JP2013219986A - 充放電装置および充放電装置におけるプローブの位置決め方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な機構で、各単電池における端子の配置位置に合わせて、プローブを精度よく位置決めすることができる位置決め機構を備えた充放電装置を提供する。
【解決手段】スペーサ6は突出部6aを備え、突出部6aの突出寸法を、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくして、各支持部材8・8・・・を、各単電池2・2・・・の積層方向に対して平行に列置するとともに、各単電池2・2・・・の積層方向に向けて変位可能に構成し、支持部材8には係止部8aを形成し、各支持部材8における係止部8aの突出寸法を、電池パレット3と充放電ユニット4を位置決め距離とするときにおいて、係止部8aと、該係止部8aに対応する突出部6aが、所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくする。
【選択図】図1
【解決手段】スペーサ6は突出部6aを備え、突出部6aの突出寸法を、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくして、各支持部材8・8・・・を、各単電池2・2・・・の積層方向に対して平行に列置するとともに、各単電池2・2・・・の積層方向に向けて変位可能に構成し、支持部材8には係止部8aを形成し、各支持部材8における係止部8aの突出寸法を、電池パレット3と充放電ユニット4を位置決め距離とするときにおいて、係止部8aと、該係止部8aに対応する突出部6aが、所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくする。
【選択図】図1
Description
本発明は、二次電池を構成する複数の単電池を同時に充放電するための装置である充放電装置およびその充放電装置におけるプローブの位置決め方法の技術に関する。
従来、二次電池の製造工程における初期充電時には、電極表面に均一な皮膜を形成するとともに、皮膜形成に伴い発生するガスを拡散させること等を目的として、単電池を厚み方向に積層するとともに、積層された電池群を積層方向に加圧しておく必要がある。
尚、このような積層方向に加圧された電池群を、以下では単電池ユニットと呼ぶ。
尚、このような積層方向に加圧された電池群を、以下では単電池ユニットと呼ぶ。
そして、このような単電池ユニットに初期充電をするとき(あるいは、初期充電後に各単電池の電圧測定をするとき等)には、各単電池の端子に、複数のプローブを同時に接触させる必要がある。
そして、各単電池の端子に複数のプローブを同時に接触させて、単電池ユニットを構成する複数の単電池を同時に充放電するための装置(以下、充放電装置と呼ぶ)に係る技術が知られており、例えば、以下に示す特許文献1にその技術が開示され、公知となっている。
特許文献1に示された充放電装置では、単電池ユニットを、各単電池の端子を上向きに突設させた態様で保持しておき、プローブを上下方向に変位可能に構成する充放電装置を用いて、各端子の直上に各プローブを配置する状態から、各プローブを降下させることにより、各端子に各プローブを接触させて、各単電池を同時に充放電する構成としている。
特許文献1に示された充放電装置では、単電池ユニットを、各単電池の端子を上向きに突設させた態様で保持しておき、プローブを上下方向に変位可能に構成する充放電装置を用いて、各端子の直上に各プローブを配置する状態から、各プローブを降下させることにより、各端子に各プローブを接触させて、各単電池を同時に充放電する構成としている。
各単電池は、所定の寸法公差が許容されているため、各単電池の厚みにはばらつきがある。
そして、単電池ユニットでは、例えば、積層方向における一端部に位置する単電池における端子の配置位置を基準とすると、積層方向における他端部に位置する単電池では、各単電池の寸法公差が重畳されるため、端子の配置位置のばらつきが大きくなる。
また、単電池ユニットにおける単電池の積層個数が多くなるほど、各単電池における端子の配置位置のばらつきが大きくなる。
そして、単電池ユニットでは、例えば、積層方向における一端部に位置する単電池における端子の配置位置を基準とすると、積層方向における他端部に位置する単電池では、各単電池の寸法公差が重畳されるため、端子の配置位置のばらつきが大きくなる。
また、単電池ユニットにおける単電池の積層個数が多くなるほど、各単電池における端子の配置位置のばらつきが大きくなる。
このため、従来の充放電装置では、各単電池における端子の配置位置に合わせて、プローブの位置を調整するための機構である位置決め機構を、単電池ごとに備える構成としている。
このため、従来の充放電装置では、位置決め機構の構成が複雑になるとともに、位置決め機構を構成する部品の点数も多くなっていた。
このため、従来の充放電装置では、位置決め機構の構成が複雑になるとともに、位置決め機構を構成する部品の点数も多くなっていた。
本発明は、斯かる現状の課題を鑑みてなされたものであり、簡易な機構で、各単電池における端子の配置位置に合わせて、プローブを精度よく位置決めすることができる位置決め機構を備えた充放電装置およびその充放電装置による二次電池の充放電方法を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、複数の単電池を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具と、該拘束治具により拘束される前記各単電池の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサと、を備える前記複数の単電池を保持するための治具たる電池パレットと、前記電池パレットにおいて保持された前記複数の単電池の各端子に対応する複数のプローブを有し、前記複数のプローブを上下方向に変位可能に構成する前記複数の単電池を充放電するための装置である充放電ユニットと、を備え、前記電池パレットにより保持した前記複数の単電池の上方に前記充放電ユニットを配置するとともに、前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを降下させて、前記複数の単電池に対して、上方から前記複数のプローブを接触させる構成とした充放電装置であって、前記スペーサは、前記単電池の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部を備え、前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくして、前記充放電ユニットは、前記複数のプローブを支持するための部材である複数の支持部材を備え、前記複数の支持部材を、前記複数の単電池の積層方向に対して平行に列置するとともに、前記複数の単電池の積層方向に向けて変位可能に構成し、前記支持部材には、下方に向けて突出する、前記当接部を係止するための部位である係止部を形成し、前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、前記電池パレットと前記充放電ユニットを、前記複数のプローブを位置決めするときの所定の配置とするときにおいて、前記係止部と、該係止部に対応する前記突出部が、前記単電池の積層方向視において所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくするものである。
請求項2においては、前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定のスペーサの個数ごとに段階的に大きくして、かつ、前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定の支持部材の個数ごとに段階的に小さくするものである。
請求項3においては、複数の単電池を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具と、該拘束治具により拘束される前記各単電池の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサと、を備える前記複数の単電池を保持するための治具たる電池パレットと、前記電池パレットにおいて保持された前記複数の単電池の各端子に対応する複数のプローブを有し、前記複数のプローブを上下方向に変位可能に構成する前記複数の単電池を充放電するための装置である充放電ユニットと、を備え、前記電池パレットにより保持した前記複数の単電池の上方に前記充放電ユニットを配置するとともに、前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを降下させて、前記複数の単電池に対して、上方から前記複数のプローブを接触させる構成とした充放電装置におけるプローブの位置決め方法であって、前記スペーサに対して、前記単電池の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部を形成しておき、前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくしておき、前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを支持するための部材である複数の支持部材を、前記複数の単電池の積層方向に対して平行に列置するとともに、前記複数の単電池の積層方向に向けて変位可能に構成しておき、前記支持部材には、下方に向けて突出する、前記当接部を係止するための部位である係止部を形成しておき、前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、前記電池パレットと前記充放電ユニットを、前記複数のプローブを位置決めするときの所定の配置とするときにおいて、前記係止部と、該係止部に対応する前記突出部が、前記単電池の積層方向視において所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくしておき、前記充放電ユニットに対する後側に前記電池パレットを配置した状態から、前記充放電ユニットと前記電池パレットを、前記単電池の積層方向における離間距離が小さくなるように相対変位させて、前記複数のスペーサにおける前記突出部によって、対応する前記支持部材における前記係止部を係止して、前記複数のプローブを対応する各端子に対して位置決めするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、構成が簡易な位置決め機構により、各単電池における端子の配置位置に、プローブを精度よく位置決めすることができる。
