JP2013218442A - 入力装置及び押圧点検出方法 - Google Patents

入力装置及び押圧点検出方法 Download PDF

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Abstract

【目的】 特に押圧点の検出精度を従来よりも向上させることが可能な入力装置及び押圧点検出方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 XY算出座標系にて算出押圧点P´を含む特定エリアR8´を構成する各辺を二次関数で示す。算出押圧点P´を通る二次関数を、特定エリアのY方向にて相対向する各第1の辺S1,S2を表す各関数の係数差分、及びY方向比率vを用いて表すとともに、算出押圧点P´の座標データを用いて、Y方向比率vを算出する。同様にしてX方向比率uを算出する。比率v,uに基づいて、XY押圧座標系上での特定エリアR8内の座標を算出し、算出された座標を、押圧点Pの座標データ(X,Y)とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯機器やその他の電子機器に搭載されて、指などを操作パネルに接触させて操作する入力装置に関する。
下記の特許文献1では、座標データの計算方法として、まず入力範囲を複数の四角形のセルに分割しておく。このとき、セルは、特許文献1の図1に示すように、左図の基準検出座標からなるセルと、右図の正規化基準座標からなるセルとがあり、これらセルは互いに対応している。正規化基準座標からなるセルが得られれば問題ないが、実際にはセンサのばらつき等により、センサ出力に基づくとセルは、基準検出座標からなるセルのように歪んだ形状となる。
特許文献1では、上記の基準検出座標からなるセルのうち、特定のセル内に検出された検出座標を次のように算出する。すなわち、特定のセルを構成する2組の互いに向き合う辺の組の夫々について、一方の辺から他方の辺へと傾きを連続的に変化させていき、このとき、検出座標を通るような直線を求める。そして前記直線とセルの辺との交点の座標を求める。続いて、基準検出座標による特定のセル内に得られた検出座標を、正規化基準座標からなるセル内に座標変換する。このとき、基準検出座標系にて得られた前記交点座標に基づき、基準検出座標による特定のセル内に得られた検出座標を、正規化基準座標からなるセル内における検出座標に変換している。
特開2010−237913号公報
しかしながら特許文献1の計算方法では、後述の実験結果に示すように実際の押圧点と、算出された押圧点との間でズレが生じやすく、特に基準検出座標からなるセルの歪みが大きくなるとズレが大きくなる問題があった。
特許文献1では、基準検出座標系にて得られたセルの外枠を直線で結んでいる(特許文献1の図1の左図)。すなわちセルの4隅に位置する各基準検出座標間を直線で結んでいる。セルは特許文献1の図5に示すように複数個、形成される。このとき、特許文献1の図5に示すように、各基準検出座標間を直線で結ぶと、例えば図5の座標(x2,y2)近傍では、セル間の外枠の傾きが急激に変化し、このように座標値の急激に変化する位置では、実際の押圧点とのズレが生じやすくなる。特に基準検出座標系にて得られたセルの外枠近傍で押圧点が検出された場合、検出される押圧点が実際に検出されるべきセルではなく隣のセル内で検出されてしまう可能性もあり、ズレ量がますます大きくなってしまう。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するものであり、特に押圧点の検出精度を従来よりも向上させることが可能な入力装置及び押圧点検出方法を提供することを目的としている。
本発明における入力装置は、操作パネルと、
前記操作パネルの操作面に対する裏面側に配置された複数の押圧センサと、
前記操作面をXY押圧座標系にて表し、前記操作面がX方向及びY方向に夫々、複数のエリアに分割されるように前記XY押圧座標系上に配置された複数の基準座標点、及び、XY算出座標系にて前記押圧センサのセンサ出力に基づき算出された、各基準座標点に対応する複数の基準算出座標点を保持するための記憶部と、
前記操作面上を押圧したときの押圧点の座標データ(X,Y)を以下の処理を実行して算出する制御部と、を有することを特徴とするものである。
(1) 前記押圧センサのセンサ出力に基づき前記XY算出座標系上にて得られた算出押圧点の座標データ(X´,Y´)が、前記XY算出座標系上でのいずれの前記エリア内に位置するか特定すること。
