JP2010287343A

JP2010287343A - 発光器具

Info

Publication number: JP2010287343A
Application number: JP2009138471A
Authority: JP
Inventors: Naozumi Sonoda; 直澄園田; Yoshimitsu Machii; 好光町井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-06-09
Filing date: 2009-06-09
Publication date: 2010-12-24

Abstract

【課題】発光時に外縁が見えにくい発光器具を提供する。
【解決手段】発光器具１は、表面にネジ山が形成された口金２Ａ及び表面に複数の穴が形成された放熱部材２Ｂから構成される基体２を備える。発光器具１は、基体２に取付けられて基体２との間に所定の空間を形成するガラス製の殻体３を備える。発光器具１は、所定の空間に配置されると共に、一端が基体２に接続される四角柱の柱体４と、柱体４の表面に取付けられる複数のＬＥＤ５とを備える。口金２Ａには、中心電極６が取付けられている。
【選択図】図１

Description

本発明は発光器具に関する。詳しくは、ＬＥＤ（発光ダイオード）を用いた発光器具に係るものである。

ＬＥＤ電球は、体積が小さい、長寿命である、駆動電圧が低い、発光効率が高い、消費電力量が低い等、多くの利点を備えているので、光源として多く利用されており、日常生活において、家庭用電化製品、交通信号灯などに利用されている。

また、装飾用ＬＥＤ電球は、各種化合物半導体材料及び部材構造を利用したＬＥＤの変化で、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、紫色、白色など各種の色のＬＥＤ電球を用い、美しい視覚効果を得ている。

例えば特許文献１には、図３に示されるようなＬＥＤランプが記載されている。即ち、特許文献１に記載されたＬＥＤランプ１０１は、合成樹脂にメッキを施した反射板１０２と、発光ダイオード１０４と、発光ダイオードのリード線１０７を接続する通電用基盤１０３と、積層した反射板１０２及び通電用基盤１０３に取付けられた発光ダイオード１０４と、一体化した合成樹脂ケース１０５と、口金１０６と、中心電極１０８とを備える。

特開２０００−２００５１２号公報

しかしながら、ＬＥＤの光は直進性が強いので、特許文献１に記載のＬＥＤランプのように前方向のみを照らすＬＥＤランプでは、例えば装飾用としてＬＥＤランプを用いても、合成樹脂ケースなどの外縁が浮かび上がって見えてしまい、装飾性を損ねてしまうおそれがあった。

本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、発光時に外縁が見えにくい発光器具を提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本発明の発光器具は、基体と、該基体に取付けられて前記基体との間に所定の空間を形成する殻体と、前記所定の空間に配置されると共に、一端が前記基体に接続される柱体と、該柱体の表面に取付けられるＬＥＤとを備える。

ここで、一端が基体に接続される柱体の表面に取付けられるＬＥＤによって、前方向のみならず左右方向などその他の方向も照らすことができる。

また、本発明の発光器具において、ＬＥＤが取付けられた表面は、柱体の一端側へ向けて傾斜する場合、暗くなりがちな基体側を照らすことができる。

また、本発明の発光器具において、基体の一部が放熱部材であり、ＬＥＤに面する放熱部材の内面に取付けられる反射部材を備える場合、放熱部材によって、変圧器などによって発生する熱を放熱しやすくなり、また、反射部材によってＬＥＤの光を反射して、前方向以外の方向への照射を強めることができる。

また、本発明の発光器具において、殻体に、光の乱反射を生じさせる処理が施される場合、ＬＥＤの光が殻体に当たって乱反射するので、前方向以外の方向への照射を強めることができる。

本発明に係る発光器具は、発光時に外縁が見えにくい。

本発明の発光器具の一例を示す概略断面図である。本発明の発光器具の他の例を示す概略断面図である。従来のＬＥＤランプを示す概略図である。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図１は、本発明の発光器具の一例を示す概略断面図である。図１において、本発明の発光器具１は、表面にネジ山（図示せず。）が形成された口金２Ａ及び表面に複数の穴（図示せず。）が形成された放熱部材２Ｂから構成される基体２を備える。また、発光器具１は、基体２に取付けられて基体２との間に所定の空間を形成するガラス製の殻体３を備える。また、発光器具１は、所定の空間に配置されると共に、一端が基体２に接続される四角柱の柱体４と、柱体４の表面に取付けられる複数のＬＥＤ５とを備える。また、口金２Ａには、中心電極６が取付けられている。