請求項2においては、位置決め機構の構成をより簡易にすることができる。
請求項3においては、構成が簡易な位置決め機構により、各単電池における端子の配置位置に、プローブを精度よく位置決めすることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置の全体構成について、図1〜図3を用いて説明をする。
尚、以下の説明では、説明の便宜上、図1および図2に示すような水平で互いに直交するX軸およびY軸と、鉛直なZ軸と、からなるXYZ座標系を、充放電装置の周囲に規定しており、またそれ以後の各図においても、この規定によるXYZ座標軸を適宜表示している。
そして、充放電装置を用いて単電池の充放電を行うときには、複数の単電池を厚み方向に積層するとともに、その単電池の積層方向がX軸に対して平行となるように複数の単電池を配置して、各単電池の幅方向がY軸に対して平行となり、かつ、各単電池の高さ方向がZ軸に対して平行となるようにしている。
まず始めに、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置の全体構成について、図1〜図3を用いて説明をする。
尚、以下の説明では、説明の便宜上、図1および図2に示すような水平で互いに直交するX軸およびY軸と、鉛直なZ軸と、からなるXYZ座標系を、充放電装置の周囲に規定しており、またそれ以後の各図においても、この規定によるXYZ座標軸を適宜表示している。
そして、充放電装置を用いて単電池の充放電を行うときには、複数の単電池を厚み方向に積層するとともに、その単電池の積層方向がX軸に対して平行となるように複数の単電池を配置して、各単電池の幅方向がY軸に対して平行となり、かつ、各単電池の高さ方向がZ軸に対して平行となるようにしている。
図1および図2に示す如く、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置である充放電装置1は、複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、電池パレット3、充放電ユニット4等を備えている。
まず、電池パレット3の構成について、説明をする。
電池パレット3は、複数の単電池2・2・・・を所定の姿勢で保持するための治具であり、拘束治具5、複数のスペーサ6・6・・・等を備えている。
電池パレット3は、複数の単電池2・2・・・を所定の姿勢で保持するための治具であり、拘束治具5、複数のスペーサ6・6・・・等を備えている。
拘束治具5は、複数の単電池2・2・・・を厚み方向に積層した状態で拘束する(即ち、単電池ユニットを形成する)ための治具であり、本体部5a、固定壁5b、可動壁5c等を備えており、また、本体部5aには単電池2・2・・・を列置するための底面5dが形成されている。
本体部5aは2個一対で用いることで略レール状の部材を形成しており、複数の単電池2・2・・・と複数のスペーサ6・6・・・の幅方向における両端部を、各本体部5a・5aにおける各底面5d・5dで支持する構成としている。
また固定壁5bは、X軸に直交する面を形成する板状の部材であり、本体部5aに対して固定されている。
さらに可動壁5cは、固定壁5bに対して平行な面を形成する板状の部材であり、本体部5aに対してボールネジ機構等により変位可能に支持されている。
これにより、拘束治具5では、固定壁5bおよび可動壁5cによって、複数の単電池2・2・・・を狭圧することができる。
また固定壁5bは、X軸に直交する面を形成する板状の部材であり、本体部5aに対して固定されている。
さらに可動壁5cは、固定壁5bに対して平行な面を形成する板状の部材であり、本体部5aに対してボールネジ機構等により変位可能に支持されている。
これにより、拘束治具5では、固定壁5bおよび可動壁5cによって、複数の単電池2・2・・・を狭圧することができる。
そして、拘束治具5は、各本体部5a・5aの各底面5d・5dがXY平面に対して平行(即ち、水平)であり、かつ、固定壁5bおよび可動壁5cがX軸に直交する向きとなるように配置される。
そして、充放電装置1では、拘束された各単電池2・2・・・(単電池ユニット)の積層方向が、X軸に対して平行となるように、電池パレット3を配置する構成している。
さらに、充放電装置1において、電池パレット3を用いて複数の単電池2・2・・・を拘束するときには、各単電池2・2・・・の幅方向がY軸に対して平行で、かつ、各単電池2・2・・・の高さ方向がZ軸に対して平行となっている。
さらに、充放電装置1において、電池パレット3を用いて複数の単電池2・2・・・を拘束するときには、各単電池2・2・・・の幅方向がY軸に対して平行で、かつ、各単電池2・2・・・の高さ方向がZ軸に対して平行となっている。
さらに、拘束治具5の本体部5aは、図示しない変位装置によって、X軸方向に向けて往復変位可能に支持されており、充放電ユニット4に対する電池パレット3の水平距離を変更することができる構成としている。
尚、本実施形態に示す電池パレット3においては、該電池パレット3を充放電ユニット4に向けて変位させるときの進行方向にあたる側(本実施形態では、X軸における負側)を電池パレット3の「前側」と呼び、その反対側(本実施形態では、X軸における正側)を電池パレット3の「後側」と呼ぶものと規定する。
そして、電池パレット3において積層される各単電池2・2・・・においては、電池パレット3の「前側」(本実施形態では、X軸における負側)に対応する側を積層方向における「前側」と呼び、その反対側(本実施形態では、X軸における正側)を積層方向における「後側」と呼ぶものと規定する。
そして、電池パレット3において積層される各単電池2・2・・・においては、電池パレット3の「前側」(本実施形態では、X軸における負側)に対応する側を積層方向における「前側」と呼び、その反対側(本実施形態では、X軸における正側)を積層方向における「後側」と呼ぶものと規定する。
スペーサ6は、拘束状態において隣接する単電池2・2を、充放電時において電気的および熱的に絶縁して、各単電池2・2・・・を保護しつつ、位置決めするための部材である。
電池パレット3では、スペーサ6を各単電池2・2・・・の積層方向における各前後に配置する構成としており、このため、充放電する各単電池2・2・・・の個数よりも、少なくとも1つ多い個数である複数のスペーサ6・6・・・を備える構成としている。
電池パレット3では、スペーサ6を各単電池2・2・・・の積層方向における各前後に配置する構成としており、このため、充放電する各単電池2・2・・・の個数よりも、少なくとも1つ多い個数である複数のスペーサ6・6・・・を備える構成としている。
また、スペーサ6には、図2に示すように、電池パレット3において保持される状態において、そのY軸方向の両端に位置する部位に、Z軸方向の上向きに突出する部位である突出部6a・6aを形成している。
突出部6aは、スペーサ6を部分的に延設するものであり、該突出部6aの形成する面は、スペーサ6の形成する面と同一平面上に存在している。
尚、突出部6aは、該突出部6aの形成する面が、スペーサ6の形成する面に対して平行とするのであれば、スペーサ6の形成する面から所定の距離だけオフセットする構成としてもよい。
突出部6aは、スペーサ6を部分的に延設するものであり、該突出部6aの形成する面は、スペーサ6の形成する面と同一平面上に存在している。
尚、突出部6aは、該突出部6aの形成する面が、スペーサ6の形成する面に対して平行とするのであれば、スペーサ6の形成する面から所定の距離だけオフセットする構成としてもよい。
そして、電池パレット3では、図1に示すように、固定壁5bと可動壁5cの間に、各単電池2・2・・・を配置するとともに、各単電池2・2・・・の前後にスペーサ6・6を配置した状態で、可動壁5cを固定壁5b側に変位させることにより、可動壁5cと固定壁5bで、各単電池2・2・・・および各スペーサ6・6・・・を狭圧する構成としている。
即ち、充放電装置1では、電池パレット3の拘束治具5により、各単電池2・2・・・に所定の加圧力を付与しつつ、複数の単電池2・2・・・および複数のスペーサ6・6・・・を一体的に拘束する構成としている。
次に、充放電ユニット4の構成について、説明をする。
充放電ユニット4は、電池パレット3により拘束されている複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、図1および図2に示す如く、複数のプローブ7・7・・・と、複数の支持部材8・8・・・等を備えている。
また、充放電ユニット4は、該充放電ユニット4の骨格を形成する本体フレーム10・10を備えており、該本体フレーム10・10において、一対のレール9・9を支持する構成としている。
