JP2013219401A - プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法 - Google Patents

プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013219401A
JP2013219401A JP2013156495A JP2013156495A JP2013219401A JP 2013219401 A JP2013219401 A JP 2013219401A JP 2013156495 A JP2013156495 A JP 2013156495A JP 2013156495 A JP2013156495 A JP 2013156495A JP 2013219401 A JP2013219401 A JP 2013219401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
run
control
plasma
model
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013156495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5596832B2 (ja
Inventor
Akira Kagoshima
昭 鹿子嶋
Daisuke Shiraishi
大輔 白石
Tomomi Inoue
智己 井上
Shigeru Nakamoto
中元  茂
Shoji Ikuhara
祥二 幾原
Toshihiro Morisawa
利浩 森澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Hitachi High Tech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp, Hitachi High Tech Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2013156495A priority Critical patent/JP5596832B2/ja
Publication of JP2013219401A publication Critical patent/JP2013219401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5596832B2 publication Critical patent/JP5596832B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】ウエハ処理毎に処理条件を変更するRun-to-Run制御において、制御ループにプロセス処理装置の状態の変動を表すプロセスモデルを付加することによりプロセスに変動が存在する場合においても、安定な処理結果を得る。
【解決手段】Run-to-Run制御によるプラズマ処理を試料に施すプラズマ処理方法におけるRun-to-Run制御方法であって、ウエットクリーニング実施時とロット処理とで得られるプロセス量のモニター値を参照して、次回のプラズマ処理時のモニター値を推定し、真空処理室のプロセス量を制御する際の制御量とモニター値との相関関係から制御モデルを導出し、次回のプラズマ処理をする際、モニター値推定手段により推定されたモニター値と目標値との偏差をもとに制御量を計算してプロセス量を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ処理方法のRun-to-Run制御方法に係り、特に、プラズマ処理の進行に伴って発生するプロセス条件の変動による影響を抑制することのできるプラズマ処理方法のRun-to-Run制御方法に関する。
プラズマ処理装置は、例えば、真空処理室内に、エッチングガスを導入し、導入したエッチングガスに減圧下でプラズマ放電を発生させてラジカルあるいはイオンを発生させ、これらを被処理物であるウエハ表面に誘導してウエハ表面と反応させることによりウエハ表面をエッチングする装置である。
このようなプラズマ処理装置では、製造するデバイスの微細化に伴い、一定のレシピを用いて処理を行っても、種々の外乱により所望の性能を得ることができない場合がある。
そこで、種々の外乱による影響を抑制することのできるRun-to-Run(ラントゥーラン)制御が採用されるようになった。Run-to-Run制御は、製造条件であるレシピを、処理するウエハ毎あるいはロット毎に変更して、プロセス条件の変動による影響を抑制しようとする技術である。
例えば、特許文献1には、真空処理室内に収容した試料に処理を施すプラズマ処理装置において、処理中のプロセス量をモニターするセンサ、加工処理結果を推定する加工結果推定モデル、加工処理結果推定モデルの推定結果をもとに最適レシピを計算する最適レシピ計算モデルを備え、該最適レシピ計算モデルが生成したレシピをもとに、プラズマ処理を制御することが示されている。
また、特許文献2には、 制御対象のモデルを用いて予測し、これを評価して最適制御を行なうモデル予測制御装置において、異なるサンプリング周期をもつ制御対象モデルを備え、サンプリング周期の切替えに対応して制御対象モデルを切替えるようにして、演算処理時間の短縮と予測精度の確保を両立させることが示されている。
