JP2013217684A - シャフトのトルク検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体型歪みセンサ4の破損や汚損を回避しつつ高精度なトルク検出を実現する。
【解決手段】検出対象となるシャフト1は、少なくとも一部が円筒状に構成されており、その内周面1aに、中継板11を介してトルク検出モジュール2が取り付けられている。トルク検出モジュール2は、基板3と、歪みセンサ4と、無線給電のための受電部5と、無線信号通信のための信号送信部6と、を有し、歪みセンサ4のチップは、基板3の開口部を通して中継板11の平坦面11bに直接に接合されている。中心部の棒状部材14には、給電部15と信号受信部16とが設けられる。中継板11はシャフト1と同じ材質からなり、トルクに応じた歪みが歪みセンサ4によって検出される。外部の異物やノイズ等に対して、歪みセンサ4が保護される。
【選択図】図1

Description

この発明は、自動車や内燃機関などにおける種々のシャフトにおいて、該シャフトに作用するトルクをシャフトの歪みから検出するトルク検出装置に関する。
特許文献1には、シャフトが伝達する軸トルクを検出するために、シャフト外周面の180°離れた2箇所に2ゲージ型の抵抗線式歪みゲージをそれぞれ取り付け、全体としてホイートストンブリッジ回路を構成するようにして、軸トルクに比例した電圧信号を得るようにしたトルク検出装置が開示されている。
また、近年、従前の抵抗線式歪みゲージに代えて、半導体基板に複数の拡散抵抗からなるホイートストンブリッジ回路を形成するとともに、増幅回路を同じ基板上に形成した半導体型歪みセンサが本出願人らによって種々提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−200953号公報 特開2005−114443号公報
上記の半導体型歪みセンサは、従前の抵抗線式歪みゲージに比べて遙かに感度が高く、シャフトのトルクに関連した微小な歪みの検出に適しているが、その反面、脆い薄肉の半導体チップとして構成されているため、仮に特許文献1のようにシャフト外周面に取り付けたとすると、何らかの原因(例えばシャフトの組立時の他部品との接触や使用中の異物との接触その他)によって破損しやすい。また、自動車や内燃機関などの用途では、その使用環境による歪みセンサの汚損が生じやすい。さらには、適用箇所によっては、内燃機関の点火系などからのノイズの影響も受けやすい。
この発明に係るシャフトのトルク検出装置は、トルクが作用するシャフトの少なくとも一部が円筒状に構成されており、この円筒状部分の内周面を歪みを検出する歪みセンサが、上記円筒状部分の内側空間内に配置されていることを特徴としている。
すなわち、トルクに関連したシャフトの歪みは、基本的に半径に比例して増大するので、トルクの検出に際しては、上記特許文献1に開示されているように、シャフト外周面における歪みを計測しようとするのが一般的である。これに対し、本発明は、半導体型歪みセンサが極めて高い感度を有することに着目し、シャフトに円筒状部分を設けて、その内周面の歪みを検出する。これにより、歪みセンサは、円筒状部分の内側空間内に配置され、シャフト外部に露出しないため、外部環境による汚損や何らかの異物等との接触による破損が生じにくくなる。また、一般に金属製であるシャフトの円筒状部分に歪みセンサが囲まれるため、ノイズの影響も抑制される。
本発明の好ましい一つの態様では、一方の面が上記内周面に合致する円弧面をなし、かつ他方の面が平坦面をなす中継板を備えており、上記平坦面に上記歪みセンサのチップが貼着されているとともに、この中継板が上記内周面に取り付けられている
脆い半導体基板からなる歪みセンサのチップは、湾曲面に取り付けることが一般に困難である。上記のように一方の面が円弧面をなす中継板を介して歪みセンサのチップをシャフト内周面に取り付けるようにすれば、シャフト内周面に直接に平坦面(チップ取付面)を加工するよりも容易に歪みセンサを取り付けることができる。