充放電ユニット4は、電池パレット3により拘束されている複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、図1および図2に示す如く、複数のプローブ7・7・・・と、複数の支持部材8・8・・・等を備えている。
また、充放電ユニット4は、該充放電ユニット4の骨格を形成する本体フレーム10・10を備えており、該本体フレーム10・10において、一対のレール9・9を支持する構成としている。
プローブ7は、単電池2の端子2a(より詳しくは、端子2aの横に存在する、該端子2aと電気的に接続されている平面部)に対して充放電装置1を電気的に接続するための部材である。
また、支持部材8は、プローブ7を支持するための部材であり、1つの単電池2に2箇所存在する各端子2a・2aに対応させて、1つの単電池2に対して2個一対で配置される構成としている。
また、支持部材8は、プローブ7を支持するための部材であり、1つの単電池2に2箇所存在する各端子2a・2aに対応させて、1つの単電池2に対して2個一対で配置される構成としている。
また、一対の各支持部材8・8は、図示しない連結部材によって一体的に連結されるとともに、Y軸方向に所定の距離だけ離間して配置され、それぞれ別のレール9により支持される構成としている。
また、一対の各支持部材8・8は、単電池2の個数に対応する組数が備えられており、レール9に沿って複数(単電池2の個数に対応する個数)の支持部材8・8・・・を、X軸方向に所定の間隔で配置しつつ支持する構成としている。
また、一対の各支持部材8・8は、単電池2の個数に対応する組数が備えられており、レール9に沿って複数(単電池2の個数に対応する個数)の支持部材8・8・・・を、X軸方向に所定の間隔で配置しつつ支持する構成としている。
レール9は、X軸に対して平行となる態様で、その両端部を本体フレーム10・10により支持される構成としている。
そして、レール9により支持される複数の支持部材8・8・・・は、該レール9に沿って(即ち、X軸に対して平行な向きに)往復変位することができる構成としている。
そして、レール9により支持される複数の支持部材8・8・・・は、該レール9に沿って(即ち、X軸に対して平行な向きに)往復変位することができる構成としている。
プローブ7は、支持部材8に付設されるホルダー8bによって、鉛直下向きに突出する態様で支持されている。
また、各プローブ7・7・・・のY軸方向に対する寄り位置は、電池パレット3において拘束された各単電池2・2・・・における各端子2a・2a・・・のY軸方向に対する寄り位置に対応(略一致)させている。
また、各プローブ7・7・・・のY軸方向に対する寄り位置は、電池パレット3において拘束された各単電池2・2・・・における各端子2a・2a・・・のY軸方向に対する寄り位置に対応(略一致)させている。
また、支持部材8には、該支持部材8がレール9により支持されている状態において、下方(Z軸の負側)に向けて突設する部位である係止部8aを備えている。
係止部8aは、電池パレット3が備えるスペーサ6に形成される突出部6aを係止するための部位であり、Y軸方向に対する寄り位置を、電池パレット3において拘束された各スペーサ6・6・・・における各突出部6a・6a・・・の存在範囲と重なる位置としている。
係止部8aは、電池パレット3が備えるスペーサ6に形成される突出部6aを係止するための部位であり、Y軸方向に対する寄り位置を、電池パレット3において拘束された各スペーサ6・6・・・における各突出部6a・6a・・・の存在範囲と重なる位置としている。
さらに、充放電ユニット4は、図示しない変位装置によって、Z軸方向に向けて(即ち、鉛直方向に)変位可能な状態で支持されている。
そして、図3に示す如く、電池パレット3を、充放電ユニット4の下方における所定位置に配置した状態で、充放電ユニット4全体を鉛直下方に変位させることによって、各プローブ7・7・・・を、対応する各端子2a・2a・・・に、上方から接触させることができる構成としている。
そして、図3に示す如く、電池パレット3を、充放電ユニット4の下方における所定位置に配置した状態で、充放電ユニット4全体を鉛直下方に変位させることによって、各プローブ7・7・・・を、対応する各端子2a・2a・・・に、上方から接触させることができる構成としている。
尚、本実施形態に示す充放電ユニット4においては、電池パレット3において拘束されている各単電池2・2・・・の積層方向における「前側」(本実施形態では、X軸における負側)に向く側を充放電ユニット4の「前側」と呼び、その反対側(本実施形態では、X軸における正側)を充放電ユニット4の「後側」と呼ぶものと規定する。
ここで、充放電装置1により充放電する対象物たる単電池の構成について、図4を用いて説明をする。
図4(a)に示す如く、充放電装置1により充放電する対象物たる単電池2は、二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)であり、端子2a・2aを備えている。
電池パレット3において拘束された状態における単電池2では、端子2a・2aは、鉛直上向き(Z軸における正側)に突出している。
またここでは、単電池2の厚みを厚みDとして規定し、単電池2の厚みDにおいては、寸法公差dを許容するものとしている。
尚、ここで言う「寸法公差」とは、厚みDにおける最大許容寸法と最小許容寸法の差を意味している。
図4(a)に示す如く、充放電装置1により充放電する対象物たる単電池2は、二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)であり、端子2a・2aを備えている。
電池パレット3において拘束された状態における単電池2では、端子2a・2aは、鉛直上向き(Z軸における正側)に突出している。
またここでは、単電池2の厚みを厚みDとして規定し、単電池2の厚みDにおいては、寸法公差dを許容するものとしている。
尚、ここで言う「寸法公差」とは、厚みDにおける最大許容寸法と最小許容寸法の差を意味している。
このため、単電池2をn個積層するとき、積層方向における各単電池2・2・・・の長さ(積層長)は、規定値から求めた長さnDを基準として、ndの範囲でばらつく。
そして、このばらつきが、端子2aに対するプローブ7の位置決めを困難にしている原因となっている。
尚、ここで示す「n」の値は、正の整数である(以下同じ)。
そして、このばらつきが、端子2aに対するプローブ7の位置決めを困難にしている原因となっている。
尚、ここで示す「n」の値は、正の整数である(以下同じ)。
そして、充放電装置1では、図4(b)に示すように、単電池2のX軸方向における各側面のうち、正側に位置する側面(以下、X軸正側の側面と呼ぶ)の位置を基準とし、そこからD/2だけX軸方向の負側に戻った位置に、端子2aの中心位置が存在するものとして、プローブ7(図1、図2参照)を位置決めする構成としている。
尚、端子2aは、常に単電池2の厚み方向における中心位置(D/2の位置)に形成されているものとしている。
尚、端子2aは、常に単電池2の厚み方向における中心位置(D/2の位置)に形成されているものとしている。
即ち、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置1では、電池パレット3により積層状態で拘束されている各単電池2・2・・・において、単電池2ごとにそれぞれの基準位置を設定することによって、寸法公差dの重畳を防止する構成としており、これにより、端子2aに対するプローブ7の位置決めを精度よく行うようにしている。
また、充放電装置1では、単電池2の基準位置(即ち、X軸正側の側面の位置)を検出するために、X軸正側の側面に接触するスペーサ6を利用して、該スペーサ6のX軸方向における各側面のうち、負側に位置する側面(以下、X軸負側の側面と呼ぶ)の位置を検出する構成としている。
そして、充放電装置1では、スペーサ6のX軸負側の側面の位置を、スペーサ6の突出部6aに、支持部材8の係止部8a(図1、図2参照)を接触させることにより検出する構成としている。
そして、充放電装置1では、スペーサ6のX軸負側の側面の位置を、スペーサ6の突出部6aに、支持部材8の係止部8a(図1、図2参照)を接触させることにより検出する構成としている。
次に、電池パレット3における突出部の構成について、図5および図6を用いて説明をする。
尚ここでは、説明の便宜上、電池パレット3における単電池2の積層個数が5個である場合を例示して説明をする。
図5に示す如く、本発明の一実施形態に係る充放電装置1に備えられる電池パレット3は、拘束治具5によって、複数(図5においては5個)の単電池2・2・・・を、厚み方向に積層するとともに、該積層方向に加圧しており、さらに複数(図5においては6個)のスペーサ6・6・・・を備える構成としている。
尚ここでは、説明の便宜上、電池パレット3における単電池2の積層個数が5個である場合を例示して説明をする。
図5に示す如く、本発明の一実施形態に係る充放電装置1に備えられる電池パレット3は、拘束治具5によって、複数(図5においては5個)の単電池2・2・・・を、厚み方向に積層するとともに、該積層方向に加圧しており、さらに複数(図5においては6個)のスペーサ6・6・・・を備える構成としている。
図6に示す如く、電池パレット3に備えられる各スペーサ6・6・・・には、上方に向けて突出する部位である突出部6a・6aが形成されている。
そして、充放電装置1では、突出部6a・6aを利用して、スペーサ6に隣接する単電池2のX軸正側の側面の位置を検出する構成としている。
そして、充放電装置1では、突出部6a・6aを利用して、スペーサ6に隣接する単電池2のX軸正側の側面の位置を検出する構成としている。
また、図5および図6に示す如く、充放電装置1では、各突出部6a・6a・・・の突出寸法は、電池パレット3の、より「前側」に位置する突出部6aから、より「後側」に位置する突出部6aに向けて段階的に大きくしている。