(2) 前記(1)により特定された特定エリアを構成する前記基準算出座標点、及び、前記特定エリアに隣接する隣接エリアの前記基準算出座標点を用いて、前記特定エリアを構成する各辺を2次以上の多項式による関数で表すこと。
(3) 前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのY方向にて相対向する各第1の辺を表す各関数の係数差分、及びY方向比率vを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記Y方向比率vを算出し、
前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのX方向にて相対向する各第2の辺を表す各関数の係数差分、及びX方向比率uを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記X方向比率uを算出すること。
(4) 前記比率v,uに基づいて、前記XY押圧座標系上での前記特定エリア内の座標を算出し、前記算出された座標を、押圧点の座標データ(X,Y)とすること。
また本発明における入力装置の押圧点検出方法は、
操作パネルと、
前記操作パネルの操作面に対する裏面側に配置された複数の押圧センサと、
前記操作面をXY押圧座標系にて表し、前記操作面がX方向及びY方向に夫々、複数のエリアに分割されるように前記XY押圧座標系上に配置された複数の基準座標点、及び、XY算出座標系にて前記押圧センサのセンサ出力に基づき算出された、各基準座標点に対応する複数の基準算出座標点を保持するための記憶部と、
前記操作面上を押圧したときの押圧点の座標データ(X,Y)を算出する制御部と、を有し、
前記制御部では、
(1) 前記押圧センサのセンサ出力に基づき前記XY算出座標系上にて得られた算出押圧点の座標データ(X´,Y´)が、前記XY算出座標系上でのいずれの前記エリア内に位置するか特定すること、
(2) 前記(1)により特定された特定エリアを構成する前記基準算出座標点、及び、前記特定エリアに隣接する隣接エリアの前記基準算出座標点を用いて、前記特定エリアを構成する各辺を2次以上の多項式による関数で表すこと、
(3) 前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのY方向にて相対向する各第1の辺を表す各関数の係数差分、及びY方向比率vを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記Y方向比率vを算出し、
前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのX方向にて相対向する各第2の辺を表す各関数の係数差分、及びX方向比率uを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記X方向比率uを算出すること、
(4) 前記比率v,uに基づいて、前記XY押圧座標系上での前記特定エリア内の座標を算出し、前記算出された座標を、押圧点の座標データ(X,Y)とすることを特徴とするものである。
これにより、検出位置精度を向上させることができる。
本発明では、前記X方向比率uの算出は、前記XY算出座標系を90度回転させて行うことが好ましい。これにより算出を簡単にできる。
また本発明では、前記特定エリアを構成する各辺を二次関数で表すことが好ましい。これにより算出を簡単にできる。
また本発明では、各押圧センサから得られた各センサ出力を前記各センサ出力を足した全出力で割って各規格化出力を算出し、前記各規格化出力を用いて、前記基準算出座標点及び前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を表すことが好ましい。これにより算出精度を向上させることができる。
本発明によれば、従来に比べて、検出位置精度を向上させることができる。
