JP2013218941A

JP2013218941A - Ｌｅｄ照明機器の取付構造

Info

Publication number: JP2013218941A
Application number: JP2012089878A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Itani; 茂猪谷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-04-11
Filing date: 2012-04-11
Publication date: 2013-10-24

Abstract

【課題】折角の輝度の高いＬＥＤ照明を有効に利用するために、構造や設置を変更して設置することにより、周縁部も明るく照らすＬＥＤ照明機器の取付構造を開発・提供することにある。
【解決手段】天井面、柱、あるいは壁面に設置するＬＥＤ照明機器において、発光体であるＬＥＤチップ（１）を、これらの設置面（Ｘ）より突出して設け、発光体が直接見えるよう形成したことを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造より構成され、さらに、ＬＥＤ照明機器のＬＥＤチップ（１）を、設置面（Ｘ）より突出して設けるＬＥＤ照明機器の取付構造である。
【選択図】図１

Description

この発明は、ＬＥＤ照明機器の取付構造に関する。

従来、電気を流すと発光する半導体の一種であり、従来の光源には真似できない優れた特徴を持つ発光ダイオードが開発され、該発光ダイオードは、別名“ＬＥＤ”と呼ばれ、従来の電球や蛍光灯等の光源に比べて、発光が明るく、熱を帯びることなく、しかも、電気代が安価であるとの特徴を有し、ＬＥＤ照明器具として多く使用されている。

そもそも、ＬＥＤ照明器具は、蛍光剤を透明のエポキシまたはシリコン樹脂に混合して蛍光体とし、次に、この蛍光体を、配線処理を済ませたＬＥＤチップの上部に封止して仕上げられたものである。

しかし、ＬＥＤチップを複数個用いて構成されるＬＥＤ照明器具において、これらＬＥＤチップの光りは、主に、チップ表面と一部側面から放出されるが、透明樹脂の先端はレンズ作用を持っており、中心軸方向に強く光りを放出されるようになっている。

従って、照らす方向には明るく照らすが、設置箇所の周囲には光が届かず、ＬＥＤ証明機器の周囲は、暗いものであり、天井に装着した場合は、天井面の周縁部が、大変、暗いものであり、せっかくの明るい光源が無駄となっている場合が多い。

それは天井面に限らず、壁面にＬＥＤ照明機器を壁面に設置した場合にも、放出した光線が突出した柱に当たり遮断される場合もあり、ＬＥＤ照明機器を有効に利用出来ていないという事実があり、それに対して周囲及び後方へと光線を発するＬＥＤランプは存在している。例えば、特許文献１のように。

登録第３１７１６６８号実用新案公報

しかし、この技術は、ランプシェードの内に直立するように反射部品を取り付ける構造のものであり、これでは反射部品がＬＥＤの発光体からの光線を遮るものであった。

この発明が解決しようとする課題は、折角の輝度の高いＬＥＤ照明を有効に利用するために、構造や設置位置を変更することにより、周縁部も明るく照らすＬＥＤ照明機器の取付構造を開発・提供することにある。

そこで、この発明は、ＬＥＤ照明器具を改良することにより、さらに、ＬＥＤ照明器具の設置部分を変更することにより、設置周囲の暗い部分を少なくして明るく照らすＬＥＤ照明機器の取付構造を開発・提供することにある。

この発明によると、ＬＥＤ照明器具におけるＬＥＤチップの発光体を、天井等の設置面より側面よりよく見えるよう設けることにより、設置面の周りにも光が届き、明るくなる等の極めて有益なる効果を奏する。

また、ＬＥＤ照明器具の縁部であり、特に、ＬＥＤチップの発光体の周囲を透明に形成することにより、さらに設置面の周囲にも光が届き、ＬＥＤ照明器具を有効に利用できる等の効果を奏する。

この発明の一実施例を示し、（Ａ）は、一部欠截正面図であり、（Ｂ）は、底面図である。この発明の他の実施例を示し、（Ａ）は、一部欠截正面図であり、（Ｂ）は、底面図である。従来例を示す一部欠截正面図である。

以下、この発明について詳細に説明するが、この発明においては、以下の記述に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲においては適宜変更可能である。

次に、この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると、天井面、柱面、あるいは壁面等の設置面（Ｘ）に設置するＬＥＤ照明機器本体（１）において、発光体であるＬＥＤチップ（２）を、該本体機器（１）の側面から直接見えるように設置したことを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造から構成されるものである。

また、ＬＥＤ照明機器（１）のＬＥＤチップ（２）を、天井面、柱、あるいは壁面等の設置面（Ｘ）と同等か、あるいは、該設置面（Ｘ）より外部に向けて突出して設けることを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造から構成される。

さらに、天井面、柱、あるいは壁面に設置するＬＥＤ照明機器（１）において、基板（３）に、一又は複数個のＬＥＤチップ（２）を設け、該基板（３）の縁部（４）を、透明素材で形成するか、あるいは一部を開口して形成し、該縁部（３）を設置面（Ｘ）より突出して設けたＬＥＤ照明機器の取付構造から構成されるものである。

尚、ＬＥＤ照明機器本体（１）は、図面では、ねじ込み式のものを示し、大型の照明機器を示したが、天井に埋め込み下方を照らす小型のダウンライトであってもよい。

さらに、（５）は、レンズ付き蓋部であり、蓋板（５ａ）に、ＬＥＤチップ（２）の数に応じた適数個のレンズ（５ｂ）を一体に形成したものであり、縁部（４）、あるいはＬＥＤ照明機器（１）の基板部（３）に、ビス等の固定部材（６）で固定されるよう構成したものであってもよい。

また、図面では、レンズ付き蓋部（５）は、ＬＥＤレンズ（５ｂ）と蓋板（５ａ）が一体に形成したものを示したが、別個に形成したものでもよいものである。

この発明よると、ＬＥＤ照明機器の構造の技術を確立し、それに基づいて大量に製造・使用・販売することにより、産業上の利用可能性があるものである。

１ＬＥＤ照明機器本体
２ＬＥＤチップ
３基板
４縁部
５レンズ付き蓋部
５ａ蓋板
５ｂレンズ
６固定部材
Ｘ設置面

Claims

天井面、柱、あるいは壁面の設置面（Ｘ）に設置するＬＥＤ照明機器（１）において、発光体であるＬＥＤチップ（２）を、該機器（１）の側面から直接見えるように設置したことを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造。
ＬＥＤ照明機器（１）のＬＥＤチップ（２）を、天井面、柱、あるいは壁面等の設置面（Ｘ）と同等か、あるいは、設置面（Ｘ）より外部に向けて突出して設けることを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造。
天井面、柱、あるいは壁面に設置するＬＥＤ照明機器（１）において、基板（３）に、一又は複数個のＬＥＤチップ（２）を設け、該基板（３）の縁部（４）を、透明素材で形成するか、あるいは一部を開口して形成し、該縁部（４）を設置面（Ｘ）より突出して設けることを特徴とするＬＥＤ照明機器の取付構造。