尚、スペーサ6における突出部6a・6aのY軸方向に対する配置位置は、プローブ7・7・・・との干渉を避けるべく、単電池2の幅よりも外側に位置する部位に形成するのが好適である。
尚、スペーサ6における突出部6a・6aのY軸方向に対する配置位置は、プローブ7・7・・・との干渉を避けるべく、単電池2の幅よりも外側に位置する部位に形成するのが好適である。
また、図5に示すように、連続する各スペーサ6・6・・・のうち、積層方向における最も「前側」に位置するスペーサ6は、最も「前側」に位置する単電池2の「前側」の側面を保護する役割を果たすものであり、そのスペーサ6の「前側」には単電池2が配置されず、位置決めのために用いられることがないため、突出部6aを形成しなくてもよい。
次に、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置1の充放電ユニット4における係止部の構成について、図3、図7および図8を用いて説明をする。
尚ここでは、前述した単電池2の積層個数が5個である電池パレット3に対応する、5個のプローブ7・7・・・を備えた充放電ユニット4を例示して説明をする。
尚ここでは、前述した単電池2の積層個数が5個である電池パレット3に対応する、5個のプローブ7・7・・・を備えた充放電ユニット4を例示して説明をする。
図7(a)に示す如く、充放電ユニット4においては、複数(ここでは5個)の支持部材8・8・・・を備えており、それぞれの支持部材8ごとに、スペーサ6に形成される突出部6aを係止するための部位である係止部8aが、下方(Z軸方向の負側)に垂下する態様で形成されている。
また支持部材8では、ホルダー8bのX軸方向に付設位置を調整して、係止部8aの「後側」の面(即ち、突出部6aと接触する面)から、プローブ7の中心位置までの距離が、D/2となるように、ホルダー8bの位置を設定している。
これにより、係止部8aの「後側」の面を、突出部6aの「前側」の面に接触させることで、プローブ7と端子2aの中心位置を合わせることができる構成としている。
また支持部材8では、ホルダー8bのX軸方向に付設位置を調整して、係止部8aの「後側」の面(即ち、突出部6aと接触する面)から、プローブ7の中心位置までの距離が、D/2となるように、ホルダー8bの位置を設定している。
これにより、係止部8aの「後側」の面を、突出部6aの「前側」の面に接触させることで、プローブ7と端子2aの中心位置を合わせることができる構成としている。
また、図7(b)に示す如く、支持部材8は、レール9に対してバネ部材11を介して接続される構成としている。
そして、支持部材8(ここでは係止部8a)に応力Faが作用して、支持部材8が応力Faの作用方向に変位するとき、当該バネ部材11が伸張される構成としており、このとき支持部材8には、バネ部材11が元の長さに復元しようとして生じるバネ力Fbが付勢される構成としている。
このため、係止部8aに対して物体(ここでは突出部6a)を応力Faで押圧するとき、係止部8aはバネ力Fbによって該物体に対して密着するため、該物体(即ち、突出部6a)を基準として、係止部8a(ひいては、ホルダー8bに保持されるプローブ7)が精度よく位置決めされる。
尚、バネ部材11は、説明の便宜上、図7(b)および図19以外の図における図示を省略している。
そして、支持部材8(ここでは係止部8a)に応力Faが作用して、支持部材8が応力Faの作用方向に変位するとき、当該バネ部材11が伸張される構成としており、このとき支持部材8には、バネ部材11が元の長さに復元しようとして生じるバネ力Fbが付勢される構成としている。
このため、係止部8aに対して物体(ここでは突出部6a)を応力Faで押圧するとき、係止部8aはバネ力Fbによって該物体に対して密着するため、該物体(即ち、突出部6a)を基準として、係止部8a(ひいては、ホルダー8bに保持されるプローブ7)が精度よく位置決めされる。
尚、バネ部材11は、説明の便宜上、図7(b)および図19以外の図における図示を省略している。
図3の上図に示す如く、係止部8aの突出寸法は、充放電ユニット4の高さが、電池パレット3に対して各プローブ7・7・・・を位置決めするための所定の高さである場合において、該係止部8aの下端が突出部6aと重なる高さまで垂下する寸法としている。
さらに、図7(a)および図8に示す如く、充放電ユニット4では、各支持部材8における係止部8aの突出寸法を、充放電ユニット4における「前側」に位置する係止部8aから「後側」に配置される係止部8aに向かって、段階的に小さくしている。
次に、電池パレット3における各突出部6a・6a・・・と、充放電ユニット4における係止部8a・8a・・・の対応関係について、図9を用いて説明をする。
尚ここでは、説明の便宜上、5個の各突出部6a・6a・・・を区別するために、X軸方向の正側(即ち、単電池2の積層方向における「後側」)に位置する突出部6aから順に(1)〜(5)の番号を付して表示している。
また同様に、5個の各係止部8a・8a・・・を区別するために、X軸方向の正側(即ち、単電池2の積層方向における「前側」)に位置する係止部8aから順に(1)〜(5)の番号を付して表示している。
そして、図9において同じ番号が付された突出部6aと係止部8aが対応している(即ち、接触し合う関係にある)ものとする。
尚ここでは、説明の便宜上、5個の各突出部6a・6a・・・を区別するために、X軸方向の正側(即ち、単電池2の積層方向における「後側」)に位置する突出部6aから順に(1)〜(5)の番号を付して表示している。
また同様に、5個の各係止部8a・8a・・・を区別するために、X軸方向の正側(即ち、単電池2の積層方向における「前側」)に位置する係止部8aから順に(1)〜(5)の番号を付して表示している。
そして、図9において同じ番号が付された突出部6aと係止部8aが対応している(即ち、接触し合う関係にある)ものとする。
図9(a)は、電池パレット3(図示せず)と充放電ユニット4(図示せず)のZ軸方向における離間距離が、プローブ7(図示せず)の位置決めに適した所定の距離である状態における、各突出部6a・6a・・・と各係止部8a・8a・・・の関係を示している。
電池パレット3(図示せず)をX軸方向負側(即ち、「前側」)に変位させるとき、例えば、X軸方向における最も負側(即ち、「前側」)に位置する突出部6a(即ち、番号(5)の突出部6a)は、番号(1)の係止部8aの下、番号(2)の係止部8aの下、番号(3)の係止部8aの下、番号(4)の係止部8aの下を順に通過する。
そして最終的には、図9(b)に示すように、X軸方向における最も負側(即ち、「前側」)である番号(5)の係止部8aに接触する。
そして最終的には、図9(b)に示すように、X軸方向における最も負側(即ち、「前側」)である番号(5)の係止部8aに接触する。
即ち、充放電装置1において、番号(5)の突出部6aの突出高さは、番号(5)の係止部8aより手前の(番号(1)〜(4)の)各係止部8a・8a・・・には接触しない高さに設定しており、かつ、番号(5)の係止部8aには接触する高さに設定している。
また換言すれば、充放電装置1において、番号(5)の係止部8aの垂下長さは、番号(5)の突出部6aより手前の(番号(1)〜(4)の)各突出部6a・6a・・・には接触しない長さに設定しており、かつ、番号(5)の突出部6aには接触する長さに設定している。
また換言すれば、充放電装置1において、番号(5)の係止部8aの垂下長さは、番号(5)の突出部6aより手前の(番号(1)〜(4)の)各突出部6a・6a・・・には接触しない長さに設定しており、かつ、番号(5)の突出部6aには接触する長さに設定している。
また、電池パレット3(図示せず)をX軸方向負側に変位させるとき、番号(4)の突出部6aは、番号(1)の係止部8aの下、番号(2)の係止部8aの下、番号(3)の係止部8aの下を順に通過して、最後に番号(4)の係止部8aに接触する。
即ち、番号(4)の突出部6aの突出高さは、番号(4)の係止部8aより手前の(番号(1)〜(3)の)各係止部8a・8a・・・には接触しない高さに設定しており、かつ、番号(4)の係止部8aには接触する高さに設定している。
即ち、番号(4)の突出部6aの突出高さは、番号(4)の係止部8aより手前の(番号(1)〜(3)の)各係止部8a・8a・・・には接触しない高さに設定しており、かつ、番号(4)の係止部8aには接触する高さに設定している。
また、電池パレット3(図示せず)をX軸方向負側に変位させるとき、番号(3)の突出部6aは、番号(1)の係止部8aの下、番号(2)の係止部8aの下を順に通過して、最後に番号(3)の係止部8aに接触する。
即ち、番号(3)の突出部6aの突出高さは、番号(3)の係止部8aより手前の(番号(1)〜(2)の)各係止部8a・8aには接触しない高さに設定しており、かつ、番号(3)の係止部8aには接触する高さに設定している。
即ち、番号(3)の突出部6aの突出高さは、番号(3)の係止部8aより手前の(番号(1)〜(2)の)各係止部8a・8aには接触しない高さに設定しており、かつ、番号(3)の係止部8aには接触する高さに設定している。
また、電池パレット3(図示せず)をX軸方向負側に変位させるとき、番号(2)の突出部6aは、番号(1)の係止部8aの下を通過して、最後に番号(2)の係止部8aに接触する。
即ち、番号(2)の突出部6aの突出高さは、番号(1)の係止部8aには接触しない高さに設定しており、かつ、番号(2)の係止部8aには接触する高さに設定している。
即ち、番号(2)の突出部6aの突出高さは、番号(1)の係止部8aには接触しない高さに設定しており、かつ、番号(2)の係止部8aには接触する高さに設定している。
