JP2013216332A - 給油所システム、給油機及び携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】給油設定や給油データの表示、給油データの管理等を携帯端末で行うことができ、車両管理を容易に行う。
【解決手段】給油所システム1は、携帯端末3と給油機との間で互いに通信を行い、車両に対する給油を行う。携帯端末3は、車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを給油機から受信して表示する。給油機は、給油設定情報を携帯端末3から受信し、給油設定情報に基づき車両に対する給油を行い、給油終了後に、給油データを携帯端末3に対して送信する。また、携帯端末3は、給油機から受信した給油データに基づき、給油履歴や燃費・走行距離等の走行データを管理することができ、車両管理を容易に行うことができる。
【選択図】図2
【解決手段】給油所システム1は、携帯端末3と給油機との間で互いに通信を行い、車両に対する給油を行う。携帯端末3は、車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを給油機から受信して表示する。給油機は、給油設定情報を携帯端末3から受信し、給油設定情報に基づき車両に対する給油を行い、給油終了後に、給油データを携帯端末3に対して送信する。また、携帯端末3は、給油機から受信した給油データに基づき、給油履歴や燃費・走行距離等の走行データを管理することができ、車両管理を容易に行うことができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、給油所システム、給油機及び携帯端末に関し、特に、給油設定等の給油に関する各種情報の入力・管理が可能な給油所システム、給油機及び携帯端末に関する。
近年、給油所においては、人件費の削減等で給油作業や自動車の窓拭き等のサービス作業を顧客自身が行うセルフサービス方式が広く採用されている。このようなセルフサービス方式の給油所では、給油機等に設けられた給油案内のための表示や音声に従って、顧客が給油機を操作して油種や給油量等の給油設定データを入力すると共に、給油終了後の料金精算を行う必要がある。
一方、最近では、スマートフォンや携帯電話等の携帯端末が普及している。このような携帯端末では、通話機能やインターネットを介してデータの送受信を行う情報端末の機能として利用されるだけでなく、携帯端末を利用するユーザにあった各種サービスが提供されている。
そこで、本発明者は、インターネット等の通信ネットワークを利用して、携帯端末から給油設定データを入力でき、料金精算処理の簡略化を図ることができる給油所システムを提案した(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の給油所システムでは、給油所において、顧客が携帯電話機を操作して給油設定データを入力し、この給油設定データを通信ネットワークを介して給油情報統括センターに対して送信することにより、給油情報統括センターからの給油許可信号に基づき、給油所に設けられた給油機の設定を自動的に行う。これにより、顧客は、携帯電話機に入力した給油設定データに応じて給油を行うことができる。
しかし、特許文献1に記載の給油所システムにおいては、携帯電話機と給油情報統括センターとの間で行われる通信が、携帯電話機から給油情報統括センターに対する一方向のみであるため、給油に係る各種給油データをユーザが管理できず、給油データを有効に利用することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、給油設定や給油データの表示、給油データの管理等を携帯端末で行うことができ、車両管理を容易に行うことが可能な給油所システム、給油機及び携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、携帯端末と給油機との間で互いに通信を行い、車両に対する給油を行う給油所システムであって、車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、前記給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記給油機から受信して表示する携帯端末と、前記給油設定情報を前記携帯端末から受信し、該給油設定情報に基づき前記車両に対する給油を行い、給油終了後に、前記給油データを前記携帯端末に対して送信する給油機とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、給油終了後に、給油結果を示す給油データを給油機から携帯端末に対して送信し、携帯端末で表示するため、車両に対する給油履歴等の車両管理を行うことが可能になる。
上記給油所システムにおいて、前記携帯端末は、前記給油データに基づき、給油履歴を管理することができる。これにより、車両に対する給油履歴や燃費・走行距離等の走行データを管理することができ、車両管理を容易に行うことができる。
また、本発明は、外部の携帯端末と通信を行い、車両に対する給油を行う給油機であって、車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を外部の携帯端末から受信し、該給油設定情報に基づき前記車両に対する給油を行い、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記外部の携帯端末に対して送信することを特徴とする。本発明によれば、給油終了後に、給油データを外部の携帯端末に対して送信するため、外部の携帯端末による車両管理を行うことが可能になる。