特開2003−17471号公報 特開2006−72791号公報
プラズマエッチング装置では、通常、予め設定されたレシピと呼ばれる処理条件に基づいてエッチング処理が行なわれる。ところが、プロセスチャンバ(処理室)の内壁等に付着した反応生成物の状態、部品の消耗具合等が変化すると、エッチング性能(エッチングレート、エッチング寸法等)が変動することがある。このような変動を低減させるため、前述のようにウエハ処理毎に処理条件を変更するRun-to-Run制御が適用される場合がある。
エッチング装置による処理結果の良し悪しを判断するための指標として、エッチングレートや加工寸法があげられる。しかし、これらエッチングレートあるいは加工寸法を測定するには、ウエハを検査装置まで搬送しなければならない。このため、ウエハ処理毎のRun-to-Run制御を実現するためには、処理後すぐに処理結果(性能結果)を評価できる手段が必要となる。
そこで、性能結果を直接測定するのではなく、プラズマ発光等の処理中にモニターすることのできるデータを用いて間接的に測定することを考える。例えば、モニター値と性能結果との関係をモデル化しておくと、該モデルを参照することにより性能結果をモニター値で代替することができる。
なお、このようなRun-to-Run制御を実現するためには、ウエハ処理毎に得られる処理結果との関係が明らかになっているプロセスモニター値と、該プロセスモニター値を制御することができる制御変数との関係をモデル化した制御モデルを作成しておくことが必要である。
図2は、エッチング処理中のプラズマ発光と処理条件であるガス流量との関係をモデル化した図(制御モデル)である。このモデルは、エッチング処理時の導入ガスである酸素ガスの流量と、処理中に得られるプラズマ発光強度のモニター値である酸素を示す波長の発光強度との関係を示したものである。
図2において、1はプロセス処理(エッチング処理)が問題無く実行されたときのプラズマ発光強度を示す値で、Run-to-Run制御の目標値となる値である。すなわち、プラズマ発光強度が目標値1の値を示していれば、エッチング性能結果である、例えば加工寸法は所望の寸法であることになる。
一方、処理中のプラズマ発光がこの目標値1を上回るか下回っている場合は、プロセス条件に何らかの変動があったことを表し、エッチング性能結果が所望の値になっていないことを示す。
Run-to-Run制御は、性能結果が所望の値から外れようとした場合に、それを目標値へ近づけるように働く。すなわち、Run-to-Run制御では、得られたプロセスモニター値と目標値1との差分から、次回(例えば、次のウエハ)の処理における制御量を算出し、この算出結果をもとに次回の処理条件(レシピ)を修正し、修正した処理条件で処理を実行する。
図3は、前記制御モデルを用いてRun-to-Run制御を実行して得られたプラズマ発光強度を、ウエハ処理毎にプロットした図である。図3において、2は処理する製品ロットの切り替え時点を示している。
この例では、Run-to-Run制御により、プラズマ発光強度を目標値1に収束させようとしている。しかし、目標値に一致する制御ができない場合もあり、図3の例のように、現実にはある程度のばらつき3をもって制御される。このばらつきは、性能結果がばらついていることを意味し、製造された製品の性能に影響を及ぼしていることになる。このようなばらつきは、制御モデルが処理室内で起こっているプロセス状態の全てを反映していないことが原因である。
なお、特許文献1の例では、ロット内あるいはロット間で変動するような長期的なプロセス変動には対応できない。また、特許文献2の例では、異なるサンプリング周期をもつ制御対象モデルは、期間の単位(ロット毎、ロット間)で変動するプロセスには適用できない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、装置のプロセス状態を反映したRun-to-Run制御を実行でき、安定した性能結果を得ることのできるプラズマ処理装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
Run-to-Run制御によるプラズマ処理を試料に施すプラズマ処理方法のRun-to-Run制御方法において、ウエットクリーニング実施時から次回のウエットクリーニング実施時までの期間に渡り、プラズマ処理された試料の枚数と前記枚数の試料をプラズマ処理したときに得られるプロセス量のモニター値の相関関係から第一のモニター量変動モデルを導出し、ロット処理の開始からロット処理の終了までの期間に渡り、プラズマ処理された試料の枚数と前記枚数の試料をプラズマ処理したときに得られるプロセス量のモニター値の相関関係から第二のモニター量変動モデルを導出し、ウエットクリーニング実施時からのプラズマ処理された試料の枚数およびロット処理の開始時からのプラズマ処理された試料の枚数を記憶し、前記第一のモニター量変動モデルと前記第二のモニター量変動モデルを参照して、次回のプラズマ処理時のモニター値を推定し、前記真空処理室のプロセス量を制御する際の制御量とモニター値との相関関係から制御モデルを導出し、次回のプラズマ処理をする際、前記推定されたモニター値と目標値との偏差をもとに前記制御量を計算すること。
