JP2013219534A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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秀二 石原
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武宏 鵜澤
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Abstract

【課題】
本発明は、通信端末において、IPv4とIPv6の両方のネットワーク接続をする場合に、設定の行いやすさや、インターネット接続の確実性を考慮したネットワーク鵜の設定手段をユーザに提供することを目的とする。
【解決手段】
ネットワークに繋がる機器とパケットを送受信し、ネットワーク上の伝送に必要なプロトコルを用いてパケットの解析を行うパケット処理部と、ネットワーク接続に必要な様々な情報の管理を行うテーブル管理部と、
ユーザによる操作を受け付ける外部入力出力受付部と、ユーザに対して設定するアドレスを提示するGUI部と、前記パケット処理部がネットワークから取得したアドレスを設定し、その設定したアドレスから主に用いるアドレスを前記テーブル管理部か、GUI部に提示してユーザが指定したアドレスを外部入力出力受付部から取得して設定を行うデータ処理部と、を備える通信端末。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介し、サーバとデータを送受信する通信装置とその通信方法において通信するためのネットワークの設定方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特願2006−253386号公報(特許文献1)がある。特許文献1には、クライアントとして通信装置と、IPv6ネットワークとIPv4ネットワークを介し、相手先ホストに接続して通信をするシステムを実現する実施例が記載されている。この実施例では、接続に用いるIPアドレスをIPv4アドレスかIPv6アドレスのどちらかを選択を自動で行う実施例が記載されている。
特願2006−253386号公報
近年、インターネットにおいては、IPv4アドレスが枯渇し、その対応としてIPv6を利用してのインターネット接続の必要が高まっている。IPv4とIPv6は、バージョンの違い以上の変更があり、ネットワークに接続する設定が難しくなっており、IPv4とIPv6を併用して用いる場合も、その難しさへの対応が課題となっている。
本発明は、通信端末において、IPv4とIPv6の両方のネットワーク接続をする場合に、設定の行いやすさや、インターネット接続の確実性を考慮したネットワーク鵜の設定手段をユーザに提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、例えば特許請求の範囲に記載の発明を用いることができる。
本発明によれば、ネットワークに関する設定をする際に、ネットワークの接続性を高めることができる。
通信装置1001の全体の構成例である。 通信装置1001の構成図の例である。 通信装置1001のソフトウェア構成図の例である。 ネットワーク接続設定テーブル1400の例である。 IPv4のIPアドレス管理テーブル1500の例である。 IPv6のIPアドレス管理テーブル1600の例である。 DNSサーバ管理テーブル1700の例である。 通信装置1001のIPv4に関する設定画面1800の例である。 通信装置1001のIPv6に関する設定画面1900の例である。 IPv6アドレス詳細情報画面2000の例である。 優先的に使用するIPv6アドレスを変更するときのIPv6アドレス詳細情報画面2100の例である。 IPv4に関する設定のフローの例である。 IPv6に関する設定のフローの例である。 優先的に使用するIPv6アドレスである「デフォルトIPv6アドレス」を設定するフローの例である。 設定するDNSを選択するフローの例である。 接続に用いるIPv6アドレスを選択するフローの例である。
以下、実施例を、図面を用いて説明する。
[システム全体の構成]
図1は、通信装置1001を含むシステムの全体の構成例である。
図1の構成例は、通信装置1001、有線LANまたは無線LANにより通信装置1001が接続されているネットワークA1000、ネットワークAとネットワークBを接続し、ネットワークAに接続されている機器の通信を制御するルータ1002、ユーザにより通信装置1001を操作するためリモコン1003、通信装置1001と接続されているアンテナ1004、ルータ1002と接続されているネットワークB1010、ネットワークB1010に接続されており通信装置1001とデータの送受信をすることができるサーバB1011、ルータ1002と接続されているネットワークC1020、ネットワークC1020に接続されており通信装置1001とデータの送受信をすることができるサーバC1021、アンテナ1004が受能な放送信号を送出する基地局1031で構成されている。
ネットワークA1000は、一般家庭内のネットワークなどであり、通信装置1001やルータ1002が有線や無線で接続されている。図示しないが必要に応じて他の機器、スイッチングハブ、無線通信用機器などが接続されていてもよい。
ネットワークA1000においてデータを伝送するための用いるプロトコルは、IP(Internet Protocol、以下IP)、TCP(Transmission Control Protocol、以下TCP)、UDP(User Datagram Protocol、以下UDP)などが用いられる。ただし、ネットワークAが伝送に用いるプロトコルはIP、TCP、UDPに限定されず、適宜、データの伝送に必要なプロトコルを用いることができる。
ネットワークB1010、ネットワークC1020は、通信キャリアやISP(Internet Service Provider)、企業などのネットワークなどである。図示していないが、必要に応じてルータ、スイッチングハブ、ネットワーク内の機器にIPアドレスなどの情報を配布するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol、以下DHCP)サーバなどの機器、IP網内で使用されるURL(Uniform Resource Locator)や一般的な網で使用されるURI(Uniform Resource Indentifier)からIPアドレスへの変換やその逆の変換を行うDNS(Domain Name Service)サーバや、ロードバランサ、ファイヤーウォールなどを提供する機器を接続してあってもよい。
ネットワークB1010、ネットワークC1020に接続されている機器は、サーバB1011やサーバC1021を含めて、IPのバージョンであるIPv4(IP Version4)、IPv6(IP Version6)、DHCPv4(DHCP Version4)、DHCPv6(DHCP Versionv6)、DHCP−PD(DHCP−Prefix Delegation)などが必要に応じて実装されている。
IPv6が実装されている機器の場合は、RFC(Request For Comments)2460やRFC4291IPv6の基本的な機能である128bit長のIPアドレス対応やIPv6特有のIPヘッダー対応などに加えて、ND(Neighbor Discovery)、ICMP(Internet Control Message Protocol)、MPTUD(Path Macimum Transmission Unit Discovery)などのプロトコルや機能も実装されている。
ルータ1002は、ネットワークA1000に接続された機器を制御するためのIPv4、IPv6など、ネットワークA1000に接続された機器に対してIPアドレスなどの通信に必要な情報を配布するためにDHCP−PDなど、に対応しており、ネットワークA1000に接続された機器に対してはDHCPv4、DHCPv6、NDの機能であるRA(Router Advertisement)などを用いて、通信に必要な情報を配布することができる。
また、ルータ1002は、ONU(Optical Network Unit)やHome Gatewayなどの機能も搭載されている。さらに、ルータ1002は、ネットワークB1010とネットワークC1020とから別々に接続されているが、物理的には1つの接続でもかまわない。
アンテナ1004は、基地局1031が送出する放送信号を受信する機能を有する。ただし、放送信号の伝送路は無線通信だけでなく、ケーブルやIP網などのネットワークであってもよい、
後者の場合、アンテナはセットトップボックスのような機能を有する。アンテナ1004と通信装置1001は有線、無線で接続されており、これにより通信装置1001は基地局1031が送出する放送信号の情報を取得することが可能である。
リモコン1003は、ユーザが通信装置1001を操作するための機器である。リモコン1003の詳細は図示しないが、上下左右の指示、決定、解除、0から9までの数字等の入力等のユーザの操作を通信装置1001に通知するためのボタンを備え、もしくは、タッチパネルや加速度センサ等を用いてユーザの操作を通信装置1001に通知するための手段を備えている。通信装置1001との接続は、有線や無線であり、赤外線通信、USB(Universal Serial Bus)プロトコル、Bluetooth(登録商標)などを用いる。また、ネットワークA1000、ネットワークB1010、ネットワークC1020を介してのユーザの操作を通信装置1001に通知することもかのうであり、その場合は、IP、TCP、UDPやその他のプロトコルを用いる。
