JP2013220571A - カセット装置 - Google Patents

カセット装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013220571A
JP2013220571A JP2012092915A JP2012092915A JP2013220571A JP 2013220571 A JP2013220571 A JP 2013220571A JP 2012092915 A JP2012092915 A JP 2012092915A JP 2012092915 A JP2012092915 A JP 2012092915A JP 2013220571 A JP2013220571 A JP 2013220571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
release lever
rotating gear
gear
lock member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012092915A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyuki Miura
邦幸 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2012092915A priority Critical patent/JP2013220571A/ja
Publication of JP2013220571A publication Critical patent/JP2013220571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 リボン又は被印字媒体が装着されたカセット本体のプリンター本体への装着、および取外し作業を効率よくできるようにしたカセット装置を提供する。
【解決手段】
プリンター本体50に対しカセット本体2を着脱自在に交換するカセット装置1であって、プリンター本体の開口部21側から装着部22の奥側に向けて延伸されたラックギアで作製されたガイドレール3と、カセット本体に設けられ、ガイドレールに沿ってカセット本体を装着部の奥側へ移動する際、ラックギアと噛合して駆動される回転ギア11を介し圧縮する回転ギア弾性体12を備え、かつ、奥側の所定位置に到達するとカセット本体を所定位置に固定・位置決めするとともに、固定を解除すると回転ギア弾性体が伸長して回転ギアを先とは逆方向に回転し、装着部の所定位置に位置決めされたカセット本体を開口部側に押し出すロックおよび解除手段8と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、リボン又は被印字媒体が装着されたカセット本体のプリンター本体への装着、および取外し作業を効率よくできるようにして、リボン又は被印字媒体の短時間での交換作業を可能としたカセット装置に関する。
従来、熱転写リボンを使ってラベルやタグなどの被印字媒体に対し印字を施す熱転写プリンターとして、例えば特許文献1に開示され、図4に示されるようなプリンターが知られている。
図4に従い、従来の熱転写プリンターを説明すると、プリンター(プリンター本体)50は、対向して配置されたサーマルヘッド51とプラテンローラ52とを有し、このサーマルヘッド51とプラテンローラ52との間に帯状の印字用紙(被印字媒体)53と帯状のインクリボン(リボン)54とが供給される。印字用紙53とインクリボン54は、プラテンローラ52を回転することによって搬送され、サーマルヘッド51を発熱制御することによってインクリボン54のインクが印字用紙53に熱転写され、印字が行われる。
印字用紙53は、ロール状に巻回されて印字用紙供給ユニット55に装着される。そして、ガイドローラ56を経て一対の送りローラ57、57間を通って、サーマルヘッド51とプラテンローラ52との間に供給される。
インクリボン54は、ロール状に巻回されてインクリボン供給ユニット58に装着されるとともに、サーマルヘッド51とプラテンローラ52との間に供給される。印字に使用されたインクリボン54は、ガイドローラ59を経てインクリボン巻取りユニット60に巻き取られる。