本発明は、以上の構成を備えるため、装置のプロセス状態を反映したRun-to-Run制御を実行することができ、安定した性能結果を得ることのできるプラズマ処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るプラズマ処理装置を説明する図である。 プラズマ発光と処理条件であるガス流量との関係をモデル化して示す図である。 Run-to-Run制御時のプラズマ発光強度を示す図である。 Run-to-Run制御を実行していないときのプラズマ発光強度のトレンドを示す図である。 長期変動モデル、短期変動モデル、制御モデルを組み合わせたプロセスモデルの例を説明する図である。 次回処理の制御量を算出する方法を説明する図である。 Run-to-Run制御の制御フローを示す図である。 変動モデルを移動する方法を説明する図である。 移動後の短期変動モデルを生成する方法を説明する図である。 、長期変動モデルと短期変動モデルとから、次回処理時の推定モニター値を算出する方法を説明する図である。 Run-to-Run制御の形態について説明する図である。 Run-to-Run制御を実行する際に、モニター対象や制御対象の違いによって、その制御方法がどのような形態になるかの例を示した図である。 図12で説明した制御形態において、ロットの切り替わりが存在する場合の制御形態の例を示した図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。まず、プロセス状態をモデル化する際の着目点について、プラズマエッチング装置を例に説明するが、プラズマCVD装置等のプラズマを利用して処理をする装置に適用可能である。
図4は、Run-to-Run制御を実行していないときのプラズマ発光強度のトレンドを観察した例を示す図である。図4において、横軸はウエハ処理枚数、縦軸はプラズマ発光モニター値を示している。また、図中の区切り線2は処理される製品ロットの切り替わりを表している。なお、このプラズマ発光モニター値はエッチング性能を示す指標である。
図4を参照すると、モニター値には、ロットの切り替わり2毎に増加するパターン10,および全体的に減少するうパターン11があることが分かる。
まず、増加するパターン10は区切り線2毎に繰り返されている。この区切り線2はロットの切り替わりを表す線であるが、プロセス的には、エージングと呼ばれるプロセスチャンバのならし運転、あるいはプラズマを用いてチャンバ内をクリーニングするプラズマクリーニングが行われる単位である。
すなわち、ウエハ処理が繰り返されると、処理毎にチャンバ内の状態、例えば、チャンバ内壁の状態あるいは温度等が変化し、プロセス環境が変化する。環境が変化したことにより、結果としてプラズマ発光強度が変化することになる。そして、エージングやプラズマクリーニングが実行されると、処理室状態が初期状態に近い状態となり、プラズマ発光強度もチャンバ環境を反映して初期状態に近い状態となる。
これが繰り返されることにより、プラズマ発光強度のパターン10が現れることになる。
しかし、ロット毎に実行されるエージングやプラズマクリーニングではチャンバを完全に元の状態に戻すことができない場合がある。この元に戻せない偏差分がパターン11に現れることになる。
しかし、ウェットクリーニングと呼ばれるプロセスチャンバを大気開放して行われる清掃を実行することにより、初期状態に戻ることになる。つまり、パターン11はこのウェットクリーニング毎に繰り返される。
なお、ここで示したパターンの形状は一例であり、処理対象、プロセス条件、装置等により、様々な形態となりうる。つまり、このパターンはプロセスモデルと言い換えることができる。そこで、パターン10,11のうち、パターン10は比較的短期的に発生するので「短期変動モデル」、パターン11は比較的、長期的に現れるので「長期変動モデル」と呼ぶことにする。
なお、プロセスによっては、短期モデルのみを考慮すれば良い場合、長期モデルのみを考慮すれば良い場合もある。
従来、プロセスモニター値と制御変数との関係を示す制御モデルのみを制御ループに適用し、Run-to-Run制御を実行していた。しかしながら、前記制御モデルのみでは表すことができないプロセス状態があり、結果として制御のばらつきとなっていた。そこで、制御モデルに、上記の長期変動モデル、短期変動モデルを考慮した制御を実行すれば、従来よりも安定した制御が実現できることが分かる。
図5は、長期変動モデル、短期変動モデル、制御モデルを組み合わせたプロセスモデルの例を説明する図である。
Run-to-Run制御実行時に、プロセスチャンバ100内のプロセス的な挙動を表すプロセスモデルは、長期変動モデル21、短期変動モデル22、制御モデル23を組み合わせたモデルとなる。
長期変動モデル21は、ウェットクリーニングからの処理枚数24(N1)を入力、プラズマ発光モニター値18を出力として、例えば、式1で示すモデルで表される。
Figure 2013219401
Y1:プロセスモニター値(例えば、プラズマ発光モニター値)
N1:ウェットクリーニングからの処理枚数
B1、C1、D1:長期変動モデル係数
