JP2013217274A - 給水システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】可変速制御装置で駆動されるポンプと、該ポンプの運転電流を検出する電流センサと、該ポンプの吐出側に有する圧力センサを備えたポンプ装置をn台設置し、可変速制御装置に各ポンプ装置の最高速度と最低速度、および運転電流の増台電流と減台電流が設定され、可変速制御装置は給水負荷に応じて、n−1台目のポンプ装置が最高速度となり、且つ運転電流が増台電流に達したとき、増台指令を出力してポンプ装置をn−1台からn台に増台し、n台目のポンプ装置が最低速度となり、且つ運転電流が減台電流に達したとき、減台指令を出力してポンプ装置をn台からn−1台に減台する。
【選択図】図9
Description
(1)n重の制御基板はインタフェース基板から指令され、圧力制御はそれぞれの制御基板が行う。(2)電源投入時に通信異常が発生したらそれぞれの制御基板の初期化処理で手動運転とし、運転中に通信異常が発生した場合には、通信異常が発生する直前のインタフェース基板の運転モード信号(手動運転モード、切又は自動運転モード)を制御基板のEEPROMに記憶させておき、このモードが切のときは切の処理を、手動のときは手動の処理を、自動のときは自動の処理を実行する。(3)インタフェース基板とn重の制御基板間に通信異常が発生した場合には、それぞれの制御基板が手動運転か自動運転かを判定するパラメータに基づいて、手動運転又は自動運転を行い、通信異常が復帰したら自動運転を行なう。(4)インタフェース基板とn重の制御基板間に通信異常が発生した場合には、通信異常となった制御基板が、通常の始動圧力パラメータより−3mと設定し同時運転を回避する等である。
(1)n重の制御基板は、マスター号機かスレーブ号機かを選択する設定手段を有しており、予めn重の制御基板のうち1台のみマスター号機に他はスレーブ号機にそれぞれ設定され、マスター号機は自己運転し、他のスレーブ号機全てに運転制御指令する。(2)マスター号機はインタフェース基板と信号の授受を行い、スレーブ号機はインタフェース基板と信号の授受は停止する。(3)マスター号機故障時はスレーブ号機のうちの1台がマスター号機にシフトして設定される、などである。
前記操作パネルにより前記各ポンプ装置の最高速度と最低速度、および運転電流の増台電流と減台電流が設定され、各ポンプ装置間をケーブルで接続したn台のポンプ装置が運転可能に構成され、前記可変速制御装置は、給水負荷に応じて次の条件により複数台のポンプ装置に対して増台指令又は減台指令を出力することを特徴とする。
ポンプの増台条件:
n−1台目のポンプ装置が最高速度となり、且つ運転電流が増台電流に達したとき、ポンプ装置をn−1台からn台に増台する。
ポンプの減台条件:
n台目のポンプ装置が最低速度となり、且つ運転電流が減台電流に達したとき、ポンプ装置をn台からn−1台に減台する。
n=2台の例で説明する。(図9参照)詳細は後で述べるので、ここでは減台時の最低周波数の設定方法について説明する。
1.ポンプ1台の性能曲線とポンプn台の揃速運転時、ポンプ合成性能曲線図上に、1台運転時及びn台運転時の配管抵抗曲線F、Jを引く。
2.最高周波数運転時のポンプ性能曲線Aと配管抵抗曲線Jとの交点Ht(増台、減台時の圧力設定値として使用)が、ポンプ装置を1台から2台に増台するときの増台条件としての増台圧力、およびポンプ装置を2台から1台に減台するときの減台条件としての減台圧力であり、これに対応する水量がQtである。そして、これに対応するポンプ装置1台の運転電流は最大電流であり、Itで示される。
1.自己機(IDNO.1)以外のスレーブ号機の運転状態をIDNO.毎にチエックし、運転台数を求め、その中から最初に運転したポンプ装置を減台指令するポンプに選ぶ。運転台数から、前述した増台圧力、減台圧力(増台、減台時共通)を設定又は予め記憶している記憶部より読み出す。同様に、減台時最低周波数を設定又は予め記憶している記憶部より読み出す。
また、前記増台圧力、減台圧力に代えて、増台電流、減台電流(増台時、減台時で電流値が異なる)を設定又は予め記憶している記憶部より読み出す。
2.インバータ周波数が最低周波数となり、給水圧力が減台圧力以上となるか又は、この状態が所定時間経過する。
3.減台圧力の代わりに図9に示す減台電流IGを用いて、インバータ周波数が最低周波数となり、運転電流が減台電流IG以下となるか又は、この状態が所定時間経過する。
上記2と3のいずれも減台条件が成立しているが、先に成立した一方を減台条件成立として採用する。
1.自己機(IDNO.1)以外のスレーブ号機の運転状態をIDNO.毎にチエックし、運転台数を求め、その中から番号の若い番号のポンプ装置を次に増台(指令)するポンプに選ぶ。運転台数から、前述した増台圧力、減台圧力(増台、減台時共通)を設定、又は予め記憶している記憶部より読み出す。同様に、増台時最高周波数を設定又は予め記憶している記憶部より読み出す。
また、前記増台圧力、減台圧力に代えて、増台電流、減台電流(増台時、減台時で電流値が異なる)を設定又は予め記憶している記憶部より読み出す。
2.インバータ周波数が最高周波数となり、給水圧力が増台圧力以下となるか又は、この状態が所定時間経過する。
3.増台圧力の代わりに図9に示す増台電流Itを用いて、インバータ周波数が最高周波数となり、運転電流が増台電流It以上となるか又は、この状態が所定時間経過する。
上記2と3のいずれも増台条件が成立しているが、先に成立した一方を増台条件成立として採用する。
n−1台目のポンプ装置が最高速度となり、且つ運転電流が増台電流に達した増台条件のとき、増台指令を出力してポンプ装置をn−1台からn台に増台し、n台目のポンプ装置が最低速度となり、且つ運転電流が減台電流に達した減台条件のとき、減台指令を出力してポンプ装置をn台からn−1台に減台する。