また、本発明は、外部の給油機と通信を行い、車両に対する給油設定を行う携帯端末であって、車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、外部の給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記外部の給油機から受信して表示することを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、外部の給油機から受信した給油データを表示するため、車両に対する給油履歴等の車両管理を行うことが可能になる。
上記携帯端末において、前記給油データに基づき、給油履歴を管理することができる。これにより、車両に対する給油履歴や燃費・走行距離等の走行データを管理することができ、車両管理を容易に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、給油設定や給油データの表示、給油データの管理等を携帯端末で行うことができ、車両管理を容易に行うことが可能になる。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、第1の実施形態による給油所システムについて、図1を参照して概略的に説明する。この給油所システム1では、給油所10に設置された給油機2と、給油する車両20内の顧客が所持するスマートフォンや携帯電話等の携帯端末3との間で通信を行い、携帯端末3に入力された油種や給油量等の給油設定データに基づき、給油機2における給油設定を自動的に行う。
このとき、携帯端末3には、現在の給油状態の表示や、給油終了後に走行距離等のユーザデータを入力することによって燃費等の各種給油データを表示することができる。また、携帯端末3は、給油毎の給油データを記憶することができ、これによって、給油に関わる車両管理を携帯端末3で行うことができる。
図2は、第1の実施形態による給油所システム1を説明するための概略図であり、この給油所システム1は、1つ又は複数の給油所10、10、・・・と、各給油所10全体を管理する本部30と、売り上げの管理や給油金額の引き落とし等を行う精算会社40とからなり、給油所10、本部30及び精算会社40がインターネット等の通信ネットワークを介して互いに接続される。
給油所10には、1つ又は複数の給油機2、2、・・・及びPOS(Point Of Sale system)4が設置される。この例では、4台の給油機2A、2B、2C及び2Dが設置された場合を示す。尚、以下の説明において、特に区別する必要がない場合には、単に「給油機2」と称して説明する。
携帯端末3は、例えば、図示しない送受信手段を備え、給油機2との間で通信を行う。給油機2との通信は、例えば、WiFi(Wireless Fidelity;登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信によって行う。
携帯端末3は、様々な処理を実行するための各種アプリケーションをインストール可能な端末である。本発明では、車両20に対する給油における油種・給油量等の設定や、給油中の給油状態、給油終了後の給油履歴等を表示可能な給油設定・データ管理アプリケーション(以下、「給油設定アプリ」とする)を後述するPOS4からダウンロードしてインストールすることができる。携帯端末3は、この給油設定アプリを用いて給油設定を行い、油種や給油量等の給油内容を示す給油設定データを生成し、給油機2に対して送信する。
さらに、携帯端末3は、給油中、給油設定アプリを操作することによって設定した油種や、現在の給油量等の給油状態を示す給油中データを給油機2から受信し、現在の給油状態を給油設定アプリを用いて表示する。さらにまた、携帯端末3は、給油終了時には、給油が終了したことを示す情報や、給油終了時点における給油量や単価、金額等の情報を含む給油終了データを給油機2から受信して記憶すると共に、給油設定アプリを用いて表示する。
このように、携帯端末3にインストールされる給油設定アプリでは、車両20に対する給油に関する設定を行うことができると共に、給油中の給油量、金額等の表示や、給油日時や給油量、給油時点における走行距離等、過去の給油履歴の表示を行い、給油履歴を管理することができる。尚、給油設定アプリの操作画面等については、後述する。
携帯端末3は、給油機2との間で通信を行う場合に、各々に固有の識別情報を給油機2に対して送信する。識別情報としては、例えば、携帯端末3に対して固有に設定されたMACアドレス(Media Access Control Address)を用いることができる。
また、携帯端末3は、外部に設けられた精算会社40とも通信を行い、給油の精算を行う際に必要な認証情報である精算認証情報や、料金を精算するための精算データを送信する。
給油機2は、例えば、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン及び軽油等の複数の油種を給油可能なセルフサービス方式の装置であり、例えば、前面及び背面の各々に給油可能な給油機構(給油ノズル、表示器等)が設けられる。尚、給油機構については、一般的な給油機と同等であるため、説明を省略する。