ここでは、N1をウェットクリーニングからの処理枚数としたが、長期変動モデルをリセットするような処理があれば、それを起点とした処理枚数をN1とすることもできる。
短期変動モデル22は、ロット内の処理枚数25(N2)を入力、プラズマ発光モニター値19を出力として、例えば、式2で示すモデルで表される。
Figure 2013219401
Y2:プロセスモニター値(例えば、プラズマ発光モニター値)
N2:ロット内の処理枚数
A2、B2、C2:短期変動モデル係数
制御モデル23は、ガス変更量26(X3)を入力、プラズマ発光モニター値20を出力として、例えば、式3で示すモデルで表される。
Figure 2013219401
Y3:プロセスモニター値(例えば、プラズマ発光モニター値)
X3:制御量
A3:制御モデル係数
プロセスチャンバ100からの出力103は、各モデルの出力18,19,20の組み合わせとして表される。
このようにプロセスチャンバ内の状態をモデルの組み合わせで表現できるので、これに合わせた制御システムを構築すれば、プロセスを安定に制御できる装置が実現できることになる。
図1はプラズマエッチング装置を例にして、本発明の実施形態の実施形態に係るプラズマ処理装置を示す図である。
プロセスチャンバ100にはエッチング処理対象のウエハ117が搬送され、プラズマエッチング処理が施される。エッチング処理はレシピと呼ばれる製造条件に合わせて、装置コントローラ114がアクチュエータ101を制御して実行される。アクチュエータ101は電源、圧力制御機器、マスフローコントローラ等を制御する。
プロセスモニター102は、エッチング処理中のプロセスチャンバ100の状態をモニターするものである。例えば、エッチング処理中のプラズマ発光を分光してモニターする発光分光器等が挙げられる。
モニター値推定手段104は、長期変動モデル・データベース109、および短期変動モデル・データベース110を備え、各データベースには当該装置で処理されるレシピ毎、あるいはレシピグループ毎に各変動モデルが格納されている。ここでレシピグループとは、同じ変動モデルを適用できる複数のレシピの集まりである。さらに、処理履歴管理部116から、ウェットクリーニングからの処理枚数24、ロット先頭からの処理枚数25等のプロセスチャンバ100で過去に処理されたウエハの情報が取得できるようになっている。 なお、ロット先頭からの処理枚数25はプロセスチャンバ毎の枚数とする。例えば、製品ウエハ25枚構成のロットを2つのプロセスチャンバで分けて処理している場合は、処理枚数25は一方のプロセスチャンバでは1〜13枚、もう一方では1〜12枚で1ロットを構成することになる。
モニター値推定手段104は、これらの情報と実測されたモニター値103を用いて、Run-to-Run制御を行わなかった場合の次回処理の推定モニター値105を算出する。
モニター推定手段104で算出された次回にRun-to-Run制御を実行しなかった場合の推定モニター値105はプロセスモニター値の目標値106と比較され、その偏差量112が計算される。ここで、目標値106はレシピ単位毎、あるいは、レシピグループ毎に予め設定されている値である。
制御量計算手段111には、制御モデル・データベース115が備えられ、そのデータベースには当該装置で処理されるレシピ毎、あるいは、レシピグループ毎の制御モデルが格納されている。この制御モデル・データベース115から選択された制御モデルと、偏差量112とから次回処理の制御量107を算出する。
図6は、次回処理の制御量を算出する方法を説明する図である。図6において、算出された偏差量112が制御モデル23上で重なる点を見つければ、次回処理の制御量107が算出される。なお、制御量107はレシピに対する変更量を示す値であり、本発明でのRun-to-Run制御では当該レシピを構成する複数の条件の一部を算出された偏差量112分だけ変更し、その他の条件は当該レシピのままとして、処理を実行するものである。
図1に示す装置コントローラ114は、プロセスチャンバ100で処理される製品別、あるいは製品群別に処理条件であるレシピ113を備えている。装置コントローラ114はレシピ113に合わせて装置の複数のアクチュエータ101を制御し、処理条件通りに処理を実行する。また、処理が実行されると処理履歴116を更新する。
このとき、レシピ108の制御対象項目は、制御量計算手段111で算出された次回処理の制御量107分だけ加算あるいは減算される。レシピは通常、複数の項目からなり、制御量107で変更されるのはそのうちの一部である。
本実施形態のプラズマ処理装置は以上の処理をウエハ処理毎に繰り返すことになる。
なお、Run-to-Run制御は、製品ウエハだけでなく、製品ウエハ処理間に実行されるプラズマクリーニング処理のレシピについても適用できる。例えば、今回のクリーニング処理から次回のクリーニング処理のレシピを変更するようなクリーニング処理のRun-to-Run制御へも適用できる。さらに、クリーニング処理の結果(モニター値)を製品処理へ、あるいは、その逆というようなRun-to-Run制御へも適用できる。
図7は、Run-to-Run制御の制御フローを示す図である。プロセスチャンバのウェットクリーニングが完了し、製品処理が開始される直前を制御フローの開始点601とする。
