JP2013214189A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアによる仮想ボタンを用いた入力操作とその他の入力操作とを容易に切り替える。
【解決手段】情報処理装置1は、ユーザのタッチが長押し判定時間が経過するまでに終了した場合、上層の仮想ボタンに割り当てられたコードを入力とし、タッチが長押し判定時間が経過するまで継続した場合、下層のオペレーション画面の処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばタッチパネルを備え、ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体に関する。
タッチパネル表示部を搭載した携帯型情報処理装置が広く利用されている。携帯型情報処理装置は携帯性を重視し小型化されているため、タッチパネル表示部のサイズも小さく制限される。携帯型情報処理装置は、ハードウェアキーを備えておらず、タッチパネル表示部に表示した仮想ボタン(以後、単にボタンとする)にユーザがタッチすることで、入力操作するものが多い。
このような携帯型情報処理装置では、ボタンを表示する領域は、ユーザがボタン操作をするために必要な大きさを確保しておかなければならない。しかし、ボタンを表示する領域を大きくとると、他に表示できる情報が少なくなる。
上記の問題を解決する技術として、例えば特許文献1に記載の技術がある。特許文献1に記載の技術は、待機状態ではタッチパネル表示部でのボタンの表示を行わず、タッチパネル表示部への接触を検出した使用状態では接触領域及び該接触領域の周囲に設定されたボタンを表示するものである。
特開2010−108245号公報(2010年5月13日公開)
しかしながら、特許文献1に記載の技術には下記の問題がある。
上述のように特許文献1に記載の技術は、タッチパネル表示部への接触を検出したとき、接触領域及び該接触領域の周囲に設定されたボタンを表示するものである。そのため、例えばHTMLの検索ページにおいて、検索文字の入力途中に、アクセスしたいリンクが情報表示エリアに表示されたときでも、上記リンクの表示の位置にボタンを表示する領域が重なる場合、上記リンクにはアクセスできない。なぜなら、上記リンクの表示へのタッチは、ボタンへのタッチと見なされ、ボタンへの入力操作が優先されるためである。
従って、特許文献1に記載の技術には、ボタンが表示される領域に表示されている情報に対する操作ができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ソフトウェアによる仮想ボタンを用いた入力操作とその他の入力操作とを容易に切り替えることができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、ソフトウェアによる仮想
ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置において、表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知手段と、上記操作検知手段が検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力手段と、上記操作検知手段が検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知手段が取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーション手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置の制御方法において、表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知ステップと、上記操作検知ステップにて検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力ステップと、上記操作検知ステップにて検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知ステップにて取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーションステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成および方法により、上記情報処理装置は、オペレーション画面の上に重ねて配置された仮想ボタンの領域に対する操作を検知したとき、当該操作が継続する時間を計時し、操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、仮想ボタンに割り当てられたコードを入力とする一方、操作が基準判定時間が経過するまで継続した場合、オペレーション画面の処理を行う。すなわち、ユーザの操作が短い時間で終了した場合(例えば、短押し)には、操作された位置の仮想ボタンをそのまま処理する。一方、ユーザの操作が長い時間継続した場合(例えば、長押し)には、操作された位置の仮想ボタンを処理するのではなく、仮想ボタンの下に重ねて表示されているオペレーション画面の項目への操作と見なして、オペレーション画面の処理を行う。
これにより、情報処理装置は、表示部における位置情報が同じであっても、ユーザの操作が継続する時間によって、上層に表示した仮想ボタンと下層に表示したオペレーション画面の項目とを選択的に操作することができる。
よって、仮想ボタンによる入力操作とそれ以外の入力操作とをユーザが容易に切り替えることができる。特に、ハードウェアキーを備えておらず、タッチパネルのサイズが小さく制限された携帯型情報処理装置には、ユーザが操作し易い大きさの仮想ボタンを表示しても、下層に表示したオペレーション画面を操作できるため好適である。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、上記仮想ボタンは、上記オペレーション画面の上に複数配置されており、上記操作検知手段が上記仮想ボタンの領域に対する操作を検知したとき、当該操作が検知された上記仮想ボタンのみを表示する仮想ボタン表示手段を備えることを特徴としている。
