JP2013215060A - 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法 - Google Patents

分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013215060A
JP2013215060A JP2012084984A JP2012084984A JP2013215060A JP 2013215060 A JP2013215060 A JP 2013215060A JP 2012084984 A JP2012084984 A JP 2012084984A JP 2012084984 A JP2012084984 A JP 2012084984A JP 2013215060 A JP2013215060 A JP 2013215060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
phase
conditioner
short
commercial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012084984A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Fujita
敏之 藤田
Haruya Mori
治也 森
Masaki Mori
正樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012084984A priority Critical patent/JP2013215060A/ja
Publication of JP2013215060A publication Critical patent/JP2013215060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Distribution Board (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】停電時において安定的な電力供給が可能な分電盤およびその分電盤を備えた配電システムおよびその配電方法を提供する。
【解決手段】交流電力101の停電を検知する停電検知部11と、交流電力101の停電が検知されると、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、交流電力101との接続に代えて、パワーコンディショナ61と接続する電源切り替え部12と、交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡部13とを備える分電盤10である。
【選択図】図1

Description

本発明は、停電時において安定的な電力供給が可能な分電盤、パワーコンディショナ、ならびにそれら分電盤およびパワーコンディショナを備えた配電システムおよびその配電方法に関する。
近年、住宅や店舗、オフィスビルといった建物において、商用電力系統から供給される交流電力と、太陽電池や蓄電池、燃料電池、電気自動車といった直流電力源から供給される直流電力とを連系させ、配電する配電システムが開発されている。
このような配電システムでは、パワーコンディショナを用い、直流電力源から供給された直流電力を一般の電気機器等で使用可能な交流電力に変換する。パワーコンディショナは、直流電力源から供給される直流電力を商用電力系統に接続できるように、直流電力の電気方式(例えば、電圧や周波数、相数、線数)を交流電力の電気方式に整合させるものである。
ところで、近年、太陽光発電システムの適用範囲の拡大に伴い、太陽光発電システムが発電する直流電力と、商用電力系統である単相100V系統とを連系させることが期待されている。この場合、パワーコンディショナに用いるインバータとして、単相2線式100V出力の非絶縁型インバータの利用が最も容易である。
しかし、市場に最も多く出回っているものは単相2線式200V出力の非絶縁型インバータであり、単相2線式100V出力の非絶縁型インバータは、単相2線式200V出力の非絶縁型インバータと比較し、市場には多く出回っていない。
このような状況を考慮して、パワーコンディショナの製造コスト低減の観点から、市場に多く出回っている単相2線式200V出力の非絶縁型インバータをパワーコンディショナ(電力変換装置)に用いる系統連系装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
この系統連系装置では、非絶縁のトランスを用いており、単相2線式200V出力の非絶縁型インバータをトランスの3線(両端と中点電位線)の両端に接続し、中点電位線と単相100V系統の一線と接地線とを接続し、単相2線式200V出力の非絶縁型インバータと単相100V系統との連系を可能としている。
このような系統連系装置を備える配電システムには、商用電力系統から供給される交流電力と、パワーコンディショナから供給される交流電力とを系統連系し、分岐出力する分電盤が備えられている。分電盤は、商用電力系統やパワーコンディショナから供給される交流電力を、電気機器等の負荷機器側に分岐し、出力する。
特開2002−112448号公報(2002年4月12日公開)
ところで、パワーコンディショナは、上で述べたように、商用電力系統と連系しており、例えば事故や災害により、商用電力系統からの電力供給が止まり、停電した場合、パワーコンディショナの連系運転は停止する。パワーコンディショナは商用電力系統との接続を切り離し、そして、その連系運転の代わりに、パワーコンディショナは、自立運転を行なうのが一般的である。パワーコンディショナは商用電力系統と切り離され、パワーコンディショナに接続された太陽光発電システム等の運転だけで発電を継続し、負荷機器に電力供給する。この自立運転では、パワーコンディショナは、例えば、太陽光発電による電力を、パワーコンディショナの筐体に設けられた自立運転出力端子に供給し、自立運転出力端子に接続された電気機器等に電力を供給することができる。
しかしながら、この自立運転出力端子に供給される交流電力は、単相2線式100V出力の非絶縁型インバータを用いて、太陽光発電による直流電力から電力変換されるのが通常である。このため、従来の配電システムでは、次のような課題があった。
パワーコンディショナが連系運転から自立運転に切り替わる際、その交流電力を出力する端子が、連系運転出力端子から自立運転出力端子に切り替えられる。その出力端子の切り替えは、パワーコンディショナ内部におけるリレーの切り替えにより実行される。すなわち、パワーコンディショナからの交流電力の出力は、連系運転出力端子および自立運転出力端子のいずれか一方から行なわれ、両方から行なわれることはない。
上で述べたように、自立運転時、単相2線式100V出力の非絶縁型インバータが用いられ、それゆえ、パワーコンディショナからはAC100V単相2線からの電力供給が可能となる。このようなパワーコンディショナでは、例えば、自立運転出力端子を、分電盤を介して、一般家庭内の全コンセントに接続したとしても、実際には、分電盤のAC200V単相3線の、電力線L1と中性線N間の100Vコンセント、または、電力線L2と中性線N間の100Vコンセント、のいずれかのみ電力供給可能となる。
言い換えれば、停電時においては、AC200V単相3線の電力線L1と中性線N間の100Vコンセント、または、電力線L2と中性線N間の100Vコンセントのいずれか一方にしか電力供給できない。
すなわち、停電時においては、安定的に電力を供給することができないといった課題があった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、停電時において安定的な電力供給が可能な分電盤、パワーコンディショナ、ならびにそれら分電盤およびパワーコンディショナを備えた配電システムおよびその配電方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係る分電盤は、
交流電力である商用電力の停電を検知する停電検知手段と、
上記停電検知手段により上記商用電力の停電が検知されると、当該停電の検知結果に基づき、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続する電源切り替え手段と、
上記停電の検知結果に基づき、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡手段と