また、リモコン1003は、通信装置1001に含まれていてもよく、その場合、通信装置1001に付随しているボタンやタッチパネルなどで、ユーザは通信装置1001を操作する。
[通信装置の構成]
図2は、通信装置1001の構成図である。
通信装置1001は、アンテナ1に接続され、チューナ・復調部2、信号分離部3、制御部4、選局制御部5、入力手段6、メモリ7、ストレージ8、重畳部10、表示部11、通信I/F12、音声復号部13、映像復号部14、スピーカ15、音声出力部16、映像出力部17などを含む。それぞれの処理部が直接、もしくはバス9を介して接続される。
また、通信装置1001は、アプリケーションプログラムをストレージ8に格納可能であり、制御部4がストレージ8から上記プログラムをメモリ7に展開し、制御部4が上記プログラムを実行することでさまざまな機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部4が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
なお、アプリケーションプログラムは、通信装置1001が出荷されるまでに予めストレージ8に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介して通信装置1001にインストールされても良い。また、通信I/F12からネットワークA1000、ネットワークB1010、ネットワークC1020に接続されている図示していないサーバからダウンロードしてインストールすることも可能である。
また、アプリケーションプログラムの各種機能は同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
入力手段6は、ユーザからの通信装置1001に対する操作を受け付け、入力操作に関する制御情報を入力する入力手段であり、例えば、リモコン、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等により実現される。
制御部4は、ユーザの操作要求を入力手段6を経由して受け取り、信号分離部3、選局制御部5、ストレージ8、重畳部10、通信I/F12、各種プログラム機能部の各ブロックを制御する。
ストレージ8は、制御部4の指示により制御され、アプリケーションプログラムを保存することができる。また、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部2や通信I/F12から受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存してもよい。
メモリ7は、制御部4の指示により制御される。メモリ7に、ストレージ8に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
チューナ・復調部2は、選局制御部5により、所望のサービスのチャンネルに同調することで、放送局より放送信号を受信し、受信した放送信号を復調してトランスポートストリームを取得する。
選局制御部5は、入力手段6を経由してサービスを選局する指示を受け、指示に応じて選局するチャンネルを切り替えるようにチューナ・復調部2を制御する。また、選局制御部5は、各種プログラム機能部からの指示を受けとることができ、現在放送中のイベント(番組)を放送しているサービス(チャンネル番号)およびそのサービスが属する放送提示単位に切り替えるようにチューナ・復調部2を制御する。
通信I/F12は、有線LANまたは無線LANにより、ネットワークA1000を介してルータ1002に接続される。また、通信I/F12はIrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で図示しない外部の機器とルータ1002を介さずに直接通信することが可能である。
また、通信I/F12は、外部ネットワークと接続された装置とも各種情報を送受信可能である。例えば、外部ネットワークと接続されたサーバからIP放送や、ビデオオンデマンド、など形態でコンテンツストリーム(映像音声ストリーム)を受信することも可能である。また、外部ネットワークと接続されたサーバから映像ストリームやアプリケーションプログラムをダウンロードすることも可能である。ダウンロードした情報は、例えば、ストレージ8に格納される。
信号分離部3は、チューナ・復調部2で得たトランスポートストリームや、通信I/F12を介して得たコンテンツのストリームについて、映像データ、音声データ、字幕文データ、番組情報等、種類ごとに分離する。また番組情報(例えば、番組配列情報SI)を取得し、他の処理ブロックに送信する機能を有する。また、他の処理部からデータ送信要求があった場合には、指定されたデータを、要求元へデータを送信する。
音声復号部13は、信号分離部3で分離した音声データを復号する。音声復号部13で復号された音声情報は、スピーカ15から出力される。音声復号部13で復号された音声情報は、音声出力部16から外部機器へ出力してもよい。
映像復号部14は、信号分離部3で分離した映像データを復号する。映像復号部14で復号された映像情報は、重畳部10に送られる。
重畳部10は、映像復号部14から送られた復号映像情報に各種プログラム機能部で作成されたEPG画像、OSD画像や、信号分離部3から分離された各種情報(字幕情報、字幕スーパー、データ放送データ等)から生成された画像等を重畳する。
表示部11は、重畳部10で重畳された映像情報を表示する。表示部11は、例えばテレビやパソコンのディスプレイあるいは液晶パネル等によって構成される。また、重畳部10を経た映像情報は、映像出力部17から外部機器へ出力してもよい。
なお、通信装置1001には、信号分離部3で所定の番組についてのトランスポートストリームを分離し、映像や音声を復号せずに出力するデジタルI/F18を設けてもよい。この場合は、通信装置1001の構成からスピーカ15や表示部11を省略することも可能である。
[通信装置のソフトウェア構成]
図3は、通信装置1001のソフトウェア構成図である。
通信装置1001は、データ処理部1301、テーブル管理部1302、GUI部1303、パケット処理部1304、外部入力出力受付部1305により構成されており、各ソフトウェアは図示するように相互に処理やデータのやり取りが行えるように接続されている。これらのソフトウェアは、制御部4の指示に従いメモリ7内で動作している。
図3のソフトウェア構成図は、ネットワークに関する設定を処理するソフトウェアに限定して記載しており、その他には図示しないサーバからのデータを受信して表示するHTTPブラウザなどのソフトウェアもメモリ7で動作している。
データ処理部1301は、テーブル管理部1302と、GUI部1303と、パケット処理部1304と、外部入力出力受付部1305とからデータを受け取り、そのデータを処理して、テーブル管理部1302と、GUI部1303と、パケット処理部1304と、外部入力出力受付部1305とにデータを受け渡す機能を備えている。
テーブル管理部1302は、ネットワークの設定に関する情報をテーブルとして管理している。テーブル管理部1302は、必要に応じてデータ処理部1301で処理したデータや処理するためのデータの読み書きをメモリ7やストレージ8に行う。
GUI部1303は、データ処理部1301で処理した映像や音声のデータを通信装置1001で出力するために、重畳部10、音声出力部16、映像出力部17、デジタルI/F18に対して映像や音声のデータを出力する。
パケット処理部1304は、IPv4とIPv6を含むIP、TCP、UDP、DHCPv4とDHCPv6を含むDHCPなどの通信に必要なプロトコルを解析して処理する機能を備えている。通信I/F12から受信したパケットを解析してIP、TCP、UDP、DHCP等の独自のヘッダー等を省いたデータをデータ処理部1301に受け渡し、データ処理部1301が処理したデータをネットワークA1000を介して送出する場合は、IP、TCP、UDP、DHCPといった必要なプロトコルのヘッダー等を付加して、通信I/F12に受け渡す。
また、データ処理部1301が処理した映像や音のデータをネットワークA1000、ネットワークB1010、ネットワークCに接続された図示しない機器に送りたい場合は、パケット処理部1304を介して送信する。
外部入力出力受付部1305は、入力手段6より取得したユーザによる操作をデータ処理部1301に受け渡す。その際、パケット処理部1304と同様、外部入力出力受付部1305は不要なヘッダー等は取り除き、「上」、「決定」等のデータだけをデータ処理部1301に受け渡す。
[通信装置が管理する情報]
図4は、ネットワーク接続設定テーブル1400である。
ネットワーク接続設定テーブル1400は、通信装置1001のネットワーク接続に関するユーザが設定した内容を示したテーブルである。ネットワーク接続設定テーブル1400は、テーブル管理部1302によって管理され、必要に応じて、データ処理部1301が処理を行う。
ネットワーク接続設定テーブル1400は、IPv4設定のIPアドレス取得情報1401、IPv4設定のDNSサーバ取得情報1402、IPv6設定のIPv6アドレス設定情報1403、IPv6設定のDNSサーバ取得情報1404、デフォルトIPv6アドレス情報1405で構成されており、それぞれの情報は、製品出荷時には初期値を持っており、ユーザによる設定がされるまでは、その初期値を用いる。