上記の構成により、さらに、仮想ボタンはオペレーション画面の上に複数配置されており、仮想ボタンの領域に対する操作を検知したとき、当該操作が検知された仮想ボタンのみを表示することができる。したがって、操作されていない仮想ボタンを表示しないため、仮想ボタンによって邪魔しないで見せることができるオペレーション画面の領域をできるだけ広く確保できる。よって、ユーザの操作性の低下を抑えることができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置は、1つの上記仮想ボタンには複数の文字コードが割り当てられており、上記仮想ボタン入力手段は、1つの上記仮想ボタンが連続して操作されたことを検知したとき、検知した操作の回数に応じて上記複数の文字コードから特定した1つの文字コードを、上記入力されたコードとして決定することを特徴としている。
上記の構成により、さらに、1つの仮想ボタンに複数の文字コードが割り当て、1つの仮想ボタンが連続して操作された回数に応じて複数の文字コードから1つの文字コードを特定する。
したがって、1つの仮想ボタンによって複数の文字コードを入力することが可能となる。よって、画面に表示すべき仮想ボタンの数が少なくて済むため、仮想ボタンにユーザが操作し易い大きさを確保することが可能となり、また、オペレーション画面の視認性の低下を抑えることができる。さらに、仮想ボタン以外の入力操作と操作の連続性があるため、操作しやすいユーザインターフェイスを実現できる。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記入力装置をコンピュータにて実現させる入力装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る情報処理装置は、表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知手段と、上記操作検知手段が検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力手段と、上記操作検知手段が検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知手段が取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーション手段と、を備える構成である。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知ステップと、上記操作検知ステップにて検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力ステップと、上記操作検知ステップにて検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知ステップにて取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーションステップと、を含む方法である。
よって、仮想ボタンによる入力操作とそれ以外の入力操作とをユーザが容易に切り替えることができるという効果を奏する。特に、ハードウェアキーを備えておらず、タッチパネルのサイズが小さく制限された携帯型情報処理装置には、ユーザが操作し易い大きさの仮想ボタンを表示しても、下層に表示したオペレーション画面を操作できるため好適である。
本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した情報処理装置における、非ボタンモードからボタンモードへ切り替える処理を示すフローチャートである。 図1に示した情報処理装置における、ボタンモードでの動作を示すフローチャートの前半である。 図1に示した情報処理装置における、ボタンモードでの動作を示すフローチャートの後半である。 図1に示した情報処理装置の一動作例を説明する画面例であり、テキストボックスにユーザがタッチした直後の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の一動作例を説明する画面例であり、テキストボックスへのタッチに続けて、ユーザがボタンにタッチした直後の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の一動作例を説明する画面例であり、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンから離れた後、文字確定判定時間が経過した時の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の一動作例を説明する画面例であり、ユーザがボタンにタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過するまでタッチを離さなかった時の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の他の一動作例を説明する画面例であり、編集領域にユーザがタッチした直後の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の他の一動作例を説明する画面例であり、編集領域へのタッチに続けて、ユーザがボタンにタッチした直後の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の他の一動作例を説明する画面例であり、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンから離れた後、文字確定判定時間が経過した時の表示を示す図である。 図1に示した情報処理装置の他の一動作例を説明する画面例であり、ユーザがボタンにタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過するまでタッチを離さなかった時の表示を示す図である。
図1〜図12に基づいて、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔情報処理装置の概要〕
