JP2013221717A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

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昭徳 山本
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宗 平岡
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Masaki Toyoshima
正樹 豊島
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Abstract

【課題】沸き上げ時のエネルギ使用効率のよいヒートポンプ式給湯機を提供する。
【解決手段】本発明の給湯機は、設定された保温時間の間、浴槽1内の湯水を所定の目標浴槽温度に保つ保温機能を備えている。保温機能が設定されている期間には、浴槽湯水の温度T_bthを所定時間t_int毎に検知し、温度T_bthが目標浴槽温度T_dstよりも低い場合に貯湯タンク100内の高温水を熱源湯水とした浴槽湯水の追焚き加熱を実行する。本発明の給湯機は、追焚き加熱に利用した熱源湯水を給湯口104へ供給する第1流路形態と、熱源湯水を貯湯タンク100に戻す第2流路形態と、を切り替える三方弁15を有しており、保温機能が設定されている期間において、給湯口104からの出湯が開始された場合には、所定時間t_intの経過を待たずに、第1流路形態による追焚き加熱を実行する。
【選択図】図4

Description

この発明は、貯湯式ヒートポンプ給湯機に関する。
従来、例えば、貯湯を熱源として熱交換器による浴槽湯水の追焚き加熱を行う貯湯式ヒートポンプ給湯機において、熱交換器を通過した熱源湯水を貯湯タンクへ戻さずに給湯湯水として利用する技術が知られている。これにより、貯湯タンクに中温水が貯留されることを抑制することができるので、ヒートポンプによる貯湯沸き上げ時のエネルギ使用効率の悪化が低減される。
特開2010−266186号公報
しかしながら、上記従来の公報に記載された給湯利用方法では、給湯と追焚き加熱動作の時機を合わせる必要がある。このため、例えば、浴槽湯水を所定の時間一定温度以上に自動的に保つ保温機能を使用している場合においては、追焚き加熱動作時に給湯動作が実施されない場合もあり、中温水を抑制する効果が小さくなるという課題が生じる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、保温機能を使用している期間中に熱源湯水の給湯湯水への利用の時機を逸することを抑制することにより、沸き上げ時のエネルギ使用効率のよいヒートポンプ式給湯機を提供することを目的とする。
この発明に係るヒートポンプ式給湯機は、ヒートポンプを利用して加熱された温水を貯留させる貯湯タンクと、一端が貯湯タンクの上部に配した第1の接続口に接続され、途中に水熱交換器および熱源ポンプが設けられ、他端が第1の接続口よりもタンク下方に配した第2の接続口に接続された追焚き熱源循環回路と、追焚き熱源循環回路上における熱源ポンプの下流側と給湯端末とを接続する給湯回路と、貯湯タンクの第1の接続口と給湯端末とが追焚き熱源循環回路および給湯回路を介して連通する第1流路形態と、貯湯タンクの第1の接続口と第2の接続口とが追焚き熱源循環回路を介して連通する第2流路形態と、を切り替え可能な流路切替手段と、浴槽から浴槽循環ポンプおよび水熱交換器を介して浴槽へと戻る風呂追焚き循環回路と、風呂追焚き循環回路内の浴槽湯水温度を検知する温度検知手段と、を備え、給湯端末からの出湯有無を検知する出湯検知手段と、熱源ポンプと浴槽循環ポンプとを駆動して貯湯タンク内の高温水と浴槽の湯水とをそれぞれ水熱交換器へ流入させることにより、浴槽の湯水を加熱する加熱追焚き運転を行う加熱追焚き運転手段と、浴槽の湯水の温度を所定の設定温度に保つ保温運転の実行を設定する保温運転設定手段と、保温運転が実行されている期間に、流路切替手段および加熱追焚き運転手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、加熱追焚き運転を実行していない期間中の所定の設定時間毎に検知される浴槽水温度を監視温度として取得する取得手段と、監視温度が設定温度よりも低い場合に、第2流路形態を選択して加熱追焚き運転を実行する第1の加熱追焚き運転手段と、出湯検知手段により出湯が検知された場合に、第1流路形態を選択して加熱追焚き運転を行う第2の加熱追焚き運転手段と、を含むものである。