IPv4設定のIPアドレス取得情報1401は、IPv4で通信する際のIPアドレス等の取得方法に関する情報であり、「手動」と「DHCP」のいずれかが設定可能である。
ユーザにより、リモコン1003を用いて「手動」に設定された場合は、IPv4のIPアドレスに関する情報の全てを、ユーザがリモコン1003で入力して通信装置1001に設定し、ユーザにより「DHCP」に設定された場合は、IPv4のIPアドレスはネットワークA1000に接続されたDHCPv4サーバ機能を有するルータ1002や、図示しないネットワークA1000に接続されているDHCPv4機能を有する機器からIPv4のIPアドレスに関する情報を取得してデータ処理部1301によって通信装置1001に設定する。
ここで、IPアドレスに関する情報とは、IPv4アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどであり、必要に応じて、その他のIPv4を用いての接続をするための情報も含んでもよい。また、ここで表示される文字は「DHCP」の表現でなくても、「自動」などであってもよい。
IPv4設定のDNSサーバ取得情報1402は、IPv4で通信する際のURLやURIからIPv4アドレスの取得、つまり名前解決を行う等のために用いるDNSサーバの情報の取得方法に関する情報であり、「手動」と「自動」のどちらかにである。
ユーザにより「手動」に設定された場合は、IPv4での名前解決に用いるDNSサーバのIPアドレスを、ユーザがリモコン1003で入力して通信装置1001に設定し、ユーザにより「自動」に設定された場合は、IPv4のDNSサーバのIPアドレスはネットワークA1000に接続されたDHCPv4サーバ機能を有するルータ1002や、図示しないネットワークA1000に接続されているDHCPv4機能を有する機器から取得してデータ処理部1301によって通信装置1001に設定する。
この際、DNSサーバに関して、IPアドレス以外の情報を取得した場合、IPアドレスと同様に設定してもよい。また、IPv4設定のIPアドレス取得情報1401が「DHCP」に設定された場合は、ユーザの設定に関わらずIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402を「自動」に設定してもよい。本実施例では、IPv4設定のIPアドレス取得情報1401が「DHCP」である場合はIPv4設定のDNSサーバ情報1402が「自動」となる例について説明する。
IPv6設定のIPv6アドレス設定情報1403は、IPv6で通信する際のIPアドレス等の取得方法に関する情報であり、「手動」と「自動」と「しない」のいずれかが設定可能である。ユーザによりリモコン1003を用いて「手動」に設定された場合は、IPv6のIPアドレスに関する情報の全てを、ユーザがリモコン1003で入力して通信装置1001に設定し、ユーザにより「自動」に設定された場合は、IPv6のIPアドレスはネットワークA1000に接続されたルータ1002や、図示しないネットワークA1000に接続されているDHCPv4機能を有する機器からIPv6のIPアドレスに関する情報を取得してデータ処理部1301によって通信装置1001に設定する。また、ユーザにより「しない」に設定された場合は、手動や自動を問わずIPv6に関する設定をしない、すなわち、通信装置1001においてIPv6を用いたネットワークでの接続をしないため、通信装置1001ではデータ処理部1301によってIPv6に関する機能が無効される。
ここで、IPアドレスに関する情報とは、IPv6アドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイなどであり、必要に応じて、その他のIPv6を用いての接続をするための情報も含んでもよい。
また、ルータ1002がDHCPv6機能を有せず、RAによってルータ1002がネットワークA1000に接続されている機器のIPアドレス等の情報を設定する場合、ルータ1002から取得できるIPアドレスの情報にはIPv6アドレスは含まれないので、データ処理部1301はルータ1002から取得できるプレフィックスやプレフィックス長と通信I/F12に割り当てられている固有の情報、例えばMAC(Media Access Control)アドレスなどを用いてIPv6アドレスを生成して、通信装置1001に設定を行う。
IPv6設定のDNSサーバ取得情報1404は、IPv6で通信する際のURLやURIからIPv6アドレスの取得、つまり名前解決を行う等のために用いるDNSサーバの情報の取得方法に関する情報であり、「手動」と「自動」のどちらかが設定可能である。ユーザにより「手動」に設定された場合は、IPv6での名前解決に用いるDNSサーバのIPアドレスを、ユーザがリモコン1003で入力して通信装置1001に設定し、ユーザにより「自動」に設定された場合は、IPv6のDNSサーバのIPアドレスは、ルータ1002から送信されるRAパケットや、ネットワークA1000に接続されたDHCPv6サーバ機能を有するルータ1002や、図示しないネットワークA1000に接続されているDHCPv6機能を有する機器から取得し、データ処理部1301によって通信装置1001に設定する。
また、IPv6設定のIPv6アドレス取得情報1403を「自動」に設定した場合は、ユーザの設定によらずIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404を「自動」に設定してもよい。本実施例ではIPv4設定のIPアドレス取得情報1401が「DHCP」である場合はIPv4設定のDNSサーバ情報1402が「自動」となる例について説明する。
デフォルトIPv6アドレス情報1405は、通信装置1001に複数にIPv6アドレスが設定されていた場合に、優先的に使用するIPv6アドレスに関する情報である。これは、通信装置1001に複数にIPv6アドレスが設定されていた場合に、サーバにアクセスする際に用いるIPv6アドレスを選択する必要があるが、その選択する際に用いる情報である。
ここで、サーバにアクセスする際に用いるIPv6アドレスの選択を誤ってしまうと、サーバにアクセスすることができないことがあるので、ユーザに明示的に優先して使用するIPv6アドレスを選択させることによって、サーバにアクセスすることができないことを防ぐものである。情報の例としては、「IPv6アドレスA」、「A」などの図6の識別子1601と一意なものとし、設定が無い場合は「なし」等の情報が入る。
通信装置1001のネットワークに関する設定を自動で行う場合、DHCPv4、DHCPv6、RAを用いるとしたが、その他のプロトコルで代用することを制限するものではない。
図5は、IPv4のIPアドレス管理テーブル1500である。
IPv4のIPアドレス管理テーブル1500は、通信装置1001のIPv4のIPアドレスに関するテーブルである。IPv4のIPアドレス管理テーブル1500は、テーブル管理部1302によって管理され、必要に応じて、データ処理部1301が処理を行う。
IPv4のIPアドレス管理テーブル1500は、IPアドレス1501、サブネットマスク1502、デフォルトゲートウェイ1503で構成されており、IPv4設定のIPアドレス取得情報1401に従い、パケット処理部1304からの情報か、外部入力出力受付部1305からの情報により、データ処理部1301が設定するものである。
IPアドレス1501は、通信装置1001に設定されたIPv4アドレスであり、IPv4を用いてサーバとアクセスする際に、通信装置1001が送信元IPアドレスとして用いる。
サブネットマスク1502は、通信装置1001に設定されたサブネットマスクであり、IPアドレス1501からネットワークアドレスとホストアドレスを取得するために用いる。
デフォルトゲートウェイ1503は、通信装置1001に設定されたデフォルトゲートウェイのIPv4アドレスであり、サーバにアクセスする際に用い、一般的にはルータ1002のIPv4アドレスである。
図6は、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600である。
IPv6のIPアドレス管理テーブル1600は、通信装置1001のIPv6のIPアドレスに関するテーブルである。IPv6のIPアドレス管理テーブル1600は、テーブル管理部1302によって管理され、必要に応じて、データ処理部1301が処理を行う。
IPv6のIPアドレス管理テーブル1600は、識別子1601、IPアドレス1602、プレフィックス1603、プレフィックス長1604、デフォルトゲートウェイ1605で構成されており、IPv6設定のIPアドレス取得情報1403に従い、パケット処理部1304からの情報か、外部入力出力受付部1305からの情報により、データ処理部1301が設定するものである。
識別子1601は、通信装置1001に設定された複数のIPv6アドレスのそれぞれに割り当てた識別子であり、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600での管理を容易にするために用いる。ここでは、通信装置1001に設定された順番に、A、B、Cと記している。