ところで、プリンター50で使用する印字用紙53は、消費された際、あるいは、印字内容(フォーマット)が異なる際、また、インクリボン54にあっては、消費された際、あるいは、印字用紙53が紙質の異なるものに掛け換えられたような場合、交換する必要があるが、特許文献1のプリンター50において、インクリボン54の架け替えは、インクリボン供給ユニット58の図示省略のホルダーに装着した上でインクリボン54の先端部をインクリボン巻取りユニット60の図示省略のホルダーに装着しホルダー(図示省略)を回転して緊張するようになっており、手間がかかるばかりか、インクリボン54は、インク面が表出しているため触れて手が汚れる恐れがあるという問題があった。
上記問題点を解決するため、インクリボン(熱転写リボン)の図示省略のホルダー(供給軸)への着脱を容易とすべく、インクリボンをカセットに収めた熱転写リボンカセット装置が開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2の熱転写リボンカセット装置によれば、カセット本体内に形成された供給軸用凹部に熱転写リボンの供給ロールをリボン供給軸に挿入した状態でリボン供給軸を供給軸用凹部に上方から載置し、熱転写リボンを上流側案内ローラーの下方から下流側にまわし、下流側案内ローラーおよび案内ゴムローラーに熱転写リボンを沿わせた上で、卷取りロールを有するリボン卷取り軸を卷取り軸用凹部に上方から載置してカセット本体とする。そして、プリンター本体に形成された移送路側に直角に突出させた片持ち式の第1および第2の支持用ロッドに対し、第1および第2の係止管を挿入するとともに、奥側に移動させ、最終固定位置まで押し込むことによりカセット本体がプリンター本体に装着されるようになっている。そして、カセット本体の掛け換え時には、カセット本体を奥側から離間する方向に力を加えることにより取外すようになっている。
しかしながら、特許文献2においては、カセット本体の掛け換え時、装着されたカセット本体を奥側から引き出す動作が必要となり、操作性が優れないという課題があった。
このため、リボンが装着されたカセット本体のプリンター本体への装着、および取外し作業を効率よくできるようにしたカセット装置の開発が望まれた。
特開2002-187321号公報 特開平9−20042号公報
本発明は、上記の諸問題に着目して成されたものであり、リボン又は被印字媒体が装着されたカセット本体のプリンター本体への装着、および取外し作業を効率よくできるようにしたカセット装置を提供することを課題とする。
すなわち、本発明に係るカセット装置は、プリンター本体に開口部を備えて形成された装着部に対しリボン又は被印字媒体を備えたカセット本体を着脱自在に交換するカセット装置であって、前記プリンター本体に設けられるとともに、プリンター本体における前記開口部側から前記装着部の奥側に向けて延伸されたラックギアで作製されたガイドレールと、前記カセット本体に設けられ、前記ガイドレールに沿って前記カセット本体を装着部の奥側へ移動する際、前記ラックギアと噛合して駆動される回転ギアを介し圧縮する回転ギア弾性体を備え、かつ、奥側の所定位置に到達するとカセット本体を所定位置に固定・位置決めするとともに、固定を解除すると前記回転ギア弾性体が伸長して前記回転ギアを先とは逆方向に回転し、前記装着部の所定位置に位置決めされたカセット本体を開口部側に押し出すロックおよび解除手段と、を備えたことを特徴とする。
また、ロックおよび解除手段は、回転ギア弾性体を圧縮・伸長しながら回転する回転ギアと同心円で回転する円盤状を呈するとともに、円盤状の円周部にロック孔が形成された回動摺動盤と、回転摺動盤に付勢されるとともに、先端部が前記ロック孔に嵌合可能な形状に形成されたロック部材と、ロック部材を回転摺動盤に進出する方向、および離反する方向に進退動させる解除レバーと、ロック部材と解除レバーを連結する連結回動ピンと、解除レバーを揺動可能に軸支する解除レバー回動軸と、カセット本体と解除レバーとの間に介在し、解除レバーの先端部に連結回動軸を介して連結されたロック部材を常時、回動摺動盤へ付勢する解除レバー弾性体を備えるとともに、解除レバーを操作した際、解除レバーを揺動させることによりロック部材を回動摺動盤より離反させる解除レバー弾性手段と、を備えるようにできる。
本発明のカセット装置は、プリンター本体に開口部を備えて形成された装着部に対しリボン又は被印字媒体を備えたカセット本体を着脱自在に交換するカセット装置であって、前記プリンター本体に設けられるとともに、プリンター本体における前記開口部側から前記装着部の奥側に向けて延伸されたラックギアで作製されたガイドレールと、前記カセット本体に設けられ、前記ガイドレールに沿って前記カセット本体を装着部の奥側へ移動する際、前記ラックギアと噛合して駆動される回転ギアを介し圧縮する回転ギア弾性体を備え、かつ、奥側の所定位置に到達するとカセット本体を所定位置に固定・位置決めするとともに、固定を解除すると前記回転ギア弾性体が伸長して前記回転ギアを先とは逆方向に回転し、前記装着部の所定位置に位置決めされたカセット本体を開口部側に押し出すロックおよび解除手段と、を備えるようにしたので、
