるMPLS−TP装置300のラベル設定情報155を含む。ラベル設定情報155の詳細は図6で説明する。
図6は、本発明の第1実施形態のラベル設定情報155の説明図である。
ラベル設定情報155は、装置ID250、入力IF251、入力ラベル252、出力IF253、及び出力ラベル254を含む。
装置ID250には、MPLS−TP装置300の識別情報が登録される。入力IF251には、パケットが入力されるインタフェースの識別情報が登録される。入力ラベル252には、入力されたパケットに付与されるラベルが登録される。出力IF253には、パケットを出力するインタフェースの識別情報が登録される。出力ラベル254には、出力するパケットに付与されるラベルが登録される。
MPLS−TP装置300は、入力IF251に登録された識別情報によって識別されるインタフェースに、入力ラベル252に登録されたラベルが付与されたパケットが入力された場合、当該パケットのラベルを出力ラベル254に登録されたラベルに変換し、出力IF253に登録された識別情報によって登録されたインタフェースから出力する。
図7は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100が有するOAM処理実行テーブル170の説明図である。
OAM処理実行テーブル170は、インデックス171及び処理内容172を含む。
インデックス171には、OAM処理部140がLSP−pingのRequestパケットに付与したインデックスが登録される。処理内容172には、実行中の処理内容を示す情報が登録される。
図8は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100が有するOAM処理データベース141の説明図である。
OAM処理データベース141は、インデックス143、プロセスID144、挿入点アドレス145、折り返し点アドレス146、IP/MPLS網パスID147、MPLS−TP網パスID148、及びプロファイル149を含む。
インデックス143には、OAM処理部140がLSP−pingのRequestパケットに付与したインデックスが登録される。プロセスID144には、LSP−pingのRequestパケットに含まれるプロセスIDが登録される。挿入点アドレス145には、LSP−pingのRequestパケットを送信したIP/MPLSルータ200のアドレスが登録される。折り返し点アドレス146には、LSP−pingのRequestパケットに含まれる折り返し点となるアドレスが登録される。
IP/MPLS網パスID147には、接続確認対象のIP/MPLS網20のパスの識別情報が登録される。MPLS−TP網パスID148には、接続確認対象のIP/MPLS網20のパスに対応付けられるMPLS−TP網30のパスの識別情報が登録される。プロファイル149には、LSP−pingのRequestパケットに対応する処理方法を規定するプロファイルが登録される。プロファイルはOAM処理部140によって生成されるが、プロファイルの生成方法の詳細は図10〜図16で説明する。
図9は、本発明の第1実施形態の伝送システムにおけるOAM処理のフローチャートである。
図9に示すOAM処理の動作例では、図1に示すように、IP/MPLSルータ200BとIP/MPLSルータ200Cとの間の接続を確認するために、MPLS−TP装置300AとMPLS−TP装置300Bとを接続するMPLS−TP網30のパス301にマッピングされたIP/MPLS網20のパス201について、IP/MPLSルータ200C側を終端点としてIP/MPLSルータ200BがLSP−pingのRequestパケットを送信する場合について説明する。
まず、MPLS−TP装置300Aの受信パケット解析振分部313は、ルータアラートラベルが付加されたパケットを検出する。そして、受信パケット解析振分部313は、当該パケットを集中制御サーバ100に送信し、集中制御サーバ100の設定処理部120が当該パケットを受信する(F101)。
集中制御サーバ100の設定処理部120は、ルータアラートレベルが付加されたパケットを受信した場合、受信したパケットのトランスポートレイヤのプロトコルであるUDP(User Datagram Protocol)の送信先ポート番号を参照し、LSP−pingであることを示す「3503」が送信先ポート番号に付与されていれば、受信したパケットをLSP−pingのRequestパケットと判定する(F102)。
次に、設定処理部120は、LSP−pingのRequestパケットと判定されたパケットをOAM処理部140に出力する。OAM処理部140は、入力されたパケット(Requestパケット)に対応する処理と他のLSP−pingのRequestパケットに対応する処理とを区別するためにインデックスを入力されたRequestパケットに設定し、入力されたRequestパケットを保持する(F103)。なお、保持されたRequestパケットは、Replyパケットを送信する場合に参照される。
次に、OAM処理部140は、入力されたRequestパケットに含まれる折り返し点となるアドレスに基づいて、入力されたRequestパケットの処理方法を規定したプロファイルを生成し、OAM処理データベース141を更新する(F104)。プロファイルの生成方法については図10〜図16で詳細を説明する。
OAM処理データベース141の更新方法について具体的に説明する。OAM処理部140は、パス情報データベース151を参照し、入力されたRequestパケットに含まれる確認対象のIP/MPLS網20のパスに対応付けられたMPLS−TP網30のパスを特定する。そして、OAM処理部140は、OAM処理データベース141に新たなエントリを生成し、F103の処理で設定されたインデックスをインデックス143に登録し、入力されたRequestパケットに含まれるプロセスIDをプロセスID144に登録する。また、OAM処理部140は、入力されたRequestパケットに含まれる挿入点アドレスを挿入点アドレス145に登録し、入力されたRequestパケットに含まれる折り返し点となるアドレスを折り返し点アドレス146に登録する。また、OAM処理部140は、入力されたRequestパケットに含まれる確認対象のIP/MPLS網20のパスの識別情報をIP/MPLS網パスID147に登録し、当該確認対象のIP/MPLS網20のパスに対応付けられたMPLS−TP網30のパスの識別情報をMPLS−TP網パスID148に登録する。また、OAM処理部140は、折り返し点となるアドレスに基づいて生成されたプロファイルをプロファイル149に登録する。