図1は、本実施形態における入力装置の平面図である。 図2は、本発明の実施形態における入力装置の部分縦断面図である。 図3は、本実施形態の入力装置のブロック図である。 図4は、押圧センサの説明図であり、図4(a)は部分縦断面図、図4(b)は、押圧センサを構成するセンサ基板の裏面透視図である。 図5(a)は、本実施形態におけるXY押圧座標系を示す図であり、図5(b)は、本実施形態におけるXY算出座標系を示す図である。 図6(a)は、押圧点を含むXY押圧座標系での特定エリアを示し、図6(b)は、算出押圧点を含むXY算出座標系での特定エリアとその周辺の基準算出座標点を示し、特に特定エリアを構成する各辺を二次関数で表した図である。 図7は、本実施形態の入力装置を用いた押圧点検出方法を説明するためのフローチャート図である。 図8は具体例であり、図8(a)は、XY押圧座標系を示す図であり、図8(b)は、XY算出座標系を示す図であり、図8(c)は、XY算出座標系での特定エリアにおけるY方向に対向する第1の辺を二次関数で示すとともにY方向比率vを算出するための図である。 図9は図8の続きであり、図9(a)は、図8(b)と同じXY算出座標系を示す図であり、図9(b)は、図9(a)から90度、反時計回りに座標を回転させた図であり、図9(c)は、XY算出座標系での特定エリアにおける第2の辺(90度、座標回転させる前の図9(a)においてX方向に相対向する辺)を二次関数で示すとともにX方向比率uを算出するための図である。 図10は、比較例における押圧点の検出方法を示す図であり、図10(a)は、押圧点を含むXY押圧座標系での特定エリアを示し、図10(b)は、押圧点を含むXY算出座標系での特定エリアの各辺を直線で結んで、比率v、uを求めた図である。 図11(a)は、XY押圧座標系を示す図であり、特に実施例及び比較例において実際の押圧点からのズレを示す図であり、図11(b)は、XY算出座標系を示す図である。
図1は、本実施形態における入力装置の平面図であり、図2は、本発明の実施形態における入力装置の部分縦断面図であり、図3は、本実施形態の入力装置のブロック図であり、図4は、押圧センサの説明図であり、図4(a)は部分縦断面図、図4(b)は、押圧センサを構成するセンサ基板の裏面透視図である。
本実施形態における入力装置1は、透明な操作パネル4と、操作パネル4の裏面4cに設けられた複数の押圧センサ5〜8とを有して構成される。操作パネル4はガラスやプラスチック等で構成される。操作パネル4の表面が操作面4aである。
図2に示すように、操作パネル4の周囲部4bの裏面4cに加飾層9を設けることで、操作パネル4を通して液晶ディスプレイ(LCD)3の表示がされ操作面4aでの操作を可能とする操作領域と、操作領域の周囲を縁取る不透明な加飾領域とに区分けできる。加飾領域では、各押圧センサ5〜8が操作面4a側から見えないようになっている。
各押圧センサ5〜8は、図4に示すように、センサ基板12と、ベース基板13とを有する。センサ基板12には、変位部14と、変位部14の上面に上方に向けて突出する突起状の受圧部17が設けられる。センサ基板12とベース基板13との間には所定の空間部15が形成されており、これにより変位部14が荷重を受けると高さ方向に変位できるようになっている。図4(a)(b)に示すように、センサ基板12の裏面には、歪検出素子として複数のピエゾ抵抗素子16が設けられる。受圧部17で受けた荷重により変位部14が高さ方向に変位すると、その変位量に応じて各ピエゾ抵抗素子16の電気抵抗が変化し、各ピエゾ抵抗素子16によって構成されたブリッジ回路の中点電位が変化することで、センサ出力を得ることが出来る。図4(b)に示すように各ピエゾ抵抗素子16から引き回された配線部18が図示しないパッド部と電気的に接続されている。
本実施形態における押圧センサ5〜8は図4に示した構成以外のものであってもよい。例えば操作面4aを押圧したときに2つの電極間の距離の変化に基づいて静電容量が変化し、この静電容量変化により荷重を検出することが可能な構成にすることも可能である。
図1,図2に示すように、押圧センサ5〜8は、操作パネル4の裏面4c側に配置される。また図2に示すように、押圧センサ5〜8を支える支持部10を備え、この支持部10と操作パネル4間が高さ方向に変形可能な接続部11により接続されている。これにより操作面4aを押圧したときに操作パネル4が下方に移動し、押圧センサ5〜8に荷重を加えることができる。接続部11は例えば両面テープである。
なおタッチパネル1における押圧センサ5〜8の支持構造は図2に示すものに限定されない。また、タッチパネル1における押圧センサ5〜8の位置は図1に示すもの(十字配置)に限定されず、例えば、四隅に配置されてもよい。
図3に示すように本実施形態の入力装置1は、操作パネル4、押圧センサ5〜8、各押圧センサ5〜8に接続される制御部(IC)2、記憶部22を備える。また制御部2からのデータを機器本体部の液晶ディスプレイ(LCD)3等の画像表示装置20に送信できるようになっている。前記制御部2では、入力装置1の使用時、操作面4a上を押圧操作したときの押圧点Pの座標データ(X,Y)を算出することが出来る。