ステップ602において、当該処理がRun-to-Run制御の対象であるか否かを判断する。例えば、製品1ロット(製品ウエハ25枚)を処理する際、ロット先頭にエージングと呼ばれる処理があり、各製品ウエハ間にクリーニング処理が適用される場合がある。このようなとき、Run-to-Run制御の対象を製品ウエハのみとする場合はエージングやクリーニングは対象外ということになる。なお、Run-to-Run制御の対象はクリーニング処理の場合もある。
ステップ603において、処理中に得られるプロセスモニター値を取得する。取得されるモニター値は、次の処理と同じレシピあるいはレシピグループで過去に処理された最新の値である。このとき、モニター値は、プロセス処理時間別、あるいはステップ別に平均化あるいは統計処理したり、主成分分析等の多変量解析を行ってもよい。
ステップ604において取得したモニター値から制御しなかった場合のモニター値を算出する。算出方法は、取得したモニター値が処理されたときの制御量と、そのときに使用された制御モデルを用い、制御したことによって変化したモニター量(偏差量)を逆算する。そして、取得したモニター値とその逆算したモニター量(偏差量)との差を求め、これを制御しなかった場合のモニター値とする。
ステップ605において、その後の計算で使用する長期変動モデル、あるいは短期変動モデルを移動するかどうかを判定する。例えば、製品ロット1枚目の処理やエージング直後の処理の場合は長期変動モデルを移動し、製品ロット2枚目以降の処理や製品間で処理されるプラズマクリーニング後の処理の場合は短期変動モデルを移動する。ステップ606、607において長期変動モデルあるいは短期変動モデルを移動する。
図8は、変動モデル(短期変動モデル)を移動する方法を説明する図である。
まず、ステップ604で求めた制御しなかった場合のモニター値をプロットすると、図中の点31となる。モデル移動方法の1つは、移動前の短期変動モデル32を、制御しなかった場合のモニター値31に重なるように平行移動させると移動後の短期変動モデル33となる。例えば、2式で示される短期変動モデルでは、制御しなかった場合のモニター値31を通るように、C2の値を変更することで平行移動することができる。
また、図9に示すように、2式の係数A2、B2を変更することにより、移動後の短期変動モデル35を生成することもできる。モデルの移動方法は、制御対象とするプロセス変動に合った方法を選択することになる。なお、ここでは短期変動モデルの移動方法を説明したが、長期変動モデルの移動方法についても同様に実施する。
ステップ608において、次回処理の推定モニター値を算出する。この値は次回処理で制御しない場合(レシピを変更しない)に、長期変動モデルと短期変動モデルとから推定される値である。
図10は、長期変動モデルと短期変動モデルとから、次回処理時の推定モニタ値算出する方法を説明する図である。
まず、短期変動モデル33と長期変動モデル36の合成モデル37を求める。このときに使用する短期変動モデルと長期変動モデルはステップ606、607で移動した後のモデルである。次に、この合成モデル37上で、次回の処理枚数Nに合致する値38を算出する。この値38が次回処理の推定モニター値となる。
ステップ609においてレシピ毎あるいはレシピグループ毎に設定されている目標値と、ステップ608で算出された推定モニター値の偏差を求める。つまり、次回処理ではこの偏差分を目標値に合わせるように制御する。
ステップ610においてステップ609で算出された偏差量と制御モデルより制御量が算出される。図6を用いて制御量算出方法を説明する。制御モデル23は制御量とモニター値の関数である。ここで、制御量とはレシピを基準としてその増減分を示す値である。また、モニター値とはレシピを制御量分変更した場合のモニター値の変化量である。したがって、目標値との偏差分だけモニター値を制御するには、制御モデル23上で、偏差量112に合致する制御量107を算出すれば良い。つまり、制御量107が次回処理の制御量となる。ここで、制御量とは、レシピにある複数の処理条件のうち、少なくとも1つの項目の値を、予め設定されている値を基準として変化させる量である。レシピ内の複数の処理条件には、ガス種別の流量、電力、圧力等がある。
ステップ611において前ステップで算出された制御量を次処理のレシピに加算し、次処理に使用する処理条件を生成する。
ステップ612においてステップ611で制御量分だけ加算されたレシピを用いて処理を実行する。
ステップ613において、ステップ612の処理が、プロセスチャンバを大気開放して行われるウェットクリーニングから何枚目か、ロット先頭に実行されるエージング処理から何枚目か等を表す処理履歴を記録する。
ステップ614、616において、ステップ602で当該処理が制御対象以外と判断された後、変動モデルをリセットするかどうかが判断される。例えば、長期変動モデルの場合はプロセスチャンバがウェットクリーニングを実行した直後であったらモデルをリセットする(ステップ615)。また、短期変動モデルの場合は製品ロットの区切り、すなわち、エージング処理が実行された直後にモデルをリセットする(ステップ617)。
モデルのリセットとは、1式の長期変動モデルの例では、変数N1を1(または0)に戻すことであり、2式の短期変動モデルの例では、変数N2を1(または0)に戻すことである。なお、モデルをリセットする条件は上記以外の任意のイベントで設定できるようにし、イベントによってはリセットを行わない場合もある。