IPアドレス1602は、通信装置1001に設定されたIPv6アドレスであり、IPv6を用いてサーバとアクセスする際に、通信装置1001が送信元IPアドレスとして用いる。
プレフィックス1603は、通信装置1001に設定された同じ識別子1601のIPアドレス1602のプレフィックスであり、IPv4でのネットワークアドレスと同じである。
プレフィックス長1604は、通信装置1001に設定された同じ識別子1601のIPアドレス1602のプレフィックス長であり、単位はbitである。ブレフィックス長1604は、同じ識別子1601のIPアドレス1602の前から何bitまでがプレフィックスであるかを示すものである。
デフォルトゲートウェイ1605は、通信装置1001に設定されたデフォルトゲートウェイのIPv6アドレスであり、サーバにアクセスする際に用い、一般的にはルータ1002のIPv6アドレスである。
図7は、DNSサーバ管理テーブル1700である。
DNSサーバ管理テーブル1700は、通信装置1001が取得したDNSサーバに関するテーブルである。DNSサーバ管理テーブル1700は、テーブル管理部1302によって管理される。
DNSサーバ管理テーブル1700は、IPバージョン1701、DNSサーバのIPアドレス1702、優先順位1703、設定の有無1704で構成されており、IPv4設定のDNSサーバ取得情報1402とIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404に従い、パケット処理部1304が取得した情報若しくは、外部入力出力受付部1305が取得した情報により、データ処理部1301が設定するものである。
IPバージョン1701は、DNSサーバのIPバージョンであり、「IPv6」か「IPv4」のいずれかであるが、必要に応じてIPバージョンの種類を増やしてもよい。
DNSサーバのIPアドレス1702は、通信装置1001が名前解決に用いるDNSサーバのIPアドレスであり、IPv6かIPv4のIPアドレスのどちらかである。
優先順位1703は、IPv4とIPv6別のDNSサーバの優先順位を示しており、通信装置1001においてIPv4とIPv6それぞれの名前解決を行うときに優先して用いるDNSサーバの優先順位を示している。
設定の有無1704は、DNSサーバ管理テーブル1700で管理されているDNSサーバが実際に通信装置1001に設定されているか、否かを示しており、「あり」「なし」のいずれかで管理されている。また、必要に応じて「設定中」等の別の記載があってもよい。
なお、DNSサーバ管理テーブル1700は、IPバージョン1701と優先順位1703を用いて複数のDNSサーバを管理しているが、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600のように識別子を用いて管理してもよい。これにより、DNSサーバ管理テーブル1700におけるDNSサーバの管理が容易になる。
また、優先順位1703は、IPv4とIPv6で別に管理されているが、両者をあわせて管理してもよい。具体的には、1から6の優先順位を用いて、3個のIPv4のDNSサーバと3個のIPv6のDNSサーバを管理してもよい。これにより、IPv4とIPv6を意識せずにDNSサーバの優先順位を管理できるので、DNSサーバ管理テーブル1700におけるDNSサーバの管理が容易になる。
[設定画面]
通信装置1001のネットワークに関する設定画面について説明する。
図8は、通信装置1001のIPv4に関する設定画面1800である。
IPv4に関する設定画面1800は、ユーザによるリモコン1003の操作によって表示されるものであり、データ処理部1301がテーブル管理部1302で管理するデータを読み出して、GUI部1303介して表示部11、映像出力部17やデジタルI/F18に接続された機器で表示する。
IPv4に関する設定画面1800で表示する情報は、テーブル管理部1302で管理されているが、表示すべきデータの情報が存在しない場合は、当該データの情報表示欄に「−」を表示するなどをして、ユーザに対して当該データが存在しないこと示してもよい。
IPv4に関する設定画面1800は、IPアドレス取得情報表示欄1801、IPアドレス情報表示欄1802、サブネットマスク情報表示欄1803、デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1804、DNSサーバ取得情報表示欄1805、DNSプライマリ情報表示欄1806、DNSセカンダリ情報表示欄1807、DNSサーティアリ情報表示欄1808で構成されている。ここでは、表示するDNSサーバに関する情報の数を3個としているが、その数を制限しているものではなく、必要に応じて増減してもよい。
IPアドレス取得情報表示欄1801は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からネットワーク接続設定テーブル1400のIPv4設定のIPアドレス取得情報1401の内容を取得して表示している。
IPアドレス情報表示欄1802は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv4のIPアドレス管理テーブル1500のIPアドレス1501の内容を取得して表示している。
サブネットマスク情報表示欄1803は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv4のIPアドレス管理テーブル1500のサブネットマスク1502の内容を取得して表示している。
デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1804は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv4のIPアドレス管理テーブル1500のデフォルトゲートウェイ1503の内容を取得して表示している。
DNSサーバ取得情報表示欄1805は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からネットワーク接続設定テーブル1400のIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402の内容を取得して表示している。
DNSプライマリ情報表示欄1806は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv4」であり優先順位1703が「1」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
DNSセカンダリ情報表示欄1807は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv4」であり優先順位1703が「2」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
DNSサーティアリ情報表示欄1808は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv4」であり優先順位1703が「3」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
また、IPv4に関する設定画面1800では、データ処理部1301がテーブル管理部1302で管理する情報を表示するだけではなく、情報を設定することも可能である。
ネットワーク接続設定テーブル1400のIPv4設定のIPアドレス取得情報1401が「手動」であった場合、データ処理部1301は外部入力出力受付部1305を介してユーザによるリモコン1003でIPアドレス情報表示欄1802を選択されることで、IPアドレスの入力を受け付け、IPアドレス情報表示欄1802に表示するとともに、通信装置1001に設定を行い、テーブル管理部1302を介してIPv4のIPアドレス管理テーブル1500のIPアドレス1501に保存を行う。同様に、サブネットマスク情報表示欄1803、デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1804の情報も、ユーザからの入力を受け付け、通信装置1001へ設定を行い、IPv4のIPアドレス管理テーブル1500に情報を保存する。
ネットワーク接続設定テーブル1400のIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402が「手動」であった場合も同様であり、DNSプライマリ情報表示欄1806、DNSセカンダリ情報表示欄1807、DNSサーティアリ情報表示欄1808をユーザが選択することで、それぞれの情報を入力することが可能であり、データ処理部1301によって通信装置1001に設定を行い、DNSサーバ管理テーブル1700に情報を保存する。
また、データ処理部1301により、ユーザによって入力されたデータを通信装置1001に設定するのはユーザの入力があったときではなく、IPv4に関する設定画面1800の画面から他の画面に遷移するときであってもよい。
図9は、通信装置1001のIPv6に関する設定画面1900である。
IPv6に関する設定画面1900は、ユーザによるリモコン1003の操作によって表示されるものであり、データ処理部1301がテーブル管理部1302で管理するデータを読み出して、GUI部1303介して表示部11、映像出力部17やデジタルI/F18に接続された機器で表示する。