を備える。
上記構成によれば、商用電力の停電発生により、パワーコンディショナの運転モードを自立運転に切り替えたとき、分電盤内において、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡させ、短絡された交流単相3線にパワーコンディショナの交流単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、停電時において安定的に電力供給することができる。
上記分電盤において、上記停電検知手段は、上記商用電力からの給電状態を監視しており、当該給電の停止により上記商用電力の停電を検知することが好ましい。
上記構成によれば、商用電力の停電を容易に検知することができる。
上記分電盤において、上記停電検知手段は、上記商用電力の停電を検知すると、上記商用電力の停電を表わす停電検知信号を、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々に出力することが好ましい。
上記構成によれば、電源切り替え手段および短絡手段の各々は、商用電力の停電発生に合わせて、各々の切り替えおよび短絡を行なうことができる。
上記分電盤において、上記電源切り替え手段は、上記交流単相3線を上記パワーコンディショナと接続するとき、当該接続を表わす接続信号を上記短絡手段に出力することが好ましい。
上記構成によれば、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡した時点において、商用電力と電源切り替え手段とは確実に切り離されている。この切り離しにより、例えば、商用電力が復電した場合でも、交流電力が電源切り替え手段にいきなり流れ込んでくるおそれはない。
本発明に係るパワーコンディショナは、
交流電力である商用電力の停電を検知する停電検知手段と、
上記停電検知手段により上記商用電力の停電が検知されると、当該停電の検知結果に基づき、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、分電盤と接続する電源切り替え手段と、
上記停電の検知結果に基づき、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡手段と
を備える。
上記構成によれば、商用電力の停電発生により、パワーコンディショナの運転モードを自立運転に切り替えたとき、パワーコンディショナ内において、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡させ、短絡された交流単相3線に交流単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、停電時において安定的に電力供給することができる。
上記パワーコンディショナにおいて、上記停電検知手段は、上記商用電力からの給電状態を監視しており、当該給電の停止により上記商用電力の停電を検知することが好ましい。
上記構成によれば、商用電力の停電を容易に検知することができる。
上記パワーコンディショナにおいて、上記停電検知手段は、上記商用電力の停電を検知すると、上記商用電力の停電を表わす停電検知信号を、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々に出力することが好ましい。
上記構成によれば、電源切り替え手段および短絡手段の各々は、商用電力の停電発生に合わせて、各々の切り替えおよび短絡を行なうことができる。
本発明に係る配電システムは、
交流電力である商用電力を受電する分電盤と、
上記商用電力と連系させるべく、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと
を備え、複数の負荷の各々へ電力を供給する配電システムであって、
上記分電盤は、上記商用電力の停電時、上記複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、上記パワーコンディショナと接続すると共に、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる。
上記構成によれば、商用電力の停電発生により、パワーコンディショナの運転モードを自立運転に切り替えたとき、分電盤内において、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡させ、短絡された交流単相3線にパワーコンディショナの交流単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、停電時において安定的に電力供給することができる。
本発明に係る配電システムは、
交流電力である商用電力を受電する分電盤と、
上記商用電力と連系させるべく、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと
を備え、複数の負荷の各々へ電力を供給する配電システムであって、
上記パワーコンディショナは、上記商用電力の停電時、上記複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、上記分電盤と接続し、
上記分電盤は、上記商用電力の停電時、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる。
上記構成によれば、商用電力の停電発生により、パワーコンディショナの運転モードを自立運転に切り替えたとき、分電盤内において、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡させ、パワーコンディショナ内において、短絡された交流単相3線にパワーコンディショナの交流単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、停電時において安定的に電力供給することができる。
本発明に係る配電方法は、
交流電力である商用電力の停電を検知する検知工程と、
複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続する接続工程と、
上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡工程と、
上記2つの電力線が短絡された交流単相3線を用いて、上記パワーコンディショナから上記複数の負荷の各々に電力を給電する給電工程と
を含む。
上記構成によれば、商用電力の停電発生により、パワーコンディショナの運転モードを自立運転に切り替えたとき、分電盤内において、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡させ、短絡された交流単相3線にパワーコンディショナの交流単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、停電時において安定的に電力供給することができる。
(11)
上記分電盤において、上記商用電力の停電時、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々に、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々が動作するための動作電力を供給する電力供給部をさらに備えることが好ましい。
上記構成によれば、電源切り替え手段および短絡手段の各々は、商用電力の停電時において、各々の切り替えおよび短絡を確実に行なうことができる。
(12)
上記分電盤において、上記停電検知手段は、上記パワーコンディショナに上記停電検知信号をさらに出力することが好ましい。
上記構成によれば、パワーコンディショナは、商用電力の停電発生に合わせて、連系運連から自立運転に切り替わることができる。
(13)
上記分電盤において、上記交流単相3線の2つの電力線が短絡したとき、上記交流単相3線の中性線は接地電圧に接続されることが好ましい。
交流単相3線が、商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続されたとき、商用電力からの切り離しにより、交流単相3線の中性線は接地電圧から切り離されてしまう。交流単相3線の中性線は、商用電力側において、接地電圧と接続されるからである。
上記構成によれば、交流単相3線がパワーコンディショナと接続されたときでも、交流単相3線の中性線は接地電圧に接続されるので、浮いた状態となってしまうことを回避することができる。