図7に示すフローは、同一レシピあるいは同一レシピグループの製品を繰り返し処理する場合であるが、例えば、複数の品種を処理する場合は、長期変動モデルあるいは短期変動モデルの移動方法を、その品種に合わせて調整することで対応できる場合もある。
また、図7に示すフローでは、モニターとして取得するのは最新の過去の値のみであるが、過去数回分のモニター値を取得し、その変化の傾向に合わせて、長期変動モデルや短期変動モデルを更新することも考えられる。
図11は、Run-to-Run制御の形態について説明する図である。ここではプラズマエッチング装置を例に説明する。
半導体製造におけるエッチングプロセスは、通常、ステップと呼ばれる処理単位があり、この単位毎にガス流量、圧力、電力等の処理条件が定められている。このステップ別の条件が集まり、1つのレシピが構成されている。
図11(a)は、モニター対象ステップが1つの場合におけるRun-to-Run制御を示す例である。
図11(a)に示すように、処理Nのステップ2を処理中のプラズマ発光150は分光器151で測定される。測定されたデータには例えば統計処理が適用され、プロセスモニター値152となる。153は図1で説明したモニター値推定手段104および制御量計算手段111である。153によって算出された制御量は、制御対象であるステップ2とステップ3の対応したレシピ項目に割り当てられることになる。その割り当て方は均等でもよいし、特定の係数を乗じて増減させることもできる。
図11(b)はモニター対象ステップが複数の場合におけるRun-to-Run制御を示す例である。
処理Nのステップ2を処理中のプラズマ発光170は分光器171で測定される。測定されたデータには例えば統計処理が適用され、プロセスモニター値172となる。173は図1で説明したモニター値推定手段104および制御量計算手段111である。173によって算出された制御量は、制御対象であるステップ2とステップ3の対応したレシピ項目に割り当てられることになる。その割り当て方は均等でもよいし、特定の係数を乗じて増減させることもできる。
また、処理Nのステップ4を処理中のプラズマ発光176は分光器171で測定される。測定されたデータには例えば統計処理が適用され、プロセスモニター値177となる。178は図1で説明したモニター値推定手段104および制御量計算手段111である。178によって算出された制御量は、制御対象であるステップ4とステップ5の対応したレシピ項目に割り当てられることになる。その割り当て方は均等でもよいし、特定の係数を乗じて増減させることもできる。
このようにして、モニター対象ステップが複数の場合も、モニター対象が1つの場合の制御ロジックを複数組み合わせることで対応できる。
図12は、Run-to-Run制御を実行する際に、モニター対象や制御対象の違いによって、その制御方法がどのような形態になるかの例を示した図である。
図中のAgingはロット開始時に行うエージング処理を、CLは製品処理前に行うプラズマクリーニング処理を、製品は製品処理を示し、その並びは処理順序を示している。
図12(a)はモニター対象、制御対象を共に製品処理とした場合の制御形態である。図中200は製品処理のモニター結果を次の製品処理の制御に利用することを意味している。なお、図に示したように、製品処理と製品処理の間にはクリーニング処理(図中CL)が入る場合もあるが、この場合も製品処理のみを対象とした制御を実行することになる。
図12(b)はモニター対象、制御対象を共にクリーニング処理(図中CL)とした場合の制御形態である。図中210はクリーニング処理のモニター結果を次のクリーニグ処理の制御に利用することを意味している。
図12(c)はモニター対象をクリーニング処理、制御対象を製品処理とした場合の制御形態である。図中220はクリーニング処理のモニター結果を次の製品処理の制御に利用することを意味している。
図12(d)はモニター対象を製品処理、制御対象をクリーニング処理とした場合の制御形態である。図中230は製品処理のモニター結果を次のクリーニング処理の制御に利用することを意味している。
図13は、図12で説明した制御形態において、ロットの切り替わり、すなわち短期変動モデルが存在する場合の制御形態の例を示した図である。ここでは、図12(a)と同様に、モニター対象、制御対象を共に製品処理としてRun-to-Run制御を実行した場合を記載している。短期変動モデルはロットの切り替わりでモデルをリセットすることで、ロット内の短期的な変動を表している。図中204で示しているのがそのリセットを行う時期であり、この図では、ロット先頭に処理されるエージング処理とリセットを同期させている。リセット204のイベントがあった場合、次の製品処理の制御に対しては、直前の製品処理(図中204)のモニター結果を利用せず、前ロットでのリセット直後の製品処理のモニター結果(図中201)、あるいは、エージング処理(図中Aging)のモニターー結果(図中202)、または、製品処理間のクリーニング処理(図中CL)のモニター結果(図中203)を利用して制御することとなる。なお、図12で示したほかの制御形態においても、このリセット方法を適用することになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウエハ処理毎に処理条件を変更するRun-to-Run制御において、制御ループにプロセス処理装置の状態の長期あるいは短期の変動を表すプロセスモデルを適用するので、ロット内変動やロット間変動等のプロセス的な変動が存在する場合においても、安定な処理結果を得ることができる。