給油機2は、顧客が所有する携帯端末3との間で無線通信を行うための送受信手段5を備える。ここで、給油機2は、給油所10内に複数設置されると共に、上述したように、1つの給油機2に対して複数の給油機構が設けられる。そのため、携帯端末3が給油機2と通信を行う際には、複数の給油機2との通信が可能となる虞がある。そこで、第1の実施形態では、給油機2の送受信手段におけるアンテナの大きさや形状、指向性等を調整して通信距離を制限し、各々の給油機構に対する通信エリアが重複しないように設定する。
給油機2は、送受信手段5を介して携帯端末3に固有の識別情報であるMACアドレスを受信し、受信したMACアドレスに基づき、顧客の登録状態を判定するための登録者判定情報を生成する。そして、給油機2は、生成した登録者判定情報を送受信手段5を介してPOS4に送信する。
また、給油機2は、送受信手段5を介して携帯端末3から給油する油種や給油量等の給油内容を示す給油設定データを受信し、受信した給油設定データに基づき、油種や給油量等の給油設定を行い、車両20に対する給油処理を行う。
さらに、給油機2は、車両20に対する給油中に、設定された油種や現在の給油量等の給油状態を示す給油中データを生成し、送受信手段5を介して携帯端末3に送信する。また、給油機2は、給油終了時に、給油が終了したことを示す情報や、給油終了時点における給油量や単価、金額等の情報を含む給油終了データを、送受信手段5を介して携帯端末3に送信すると共に、給油量や単価、金額等が表示された給油伝票を発行する。
POS4は、例えば、図示しない送受信手段を備え、給油機2との間で通信を行うと共に、図示しない記憶手段を備え、顧客の氏名や生年月日等の個人に関する情報や、過去の給油履歴等の顧客データを記憶する。
POS4は、顧客が給油する際に、給油機2から送信された登録者判定情報を送受信手段を介して受信し、登録者判定情報に基づき顧客が登録済であるか否かの判定を行う。顧客が登録済であると判断した場合には、給油の設定を携帯端末3で行うための給油設定アプリを携帯端末3で駆動可能とするように設定する。
さらに、POS4は、給油機2から給油終了データを受信し、受信した給油終了データに基づき、油種や給油量等の給油データを、記憶手段に記憶された顧客データと関連付けて記憶する。
次に、携帯端末3にダウンロードされた給油設定アプリを起動した際に表示される画面について、図3を参照して説明する。携帯端末3では、起動した給油設定アプリを操作する際に、操作に応じて図3(a)〜図3(f)に示す画面が表示される。
図3(a)は、給油の決済方法を選択するための画面3Aを示す。画面3Aには、決済方法を選択するための1つ又は複数の決済選択キーが表示され、表示された決済選択キーのうちいずれかを選択することにより、決済方法が決定される。例えば、この例では、決済選択キーとして、「スマホ」キー及び「現金」キーが表示される。「スマホ」キーが操作された場合には、携帯端末による決済が選択され、「現金」キーが操作された場合には、現金による決済が選択される。
また、画面3Aには、決済選択キー以外に、携帯端末3との通信及び給油を行う給油機2Aを示す情報や給油所の名称を示す情報が表示される。この例では、給油所の名称が「タツノ給油所」であり、給油対象となる給油機が「給油機2A」であることを示す情報が表示される。
図3(b)は、油種を選択するための画面3Bを示す。画面3Bには、油種を選択するための複数の油種選択キーが表示され、表示された油種選択キーのうちいずれかを選択することにより、油種が決定される。例えば、この例では、油種選択キーとして、「レギュラー」キー、「ハイオク」キー及び「軽油」キーが表示される。「レギュラー」キーが操作された場合には、油種としてレギュラーガソリンが選択され、「ハイオク」キーが操作された場合には、ハイオクガソリンが選択される。また、「軽油」キーが操作された場合には、油種として軽油が選択される。
また、画面3Bには、画面3Aと同様に、給油所名及び給油機を示す情報が表示されると共に、画面3Aを操作することによって決定された決済方法を示す情報が表示される。この例では、決済方法として「携帯端末(スマホ)による決済」が選択されたことを示す情報が表示される。
図3(c)は、給油量を設定するための画面3Cを示す。画面3Cには、給油量を選択するための給油量設定キーが表示され、表示された給油量設定キーを操作することにより、給油量が決定される。給油量設定キーとしては、例えば、「満タン」キー、「定量」キー、「0」〜「9」及び「円」ならびに「L(リットル)」を示すテンキーが表示される。「満タン」キーが操作された場合には、給油量が満タンに設定される。「定量」キーが操作された場合には、続けてテンキーが操作されて「0」〜「9」及び「L」が入力されることにより、所望の給油量が設定される。
尚、この例では図示しないが、所望の金額に応じた給油量を設定することもできる。この場合には、例えば、「定額」キー等の、所望の金額に応じて給油を行うための給油量設定キー(不図示)が表示され、この「定額」キーが操作され、続けてテンキーが操作されて「0」〜「9」及び「円」が入力されることにより、所望の給油金額が設定される。
また、画面3Cには、画面3Bと同様に、給油所名、決済方法及び給油機を示す情報が表示されると共に、画面3Bを操作することによって決定された油種を示す情報が表示される。この例では、油種として「レギュラーガソリン」が選択されたことを示す情報が表示される。
図3(d)は、現在の給油状態を示す情報を表示する画面3Dを示す。画面3Dには、例えば、選択された油種の単価や、現在給油中の給油量、単価及び給油量に基づく給油金額を示す情報が表示される。
また、画面3Dには、画面3Cと同様に、給油所名、決済方法、給油機及び油種を示す情報が表示されると共に、画面3Cを操作することによって決定された給油量を示す情報が表示される。この例では、給油量として「満タン」が選択されたことを示す情報が表示される。