この発明によれば、沸き上げ時のエネルギ使用効率のよいヒートポンプ式給湯機を得ることができる。
本発明の実施の形態1のヒートポンプ式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1のヒートポンプ式給湯機の制御装置の機能を示す構成図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明が適用されるヒートポンプ式給湯機と該給湯機に接続された浴槽の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ式給湯機は、貯湯タンク100と、貯湯タンク100から取り出された水を高温に沸き上げる沸き上げ手段としてのヒートポンプ式熱源機200とを有している。ヒートポンプ式熱源機200の内部には、圧縮機、水−冷媒熱交換器、膨張弁、空気熱交換器およびアキュームレータが冷媒配管により順次接続されて構成されたヒートポンプ回路が備えられている。
沸き上げ循環回路は、貯湯タンク100の下部に設けられたタンク沸上げ往き口201と、このタンク沸上げ往き口201とヒートポンプ式熱源機200とを接続する往き管204と、往き管204の途中に設置された熱源機循環ポンプ202と、貯湯タンク100の上部に設けられたタンク沸上げ戻り口203とヒートポンプ式熱源機200とを接続する戻り管205とを有している。
貯湯タンク100内は、上層側に高温水が、下層側に低温水が、積層状態でそれぞれ貯留され、常に満水に保たれる。ヒートポンプ式熱源機200による加熱動作(沸き上げ動作)を行う場合には、熱源機循環ポンプ202を作動することにより、貯湯タンク100の下部から取り出された低温水が往き管204を通ってヒートポンプ式熱源機200内に送られる。この水はヒートポンプ式熱源機200内で沸き上げられて高温水となり、戻り管205を通って貯湯タンク100の上部に戻される。この沸き上げ動作により、貯湯タンク100内には、上部から下部へ向かって高温水が蓄積されていく。
風呂追焚き循環回路は、浴槽1の浴槽水循環出口2と水熱交換器5の熱交換器浴槽水入口4とを接続する浴槽配管8と、浴槽配管8の途中に設置された浴槽循環ポンプ3と、水熱交換器5の熱交換器浴槽水出口6と浴槽1の浴槽水循環入口7とを接続する浴槽配管9とを有している。浴槽1の湯水を追焚き(保温を含む)する追焚き加熱を行う場合には、浴槽循環ポンプ3が駆動される。浴槽循環ポンプ3の駆動により、浴槽1の湯水は、浴槽配管8、水熱交換器5、浴槽配管9を順次通過して浴槽1に戻るように循環する。また、浴槽配管8における浴槽水循環出口2と浴槽循環ポンプ3との間には、風呂追焚き循環回路内の流水を検知するための流水検知手段502が設けられている。また、浴槽配管8における浴槽循環ポンプ3と熱交換器浴槽水入口4との間には、水熱交換器5へ入水する浴槽湯水の温度を検知するための浴槽湯水温度検知手段503が設けられている。更に、浴槽配管9における熱交換器浴槽水出口6の近傍には、水熱交換器5から出水される浴槽戻り湯水の温度を検知するための浴槽戻り湯水温度検知手段504が設けられている。
追焚き熱源循環回路は、貯湯タンク100の上部に設けられたタンク追焚き熱源往き口11と水熱交換器5の水熱交換器熱源水入口12とを接続する往き管16と、水熱交換器5の水熱交換器熱源水出口13と貯湯タンク100の下部に設けられたタンク追焚き熱源戻り口17とを接続する戻り管18と、戻り管18の途中に設置された熱源ポンプ14と、熱源ポンプ14の吐出側に設置された三方弁15と、を有している。尚、タンク追焚き熱源戻り口17の配置は、貯湯タンク100の高さ方向についてタンク追焚き熱源往き口11よりも低い位置であれば貯湯タンク100の下部に限定されず、例えば、貯湯タンク100の中部に設けることとしてもよい。
給湯回路は、貯湯タンク100のタンク高温出湯口102と給湯端末としての給湯口104とを接続する給湯配管105と、給湯配管105の途中に設けられた混合弁103と、水道等の水源と混合弁103とを接続する給水配管106と、貯湯タンク100の下部に設けられたタンク給水入口101と給水配管106の途中とを接続する給水配管107と、を有している。
水道等の水源から給水配管106を通って貯湯タンク100に供給される水は、図示しない減圧弁により所定圧力に減圧された後、給水配管107を通って貯湯タンク100のタンク給水入口101に流入する。また、減圧弁で減圧された水は混合弁103にも供給される。混合弁103は、給湯配管105を流れる湯に給水配管106を流れる水を混合し、所定の温度に調整された湯水を給湯口104へ供給する。
