JP2013216780A - バイオマス炭化装置及びバイオマス炭化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】竪型の炭化炉11の上部からバイオマスを供給して炭化炉11内にバイオマスの充填移動層Pを形成し、炭化炉11の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉11を備えるバイオマス炭化装置において、炭化炉11内の上部に液体を供給して該上部の空間を湿潤雰囲気とする液体供給手段12,14,21;17,19,20を有する。
【選択図】図1
Description
熱分解して炭化物を生成する原料として検討されているバイオマスとして、木屑、籾殻、アブラヤシ(パームヤシ)からパーム油を採取する際に生じる副生物がある。アブラヤシ果房には直径数cmの小粒の果実が数百個ついており、この果実を搾油した搾粕(Palm Kernel Shell,PKS)が大量に副生物として得られ、このアブラヤシ果実搾粕(PKS)を炭化物原料として用いることが検討されている。
生成した炭化物のうち一部が粉体であるが、炉内の生成した炭化物を冷却するため、炉内ガスを抜き出し冷却する際に、抜き出すガスに随伴されて炭化物粉体が炉外に排出され、冷却水に移行するため炭化物製品として得られず、炭化物収率が低くなる。
(1)第一発明
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、炭化炉内の上部に液体を供給して該上部の空間を湿潤雰囲気とする液体供給手段を有することを特徴とするバイオマス炭化装置。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、炭化炉の上部から排出された排ガスに水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離する排ガススクラバーと、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する排ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送する炉内ガススクラバーと、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、炭化炉の上部から排出された排ガスに水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離する排ガススクラバーと、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する排ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有するとともに、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送する炉内ガススクラバーと、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液を分離する他の分離装置と、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。
(5)第五発明
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、炭化炉内の上部に液体供給手段によって液体を供給して該上部の空間を湿潤雰囲気とすることを特徴とするバイオマス炭化方法。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、炭化炉の上部から排出された排ガスに排ガススクラバーによって水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離し、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして排ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに炉内ガススクラバーによって水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送し、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。
竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、炭化炉の上部から排出された排ガスに排ガススクラバーによって水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離し、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして排ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給するとともに、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに炉内ガススクラバーによって水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送し、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を他の分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。
本実施形態における炭化炉11の炉形式は竪型炉またはシャフト型炉であり、炭化炉11の上部または側方上部のバイオマス供給口11Aからバイオマスを供給し、炭化炉11内に充填移動層Pを形成し、バイオマスが上部から下部へ下降移動する間に熱分解され、炭化物を生成する。
炭化炉11で発生した発生ガスの一部は送気装置13により部分燃焼炉15に導かれる。部分燃焼炉15に供給された発生ガスは、空気を供給され部分燃焼して燃焼ガスを生成し、この燃焼ガスの少なくとも一部が高温ガスとして炭化炉11に送られる。この炭化炉11の下部または側方下部に部分燃焼炉15から導いた高温ガスを吹き込むために高温ガス送入口11Dとしてのノズルを設ける。このノズルは複数設け周方向に分布配置することが好ましい。部分燃焼炉15から排出される燃焼ガスの少なくとも一部を高温ガスとして炭化炉へ供給するために、供給量を調整するダンパ16をダクトに設ける。
供給する高温ガスの条件(温度、供給量)及び供給するバイオマスの条件(種類、供給量)を調整することにより、炭化炉11における充填移動層Pの温度を好ましい範囲に調整する。なお、本発明において充填移動層Pの温度とは、充填移動層Pの構成物質である固体(バイオマス、炭化物)、気体(高温ガス)、液体(タール)の総合的な温度をいい、充填移動層P内に設置した熱電対等の温度計測器により測定された測定値を充填移動層の温度としてもよい。
炭化炉内の雰囲気の酸素濃度は1vol%以下にすることが好ましい。雰囲気の酸素濃度が1vol%より高いとバイオマスが燃焼して、熱分解されず炭化物収率が低くなる。
炭化炉で発生した可燃ガスを含む発生ガスの一部を部分燃焼炉15に導いて、可燃ガスに対して空気比1以下となるように空気を供給し、部分燃焼して、生じる500〜1000℃の高温の燃焼ガスの少なくとも一部を炭化炉に供給する高温ガスとして用いる。ここで、空気比とは可燃ガスの燃焼に必要な理論空気量に対する実際に供給する空気量の比率をいう。
熱分解して炭化物を生成するバイオマス原料として、木屑、籾殻、アブラヤシ(パームヤシ)果実から搾油した搾粕(Palm Kernel Shell,PKS)を用いることが好ましい。
11 炭化炉
12 排ガススクラバー
14 分離装置
17 炉内ガススクラバー
19 分離装置
12,14 ,21 液体供給手段(排ガススクラバー回収スラリ供給手段)
17,19 ,20 液体供給手段(炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段)
Claims (8)
- 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、
炭化炉内の上部に液体を供給して該上部の空間を湿潤雰囲気とする液体供給手段を有することを特徴とするバイオマス炭化装置。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、
炭化炉の上部から排出された排ガスに水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離する排ガススクラバーと、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する排ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、
炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送する炉内ガススクラバーと、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成する炭化炉を備えるバイオマス炭化装置において、
炭化炉の上部から排出された排ガスに水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離する排ガススクラバーと、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離する分離装置と、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する排ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有するとともに、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送する炉内ガススクラバーと、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を比重分離により、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液を分離する他の分離装置と、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炭化炉内の上部に供給する炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段とを有することを特徴とするバイオマス炭化装置。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、
炭化炉内の上部に液体供給手段によって液体を供給して該上部の空間を湿潤雰囲気とすることを特徴とするバイオマス炭化方法。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、
炭化炉の上部から排出された排ガスに排ガススクラバーによって水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離し、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして排ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、
炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに炉内ガススクラバーによって水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送し、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールに炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。 - 竪型の炭化炉の上部からバイオマスを供給して炭化炉内にバイオマスの充填移動層を形成し、炭化炉の下部から高温ガスを供給し、バイオマスを高温ガスと接触させ熱分解して炭化物を生成するバイオマス炭化方法において、
炭化炉の上部から排出された排ガスに排ガススクラバーによって水を噴射して冷却するとともに該排ガスに含有される固形物をガスから分離し、排ガススクラバーでガス冷却と固形物分離がなされた後に回収された液体を分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を排ガススクラバー回収スラリとして排ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給するとともに、炭化炉の下部で炉内ガスを炉外へ抜き出し、抜き出した炉内ガスに炉内ガススクラバーによって水を噴射して冷却し、冷却された炉内ガスを炭化炉へ返送し、炉内ガススクラバーで炉内ガス冷却後に回収された液体を他の分離装置で比重分離することにより、水及び木酢液を含む上層液と、タールにバイオマス粉体及び炭化物粉体を含むスラリをなす下層液とに分離し、該下層液を炉内ガススクラバー回収スラリとして炉内ガススクラバー回収スラリ供給手段で炭化炉内の上部に供給することを特徴とするバイオマス炭化方法。
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