JP2013221359A - 木造建築物用接合金具及び接合構造 - Google Patents

木造建築物用接合金具及び接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】並列される垂木の先端が横架材の前面から突出しないように引き揃えられた状態で、垂木と横架材を高強度に接合する。
【解決手段】横架材21上面の垂木22接合箇所に、接合金具1を、その前板3を横架材21の前方向とし、その固定板4、4の固定孔4aに固定部材6を貫通させることにより固定させ、接合金具1の左右の側板2,2の間には、垂木22の前端を、その前面を接合金具1の前板3の背面に付き当てた状態で挿入し、側板2,2の固定孔2aから横方向に固定部材6を貫通させることにより垂木22を接合金具1に対して固定し、左右の目印凹部7,7を結ぶ線上の中間位置において、垂木22の端部に縦方向に割れ止め用の割れ止め部材8を打ち込む。接合金具1の前板3の前部には、取付開口5を介して、垂木22の前端部に固定部材6を貫通させることにより、木造建築物の前部材(破風板23)を垂木22の前端部に結合固定させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、木造建築物の小屋組において、垂木に対する棟木、母屋、桁行(軒桁)等の横架材を緊結するための接合金具及び該接合金具を用いた木造建築物の接合構造に関する。
木造建築物の小屋組みには、垂木を台風などによる強風で吹き上げられないよう、あおり止め用の接合部材、所謂、あおり止め金物やひねり金物、折曲げ金物またはくら金物などと称する金物部材を用いて垂木を棟木、母屋、桁行などの横架材に緊結する方法がとられている。この種の接合金具を用いた接合構造として、本出願人は、特許文献1又は2に記載の接合金具を用いて、横架材の上部の角部に、横架材の軸方向に交叉する方向に所定傾斜角度で垂木を接合固定する木造建築物の接合構造を発明している。
特許文献1に記載の木造建築物の接合構造では、側面視略扇型の接合金具を用いて、横架材の上部の角部に、垂木の一側面を接合固定する。この場合、垂木の先端は横架材の前方に突出し、庇を構成する。
また、特許文献2に記載の木造建築物の接合構造では、開放部を上向きとした正面視略コ形の開口を有する接合金具の両側板間に、垂木の両側面を挟持固定させるようにして、横架材の上部の角部に、垂木の両側面を接合固定する。この場合、垂木の先端を横架材の前方に突出させて庇を構成するようにしても良いが、垂木の先端を接合金具の上記開口面内に位置させて横架材の前方に突出させない構成とすることができる。
特許第3670651号公報 特開2011−256552号公報
しかしながら、上記した特許文献1の接合構造は、木造建築における屋根剛性を向上させることができるものの、接合金具の一部が横架材の軒先側垂直面から突出するため、垂木の突出長さを、できるだけ小さくしたい現場では不利があった。
また、特許文献2の接合構造では、垂木の突出長さを小さくすることは可能であるが、垂木の前端の突出長さは、現場での施工によるため、複数の垂木の前端の突出長さに長短のバラツキが生じる恐れがあった。
また、垂木の突出長さを小さくした接合構造では、垂木末端に近いところにビスを打つと、垂木の繊維方向が長手方向であることから割れる虞があり、この割れを防止して高強度に接合できる構造としたい要請があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、並列される垂木の先端が横架材の前面から突出しないように引き揃えられた状態で、垂木と横架材を高強度に接合できる木造建築物用接合金具と該接合金具を用いた接合構造を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、垂木の先端を、後上方に所定の傾斜角度で確実に接合でき、さらに、垂木の先端部にひび割れが生じないようにした木造建築物用接合金具と該接合金具を用いた接合構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る請求項1記載の木造建築物用接合金具は、木造建築物を構成する横架材の上部に、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する接合金具1において、
左右の側板2、2と、左右の側板2、2の前縁間に設けられた前板3と、左右の側板2、2の下縁に直角外方に折り曲げ状に設けられた左右の固定板4、4とが、金属板により一体的に形成され、左右の側板2、2の上端面から背端面は、前板3の上縁から上方向に略山形に突出する傾斜面とされ、前板3の中央部には、取付開口5が形成されている。