次に、OAM処理部140は、OAM処理データベース141を参照し、F103の処理でRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリのプロファイルを検索する。そして、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のF103の処理で設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に検索したプロファイルの最初の処理(処理1)の処理内容を登録し、当該処理を実行する(F105)。そして、OAM処理部140は、最初の処理の実行が完了した場合、プロファイルを参照し、次の処理が存在するか否かを判定する(F106)。
F106の処理で次の処理が存在すると判定された場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のF103の処理で設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に次の処理の処理内容を登録し、次の処理を実行し(F107)、F106の処理に進む。
F106の処理で次の処理が存在しないと判定された場合、すなわち、F104の処理で生成されたプロファイルの全て処理の実行が完了した場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からF103の処理で設定されたインデックスと一致するエントリを削除し(F108)、処理を終了する。
次に、プロファイルの生成方法について図10〜図16を用いて説明する。
図10は、本発明の第1実施形態の折り返し点の説明図である。
集中制御サーバ100は、IP/MPLS網20に接続されるMPLS−TP装置300のインタフェースにIPアドレス付与する。また、集中制御サーバ100は、IP/MPLS網30に接続されるMPLS−TP装置300に当該MPLS−TP装置300自身を示すIPアドレスが設定された仮想的なインタフェースであるループバックインタフェースを設定する。これによって、IP/MPLSルータは、MPLS−TP網全体を一台のIP/MPLSルータとして擬似的に認識することになる。
本実施形態では、OAM処理部140は、LSP−PingのRequestパケットで指定される折り返し点の位置が後述する第1位置〜第3位置のいずれであるかを特定し、折り返し点が第1位置である場合には第1プロファイルを生成し、折り返し点が第2位置である場合には第2プロファイルを生成し、折り返し点が第3位置である場合には第3プロファイルを生成する。
折り返し点が第1位置である場合とは、Requestパケットに含まれる折り返し点のアドレスが、入力インタフェース500又はループバックインタフェース510のアドレスである場合である。入力インタフェース500は、MPLS−TP網30のパスの始点となるMPLS−TP装置300AのIP/MPLSルータ200Bに接続され、集中制御サーバ100によってIPアドレスが付与されたインタフェースである。また、ループバックインタフェース510は、集中制御サーバ100によって設定され、MPLS−TP装置300A自身を示す仮想的なインタフェース(ループバックインタフェース)である。
折り返し点が第2位置である場合とは、Requestパケットに含まれる折り返し点のアドレスが出力インタフェース520のアドレスである場合である。出力インタフェース520は、MPLS−TP網30のパスの終点となるMPLS−TP装置300BのIP/MPLSルータ200Cに接続され、集中制御サーバ100によってIPアドレスが付与されたインタフェースである。
折り返し点が第3位置である場合とは、Requestパケットに含まれる折り返し点のアドレスが、MPLS−TP網30のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bより後段のIP/MPLSルータ200のインタフェース530のアドレスである場合である。
MPLS−TP網30の始点となるMPLS−TP装置300Aは、Requestパケットが入力されるMPLS−TP装置300であるので入力装置といい、MPLS−TP網30の終点となるMPLS−TP装置300Bは、Requestパケットが出力されるMPLS−TP装置300であるので出力装置という。
OAM処理部140は、受信したRequestパケットの折り返し点の位置が第1位置〜第3位置のいずれに該当するかを、受信したRequestパケットに含まれる折り返し点のアドレス及びルーティング情報データベース161を参照することによって特定できる。
図11及び図12を用いて、折り返し点が第1位置である場合に生成される第1プロファイルに規定される処理について説明する。
図11は、本発明の第1実施形態の第1プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。図12は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100による第1プロファイルに規定される処理のフローチャートである。
まず、入力装置であるMPLS−TP装置300Aが、IP/MPLSルータ200BからLSP−pingのRequestパケットを受信する(S100)。この場合、MPLS−TP装置300Aは、受信したLSP−pingのRequestパケットを集中制御サーバ100に送信する(S101)。
次に、集中制御サーバ100は、Requestパケットを受信した場合、受信したRequestパケットに含まれる折り返し点の位置が第1位置であると判定し、第1プロファイルを生成する(S102)。
折り返し点の位置が第1位置である場合、MPLS−TP装置300AにRequestパケットが到達した時点で、Requestパケットの挿入点のIP/MPLSルータ200から指定された折り返し点までの接続が確認できる。このため、第1プロファイルに規定される処理は、Requestパケットに対するReplyパケットの送信をMPLS−TP装置300Aに指示する処理である。
集中制御サーバ100のOAM処理部140は、ReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信するべく、ReplyパケットをMPLS−TP装置300Aに送信する(S103、図12に示すF201)。この場合、OAM処理部140は、OAM処理データベース141を参照し、送信するRequestパケットに挿入点アドレス145に登録されたRequestパケットの挿入点のIPアドレス及びIP/MPLS網パスID147に登録された識別情報を含める。F201の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理1を登録する。
