JP2013218085A - 加振ベル - Google Patents
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Abstract
【課題】打鈴球や打鈴棒等の打鈴部材の不要なベルの提供を目的とする。
【解決手段】ベース部と、当該ベース部に支持されたりん部を有し、ベース部はりん部に加振する加振部を有し、加振部はりん部の有する固有振動数に概ね合致するように加振制御されていることを特徴とする。
【選択図】 図１
【解決手段】ベース部と、当該ベース部に支持されたりん部を有し、ベース部はりん部に加振する加振部を有し、加振部はりん部の有する固有振動数に概ね合致するように加振制御されていることを特徴とする。
【選択図】 図１
Description
本発明は、呼び鈴，警報ベル及びドアベル等、広い分野にて利用できるベルに関する。
従来のベルは、りん部をりん棒等で打鈴することで鳴るもの、吊り下げた打鈴球が揺れりん部に当たることで鳴るものであった。
また、弾性体で支持された打鈴部の揺動や電気磁石等にて打鈴部を揺動させることで鳴るベルも公知である。
例えば、特開２００３−３２７６７号公報（特許文献１）には、無線による呼び鈴を開示するが、これも負荷コイルを用いたものである。
また、弾性体で支持された打鈴部の揺動や電気磁石等にて打鈴部を揺動させることで鳴るベルも公知である。
例えば、特開２００３−３２７６７号公報（特許文献１）には、無線による呼び鈴を開示するが、これも負荷コイルを用いたものである。
本発明は、打鈴球や打鈴棒等の打鈴部材の不要なベルの提供を目的とする。
本発明に係るベルは、ベース部と、当該ベース部に支持されたりん部を有し、ベース部はりん部に加振する加振部を有し、加振部はりん部の有する固有振動数に概ね合致するように加振制御されていることを特徴とする。
これにより、従来の打鈴では発生しやすかったりん部の固有振動数以外の音が、本発明に係るベルではそれが少ない鳴り音となる。
これにより、従来の打鈴では発生しやすかったりん部の固有振動数以外の音が、本発明に係るベルではそれが少ない鳴り音となる。
ここで、りん部の有する固有振動数は、例えば図２のグラフに示すように加振周波数に対するその時の音圧レベルを測定することで、容易に得られる。
なお、図２に示した３つの音圧ピークは、左側から順に１次(2.36kHz)，２次(6.35kHz)，３次(11.48kHz)の固有振動数が現れている。
なお、図２に示した３つの音圧ピークは、左側から順に１次(2.36kHz)，２次(6.35kHz)，３次(11.48kHz)の固有振動数が現れている。
本発明で、ベース部はベース部の揺動を感知するための揺動感知部を有し、
ベース部が揺動すると加振部が作動するように自動制御されていてもよい。
このようにすると、ベース部を軽く左右に揺動するだけでベルが鳴る。
ベース部が揺動すると加振部が作動するように自動制御されていてもよい。
このようにすると、ベース部を軽く左右に揺動するだけでベルが鳴る。
本発明で、加振部は外部のリモートコントローラにて作動可能にしてもよい。
また、ベース部はりん部の振動レベルを検知するためのピックアップ部を有し、これにより加振部がフィードバック制御されていてもよい。
本発明に係るベルは、加振部がりん部の有する固有振動数に合せて加振し、又は広帯域入力の一部をフィルタリングすることで、特定の固有振動数による振動音が優位に発生し、固有振動数以外の振動音が少ない音色になる。
本発明に係るベル１０の構造例を図面に基づいて説明するが、本実施例に限定されるものではない。
ベル１０は、ベース部１１とこのベース部１１に支持部１３を介して支持されたりん部１２とからなる。
図１（ａ）は、釣鐘形状のりん部の内側に支持部１３を設けた例で、（ｂ）はりん部１２の外側に支持部１３を設けた例を示すが、りん部が共鳴部として鳴るものであれば支持形態に制限がない。
また、りん部の形状も釣鐘形状に限定されるものではない。
りん部の材質は黄銅，鉄，ＳＵＳ等の金属製が好ましい。
ベル１０は、ベース部１１とこのベース部１１に支持部１３を介して支持されたりん部１２とからなる。
図１（ａ）は、釣鐘形状のりん部の内側に支持部１３を設けた例で、（ｂ）はりん部１２の外側に支持部１３を設けた例を示すが、りん部が共鳴部として鳴るものであれば支持形態に制限がない。
また、りん部の形状も釣鐘形状に限定されるものではない。
りん部の材質は黄銅，鉄，ＳＵＳ等の金属製が好ましい。
ベース部１１は、図１（ａ）に示すように加振部１４を有し、この加振部１４の位置はりん部１２の内側でも外側でもよい。
ベース部１１の内部に加振部１４の電源部や制御部を設けてある。
ベース部１１は、いろいろな場所に載置できる形状になっていて、ベース部１１を左右に軽く揺動させると、その揺れを揺動感知部が感知し、加振部１４が作動するようになっている。
なお、加振部１４を外部のリモートコントローラでＯＮ／ＯＦＦさせてもよい。
また、図１（ｂ）に示すベルは、ベース部１１にりん部の振動レベルを検知するピックアップ部１５を設けることで、加振部のフィードバック自動調整可能にした例である。