また、給湯回路は、給湯配管105におけるタンク高温出湯口102と混合弁103との間と三方弁15とを接続する熱源湯水給湯配管108を更に有している。三方弁15は、熱源ポンプ14と給湯口104とが戻り管18、熱源湯水給湯配管108および給湯配管105を介して連通する流路状態Aと、熱源ポンプ14とタンク追焚き熱源戻り口17とが戻り管18を介して連通する流路状態Bと、を切り替え可能な流路切替手段として機能するものである。また、給湯配管105における混合弁103と給湯口104との間には、給湯口104からの出湯を検知するための流量検知手段505が設けられている。
図1に示すヒートポンプ式給湯機の内部には、制御装置500が設けられている。本給湯機が備えるアクチュエータ類およびセンサ類は、制御装置500と電気的に接続されている。また。制御装置500には、上述したセンサ類の他、追焚き加熱によって浴槽温度を維持する保温機能を設定する保温時間設定手段501が接続されている。制御装置500は、保温時間設定手段501、流水検知手段502、浴槽湯水温度検知手段503、浴槽戻り湯水温度検知手段504および流量検知手段505の検知結果を用いて、熱源ポンプ14、浴槽循環ポンプ3、三方弁15の駆動を制御する。
図2は、制御装置500における保温機能を実施するため制御機能を示す図である。この図に示すように、制御装置500は、時刻と保温時間の計時を行う計時手段511と、使用者の給湯や追焚きの使用履歴を時間とともに記録する記録手段512と、保温時間設定手段501の設定情報を保温機能の動作時間として設定する動作時間設定手段513と、から構成される。
次に、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機の特徴的動作について説明する。本実施の形態のヒートポンプ式給湯機は、設定された保温時間の間、浴槽1内の湯水を所定の目標浴槽温度に保つ保温機能を備えている。具体的には、保温機能の実行が使用者によって選択されると、制御装置500は、経時手段511により経過時間t_cntを計時する。そして、経過時間t_cntが所定の浴槽監視間隔設定時間t_intに達した時点で浴槽循環ポンプ3を駆動し、浴槽湯水温度検知手段503を用いて浴槽1内の浴槽湯水の温度(浴槽温度)T_bthを検知する。その結果、検知された浴槽温度T_bthが設定された目標浴槽温度T_dstよりも低い場合には、貯湯タンク100内に貯留されていた高温水(熱源湯水)を利用した浴槽湯水の追焚き加熱を実行する。具体的には、浴槽循環ポンプ3および熱源ポンプ14を駆動することにより、水熱交換器5内に流入する熱源湯水と浴槽湯水との間で熱交換を行う。追焚き加熱は浴槽温度T_bthが目標浴槽温度T_dstに到達するまで継続し、追焚き加熱が終了した時間から再び経過時間t_cntの計時を行う。
尚、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機では、追焚き加熱時における熱源湯水の流路形態として、三方弁15の流路状態Aが選択された第1流路形態と流路状態Bが選択された第2流路形態とを切り替え可能に構成されている。第1流路形態では、タンク追焚き熱源往き口11から往き管16、水熱交換器5および戻り管18、および熱源湯水給湯配管108を介して給湯配管105へと連通する給湯流路が形成される。これにより、熱源湯水は、水熱交換器5にて熱交換を行った後に給湯口104からの給湯用の湯水として利用される。一方、第2流路形態では、タンク追焚き熱源往き口11から往き管16、水熱交換器5および戻り管18を介してタンク追焚き熱源戻り口17へと戻る循環流路が形成される。これにより、熱源湯水は、水熱交換器5にて熱交換を行った後に再び貯湯タンク100内に流入される。
ここで、第2流路形態にて追焚き加熱が実行されると、水熱交換器5における熱交換により低温となった湯水(例えば中温水)が熱源戻り口17から貯湯タンク100内に流入する。このため、貯湯タンク100内へ戻された中温水がタンク内の低温水と混ざってしまうと、該貯湯タンク100からヒートポンプ式熱源機200へ送られる低温水の温度が上昇してしまい、次回のヒートポンプ式熱源機200での沸き上げ効率が低下してしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態の給湯機では、保温機能が実行されている期間において、給湯口104からの出湯が開始された場合には、経過時間t_cntが浴槽監視間隔設定時間t_intに達する前であっても、第1流路形態による追焚き加熱を実行することとする。これにより、熱源湯水を給湯に利用する機会を有効に増やすことができるので、沸き上げ効率の低下を抑制することが可能となる。