図3(e)は、給油結果を示す情報を表示する画面3Eを示す。画面3Eには、給油に関する情報が表示される。給油に関する情報は、例えば、給油年月日、給油金額、給油量、選択された油種の単価である。この例では、給油年月日が「2012年2月24日」、給油金額が「6075円」、給油量が「45.00L」、単価が「135円」であることを示す表示が表示される。尚、この給油設定アプリを所有する会員である顧客は、給油設定アプリを所有しない通常の顧客よりも割引された単価が設定される。
また、ここでは、例えば、走行距離やメモ等のユーザデータを入力することができる。このユーザデータを入力することにより、車両に関する各種情報を管理することができる。
図3(f)は、給油に基づく各種情報を表示する画面3Fを示す。ここでは、例えば、給油年月日、料金、1回の給油あたりの走行距離、給油毎の燃費を示す情報が表示される。走行距離及び燃費を示す情報は、例えば、画面3Eにおいて入力されたユーザデータに基づき算出されて表示される。
次に、上記構成を有する給油所システム1の動作について、図4〜図6を参照して説明する。この給油所システム1では、給油機2、携帯端末3及びPOS4が互いに通信を行い、各種データのやりとりを行うことにより、給油設定を行うことができる。
まず、図4に示すフローチャートを参照して、携帯端末3による処理の流れについて説明する。
ステップS1において、携帯端末3を所持する顧客の車両20が給油所10に進入すると、携帯端末3は、所定の給油機2における通信エリア内であるか否かを判断する。携帯端末3が給油機2の通信エリア内であると判断した場合(ステップS1:Yes)、携帯端末3は、例えば、固有の識別情報であるMACアドレスを、給油機2に対して送信する(ステップS2)。ここで、詳細は後述するが、POS4では、給油機2に対して送信されたMACアドレスに基づく登録者の判断が行われる。そして、顧客が登録済であれば、給油設定アプリのポップアップ画面が表示され、このポップアップ画面をクリックすることで給油設定アプリが起動する。
一方、携帯端末3が給油機2の通信エリア外であると判断した場合(ステップS1:No)には、携帯端末3が通信エリア内に入るまで、ステップS1の処理を繰り返す。
次に、ステップS3では、給油設定アプリが起動入力されたか否かを判断する。給油設定アプリが起動入力されたと判断した場合(ステップS3:Yes)には、精算認証情報を生成し、外部の精算会社に対して送信する(ステップS4)。一方、給油設定アプリが起動入力されていないと判断した場合(ステップS3:No)には、給油設定アプリが起動入力されるまで、ステップS3の処理を繰り返す。
次に、携帯端末3を所有する顧客は、給油設定アプリを起動して図3(a)〜(c)に示す表示画面に対する操作を順次行い、油種や給油量等の給油設定を行う(ステップS5)。そして、給油設定の内容を含む給油設定データを給油機2に対して送信する。
ここで、給油機2において、受信した給油設定データに基づく給油設定が行われると、車両20に対する給油処理が行われ、現在の給油状態(油種、給油量等)を示す給油中データの受信が可能な状態となる。
ステップS6では、給油機2からの給油中データが入力されたか否かを判断する。給油中データが入力されたと判断した場合(ステップS6:Yes)には、給油中データに基づき、図3(d)に示すように、現在の給油状態を示す情報(金額、給油量、単価等)を携帯端末3に表示する(ステップS7)。一方、給油中データが入力されていないと判断した場合(ステップS6:No)には、給油中データが入力されるまで、ステップS6の処理を繰り返す。尚、車両20に対する給油中は、給油の終了を示す給油終了データの受信が可能な状態となる。
ステップS8では、給油機2からの給油終了データが入力されたか否かを判断する。給油終了データが入力されたと判断した場合(ステップS8:Yes)には、給油終了データに基づき料金を精算するための精算データを生成し、外部の精算会社に対して送信する(ステップS9)。一方、給油終了データが入力されていないと判断した場合(ステップS8:No)には、給油終了データが入力されるまで、ステップS8の処理を繰り返す。
ステップS10では、給油終了データに基づき給油データを自動的に取り込み、図3(e)に示す画面3Eを表示する。尚、ここでは、上述したように、給油データの表示と共に走行距離やメモ等の走行データを顧客自身で入力することができる。そして、入力された走行データに基づき、図3(f)に示す画面3Fを表示する。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、給油機2による処理の流れについて説明する。
給油機2は、携帯端末3から送信されるMACアドレスの受信が可能な状態とされ、ステップS11において、MACアドレスが入力されたか否かを判断する。MACアドレスが入力されたと判断した場合(ステップS11:Yes)、給油機2は、登録者判定情報を生成し、POS4に対して送信する(ステップS12)。一方、MACアドレスが入力されていないと判断した場合(ステップS11:No)には、MACアドレスが入力されるまで、ステップS11の処理を繰り返す。
次に、給油機2は、顧客が給油設定アプリを操作することによって設定される給油設定データの受信が可能な状態となる。そして、ステップS13において、携帯端末3からの給油設定データが入力されたか否かを判断する。給油設定データが入力されたと判断した場合(ステップS13:Yes)、給油機2は、車両20に対する給油を開始する。一方、給油設定データが入力されていないと判断した場合(ステップS13:No)には、給油設定データが入力されるまで、ステップS13の処理を繰り返す。