そして、集中制御サーバ100は、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除する。
MPLS−TP装置300Aは、Replyパケットを受信した場合、ReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信する(S104)。
図13及び図14を用いて、折り返し点が第2位置である場合に生成される第2プロファイルに規定される処理について説明する。
図13は、本発明の第1実施形態の第2プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。
S200及びS201の処理は、図11に示すS100及びS101の処理と同じであるので、説明を省略する。
集中制御サーバ100は、S201の処理でMPLS−TP装置300Aから送信されたLSP−pingのRequestパケットを受信した場合、受信したRequestパケットに含まれる折り返し点の位置が第2位置であると判定し、第2プロファイルを生成する(S202)。
折り返し点の位置が第2位置である場合、接続確認の対象となるMPLS−TP網30のパスの始点となるMPLS−TP装置300Aから終点となるMPLS−TP装置300Bまでの接続を確認する必要がある。このため、集中制御サーバ100のOAM処理部140は、接続確認の対象となるMPLS−TP網30のパスの始点となるMPLS−TP装置300Aから終点となるMPLS−TP装置300Bまでの接続を確認するためのLB処理の実行をMPLS−TP装置300Aに指示する(S203)。
MPLS−TP装置300Aは、LB処理の実行が指示された場合、MPLS−TP装置300Bとの間でLB処理を実行する(S204)。
具体的には、MPLS−TP装置300Aは、LBのRequestパケットをMPLS−TP網30のパスに送信する。LBのRequestパケットに含まれるShimヘッダのTTLには、MPLS−TP装置300Aから当該LBのRequestパケットの折り返し点となるMPLS−TP装置300Bまでのホップ数が登録される。
MPLS−TP装置300AからMPLS−TP装置300Bまでのパス上に存在するMPLS−TP装置300は、LBのRequestパケットを受信した場合、ShimヘッダのTTLを1減算し、受信したLBのRequestパケットを次のホップとなるMPLS−TP装置300に送信する。MPLS−TP装置300BがLBのRequestパケットを受信した場合、受信したLBのRequestパケットのShimヘッダのTTLには0が登録されていることになるので、MPLS−TP装置300Bは、LBのRequestパケットに対するReplyパケットをMPLS−TP装置300Aに送信する。
MPLS−TP装置300Aは、LBのReplyパケットを受信した場合、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスの接続が確認されたことを示すLB完了通知を集中制御サーバ100に送信する(S205)。
また、MPLS−TP装置300Bは、LBのReplyパケットを送信した場合、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスの接続が確認されたことを示すLB処理通知を集中制御サーバ100に送信する(S206)。
集中制御サーバ100は、S205の処理で送信されたLB完了通知を受信した場合、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスの接続が確認できたので、LSP−pingのReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信するべく、LSP−pingのReplyパケットをMPLS−TP装置300Aに送信する(S207)。そして、集中制御サーバ100は、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除する。
MPLS−TP装置300Aは、S207の処理で集中制御サーバ100によって送信されたReplyパケットを受信した場合、受信したReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信する(S208)。
以上によって、IP/MPLSルータ200Bから送信されたRequestパケットの折り返し点となるMPLS−TP装置300Bまでの接続を確認することができる。
図14は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100による第2プロファイルに規定される処理のフローチャートである。
集中制御サーバ100のOAM処理部140は、第2プロファイルを生成した場合、図13のS203の処理で説明したように、MPLS−TP装置300AからMPLS−TP装置300Bまでの接続を確認するためのLB処理の実行をMPLS−TP装置300Aに指示する(F301)。F301の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理1を登録する。
次に、集中制御サーバ100のOAM処理部140は、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間以内にMPLS−TP装置300AからLB完了通知を受信するか否かを判定することによって、LB処理が成功したか否かを判定する(F302)。
F302の処理で、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間以内にMPLS−TP装置300AからLB完了通知を受信したと判定された場合、OAM処理部140は、図13に示すS207の処理で説明したように、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスの接続が確認できたので、ReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信するべく、ReplyパケットをMPLS−TP装置300Aに送信する(F303)。この場合、OAM処理部140は、OAM処理データベース141を参照し、送信するRequestパケットに挿入点アドレス145に登録されたRequestパケットの挿入点のIPアドレス及びIP/MPLS網パスID147に登録された識別情報を含める。F303の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理2を登録する。