IPv6に関する設定画面1900で表示する情報は、テーブル管理部1302で管理されているが、表示したいデータの情報が存在しない場合は、当該データの情報表示欄に「−」を表示するなどをして、ユーザに対して当該データが存在しないこと示してもよい。
IPv6に関する設定画面1900は、IPv6アドレス取得情報表示欄1901、IPv6アドレス情報表示欄1902、プレフィックス長情報表示欄1903、デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1904、DNSサーバ取得情報表示欄1905、DNSプライマリ情報表示欄1906、DNSセカンダリ情報表示欄1907、DNSサーティアリ情報表示欄1908、IPv6アドレス詳細情報1909で構成されている。ここでは、表示するDNSサーバに関する情報の数を3個としているが、その数を制限しているものではなく、必要に応じて増減してもよい。
IPv6アドレス取得情報表示欄1901は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からネットワーク接続設定テーブル1400のIPv6設定のIPアドレス取得情報1403の内容を取得して表示している。
IPアドレス情報表示欄1902は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のIPアドレス1602の内容を取得して表示している。
プレフィックス長情報表示欄1903は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のプレフィックス長1604の内容を取得して表示している。
デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1904は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のデフォルトゲートウェイ1605の内容を取得して表示している。
DNSサーバ取得情報表示欄1905は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からネットワーク接続設定テーブル1400のIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404の内容を取得して表示している。
DNSプライマリ情報表示欄1906は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv6」であり優先順位1703が「1」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
DNSセカンダリ情報表示欄1907は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv6」であり優先順位1703が「2」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
DNSサーティアリ情報表示欄1908は、データ処理部1301がテーブル管理部1302からDNSサーバ管理テーブル1700のIPバージョン1701が「IPv6」であり優先順位1703が「3」であるDNSサーバのIPアドレス1702の内容を取得して表示している。ただし、設定の有無1704が「なし」の場合は表示せず、DNSサーバ取得情報表示欄1805の全領域を灰色で塗りつぶすグレーアウト処理などを行い、ユーザに設定されていないことを示してもよい。
IPv6アドレス詳細情報1909は、ユーザによって選択されると、図10のIPv6アドレス詳細情報画面2000に遷移する。
また、IPv6に関する設定画面1900では、データ処理部1301がテーブル管理部1302で管理する情報を表示するだけではなく、情報を設定することも可能である。
ネットワーク接続設定テーブル1400のIPv6設定のIPアドレス取得情報1403が「手動」であった場合、データ処理部1301は外部入力出力受付部1305を介してユーザによるリモコン1003でIPv6アドレス情報表示欄1902を選択されることで、IPアドレスの入力を受け付け、IPv6アドレス情報表示欄1902に表示するとともに、通信装置1001に設定を行い、テーブル管理部1302を介してIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のIPアドレス1602に保存を行う。同様に、プレフィックス長情報表示欄1903、デフォルトゲートウェイアドレス情報表示欄1904の情報も、ユーザからの入力を受け付け、通信装置1001へ設定を行い、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600に情報を保存する。
ネットワーク接続設定テーブル1400のIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404が「手動」であった場合も同様であり、DNSプライマリ情報表示欄1906、DNSセカンダリ情報表示欄1907、DNSサーティアリ情報表示欄1908をユーザが選択することで、それぞれの情報を入力することが可能であり、データ処理部1301によって通信装置1001に設定を行い、DNSサーバ管理テーブル1700に情報を保存する。
また、データ処理部1301により、ユーザによって入力されたデータを通信装置1001に設定するのはユーザの入力があったときではなく、IPv6に関する設定画面1900の画面から他の画面に遷移するときであってもよい。
図10は、IPv6アドレス詳細情報画面2000である。
IPv6アドレス詳細情報画面2000は、デフォルトIPv6アドレス情報表示欄2001、IPv6アドレスA情報2002、IPv6アドレスB情報2003、IPv6アドレスC情報2004で構成されている。ここでは、表示するIPv6アドレスの数を4個としているが、その数を制限しているものではなく、必要に応じて増減してもよい。
デフォルトIPv6アドレス情報表示欄2001は、ネットワーク接続設定テーブル1400のデフォルトIPv6アドレス情報1405を表示している。ここでは、「IPv6アドレスA」と表示されているので、通信装置1001で優先的に使用するIPv6アドレスは、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600の識別子1601が「A」のIPアドレス1602であることがわかる。また、ユーザがリモコン1003によって、デフォルトIPv6アドレス情報表示欄2001を選択することにより、通信装置1001で優先的に使用するIPv6アドレスを変更することができる。詳細は、図11で説明する。
デフォルトIPv6アドレス情報表示欄2001では、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600の識別子1601が「A」のIPアドレス1602をそのまま表示してもよく、この場合、優先的に使用するIPv6アドレス自体が表示されるので、優先的に使用するIPv6アドレスがわかり使い勝手がよい。
IPv6アドレスA情報2002は、ユーザが選択することにより画面が遷移して、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600の識別子1601が「A」であるIPアドレス1602、プレフィックス長1604、デフォルトゲートウェイ1605を表示することが可能である。
IPv6アドレスB情報2003、IPv6アドレスC情報2004、IPv6アドレスD情報2005も、IPv6アドレスA情報2001と同様である。
図11は、優先的に使用するIPv6アドレスを変更するときのIPv6アドレス詳細情報画面2100である。
優先的に使用するIPv6アドレスを変更するときのIPv6アドレス詳細情報画面2100は、デフォルトIPv6アドレス情報選択欄2101、IPv6アドレスA情報2002、IPv6アドレスB情報2003、IPv6アドレスC情報2004で構成されている。デフォルトIPv6アドレス情報選択欄2101以外は、図10と同様である。
デフォルトIPv6アドレス情報選択欄2101は、優先的に使用するIPv6アドレスを選択することが可能であり、図に示すようにユーザの上下の操作によって、「IPv6アドレスA」、「IPv6アドレスB」、「IPv6アドレスC」などの端末装置1001に設定されているIPv6アドレスを表示されて選択できるようになっている。これにより、ユーザが通信端末1001で優先的に使用するIPv6アドレスを選択することが可能となる。
ここで、「IPv6アドレスA」という表示ではなく、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600から対応するIPv6アドレスを取得して表示してもよい。
上記の操作により、通信装置1001で優先して使用するIPv6アドレスが変更された場合、データ処理部1301は、優先的に使用するIPv6アドレスや識別子1601をテーブル管理部1302に通知し、テーブル管理部1302はネットワーク接続設定テーブル1400デフォルトIPv6アドレス情報1405を変更する。
[フローチャート]
これより、端末装置1001にIPアドレス等を設定するフローを説明する。
図12は、IPv4に関する設定のフローである。このフローに従って、データ処理部1301は通信装置1001のIPv4に関しての設定を行う。