ステップS14では、給油機2に設けられたノズルのスイッチがONとされたか否かを判断する。ノズルのスイッチがONとされたと判断した場合(ステップS14:Yes)には、処理がステップS15に移行する。一方、ノズルのスイッチがOFFとされたと判断した場合(ステップS14:No)には、ノズルのスイッチがONとされるまで、ステップS14の処理を繰り返す。
ステップS15では、給油量の表示をリセットして帰零すると共に、給油ポンプを駆動して給油を開始する。次に、給油機2は、流量パルスの有無を判断する(ステップS16)。流量パルスが発生した場合(ステップS16:Yes)には、流量計によって給油量を計数して給油中データを生成し、生成された給油中データを携帯端末3に対して送信する(ステップS17)。一方、流量パルスが発生していない場合(ステップS16:No)には、処理がステップS18に移行する。
次に、給油機2は、ノズルのスイッチがOFFとされたか否かを判断する(ステップS18)。ノズルのスイッチがOFFとされたと判断した場合(ステップS18:Yes)には、給油ポンプを停止させ、給油終了データを生成すると共に、給油量や単価、金額等が表示された給油伝票を発行する(ステップS19)。そして、給油機2は、生成した給油終了データを携帯端末3及びPOS4に対して送信する。
一方、ノズルのスイッチがOFFとされていないと判断した場合(ステップS18:No)には、処理がステップS16に戻り、ノズルのスイッチがOFFとされるまで、ステップS16及びS17の処理を繰り返す。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、POS4による処理の流れについて説明する。
POS4は、給油機2から送信される登録者判定情報の受信が可能な状態とされ、ステップS21において、登録者判定情報が入力されたか否かを判断する。登録者判定情報が入力されたと判断した場合(ステップS21:Yes)には、処理がステップS22に移行する。一方、登録者判定情報が入力されていないと判断した場合(ステップS21:No)には、登録者判定情報が入力されるまで、ステップS21の処理を繰り返す。
次に、ステップS22では、入力された登録者判定情報に基づき、顧客が会員登録済であるか否かを判断する。顧客が会員登録済であると判断した場合(ステップS22:Yes)、POS4は、給油設定アプリを駆動できるように携帯端末3に対してポップアップ信号を送信する(ステップS23)。一方、顧客が会員登録していないと判断した場合(ステップS22:No)には、例えば、給油機2に設けられた表示パネルに会員募集を示す内容の表示や会員登録を促す表示等を表示させる(ステップS26)。
次に、POS4は、給油終了データの受信が可能な状態とされ、ステップS24において、給油終了データが入力されたか否かを判断する。給油終了データが入力されたと判断した場合(ステップS24:Yes)、POS4は、給油終了データに基づき、給油に関する給油データを記憶する(ステップS25)。一方、給油終了データが入力されていないと判断した場合(ステップS24:No)には、給油終了データが入力されるまで、ステップS24の処理を繰り返す。このようにして、各々の顧客による油種や給油量、単価等の給油情報をPOS4によって管理する。
以上のように、第1の実施形態によれば、携帯端末と給油機との間で通信を行い、給油設定アプリを用いて給油設定や給油データを表示・記憶させるため、給油に関わる情報や走行データ等のユーザデータを携帯端末で管理することができる。これにより、車両管理を携帯端末によって容易に行うことが可能になる。
次に、第2の実施形態による給油所システムについて説明する。この第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、携帯端末に入力された油種や給油量等の給油設定データに基づき、給油機における給油設定を自動的に行う。このとき、第2の実施形態では、携帯端末とPOSとの間で通信を行い、給油機の選択や登録者の判定等を行う。
図7は、第2の実施形態による給油所システム1’を説明するための概略図であり、この給油所システム1’は、1つ又は複数の給油所10、10、・・・と、各給油所10全体を管理する本部30と、売り上げの管理や給油金額の引き落とし等を行う精算会社40とからなり、給油所10、本部30及び精算会社40がインターネット等の通信ネットワークを介して互いに接続される。尚、以下の説明において、第1の実施形態と共通する部分については、統一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
給油所10には、1つ又は複数の給油機2’、2’、・・・及びPOS4’が設置され、専用回線等を用いて互いに通信可能に接続される。この例では、4台の給油機2A’、2B’、2C’及び2D’が設置された場合を示す。尚、以下の説明において、特に区別する必要がない場合には、単に「給油機2’」と称して説明する。
携帯端末3’は、例えば、図示しない送受信手段を備え、POS4’との間で通信を行う。POS4’との通信は、第1の実施形態と同様に、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線通信によって行う。