100 プロセスチャンバ
101 アクチュエータ
102 プロセスモニター
109 長期変動モデルデータベース
110 短期変動モデルデータベース
111 制御量計算手段
113 レシピ
114 装置コントローラ
115 制御モデルデータベース
116 処理履歴管理部

Claims (5)

  1. Run-to-Run制御によるプラズマ処理を試料に施すプラズマ処理方法のRun-to-Run制御方法において、
    ウエットクリーニング実施時から次回のウエットクリーニング実施時までの期間に渡り、プラズマ処理された試料の枚数と前記枚数の試料をプラズマ処理したときに得られるプロセス量のモニター値の相関関係から第一のモニター量変動モデルを導出し、
    ロット処理の開始からロット処理の終了までの期間に渡り、プラズマ処理された試料の枚数と前記枚数の試料をプラズマ処理したときに得られるプロセス量のモニター値の相関関係から第二のモニター量変動モデルを導出し、
    ウエットクリーニング実施時からのプラズマ処理された試料の枚数およびロット処理の開始時からのプラズマ処理された試料の枚数を記憶し、
    前記第一のモニター量変動モデルと前記第二のモニター量変動モデルを参照して、次回のプラズマ処理時のモニター値を推定し、
    前記真空処理室のプロセス量を制御する際の制御量とモニター値との相関関係から制御モデルを導出し、
    次回のプラズマ処理をする際、前記推定されたモニター値と目標値との偏差をもとに前記制御量を計算することを特徴とするRun-to-Run制御方法。
  2. 請求項1に記載のRun-to-Run制御方法において、
    前記第一のモニター量変動モデルは、ウエットクリーニング実施の毎にリセットされることを特徴とするRun-to-Run制御方法。
  3. 請求項1に記載のRun-to-Run制御方法において、
    前記次回のプラズマ処理は、今回のプラズマ処理と同じ製品処理あるいはクリーニング処理であることを特徴とするRun-to-Run制御方法。
  4. 請求項1に記載のRun-to-Run制御方法において、
    今回のプラズマ処理は製品処理であり、前記次回のプラズマ処理はクリーニング処理であることを特徴とするRun-to-Run制御方法。
  5. 請求項1に記載のRun-to-Run制御方法において、
    今回のプラズマ処理はクリーニング処理であり、前記次回のプラズマ処理は製品処理であることを特徴とするRun-to-Run制御方法。
JP2013156495A 2013-07-29 2013-07-29 プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法 Active JP5596832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156495A JP5596832B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156495A JP5596832B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009235274A Division JP5334787B2 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 プラズマ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013219401A true JP2013219401A (ja) 2013-10-24
JP5596832B2 JP5596832B2 (ja) 2014-09-24

Family

ID=49591090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013156495A Active JP5596832B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5596832B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019033165A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置及びプラズマ処理システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6549917B2 (ja) 2015-06-26 2019-07-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置およびそのデータ解析装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068986A1 (en) * 1999-05-07 2000-11-16 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for vacuum treatment