S2201:データ処理部1301は、テーブル管理部1302からIPv4設定のIPアドレス取得情報1401を取得する。
S2202:データ処理部1301は、S2201で取得したIPv4設定のIPアドレス取得情報1401を確認して、IPv4設定のIPアドレス取得情報1401が「手動」であればS2205に進み、「DHCP」であればS2203に進む。
S2203:データ処理部1301は、パケット処理部1304経由で、ネットワークA1000に接続されたルータ1002に対してDHCPv4に従ってIPアドレスなどの情報を要求して、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを取得し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを通信装置1001に設定する。
また、データ処理部1301は、通信装置1001に設定したIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイをIPv4のIPアドレス管理テーブル1500で管理するために、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイをテーブル管理部1302に渡し、S2204の処理に進む。
ここで、ネットワークA1000において、ルータ1002以外の機器がDHCPv4サーバ機能を有していれば、データ処理部1301はその機器にIPアドレス等の情報を要求にして取得する。その後は、ルータ1001から取得した場合と同様に処理を行う。
S2204:データ処理部1301は、S2201で取得したIPアドレス取得情報1401が「DHCP」であったので、IPv4のDNSサーバに関する情報は、「自動」で設定する。
データ処理部1301は、S2203においてDNSサーバに関する情報を取得していれば、DNSサーバに関する情報であるDNSサーバのIPアドレス等を通信装置1001に設定する。
次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv4、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
また、S2203においてDNSサーバに関する情報を取得していなければ、データ処理部1301は、ルータ1002等にDNSサーバに関する情報を要求して、DNSサーバのIPアドレス等を取得し、DNSサーバのIPアドレス等を通信装置1001に設定する。データ処理部1301は、通信装置1001に設定したDNSサーバのIPアドレスをテーブル管理部1302に渡し、このフローを終了する。
もし、取得したDNSサーバに関する情報を通信装置1001に設定しなかった場合は、設定の有無1704を「なし」とする。一般的には、取得したDNSサーバに関する情報は、全て通信装置1001に設定して、本フローを終了する。(
S2205:データ処理部1301は、S2201で取得したIPアドレス取得情報1401が「手動」であったので、IPv4に関するIPアドレスに関する情報は、IPv4に関する設定画面1800においてユーザによるリモコン1003による入力で取得し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを通信装置1001に設定する。
また、データ処理部1301は、通信装置1001に設定したIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイをIPv4のIPアドレス管理テーブル1500で管理するために、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイをテーブル管理部1302に渡し、S2206に進む。
S2206:データ処理部1301は、テーブル管理部1302からIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402を取得する。
S2207:データ処理部1301は、S2206で取得したIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402を確認して、「自動」であればS2208に進み、「手動」であればS2209に進む。
S2208:データ処理部1301は、パケット処理部1304経由で、ネットワークA1000に接続されたルータ1002に対してDHCPv4に従ってIPアドレスなどの情報を要求して、DNSサーバに関する情報を取得し、DNSサーバのIPアドレスを通信装置1001に設定する。
次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv4、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
ここで、ネットワークA1000において、ルータ1002以外の機器がDHCPv4サーバ機能を有していれば、データ処理部1301はその機器にIPアドレス等の情報を要求にして取得する。その後は、ルータ1001から取得した場合と同様である。もし、取得したDNSサーバに関する情報を通信装置1001に設定しなかった場合は、設定の有無1704を「なし」とする。一般的には、取得したDNSサーバに関する情報は、全て通信装置1001に設定して、本フローを終了する。
S2209:データ処理部1301は、S2206で取得したIPv4設定のDNSサーバ取得情報1402が「手動」であったので、IPv4のDNSサーバに関する情報をIPv4に関する設定画面1800においてユーザによるリモコン1003による入力で取得し、DNSサーバのIPアドレスと入力した場所から判明する優先順位を通信装置1001に設定する。
次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv4、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
以上のようなフローにより、通信装置1001のIPv4に関するIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレス、それぞれの優先順位のDNSサーバのIPアドレスを設定し、通信装置1001に設定した情報や、パケット処理部1304から取得した情報をテーブル管理部1302に保存する。
図13は、IPv6に関する設定のフローである。このフローに従って、データ処理部1301は通信装置1001のIPv6に関しての設定を行う。
S2301:データ処理部1301は、テーブル管理部1302からIPv6設定のIPアドレス取得情報1403を取得して、S2302に進む。
S2302:データ処理部1301は、S2301で取得したIPv6設定のIPアドレス取得情報1403を確認して、「手動」であればS2305に進み、「DHCP」であればS2303に進み、「しない」であればIPv6の機能は使用しないことになるので、IPv6に関する設定はしないで本フローを終了する。
なお、IPv6機能を使用しない場合、データ処理部1301によって、パケット処理部1304においてのIPv6に関する機能を停止させてもよい。これにより、ネットワークAに接続された機器からは、通信装置1001は、まったくIPv6の機能を有しないとみなされる。
S2303:データ処理部1301は、パケット処理部1304経由で、ネットワークA1000に接続されたルータ1002に対してDHCPv6に従ってIPアドレスなどの情報を要求して、IPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスを取得し、IPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスを通信装置1001に設定する。
ただし、ルータ1002からRAによってプレフィックス、プレッフィクス長、デフォルトゲートウェイアドレス等の情報が通知されている場合は、通知された情報を用いて、通信装置1001にIPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスを設定する。この際、データ処理部1301によって、取得したプレフィックスとプレフィックス長、通信I/F12に割り当てられている固有の情報などを用いてIPv6アドレスを生成し、通信装置1001に設定する。
また、データ処理部1301は、通信装置1001に設定したIPアドレス、プレッフィクス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスをIPv6のIPアドレス管理テーブル1600で管理するために、IPアドレス、プレッフィクス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイをテーブル管理部1302に渡し、S2304に進む。ここで、ネットワークA1000において、ルータ1002以外の機器がDHCPv6サーバ機能を有していれば、データ処理部1301はその機器にIPアドレス等の情報を要求にして取得する。その後の処理は、ルータ1001から取得した場合と同様である。
S2304:データ処理部1301は、S2301で取得したIPv6設定のIPアドレス取得情報1403が「自動」であったので、IPv6のDNSサーバに関する情報は、「自動」で設定する。データ処理部1301は、S2303においてDNSサーバに関する情報を取得していれば、DNSサーバに関する情報であるDNSサーバのIPアドレスを通信装置1001に設定する。次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv6、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