携帯端末3’は、POS4’との間で通信を行う場合に、固有の識別情報であるMACアドレスをPOS4’に対して送信する。また、携帯端末3’は、精算会社40とも通信を行い、精算認証情報や精算データを送信する。
携帯端末3’は、第1の実施形態と同様に、POS4’からダウンロード可能な給油設定アプリを用いて、車両20に対する給油設定や、給油中の給油量、金額等の表示、給油日時や給油量、給油時点における走行距離等、過去の給油履歴の表示を行う。
給油機2’は、第1の実施形態と同様に、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン及び軽油等の複数の油種を給油可能なセルフサービス方式の装置であり、例えば、前面及び背面の各々に給油可能な給油機構(給油ノズル、表示器等)が設けられる。
給油機2’は、携帯端末3’によって設定された給油設定データを、POS4’を介して受信し、受信した給油設定データに基づき、油種や給油量等の給油設定を行い、車両20に対する給油処理を行う。
また、給油機2’は、第1の実施形態と同様に、車両20に対する給油中に給油中データを生成すると共に、給油終了時に給油終了データを生成し、POS4’を介して携帯端末3’に送信する。
POS4’は、送受信手段6及び記憶手段7を備え、送受信手段6を介して携帯端末3’との間で通信を行うと共に、顧客の氏名や生年月日等の個人に関する情報や、過去の給油履歴や走行距離等の顧客データを記憶手段7に記憶する。
POS4’は、顧客が給油する際に、携帯端末3’から送信されたMACアドレスを受信し、MACアドレスに基づき顧客が登録済であるか否かの判定を行う。顧客が登録済であると判断した場合には、給油設定アプリを携帯端末3’で駆動可能とするように設定する。
また、POS4’は、第1の実施形態と同様に、給油機2’から受信した給油終了データに基づき、給油データを顧客データと関連付けて記憶手段7に記憶する。
次に、携帯端末3’にダウンロードされた給油設定アプリを起動した際にに表示される画面について、図8を参照して説明する。携帯端末3’では、起動した給油設定アプリを操作する際に、操作に応じて図8(a)〜図8(g)に示す画面が表示される。尚、以下の説明において、上述した第1の実施形態と同様の表示画面については、詳細な説明を省略する。
図8(a)は、給油を行う給油機を選択するための画面3A’を示す。画面3A’には、給油を行う給油機毎に予め設定された給油番号を選択するための給油機選択キーが表示される。ここでは、1つの給油機の前面及び背面の各々に給油可能な給油機構が設けられる場合について表示されており、例えば、1つの給油機2A’に対して2つの給油機構を示す番号(以下、「給油番号」とする)「2A’−1」及び「2A’−2」が給油機選択キーとして表示される。同様にして、給油機2B’における給油番号「2B’−1」及び「2B’−2」、給油機2C’における給油番号「2C’−1」及び「2C’−2」、給油機2D’における給油番号「2D’−1」及び「2D’−2」が給油機選択キーとして表示される。
顧客は、このように表示された給油機選択キーのうちいずれかを選択することにより、給油する際に使用する給油機を決定することができる。給油選択キーの表示は、給油所10内に設置された給油機2’の位置と対応するように表示され、例えば、給油番号「2A’−1」を選択した場合には、給油機として給油機2A’の一方の給油機構が選択される。
また、画面3A’には、給油機選択キー以外に、給油所の名称を示す情報が表示される。この例では、給油所の名称が「タツノ給油所」であることを示す情報が表示される。
図8(b)は、給油の決済方法を選択するための画面3B’を示す。画面3B’には、第1の実施形態における画面3A(図3(a))と同様に、1つ又は複数の決済選択キーや、給油を行う給油機2’を示す情報、給油所の名称を示す情報が表示される。この例では、給油対象となる給油機が「給油機2A’−1」であることを示す情報が表示される。
図8(c)は、油種を選択するための画面3C’を示す。画面3C’には、第1の実施形態における画面3B(図3(b))と同様に、複数の油種選択キーや、給油所名及び給油機を示す情報、画面3B’を操作することによって決定された決済方法を示す情報が表示される。この例では、決済方法として「携帯端末(スマホ)による決済」が選択されたことを示す情報が表示される。
図8(d)は、給油量を設定するための画面3D’を示す。画面3D’には、第1の実施形態における画面3C(図3(c))と同様に、給油量設定キーや、給油所名、決済方法及び給油機を示す情報、画面3C’を操作することによって決定された油種を示す情報が表示される。この例では、油種として「レギュラーガソリン」が選択されたことを示す情報が表示される。
図8(e)は、現在の給油状態を示す情報を表示する画面3E’を示す。画面3E’には、第1の実施形態における画面3D(図3(d))と同様に、例えば、選択された油種の単価や、現在給油中の給油量、単価及び給油量に基づく給油金額を示す情報が表示されると共に、給油所名、決済方法、給油機及び油種を示す情報、画面3D’を操作することによって決定された給油量を示す情報が表示される。この例では、給油量として「満タン」が選択されたことを示す情報が表示される。
図8(f)は、給油結果を示す情報を表示する画面3F’を示す。画面3F’には、第1の実施形態における画面3E(図3(e))と同様に、給油に関する情報(給油年月日、給油金額、給油量、選択された油種の単価等)が表示される。この例では、給油年月日が「2012年2月24日」、給油金額が「6075円」、給油量が「45.00L」、単価が「135円」であることを示す表示が表示される。また、ここでは、例えば、走行距離やメモ等のユーザデータを入力することができる。