また、電池パレット3(図示せず)をX軸方向負側に変位させるとき、番号(1)の突出部6aは、番号(1)の係止部8aに接触する。
即ち、番号(1)の突出部6aの突出高さは、番号(1)の係止部8aに接触する高さに設定している。
即ち、番号(1)の突出部6aの突出高さは、番号(1)の係止部8aに接触する高さに設定している。
このように、充放電装置1では、電池パレット3における各突出部6a・6a・・・の突出高さを段階的に大きくして、かつ、充放電ユニット4における各係止部8a・8a・・・の垂下長さを段階的に小さくした簡易な機構により、対応する突出部6aおよび係止部8a同士を確実に接触させることを可能にしている。
このため、充放電装置1では、簡易な位置決め機構により、各単電池2・2・・・が接する各スペーサ6・6・・・に対して、対応する各支持部材8・8・・・を位置決めすることができ、これにより、各端子2a・2a・・・に対して、対応する各プローブ7・7・・・を精度よく位置決めする構成としている。
尚、ここで示したように、電池パレット3をX軸方向に変位させることによって、対応する突出部6aと係止部8aを接触させるためには、充放電ユニット4のZ軸方向における高さを調整する必要がある。
即ち、充放電ユニット4のZ軸方向における高さが高すぎると、電池パレット3をX軸方向に変位させても、いずれの突出部6aと係止部8aも接触せず、あるいは、充放電ユニット4のZ軸方向における高さが低すぎると、電池パレット3をX軸方向に変位させるときに、対応しない突出部6aと係止部8aが接触してしまうことになる。
即ち、充放電ユニット4のZ軸方向における高さが高すぎると、電池パレット3をX軸方向に変位させても、いずれの突出部6aと係止部8aも接触せず、あるいは、充放電ユニット4のZ軸方向における高さが低すぎると、電池パレット3をX軸方向に変位させるときに、対応しない突出部6aと係止部8aが接触してしまうことになる。
そして、図9(a)(b)に示すように、電池パレット3をX軸方向に変位させることによって、対応する突出部6aと係止部8aを接触させることができる配置となっている場合には、電池パレット3と充放電ユニット4とのZ軸方向における距離が、プローブ7の位置決めに適した距離(以下、位置決め距離と呼ぶ)に調整されている。
次に、充放電装置1におけるプローブ7の位置決め状況について、図10〜図13を用いて説明をする。
図10に示す如く、位置決めを開始する前の状態における充放電装置1では、電池パレット3が、充放電ユニット4に対して、X軸方向における正側にずれた位置に配置されている。
またこのとき、電池パレット3と充放電ユニット4のZ軸方向における離間距離は、位置決め距離(図9参照)となっている。
図10に示す如く、位置決めを開始する前の状態における充放電装置1では、電池パレット3が、充放電ユニット4に対して、X軸方向における正側にずれた位置に配置されている。
またこのとき、電池パレット3と充放電ユニット4のZ軸方向における離間距離は、位置決め距離(図9参照)となっている。
この状態から次に、図11に示す如く、電池パレット3を「前側」(即ち、X軸方向における負側)に向けて変位させて、電池パレット3を充放電ユニット4に対して接近させる。
ここでは、すべての突出部6a・6a・・・が、対応する各係止部8a・8a・・・に接触する状態となってから、電池パレット3を、さらに所定の距離だけX軸方向負側に変位させて、確実に各突出部6a・6a・・・と各係止部8a・8a・・・を密着させるようにしている。
ここでは、すべての突出部6a・6a・・・が、対応する各係止部8a・8a・・・に接触する状態となってから、電池パレット3を、さらに所定の距離だけX軸方向負側に変位させて、確実に各突出部6a・6a・・・と各係止部8a・8a・・・を密着させるようにしている。
少なくとも、最初にいずれかの突出部6aと係止部8aが接触した位置から、単電池2の厚みの寸法公差d以上の距離だけ電池パレット3を「前側」に変位させれば、すべての係止部8a・8a・・・を、それぞれに対応する各突出部6a・6a・・・に接触させることができる。
このようにして、各支持部材8・8・・・を、対応する各単電池2・2・・・に対して位置決めすることができ、ひいては各プローブ7・7・・・を対応する各端子2a・2a・・・に対して位置決めすることができる。
そしてこの位置決めされた状態では、各プローブ7・7・・・は、対応する各端子2a・2aにおける接触部の直上に配置されている。
そしてこの位置決めされた状態では、各プローブ7・7・・・は、対応する各端子2a・2aにおける接触部の直上に配置されている。
次に、図12に示す如く、さらに充放電ユニット4を降下させて、各プローブ7・7・・・を、対応する各端子2a・2a・・・に接触させる。
以上により、各端子2a・2a・・・に対するプローブ7・7・・・の位置決めを完了する。
以上により、各端子2a・2a・・・に対するプローブ7・7・・・の位置決めを完了する。
尚、本発明の一実施形態に係る充放電装置1では、電池パレット3をX軸方向に変位可能に構成し、電池パレット3をX軸方向負側に変位させて、プローブ7の位置決めをする構成としているが、例えば、充放電ユニット4をX軸方向に変位可能に構成しておき、充放電ユニット4をX軸方向正側に変位させて、プローブ7を位置決めしてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る充放電装置1では、充放電ユニット4をZ軸方向に変位可能に構成し、充放電ユニット4を変位させて、電池パレット3との距離を位置決め距離に調整する構成としているが、例えば、電池パレット3をZ軸方向に変位可能に構成しておき、電池パレット3を変位させて、充放電ユニット4との距離を調整してもよい。
また、本発明の一実施形態に係る充放電装置1では、充放電ユニット4をZ軸方向に変位可能に構成し、充放電ユニット4を変位させて、電池パレット3との距離を位置決め距離に調整する構成としているが、例えば、電池パレット3をZ軸方向に変位可能に構成しておき、電池パレット3を変位させて、充放電ユニット4との距離を調整してもよい。
即ち、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置1は、複数の単電池2・2・・・を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具5と、該拘束治具5により拘束される各単電池2・2・・・の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサ6・6・・・と、を備える各単電池2・2・・・を保持するための治具たる電池パレット3と、電池パレット3において保持された各単電池2・2・・・の各端子2a・2a・・・に対応する複数のプローブ7・7・・・を有し、各プローブ7・7・・・を上下方向に変位可能に構成する各単電池2・2・・・を充放電するための装置である充放電ユニット4と、を備え、電池パレット3により保持した各単電池2・2・・・の上方に充放電ユニット4を配置するとともに、充放電ユニット4における各プローブ7・7・・・を降下させて、各単電池2・2・・・に対して、上方から各プローブ7・7・・・を接触させる構成としたものであって、スペーサ6は、各単電池2・2・・・の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部6aを備え、各スペーサ6・6・・・における突出部6aの突出寸法を、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくして、充放電ユニット4は、各プローブ7・7・・・を支持するための部材である複数の支持部材8・8・・・を備え、各支持部材8・8・・・を、各単電池2・2・・・の積層方向に対して平行に列置するとともに、各単電池2・2・・・の積層方向に向けて変位可能に構成し、支持部材8には、下方に向けて突出する、突出部6aを係止するための部位である係止部8aを形成し、各支持部材8における係止部8aの突出寸法を、電池パレット3と充放電ユニット4を、各プローブ7・7・・・を位置決めするときの所定の配置(即ち、位置決め距離)とするときにおいて、係止部8aと、該係止部8aに対応する突出部6aが、各単電池2・2・・・の積層方向視において所定の寸法(即ち、対応しない突出部6aに接触しないように調整した寸法)だけ重なる寸法とし、かつ、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくするものである。