また、本実施の形態の給湯機では、第1流路形態による追焚き加熱の実行中において、浴槽温度T_bthが設定された目標浴槽温度T_dstに達した場合には、追焚き加熱を速やかに終了することとする。これにより、浴槽湯水が必要以上に加熱される事態を有効に回避することが可能となる。
また、本実施の形態の給湯機では、第1流路形態による追焚き加熱の実行中において、給湯口104からの出湯が停止された場合には、追焚き加熱を停止した上で、当該停止直後の浴槽温度の監視間隔を、浴槽監視間隔設定時間t_intよりも短く設定することとする。具体的には、給湯口104からの出湯が停止され、追焚き加熱を停止した場合に、例えば、次式(1)に示す浴槽監視間隔調整時間t_dltに経過時間t_cntを記録する。そして、追焚き加熱を停止した後の経過時間t_cntは、浴槽監視間隔調整時間t_dltを浴槽監視間隔設定時間t_intから減じた時間と比較することとする。(後述のステップS211、S212)
浴槽監視間隔調整時間t_dlt=t_cnt ・・・(1)
このような制御によれば、給湯口104からの出湯の停止により追焚き加熱が突然停止された場合に、浴槽温度T_bthが浴槽監視間隔設定時間t_intよりも短時間で再検知される。その結果、浴槽温度T_bthが設定された目標浴槽温度T_dstに達していない場合には、第2流路形態による追焚き加熱を実行することができるので、第1流路形態による追焚き加熱から第2流路形態による追焚き加熱への切り替えを短時間で行うことができる。
次に、保温機能の実行設定および追焚き熱源湯水の給湯利用許否の設定について説明する。先ず、使用者によって保温時間設定手段501が操作され、保温機能の実行が設定されると、動作時間設定手段513により保温機能の終了時刻t_setが設定される。ここで、例えば、現在時刻t_preが過去の出湯履歴から判断して給湯の利用が期待できない時間帯である場合や、終了時刻t_setに到達する直前である場合には、熱源湯水の給湯利用を行うための制御を実行する必要性が薄い。そこで、本実施の形態の給湯機では、熱源湯水の給湯利用について、現在時刻t_preに応じてその許否を判定することとする。具体的には、例えば、現在時刻t_preから保温機能の終了時刻t_setまでの時間が所定の保温機能の残り時間t_rstよりも小さい場合に熱源湯水の給湯利用を許可しないこととすればよい。これにより、無駄な制御が実行される事態を有効に抑止することが可能となる。
また、熱源湯水の給湯利用許否の判定については、過去の給湯履歴を利用することとしてもよい。具体的には、例えば、過去1週間の出湯履歴として、各日の最終給湯時刻を記録手段512により記憶しておき、記憶されている最終給湯時刻の中で最も遅い時刻を学習最終給湯時刻t_lstとして特定する。そして、現在時刻t_preが学習最終給湯時刻t_lstを経過している場合に熱源湯水の給湯利用を許可しないこととすればよい。これにより、無駄な制御が実行される事態を有効に抑止することが可能となる。
次に、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機の保温機能の具体的処理について説明する。図3は、本実施の形態1のヒートポンプ給湯機において実行されるルーチンのフローチャートである。図3に示すルーチンは、使用者により保温機能が設定された場合に開始される。図3に示すルーチンが開始されると、先ず、制御装置500は、ステップS101において保温機能使用フラグFLG_KをONにする。次に、ステップS102では、給湯時に追焚き熱源湯水の利用を許可するフラグFLG_SをONにする。次に、ステップS103では、動作時間設定手段513で設定された保温機能終了時刻t_setと、計時手段511で計時される現在時刻t_preとの時間差が、所定の時間t_rstより短くなるか否か、もしくは現在時刻t_preが、記録手段512が記録した所定の期間(例えば、過去1週間)の最終給湯時刻t_lstを過ぎたか否かを判定する。その結果、何れかの判定が成立した場合には、ステップS104に移行し、給湯時に追焚き熱源湯水の利用を許可するフラグFLG_SをOFFにする。