次に、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し(F304)、処理を終了する。
F302の処理で、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間を経過してもLB完了通知を受信していないと判定された場合、集中制御サーバ100は、LB処理が失敗したと判定し、F304の処理に進み、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し、処理を終了する。
図15及び図16を用いて、折り返し点が第3位置である場合に生成される第3プロファイルに規定される処理について説明する。
図15は、本発明の第1実施形態の第3プロファイルに規定される処理のシーケンス図である。
S300〜S306の処理は、図13に示すS200〜S206の処理と同じであり、説明を省略する。ただし、S302の処理では、集中制御サーバ100は、受信したRequestパケットに含まれる折り返し点の位置が第3位置であると判定し、第3プロファイルを生成する。
集中制御サーバ100は、S205の処理で送信されたLB完了通知を受信した場合、すなわち、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスの接続が確認できた場合、当該MPLS−TP網30のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bから、当該MPLS−TP装置300Bより後段の折り返し点となるIP/MPLSルータまでのIP/MPLS網20のパスの接続を確認する必要がある。このため、集中制御サーバ100は、MPLS−TP装置300Aから送信されたRequestパケットをMPLS−TP装置300Bに送信する(S308)。
MPLS−TP装置300Bは、S308の処理で集中制御サーバ100によって送信されたRequestパケットを受信した場合、受信したRequestパケットをIP/MPLSルータ200Cに送信する(S309)。
IP/MPLSルータ200Cは、Requestパケットに対するReplyパケットを受信した場合、受信したReplyパケットをMPLS−TP装置300Bに送信する(S310)。
MPLS−TP装置300Bは、S310の処理でIP/MPLSルータ200Cによって送信されたReplyパケットを受信した場合、受信したReplyパケットを集中制御サーバ100に送信する(S311)。
集中制御サーバ100は、S311の処理でMPLS−TP装置300Bによって送信されたReplyパケットを受信した場合、当該Replyパケットに対応するRequestパケットの挿入点のIP/MPLSルータ200Bに接続されたMPLS−TP装置300Aに、受信したReplyパケットを送信する(S312)。
MPLS−TP装置300Aは、S312の処理で集中制御サーバ100によって送信されたRequestパケットを受信した場合、受信したRequestパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信する(S313)。
以上によって、折り返し点がMPLS−TP網30のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bより後段のIP/MPLSルータ200である場合、集中制御サーバ100は、MPLS−TP網30のパスの接続の確認後、受信したRequestパケットをMPLS−TP装置300Bを介して当該折り返し点となるIP/MPLSルータ200に転送するため、MPLS−TP網30より後段のIP/MPLSルータ200が折り返し点として指定されても当該折り返し点までの接続を確認することができる。
図16は、本発明の第1実施形態の集中制御サーバ100による第3プロファイルに規定される処理のフローチャートである。
F401、F402、及びF407の処理は、それぞれ、図14に示すF301、F302、及びF304の処理と同じであるので、説明を省略する。
F402の処理で、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間以内にLB完了通知を受信した場合、OAM処理部140は、図15に示すS308の処理で説明したように、MPLS−TP装置300Aから送信されたRequestパケットをIP/MPLSルータ200Cに送信するべく、RequestパケットをMPLS−TP装置300Bに送信する(F403)。F403の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理2を登録する。
次に、OAM処理部140は、F403の処理で送信したRequestパケットに対するReplyパケットを受信するために、処理を所定時間待機する(F404)。F404の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理3を登録する。
次に、OAM処理部140は、F404の処理でReplyパケットを所定時間内に受信した否かを判定する(F405)。
F404の処理でReplyパケットを所定時間内に受信したとF405の処理で判定された場合、OAM処理部140は、MPLS−TP装置300Aに受信したReplyパケットを送信する(F406)。この場合、OAM処理部140は、OAM処理データベース141を参照し、送信するRequestパケットに挿入点アドレス145に登録されたRequestパケットの挿入点のIPアドレス及びIP/MPLS網パスID147に登録された識別情報を含める。F406の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理4を登録する。
次に、OAM処理部140は、F407の処理に進み、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し、処理を終了する。
一方、F404の処理でReplyパケットを所定時間内に受信していないとF405の処理で判定された場合、OAM処理部140は、F407の処理に進み、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し、処理を終了する。