ガイドレールに沿ってカセット本体を移動すると、回転ギアの回転により回転ギア弾性体が圧縮された状態でカセット本体が固定・位置決めされるとともに、固定を解除するすると回転ギア弾性体が伸長してカセット本体を開口部側に押し出すため、カセット本体の装着・取外しが容易にできるという効果がある。
また、ロックおよび解除手段を、回転ギア弾性体を圧縮・伸長しながら回転する回転ギアと同心円で回転する円盤状を呈するとともに、円盤状の円周部にロック孔が形成された回動摺動盤と、回転摺動盤に付勢されるとともに、先端部が前記ロック孔に嵌合可能な形状に形成されたロック部材と、ロック部材を回転摺動盤に進出する方向、および離反する方向に進退動させる解除レバーと、ロック部材と解除レバーを連結する連結回動ピンと、解除レバーを揺動可能に軸支する解除レバー回動軸と、カセット本体と解除レバーとの間に介在し、解除レバーの先端部に連結回動軸を介して連結されたロック部材を常時、回動摺動盤へ付勢する解除レバー弾性体を備えるとともに、解除レバーを操作した際、解除レバーを揺動させることによりロック部材を回動摺動盤より離反させる解除レバー弾性手段と、を備えるようにすれば、装着部の奥に向けて延伸されたガイドレールに沿ってカセット本体を移動すると、回転ギアと同心円で回転する回転摺動盤のロック孔とロック部材が嵌合してカセット本体が停止するものであり、さらに、解除レバーを操作してロック部材を回動摺動盤より離反させると、ロック孔とロック部材との嵌合が解除されるため、カセット本体の所定位置への固定・位置決め、および取外しが容易となる。
本発明に係るカセット装置の一実施の形態の構成例を示す概略斜視説明図である。 同、図1中、矢示II方向より見た概略側面説明図である。 同、図1中、矢示III方向より見た概略背面説明図である。 従来の熱転写プリンターの概略側面説明図である。
本発明に係るカセット装置を、図1ないし図3に基づき説明する。
なお、以下において、背景技術と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説を省略する。
本実施の形態のカセット装置1は、サーマルヘッド51およびプラテンローラ52(図3において、想像線で示してある)を備えたプリンター本体50に対し着脱自在に交換できる、インクリボンまた被印字媒体が収納されたカセット本体2を備えるとともに、プリンター本体50側にガイドレール3を備えている。
カセット本体2は、主に、図3に示すように、一側面(図3における手前側)が開口したほぼ矩形升形状をしており、中にロール状に巻回されたインクリボンまたは被印字媒体としてのラベル連続体が収納されている。すなわち、プリンター本体50のサーマルヘッド51に対向する側の面が開放されており、升形の底面部に当たる一側面(図3における奥側)に供給軸4および巻取り軸5が片持ち支持されており、供給軸4と巻取り軸5の間にインクリボンまたはラベル連続体が架け渡されている。また、6、7は、ガイドローラを示す。
なお、以下においては、説明の都合上、カセット本体2には、インクリボンRが収納されているものとして説明する。
カセット本体2には、少なくとも一側面(図3における左側面)にロックおよび解除手段8が設けられており、かつ、下端部近辺には案内溝9が形成されている。
なお、10は、ガタツキ防止用部材であり、このガタツキ防止用部材10は、カセット本体2のロックおよび解除手段8が設けられた側面側に設けられ、プリンター本体50の後述する「装着部」にカセット本体2を装着した際のガタツキを防止するとともに、カセット本体2と「装着部」の壁との間を適宜の距離、隔て、ロックおよび解除手段8の作動を円滑とする役目を果たすようになっている(詳細は後述する)。
ここで、主に、図2に基づき、ロックおよび解除手段8を説明する。
ロックおよび解除手段8は、主に、回転ギア11と、回転ギア弾性体12と、回転摺動盤13と、ロック部材14と、解除レバー15と、連結回動ピン16と、解除レバー回動軸17と、解除レバー弾性手段18とを備える。
回転ギア11は、プリンター本体50に備えられたガイドレール3(詳細は、後述する)と噛合して回転駆動されるギアであり、円周部にギアが形成されている。
回転ギア弾性体12は、前記回転ギア11の一方向の回転に伴い圧縮されるゼンマイばねであり、一方向に回転している間は圧縮されるが、回転を止めてロックしないと、圧縮された回転ギア弾性体12は伸長して回転ギア11を先とは逆の方向に回転するようになっている。