また、S2303においてDNSサーバに関する情報を取得していなければ、データ処理部1301は、ルータ1002等のDHCPv6機能を有する機器にDNSサーバに関する情報を要求して取得し、その後は同様の処理を行い、このフローを終了する。
もし、取得したDNSサーバに関する情報を通信装置1001に設定しなかった場合は、設定の有無1704を「なし」とする。一般的には、取得したDNSサーバに関する情報は、全て通信装置1001に設定して、本フローを終了する。
S2305:データ処理部1301は、S2301で取得したIPv6設定のIPアドレス取得情報1401が「手動」であったので、IPv6に関するIPアドレスに関する情報は、IPv6に関する設定画面1900においてユーザによるリモコン1003による入力で取得し、IPアドレス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスを通信装置1001に設定する。このとき、プレフィックスについては、データ処理部により、IPアドレスの前半のプレフィックス長だけを切り出して作成して、設定する。
データ処理部1301は、通信装置1001に設定したIPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレスをIPv6のIPアドレス管理テーブル1600で管理するために、IPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイをテーブル管理部1302に渡し、S2306に進む。
S2306:データ処理部1301は、テーブル管理部1302からIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404を取得して、S2307に進む。
S2307:データ処理部1301は、S2306で取得したIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404を確認して、「自動」であればS2308に進み、「手動」であればS2309に進む。
S2308:データ処理部1301は、パケット処理部1304経由で、ネットワークA1000に接続されたルータ1002に対してDHCPv4に従ってIPアドレスなどの情報を要求して、DNSサーバに関する情報を取得し、DNSサーバのIPアドレスを通信装置1001に設定する。
次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv6、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
ここで、ネットワークA1000において、ルータ1002以外の機器がDHCPv6サーバ機能を有していれば、データ処理部1301はその機器にIPアドレス等の情報を要求にして取得する。その後は、ルータ1001から取得した場合と同様である。
もし、取得したDNSサーバに関する情報を通信装置1001に設定しなかった場合は、設定の有無1704を「なし」とする。一般的には、取得したDNSサーバに関する情報は、全て通信装置1001に設定して、本フローを終了する。
S2309:データ処理部1301は、S2306で取得したIPv6設定のDNSサーバ取得情報1404が「手動」であったので、IPv6のDNSサーバに関する情報をIPv6に関する設定画面1900においてユーザによるリモコン1003による入力で取得し、DNSサーバのIPアドレスと入力した場所から判明する優先順位を通信装置1001に設定する。
次に、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するために、データ処理部1301はIPバージョンとしてIPv6、取得したDNSサーバのIPアドレス、取得したDNSサーバに関する優先順位、設定の有無として「あり」をテーブル管理部1302に渡し、DNSサーバ管理テーブル1700に保存する。
以上のようなフローにより、通信装置1001のIPv6に関するIPアドレス、プレフィックス、プレフィックス長、デフォルトゲートウェイアドレス、それぞれの優先順位のDNSサーバのIPアドレスを設定し、通信装置1001に設定した情報や、パケット処理部1304から取得した情報をテーブル管理部1302に保存する。
次に、「デフォルトIPv6アドレス」を設定するフローを説明する。
図14は、優先的に使用するIPv6アドレスである「デフォルトIPv6アドレス」を設定するフローである。このフローに従って、通信装置1001に優先的に使用するIPv6アドレスを設定する。
S2401:データ処理部1301は、通信装置1001に設定されているIPv6アドレスを取得する。
S2402:データ処理部1301は、S2401で取得したIPv6アドレスの数を数えて、その数が0個であればS2403に進み、1個であればS2404に進み、2個以上であればS2405に進む。
S2403:データ処理部1301は、通信装置1001に設定されているIPv6アドレスが0個の場合は、「デフォルトIPv6アドレス」の設定はできないので、本フローは終了する。
S2404:データ処理部1301は、通信装置1001に設定されているIPv6アドレスが1個の場合は、そのIPv6アドレスを「デフォルトIPv6アドレス」として、通信装置1001に設定する。このとき、データ処理部1301はテーブル管理部1302を通じて、設定したIPアドレスの識別子1601、もしくは、識別子を含んだ情報をデフォルトIPv6アドレス1405に保存する。
S2405:データ処理部1301は、通信装置1001に設定されているIPv6アドレスが2個以上の場合は、ユーザによる「デフォルトIPv6アドレス」の指定の有無を調査する。データ処理部1301は、テーブル管理部1302を通じてデフォルトIPv6アドレス1405を取得して、いずれかのIPv6アドレスを示す情報や識別子1601があればS2406に進み、「ない」等でデフォルトIPv6アドレスの設定がなければS2407に進む。
S2406:データ処理部1301はデータ管理部1302を通じて、S2405で取得したデフォルトIPv6アドレス1405より、その識別子1601から「デフォルトIPv6アドレス」として設定するIPv6アドレスを取得し、通信装置1001に設定し、本フローを終了する。
S2407:通信装置1001に複数のIPv6アドレスが設定されており、デフォルトIPv6アドレス1405より判断して「デフォルトIPv6アドレス」が指定されていない場合、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600で管理する識別子1601が一番小さい(アルファベット順が早い)、つまり、一番先に通信端末1001に割り当てられたIPv6アドレスを「デフォルトIPv6アドレス」として取得する。そのため、データ処理部1301はテーブル管理部1302を通じて、識別し1601が一番小さいIPアドレスを取得して、通信端末1001に設定をする。このとき、データ処理部1301はテーブル管理部1302を通じて、設定したIPアドレスの識別子1601、もしくは、識別子を含んだ情報をデフォルトIPv6アドレス1405に保存する。
以上により、IPv4、IPv6それぞれの設定を容易にすることが可能であり、また、優先して使用するIPv6アドレスを設定することが可能であり、ユーザにとって利便性が高い。
実施例1では、通信装置1001に設定するDNSサーバに関する情報において、その数に特に制限が無い場合の例について説明したが、本実施例では、通信装置1001に設定するDNSサーバに関する情報において、その数に特に制限あり設定するDNSサーバの個数を限定したい場合について説明する。DNSサーバ管理テーブル1700で管理しているDNSサーバのそれぞれに対して、通信端末1001への設定の有無を判断して、DNSサーバ管理テーブル1700の設定の有無1704に設定し、IPv4に関する設定のフローやIPv6に関する設定のフローにおいて、制限したDNSサーバに関する情報を通信端末1001に設定する。なお、本実施例に記載がないところは、実施例1と同様である。
ここでは、その制限数を3個の例を示す。また、特に断りがある場合を除いて、記載しない箇所については、実施例1と同様の処理を行う。
図15は、設定するDNSを選択するフローである。
このフローに従って、通信装置1001に設定するDNSサーバを判断する。
S2501:データ処理部1301はテーブル管理部1302を介して、DNSサーバ管理テーブル1700の情報を取得する。
S2502:データ処理部1301が取得したDNSサーバの個数が、4個以上であればS2504に進み、3個以下であればS2503に進む。
S2503:DNSサーバ管理テーブル1700で管理してあるDNSサーバの個数が3個以下である場合は、全てのDNSサーバを通信装置1001に設定することができる。データ処理部1301はテーブル管理部1302を介して、DNSサーバ管理テーブル1700内の全てのDNSサーバの設定の有無1704を「あり」に設定し、本フローを終了する。