また本発明の好ましい一つの態様では、無線給電のための受電部および無線信号通信のための信号送信部が、上記円筒状部分の内側空間に設けられている。そして、好ましくは、無線給電のための給電部および無線信号通信のための信号受信部が、上記内側空間内に挿入配置された棒状部材に配置される。このようにすれば、円筒状部分の内側空間内に無線給電のための受電部ならびに給電部と無線信号通信のための信号送信部ならびに信号受信部とが歪みセンサとともに全て収容されることとなり、外部からの汚損やノイズに対して一層有利となる。
なお、本発明の他の態様では、無線給電のための受電部および無線信号通信のための信号送信部が、上記シャフトの外周面に配置されており、これらに対応する無線給電のための給電部および無線信号通信のための信号受信部が、上記シャフトの外周側に配置されている。
この発明によれば、歪みセンサがシャフト外周面に露出せず、円筒状部分の内側空間内に保護されるため、何らかの原因による歪みセンサの破損を回避できるとともに、外部環境による汚損やノイズの影響を抑制することができる。
この発明に係るトルク検出装置の一実施例を示す一部切欠の斜視図。 歪みセンサのチップ部分の拡大断面図。 中継板の取付構造の一例を示す一部切欠の斜視図。 中継板の取付構造の他の例を示す一部切欠の斜視図。 中継板の取付構造のさらに他の例を示す一部切欠の斜視図。 基板とチップとの間の接続の他の例を示す拡大断面図。 チップのみを中継板上に配置した例を示す拡大断面図。 シャフトの一部のみを円筒状とした実施例を示す一部切欠の斜視図。 受電部および信号送信部をシャフト外周側に配置した実施例を示す一部切欠の斜視図。 シャフトの回転位置を変えて示す図9と同じ実施例の斜視図。
図1は、この発明に係るトルク検出装置の一実施例を示す斜視図である。この実施例では、トルクが作用する検出対象となる金属製のシャフト1が全体として円筒状に構成されており、その一端部の内側空間内に、トルク検出モジュール2が配置されている。
トルク検出モジュール2は、必要なプリント配線を具備した細長い帯状をなす基板3と、この基板3の一端部、特にシャフト1の中央により近い側となる端部に配置された歪みセンサ4と、必要な電力を無線給電によって受ける受電部5と、歪みセンサ4からの出力信号を無線信号通信によって送信する信号送信部6と、を備えている。上記受電部5および上記信号送信部6は、それぞれ単一のパッケージのデバイスとして構成され、上記基板3上に実装されている。詳しくは、受電部5と信号送信部6と歪みセンサ4の三者がシャフト1の軸方向に沿って一列に並ぶように基板3の長手方向に沿って配置されている。
上記トルク検出モジュール2の基板3はシャフト1の内周面1aに直接には固定されておらず、一定幅の細長い板状をなす中継板11を介してシャフト1に取り付けられている。この中継板11は、シャフト1を構成する材質の剛性に近似した剛性を有する金属、望ましくはシャフト1と同一の材質の金属材料にて形成されており、一方の面11aが上記シャフト1の内周面1aと等しい曲率の円弧面をなし、かつ他方の面11bが内周面1aの弦に沿った平坦面をなしている。つまり、上記中継板11は、内周面1aの周方向の一箇所においてシャフト1の軸方向に延びるように配置され、この状態において、上記円弧面11aがシャフト1の内周面1aに隙間なく合致するようになっている。そして、この中継板11は、後述する適宜な手段によってシャフト1内周面1aに固定されている。
上記トルク検出モジュール2の基板3は、上記中継板11の平坦面11bに接着あるいはハンダ付け等の適宜な手段によって取り付けられている。なお、中継板11の幅(シャフト1の周方向の幅)は、過度に大きいと検出精度の低下の要因となり得るので、トルク検出モジュール2の支持の上で必要な最小限のものであることが望ましい。