上記ステップS104の処理の後、または上記ステップS103において何れの判定も成立しない場合には、次のステップS105に移行し、現在時刻t_preが保温器機能終了時刻t_setを経過したか否かを判定する。その結果、判定が成立した場合には、次のステップS106において保温機能使用フラグFLG_KをOFFにする。一方、上記ステップS105において、判定が成立しない場合には、ステップS200に移行し、後述する加熱動作決定手段を実行する。上記ステップS106またはステップS200の処理が終了すると、再びステップS102に移行し、一連の動作を繰り返す。
次に、上記ステップS200において実行される加熱動作決定手段の具体的処理について説明する。図4は、本実施の形態1のヒートポンプ給湯機において実行される加熱動作決定手段のルーチンを示すフローチャートである。図4に示すルーチンは、図3に示すルーチンのステップS200の処理として実行される。図4に示すルーチンが開始されると、先ず、制御装置500は、ステップS201において浴槽温度の監視時間t_cntを0に初期化する。次に、ステップS202では、流量検知手段505で検知された流量F_splが0より大きく、且つフラグFLG_SがONであるか否かを判定する。その結果、判定の不成立が認められた場合には、追焚き熱源湯水を給湯に利用することができないと判断されて、ステップS212へ移行する。
ステップS212では、経過時間t_cntが所定の浴槽温度監視間隔時間t_intから浴槽監視間隔調整時間t_dltを減じた時間よりも大きいか否かを判定する。その結果、判定の成立が認められない場合には、ステップS213に遷移して、経過時間t_cntに所定時間(例えば1秒)を加算し、再びステップS202へ遷移する。
一方、上記ステップS212において判定の成立が認められた場合には、次のステップS214に移行する。ステップS214では、浴槽循環ポンプ3をONにする。次のステップS215では、浴槽湯水温度検知手段503の検知温度T_bthが所定の目標浴槽温度T_dstより高いか否かを判定する。その結果、判定の成立が認められた場合には、次のステップS218へ移行し、判定の成立が認められない場合には、ステップS217へ移行する。
ステップS217では、熱源ポンプ14をONにして、その後再びステップS215へ遷移する。一方、ステップS218では、熱源ポンプ14をOFFにする。次に、ステップS219では、浴槽循環ポンプ3をOFFにする。次に、ステップS220では、間隔調整時間t_dltを0に初期化し、再びステップS201へ遷移する。
一方、上記ステップS202において判定の成立が認められた場合には、追焚き熱源湯水を給湯に利用することが可能と判断されて、次のステップS203へ移行する。ステップS203では、三方弁15を流路状態A側へ切り替える。次に、ステップS204では、浴槽循環ポンプ3をONにする。次に、ステップS205では、熱源ポンプ14をONにする。次に、ステップS206では、流量F_splが0となっているか否か、または、浴槽湯水温度検知手段503の検知温度T_bthが所定の目標浴槽温度T_dstより高いか否かを判定する。その結果、判定の成立が認められた場合には、次のステップS207へ移行し、判定の成立が認められない場合には、ステップS203へ再び移行する。
ステップS207では、熱源ポンプ14をOFFにし、次のステップS208では、浴槽循環ポンプ3をOFFにする。次に、ステップS209では、三方弁15を流路状態B側へ切替える。
次に、ステップS210では、流量F_splが0か否かを判定する。その結果、判定の成立が認められた場合には、浴槽監視間隔調整時間t_dltに経過時間t_cntを記録し、再びステップS201へ移行する。一方、上記ステップS210において流量F_splが0でないと判定した場合には、再び上記ステップS201へ遷移する。
以上説明したとおり、本実施の形態のヒートポンプ式給湯機によれば、追焚き加熱に利用後の熱源湯水(中温水)をタンクに戻す機会を有効に低減することができる。
1 浴槽
3 浴槽循環ポンプ
5 水熱交換器
8 浴槽配管(風呂追焚き循環回路)
9 浴槽配管(風呂追焚き循環回路)
11 タンク追焚き熱源往き口(第1の接続口)
14 熱源ポンプ
15 三方弁(流路切替手段)
16 往き管(追焚き熱源循環回路)
17 タンク追焚き熱源戻り口(第2の接続口)
18 戻り管(追焚き熱源循環回路)
100 貯湯タンク
104 給湯口(給湯端末)