(14)
上記分電盤は、上記商用電力に連系される、蓄電池、燃料電池、電気自動車および太陽電池の少なくとも1つからの電力を、上記複数の負荷の各々に供給することが好ましい。
(15)
上記パワーコンディショナにおいて、上記電源切り替え手段は、上記交流単相3線を上記分電盤と接続するとき、当該接続を表わす接続信号を上記短絡手段に出力することが好ましい。
上記構成によれば、商用電力が供給される交流単相3線の2つの電力線を短絡した時点において、商用電力と電源切り替え手段とは確実に切り離されている。この切り離しにより、例えば、商用電力が復電した場合でも、交流電力が電源切り替え手段にいきなり流れ込んでくるおそれはない。
(16)
上記パワーコンディショナにおいて、上記交流単相3線の2つの電力線が短絡したとき、上記交流単相3線の中性線は接地電圧に接続されることが好ましい。
交流単相3線が、商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続されたとき、商用電力からの切り離しにより、交流単相3線の中性線は接地電圧から切り離されてしまう。交流単相3線の中性線は、商用電力側において、接地電圧と接続されるからである。
上記構成によれば、交流単相3線がパワーコンディショナと接続されたときでも、交流単相3線の中性線は接地電圧に接続されるので、浮いた状態となってしまうことを回避することができる。
本発明の分電盤は、以上のように、交流電力である商用電力の停電を検知する停電検知手段と、上記停電検知手段により上記商用電力の停電が検知されると、当該停電の検知結果に基づき、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続する電源切り替え手段と、上記停電の検知結果に基づき、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡手段とを備えているものである。
それゆえ、停電時において安定的な電力供給が可能であるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る分電盤の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る分電盤の概略構成を示すブロック図である。 上記配電システムにおける電力供給の流れを説明するブロック図である(パワーコンディショナの停止時)。 上記配電システムにおける電力供給の流れを説明するブロック図である(パワーコンディショナの自立運転時)。 本発明の他の実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は、パワーコンディショナの各変形例を説明する模式図である。 本発明の他の実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔実施の形態1〕
(配電システム)
まず、図1に基づき、本発明の一実施形態に係る配電システムの概略構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。
配電システム1は、図1に示すように、分電盤10と、パワーコンディショナ61とを備えている。電力会社といった商用電力系統51は、電力量計52および漏電遮断器53を介して、交流電力101を分電盤10に供給する。交流電力101は、例えば、交流200Vである。
一方、蓄電池62を備えたパワーコンディショナ61は、パワーコンディショナ61の自立運転時(商用電力系統51の停電時)(自立モード)における、パワーコンディショナ61が自立して供給する交流電力である自立交流電力102を、分電盤10に供給する。さらに、パワーコンディショナ61は、パワーコンディショナ61の連系運転時(連系モード)における、商用電力系統51から供給される交流電力101と連系する交流電力である連系交流電力も、分電盤10に供給してもよい。
(分電盤10)
分電盤10は、商用電力系統51から供給される交流電力101、および、パワーコンディショナ61から供給される自立交流電力102をそれぞれ、電気機器等の負荷機器側に分岐し、出力する。パワーコンディショナ61から連系交流電力も供給される場合には、当該連系交流電力も、電気機器等の負荷機器側に分岐し、出力する。
分電盤10は、停電検知部(停電検知手段)11と、電源切り替え部(電源切り替え手段)12と、短絡部(短絡手段)13と、配線遮断器14と、配線遮断器15と、漏電遮断器16と、複数の配線遮断器17と、配線遮断器17aと、無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply)(電力供給部)18と、を備えている。
停電検知部11は、商用電力系統51から供給される交流電力101を受電する。停電検知部11は、交流電力101の停電の発生を監視しており、その停電発生を検知する。停電検知部11は、交流電力101の停電を検知すると、その検知結果を電源切り替え部12および短絡部13の各々に出力する。
なお、停電検知部11は、交流電力101の停電発生を監視すると共に、例えば、自身が内蔵する、あるいは、自身に外付けされた蓄電池等を用いて、交流電力101を蓄電してもよい。
電源切り替え部12は、分電盤10から負荷機器側に供給される交流電力を切り替えるものである。電源切り替え部12は、商用電力系統51から供給される交流電力101と、パワーコンディショナ61から供給される自立交流電力102と、のうちのいずれか一方を負荷機器側に出力する。電源切り替え部12は、パワーコンディショナ61の連系運転時においては、交流電力101を負荷機器側に出力し、一方、パワーコンディショナ61の自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時においては、自立交流電力102を負荷機器側に出力する。
短絡部13は、電源切り替え部12が自立交流電力102を負荷機器側に出力する際、すなわち、交流電力101の停電時、分電盤10内において交流電力101を給電する交流200V単相3線(交流単相3線)の2つの電力線を短絡させる。短絡部13内においては、交流200V単相3線の一電力線と、分電盤10内において自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の一電力線とが電気的に接続されている。また、交流200V単相3線の中性線と、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の一電力線とが電気的に接続されている。交流200V単相3線の2つの電力線を短絡させることにより、交流200V単相3線が2線化され、交流200V単相3線と交流100V単相2線との接続が実現される。
無停電電源装置18は、交流電力101の停電時、自身に接続された負荷機器に対し、停電することなく電力を供給し続ける電源装置である。配電システム1では、無停電電源装置18は、交流電力101の停電時、パワーコンディショナ61に交流電力を供給し続ける。無停電電源装置18は、例えば、交流100V単相2線を用いて、パワーコンディショナ61に交流電力103を供給する。もちろん、パワーコンディショナ61は、交流電力101の停電時、自身が備える蓄電池62から直流電力の供給を受けてもよい。また、無停電電源装置18は、交流電力101の停電時、電源切り替え部12および短絡部13の各々に対しても、各々が動作するための交流電力を供給してもよい。パワーコンディショナ61が太陽電池パネルを備えており、太陽が出ている晴天時において太陽電池パネルによる発電電力が十分ある場合には、太陽電池パネルの発電電力を電源切り替え部12および短絡部13に供給しても良い。
複数の配線遮断器17、配線遮断器17aは、それぞれ、過電流遮断機能を備えた配線ブレーカである。
(パワーコンディショナ61)
パワーコンディショナ61は、蓄電池62の直流電力を交流電力に電力変換し、分電盤10に供給する。
具体的には、先ず、パワーコンディショナ61の停止時においては、商用電力系統51の交流電力101のみが、分電盤10から負荷機器側に配電される(図4を参照)。
次に、パワーコンディショナ61の自立運転時、蓄電池62の直流電力は、パワーコンディショナ61により自立交流電力102に電力変換され、分電盤10から負荷機器側に配電される(図5を参照)。