設備計画時に、給水設備給水負荷の使用最大水量に対して、ポンプ装置をn台設置し、n台のポンプ装置がそれぞれ独自に運転及び圧力制御するよう計画する。具体的には、この給水系において、ポンプ装置の吐き出し量をQ0(m3/min)、負荷の最大水量をQ(m3/min)とした時、Q/Q0=nの演算を行い、小数点以下1桁を四捨五入して、nを決定し、n台設置するようにしたものである。このようにすれば、給水設備専用の給水システムを設計製造する必要がなく、ポンプ装置標準品のn倍化でシステムを構築することができるので、設計工数や専用給水システムの製造日数を短縮することが出来、標準品が使用できるので低価格にすることが出来る。
Claims (7)
- マイクロプロセッサー、操作パネル、各設定値を記憶する記憶部を有する可変速制御装置と、該可変速制御装置で駆動されるポンプと、該ポンプの運転電流を検出する電流センサと、該ポンプの吐出側に有する圧力センサを備えたポンプ装置をn台設置し、該圧力センサの検出したポンプ吐出側圧力が所定圧力となるように、各ポンプ装置がそれぞれ独立して運転がなされる給水システムおいて、
前記操作パネルにより前記各ポンプ装置の最高速度と最低速度、および運転電流の増台電流と減台電流が設定され、各ポンプ装置間をケーブルで接続したn台のポンプ装置が運転可能に構成され、前記可変速制御装置は、給水負荷に応じて次の条件により複数台のポンプ装置に対して増台指令又は減台指令を出力することを特徴とする給水システム。
ポンプの増台条件:
n−1台目のポンプ装置が最高速度となり、且つ運転電流が増台電流に達したとき、ポンプ装置をn−1台からn台に増台する。
ポンプの減台条件:
n台目のポンプ装置が最低速度となり、且つ運転電流が減台電流に達したとき、ポンプ装置をn台からn−1台に減台する。 - 請求項1に記載の給水システムにおいて、
前記n−1台目のポンプ装置の運転電流と吐出圧力の一方が先に増台条件に達したとき、ポンプ装置をn−1台からn台に増台し、前記n台目のポンプ装置の運転電流と吐出圧力の一方が先に台条件に達したとき、ポンプ装置をn台からn−1台に減台することを特徴とする給水システム。 - 請求項1または2に記載の給水システムにおいて、
前記n台の可変速制御装置は、マスター号機及びスレーブ号機の設定手段を有しており、予め設定手段によりn台のポンプ装置のうち1台をマスター号機に他をスレーブ号機に設定し、前記マスター号機は前記スレーブ号機に対し給水負荷に応じて増台指令又は減台指令を出力すること特徴とする給水システム。 - 請求項3に記載の給水システムにおいて、
全てのポンプ装置の可変速制御装置は、マスター号機としての台数の増台、減台判定の処理部及び台数の増台、減台指令の処理部を備えると共に、スレーブ号機としての台数の増台、減台指令受信待機の処理部及び台数の増台、減台の実行の処理部を備えており、マスター号機に設定された号機はマスター号機としての処理を実行し、スレーブ号機に設定された号機はスレーブ号機としての処理部を実行し、マスター号機に設定された号機は台数の増台、減台判定処理において台数の増台、減台条件が成立した時、スレーブ号機に設定された号機にそれぞれ台数の増台、減台指令を出力し、スレーブ号機に設定された号機は、台数の増台、減台指令受信待機の処理において、マスター号機に設定された号機より台数の増台、減台指令を受信した時、台数の増台、減台を実行することを特徴とする給水システム。 - 請求項1または2に記載の給水システムにおいて、
運転可能なn台の号機が、それぞれ始動条件が成立した時、運転を開始して揃速運転(せんそく運転)することを特徴とする給水システム。 - 請求項3または4に記載の給水システムにおいて、
全てのポンプ装置の可変速制御装置は、圧力制御機能と非圧力(固定速)制御機能とこれのいずれかを選択する手段を備えており、マスター号機として設定された号機は、常に圧力制御機能を選択し、スレーブ号機に設定されている号機は、前記選択手段によって選択された圧力制御機能と非圧力(固定速)制御機能とのいずれかを選択し、スレーブ号機に設定された号機は、台数の増台、減台指令受信待機処理において、マスター号機に設定された号機より台数の増台、減台指令を受信した時、台数の増台、減台を実行し、台数の増台時は選択された圧力制御機能と非圧力(固定速)制御機能とのいずれかで運転することを特徴とする給水システム。 - 請求項1に記載の給水システムにおいて、
全てのポンプ装置の可変速制御装置には、自動運転時に単独運転と複数台運転モードを備えており、保守が行われるポンプ装置は単独運転モードを選択し、他のポンプ装置は複数台運転モードを選択するようにしたことを特徴とする給水システム。
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JP2012088321A Active JP5820327B2 (ja) | 2012-04-09 | 2012-04-09 | 給水システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105114294A (zh) * | 2015-08-27 | 2015-12-02 | 中节能(常州)城市节能研究院有限公司 | 一种集中供能系统的水泵智能控制柜 |
JP2018053887A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置 |
JP7452852B2 (ja) | 2020-06-23 | 2024-03-19 | 株式会社川本製作所 | 給水装置 |
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2012
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