上記歪みセンサ4は、例えば特許文献2に開示されているように半導体基板に複数の拡散抵抗からなるホイートストンブリッジ回路を形成するとともに、増幅回路を同じ基板上に形成した半導体型歪みセンサからなり、例えば1〜2mm角程度の1つのチップとして構成されている。この歪みセンサ4は、中継板11の平坦面11bの表面に直接に取り付けられている。つまり、図2に示すように、トルク検出モジュール2の基板3に、歪みセンサ4のチップの大きさに対応した矩形の開口部12が設けられており、この開口部12内に配置された歪みセンサ4が、接着やハンダ付け等の適宜な手段でもって中継板11の平坦面11bに接合されている。そして、ワイヤボンディング13を介して基板3と接続されている。脆い半導体基板からなる歪みセンサ4のチップは、湾曲面に取り付けることが困難であるが、上記のように中継板11の平坦面11bに取り付けることで、その取付が可能となる。なお、上記のような半導体型歪みセンサは、特定の方向(一般には互いに直交する2方向)に沿った歪みに対し高い感度を有しているが、この歪み検出方向が上記シャフト1のトルクに起因する歪み発生方向に対応するように、歪みセンサ4が構成されている。
一方、上記のように中空円筒状をなすシャフト1の中心には、該シャフト1と同心状をなすように棒状部材14が配置されている。この棒状部材14は、図示せぬブラケット等を介して非回転に固定されているものであって、円筒状のシャフト1の端部開口部からシャフト1の内側空間内に挿入されており、この棒状部材14に対し上記シャフト1が相対回転する構成となっている。この棒状部材14には、上記受電部5との間で無線給電を行う給電部15と、上記信号送信部6との間で無線信号通信を行う信号受信部16と、がそれぞれトルク検出モジュール2の受電部5および信号送信部6の位置に対応した軸方向位置に配設されている。これらの給電部15および信号受信部16は、例えば合成樹脂材料からなる棒状部材14の内部にモールドしてもよく、あるいは棒状部材14を金属材料から構成するような場合には、棒状部材14の表面に取り付けるようにしてもよい。これらの給電部15および信号受信部16に必要な配線は、棒状部材14の内部を通して、あるいは棒状部材14の長手方向に沿って形成した凹溝(図示せず)内に埋設した形として、外部へ引き出すことができる。
上記のようなトルク検出装置によれば、シャフト1にトルクが作用すると、シャフト1の捩れに伴ってシャフト1さらには中継板11に微小な歪みが発生し、歪みセンサ4によってトルクに応じた出力信号が得られる。トルク検出モジュール2に必要な電力は、シャフト1中心の給電部15からトルク検出モジュール2の受電部5へと無線給電され、またトルク検出モジュール2で得られた検出信号は、トルク検出モジュール2の信号送信部6からシャフト1中心の信号受信部16へと無線送信される。従って、車両のステアリングシャフトなどのようにシャフト1の回転量が一定量に制限される用途に用いうるのは勿論のこと、内燃機関のカムシャフトなどのようにシャフト1が無限に回転する用途においても適用することが可能である。給電部15および信号受信部16がシャフト1の中心部に位置し、受電部5および信号送信部6との位置関係がシャフト1の回転位置に拘わらずにほぼ一定に維持されるので、無線給電および無線信号通信を安定的に行うことができる。なお、回転停止時等にも確実な電力供給を維持するために、受電部5に、適当な容量の二次電池を内蔵させるようにしてもよい。また、受電部5と給電部15との軸方向の位置合わせを確実なものとするために、図1に示すように、受電部5および給電部15を、信号送信部6および信号受信部16よりもシャフト1の端部寄りに配置することが好ましい。歪みセンサ4はシャフト1の中央に近い側に配置されているので、トルクによる歪みが比較的均一に分布する位置においてトルクの検出を行うことができ、検出精度の上で有利となる。
半導体型歪みセンサからなる歪みセンサ4は比較的脆く、外力などに対し弱いが、上記構成では、円筒状のシャフト1の内側に保護された形となり、例えばシャフト1の組立作業の際に作業者が手指で触れたり使用中に何らかの異物が接触したりすることが回避され、歪みセンサ4の損傷を確実に防止できる。また、歪みセンサ4がシャフト1の外表面に露出しないため、塵埃や雨水、オイル等による汚損からも保護される。さらには、歪みセンサ4を含むトルク検出モジュール2全体ならびに信号受信部16が金属製の円筒状シャフト1によって包囲され、シールドされることとなるため、例えば内燃機関の点火系など外部からの種々のノイズの影響が抑制される。