なお、図4〜図5における矢印の向きは、分電盤10内における交流電力の流れの向きを示すものである。
パワーコンディショナ61は、AC/DCインバータ611と、DC/DCコンバータ612と、制御部613と、自立リレー614と、を備えている。
AC/DCインバータ611は、蓄電池62の直流電力を交流電力に電力変換する。蓄電池62の直流電力は、DC/DCコンバータ612により電圧調整されている。DC/DCコンバータ612は、蓄電池62の直流電力を電圧調整する。
制御部613は、パワーコンディショナ61の各部の動作を制御するものである。制御部613は、例えば、AC/DCインバータ611の電力変換や、DC/DCコンバータ612の電圧調整を制御する。また、制御部613は、自立リレー614の切り替え動作を制御し、パワーコンディショナ61の自立運転を実現する。
また、制御部613は、パワーコンディショナ61から商用電力系統51への逆潮流を防止すべく、分電盤10内に逆潮流検知部および連系リレーを設けてもよい。このような逆潮流検知部および連系リレーを設けた場合、制御部613は、逆潮流検知部を用いて、パワーコンディショナ61から商用電力系統51への交流電力の逆潮流を監視する。連系運転時、逆潮流が検知されると、制御部613は連系リレーを閉状態から開状態に切り替える。この切り替えにより、パワーコンディショナ61と分電盤10とが切り離され、逆潮流が防止される。
また、連系リレーを設けた場合、当該連系リレーおよび自立リレー614は、以下のような切り替え動作を行なう。先ず、連系運転時においては、連系リレーが閉状態、自立リレー614が開状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61から連系交流電力が分電盤10に供給される。
一方、自立運転時においては、連系リレーが開状態、自立リレー614が閉状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61から自立交流電力102が分電盤10に供給される。連系リレーと自立リレー614も同時に閉状態にならないように制御される。
以下、図1、図2および図3を用いて、停電検知部11、電源切り替え部12および短絡部13について説明する。
図2および図3は、分電盤10の概略構成を示すブロック図である。図2は、停電検知部11、電源切り替え部12および短絡部13の各々の間における接続構成を示し、図3は、交流電力101を給電する交流200V単相3線および自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の各々における電力線および中性線を示している。
図2に示すように、電源切り替え部12は、確認部121と、第1リレー群122と、第2リレー群123と、を備えている。図3に示すように、第1リレー群122は、第1リレー122−1、122−2および122−3を含んでいる。同様に、第2リレー群123は、第2リレー123−1、123−2および123−3を含んでいる。
第1リレー群122は、電源切り替え部12内の交流200V単相3線における商用電力系統51側に配置されており、第1リレー122−1は電力線L1に、第1リレー122−2は中性線Nに、第1リレー122−3は電力線L2に、それぞれ、設けられている。
一方、第2リレー群123は、電源切り替え部12内の交流200V単相3線における配線遮断器15側(すなわち、パワーコンディショナ61側)に配置されており、第2リレー123−1は電力線L1に、第2リレー123−2は中性線Nに、第2リレー123−3は電力線L2に、それぞれ、設けられている。
第1リレー122−1、122−2および122−3は、同時に各開閉状態が切り替わり、第2リレー123−1、123−2および123−3は、同時に各開閉状態が切り替わる。ただし、第1リレー群122と第2リレー群123とが、同時に閉状態になることは無い。第1リレー群122と第2リレー群123は、いわゆるインターロック機能を備えるものである。したがって、第1リレー群122と第2リレー群123は、同時に開状態となることがあっても構わない。
確認部121は、第1リレー群122および第2リレー群123の各開閉状態を確認し、その確認結果を短絡部13の指示部131に出力する。ここで、第1リレー122−1、122−2および122−3、ならびに、第2リレー123−1、123−2および123−3の各々には、例えば、自身の開閉状態を表わす信号である開閉状態信号を生成し、出力する信号生成回路が設けられている。確認部121は、各信号生成回路から出力される開閉状態信号を取得し、上記の各リレーの開閉状態を確認することができる。例えば、各リレーの切り替え時において、リレーの両端に微弱電流を流し、リレーの両端間に電流が流れるか否かを検知すればよい。その検知結果を用いて、リレーが閉状態および開状態のいずれであるのかを判断し、開閉状態信号を生成するのが好ましい。
電源切り替え部12は、停電検知部11が交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、第1リレー群122を閉状態から開状態に切り替え、一方、第2リレー群123を開状態から閉状態に切り替える。この切り替えにより、パワーコンディショナ61の自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時において、自立交流電力102が負荷機器側に供給されることになる。
図2に示すように、短絡部13は、指示部131と、短絡リレー132と、を備えている。図3に示すように、短絡リレー132は、短絡部13内の交流200V単相3線における配線遮断器15側(すなわち、商用電力系統51側)に配置されており、自身が閉状態になると、電力線L1と電力線L2とが短絡されるように、電力線L1および電力線L2に設けられている。
指示部131は、電源切り替え部12の確認部121の確認結果を取得する。短絡部13は、停電検知部11が交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、短絡リレー132を開状態から閉状態に切り替える。ただし、短絡リレー132の開状態から閉状態への切り替えは、指示部131からの切り替え指示が前提となる。指示部131は、確認部121からの、第1リレー群122は開状態であり、第2リレー群123は閉状態であるとの確認結果を取得した後、上記切り替え指示を出力する。したがって、短絡リレー132が閉状態となり、交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とが短絡した時点において、商用電力系統51と電源切り替え部12とは確実に切り離されている。この切り離しにより、例えば、商用電力系統51からの交流電力101が復電した場合でも、交流電力101が電源切り替え部12にいきなり流れ込んでくるおそれはない。
なお、商用電力系統51と電源切り替え部12とが切り離された場合、分電盤10内における交流200V単相3線の中性線Nが接地電圧から切れてしまう。このため、図3に示すように、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の中性線Nは接地電圧45に接続されていることが好ましい。また、中性線Nは、柱状トランスにより設置されているが、接地電圧45は各住宅にて別途接地(B種接地、またはC種接地)されていることがより好ましい。
また、短絡部13内においては、図3に示すように、交流電力101を給電する交流200V単相3線の中性線Nと自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の中性線Nとが接続されておらず、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L2と自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線とが接続されている。短絡リレー132が閉状態となり、交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とが短絡すると、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線は、交流200V単相3線の電力線L1および電力線L2のいずれにも接続されることになる。それゆえ、短絡された交流200V単相3線への、交流100V単相2線からの電力供給が可能となる。