左右の側板2、2と左右の固定板4、4には、それぞれ、固定孔2a,4aが形成されている。
上記接合金具1の使用方法を説明する。
横架材上面の垂木接合箇所に、接合金具1を、その前板3を横架材の前面の延長上方向とし、その左右の固定板4、4の固定孔4aに釘やビスよりなる固定部材6を貫通させることにより固定させる。垂木は、横架材の上面の複数個所に平行に設けられ、接合金具1は、複数の垂木に対応して、各垂木毎に設けられる。
固定された各接合金具1の左右の側板2、2の間に、垂木の前端を、その前面を接合金具1の前板3の背面に付き当てた状態で挿入し、左右の側板2の固定孔2aから固定部材6を横方向に貫通させることにより、垂木を接合金具1に対して固定させる。
接合金具1の前板3の前部には、木造建築物の前部材(実施の形態では破風板23)が添設され、前板3の取付開口5を介して、垂木の前端部に釘やビスよりなる固定部材6を打ち込み貫通させることにより、木造建築物の前部材が固定部材6により垂木の前端部に結合固定される。
上記接合金具1によれば、横架材上面の複数個所に平行に設けられる複数の垂木の前端面の位置を一致させることができる。また、横架材の前面に木造建築物の前部材(実施の形態では破風板23)を、容易且つ強固に取付固定させることができる。
請求項2記載の本発明に係る接合金具1は、前記左右の側板2、2の前記略山形に突出する前部傾斜面2bの傾斜途中部分であって、前記前板3の上縁に平行する左右の位置には、切欠状凹部よりなる左右の目印凹部7,7が形成されている。前記左右の側板2、2の前記略山形に突出する傾斜面の傾斜頂部2dの下方にであって、前記目印凹部7,7よりも後方位置には、一個乃至複数個の前記固定孔2aが形成されている。
目印凹部7,7の形成位置は、固定孔2aよりも前方であり、目印凹部7,7の形成位置と、固定孔2aの形成位置とは、前後方向に一致するということはない。
請求項2の接続金物1の使用方法を説明する。
この接続金物1では、左右の目印凹部7,7を結ぶ線上の中間位置において、接続金物1により横架材に固定された垂木の先端部分の上方から、釘やビスよりなる割れ止め部材8を縦方向に打ち込み貫通させる。
この割れ止め部材8は、垂木の端部に縦方向に打ち込まれたもので、垂木端部が垂木の繊維方向に長手方向に割れることを防止する。
尚、垂木の端部に縦方向に打ち込まれる割れ止め部材8と、上記側板2の固定孔2aから横方向に打ち込まれる固定部材6とは、前後方向にずれた位置にあり、打ち込み時に干渉するということがない。
本発明に係る請求項3記載の木造建築物の接合構造は、木造建築物を構成する横架材の上部に、上記請求項1又は2に記載の接合金具1を介して、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する木造建築物の接合構造において、
横架材上面の前記垂木接合箇所には、前記接合金具1が、その前記前板3を横架材の前方向とし、その前記左右の固定板4、4がその前記固定孔4aに固定部材6を貫通させることにより固定され、接合金具1の前記左右の側板2、2の間には、前記垂木の前端が、その前面を接合金具1の前記前板3の背面に付き当てた状態で挿入され、側板2、2の前記固定孔2aから固定部材6を貫通させることにより垂木が接合金具1に対して固定される。
接合金具1の前記前板3の前部には、前記取付開口5を介して、垂木の前端部に固定部材6が貫通されることにより、木造建築物の前部材(実施の形態では破風板23)が固定部材6により垂木の前端部に結合固定されている。
請求項3記載の木造建築物の接合構造の作用は、上記請求項1の接合金具1の使用方法及び作用と同等である。
本発明に係る請求項4記載の木造建築物の接合構造は、木造建築物を構成する横架材の上部に、請求項2に記載の接合金具を介して、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する木造建築物の接合構造において、
横架材上面の前記垂木接合箇所には、前記接合金具1が、その前記前板3を横架材の前方向として、その前記左右の固定板4、4がその前記固定孔4aに固定部材6を貫通させることにより固定され、接合金具1の前記左右の側板2,2の間には、前記垂木の前端が、その前面を接合金具1の前記前板3の背面に付き当てた状態で挿入され、側板2,2の前記固定孔2aから横方向に固定部材6を貫通させることにより垂木が接合金具1に対して固定され、前記左右の目印凹部7,7を結ぶ線上の中間位置において、垂木の端部に縦方向に割れ止め部材8が貫通される。接合金具1の前記前板3の前部には、前記取付開口5を介して、垂木の前端部に固定部材6が貫通されることにより、木造建築物の前部材(実施の形態では破風板23)が垂木の前端部に結合固定されている。