回転摺動盤13は、前記回転ギア11と同心円で回転する円盤状をしており、円周部にロック孔13aが形成されている。
ロック部材14は、先端部が前記回転摺動盤13に当接して設けられおり、回転摺動盤13のロック孔13が回転してくると、ロック孔13に嵌合するようになっている。前記ロック部材14とロック孔13aの嵌合により前記回転ギア11は回転を停止するとともに、回転ギア11の回転停止に伴い前記回転ギア弾性体12は、圧縮された状態を維持するようになっている。
解除レバー15は、カセット本体2に設けられた解除レバー回動軸17を回動中心として揺動自在(回動自在)とされ、先端部(図2における右側)が連結回動ピン16を介して前記ロック部材14と連結されており、解除レバー15の揺動により前記ロック部材14を進退動、すなわち、ロック部材14の先端部を前記回転摺動盤13の円周部に押し付け当接させる進出方向、および円周部から離反させる後退方向に変位するようになっている。
解除レバー弾性手段18は、カセット本体2に設けられた係合ピン19と前記解除レバー15との間に設けられた圧縮コイルばねであり、前記解除レバー15の先端部側(図2における右側端部)を常時、下方に付勢するように作用している。したがって、連結回動ピン16を介して解除レバー15と連結される前記ロック部材14は常時、下方へ付勢され、先端部が回転摺動盤13の円周部に当接する方向に押し付けられるものである。
ガイドレール3は、図1および図2における上面部にギアが形成されたラックギアであり、前記回転ギア11と噛合するようになっている。
なお、20は、解除レバー15のストッパー部材であり、このストッパー部材20は、解除レバー15の先端部側が下方へ付勢され、解除レバー回動軸17を回動中心として後端部(図2における左側端部)が上方へ揺動(回動)されたとき当接し、解除レバー15がそれ以上、揺動しないよう阻止する役割をもっている。
ここで、主に、図1に基づき、プリンター本体50を説明する。
プリンター本体50には、側面に開口部21を備えており、この開口部21から奥側に前記カセット本体2の装着部22が形成されている。
この装着部22には、開口部21側から装着部22の奥側に向けて前記ラックギアで作製されたガイドレール3が延伸して設けられており、カセット本体2を挿入して装着する際の案内(ガイド)用としての役目を果たすようになっている。
そして、ガイドレール3にカセット本体2の案内溝9を挿入すると、ガイドレール3上面部に形成されたギアと回転ギア11円周部のギアが噛合し、ガイドレール3に沿ってカセット本体2を開口部21側より奥側に押し込んでいくと、回転ギア11が回転して回転ギア弾性体12を圧縮するものであり、回転ギア11と同心円で回転する回転摺動盤13のロック孔13aがロック部材14の位置に回転してくると、ロック部材14とロック孔13aが嵌合してカセット本体2が固定(ロック)・位置決めされるようになっている。
次に、主に、図1ないし図3に基づき、カセット装置1の使用状態を説明する。
先ず、プリンター本体50にカセット本体2を装着する場合につき説明する。
インクリボンRが収納されたカセット本体2をプリンター本体50の開口部21に近づけ、開口部21から装着部22の奥側に向けて延伸されたガイドレール3にカセット本体2の案内溝9を係合させると、カセット本体2の回転ギア11円周部のギアとガイドレール3上面部のギアが噛合する。
ギア同士が噛合した状態でガイドレール3に沿ってカセット本体2を装着部22の奥側に押し込むと、回転ギア11は、一方向(図2におけるA方向)に回転しながら回転ギア弾性体12を圧縮する。
回転ギア11の回転に伴い、回転摺動盤13が同心円で回転する。解除レバー弾性体18により先端部側が下方へ付勢される解除レバー15、および連結回動ピン16を介して回転摺動盤13の円周部に付勢され、当接している前記ロック部材14は、ロック孔13aが回転してくると先端部が嵌合し回転ギア11の回転を停止する。
ロック部材14がロック孔13aに嵌合、すなわち、ロック部材14の進出により解除レバー弾性手段18により下方へ付勢されている解除レバー15は、後端部が図2における上方へ揺動(回動)するが、ストッパー部材20に当接しそれ以上、上方に揺動しない。
前記ロック部材14およびロック孔13aの嵌合によりカセット本体2は、装着部22の所定位置に固定・位置決めされるとともに、回転ギア11が回転停止するため、回転ギア弾性体12は圧縮状態を維持したままとなる。
次に、所定位置に固定・位置決めされたカセット本体2をプリンター本体50から取外す場合、解除レバー弾性手段18の圧縮力に抗して解除レバー15の後端部を図2における下方に押す。