上記中継板11は、接着、溶接、圧入、ねじ止め、などの適宜な手段でシャフト1内周面1aに固定される。このように平坦面11bを有する中継板11を介在させることで、裏面が平面をなす歪みセンサ4のチップを容易に取り付けることができる。換言すれば、シャフト1内周面1aに平坦な座面(チップ取付面)を機械加工する必要がない。そして、口径が異なる種々のシャフト1に適用するに際して、中継板11のみを各シャフト1に対応したものとすればよく、トルク検出モジュール2は汎用性を有する部品とすることができる。
なお、上記中継板11の寸法(主に板厚)を変更することで、歪み検出の感度を調整することも可能である。つまり、トルク検出モジュール2としてのゲインの調整が中継板11の寸法変更によっても可能となる。
図3は、中継板11の取付構造の一例を示しており、中継板11が両端の2箇所(符号21,22で示す点)においてシャフト1に溶接もしくはねじ止めされている。これらの点21,22に対向する位置つまり180°離れた位置には、溶接ガンあるいはねじ止め用のドライバを挿入するための作業孔23,24が設けられている。これらの作業孔23,24は、必要に応じて作業後にプラグ(図示せず)で封止するようにしてもよい。なお、中継板11端部が円筒状シャフト1の開口端まで延びている場合には、作業孔23,24を設けずに該開口端を通して溶接等の作業を行うこともできる。
図4は、中継板11の取付構造の他の例を示している。この例は、一種のあり継ぎ構造として中継板11を固定するようにしたものであって、シャフト1の内周面1aに軸方向に沿った係止溝26が凹設されており、この係止溝26に対応した断面形状を有する中継板11が、シャフト1の開口端から軸方向に沿って該係止溝26内に圧入されている。
図5は、中継板11の取付構造のさらに他の例を示している。この例では、平坦面11bを有する中継板11が、円筒状中継部材31の一部をなしている。この円筒状中継部材31は、シャフト1内周面1aの口径に対して、しばり嵌めの関係となる外径を有し、シャフト1の開口端から該シャフト1内に圧入されている。
なお、図3〜図5のいずれの場合も、トルク検出モジュール2が予め中継板11上に搭載されており、このトルク検出モジュール2を備えた中継板11がシャフト1に組み付けられる。
上記実施例では、中継板11に取り付けられた歪みセンサ4のチップとトルク検出モジュール2の基板3とがワイヤボンディング13を介して接続(図2参照)されているが、図6に示すように、上面にバンプ41を備えた半導体型歪みセンサ4のチップの上に、フレキシブル基板42を重ね、上記のバンプ41を介して歪みセンサ4とフレキシブル基板42との接続を行うようにしてもよい。上記フレキシブル基板42としては、受電部5および信号送信部6が取り付けられるトルク検出モジュール2の基板3そのものをフレキシブル基板としたものであってもよく、あるいは基板3とは別のフレキシブル基板であってもよい。
また、図7に示す実施例は、シャフト1と同じ材質とした中継板11を歪みセンサ4の取付に必要な最小限の大きさのものとし、基板3は別の板状部材51の上に支持するようにしたものである。上記板状部材51は、シャフト1と同じ材質である必要はなく、溶接やねじ止め、あるいは接着等の適宜な手段でシャフト1内周面1aに固定される。上記基板3と歪みセンサ4とは、図2の例と同様に、ワイヤボンディング13を介して接続されている。
本発明は、シャフト1の長手方向の少なくとも一部が円筒状であれば適用が可能である。図8は一例として、一端部のみが円筒状であり、長手方向の残部が中実となったシャフト1に本発明を適用した実施例を示している。この例では、特に、トルク検出モジュール2を備えた中継板11の収容に必要な軸方向長さだけ円筒状に形成されており、シャフト1全体に作用するトルクを端部の円筒状部分の歪みとして検出している。
次に、図9および図10は、この発明の異なる実施例、特に、無線給電および無線信号通信をシャフト1の外周側で行うようにした実施例を示している。なお、図10は、図9に比較して、シャフト1が180°回転した状態を示している。