105 給湯配管(給湯回路)
108 熱源湯水給湯配管(給湯回路)
200 ヒートポンプ式熱源機
500 制御装置(制御手段)
501 保温時間設定手段
502 流水検知手段(出湯検知手段)
503 浴槽湯水温度検知手段(温度検出手段)
505 流量検知手段(出湯検知手段)
512 記録手段
513 動作時間設定手段(保温運転設定手段)

Claims (6)

  1. ヒートポンプを利用して加熱された温水を貯留させる貯湯タンクと、
    一端が前記貯湯タンクの上部に配した第1の接続口に接続され、途中に水熱交換器および熱源ポンプが設けられ、他端が前記第1の接続口よりもタンク下方に配した第2の接続口に接続された追焚き熱源循環回路と、
    前記追焚き熱源循環回路上における前記熱源ポンプの下流側と給湯端末とを接続する給湯回路と、
    前記貯湯タンクの前記第1の接続口と前記給湯端末とが前記追焚き熱源循環回路および前記給湯回路を介して連通する第1流路形態と、前記貯湯タンクの前記第1の接続口と前記第2の接続口とが前記追焚き熱源循環回路を介して連通する第2流路形態と、を切り替え可能な流路切替手段と、
    浴槽から浴槽循環ポンプおよび前記水熱交換器を介して前記浴槽へと戻る風呂追焚き循環回路と、
    前記風呂追焚き循環回路内の浴槽湯水温度を検知する温度検知手段と、を備え、
    前記給湯端末からの出湯有無を検知する出湯検知手段と、
    前記熱源ポンプと前記浴槽循環ポンプとを駆動して前記貯湯タンク内の高温水と前記浴槽の湯水とをそれぞれ前記水熱交換器へ流入させることにより、前記浴槽の湯水を加熱する加熱追焚き運転を行う加熱追焚き運転手段と、
    前記浴槽の湯水の温度を所定の設定温度に保つ保温運転の実行を設定する保温運転設定手段と、
    前記保温運転が実行されている期間に、前記流路切替手段および前記加熱追焚き運転手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記加熱追焚き運転を実行していない期間中の所定の設定時間毎に検知される前記浴槽水温度を監視温度として取得する取得手段と、
    前記監視温度が前記設定温度よりも低い場合に、前記第2流路形態を選択して前記加熱追焚き運転を実行する第1の加熱追焚き運転手段と、
    前記出湯検知手段により出湯が検知された場合に、前記第1流路形態を選択して前記加熱追焚き運転を行う第2の加熱追焚き運転手段と、
    を含むことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  2. 前記制御手段は、第2の加熱追焚き運転手段による前記加熱追焚き運転の実行中であって、前記出湯検知手段により出湯の停止が検知された場合に、前記加熱追焚き運転を停止する加熱停止手段を含み、
    前記加熱停止手段によって前記加熱追焚き運転が停止された場合に、その直後の前記取得手段による前記監視温度の取得の際に前記設定時間を通常時よりも短い時間に設定する設定時間調整手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯機。
  3. 前記制御手段は、前記浴槽湯水の温度が前記設定温度に到達した場合に、前記加熱追焚き運転を停止する第2の加熱停止手段を含むことを特徴とする請求項1または2記載のヒートポンプ式給湯機。
  4. 前記給湯端末からの出湯状況に応じて、前記第2の加熱追焚き運転手段の実行を制限する制限期間を設定する制限期間設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のヒートポンプ式給湯機。
  5. 前記制限期間設定手段は、所定期間中の各日の最終給湯時刻の中で最も遅い時刻を学習最終給湯時刻として記憶する記憶手段を含み、前記学習最終給湯時刻から前記保温運転の終了時刻までの期間を前記制限期間として設定することを特徴とする請求項4記載のヒートポンプ式給湯機。
  6. 前記制限期間設定手段は、所定時刻から前記保温運転の終了時刻までの期間を前記制限期間として設定することを特徴とする請求項4記載のヒートポンプ式給湯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107314549A (zh) * 2016-04-26 2017-11-03 博西华电器(江苏)有限公司 热水器及其控制方法与服务器

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