以上、図10〜図16で説明したように、本実施形態によれば、MPLS−TP装置300がIP/MPLSルータ200からRequestパケットを受信した場合、IP/MPLS網20内で用いられるプロトコルを処理可能な集中制御サーバ100に当該Requestパケットを送信し、集中制御サーバ100がRequestパケットの折り返し点を特定し、特定した折り返し点に応じた接続確認処理を実行する。これによって、Reqeustパケットの折り返し点を特定することができ、End−End間の接続を確認可能なシステムを提供できる。また、MPLS−TP網30を一つのIP/MPLSルータ200に擬似的に設定する擬似ルータ方式によって、MPLS−TP網30をIP/MPLS網20のコアとして接続してインターワークを実施する場合であっても、LSP−pingの折り返し点としてMPLS−TP網を指定することができる。
なお、本実施形態の図13〜図16において、集中制御サーバ100は、MPLS−TP装置300AからLB完了通知を受信した場合に、MPLS−TP網30のパスの接続を確認したが、MPLS−TP装置300BからLB処理通知を受信した場合に、MPLS−TP網30のパスの接続を確認してもよい。
また、本実施形態では、集中制御サーバ100が折り返し点に応じてプロファイルを生成したが、折り返し点に応じたプロファイルが予め設定され、集中制御サーバ100が折り返し点を特定した場合に折り返し点に対応するプロファイルを選択するようにしてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図17及び図18を用いて説明する。
第1実施形態では、集中制御サーバ100は、接続確認対象のMPLS−TP網30内のパスの始点となるMPLS−TP装置300と終点となるMPLS−TP装置300との間でLB処理の実行を指示したが、本実施形態では、集中制御サーバ100は、始点となるMPLS−TP装置300から接続確認対象のMPLS−TP網30内のパス上にある全てのMPLS−TP装置300との間でLB処理を実行する。これによって、より信頼性の高い接続確認をすることができる。
図17は、本発明の第2実施形態の伝送システムの構成の説明図である。図17に示す伝送システムは、第1実施形態の図1に示す伝送システムと装置の構成は同じであるが、MPLS−TP網30内のパスが経由するMPLS−TP装置300がことなる。
図17に示すMPLS−TP網30内のパス302は、MPLS−TP装置300Aを始点とし、MPLS−TP装置300C及び300Dを経由して、終点となるMPLS−TP装置300Bに至る。
本実施形態のLB処理では、MPLS−TP装置300AとMPLS−TP装置300Cとの間、MPLS−TP装置300AとMPLS−TP装置300Dとの間、MPLS−TP装置300AとMPLS−TP装置300Bとの間で実行される。
図18は、本発明の第2実施形態の集中制御サーバによる第2プロファイルに規定される処理のフローチャートである。本実施形態の図18に示すF504及びF505の処理は、第1実施形態の図14に示すF303及びF304の処理と同じであるので、説明を省略する。
本実施形態の第2プロファイルに規定される処理では、OAM処理部140は、第1実施形態の図14に示すF301及びF302の処理の代わりに、F501〜F503の処理を実行する。
まず、OAM処理部140は、MPLS−TP装置300Aと当該MPLS−TP装置300Aからnホップ先のMPLS―TP装置300との間におけるLB処理の実行を、MPLS−TP装置300Aに指示する(F501)。F501の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理1−nを登録する。なお、最初にF501の処理が実行される場合、nは1に設定されているものとする。
次に、OAM処理部140は、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間以内にLB完了通知を受信するか否かを判定することによって、LB処理が成功したか否かを判定する(F502)。
F502の処理で、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間を経過してもLB完了通知を受信していないと判定された場合、集中制御サーバ100は、LB処理が失敗したと判定し、F505の処理に進み、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し、処理を終了する。
一方、F502の処理で、MPLS−TP装置300AにLB処理の実行を指示してから所定時間以内にLB完了通知を受信したと判定された場合、OAM処理部140は、MPLS−TP装置300Aからnホップ先のMPLS−TP装置300は接続確認対象となるMPLS−TP網30内のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bであるか否かを判定する(F503)。
F503の処理で、MPLS−TP装置300Aからnホップ先のMPLS−TP装置300は接続確認対象となるMPLS−TP網30内のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bでないと判定された場合、始点となるMPLS−TP装置300から当該パス上にある全てのMPLS−TP装置300との間でLB処理が実行されていないので、OAM処理部140は、nに1を加算した値をnに設定し、F501の処理に戻る。
一方、F503の処理で、MPLS−TP装置300Aからnホップ先のMPLS−TP装置300は接続確認対象となるMPLS−TP網30内のパスの終点となるMPLS−TP装置300Bであると判定された場合、集中制御サーバ100は、始点となるMPLS−TP装置300から当該パス上にある全てのMPLS−TP装置300との間でLB処理がされたので、ReplyパケットをIP/MPLSルータ200Bに送信するべく、ReplyパケットをMPLS−TP装置300Aに送信し(F504)。F504の処理を実行する場合、OAM処理部140は、OAM処理実行テーブル170のRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリの処理内容172に処理2を登録する。
次に、OAM処理部140は、F505の処理に進み、OAM処理実行テーブル170及びOAM処理データベース141からRequestパケットに設定されたインデックスと一致するエントリを削除し、処理を終了する。
以上によって、MPLS−TP網30内のパスにおいて1ホップずつLB処理が実行されるので、接続性確認の信頼性を向上させることができる。