この実施例においては、歪みセンサ4のチップと接続される第1の基板3Aと、受電部5および信号送信部6が実装された第2の基板3Bと、両基板3A,3Bを互いに接続する帯状のフレキシブル配線61と、によってトルク検出モジュール2が構成されており、上記第1の基板3Aが中継板11を介してシャフト1の円筒状部分の内周面1aに取り付けられているとともに、上記第2の基板3Bがシャフト1の円筒状部分の外周面1bに取り付けられている。つまり、円筒状部分の周方向の一部を両側から挟むように第1の基板3Aと第2の基板3Bとが配置され、シャフト1端面に位置するフレキシブル配線61が両者を接続している。なお、歪みセンサ4のチップは、前述した図2の例と同様に、中継板11の平坦面11bに直接に取り付けられている。
上記受電部5および信号送信部6に対応して、シャフト1外周側には、給電・受信ユニット62が配置されている。この給電・受信ユニット62は、シャフト1を環状に囲むように構成されており、シャフト1側の受電部5との間で無線給電を行う給電部(図示せず)と、シャフト1側の信号送信部6との間で無線信号通信を行う信号受信部(図示せず)と、を内蔵している。なお、図示例では、受電部5および信号送信部6がシャフト1の周方向に並んで配置されているため、給電・受信ユニット62の軸方向の寸法が小さくなっている。
このような実施例においても、前述した実施例と同様に、半導体型歪みセンサからなる歪みセンサ4のチップをシャフト1の内側空間において破損や汚損から保護することができ、また外部からのノイズの影響を抑制できる。
以上、この発明の一実施例を説明したが、本発明は、図示した実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
1…シャフト
2…トルク検出モジュール
3…基板
4…歪みセンサ
5…受電部
6…信号送信部
11…中継板
14…棒状部材
15…給電部
16…信号受信部

Claims (8)

  1. トルクが作用するシャフトの少なくとも一部が円筒状に構成されており、この円筒状部分の内周面を歪みを検出する歪みセンサが、上記円筒状部分の内側空間内に配置されていることを特徴とするシャフトのトルク検出装置。
  2. 一方の面が上記内周面に合致する円弧面をなし、かつ他方の面が平坦面をなす中継板を備え、上記平坦面に上記歪みセンサのチップが貼着されているとともに、この中継板が上記内周面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のシャフトのトルク検出装置。
  3. 無線給電のための受電部および無線信号通信のための信号送信部が、上記円筒状部分の内側空間に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャフトのトルク検出装置。
  4. 無線給電のための受電部および無線信号通信のための信号送信部が、上記中継板上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシャフトのトルク検出装置。
  5. 無線給電のための給電部および無線信号通信のための信号受信部が、上記内側空間内に挿入配置された棒状部材に配置されており、上記棒状部材に対し上記シャフトが回転することを特徴とする請求項3または4に記載のシャフトのトルク検出装置。
  6. 上記チップと上記受電部と上記信号送信部との三者が、上記中継板上において上記シャフトの軸方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項4に記載のシャフトのトルク検出装置。
  7. 無線給電のための受電部および無線信号通信のための信号送信部が、上記シャフトの外周面に配置され、これらに対応する無線給電のための給電部および無線信号通信のための信号受信部が、上記シャフトの外周側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシャフトのトルク検出装置。
  8. 上記中継板が上記シャフトと同一の材質を有することを特徴とする請求項2,4,6のいずれかに記載のシャフトのトルク検出装置。
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