本実施形態では、制御部2にて、押圧点Pの座標データ(X,Y)の算出を実行する前に、まず、記憶部22にて図5(a)に示すXY押圧座標系での各基準座標点p1〜p35及び図5(b)に示すXY算出座標系での各基準算出座標点ps1〜ps35を保持しておく。
図5(a)は、本実施形態におけるXY押圧座標系を示す図であり、図5(b)は、本実施形態におけるXY算出座標系を示す図である。また図6(a)は、押圧点Pを含むXY押圧座標系での特定エリアを示し、図6(b)は、算出押圧点P´を含むXY算出座標系での特定エリアとその周辺の基準算出座標点を示し、特に特定エリアを構成する各辺を二次関数で表した図である。また、図7は、本実施形態の入力装置を用いた押圧点検出方法を説明するためのフローチャート図である。
図5(a)に示す「XY押圧座標系」とは、操作面4aがX方向及びY方向に夫々、複数のエリアに分割されるように複数の基準座標点p1〜p35を配置したXY座標系である。X方向に配置された各基準座標点及びY方向に配置された各基準座標点は、夫々、等間隔で配置されている。等間隔でなくてもよいが等間隔としたほうが、検出精度を上げることができる。
図3に示す記憶部22には各基準座標点p1〜p35の座標データが記憶されている。座標データは予め記憶部22内に保持されている。
さて本実施形態では、図5(a)のXY押圧座標系とは別に、もう一つ、XY押圧座標系とは異なる、図5(b)に示すXY算出座標系が存在する。「XY算出座標系」とは、押圧センサ5〜8のセンサ出力に基づいて算出されたXY座標系である。
図5(b)に示す各基準算出座標点ps1〜ps35は、図5(a)のXY押圧座標系における各基準座標点p1〜p35に夫々対応している。すなわち図5(a)のXY押圧座標系での基準座標点p1は、図5(b)のXY算出座標系での基準算出座標点ps1と対応する。
記憶部22には、各基準算出座標点ps1〜ps35の座標データも記憶されている。各基準算出座標点ps1〜ps35の座標データは、出荷前に保存されたものであってもよいし、図1のように操作面4a上には図5(a)の各基準座標点p1〜p35に対応する基準押圧点pt1〜pt35が表示され、操作者が図1の各基準押圧点pt1〜pt35を押圧することで、図5(b)に示すXY算出座標系での各基準算出座標点ps1〜ps35を取得し保存できるようにしてもよい。
以上のように本実施形態では、記憶部22には、図5(a)のXY押圧座標系における各基準座標点p1〜p35と、図5(b)のXY算出座標系における各基準算出座標点ps1〜ps35とが記憶されている。
図5(a)のXY押圧座標系の横軸及び縦軸は、図1に示す操作面4aでの横方向(X)の幅寸法及び縦方向(Y)の長さ寸法を示している。すなわち図5(a)のXY押圧座標系は、図1の操作面4aそのものを投影したものといえる。一方、図5(b)のXY算出座標系の横軸及び縦軸は、−1.00〜1.00の範囲となっており、これはセンサ出力を規格化したためである。
規格化出力について説明する。
図1の操作面4a上を押圧すると、各押圧センサ5〜8からセンサ出力を得ることができる。ここで押圧センサ5のセンサ出力をs1,押圧センサ6のセンサ出力をs2,押圧センサ7のセンサ出力をs3,押圧センサ8のセンサ出力をs4とする。各押圧センサ5〜8の各センサ出力を足して全出力(s1+s2+s3+s4)を得る。そして各センサ出力s1〜s4を全出力で割ったのを「規格化出力」とする。
規格化出力S1は、s1/(s1+s2+s3+s4)であり、規格化出力S2は、s2/(s1+s2+s3+s4)であり、規格化出力S3は、s3/(s1+s2+s3+s4)であり、規格化出力S4は、s4/(s1+s2+s3+s4)である。
そして、規格化されたセンサ出力に基づいて算出された各基準算出座標点ps1〜ps35は、(X,Y)=(S1−S3,S2−S4)で表すことができる。
上記のようにセンサ出力を規格化せずに、各押圧センサ5〜8のセンサ出力に基づいて各基準算出座標点ps1〜ps35の座標データを求めることもできるが、規格化したほうが、荷重値を考慮しなくてよく、算出を簡単にできる。
続いてXY押圧座標系及びXY算出座標系における各エリアについて説明する。「エリア」とは、XY押圧座標系での各基準座標点で囲まれた領域、及びXY算出座標系での各基準算出座標点で囲まれた領域を指す。そして、対応する座標点で囲まれたエリア同士は、XY押圧座標系とXY算出座標系との間で夫々対応している。すなわち、図5(a)に示す各基準座標点p1,p2,p8,p9で囲まれたエリアR1は、図5(b)に示す各基準算出座標点ps1,ps2,ps8,ps9で囲まれたエリアR1´と対応している。