なお、図18に示すLB処理は、第3プロファイルに規定される処理にも適用できる。この場合、第1実施形態の図16に示すF401及びF402の処理に代わり、図18に示すF501〜F503の処理が実行されればよい。
また、本実施形態の処理は、図17に示す伝送システムに限らず、図1に示す伝送システムにも適用可能である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図19を用いて説明する。
本実施形態では、第3プロファイルに規定される処理において、集中制御サーバ100は、LB処理の実行をMPLS−TP装置300Aに指示せず、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスを使用してRequestパケットを折り返し点となるIP/MPLSルータ200に送信する。なお、当該RequestパケットのReplyパケットによって、MPLS−TP網30内のパスの接続を確認することができる。これによって、集中制御サーバ100及びMPLS−TP装置300の処理負荷を軽減しながら、接続性を確認できる。
図19は、本発明の第3実施形態の集中制御サーバ100による第3プロファイルに規定される処理のフローチャートである。
本実施形態の図19に示す第3プロトコルに規定される処理は、第1実施形態の図16に示すF401及びF402の処理を実行せず、F403の処理の代わりにF601の処理を実行する。また、本実施形態の図19に示すF602〜F605の処理は、それぞれ、第1実施形態の図16に示すF404〜F407の処理と同じである。
F601の処理について説明する。
OAM処理部140は、パス情報データベース151を参照し、受信したRequestパケットの送信に用いられたIP/MPLS網20のパスに対応するMPLS−TP網30のパスを特定する。そして、OAM処理部140は、特定したMPLS−TP網30のパスを使用してRequestパケットがMPLS−TP網30内を転送されるように、受信したRequestパケットを特定したMPLS−TP網30のパスの始点となるMPLS−TP装置300Aに送信する(F601)。具体的には、OAM処理部140は、Requestパケットの1段目のラベルをIP/MPLS網20のパスに対応するラベルに設定し、2段目のラベルをMPLS−TP網30のパスに対応するラベルに設定して、RequestパケットをMPLS−TP装置300Aに送信する。
各MPLS−TP装置300は、Requestパケットのようにルータアラートレベルが付与されたパケットを受信した場合、2段目のラベルを参照して、受信したRequestパケットを終点となるMPLS−TP装置300Bまで転送し、1段目のラベルを変更しない。
以上によって、接続確認対象のMPLS−TP網30のパスを使用してRequestパケットが転送されるので、集中制御サーバ100は、MPLS−TP装置300BからReplyパケットを所定時間内受信した場合、LB処理を実行せずとも、End−End間の接続を確認することができるので、集中制御サーバ100及びMPLS−TP装置300がLB処理を実行する分の処理負荷を軽減できる。
また、第1〜第3実施形態では、障害確認機能としてLSP−pingを利用した例について説明したが、挿入点が折り返し点を示したRequestパケットを送信し、当該Requestパケットに対応するReplyパケットを受信することによって接続を確認する機能であれば、他の機能(例えば、VCCV等)を利用してもよい。また、集中制御によって通信パスが構築される網内の障害確認機能としてループバックを利用した例について説明したが、他の機能を利用してもよい。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり,本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更が可能である。
20 IP/MPLS網
30 MPLS−TP網
100 集中制御サーバ
110 装置設定部
120 設定処理部
130 管理者設定部
140 OAM処理部
141 OAM処理データベース
150 パス設定部
151 パス情報データベース
160 ルーティング処理部
161 ルーティング情報データベース
170 OAM処理実行テーブル
200 IP/MPLSルータ
300 MPLS−TP装置
400 ユーザサイト

Claims (15)

  1. 始点となる通信装置から終点となる通信装置までの間で、前記通信装置が制御パケットを用いて自律分散的に構築した第1通信経路に接続される複数の伝送装置と、
    前記伝送装置によって構成される伝送網内において始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までの間の第2通信経路を構築し、前記第1通信経路と前記第2通信経路との対応関係を前記第2通信経路を構成する伝送装置に設定することによって、前記通信装置間の前記第1通信経路を確立する集中制御計算機と、を備える伝送システムにおいて、
    前記第1通信経路を介したデータの通信に用いる第1通信プロトコルと前記第2通信経路を介したデータの通信に用いる第2通信プロトコルとは異なるものであって、
    前記集中制御計算機は、
    前記第1通信プロトコルを処理可能であって、
    前記伝送装置の前記通信装置に接続されるインタフェースを前記通信装置のインタフェースとして接続先の通信装置に擬似的に認識させるために、前記第1通信プロトコルにおけるインタフェースの識別情報を当該インタフェースに設定し、
    前記伝送装置は、前記通信装置から折り返し点までの接続を確認するための接続確認要求を前記通信装置から受信した場合、前記受信した接続確認要求を前記集中制御計算機に送信し、
    前記集中制御計算機は、
    前記伝送装置から前記接続確認要求を受信した場合、前記受信した接続確認要求に基づいて前記折り返し点を特定し、
    前記特定した折り返し点に応じて、前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示し、
    前記伝送装置による接続の確認結果に応じて、前記接続確認要求を送信した通信装置への前記接続確認要求に対する応答である接続確認応答を前記伝送装置に送信することを特徴とする伝送システム。
