JP2013217100A - 二液性グラウトの圧送注入方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スラグと、水ガラスと、ベントナイトとを混和した非自硬性の混合液A/石灰とベントナイトとを混合した非自硬性の混合液Bからなる第1液と、上記混合液B/上記混合液Aからなる第2液とを別々に圧送して注入地点の合流部で混合することで得られた硬化性グラウトを注入充填する第1工程と、第1工程後における注入充填終了後、上記合流部より前段にある圧送管内に残存する上記第1液と上記第2液とを取り除くことなくそのまま残置させ、合流部より後段にある注入管内に残存している硬化性グラウトを、上記第1液、エア又は当該硬化性グラウトの自重で取り除く第2工程とを有する。
【選択図】図1
Description
10 管路
11 サクションホース
12 ポンプ
13 圧送管
14 停止バルブ
20 管路
21 サクションホース
22 ポンプ
23 切換バルブ
24 圧送管
25 停止バルブ
26 バイパス管
27 バルブ
28 2連式ポンプ
31 合流部
32 注入管
41 切換バルブ
42 エアフォース
43 エア供給部
45 着脱継手
Claims (7)
- スラグと、水ガラスと、ベントナイトとを混和した非自硬性の混合液A/石灰とベントナイトとを混合した非自硬性の混合液Bからなる第1液と、上記混合液B/上記混合液Aからなる第2液とを別々に圧送して注入地点の合流部で混合することで得られた硬化性グラウトを注入充填する第1工程と、
上記第1工程後における注入充填終了後、上記合流部より前段にある圧送管内に残存する上記第1液と上記第2液とを取り除くことなくそのまま残置させ、合流部より後段にある注入管内に残存している硬化性グラウトを、上記第1液、エア又は当該硬化性グラウトの自重で取り除く第2工程とを有し、
上記第1工程、及び上記第2工程を1サイクルとして繰り返し硬化性グラウトを注入充填すること
を特徴とする二液性グラウトの圧送注入方法。 - スラグと、水ガラスと、ベントナイトとを混和した非自硬性の混合液A/石灰とベントナイトとを混合した非自硬性の混合液Bからなる第1液を貯留された調合槽Pと、上記調合槽Pに貯留された第1液を圧送するための第1ポンプと、上記第1ポンプから延長される第1圧送管と、上記第1圧送管上に設けられた第1停止バルブとを有する第1の管路と、
上記混合液B/上記混合液Aからなる第2液を貯留された調合槽Qと、上記調合槽Qに貯留された第2液を圧送するための第2ポンプと、上記第2ポンプの後段に設けられた切換バルブを介して分岐されるバイパス管及び第2圧送管と、上記第2圧送管上に設けられた第2停止バルブとを有し、上記バイパス管は上記調合槽Qへ戻るように連結されている第2の管路と、
上記第1圧送管と上記第2圧送管とを合流させる注入地点の合流部と、
上記合流部に連結されている注入管と、
を備えるグラウト注入装置を用いたグラウト注入方法であって、
上記第1停止バルブ及び上記第2停止バルブを開放し、また上記切換バルブを第2圧送管側へ切り替えた状態で、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプを動作して、上記第1液を上記第1の管路を介して、上記第2液を上記第2の管路を介して別々に圧送し、上記第1液及び上記第2液を上記合流部で混合することで得られる硬化性グラウトを注入充填する第1工程と、
上記第1工程におけるグラウトの注入充填終了後に、上記第2ポンプを停止させ或いは動作させたままで、上記第2停止バルブを閉じることにより、注入管内に残存している硬化性グラウトを上記第1ポンプによる上記第1液の圧送を通じて取り除く第2工程とを有し、
上記第1工程、及び上記第2工程を1サイクルとして繰り返し硬化性グラウトを注入充填すること
を特徴とする二液性グラウトの圧送注入方法。
- 上記第2工程では、上記切換バルブを上記バイパス管側に切り換えて上記第2液を上記調合槽Qに戻すこと
を特徴とする請求項2記載の二液性グラウトの圧送注入方法。 - 上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの代替として、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプの機能を併せ持つ2連式ポンプを有するグラウト注入装置を用いること