S2504:DNSサーバ管理テーブル1700で管理してあるDNSサーバの個数が4個以上である場合は、その中のDNSサーバのIPバージョン1701が「IPv4」であるDNSサーバの数が0個であればS2505に進み、1個以上であればS2506に進む。
S2505:データ処理部1301はテーブル管理部1302を介して、優先順位1703が小さい順に3個のDNSサーバの設定の有無1704を「あり」に設定し、本フローを終了する。
S2506:データ処理部1301はテーブル管理部1302を介して、IPバージョン1701が「IPv6」であり優先順位1703が小さい順に2個のDNSサーバの設定の有無1704を「あり」に設定し、IPバージョン1701が「IPv4」であり優先順位1703が小さい順に1個のDNSサーバの設定の有無1704を「あり」に設定し、本フローを終了する。
このフローにより、DNSサーバ管理テーブル1700で管理するDNSサーバが4個以上あっても、通信装置1001に設定するDNSサーバを適切に選択することができる。
実施例1と実施例2では、通信装置1001に設定するIPアドレスやDNSの情報についての例について説明したが、本実施例では、通信装置1001がネットワークB1011に接続されているサーバB1011やネットワークC1020に接続されているサーバC1021にIPv6で接続する際に、通信装置1001に複数のIPv6アドレスが設定されており、接続に用いる送信元のIPv6アドレスを選択する場合について説明する。
なお、通信装置1001に一つのIPv6アドレスのみ設定されている場合は、そのIPv6アドレスを用いてサーバと接続する。この際、無効なIPv6アドレスや6to4といった実際の接続には適さないIPv6アドレスが通信端末1001に設定されている場合は、有効なIPv6アドレスが設定されていると判断せず、サーバとの接続には用いない。
通信装置1001がIPv6を用いてサーバに接続する際に、接続に用いるIPv6アドレスによっては、サーバやネットワーク上の機器の設定により、サーバに接続できない場合がある。接続に用いるIPv6アドレスによってサーバに接続できない例としては、特定のISPのネットワークを経由して特定のサーバにアクセスするために、そのISPが割り当てたIPv6アドレス以外を用いた場合、ISPのポリシーによりネットワークを経由することを許可しない設定がネットワーク上の機器されていたり、経由するネットワークのルータやその他機器の設定により、接続に用いるIPv6アドレスによって経由するネットワークが異なり、接続したいサーバが存在しないネットワークを経由する可能性(いわゆる、マルチプレフィックス問題)があったりする。そのため、接続に用いるIPv6アドレスの選択は重要である。なお、本実施例に記載がないところは、実施例1や実施例2と同様である。
図16は、接続に用いるIPv6アドレスを選択するフローである。
このフローに従って、通信装置1001は接続に用いるIPv6アドレスを選択する。
S2601:データ処理部1301は外部入力出力受付部1305より接続するサーバのIPv6アドレスを取得する。IPv6アドレスではなく、接続するサーバのURLを取得した場合、通信装置1001に設定されておりテーブル管理部1302で管理しているDNSサーバに関する情報に基づき、パケット処理部1304を通じて名前解決を行うことで接続するサーバのURLから接続するサーバのIPv6アドレスを取得する。
S2602:データ処理部1301において、接続するサーバのIPv6アドレスと、データ処理部1302で管理しているIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のプレフィックス1603とを、プレフィックス1603のプレフィックス長1604だけ比較を行い、一致するかどうかを判定する。一致するIPv6アドレスがあった場合はS2603に進み、一致するIPv6アドレスが無い場合は、S2604に進む。
S2603:S2602で一致したIPv6アドレスをサーバへの接続に用いるIPv6アドレスとする。S2602において、複数のプレフィックス1603が一致する場合は、識別子1601が示す順番、IPv6アドレスの昇順や降順、記載しない優先順位に従って、一致するIPv6アドレスを一つ選定し、選定したIPv6アドレスをサーバへの接続に用いるIPv6アドレスとする。
S2604:テーブル管理部1302で管理するネットワーク接続設定テーブル1400において、デフォルトIPv6アドレス1405が設定されている場合はS2650に進み、設定されていない場合はS2606に進む。
S2605:デフォルトIPv6アドレス1405が示すIPv6アドレスをサーバへの接続に用いるIPv6アドレスとする。
S2606: データ処理部1301において、接続するサーバのIPv6アドレスと、全てのデータ処理部1302で管理しているIPv6のIPアドレス管理テーブル1600のプレフィックス1603とを、プレフィックス1603のプレフィックス長1604だけ比較を行い、接続するサーバのIPv6アドレスの先頭から一番多くの桁数のプレフィックス1603が一致したIPv6アドレスを、サーバへの接続に用いるIPv6アドレスとする。この際、同じ桁数が一致するプレフィックスがあった場合、IPv6のIPアドレス管理テーブル1600の識別子1601が示す順番、IPv6アドレスの昇順や降順、記載しない優先順位に従って、サーバへの接続に用いるIPv6アドレスを一つ選定する。
このフローにより、通信端末1001に複数のIPv6アドレスが設定されていても、サーバに接続する際に適切なひとつのIPv6アドレスを選択することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続している機器のIPv6アドレスを管理するテーブル管理部と、
    前記テーブル管理部で管理するIPv6アドレスを表示する表示部と、
    前記表示部に表示されたIPv6アドレスから、IPv6アドレスの選択を受け付ける入力部と、
    前記テーブル管理部からIPv6アドレスを取得し、取得したIPv6アドレスを用いて機器と通信するパケット処理部と、を備え、
    前記テーブル管理部は、1の機器に対して複数のIPv6アドレスが管理されている場合に前記入力部により選択されたIPv6アドレスを前記1の機器のデフォルトIPv6アドレスとして管理し、
    前記パケット処理部は、前記1の機器と通信する場合に前記デフォルトIPv6アドレスを用いることを特徴とした通信装置。
  2. ネットワークに接続された機器よりDNSサーバの情報を取得し、DNSサーバの情報を用いてネットワークに接続している機器と通信を行うパケット処理部と、
    前記パケット処理部で取得した複数のDNSサーバの情報の優先度を判断するデータ処理部と、
    前記データ処理部が取得した前記複数のDNSサーバの情報と前記データ処理部で判断した優先度を管理するテーブル管理部と、を備え、
    前記テーブル管理部は、前記パケット処理部が取得した前記DNSサーバの情報が、前記DNSサーバの個数より多く、IPv4に関する前記DNSサーバの情報を有さない場合に、前記DNSサーバに関する情報の優先度を、前記DNSサーバに関する情報を取得した順に設定する、
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2に記載の通信装置であって、
    前記テーブル管理部は、前記パケット処理部が取得した前記DNSサーバの情報が、前記DNSサーバの個数より少ない、もしくは等しい場合に、IPv6に関する前記DNSサーバに関する情報の優先度を高く設定し、
    前記パケット処理部は、優先度の高いDNSサーバの情報を用いて、前記機器と通信を行う、
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項2または3に記載の通信装置であって、
    前記テーブル管理部は、前記パケット処理部が取得した前記DNSサーバの情報が、前記DNSサーバの個数より多く、IPv4に関する前記DNSサーバの情報を有す場合に、IPv4に関する前記DNSサーバの情報の中で先に取得した前記DNSサーバを一番優先度の低い前記DNSサーバとし、それ以外の前記DNSサーバの優先度を、前記DNSサーバに関する情報を取得した順番に設定する、
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記通信装置は、DNSサーバの情報の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記データ管理部は、前記入力部が入力を受け付けたDNSサーバの情報、および前記パケット処理部で取得した複数のDNSサーバの情報の優先度を判断し、
    前記テーブル管理部は、前記入力部が入力を受け付けたDNSサーバの情報を取得し、前記入力部が入力を受け付けたDNSサーバの情報と、前記データ処理部が取得した前記複数のDNSサーバの情報と、を前記データ処理部で判断した優先度を管理する、
    ことを特徴とする通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016096388A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 株式会社バッファロー 通信装置、通信システム、通信装置における判別方法及びプログラム

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