  2. 前記集中制御計算機は、前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置以外の通信装置に接続された伝送装置に設定された擬似的なインタフェースであると特定した場合、前記折り返し点となる擬似的なインタフェースが設定された伝送装置によって構成される第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記集中制御計算機は、
    前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置に対して前記第2通信経路を経由した前記第1通信経路上の通信装置であると特定した場合、前記折り返し点となる通信装置と通信するための前記第1通信経路に関連付けられた前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示し、
    当該第2通信経路の接続を確認した場合、前記受信した接続確認要求を前記第2通信経路の終点となる伝送装置に送信し、
    前記第2通信経路の終点となる伝送装置は、
    前記集中制御計算機から接続確認要求を受信した場合、前記受信した接続確認要求を前記折り返し点となる通信装置に送信し、
    前記折り返し点となる通信装置から接続確認応答を受信した場合、前記受信した接続確認応答を前記集中制御計算機に送信し、
    前記集中制御計算機は、前記接続確認応答を前記第2通信経路の終点となる伝送装置から受信した場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置に、前記受信した接続確認応答を送信し、
    前記第2通信経路の始点となる伝送装置伝送装置は、前記集中制御計算機から前記接続確認応答を受信した場合、前記接続確認要求を送信した通信装置に、前記受信した接続確認応答を送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  4. 前記集中制御計算機は、前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置に対して前記第2通信経路を経由した前記第1通信経路上の通信装置であると特定した場合、当該第2通信経路の始点となる伝送装置に、前記受信した接続確認要求を送信し、
    前記第2通信経路の始点となる伝送装置は、前記集中制御計算機から前記接続確認要求を受信した場合、前記第2通信経路を介して前記第2通信経路の終点となる伝送装置に前記受信した接続確認要求を送信し、
    前記第2通信経路の終点となる伝送装置は、
    前記第2通信経路の始点となる伝送装置から前記接続確認要求を受信した場合、前記折り返し点となる通信装置に前記受信した接続確認要求を送信し、
    前記折り返し点となる通信装置から接続確認応答を受信した場合、前記受信した接続確認応答を前記集中制御計算機に送信し、
    前記集中制御計算機は、前記接続確認応答を前記第2通信経路の終点となる伝送装置から受信した場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置に、前記受信した接続確認応答を送信し、
    前記第2通信経路の始点となる伝送装置は、前記集中制御計算機から前記接続確認応答を受信した場合、前記接続確認要求を送信した通信装置に前記受信した接続確認応答を送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  5. 前記集中制御計算機は、前記受信した接続確認要求の折り返し点が、前記接続確認要求を送信した通信装置に接続される伝送装置に設定された擬似的なインタフェースであると特定した場合、前記接続確認要求を受信した伝送装置に接続確認応答を送信し、
    前記接続確認要求を受信した伝送装置は、前記接続確認要求を送信した通信装置に前記受信した前記接続確認応答を送信することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  6. 前記集中制御計算機は、前記第2通信経路の接続の確認を指示する場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置と終点となる伝送装置との間の接続を前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して確認することを、前記始点となる通信装置に指示し、
    前記第2通信経路の始点となる通信装置は、前記第2通信経路の接続の確認が指示された場合、前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して、前記終点となる伝送装置との間の接続を確認することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  7. 前記集中制御計算機は、前記第2通信経路の接続の確認を指示する場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までに経由する全ての伝送装置との接続を前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して確認することを、前記始点となる通信装置に指示し、
    前記第2通信経路の始点となる通信装置は、前記第2通信経路の接続の確認が指示された場合、前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して、前記終点となる伝送装置までに経由する全ての伝送装置との間の接続を確認することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  8. 第1通信経路に接続される複数の伝送装置によって構成される伝送網内において始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までの間の第2通信経路を構築し、前記第1通信経路と前記第2通信経路との対応関係を前記第2通信経路を構成する伝送装置に設定することによって、前記通信装置間の前記第1通信経路を確立する集中制御計算機において、
    前記第1通信経路は、始点となる通信装置から終点となる通信装置までの間で制御パケットを利用して前記通信装置によって自律分散的に構築され、
    前記第1通信経路を介したデータの通信に用いる第1通信プロトコルと前記第2通信経路を介したデータの通信に用いる第2通信プロトコルとは異なるものであって、
    前記集中制御計算機は、
    前記第1通信プロトコルを処理可能であって、