また、複数の単電池2・2・・・を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具5と、該拘束治具5により拘束される各単電池2・2・・・の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサ6・6・・・と、を備える各単電池2・2・・・を保持するための治具たる電池パレット3と、電池パレット3において保持された各単電池2・2・・・の各端子2a・2a・・・に対応する複数のプローブ7・7・・・を有し、各プローブ7・7・・・を上下方向に変位可能に構成する各単電池2・2・・・を充放電するための装置である充放電ユニット4と、を備え、電池パレット3により保持した各単電池2・2・・・の上方に充放電ユニット4を配置するとともに、充放電ユニット4における各プローブ7・7・・・を降下させて、各単電池2・2・・・に対して、上方から各プローブ7・7・・・を接触させる構成とした充放電装置1における各プローブ7・7・・・の位置決め方法は、各スペーサ6・6・・・に対して、単電池2の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部6a・6a・・・を形成しておき、各スペーサ6・6・・・における各突出部6a・6a・・・の突出寸法を、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくしておき、充放電ユニット4における各プローブ7・7・・・を支持するための各支持部材8・8・・・を、各単電池2・2・・・の積層方向に対して平行に列置するとともに、各単電池2・2・・・の積層方向に向けて変位可能に構成しておき、支持部材8には、下方に向けて突出する、当接部6aを係止するための部位である係止部8aを形成しておき、各支持部材8・8・・・における各係止部8a・8a・・・の突出寸法を、電池パレット3と充放電ユニット4を、各プローブ7・7・・・を位置決めするときの所定の配置とするときにおいて、係止部8aと、該係止部8aに対応する突出部6aが、各単電池2・2・・・の積層方向視において所定の寸法(即ち、対応しない突出部6aに接触しないように調整した寸法)だけ重なる寸法とし、かつ、各単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくしておき、充放電ユニット4に対する後側に電池パレット3を配置した状態から、充放電ユニット4と電池パレット3を、各単電池2・2・・・の積層方向における離間距離が小さくなるように相対変位させて、各スペーサ6・6・・・における各突出部6a・6a・・・によって、対応する各支持部材8・8・・・における各係止部8a・8a・・・を係止して、各プローブ7・7・・・を対応する各端子2a・2a・・・に対して位置決めするものである。
このような構成により、スペーサ6、支持部材8、レール9等により構成される簡易な位置決め機構により、各単電池2・2・・・における端子2a・2a・・・の配置位置に、各プローブ7・7・・・を精度よく位置決めすることができる。
次に、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置について、図14〜図17を用いて説明をする。
まず始めに、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置により充放電する対象物たる単電池の構成について、図14を用いて説明をする。
尚ここでは、スペーサ6の厚みを厚みAと規定し、また端子2aにおける接触部の幅を幅B(図4参照)と規定している。
まず始めに、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置により充放電する対象物たる単電池の構成について、図14を用いて説明をする。
尚ここでは、スペーサ6の厚みを厚みAと規定し、また端子2aにおける接触部の幅を幅B(図4参照)と規定している。
図14に示す如く、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置では、積層されたn個の単電池2・2・・・を1つのグループとして、そのグループ単位で複数のプローブを位置決めする構成としている。
具体的には、積層されたn個の単電池2・2・・・のうち、積層方向における最も「後側」(即ち、X軸方向の正側)に位置する単電池2(1番目の単電池2と呼ぶ)のX軸正側の側面の位置を基準として、複数のプローブを位置決めする構成としている。
そして、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置では、単電池2の基準位置(即ち、1番目の単電池2のX軸正側の側面の位置)を検出するために、1番目の単電池2のX軸正側の側面にスペーサ6を接触させて、該スペーサ6のX軸負側の側面の位置を検出する構成としている。
さらに詳しく説明すると、積層されたn個の単電池2・2・・・のうち、n番目の単電池2における端子2aの中心位置は、1番目の単電池2のX軸正側の側面の位置を基準とする場合、そこから(n−1)(D+A)+D/2だけX軸方向の負側に戻った位置となっている。
ここで、単電池2をグループ化する個数nの求め方について、説明をする。
本発明の第二の実施形態に係る充放電装置では、グループ化する個数nに所定の制限を加えることで、寸法公差dの重畳が生じたとしても、端子2aに対して確実にプローブを位置決めできる構成としている。
本発明の第二の実施形態に係る充放電装置では、グループ化する個数nに所定の制限を加えることで、寸法公差dの重畳が生じたとしても、端子2aに対して確実にプローブを位置決めできる構成としている。
単電池2をn個積層するとき、1番目の単電池2におけるX軸正側の側面の位置を基準(長さ0の位置)とすれば、n番目の単電池2における端子2aの中心位置は、(n−1)(D+A)+D/2となり、この中心位置は(n−1/2)dの範囲でばらつく。
即ち、複数の単電池2・2・・・をn個ごとにグループ化して、グループごとに基準位置を設定する構成では、寸法公差dの重畳が生じるという問題が生じる。
即ち、複数の単電池2・2・・・をn個ごとにグループ化して、グループごとに基準位置を設定する構成では、寸法公差dの重畳が生じるという問題が生じる。
そこで、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置では、端子2aの幅Bを基準として、グループ化する単電池2・2・・・の個数nを、B>(n−1/2)dを満たす値に制限する構成としている。
即ち、寸法公差dの重畳が最も多大となるn番目の端子2aに対しても、プローブが確実に接触できるように、n番目の単電池2において生じる重畳された寸法公差(n−1/2)dを、端子2aの大きさ(幅B)未満に収める構成としている。
即ち、寸法公差dの重畳が最も多大となるn番目の端子2aに対しても、プローブが確実に接触できるように、n番目の単電池2において生じる重畳された寸法公差(n−1/2)dを、端子2aの大きさ(幅B)未満に収める構成としている。
このようにグループ化する個数nを制限することにより、単電池2の厚みDの寸法公差dが重畳したとしても、プローブを端子2aに接触させることができる位置に確実に位置決めすることができる。
尚、ここでは単電池2の厚みDにおける寸法公差dの重畳のみを考慮しているが、スペーサの厚みA等に考慮すべき寸法公差が生じるような場合には、スペーサの寸法公差を含めて考慮する構成とすることが望ましい。
次に、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置の全体構成について、図15〜図17を用いて説明をする。
図15に示す如く、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置である充放電装置21は、複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、電池パレット23、充放電ユニット24等を備える構成としている。
図15に示す如く、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置である充放電装置21は、複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、電池パレット23、充放電ユニット24等を備える構成としている。
まず、電池パレット23の構成について、説明をする。
電池パレット23は、複数の単電池2・2・・・を厚み方向に積層した状態で拘束する(即ち、単電池ユニットを形成する)ための治具であり、拘束治具5、複数のスペーサ6・6・・・等を備えている。
電池パレット23は、複数の単電池2・2・・・を厚み方向に積層した状態で拘束する(即ち、単電池ユニットを形成する)ための治具であり、拘束治具5、複数のスペーサ6・6・・・等を備えている。
このように電池パレット23は、拘束治具5、複数のスペーサ6・6・・・等を備えている点では、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置1に備えられる電池パレット3と共通しているが、電池パレット23では、電池パレット3に比して、スペーサ6に形成される突出部6aの形成態様が異なっている。
具体的には、電池パレット3における各スペーサ6・6・・・では、全てのスペーサ6・6・・・(但し、最も「前側」に配置されるスペーサ6は除く)に突出部6a・6aが形成されており、突出部6aの突出高さを「前側」から「後側」に向けて1つずつ段階的に大きくしている。
一方、電池パレット23における各スペーサ6・6・・・では、前述した基準により定めた所定の個数(ここでは3個)のスペーサ6・6・・・をグループ化する構成としている。そして、全てのスペーサ6・6・・・に突出部6a・6aが形成するのではなく、グループ化した各スペーサ6・6・・・のうち、少なくとも最も「後側」のスペーサ6には突出部6aを形成する構成としている。
また、電池パレット23においては、突出部6aの突出高さが「前側」から「後側」に向けてグループごとに段階的に大きくしている。
また、電池パレット23においては、突出部6aの突出高さが「前側」から「後側」に向けてグループごとに段階的に大きくしている。
即ち、本発明に係る電池パレットにおいて、突出部を「段階的に大きくする」とは、前述した電池パレット3における突出部6aのように、その突出寸法が連続する各スペーサ6・6・・・において一枚ごとに大きくなる場合のみならず、電池パレット23における突出部6aのように、グループごとに間隔をおいて大きくなる場合を含んでいる。
次に、充放電ユニット24の構成について、説明をする。
充放電ユニット24は、電池パレット23により拘束されている複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、図15に示す如く、複数のプローブ7・7・・・と、複数の支持部材8・8・・・等を備えている。