なお、図3に示すように、分電盤10には、配線遮断器17b、配線遮断器17c、配線遮断器17dが並ぶように配置されている。配線遮断器17bは、充放電器41と接続され、充放電器41と電気自動車42とが接続される。複数の配線遮断器17cは、200Vコンセント43と接続されている。また、複数の配線遮断器17dは、100Vコンセント44と接続されている。上で述べた電気機器等の負荷機器は、これら充放電器41や、200Vコンセント43、100Vコンセント44に接続される。
また、商用電力系統51から供給される交流電力101の停電が解消され、復電した場合、例えば、以下のような処理を行なえばよい。
交流電力101が復電すると、パワーコンディショナ61は自立運転を停止する。交流電力101の復電を検知した、停電検知部11は、その復電の検知結果を、電源切り替え部12および短絡部13の各々に出力する。
短絡部13は、復電の検知結果を受け取ると、短絡リレー132を閉状態から開状態に切り替える。この場合、短絡部13は、自立交流電力102に電力が供給されていないことを確認する電力供給確認手段(図示省略)を有することが好ましい。短絡部13は、この電力供給確認手段を用いて、自立交流電力102に電力が供給されていないことを確認した後、短絡リレー132を開状態にすることが好ましい。例えば、指示部131に自立交流電力102を接続し、指示部131が電力供給確認手段として、自立交流電力102への電力供給の有無を確認してもよい。
短絡リレー132が開状態になった後、電源切り替え部12は、復電の検知結果を受け取り、第2リレー群123を閉状態から開状態に切り替え、一方、第1リレー群122を開状態から閉状態に切り替える。この場合、電源切り替え部12は、自立交流電力102に電力が供給されていないことを確認する電力供給確認手段(図示省略)を有することが好ましい。電源切り替え部12は、この電力供給確認手段を用いて、自立交流電力102に電力が供給されていないことを確認した後、上述した、第1リレー群122および第2リレー群123の各切り替えを行なうことが好ましい。パワーコンディショナ61がゆっくりと停止させた後、電源切り替え部12による第1リレー群122および第2リレー群123の各切り替えを行なうことができるので、大電流の供給中にいきなり電流が遮断されることが無くなり、サージ電圧の発生が防止される。それゆえ、サージ電圧によるパワーコンディショナ61の誤動作、機能停止といった不具合は起こらない。
以上説明したように、配電システム1および分電盤10によれば、交流電力101の停電発生により、パワーコンディショナ61の運転モードを自立運転に切り替えたとき、分電盤10内において、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とを短絡させ、短絡された交流200V単相3線にパワーコンディショナ61の交流100V単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、配電システム1および分電盤10によれば、停電時において安定的な電力供給が可能となる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6は、本発明の他の実施形態に係る配電システムの概略構成を示すブロック図である。図6に示すように、分電盤10内において、配電システム2が上記実施形態1の配電システム1と異なる点は、停電検知部11を停電検知部31に置き換えると共に、表示部32をさらに備えた点である。
配電システム2では、停電検知部11は、交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果を表示部32に出力する。表示部32は、その検知結果を受け取ると、配電システム2の利用者に対し、交流電力101の停電発生を知らせるための表示を行なう。例えば、表示部32が備える表示画面上に「交流電力の停電が発生しました」といったメッセージを表示するがごとくである。もちろん、メッセージ表示に代えて、警戒音等を鳴らすものであってもよい。
利用者は、表示部32から交流電力101の停電発生の事実を知ると、利用者自身の操作により、電源切り替え部12および短絡部13の各々に関し、上で述べたような切り替えを行なえばよい。
なお、停電検知部31は、例えば、電池311を内蔵していることが好ましく、交流電力101の停電時、電池311の電力で駆動することが好ましい。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、パワーコンディショナ61の変形例を説明する模式図であり、(a)では、蓄電池62に代えて、燃料電池71が備えられている。(b)では、蓄電池62に代えて、充電スタンド72および電気自動車73が備えられている。(c)では、蓄電池62に代えて、太陽電池パネル74が備えられている。
〔実施の形態4〕
本発明の他の実施の形態について図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。さらに、上述した各構成部材に対応する構成部材については、上述した対応する構成部材に付記した符号(数字)にアルファベットaを付記することにより、対応関係を示すこととする。
上記の実施の形態1の配電システム1では、停電検知部11、電源切り替え部12および短絡部13は分電盤10に設けられた形態であった。これに対し、本発明の実施の形態4に係る配電システム2では、上記の実施の形態1の停電検知部11、電源切り替え部12および短絡部13の各々に対応する停電検知部11a、電源切り替え部12aおよび短絡部13aがパワーコンディショナ61aに設けられた形態である。以下、パワーコンディショナ61aが停電検知部11a、電源切り替え部12aおよび短絡部13aを備えることによる、本発明の実施の形態4に係る配電システム2と上記の実施の形態1の配電システム1との相違について説明し、同一または類似する点については、説明を繰り返さない。
配電システム2は、図8に示すように、分電盤10aと、パワーコンディショナ61aとを備えている。
分電盤10aには、パワーコンディショナ61aの自立運転時において、パワーコンディショナ61aから自立交流電力102が供給される。分電盤10aは、パワーコンディショナ61aから供給される、交流電力101および自立交流電力102を、漏電遮断器16および複数の配線遮断器17の各々を介して、負荷機器側に出力する。分電盤10aにはさらに、パワーコンディショナ61aの連系運転時において、パワーコンディショナ61aから連系交流電力が供給されてもよい。
分電盤10aは、パワーコンディショナ61aの連系運転時および自立運転時のいずれであっても、自身に接続されている負荷機器に交流電流を出力することができる。
一方、パワーコンディショナ61aは、蓄電池62の直流電力を交流電力に電力変換し、分電盤10aに供給する。さらに、パワーコンディショナ61aは、上で述べたように、停電検知部11a、電源切り替え部12aおよび短絡部13aを備えており、これにより、パワーコンディショナ61aの運転モードが自立運転に切り替わった時、自身により、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とを短絡させ、短絡された交流200V単相3線にパワーコンディショナ61aの交流100V単相2線からの電力供給を可能とする。
パワーコンディショナ61aは、図8に示すように、停電検知部11aと、電源切り替え部12aと、短絡部13aと、遮断器14aと、遮断器22aと、AC/DCインバータ611と、DC/DCコンバータ612と、制御部613と、自立リレー614aと、を備えている。
停電検知部11aは、商用電力系統51から供給される交流電力101を受電する。停電検知部11aは、交流電力101の停電の発生を監視しており、その停電発生を検知する。停電検知部11aは、交流電力101の停電を検知すると、その検知結果を電源切り替え部12a、短絡部13aおよび制御部613の各々に出力する。
電源切り替え部12aは、分電盤10aを通して負荷機器側に供給される交流電力を切り替えるものである。電源切り替え部12aは、商用電力系統51から供給される交流電力101と、AC/DCインバータ611から供給される自立交流電力102と、のうちのいずれか一方を分電盤10a側に出力する。電源切り替え部12aは、パワーコンディショナ61aの連系運転時においては、交流電力101を分電盤10a側に出力し、一方、パワーコンディショナ61aの自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時においては、自立交流電力102を分電盤10a側に出力する。