後端部の押下げにより解除レバー15は、解除レバー回動軸17を回動中心として先端部が上方へ揺動(回動)し、連結回動ピン16を介して、回転摺動盤13のロック孔13aに嵌合しているロック部材14を付勢力に抗して離反する方向に後退させる。
ロック部材14とロック孔13aとの嵌合が外れると、停止していた回転ギア11のロックが解除されて圧縮されていた回転ギア弾性体12が伸長され、回転ギア11は円周部のギアとガイドレール3のギアと噛合しつつ、所定位置から開口部21側へカセット本体2を自動的に押し出す。
上述したように、プリンター本体50の開口部21から装着部22の奥に向けて延伸されたガイドレール3にカセット本体2の案内溝9を挿入し、カセット本体2を装着部22の奥側に向けて押し込む(移動する)と、ガイドレール3に沿ってカセット本体2が移動するとともに、回転ギア11と同心円で回転する回転摺動盤13のロック孔13aがロック部材14の位置に回転してくると、ロック部材14とロック孔13aが嵌合してカセット本体2が停止するものであり、意識しなくともカセット本体2が所定位置に固定・位置決めされるものである。
また、カセット本体2がガイドレール3に沿って装着部22の奥側に移動する際、ガイドレール3上面部のギアと回転ギア11の円周部のギアとが噛合し、回転ギア11が回転しながら移動する際、回転ギア弾性体12を圧縮するものであり、回転ギア弾性体12の圧縮は、上記ロック孔13aとロック部材14との嵌合により停止する。
そして、カセット本体2を交換などにより取外す際、解除レバー15を押し下げることにより、解除レバー回動軸17を介してロック部材14が回転摺動盤13の円周部より後退し、ロック孔13aとロック部材14との嵌合が解除され、圧縮されていた回転ギア弾性体12が伸長し、回転ギア11を先とは逆方向(矢示A逆方向)へ回転して装着部22の所定位置に固定・位置決めされていたカセット本体2を開口部21側へ押し出すため、力を加えて開口部21側に引っ張らなくともカセット本体2は自動的に取り外せるものである。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、説明の都合上、カセット本体2は、「インクリボン(リボン)R」が装着された「リボンカセット装置」として説明したが、これに限定されないことは勿論であり、「ラベル連続体」が装着された「被印字媒体カセット装置」としても構わない。
R インクリボン(リボン)
1 カセット装置
2 カセット本体
3 ガイドレール
4 供給軸
5 巻取り軸
6 ガイドローラ
7 ガイドローラ
8 ロックおよび解除手段
9 案内溝
10 ガタツキ防止部材
11 回転ギア
12 回転ギア弾性体
13 回転摺動盤
13a ロック孔
14 ロック部材
15 解除レバー
16 連結回動ピン
17 解除レバー回動軸
18 解除レバー弾性体
19 係合ピン
20 ストッパー部材
21 開口部
22 装着部
50 プリンター(プリンター本体)
51 サーマルヘッド
52 プラテンローラ
53 印字用紙(被印字媒体)
54 インクリボン
55 印字用紙供給ユニット
56 ガイドローラ
57 送りローラ
58 インクリボン供給ユニット
59 ガイドローラ
60 インクリボン巻取りユニット

Claims (2)

  1. プリンター本体に開口部を備えて形成された装着部に対しリボン又は被印字媒体を備えたカセット本体を着脱自在に交換するカセット装置であって、
    前記プリンター本体に設けられるとともに、プリンター本体における前記開口部側から前記装着部の奥側に向けて延伸されたラックギアで作製されたガイドレールと、
    前記カセット本体に設けられ、前記ガイドレールに沿って前記カセット本体を装着部の奥側へ移動する際、前記ラックギアと噛合して駆動される回転ギアを介し圧縮する回転ギア弾性体を備え、かつ、奥側の所定位置に到達するとカセット本体を所定位置に固定・位置決めするとともに、固定を解除すると前記回転ギア弾性体が伸長して前記回転ギアを先とは逆方向に回転し、前記装着部の所定位置に位置決めされたカセット本体を開口部側に押し出すロックおよび解除手段と、を備えたことを特徴とするカセット装置。
  2. 前記ロックおよび解除手段は、
    前記回転ギア弾性体を圧縮・伸長しながら回転する前記回転ギアと同心円で回転する円盤状を呈するとともに、円盤状の円周部にロック孔が形成された回動摺動盤と、
    前記回転摺動盤に付勢されるとともに、先端部が前記ロック孔に嵌合可能な形状に形成されたロック部材と、