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置1の構成を示す機能ブロック図である。
情報処理装置1は、表示部2に表示されている情報をユーザがタッチパネル4を用いて操作する機能を有する。詳細には、アプリケーションの表示(オペレーション画面)に重畳させて、ソフトウェアによるボタン(仮想ボタン)を表示し、上記アプリケーションの表示に対する操作と、上記ボタンに対する操作とを共に可能な装置である。よって、情報処理装置1としては、これらの操作が可能であれば、任意の装置に適用できる。すなわち
、情報処理装置1は、例えば、携帯電話またはPDA(Personal Digital Assistants)のような携帯型通信装置であってもよいし、カーナビゲーションシステムのような移動乗り物搭載型通信装置であってもよいし、通信機能を備えない装置であってもよい。
情報処理装置1の特徴は、表示上でユーザが操作可能な項目を含む文字または画像の情報(オペレーション画面)の上に、表示上でユーザが操作可能な1または複数のボタンを重ねて表示することができる表示部2と、表示部2上に設けられたタッチパネル4と、非ボタンモードでは表示部2でのボタンの表示を行わず、表示部2が表示するテキストエリアへのタッチを検出したとき、ボタンモードに遷移し、ボタンモードでは、タッチ位置に設定されたボタンを表示するとともに、ボタンへのタッチが長押し判定時間(基準判定時間)の経過するまでに離れた場合、ボタンに割り当てられた文字を入力し、ボタンへのタッチが長押し判定時間を超えて継続した場合、上記ボタンの下層に重ねて表示している情報に該当するオペレーションを実行する制御部8とを備えていることにある。
これにより、情報処理装置1は、ユーザによるタッチパネル4へのタッチが継続する時間によって、上層に表示したボタンと下層に表示した情報とを選択的に操作することができるので、ボタン操作とそれ以外の操作とをユーザが容易に切り替えることができる。
(情報処理装置1の構成)
以下、図1を参照して、情報処理装置1の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、情報処理装置1は、表示部2、表示制御部3、タッチパネル4、タッチパネル制御部(操作検知手段)5、メモリ6、タイマ7、制御部8を備えて構成されている。なお、各構成が有する機能を明示するために、図1では表示部2とタッチパネル4とを分離して示しているが、例えばタッチパネル4を表示部2である液晶ディスプレイの上に重畳して、両者を一体として構成してよい。
(表示部2および表示制御部3)
表示制御部3は、制御部8が出力するコンテンツを表示部2で表示可能な形式にしたがう表示用データに変換する。表示用データとしては、例えばビットマップ形式の画像であってもよいし、他の形式に従う画像、またはその他表示に適したデータ形式であってもよい。なお、表示制御部3は、当該情報を表示用データへ形式変換できるものを含んでいればよく、例えば一般的なディスプレイアダプタでよい。
表示部2は、表示制御部3から入力される表示用データを、表示部2の表示面に表示する装置である。表示部2としては、主に液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)が利用できるが、表示機能を有する装置(特に、フラットパネルディスプレイ)でありさえすればハードウェアの種類は限定されない。例えば、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel;PDP)やEL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、表示制御部3から入力された表示用データに基づいて、当該表示素子を駆動するドライバ回路とを備える装置等で、表示部2を構成できる。
(タッチパネル4およびタッチパネル制御部5)
タッチパネル4は、その入力面に対するユーザの指やペンの接触(正確には、入力面との「接触」だけでなく、「近接」を含んでいてもよい。)を検知する。そして、タッチパネル制御部5は、タッチパネル4が検知したユーザの指やペンの入力面における2次元の座標情報を、接触位置(タッチ位置情報)として制御部8に出力する。なお、タッチパネル4は、ユーザが表示に対して2次元の座標情報が入力可能な入力機器であればよく、情報処理装置1が備える入力機器はタッチパネルに限定されない。
タッチパネル制御部5は、表示部2における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、表示部2における表示上でユーザが操作可能なボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の表示部2における位置情報を取得する。具体的には、タッチパネル制御部5は、タッチパネル4へのタッチの有無と、タッチがあった場合にそのタッチのあった位置とを検知し、タッチ位置情報を制御部8に送信する。タッチ位置情報は、入力面におけるタッチを検出した座標、タッチが有った旨の情報、さらに、タッチが離れた、つまりタッチが終了した旨の情報も含む。
前述したように、タッチパネル4と表示部2とは一体として構成されてよい。すなわち、タッチパネル4は、矩形板状に形成されたガラス等の透明な透過部材からなる入力面を含んで構成され、表示部2が有する表示面を覆うように一体的に形成されてよい。これにより、タッチパネル4の入力面に対するユーザの指の接触位置と、表示部2が当該接触に応じて表示面に表示する図形等の表示位置とが一致するため、ユーザは自然な入力感覚を得ることができる。
(メモリ6)
メモリ6は、情報処理装置1が動作するために必要な情報をあらかじめ格納している。具体的には、メモリ6は、表示設定情報、ボタン設定情報、長押し判定時間、ボタン無効化判定時間、文字確定判定時間を少なくとも格納している。
「表示設定情報」は、制御部8の非ボタンオペレーション部12が表示する画面構成を規定する情報である。すなわち、非ボタンオペレーション部12が処理するアプリケーションによって表示されるコンテンツの画面表示を規定する情報である。表示設定情報は、例えば、テキストエリアやリンク等のユーザが操作可能なオブジェクトの表示部2における位置を規定している。