短絡部13aは、電源切り替え部12aが自立交流電力102を分電盤10a側に出力する際、すなわち、交流電力101の停電時、パワーコンディショナ61a内においては、自立交流電力102を分電盤10a側に給電するため、分電盤10aにつながる交流200V単相3線の2つの電力線を短絡させる。短絡部13a内においては、分電盤10aにつながる交流200V単相3線のうちの2つの電力線が短絡され、その短絡により、短絡された2つの電力線である一電力線と、他の一電力線(すなわち、交流200V単相3線の中性線)と、からなる2線の電力線が構成される。そして、閉状態である自立リレー614aを介して、それら2線の電力線と、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線とが電気的に接続されている。
このようにして、交流200V単相3線の2つの電力線を短絡させることにより、交流200V単相3線が2線化され、交流200V単相3線とパワーコンディショナ61aの自立出力である自立交流電力102の交流100V単相2線との接続が実現される。
制御部613は、パワーコンディショナ61aの各部の動作を制御するものである。また、制御部613は、パワーコンディショナ61aから商用電力系統51への逆潮流を防止すべく、パワーコンディショナ61a内に設けられた逆潮流検知部および連系リレーを制御してもよい。このような逆潮流検知部および連系リレーを設けた場合、制御部613は、逆潮流検知部を用いて、パワーコンディショナ61aから商用電力系統51への交流電力の逆潮流を監視する。連系運転時、逆潮流が検知されると、制御部613は連系リレーを閉状態から開状態に切り替える。この切り替えにより、AC/DCインバータ611と商用電力系統51とが切り離され、逆潮流が防止される。
また、連系リレーを設けた場合、当該連系リレーおよび自立リレー614aは、以下のような切り替え動作を行なう。先ず、連系運転時においては、連系リレーが閉状態、自立リレー614aが開状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61aから連系交流電力が分電盤10aに供給される。
一方、自立運転時においては、連系リレーが開状態、自立リレー614aが閉状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61aから自立交流電力102が分電盤10aに供給される。連系リレーと自立リレー614aも同時に閉状態にならないように制御される。
電源切り替え部12aは、確認部121aと、第1リレー群122aと、第2リレー群123aと、を備えている。また、短絡部13aは、指示部131aと、短絡リレー132aと、を備えている。
電源切り替え部12aは、停電検知部11aが交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、第1リレー群122aを閉状態から開状態に切り替え、一方、第2リレー群123aを開状態から閉状態に切り替える。この切り替えにより、パワーコンディショナ61aの自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時において、自立交流電力102が分電盤10a側に供給されることになる。
指示部131aは、電源切り替え部12aの確認部121aの確認結果を取得する。短絡部13aは、停電検知部11aが交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、短絡リレー132aを開状態から閉状態に切り替える。指示部131aは、確認部121aからの、第1リレー群122aは開状態であり、第2リレー群123aは閉状態であるとの確認結果を取得した後、上記切り替え指示を出力する。
短絡部13a内においては、短絡リレー132aが閉状態となり、交流200V単相3線の2つの電力線が短絡すると、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線は、交流200V単相3線の2つの電力線のいずれにも接続されることになる。それゆえ、短絡された交流200V単相3線への、交流100V単相2線からの電力供給が可能となる。交流200V単相3線の中性線は交流100V単相2線のうち、接地(アース)されている電線と接続される。
以上説明したように、配電システム2およびパワーコンディショナ61aによれば、交流電力101の停電発生により、パワーコンディショナ61aの運転モードを自立運転に切り替えたとき、パワーコンディショナ61a内において、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とを短絡させ、短絡された交流200V単相3線にパワーコンディショナ61aの交流100V単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、配電システム2およびパワーコンディショナ61aによれば、停電時において安定的な電力供給が可能となる。
〔実施の形態5〕
本発明の他の実施の形態について図9に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態において説明すること以外の構成は、上記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、上記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。さらに、上述した各構成部材に対応する構成部材については、上述した対応する構成部材に付記した符号(数字)にアルファベットbを付記することにより、対応関係を示すこととする。
上記の実施の形態1の配電システム1では、停電検知部11、電源切り替え部12および短絡部13は分電盤10に設けられた形態であった。これに対し、本発明の実施の形態5に係る配電システム3では、上記の実施の形態1の停電検知部11および電源切り替え部12の各々に対応する停電検知部11bおよび電源切り替え部12bがパワーコンディショナ61bに設けられており、上記の実施の形態1の短絡部13に対応する短絡部13bが分電盤10bに設けられた形態である。以下、パワーコンディショナ61bが停電検知部11bおよび電源切り替え部12bを備え、分電盤10bが短絡部13bを備えることによる、本発明の実施の形態5に係る配電システム3と上記の実施の形態1の配電システム1との相違について説明し、同一または類似する点については、説明を繰り返さない。
配電システム3は、図9に示すように、分電盤10bと、パワーコンディショナ61bとを備えている。
分電盤10bには、パワーコンディショナ61bの連系運転時においては、パワーコンディショナ61bから連系交流電力が供給されるようにしてもよい。一方、パワーコンディショナ61bの自立運転時においては、パワーコンディショナ61bから自立交流電力102が供給される。分電盤10bは、パワーコンディショナ61bから供給される、交流電力101および自立交流電力102を、漏電遮断器16および複数の配線遮断器17の各々を介して、負荷機器側に出力する。連系交流電力が供給される場合には、分電盤10bは、連系交流電力を、漏電遮断器16および複数の配線遮断器17の各々を介して、負荷機器側に出力すればよい。
さらに、分電盤10bは、短絡部13bを備えている。短絡部13bは、パワーコンディショナ61bの電源切り替え部12bが自立交流電力102を分電盤10b側に出力する際、すなわち、交流電力101の停電時、分電盤10b内においては、自立交流電力102を負荷機器側に給電するため、負荷機器側につながる交流200V単相3線の2つの電力線を短絡させる。短絡部13b内においては、負荷機器側につながる交流200V単相3線のうちの2つの電力線が短絡され、その短絡により、短絡された2つの電力線である一電力線と、他の一電力線(すなわち、交流200V単相3線の中性線)と、からなる2線の電力線が構成される。そして、パワーコンディショナ61bの自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線とが電気的に接続されている。