図8(g)は、給油に基づく各種情報を表示する画面3G’を示す。ここでは、第1の実施形態における画面3F(図3(f))と同様に、例えば、給油年月日、料金、1回の給油あたりの走行距離、給油毎の燃費を示す情報が表示される。
次に、上記構成を有する給油所システム1’の動作について、図9〜図11を参照して説明する。まず、図9に示すフローチャートを参照して、携帯端末3’による処理の流れについて説明する。
ステップS31において、携帯端末3’を所持する顧客の車両20が給油所10に進入すると、携帯端末3’は、給油所10の通信エリア内であるか否かを判断する。携帯端末3が給油所10の通信エリア内であると判断した場合(ステップS31:Yes)、携帯端末3は、固有の識別情報であるMACアドレスを、POS4’に対して送信する(ステップS32)。ここで、詳細は後述するが、POS4’では、受信したMACアドレスに基づく登録者の判断が行われる。そして、顧客が登録済であれば、給油設定アプリのポップアップ画面が表示され、このポップアップ画面をクリックすることで給油設定アプリが起動する。
一方、携帯端末3’が給油所10の通信エリア外であると判断した場合(ステップS31:No)には、携帯端末3’が通信エリア内に入るまで、ステップS31の処理を繰り返す。
次に、ステップS33では、給油設定アプリが起動入力されたか否かを判断する。給油設定アプリが起動入力されたと判断した場合(ステップS33:Yes)には、精算認証情報を生成し、外部の精算会社に対して送信する(ステップS34)。一方、給油設定アプリが起動入力されていないと判断した場合(ステップS33:No)には、給油設定アプリが起動入力されるまで、ステップS33の処理を繰り返す。
次に、携帯端末3’を所有する顧客は、給油設定アプリを起動して図8(a)〜(d)に示す表示画面に対する操作を順次行い、油種や給油量等の給油設定を行う(ステップS35)。そして、給油設定の内容を含む給油設定データを給油機2’に対して送信する。
ここで、給油機2’において、受信した給油設定データに基づく給油設定が行われると、車両20に対する給油処理が行われ、給油中データの受信が可能な状態となる。
ステップS36では、給油機2’からの給油中データが入力されたか否かを判断する。給油中データが入力されたと判断した場合(ステップS36:Yes)には、給油中データに基づき、図8(e)に示すように、現在の給油状態を示す情報(金額、給油量、単価等)を携帯端末3’に表示する(ステップS37)。一方、給油中データが入力されていないと判断した場合(ステップS36:No)には、給油中データが入力されるまで、ステップS36の処理を繰り返す。尚、車両20に対する給油中は、給油終了データの受信が可能な状態となる。
ステップS38では、給油機2’からの給油終了データが入力されたか否かを判断する。給油終了データが入力されたと判断した場合(ステップS38:Yes)には、給油終了データに基づき精算データを生成し、外部の精算会社に対して送信する(ステップS39)。一方、給油終了データが入力されていないと判断した場合(ステップS38:No)には、給油終了データが入力されるまで、ステップS38の処理を繰り返す。
ステップS40では、図8(f)に示す画面3F’を表示する。ここでは、上述したように、給油データの表示と共に走行距離やメモ等の走行データを顧客自身で入力することができる。そして、入力された走行データに基づき、図3(g)に示す画面3G’を表示する。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、POS4’による処理の流れについて説明する。
POS4’は、携帯端末3’から送信されるMACアドレスの受信が可能な状態とされ、ステップS41において、MACアドレスが入力されたか否かを判断する。MACアドレスが入力されたと判断した場合(ステップS41:Yes)には、処理がステップS42に移行する。一方、MACアドレスが入力されていないと判断した場合(ステップS41:No)には、MACアドレスが入力されるまで、ステップS41の処理を繰り返す。
次に、ステップS42では、入力されたMACアドレスに基づき、顧客が会員登録済であるか否かを判断する。顧客が会員登録済であると判断した場合(ステップS42:Yes)、POS4’は、給油設定アプリを駆動できるように携帯端末3’に対してポップアップ信号を送信する(ステップS43)。一方、顧客が会員登録していないと判断した場合(ステップS42:No)には、例えば、給油機2’に設けられた表示パネルに会員募集を示す内容の表示や会員登録を促す表示等を表示させる(ステップS46)。
次に、POS4’は、給油終了データの受信が可能な状態とされ、ステップS44において、給油終了データが入力されたか否かを判断する。給油終了データが入力されたと判断した場合(ステップS44:Yes)、POS4’は、給油終了データに基づき給油データを記憶する(ステップS45)。一方、給油終了データが入力されていないと判断した場合(ステップS44:No)には、給油終了データが入力されるまで、ステップS44の処理を繰り返す。このようにして、各々の顧客による油種や給油量、単価等の給油情報をPOS4’によって管理する。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、給油機2’による処理の流れについて説明する。