請求項4記載の木造建築物の接合構造の作用は、上記請求項2の接合金具1の使用方法及び作用と同等である。
木造建築物の前記前部材は、破風板23の他、木造建築物の前壁板、看板等により構成することができる。
垂木の先端が横架材の前面から出ない本発明の構造は、洋風や業務用の木造建築物に適している。
本発明に係る請求項1又は3の木造建築物用接合金具又は接合構造によれば、横架材上面の複数個所に平行に設けられる複数の垂木の前端面の位置を、横架材の上面に固定する接合金具の前板の背面に突き当てるようにして、横架材の前面から突出しないように正確に一致して位置決めできる。
接合金具の左右の側板の上端面から背端面は、前板の上縁から上方向に略山形に突出する傾斜面とされているところから、後上方に傾斜する垂木の両側面を広幅に挟持して、垂木の先端を安定して固定させることができる。
また、接合金具の前板の中央部に設けた取付開口を介して、垂木の端面に固定部材を打ち込むことにより、横架材の前面に木造建築物の前部材を、容易且つ強固に取付固定させることができる。
本発明に係る請求項2又は4の木造建築物用接合金具又は接合構造によれば、接合金具の側板の左右の目印凹部を結ぶ線上において、垂木の先端部に縦方向に釘やビスよりなる割れ止め部材を打ち込み貫通させることにより、垂木先端の割れを防止させることができる。接合金具の側板の略山形に突出する頂部の下方に形成される固定孔からは、垂木の先端部に横方向に固定部材を打ち込み貫通させることにより、垂木の固定が行われるが、上記左右の目印凹部の位置と上記固定孔の位置とが前後にずれて形成されていることから、上記縦方向と横方向の割れ止め部材と固定部材とが打ち込み時に干渉するということがなく、垂木先端部のひび割れの防止と、固定とを安全確実に行わせることができる。
本発明に係る木造建築物用接合金具の斜視図である。 同接合金具の平面図である。 本発明に係る木造建築の接合構造の一部を分離した斜視図である。 同接合構造の接合状態の斜視図である。 同接合構造の側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明に係る木造建築物の接合構造に用いられる接合金具の実施の形態を示す斜視図と平面図である。
本実施の形態に係る木造建築物用接合金具1は、棟木、母屋、桁行(軒桁)等の木造建築物の横架材21の上面の前角部に、接合金具1を介して、横架材21の軸方向に交差する方向に所定上向き傾斜角度で、屋根を支持する複数本の垂木22を平行に接合固定する。
接合金具1は、厚さ1〜2mm程度の鋼板などの金属プレス成形体であって、平面視略コ字形に一体に成形される。
接合金具1は、左右の側板2、2と、左右の側板2、2の前縁間に設けられた前板3と、左右の側板2、2の下縁に直角外方に折り曲げ状に設けられた左右の固定板4、4とが、金属板により一体的に形成されている。左右の側板2、2の前端部の高さは、前板3の高さと同等であり、左右の固定板4、4は長方形であって、その前後の幅は側板2、2の底部の前後幅と同等である。固定板4、4には、固定孔4aが、前後方向に複数個(図では3個)間隔をおいて形成されている。
前板3の中央部には、窓口状に大きく、取付開口5が形成されている。前板3は略矩形状の取付開口5の周囲に枠形に構成されている。
左右の側板2、2は、その上端面から背端面にかけて、前板3の上縁から上方向に略山形乃至三角形状に突出する傾斜面とされている。
左右の側板2、2の上記略山形に突出する前部傾斜面2bの傾斜途中部分であって、上記前板3の上縁に平行する左右の位置には、切欠状凹部よりなる左右の目印凹部7,7が形成されている。目印凹部7,7よりも後方の位置であって、左右の側板2、2の前記略山形に突出する傾斜面の傾斜頂部2dの下方には、一個乃至複数個(図では2個)の固定孔2aが形成されている。左右の側板2、2の傾斜頂部2dの後方に連続する後部傾斜面2cの下端は、左右の固定板4、4の後端部に連続している。
目印凹部7,7の形成位置は、側板2の固定孔2aよりも前方であり、目印凹部7,7の形成位置と、固定孔2aの形成位置とが前後方向に一致するということはない。
図3、図4及び図5は、本発明に係る木造建築物の接合構造の一部分離斜視図、接合状態の斜視図及び側断面図である。
これにより、本実施の形態に係る木造建築物の接合構造を説明する。
本実施の形態に係る木造建築物の接合構造は、棟木、母屋、桁行(軒桁)等の木造建築物の横架材21の上面の角部に、上記接合金具1を介して、横架材21の軸方向に交差する方向に所定上向き傾斜角度で、屋根を支持する複数本の垂木22を、その前端面を揃えて接合固定する木造建築物の接合構造である。