また、充放電ユニット4は、該充放電ユニット4の骨格を形成する本体フレーム10・10を備えており、該本体フレーム10・10において、一対のレール9・9を支持する構成としている。
充放電ユニット24は、電池パレット23により拘束されている複数の単電池2・2・・・を同時に充放電するための装置であり、図15に示す如く、複数のプローブ7・7・・・と、複数の支持部材8・8・・・等を備えている。
また、充放電ユニット4は、該充放電ユニット4の骨格を形成する本体フレーム10・10を備えており、該本体フレーム10・10において、一対のレール9・9を支持する構成としている。
このように充放電ユニット24は、複数のプローブ7・7・・・、複数の支持部材8・8・・・等を備えている点では、本発明の第一の実施形態に係る充放電装置1に備えられる充放電ユニット4と共通しているが、充放電ユニット24では、充放電ユニット4に比して、支持部材8の態様および該支持部材8に形成される係止部8aの形成態様が異なっている。
具体的には、充放電ユニット4における各支持部材8・8・・・は、全てのプローブ7・7・・・に対応して、充放電の対象たる各単電池2・2・・・と少なくとも同じ数だけ設けられており、係止部8aも、全ての単電池2・2・・・に対応させて、少なくとも単電池2・2・・・と同数だけ設けられている。
一方、充放電ユニット4における各支持部材8・8・・・は、所定の個数(ここでは3個)の単電池2・2・・・をグループ化して、そのグループ単位で支持部材8を設ける構成としている。
そして、グループにおける最も「後側」に位置する単電池2(より詳しくは、その単電池2のX軸方向後側の側面に接するスペーサ6の突出部6a・6a)に対応させて、支持部材8の後端部に係止部8aを形成する構成としている。
そして、充放電ユニット24においても、係止部8aの突出高さが「前側」から「後側」に向けてグループごとに段階的に小さくしている。
そして、グループにおける最も「後側」に位置する単電池2(より詳しくは、その単電池2のX軸方向後側の側面に接するスペーサ6の突出部6a・6a)に対応させて、支持部材8の後端部に係止部8aを形成する構成としている。
そして、充放電ユニット24においても、係止部8aの突出高さが「前側」から「後側」に向けてグループごとに段階的に小さくしている。
即ち、本発明に係る充放電ユニットにおいて、係止部を「段階的に小さくする」とは、前述した充放電ユニット4における係止部8aのように、連続する各支持部材8・8・・・において一個ごとに小さくする場合のみならず、充放電ユニット24における係止部8aのように、グループごとに間隔をおいて小さくする場合を含んでいる。
次に、電池パレット23における突出部の構成について、図16および図17を用いて説明をする。
尚ここでは、説明の便宜上、5個の単電池2・2・・・を1つのグループとして扱って、プローブ7の位置決めをする場合を例示して説明をする。
そして、電池パレット23においては、同様のグループ(但し、突出部6aの突出高さが異なる)を複数備える構成としてもよいが、説明の便宜のため、ここでは1つのグループの構成に着目して説明をする。
尚ここでは、説明の便宜上、5個の単電池2・2・・・を1つのグループとして扱って、プローブ7の位置決めをする場合を例示して説明をする。
そして、電池パレット23においては、同様のグループ(但し、突出部6aの突出高さが異なる)を複数備える構成としてもよいが、説明の便宜のため、ここでは1つのグループの構成に着目して説明をする。
図16に示す如く、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置21に備えられる電池パレット23は、拘束治具5によって、複数(図15においては5個)の単電池2・2・・・を、厚み方向に積層するとともに、該積層方向に加圧しており、複数(図15においては6個)のスペーサ6・6・・・を備える構成としている。
そして、本実施形態では、5個の単電池2・2・・・を1つのグループとして、各端子2a・2aに対する各プローブ7・7・・・の位置決めをする構成としている。
そして、本実施形態では、5個の単電池2・2・・・を1つのグループとして、各端子2a・2aに対する各プローブ7・7・・・の位置決めをする構成としている。
電池パレット23に備えられる各スペーサ6・6・・・のうち、最も「後側」(X軸方向における正側)に位置するスペーサ6には、上方に向けて突出する部位である突出部6aが形成されている。
一方、最もX軸方向における正側に位置するスペーサ6以外の各スペーサ6・6・・・には、突出部6aを形成していない。
一方、最もX軸方向における正側に位置するスペーサ6以外の各スペーサ6・6・・・には、突出部6aを形成していない。
また、電池パレット23では、最も「後側」に位置する単電池2の端子2aの中心位置が、突出部6aの「前側」の面(係止部8aと接触する面)から、D/2の距離にあり、それより「前側」の各端子2a・2aは、その最も「後側」に位置する端子2aの中心位置から距離(D+A)ずつ等間隔で離れた位置にある。
尚、このときの各端子2a・2aの位置には、寸法公差dが重畳されている。
尚、このときの各端子2a・2aの位置には、寸法公差dが重畳されている。
そして、電池パレット23では、最も「後側」に位置するスペーサ6のX軸負側の側面の位置を基準として、同じグループに属する全ての端子2a・2a・・・に対する位置決めをする構成としている。
ここでは、寸法公差dの重畳が最大である最も「前側」に位置する単電池2aの端子2aにおいても、確実にプローブ7の位置決めができるように、グループ化する単電池2の個数nを制限(ここでは5個)している。
ここでは、寸法公差dの重畳が最大である最も「前側」に位置する単電池2aの端子2aにおいても、確実にプローブ7の位置決めができるように、グループ化する単電池2の個数nを制限(ここでは5個)している。
そして、複数の単電池2・2・・・をグループ化して位置決めする態様の電池パレット23の具体例としては、例えば、図17(a)に示すように、各スペーサ6・6・・・に突出部6aを形成しておき、所定の枚数(ここでは5枚)ごとに突出部6aの突出高さを変えながら、複数のスペーサ6・6・・・を積層する態様のものが採用できる。
あるいは、複数の単電池2・2・・・をグループ化して位置決めする態様の電池パレット23のその他の具体例としては、図17(b)に示すように、所定の枚数(ここでは5枚)ごとに突出部6aが形成されたスペーサ6を配置するとともに、それ以外には突出部6aが形成されていないスペーサ6・6・・・を配置する態様のもの等も採用できる。
そして、図17(a)(b)に示す各電池パレット23では、各突出部6a・6a・・・の垂下長さを、「前側」から「後側」に向かうに従って、グループごとに段階的に大きくする構成としている。
次に、本発明の第二の実施形態に係る充放電装置21の充放電ユニット24における係止部の構成について、図18および図19を用いて説明をする。
尚ここでは、前述した単電池2の積層個数が5個であって、五個の単電池2・2・・・を1つのグループとする場合に対応するものであって、5個のプローブ7・7・・・をグループ化した場合の支持部材8における係止部8aを例示して説明をする。
そして、充放電ユニット24においては、同様のグループ(但し、係止部8aの垂下長さが異なる)を構成する支持部材8を複数備えていてもよいが、説明の便宜のため、ここでは1つの支持部材8の構成に着目して説明をする。
尚ここでは、前述した単電池2の積層個数が5個であって、五個の単電池2・2・・・を1つのグループとする場合に対応するものであって、5個のプローブ7・7・・・をグループ化した場合の支持部材8における係止部8aを例示して説明をする。
そして、充放電ユニット24においては、同様のグループ(但し、係止部8aの垂下長さが異なる)を構成する支持部材8を複数備えていてもよいが、説明の便宜のため、ここでは1つの支持部材8の構成に着目して説明をする。
図18に示す如く、充放電ユニット24においては、1つの支持部材8に対して5個のホルダー8bを備える構成としており、支持部材8の最も「後側」に、係止部8aが1つだけ形成されている。
即ち、充放電ユニット24では、複数(ここでは、5個)の単電池2・2・・・をグループ化して、このグループ単位で支持部材8を設けて、係止部8aを備える構成としている。
即ち、充放電ユニット24では、複数(ここでは、5個)の単電池2・2・・・をグループ化して、このグループ単位で支持部材8を設けて、係止部8aを備える構成としている。
また、支持部材8では、各ホルダー8b・8b・・・のX軸方向における付設位置を調整しており、最も「後側」のホルダー8bに保持されるプローブ7の中心位置を、係止部8aの「後側」の面(突出部6aと接触する面)からD/2の距離としている。そして、それより「前側」の各ホルダー8b・8b・・・は、最も「後側」のホルダー8bの中心位置を基準として、各ホルダー8b・8b・・・の中心位置が距離(D+A)で等間隔となるようにしている。
このような構成により、電池パレット23に備えられる突出部6aの「前側」の側面に、充放電ユニット24に備えられる係止部8aの「後側」の側面を接触させることによって、5つの各端子2a・2aに対して、確実にプローブ7・7・・・を位置決めすることができる。
そして、第一の実施形態に係る充放電装置1における充放電ユニット4では、各単電池2・2・・・に一対一で対応させて支持部材8および係止部8aを設ける構成としているが、充放電ユニット24では、支持部材8の個数を減らすことができるため、充放電ユニット24の構成を充放電ユニット4に比してより簡易にすることができる。