ベース部１１の内部に加振部１４の電源部や制御部を設けてある。
ベース部１１は、いろいろな場所に載置できる形状になっていて、ベース部１１を左右に軽く揺動させると、その揺れを揺動感知部が感知し、加振部１４が作動するようになっている。
なお、加振部１４を外部のリモートコントローラでＯＮ／ＯＦＦさせてもよい。
また、図１（ｂ）に示すベルは、ベース部１１にりん部の振動レベルを検知するピックアップ部１５を設けることで、加振部のフィードバック自動調整可能にした例である。
加振部１４は、図２のチャートに示したように測定結果にて得られた音圧ピークに合せて、例えば２．３６ｋＨｚ（１次の固有振動数）の近く（±５％）に合せて設計すればよいので、コンパクトで簡単な回路設計でよい。
１０ ベル
１１ ベース部
１２ りん部
１３ 支持部
１４ 加振部
１５ ピックアップ部
１１ ベース部
１２ りん部
１３ 支持部
１４ 加振部
１５ ピックアップ部
Claims (3)
- ベース部と、当該ベース部に支持されたりん部を有し、
ベース部はりん部に加振する加振部を有し、
加振部はりん部の有する固有振動数に概ね合致するように加振制御されていることを特徴とするベル。 - 前記ベース部はベース部の揺動を感知するための揺動感知部を有し、
ベース部が揺動すると加振部が作動するように自動制御されていることを特徴とする請求項１記載のベル。 - 前記加振部は外部のリモートコントローラにて作動可能であることを特徴とする請求項１又は２記載のベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012088007A JP5920824B2 (ja) | 2012-04-09 | 2012-04-09 | 加振ベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012088007A JP5920824B2 (ja) | 2012-04-09 | 2012-04-09 | 加振ベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013218085A true JP2013218085A (ja) | 2013-10-24 |
| JP5920824B2 JP5920824B2 (ja) | 2016-05-18 |
Family
ID=49590252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012088007A Active JP5920824B2 (ja) | 2012-04-09 | 2012-04-09 | 加振ベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5920824B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019120810A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 株式会社小泉製作所 | 浮上ベル装置 |
| WO2020144742A1 (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-16 | 株式会社小泉製作所 | ベルを用いた情報伝達システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63170900U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-07 |
-
2012
- 2012-04-09 JP JP2012088007A patent/JP5920824B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63170900U (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-07 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019120810A (ja) * | 2018-01-09 | 2019-07-22 | 株式会社小泉製作所 | 浮上ベル装置 |
| WO2020144742A1 (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-16 | 株式会社小泉製作所 | ベルを用いた情報伝達システム |
| US11875668B2 (en) | 2019-01-08 | 2024-01-16 | Koizumi Factory Corporation | Information transmission system using bell |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP5920824B2 (ja) | 2016-05-18 |
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