続いて、操作面4a上を押圧したときの押圧点Pの座標位置(X,Y)を以下の処理を実行して算出する。
まず本実施形態では、図7のフローチャートで示すように、操作面4a上が押圧された(押圧センサが押圧された)と判断されたとき(ステップST1)、各押圧センサ5〜8の規格化出力S1〜S4を算出し、XY算出座標系上における算出押圧点P´の座標データ(X´,Y´)=(S1−S3,S2−S4)を求める(ステップST2)。
続いて、算出押圧点P´の座標データ(X´,Y´)=(S1−S3,S2−S4)が、XY算出座標系上のどのエリアR1´〜R24´内に位置するかを特定する(ステップST3)。図1に示すように押圧点Pの押圧位置は、基準押圧点pt9、pt10、pt16、pt17にて囲まれたエリア内であり、したがってXY算出座標系における算出押圧点P´の座標データ(X´,Y´)は、基準押圧点ps9、ps10、ps16、ps17にて囲まれたエリアR8´内に現れる。
ここで、押圧点P(P´)が位置するエリアを「特定エリア」と称することとする。
図6(a)は、XY押圧座標系での特定エリアを抽出したものであり、図6(b)は、XY算出座標系での特定エリアとその周囲の一部を抽出した図である。また図5と図6とを比較するとエリアのXY寸法比がやや異なっているが、両者は同じものを示している。
本実施形態では、上記したように図7のステップST3で、XY算出座標系での算出押圧点P´の座標データ(X´,Y´)が、特定エリアR8´内に位置していることがわかった。
本実施形態では、図6(b)に示す特定エリアR8´を構成する各基準算出座標点ps9,ps10,ps16,ps17及び、特定エリアR8´に隣接する隣接エリアR9´,R14´の基準算出座標点ps11,ps18,ps23,ps24の各座標データを用いて、特定エリアR8´を構成する各辺を二次関数で示す。
まず図6(b)に示すように、特定エリアR8´を構成する各辺のうち、Y方向にて略対向する第1の辺S1,S2を二次関数にて示す。すなわち、基準算出座標点ps16,ps17,ps18を通る曲線1をy=aX2+bX+cで示し、基準算出座標点ps9,ps10,ps11を通る曲線2をy=dX2+eX+fで示す。さらに、算出押圧点P´を通る曲線3をy=gX2+hX+iで示す。a、b、c、d、e、f、g、h、iはいずれも係数である。なおY方向に相対向する辺(第1の辺S1,S2)とは、別の一組の辺(第2の辺T1,T2)に比べてX方向に対する傾きが小さい側の辺を指す。
制御部22にて求めようとしているのは、最終的に、XY押圧座標系での押圧点Pの座標データ(X,Y)であるが(図6(a))、そのためには、まずXY算出座標系における特定エリアR8´内での算出押圧点P´のY方向比率v及びX方向比率uを求めることが必要である。比率v,uは、0<v,u<1の範囲内である。
算出押圧点P´は、曲線1及び曲線2の間を通る二次関数(曲線3)上にあるとし、曲線3の各係数は、曲線1と曲線2の各係数の差分にY方向比率vを掛けたもので表現されると考えられる。
すなわち曲線3の各係数g、h、iは以下の通りに示すことができる。
g=(d−a)v+a
h=(e−b)v+b
i=(f−c)v+c
曲線3は、押圧点Fの座標データ(X´,Y´)を通るため、
Y´=gX´2+hX´+i
=[(d−a)v+a]X´2+[(e−b)v+b]X´+(f−c)v+c
[(d−a)X´2+(e−b)X´+(f−c)]v=Y´−aX´2−bX´−c
v=(Y´−aX´2−bX´−C)/[(d−a)X´2+(e−b)X´+(f−c)]
で示される。
このようにしてY方向比率vを求めることができる(図7のステップST4)。
続いて、X方向比率uを求める(図7のステップST5)。X方向比率uについては、X方向にて略対向する第2の辺T1,T2を二次関数にて示す。すなわち、基準算出座標点ps9,ps16,ps23を通る曲線、基準算出座標点ps10,ps17,ps24を通る曲線を夫々、算出し、上記したY方向比率vと同様の方法でX方向比率uを求める。
ところで、X方向比率uを求める際に用いる第2の辺T1,T2は、略Y方向に延びる辺あるいは第1の辺S1,S2に比べてX方向に対して大きく傾く辺であるため、Y方向の二次曲線で示されてしまうと、同一のX値に対してY値が二つの値を持つ場合がある。基準算出座標点ps9,ps16,ps23を通る二次曲線は、まさに同一のX値に対してY値が二つの値を持つ二次曲線となっている。この場合には計算が困難となるため、X方向比率uを求める際には、図6(b)に示すXY算出座標系を90度回転させた状態で計算を行うとよい。これによりX方向比率uの算出を簡単に求めることができる。