横架材21上面の、複数並設される上記垂木22の各接合箇所には、上記接合金具1が、その前板3を横架材21の前方向とし、その左右の固定板4、4が、その固定孔4aに釘やビスよりなる固定部材6を貫通させることにより固定される。接合金具1の左右の側板2、2の間には、垂木22の前端部が、その前面を接合金具1の前板3の背面に付き当てた状態で挿入され、側板2、2の固定孔2aから釘やビスよりなる固定部材6を横方向に貫通させることにより垂木22が接合金具1に対して固定される。
接合金具1の上記左右の目印凹部7,7を結ぶ線上の中間位置において、垂木22の端部に縦方向に釘やビスのりなる割れ止め部材8が打ち込まれる。
接合金具1の前板3の前部には、取付開口5を介して、垂木22の前端部に固定部材6が貫通されることにより、破風板23が結合固定されている。
上記実施の形態に係る接合金具及び接合構造によれば、横架材21上面の複数個所に平行に設けられる複数の垂木22の前端面の位置を一致させることができる。また、横架材21の前面に破風板23などの前板を、ガタツキなく容易且つ強固に取付固定させることができる。
また、接続金物1の左右の目印凹部7,7を結ぶ線上の中間位置において、垂木22の先端部分の上方から、釘やビスよりなる割れ止め部材8が縦方向に打ち込まれたもので、垂木端部が垂木の繊維方向に長手方向に割れることが防止される。尚、垂木の端部に縦方向に打ち込まれる割れ止め部材8と、上記側板2の固定孔2aから横方向に打ち込まれる固定部材6とは、前後方向にずれた位置にあり、打ち込み時に干渉するということがない。
1 …接合金具
2 …側板、2a…固定孔,2b…前部傾斜面,2c…後部傾斜面,2d…頂部
3 …前板
4 …固定板,4a…固定孔
5 …取付開口
6 …固定部材
7 …目印凹部
8 …割れ止め部材
21…横架材
22…垂木
23…破風板

Claims (4)

  1. 木造建築物を構成する横架材の上部に、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する木造建築物用接合金具において、
    左右の側板と、左右の側板の前縁間に設けられた前板と、左右の側板の下縁に直角外方に折り曲げ状に設けられた左右の固定板とが、金属板により一体的に形成され、
    左右の側板の上端面から背端面は、前板の上縁から上方向に略山形に突出する傾斜面とされ、
    前板の中央部には、取付開口が形成され、左右の側板と左右の固定板には、固定孔が形成されていることを特徴とする木造建築物用接合金具。
  2. 前記左右の側板の前記略山形に突出する傾斜面の傾斜途中部分であって、前記前板の上縁に平行する左右の位置には、切欠状凹部よりなる左右の目印凹部が形成され、前記左右の側板の前記略山形に突出する傾斜面の傾斜頂部の下方であって、前記目印凹部よりも後方の位置には、一個乃至複数個の前記固定孔が形成されいることを特徴とする請求項1に記載の木造建築物用接合金具。
  3. 木造建築物を構成する横架材の上部に、請求項1又は2に記載の接合金具を介して、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する木造建築物の接合構造において、
    横架材上面の前記垂木接合箇所には、前記接合金具が、その前記前板を横架材の前方向とし、その前記左右の固定板がその前記固定孔に固定部材を貫通させることにより固定され、
    接合金具の前記左右の側板の間には、前記垂木の前端が、その前面を接合金具の前記前板の背面に付き当てた状態で挿入され、側板の前記固定孔から固定部材を貫通させることにより垂木が接合金具に対して固定され、接合金具の前記前板の前部には、前記取付開口を介して、垂木の前端部に固定部材が貫通されることにより、木造建築物の前部材が固定部材により垂木の前端部に結合固定されていることを特徴とする木造建築物の接合構造。
  4. 木造建築物を構成する横架材の上部に、請求項2に記載の接合金具を介して、横架材の軸方向に交叉する方向に垂木を接合する木造建築物の接合構造において、
    横架材上面の前記垂木接合箇所には、前記接合金具が、その前記前板を横架材の前方向として、その前記左右の固定板がその前記固定孔に固定部材を貫通させることにより固定され、
    接合金具の前記左右の側板の間には、前記垂木の前端が、その前面を接合金具の前記前板の背面に付き当てた状態で挿入され、側板の前記固定孔から横方向に固定部材を貫通させることにより垂木が接合金具に対して固定され、前記左右の目印凹部を結ぶ線上において、垂木に縦方向に割れ止め部材が貫通され、接合金具の前記前板の前部には、前記取付開口を介して、垂木の前端部に固定部材が貫通されることにより、木造建築物の前部材が垂木の前端部に結合固定されたことを特徴とする木造建築物の接合構造。
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