このようにして、交流200V単相3線の2つの電力線を短絡させることにより、交流200V単相3線が2線化され、交流200V単相3線とパワーコンディショナ61bの自立出力である自立交流電力102の交流100V単相2線との接続が実現される。
一方、パワーコンディショナ61bは、蓄電池62の直流電力を交流電力に電力変換し、分電盤10bに供給する。さらに、パワーコンディショナ61bは、上で述べたように、停電検知部11bおよび電源切り替え部12bを備えており、これにより、パワーコンディショナ61bの運転モードが自立運転に切り替わった時、分電盤10bの短絡部13bを用いて、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とを短絡させ、短絡された交流200V単相3線にパワーコンディショナ61bの交流100V単相2線からの電力供給を可能とする。
パワーコンディショナ61bは、図9に示すように、停電検知部11bと、電源切り替え部12bと、遮断器14bと、AC/DCインバータ611と、DC/DCコンバータ612と、制御部613と、自立リレー614bと、を備えている。
停電検知部11bは、商用電力系統51から供給される交流電力101を受電する。停電検知部11bは、交流電力101の停電の発生を監視しており、その停電発生を検知する。停電検知部11bは、交流電力101の停電を検知すると、その検知結果を電源切り替え部12bおよび制御部613の各々に出力する。さらに、停電検知部11bは、交流電力101の停電を検知すると、その検知結果を分電盤10bの短絡部13bに出力する。
電源切り替え部12bは、分電盤10bを通して負荷機器側に供給される交流電力を切り替えるものである。電源切り替え部12bは、商用電力系統51から供給される交流電力101と、AC/DCインバータ611から供給される自立交流電力102と、のうちのいずれか一方を分電盤10b側に出力する。電源切り替え部12bは、パワーコンディショナ61bの連系運転時においては、交流電力101を分電盤10b側に出力し、一方、パワーコンディショナ61bの自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時においては、自立交流電力102を分電盤10b側に出力する。
制御部613は、パワーコンディショナ61bの各部の動作を制御するものである。また、制御部613は、パワーコンディショナ61bから商用電力系統51への逆潮流を防止すべく、パワーコンディショナ61b内に設けられた逆潮流検知部および連系リレーを制御してもよい。このような逆潮流検知部および連系リレーを設けた場合、制御部613は、逆潮流検知部を用いて、パワーコンディショナ61bから商用電力系統51への交流電力の逆潮流を監視する。連系運転時、逆潮流が検知されると、制御部613は連系リレーを閉状態から開状態に切り替える。この切り替えにより、AC/DCインバータ611と商用電力系統51とが切り離され、逆潮流が防止される。
また、連系リレーを設けた場合、当該連系リレーおよび自立リレー614bは、以下のような切り替え動作を行なう。先ず、連系運転時においては、連系リレーが閉状態、自立リレー614bが開状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61bから連系交流電力が分電盤10bに供給される。
一方、自立運転時においては、連系リレーが開状態、自立リレー614bが閉状態となる。すなわち、パワーコンディショナ61bから自立交流電力102が分電盤10に供給される。連系リレーと自立リレー614bも同時に閉状態にならないように制御される。
電源切り替え部12bは、確認部121bと、第1リレー群122bと、第2リレー群123bと、を備えている。また、短絡部13bは、指示部131bと、短絡リレー132bと、を備えている。
電源切り替え部12bは、停電検知部11bが交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、第1リレー群122bを閉状態から開状態に切り替え、一方、第2リレー群123bを開状態から閉状態に切り替える。この切り替えにより、パワーコンディショナ61bの自立運転時、すなわち、交流電力101の停電時において、自立交流電力102が分電盤10b側に供給されることになる。
指示部131bは、電源切り替え部12bの確認部121bの確認結果を取得する。短絡部13bは、停電検知部11bが交流電力101の停電発生を検知すると、その検知結果に基づき、短絡リレー132bを開状態から閉状態に切り替える。指示部131bは、確認部121bからの、第1リレー群122bは開状態であり、第2リレー群123bは閉状態であるとの確認結果を取得した後、上記切り替え指示を出力する。
短絡部13b内においては、短絡リレー132bが閉状態となり、交流200V単相3線の2つの電力線が短絡すると、自立交流電力102を給電する交流100V単相2線の電力線は、交流200V単相3線の2つの電力線のいずれにも接続されることになる。それゆえ、短絡された交流200V単相3線への、交流100V単相2線からの電力供給が可能となる。交流200V単相3線の中性線は交流100V単相2線のうち、接地(アース)されている電線と接続される。
以上説明したように、配電システム2、分電盤10bおよびパワーコンディショナ61bによれば、交流電力101の停電発生により、パワーコンディショナ61bの運転モードを自立運転に切り替えたとき、パワーコンディショナ61b内において、交流電力101を給電する交流200V単相3線の電力線L1と電力線L2とを短絡させ、短絡された交流200V単相3線にパワーコンディショナ61bの交流100V単相2線からの電力供給を可能とする。
それゆえ、配電システム2およびパワーコンディショナ61bによれば、停電時において安定的な電力供給が可能となる。
(その他の実施の形態)
図示しないが、パワーコンディショナの中に短絡部を備え、分電盤の中に電源切り替え部、逆潮流検出部、遮断器を備える構成であっても良い。すなわち、図1に示す構成において、短絡部13がパワーコンディショナ61の中で、自立リレー614と分電盤10の間に配置される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、商用電力系統と系統連系するパワーコンディショナを備える配電システムに適用できる。
1、2、3 配電システム
10、10a、10b 分電盤
11、11a、11b 停電検知部(停電検知手段)
12、12a、12b 電源切り替え部(電源切り替え手段)
13、13a、13b 短絡部(短絡手段)
18 無停電電源装置(電力供給部)
51 商用電力系統(商用電力)
61、61a、61b パワーコンディショナ

Claims (10)

  1. 交流電力である商用電力の停電を検知する停電検知手段と、
    上記停電検知手段により上記商用電力の停電が検知されると、当該停電の検知結果に基づき、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続する電源切り替え手段と、
    上記停電の検知結果に基づき、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡手段と
    を備えることを特徴とする分電盤。
  2. 上記停電検知手段は、上記商用電力からの給電状態を監視しており、当該給電の停止により上記商用電力の停電を検知することを特徴とする請求項1に記載の分電盤。
  3. 上記停電検知手段は、上記商用電力の停電を検知すると、上記商用電力の停電を表わす停電検知信号を、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の分電盤。
  4. 上記電源切り替え手段は、上記交流単相3線を上記パワーコンディショナと接続するとき、当該接続を表わす接続信号を上記短絡手段に出力することを特徴とする請求項1または2に記載の分電盤。
  5. 交流電力である商用電力の停電を検知する停電検知手段と、
    上記停電検知手段により上記商用電力の停電が検知されると、当該停電の検知結果に基づき、複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、分電盤と接続する電源切り替え手段と、
    上記停電の検知結果に基づき、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡手段と