給油機2’は、給油設定データの受信が可能な状態とされ、ステップS51において、携帯端末3’からの給油設定データがPOS4’を介して入力されたか否かを判断する。給油設定データが入力されたと判断した場合(ステップS51:Yes)、給油機2’は、車両20に対する給油を開始する。一方、給油設定データが入力されていないと判断した場合(ステップS51:No)には、給油設定データが入力されるまで、ステップS51の処理を繰り返す。
ステップS52では、給油機2’に設けられたノズルのスイッチがONとされたか否かを判断する。ノズルのスイッチがONとされたと判断した場合(ステップS52:Yes)には、処理がステップS53に移行する。一方、ノズルのスイッチがOFFとされたと判断した場合(ステップS52:No)には、ノズルのスイッチがONとされるまで、ステップS52の処理を繰り返す。
ステップS53では、給油量の表示をリセットして帰零すると共に、給油ポンプを駆動して給油を開始する。次に、給油機2’は、流量パルスの有無を判断する(ステップS54)。流量パルスが発生した場合(ステップS54:Yes)には、流量計によって給油量を計数して給油中データを生成し、生成された給油中データを携帯端末3’に対して送信する(ステップS55)。一方、流量パルスが発生していない場合(ステップS54:No)には、処理がステップS56に移行する。
次に、給油機2’は、ノズルのスイッチがOFFとされたか否かを判断する(ステップS56)。ノズルのスイッチがOFFとされたと判断した場合(ステップS56:Yes)には、給油ポンプを停止させ、給油終了データを生成すると共に給油伝票を発行する(ステップS57)。そして、給油機2’は、生成した給油終了データを携帯端末3’及びPOS4’に対して送信する。
一方、ノズルのスイッチがOFFとされていないと判断した場合(ステップS56:No)には、処理がステップS54に戻り、ノズルのスイッチがOFFとされるまで、ステップS54及びS55の処理を繰り返す。
以上のように、第2の実施形態によれば、携帯端末とPOSとの間で通信を行い、第1の実施形態と同様に、給油設定アプリを用いて給油設定や給油データを表示・記憶させるため、給油に関わる情報や走行データ等のユーザデータを携帯端末で管理することができる。これにより、車両管理を携帯端末によって容易に行うことが可能になる。
以上、本発明の第1及び第2の実施形態について説明したが、本発明は、上述した本発明の第1及び第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、第1及び第2の実施形態では、顧客データをPOSに記憶して管理するように説明したが、これに限られず、各給油所全体を管理する本部で一元管理してもよい。また、例えば、携帯端末及び給油機との通信をPOSではなく本部と行うようにすることにより、各給油所におけるPOSの設置が不要となる。
また、例えば、給油料金の精算を携帯端末による決済のみとすれば、給油所毎や給油機毎の精算機の設置が不要になる。
1、1’ 給油所システム
2(2A、2B、2C、2D) 給油機
2’(2A’、2B’、2C’、2D’) 給油機
3、3’ 携帯端末
3A、3B、3C、3D、3E、3F 画面
3A’、3B’、3C’、3D’、3E’、3F’、3G’ 画面
4、4’ POS
5、6 送受信手段
7 記憶手段
10 給油所
20 車両
30 本部
40 精算会社
2(2A、2B、2C、2D) 給油機
2’(2A’、2B’、2C’、2D’) 給油機
3、3’ 携帯端末
3A、3B、3C、3D、3E、3F 画面
3A’、3B’、3C’、3D’、3E’、3F’、3G’ 画面
4、4’ POS
5、6 送受信手段
7 記憶手段
10 給油所
20 車両
30 本部
40 精算会社
Claims (5)
- 携帯端末と給油機との間で互いに通信を行い、車両に対する給油を行う給油所システムであって、
車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、前記給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記給油機から受信して表示する携帯端末と、
前記給油設定情報を前記携帯端末から受信し、該給油設定情報に基づき前記車両に対する給油を行い、給油終了後に、前記給油データを前記携帯端末に対して送信する給油機とを備えることを特徴とする給油所システム。 - 前記携帯端末は、前記給油データに基づき、給油履歴を管理することを特徴とする請求項1に記載の給油所システム。
- 外部の携帯端末と通信を行い、車両に対する給油を行う給油機であって、
車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を外部の携帯端末から受信し、該給油設定情報に基づき前記車両に対する給油を行い、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記外部の携帯端末に対して送信することを特徴とする給油機。 - 外部の給油機と通信を行い、車両に対する給油設定を行う携帯端末であって、
車両に対する給油の設定情報を示す給油設定情報を生成し、外部の給油機に対して送信すると共に、給油終了後に、給油結果を示す給油データを前記外部の給油機から受信して表示することを特徴とする携帯端末。 - 前記給油データに基づき、給油履歴を管理することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
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