また、複数の単電池2・2・・・をグループ化して位置決めする場合の充放電ユニット24の具体例としては、例えば、図19に示すように、5個のプローブ7・7・・・で1つのグループを形成し、そのグループ単位で支持部材8を設けるとともに、支持部材8の「後側」に係止部8aを形成する態様のものが採用できる。
そして、図19に示す充放電ユニット24では、各係止部8a・8a・・・の垂下長さを、「前側」から「後側」に向かうに従って、段階的に小さくする構成としている。
そして、図19に示す充放電ユニット24では、各係止部8a・8a・・・の垂下長さを、「前側」から「後側」に向かうに従って、段階的に小さくする構成としている。
即ち、本発明の第二の実施形態に係る各充放電装置21においては、複数のスペーサ6・6・・・における突出部6aの突出寸法を、複数の単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定のスペーサ6の個数(例えば、5個)ごとに段階的に大きくして、かつ、複数の支持部材8・8・・・における係止部8aの突出寸法を、複数の単電池2・2・・・の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定の支持部材8・8・・・の個数(例えば、5個)ごとに段階的に小さくするものである。
このような構成により、支持部材8の個数を減らすことができ、スペーサ6、支持部材8、レール9等により構成される位置決め機構の構成をより簡易にすることができる。
1 充放電装置(第一の実施形態)
2 単電池
2a 端子
3 電池パレット(第一の実施形態)
4 充放電ユニット(第一の実施形態)
6 スペーサ
6a 突出部
7 プローブ
8 支持部材
8a 係止部
21 充放電装置(第二の実施形態)
23 電池パレット(第二の実施形態)
24 充放電ユニット(第二の実施形態)
2 単電池
2a 端子
3 電池パレット(第一の実施形態)
4 充放電ユニット(第一の実施形態)
6 スペーサ
6a 突出部
7 プローブ
8 支持部材
8a 係止部
21 充放電装置(第二の実施形態)
23 電池パレット(第二の実施形態)
24 充放電ユニット(第二の実施形態)
Claims (3)
- 複数の単電池を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具と、該拘束治具により拘束される前記各単電池の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサと、を備える前記複数の単電池を保持するための治具たる電池パレットと、
前記電池パレットにおいて保持された前記複数の単電池の各端子に対応する複数のプローブを有し、前記複数のプローブを上下方向に変位可能に構成する前記複数の単電池を充放電するための装置である充放電ユニットと、
を備え、
前記電池パレットにより保持した前記複数の単電池の上方に前記充放電ユニットを配置するとともに、前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを降下させて、前記複数の単電池に対して、上方から前記複数のプローブを接触させる構成とした充放電装置であって、
前記スペーサは、
前記単電池の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部を備え、
前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、
前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくして、
前記充放電ユニットは、
前記複数のプローブを支持するための部材である複数の支持部材を備え、
前記複数の支持部材を、
前記複数の単電池の積層方向に対して平行に列置するとともに、前記複数の単電池の積層方向に向けて変位可能に構成し、
前記支持部材には、
下方に向けて突出する、前記当接部を係止するための部位である係止部を形成し、
前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、
前記電池パレットと前記充放電ユニットを、前記複数のプローブを位置決めするときの所定の配置とするときにおいて、
前記係止部と、該係止部に対応する前記突出部が、前記単電池の積層方向視において所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくする、
ことを特徴とする充放電装置。 - 前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、
前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定のスペーサの個数ごとに段階的に大きくして、かつ、
前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、
前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、複数の所定の支持部材の個数ごとに段階的に小さくする、
ことを特徴とする請求項1に記載の充放電装置。 - 複数の単電池を厚み方向に積層しつつ加圧するための治具である拘束治具と、該拘束治具により拘束される前記各単電池の積層方向における前後にそれぞれ配置する複数のスペーサと、を備える前記複数の単電池を保持するための治具たる電池パレットと、
前記電池パレットにおいて保持された前記複数の単電池の各端子に対応する複数のプローブを有し、前記複数のプローブを上下方向に変位可能に構成する前記複数の単電池を充放電するための装置である充放電ユニットと、
を備え、
前記電池パレットにより保持した前記複数の単電池の上方に前記充放電ユニットを配置するとともに、前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを降下させて、前記複数の単電池に対して、上方から前記複数のプローブを接触させる構成とした充放電装置におけるプローブの位置決め方法であって、
前記スペーサに対して、
前記単電池の積層方向視における外形よりも上側に突出する部位である突出部を形成しておき、
前記複数のスペーサにおける前記突出部の突出寸法を、
前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に大きくしておき、
前記充放電ユニットにおける前記複数のプローブを支持するための部材である複数の支持部材を、
前記複数の単電池の積層方向に対して平行に列置するとともに、前記複数の単電池の積層方向に向けて変位可能に構成しておき、
前記支持部材には、
下方に向けて突出する、前記当接部を係止するための部位である係止部を形成しておき、
前記複数の支持部材における前記係止部の突出寸法を、
前記電池パレットと前記充放電ユニットを、前記複数のプローブを位置決めするときの所定の配置とするときにおいて、
前記係止部と、該係止部に対応する前記突出部が、前記単電池の積層方向視において所定の寸法だけ重なる寸法とし、かつ、前記複数の単電池の積層方向における前側から後側に向けて、段階的に小さくしておき、
前記充放電ユニットに対する後側に前記電池パレットを配置した状態から、前記充放電ユニットと前記電池パレットを、前記単電池の積層方向における離間距離が小さくなるように相対変位させて、前記複数のスペーサにおける前記突出部によって、対応する前記支持部材における前記係止部を係止して、前記複数のプローブを対応する各端子に対して位置決めする、
ことを特徴とする充放電装置におけるプローブの位置決め方法。
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JP2012090585A JP2013219986A (ja) | 2012-04-11 | 2012-04-11 | 充放電装置および充放電装置におけるプローブの位置決め方法 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109617176A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-12 | 浙江杭可科技股份有限公司 | 一种适用于大容量方形动力电池的充放电方法及充电机 |
CN109980268A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-07-05 | 珠海泰坦新动力电子有限公司 | 列间距适应型对接机械单元 |
JP2019186105A (ja) * | 2018-04-12 | 2019-10-24 | トヨタ自動車株式会社 | 充放電装置 |
KR102069127B1 (ko) * | 2018-12-11 | 2020-01-22 | 최윤기 | 이차전지용 멀티 어레이 충방전기 |
US10700535B2 (en) | 2014-12-25 | 2020-06-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Charging method and charging device including multiple voltage sources |
US11322808B2 (en) | 2019-04-22 | 2022-05-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Secondary battery module and method of producing the same |
-
2012
- 2012-04-11 JP JP2012090585A patent/JP2013219986A/ja active Pending
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