次に、XY算出座標系をXY押圧座標系に戻す。このとき、XY算出座標系での特定エリアR8´と対応する特定エリアR8内に押圧点Pが存在することがわかっている。さらに、特定エリアR8のX軸に比率uをかけ、Y軸に比率vをかけた位置に押圧点Pが存在する。したがって上記で算出したY方向比率v及びX方向比率uに基づいて、図6(a)のXY押圧座標系における特定エリアR8内でのXY座標を算出し、算出された座標を押圧点Pの座標データ(X,Y)とした。
以上により押圧点Pの座標データ(X,Y)を算出することができる。
以下、具体例を説明する。
図8(a)は、XY押圧座標系を示す図であり、図8(b)は、XY算出座標系を示す図であり、図8(c)は、XY算出座標系での特定エリアにおけるY方向に対向する第1の辺を二次関数で示すとともにY方向比率vを算出するための図である。
図8(a)に示すXY押圧座標系での各基準座標点A〜I及び図8(b)に示すXY算出座標系での各基準算出座標点A´〜I´の座標データは事前に取得され、記憶部22は、以下の表1及び表2に示すテーブルを保持している。
Figure 2013218442
Figure 2013218442
今、図8(a)に示すP点が押圧されたとする。そして各押圧センサ5〜8の規格化されたセンサ出力に基づいて算出押圧点P´の座標を求めた。その結果、算出押圧点P´の座標データ(X´,Y´)は、(−0.65,−0.82)であった。
また、図8(a)(b)に示すように、押圧点P(P´)を含むエリアはXY押圧座標系では、各基準座標点ABCDにて囲まれたエリアであり、XY算出座標系では、各基準算出座標点A´B´C´D´にて囲まれたエリアである。
まずY方向比率vについて計算する。図8(b)に示すXY算出座標系にてY方向に略対向する第1の辺の二次関数を図8(c)に示すように求める。すなわち、各基準算出座標点A´、D´、I´を通る曲線1及び、各基準算出座標点B´、C´、H´を通る曲線2を求める。
曲線1(A´−D´−I´)は以下のように示される。
曲線1:Y=aX2+bX+c=2.62X2+2.87X−0.17
また曲線2(B´−C´−H´)は以下のように示される。
曲線2:Y=dX2+eX+f=1.60X2+1.76X−0.22
上記により算出された曲線1,2の各係数と(X´,Y´)の値から、Y方向比率vは以下の式により計算される。
v=(Y´−aX´2−bX´−c)/[(d−a)X´2+(e−b)X´+f−c]=0.4468
また算出押圧点P´を通る二次曲線は以下のように算出された。
曲線3:Y=2.16X2+2.37X−0.19
次に,X方向比率uについて求める。図8(b)に示すXY算出座標系のままで計算を行うと同じX値に対して2つのY値を持ち算出が困難になるので、座標系を90度反時計回りに回転させた。このとき算出押圧点P´も90度反時計回りに回転した位置となる。
以下の表3は、図8(b)に示すXY算出座標系での各基準算出座標点A´〜I´及び押圧点P´の座標データであり、表4は、図8(b)のXY算出座標系を90度、反時計回りに回転させたときの各基準算出座標点A″〜I″及び押圧点P″の座標データである。
Figure 2013218442
Figure 2013218442
図9(a)は、図8(b)と同じXY算出座標系を示す図であり、図9(b)は、図9(a)から90度、反時計回りに座標を回転させた図であり、図9(c)は、XY算出座標系での特定エリアにおける第2の辺(90度、座標回転させる前の図9(a)においてX方向に相対向する辺)を二次関数で示すとともにX方向比率uを算出するための図である。
図9(b)において、算出押圧点P″を含む特定エリアは、各基準座標点A″B″C″D″にて囲まれたエリアである。
Y方向比率vと同様の方法で、X方向比率uを求める。すなわち図9(b)に示すXY算出座標系の特定エリアのY方向に略対向する(図8(b)ではX方向に略対向している)第2の辺の二次関数を図9(c)に示すように求める。
曲線4(E″−B″−A″):Y=aX2+bX+c=1.33X2−1.73X−0.24
曲線5(F″−C″−D″):YdX2+eX+f=−0.448X2+0.499X−0.670
求めた曲線4,5の各係数と算出押圧点P″の座標データ(X″,Y″)の値から、X方向比率uは以下の通りに計算される。