JP2005038976A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Hitachi High-Technologies Corp 最適エッチングパラメタ自動設定システムおよびエッチング出来ばえ評価システム
JP2006013013A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Hitachi High-Technologies Corp プラズマエッチング処理装置の制御方法およびトリミング量制御システム
JP2006074067A (ja) * 2005-11-08 2006-03-16 Hitachi Ltd プラズマ処理装置および処理方法
JP2007088497A (ja) * 2002-12-06 2007-04-05 Tokyo Electron Ltd プロセス制御システム、プロセス制御方法およびプロセス処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068986A1 (en) * 1999-05-07 2000-11-16 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for vacuum treatment
JP2007088497A (ja) * 2002-12-06 2007-04-05 Tokyo Electron Ltd プロセス制御システム、プロセス制御方法およびプロセス処理装置
JP2005038976A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Hitachi High-Technologies Corp 最適エッチングパラメタ自動設定システムおよびエッチング出来ばえ評価システム
JP2006013013A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Hitachi High-Technologies Corp プラズマエッチング処理装置の制御方法およびトリミング量制御システム
JP2006074067A (ja) * 2005-11-08 2006-03-16 Hitachi Ltd プラズマ処理装置および処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019033165A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置及びプラズマ処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5596832B2 (ja) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5334787B2 (ja) プラズマ処理装置
US9972478B2 (en) Method and process of implementing machine learning in complex multivariate wafer processing equipment
KR100779178B1 (ko) 플라즈마처리장치
TWI485769B (zh) Plasma processing device and plasma processing method
US20210074528A1 (en) Plasma processing apparatus and plasma processing system
KR101556035B1 (ko) 전자 디바이스의 생산 관리 장치, 생산 관리 시스템 및 기억 매체
US11126172B2 (en) Methods and systems for applying run-to-run control and virtual metrology to reduce equipment recovery time
KR20090030252A (ko) 시간 가중 이동 평균 필터
JP5596832B2 (ja) プラズマ処理方法のRun−to−Run制御方法
US11643727B2 (en) Plasma processing apparatus
KR102100210B1 (ko) 플라스마 처리 장치
US20230078146A1 (en) Virtual measurement of conditions proximate to a substrate with physics-informed compressed sensing
CN117836895A (zh) 制造系统处的多级rf脉冲监测和rf脉冲化参数优化

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5596832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350