    前記ロック部材を前記回転摺動盤に進出する方向、および離反する方向に進退動させる解除レバーと、
    前記ロック部材と解除レバーを連結する連結回動ピンと、
    前記解除レバーを揺動可能に軸支する解除レバー回動軸と、
    前記カセット本体と前記解除レバーとの間に介在し、前記解除レバーの先端部に前記連結回動軸を介して連結された前記ロック部材を常時、前記回動摺動盤へ付勢する解除レバー弾性体を備えるとともに、前記解除レバーを操作した際、解除レバーを揺動させることにより前記ロック部材を前記回動摺動盤より離反させる解除レバー弾性手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のカセット装置。
JP2012092915A 2012-04-16 2012-04-16 カセット装置 Pending JP2013220571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092915A JP2013220571A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 カセット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092915A JP2013220571A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 カセット装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013220571A true JP2013220571A (ja) 2013-10-28

Family

ID=49591912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012092915A Pending JP2013220571A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 カセット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013220571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108466494A (zh) * 2018-04-20 2018-08-31 重庆理念科技有限公司 一种用于打印机的一体式色带盒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108466494A (zh) * 2018-04-20 2018-08-31 重庆理念科技有限公司 一种用于打印机的一体式色带盒
CN108466494B (zh) * 2018-04-20 2020-06-02 重庆理念科技有限公司 一种用于打印机的一体式色带盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529732B2 (ja) テープ印字装置
JP2008194828A (ja) シート切断装置およびプリンタ
JP2006142835A (ja) テーププリンタ
WO2019065655A1 (ja) プリンタ
JP6898598B2 (ja) 印刷装置
JP2009137278A (ja) サーマルプリンタ
JP2013230933A (ja) ロール紙支持機構およびプリンター
JP6927121B2 (ja) 印刷装置
JP2013220571A (ja) カセット装置
JP6852708B2 (ja) 印刷装置
JP6535711B2 (ja) 再接着式メモ紙用プリンタ
JP2007261771A (ja) 着脱可能な記録紙収納装置を備えたプリンター
WO2014169813A1 (zh) 色带盒、热转印打印机和该色带盒的安装方法
JP3667569B2 (ja) 記録装置
JP6927122B2 (ja) 印刷装置
JP2008173944A (ja) 印字装置
JP2005081729A (ja) ラベルプリンタ
JP2008207566A (ja) テーププリンタ
JP2005081730A (ja) ラベルプリンタ
JP6270155B2 (ja) 媒体カートリッジ及び印刷装置
JP5140806B2 (ja) ロール紙の支持機構
JP5679184B2 (ja) プリンタ
JP2010083091A (ja) テープ印刷装置
JP6588783B2 (ja) プリンタ
JP2015006762A (ja) 押え部材の駆動装置