u=(Y″−aX″2−bX″−c)/[(d−a)X″2+(e−b)X″+f−c]=0.5655
また、算出押圧点P″を通る二次曲線は、以下の通り算出された。
曲線6:Y=0.326X2−0.471X−0.483
以上により、比率(u,v)=(0.5655,0.4468)を求めることができた。
続いて図8(a)に示すXY押圧座標系での押圧点Pの座標データ(X,Y)を算出する。
Xは、(Dx−Ax)u+Axとして、Yは、(By−Ay)v+Ayとして示される。ここで、Dx,Ax,By,Ayは、XY押圧座標系におけるDのX座標、AのX座標、BのY座標、AのY座標を示す。
よって表1の座標値及び比率(u,v)=(0.5655,0.4468)により、X=84.8、Y=89.3を算出することができた。
続いて、本実施例と比較例とにおける押圧点の検出精度について実験を行った。
まず比較例について説明する。図10は、比較例における押圧点の検出方法を示す図であり、図10(a)は、押圧点を含むXY押圧座標系での特定エリアを示し、図10(b)は、押圧点を含むXY算出座標系での特定エリアの各辺を直線で結んで、比率v、uを求めた図である。
図10(b)に示すように、比較例では、XY算出座標系での特定エリア(押圧点を含むエリア)の各辺を直線で結んでいる。そして、特定エリアにて相対向する辺の間で傾きを徐々に変化させていき、押圧点(X´,Y´)を通る直線との交点にて比率v,uを求めている。図10は、特許文献1に示す押圧点の検出方法と同じである。
図11(a)は、XY押圧座標系を示す図であり、特に実施例及び比較例において実際の押圧点からのズレを示す図であり、図11(b)は、XY算出座標系を示す図である。
表5は、図11(a)のXY押圧座標系での各基準座標点A〜Dの座標データを示すテーブルであり、表6は、図11(b)に示すXY算出座標系での各基準算出座標点A´〜D´の座標データを示すテーブルである。
Figure 2013218442
Figure 2013218442
実験では、XY押圧座標系における押圧点Pの座標データと(75,0)とすると、その際、押圧センサにより得られた規格化出力に基づく、XY算出座標系における押圧点P´の座標データは(−0.65,−0.93)であった。
以下の表7には、本実施例での検出方法により算出された押圧点の座標データ、及び比較例での検出方法により算出された押圧点の座標データが示されている。
Figure 2013218442
表7に示すように、本実施例の押圧点の検出方法によれば、実際の押圧点からのズレ量を、比較例よりも小さくすることができた。
図11(a)のXY押圧座標系と図11(b)のXY算出座標系とでは形状に大きな歪みが生じているが、このように歪みが大きくなるほど本実施例の検出方法を用いることで、実際の押圧点からのズレ量を小さくすることが可能になる。
本実施形態では、特定エリアを構成する各辺を二次以上の多項式による関数で示すことができる。すなわち各辺を二次関数でなく三次関数以上で表すこともできる。次数を増やすことで、より検出精度を上げることができるが、その分、係数が増え、算出する際に多くのデータが必要とあり算出負担が大きくなる。したがって本実施形態では、特定エリアを構成する各辺を二次関数により表すことが好ましいとした。
P 押圧点
P´ 算出押圧点
p1〜pt35 基準座標点
ps1〜ps35 基準算出座標点
pt1〜pt35 基準押圧点
R1〜R24,R1´〜R24´ エリア
1 入力装置
2 制御部
4 操作パネル
4a 操作面
5〜8 押圧センサ
20 画像表示装置
22 記憶部

Claims (8)

  1. 操作パネルと、
    前記操作パネルの操作面に対する裏面側に配置された複数の押圧センサと、
    前記操作面をXY押圧座標系にて表し、前記操作面がX方向及びY方向に夫々、複数のエリアに分割されるように前記XY押圧座標系上に配置された複数の基準座標点、及び、XY算出座標系にて前記押圧センサのセンサ出力に基づき算出された、各基準座標点に対応する複数の基準算出座標点を保持するための記憶部と、
    前記操作面上を押圧したときの押圧点の座標データ(X,Y)を以下の処理を実行して算出する制御部と、を有することを特徴とする入力装置。
    (1) 前記押圧センサのセンサ出力に基づき前記XY算出座標系上にて得られた算出押圧点の座標データ(X´,Y´)が、前記XY算出座標系上でのいずれの前記エリア内に位置するか特定すること。