    を備えることを特徴とするパワーコンディショナ。
  6. 上記停電検知手段は、上記商用電力からの給電状態を監視しており、当該給電の停止により上記商用電力の停電を検知することを特徴とする請求項5に記載のパワーコンディショナ。
  7. 上記停電検知手段は、上記商用電力の停電を検知すると、上記商用電力の停電を表わす停電検知信号を、上記電源切り替え手段および上記短絡手段の各々に出力することを特徴とする請求項5または6に記載のパワーコンディショナ。
  8. 交流電力である商用電力を受電する分電盤と、
    上記商用電力と連系させるべく、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと
    を備え、複数の負荷の各々へ電力を供給する配電システムであって、
    上記分電盤は、上記商用電力の停電時、上記複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、上記パワーコンディショナと接続すると共に、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させることを特徴とする配電システム。
  9. 交流電力である商用電力を受電する分電盤と、
    上記商用電力と連系させるべく、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと
    を備え、複数の負荷の各々へ電力を供給する配電システムであって、
    上記パワーコンディショナは、上記商用電力の停電時、上記複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、上記分電盤と接続し、
    上記分電盤は、上記商用電力の停電時、上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させることを特徴とする配電システム。
  10. 交流電力である商用電力の停電を検知する検知工程と、
    複数の負荷の各々に電力を給電する交流単相3線を、上記商用電力との接続に代えて、直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと接続する接続工程と、
    上記交流単相3線の2つの電力線を短絡させる短絡工程と、
    上記2つの電力線が短絡された交流単相3線を用いて、上記パワーコンディショナから上記複数の負荷の各々に電力を給電する給電工程と
    を含むことを特徴とする配電方法。
JP2012084984A 2012-04-03 2012-04-03 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法 Pending JP2013215060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012084984A JP2013215060A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012084984A JP2013215060A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013215060A true JP2013215060A (ja) 2013-10-17

Family

ID=49588021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012084984A Pending JP2013215060A (ja) 2012-04-03 2012-04-03 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013215060A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014027826A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置、電源切替装置、住宅及び電力変換方法
JP2016178757A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓄電システム
JP2019198204A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム
JP2019198203A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014027826A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置、電源切替装置、住宅及び電力変換方法
JP2016178757A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓄電システム
JP2019198204A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム
JP2019198203A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム
JP2021069278A (ja) * 2018-05-11 2021-04-30 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム
JP6995228B2 (ja) 2018-05-11 2022-01-14 ニチコン株式会社 全負荷対応型分電盤および全負荷対応型分電盤に対応した蓄電システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11316471B2 (en) Manual transfer switch for onsite energy generation and storage systems
USRE43177E1 (en) Apparatus and method for preventing an electrical backfeed
US9711967B1 (en) Off grid backup inverter automatic transfer switch
JP6162835B2 (ja) 配電システム及び電気システム
WO2011001796A1 (ja) 配電システム
EP2912752B1 (en) Ups systems and methods using mode-dependent grounding
US9214832B2 (en) Parallel electric service system and method using meter socket and load center combination
JP5253196B2 (ja) コンセントシステム
CN106030952A (zh) 用于ac和dc电力分配的转换器模块和开关设备组合件
JP5820969B2 (ja) 配電システム
JP2003087978A (ja) 発電装置、分電盤及びそれらを用いた電源供給システム
JP2013215060A (ja) 分電盤、パワーコンディショナ、配電システムおよび配電方法
JP6121949B2 (ja) 太陽光発電向け蓄電システム
JP6599700B2 (ja) 系統連系装置
KR101742600B1 (ko) 무정전 기능을 가진 수배전반
JP2015006044A (ja) 電力供給装置及び電力供給システム
JP2014027856A (ja) 系統連系装置
US20120230072A1 (en) Circuit assembly having a converter part comprising a central control unit
JP2013013174A (ja) 電力供給システム
JP2014168346A (ja) 単相三線式給電システム
JP2018182970A (ja) 電力変換装置及び分散型電源システム
JPH0946912A (ja) 分散形電源装置
AU2015285887B2 (en) Residual current protection device and residual current protection system
CN113394870B (zh) 一种交流直流通用配电板及照明系统控制方法
JP5820970B2 (ja) 配電システム