を特徴とする請求項2又は3記載の二液性グラウトの圧送注入方法。 - 上記第1工程におけるグラウトの注入充填終了後に、上記ポンプを停止させ、上記第2停止バルブを閉じることにより、上記第1圧送管内の残留圧力により、注入管内に残存している硬化性グラウトを、上記第1液で押し出して取り除く第2工程とを有し、上記第1工程、及び上記第2工程を1サイクルとして繰り返し硬化性グラウトを注入充填すること
を特徴とする請求項2又は4記載の二液性グラウトの圧送注入方法。 - スラグと、水ガラスと、ベントナイトとを混和した非自硬性の混合液A/石灰とベントナイトとを混合した非自硬性の混合液Bからなる第1液を貯留された調合槽Pと、上記調合槽Pに貯留された第1液を圧送するための第1ポンプと、上記第1ポンプから延長される第1圧送管と、上記第1圧送管上に設けられた第1停止バルブとを有する第1の管路と、
上記混合液B/上記混合液Aからなる第2液を貯留された調合槽Qと、上記調合槽Qに貯留された第2液を圧送するための第2ポンプと、上記第2ポンプの後段に設けられる第2圧送管と、上記第2圧送管上に設けられ、上記第2圧送管の開放又はエア供給部から当該第2圧送管内へのエア供給を切り換えるための切換バルブとを有する第2の管路と、
上記第1圧送管と上記第2圧送管とを合流させる注入地点の合流部と、
上記合流部に連結されている注入管と、
を備えるグラウト注入装置を用いたグラウト注入方法であって、
上記第1停止バルブ及び上記切換バルブを開放した状態で、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプを動作して、上記第1液を上記第1の管路を介して、上記第2液を上記第2の管路を介して別々に上記第1液及び上記第2液を圧送し、上記第1液及び上記第2液を上記合流部で混合することで得られる硬化性グラウトを注入充填する第1工程と、
上記第1工程におけるグラウトの注入充填終了後に、上記第1ポンプを停止させて上記第1停止バルブを閉じることとともに、上記切換バルブを上記エア供給部側に切り換えて、当該エア供給部から当該第2圧送管内へエア供給をすることにより、注入管内に残存している硬化性グラウトを取り除く第2工程とを有し、
上記第1工程、及び上記第2工程を1サイクルとして繰り返し硬化性グラウトを注入充填すること
を特徴とする二液性グラウトの圧送注入方法。 - スラグと、水ガラスと、ベントナイトとを混和した非自硬性の混合液A/石灰とベントナイトとを混合した非自硬性の混合液Bからなる第1液を貯留された調合槽Pと、上記調合槽Pに貯留された第1液を圧送するための第1ポンプと、上記第1ポンプから延長される第1圧送管と、上記第1圧送管上に設けられた第1停止バルブとを有する第1の管路と、
上記混合液B/上記混合液Aからなる第2液を貯留された調合槽Qと、上記調合槽Qに貯留された第2液を圧送するための第2ポンプと、上記第2ポンプの後段に設けられた第2圧送管と、上記第2圧送管上に設けられた第2停止バルブとを有する第2の管路と、
上記第1圧送管と上記第2圧送管とを合流させる注入地点の合流部と、
上記合流部に連結されてなるとともに上下に着脱自在とするための着脱継手が設けられた注入管と、
を備えるグラウト注入装置を用いたグラウト注入方法であって、
上記第1停止バルブ、上記切換バルブを開放した状態で、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプを動作して、上記第1液を上記第1の管路を介して、上記第2液を上記第2の管路を介して別々に圧送し、上記第1液及び上記第2液を上記合流部で混合することで得られる硬化性グラウトを注入充填する第1工程と、
上記第1工程におけるグラウトの注入充填終了後に、上記第1ポンプ及び上記第2ポンプを停止させ、上記第1停止バルブ及び上記第2停止バルブを閉じ、上記着脱継手を脱操作して注入管を上下に分離し、手動により上記注入管内の硬化性グラウトをその自重で取り除く第2工程とを有し、
上記第1工程、及び上記第2工程を1サイクルとして繰り返し硬化性グラウトを注入充填すること
を特徴とする二液性グラウトの圧送注入方法。
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- 2012-04-09 JP JP2012088542A patent/JP2013217100A/ja active Pending
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