    (2) 前記(1)により特定された特定エリアを構成する前記基準算出座標点、及び、前記特定エリアに隣接する隣接エリアの前記基準算出座標点を用いて、前記特定エリアを構成する各辺を2次以上の多項式による関数で表すこと。
    (3) 前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのY方向にて相対向する各第1の辺を表す各関数の係数差分、及びY方向比率vを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記Y方向比率vを算出し、
    前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのX方向にて相対向する各第2の辺を表す各関数の係数差分、及びX方向比率uを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記X方向比率uを算出すること。
    (4) 前記比率v,uに基づいて、前記XY押圧座標系上での前記特定エリア内の座標を算出し、前記算出された座標を、押圧点の座標データ(X,Y)とすること。
  2. 前記X方向比率uの算出は、前記XY算出座標系を90度回転させて行う請求項1記載の入力装置。
  3. 前記特定エリアを構成する各辺を二次関数で表す請求項1又は2に記載の入力装置。
  4. 各押圧センサから得られた各センサ出力を前記各センサ出力を足した全出力で割って各規格化出力が算出され、前記各規格化出力を用いて、前記基準算出座標点及び前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を表す請求項1ないし3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 操作パネルと、
    前記操作パネルの操作面に対する裏面側に配置された複数の押圧センサと、
    前記操作面をXY押圧座標系にて表し、前記操作面がX方向及びY方向に夫々、複数のエリアに分割されるように前記XY押圧座標系上に配置された複数の基準座標点、及び、XY算出座標系にて前記押圧センサのセンサ出力に基づき算出された、各基準座標点に対応する複数の基準算出座標点を保持するための記憶部と、
    前記操作面上を押圧したときの押圧点の座標データ(X,Y)を算出する制御部と、を有し、
    前記制御部では、
    (1) 前記押圧センサのセンサ出力に基づき前記XY算出座標系上にて得られた算出押圧点の座標データ(X´,Y´)が、前記XY算出座標系上でのいずれの前記エリア内に位置するか特定すること、
    (2) 前記(1)により特定された特定エリアを構成する前記基準算出座標点、及び、前記特定エリアに隣接する隣接エリアの前記基準算出座標点を用いて、前記特定エリアを構成する各辺を2次以上の多項式による関数で表すこと、
    (3) 前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのY方向にて相対向する各第1の辺を表す各関数の係数差分、及びY方向比率vを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記Y方向比率vを算出し、
    前記XY算出座標上にて前記算出押圧点を通る前記2次以上の多項式による関数を、前記特定エリアのX方向にて相対向する各第2の辺を表す各関数の係数差分、及びX方向比率uを用いて表すとともに、前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を用いて、前記X方向比率uを算出すること、
    (4) 前記比率v,uに基づいて、前記XY押圧座標系上での前記特定エリア内の座標を算出し、前記算出された座標を、押圧点の座標データ(X,Y)とすることを特徴とする入力装置の押圧点検出方法。
  6. 前記XY算出座標系を90度回転させて、前記X方向比率uの算出を行う請求項5記載の入力装置の押圧点検出方法。
  7. 前記特定エリアを構成する各辺を二次関数で表す請求項5又は6に記載の入力装置の押圧点検出方法。
  8. 各押圧センサから得られた各センサ出力を前記各センサ出力を足した全出力で割って各規格化出力を算出し、前記各規格化出力を用いて、前記基準算出座標点及び前記算出押圧点の座標データ(X´,Y´)を表す請求項5ないし7のいずれか1項に記載の入力装置の押圧点検出方法。
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