    前記伝送装置の前記通信装置に接続されるインタフェースを前記通信装置のインタフェースとして接続先の通信装置に擬似的に認識させるために、前記第1通信プロトコルにおけるインタフェースの識別情報を当該インタフェースに設定し、
    前記通信装置から折り返し点までの接続を確認するための接続確認要求を前記伝送装置から受信した場合、前記受信した接続確認要求に基づいて前記折り返し点を特定し、
    前記特定した折り返し点に応じて、前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示し、
    前記伝送装置による接続の確認結果に応じて、前記接続確認要求を送信した通信装置への前記接続確認要求に対する応答である接続確認応答を前記伝送装置に送信することを特徴とする集中制御計算機。
  9. 前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置以外の通信装置に接続された伝送装置に設定された擬似的なインタフェースであると特定した場合、前記折り返し点となる擬似的なインタフェースが設定された伝送装置によって構成される第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  10. 前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置に対して前記第2通信経路を経由した前記第1通信経路上の通信装置であると特定した場合、前記折り返し点となる通信装置と通信するための前記第1通信経路に関連付けられた前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示し、
    当該第2通信経路の接続を確認した場合、前記折り返し点となる通信装置に前記受信した接続確認要求を送信すべく、前記受信した接続確認要求を前記第2通信経路の終点となる伝送装置に送信し、
    前記折り返し点となる通信装置によって送信された接続確認応答を前記第2通信経路の終点となる伝送装置を介して受信した場合、前記接続確認要求を送信した通信装置に前記受信した接続確認応答を送信すべく、前記第2通信経路の始点となる伝送装置に前記受信した接続確認応答を送信することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  11. 前記受信した接続確認要求の折り返し点が、当該接続確認要求を送信した通信装置に対して前記第2通信経路を経由した前記第1通信経路上の通信装置であると特定した場合、当該第2通信経路を経由して前記折り返し点となる通信装置に前記接続確認要求を送信すべく、前記第2通信経路の始点となる伝送装置に前記受信した接続確認要求を送信し、
    前記折り返し点となる通信装置によって送信された接続確認応答を前記第2通信経路の終点となる伝送装置を介して受信した場合、前記接続確認要求を送信した通信装置に前記受信した接続確認応答を送信すべく、前記第2通信経路の始点となる伝送装置に前記受信した接続確認応答を送信することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  12. 前記受信した接続確認要求の折り返し点が、前記接続確認要求を送信した通信装置に接続される伝送装置に設定された擬似的なインタフェースであると特定した場合、前記接続確認要求を送信した通信装置に接続確認応答を送信すべく、前記接続確認要求を受信した伝送装置に前記接続確認応答を送信することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  13. 前記第2通信経路の接続の確認を指示する場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置と終点となる伝送装置との間の接続を前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して確認することを、前記始点となる通信装置に指示することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  14. 前記第2通信経路の接続の確認を指示する場合、前記第2通信経路の始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までに経由する全ての伝送装置との接続を前記第2通信プロトコルの接続確認機能を利用して確認することを、前記始点となる通信装置に指示することを特徴とする請求項8に記載の集中制御計算機。
  15. 始点となる通信装置から終点となる通信装置までの間で、制御パケットを利用して自律分散的に構築された第1通信経路に接続される複数の伝送装置と、
    前記伝送装置によって構成される伝送網内において始点となる伝送装置から終点となる伝送装置までの間の第2通信経路を構築し、前記第1通信経路と前記第2通信経路との対応関係を前記第2通信経路を構成する伝送装置に設定することによって、前記通信装置間の前記第1通信経路を確立する集中制御計算機と、を備える伝送システムにおけるデータの伝送方法において、
    前記第1通信経路を介したデータの通信に用いる第1通信プロトコルと前記第2通信経路を介したデータの通信に用いる第2通信プロトコルとは異なるものであって、
    前記集中制御計算機は、
    前記第1通信プロトコルを処理可能であって、
    前記伝送装置の前記通信装置に接続されるインタフェースを前記通信装置のインタフェースとして接続先の通信装置に擬似的に認識させるために、前記第1通信プロトコルにおけるインタフェースの識別情報を当該インタフェースに設定し、
    前記方法は、
    前記伝送装置が、前記通信装置から折り返し点までの接続を確認するための接続確認要求を前記通信装置から受信した場合、前記受信した接続確認要求を前記集中制御計算機に送信するステップと、
    前記集中制御計算機が、前記伝送装置から前記接続確認要求を受信した場合、前記受信した接続確認要求に基づいて前記折り返し点を特定するステップと、
    前記集中制御計算機が、前記特定した折り返し点に応じて、前記第2通信経路の接続の確認を、当該第2通信経路を構成する伝送装置に指示するステップと、
    前記集中制御計算機が、前記伝送装置による接続の確認結果に応じて、前記接続確認要求を送信した通信装置への前記接続確認要求に対する応答である接続確認応答を前記伝送装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする伝送方法。
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