また、柱体４の各表面は平板状の基板で構成されている。
また、ガラス製の殻体３は、光の乱反射を生じさせる処理例えばスモーク処理が施されている。
また、放熱部材２Ｂの表面に形成された複数の穴（図示せず。）は、発光器具１の内部の熱を放熱するために形成されている。
また、ＬＥＤ５に接続されるリード線（図示せず。）は、放熱部材２Ｂの内部や口金２Ａの内部を通って、中心電極６に接続される。

ここで、本発明の発光器具が、基体と、基体に取付けられて基体との間に所定の空間を形成する殻体と、所定の空間に配置されると共に一端が基体に接続される柱体と、柱体の表面に取付けられるＬＥＤとを備えていれば、必ずしも放熱部材を備えなくてもよい。しかし、本発明の発光器具が、放熱部材を備えていれば、変圧器などによって発生する熱を放熱しやすくなり、好ましい。

また、本発明の発光器具が、基体と、基体に取付けられて基体との間に所定の空間を形成する殻体と、所定の空間に配置されると共に一端が基体に接続される柱体と、柱体の表面に取付けられるＬＥＤとを備えていれば、必ずしも殻体は、光の乱反射を生じさせる処理が施されなくてもよい。しかし、殻体に、光の乱反射を生じさせる処理が施されていれば、ＬＥＤの光が殻体に当たって乱反射するので、前方向以外の方向への照射を強めることができ、好ましい。

また、図１で示す例では、柱体４は１つであるが、複数の柱体が基体に接続されてもよい。
また、柱体の表面にＬＥＤが取付けられるのであれば、様々な形状の柱体を使用することができる。例えば、逆円錐形、三角柱または五角柱の柱体を使用することができる。

図２は、本発明の発光器具の他の例を示す概略断面図である。図２において、図１と同じ符号は同じ部材を示す。
図２で示される本発明の発光器具１は、柱体４が逆四角錐の形状であり、ＬＥＤ５が取付けられた表面が、柱体４の一端側へ向けて傾斜する点で、図１で示される発光器具１と異なる。また、図２で示される本発明の発光器具１は、ＬＥＤ５に面する放熱部材２Ｂの内面に反射板（反射部材の一例である。）７が取付けられている点で、図１で示される発光器具１と異なる。その他の点は同じである。
図２で示されるように、ＬＥＤ５が取付けられた表面が、柱体４の一端側へ向けて傾斜しているので、基体側へＬＥＤ５の光が照射される。

本発明の発光器具１を発光させる場合、口金２Ａを、例えば電気配線器具のソケットに取付ける。そして、口金２Ａによって電気配線器具に取付けられた本発明の発光器具１へ電気が供給され、リード線（図示せず。）を介して複数のＬＥＤ５へ電圧が加えられ、ＬＥＤ５が発光する。

以上のように、本発明の発光器具は、一端が基体に接続される四角柱の柱体の表面に複数のＬＥＤが取付けられているので、前方向即ち殻体の頂部側のみならず左右方向などその他の方向も照らすことができ、発光時に発光器具の外縁例えば殻体の外縁が見えにくくなる。その結果、本発明の発光器具を用いて車などを装飾しても、装飾性を損ねることがない。

また、ＬＥＤが取付けられた表面が、柱体の一端側へ向けて傾斜しているので、基体側へＬＥＤの光が照射され、前方向以外の方向への照射を強めることができる。
さらに、ＬＥＤに面する放熱部材の内面に反射板が取付けられているので、ＬＥＤの光を反射して、前方向以外の方向への照射を強めることができる。

１発光器具
２基体
２Ａ口金
２Ｂ放熱部材
３殻体
４柱体
５ＬＥＤ
６中心電極
７反射板

Claims

基体と、
該基体に取付けられて前記基体との間に所定の空間を形成する殻体と、
前記所定の空間に配置されると共に、一端が前記基体に接続される柱体と、
該柱体の表面に取付けられるＬＥＤとを備える
発光器具。
前記ＬＥＤが取付けられた表面は、前記柱体の一端側へ向けて傾斜する
請求項１に記載の発光器具。
前記基体の一部が放熱部材であり、
前記ＬＥＤに面する前記放熱部材の内面に取付けられる反射部材を備える
請求項１または請求項２に記載の発光器具。
前記殻体に、光の乱反射を生じさせる処理が施される
請求項１〜３のいずれか１つに記載の発光器具。