「ボタン設定情報」は、ボタン処理部20のボタン表示部23が表示するボタンを規定する情報である。すなわち、表示部2のどの位置にどのボタンを表示するかを規定した配置情報と、各ボタンに割り当てられたコードを示すコード情報とを少なくとも含む。ここで、「コード」とは、例えば「文字コード」であるが、ボタンが選択された時に出力可能なデータであれば任意に選択できる。また、1つのボタンに複数のコードが割り当てられる場合、上記複数のコードには、ボタンがタッチされた回数に応じて択一的に選択できるように、優先順位が付与されている。また、ボタンとして表示する画像が、ボタンが選択された時に出力するコードとが異なる場合には、ボタン設定情報が当該画像をさらに含んでいてもよい。本実施の形態では、1つのボタンには複数の文字コードが割り当てられているものとする。
「長押し判定時間」は、ボタン処理部20のボタン表示部23が表示部2に表示しているボタンの位置に一定時間以上継続してタッチがある場合に、上記ボタンを非表示化するために設定されている。「長押し判定時間」は、例えば、3秒に設定してもよい。
「ボタン無効化判定時間」は、ボタン処理部20のボタン表示部23が表示部2に表示しているボタンの位置にタッチがないまま一定時間が経過した場合に、上記ボタンを非表示化するために設定されている。「ボタン無効化判定時間」は、例えば、5秒に設定してもよい。
「文字確定判定時間」は、ボタンへのタッチが離れた後で、仮確定文字を確定文字に確定するために設定されている。「文字確定判定時間」は、「ボタン無効化判定時間」よりも短い時間に設定され、例えば、3秒に設定してもよい。
(タイマ7)
タイマは、現在時刻を制御部8に通知する。これにより、制御部8は、タッチパネル制御部5から取得する上記タッチ位置情報を用いて、いつ、どこに、タッチが有り、タッチが移動し、タッチが離れたかを検知することができる。
(制御部8)
制御部8は、オペレーション部10とボタン処理部20とを含む。なお、制御部8の各機能部は、CPU(central processing unit)等が、ROM(read only memory)、NVRAM(non-volatile random access memory)等で実現された記憶装置に記憶されているプログラムをRAM(random access memory)等に読み出して実行することで実現できる。
まず、オペレーション部10は、ボタン有効化部11、非ボタンオペレーション部(非仮想ボタンオペレーション手段)12、ボタンオペレーション部13を含む。また、オペレーション部10は、タッチパネル制御部5からタッチ位置情報を取得し、メモリ6から表示設定情報、ボタン設定情報、長押し判定時間、ボタン無効化判定時間、文字確定判定時間を取得する。
ボタン有効化部11は、表示設定情報とタッチ位置情報とから、タッチ位置が表示部2で表示しているテキストエリア内にあるかを判定する。テキストエリア内にタッチが有ると判定した場合、ボタン有効化部11はボタン処理有効化信号をボタン処理部20に送る。これにより、制御部8はボタンモードに遷移する。
非ボタンオペレーション部12は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報に基づいて、アプリケーションの処理を実行する。具体的には、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置とメモリ6から取得する表示設定情報とに基づき、タッチ位置に表示されている、ボタン以外の操作可能なオブジェクトを検知する。そして、検知したオブジェクトのオペレーションを実行し、実行結果を表示制御部3を介して表示部2に表示する。
非ボタンオペレーション部12は、特に、タッチパネル制御部5が検知した操作が長押し判定時間が経過するまで継続した場合、タッチパネル制御部5が取得した位置情報に基づいて、オペレーション画面の処理を行う。具体的には、非ボタンオペレーション部12は、ボタン無効化部21からボタン処理無効化通知信号を受信すると、表示部2でボタンの下層に表示されているアプリケーションの処理を実行する。なお、非ボタンオペレーション部12は、上記実行結果の表示制御部3への通知の前の時点で、ボタン処理部20のボタン表示部23によって表示部2に表示されているボタンを非表示化するよう、表示制御部3に指示してもよい。
ボタンオペレーション部13は、ボタン処理部20のボタン文字選択入力部22が表示したボタンを介して入力された仮確定文字または確定文字を受信し、これらを処理する。このとき、ボタンオペレーション部13は、仮確定文字または確定文字とともに、その表示位置を、表示制御部3に通知する。表示制御部3は、ボタンオペレーション部13から取得する、上記の文字と表示位置の情報に基づいて、表示部2での表示を行う。
(ボタン処理部20)
ボタン処理部20は、ボタンの表示と非表示の制御、および、ボタンへのタッチに応じた文字の表示部2への表示を行う。ボタン処理部20は、オペレーション部10のボタン有効化部11からのボタン処理有効化信号を受信することで非ボタンモードからボタンモードに遷移する。ボタン処理部20は、ボタンモードの状態で、ユーザがタッチパネル4
にタッチすると、タッチパネル制御部5からタッチ位置情報を取得し、タイマ7から時刻を取得する。また、ボタン処理部20は、ボタン無効化部21、ボタン文字選択入力部(仮想ボタン入力手段)22、ボタン表示部(仮想ボタン表示手段)23を含む。
ボタン文字選択入力部22は、タッチパネル制御部5から取得したタッチ位置にボタンが配置されている場合、ボタンに割り当てられている文字をボタン表示部23に通知し、表示部2に表示させる。このとき、ボタン表示部23は、タッチパネル制御部5がボタンの領域に対するタッチを検知したボタンのみを表示する。
また、ボタン文字選択入力部22は、タッチの様相に応じて、仮確定文字または確定文字をボタンオペレーション部13に通知する。また、ボタン文字選択入力部22は、タッチパネル制御部5が検知したタッチが長押し判定時間が経過するまでに終了した場合、ボタンに割り当てられた文字コードを入力として決定する。さらに、ボタン文字選択入力部22は、1つの仮想ボタンが連続して操作されたことを検知したとき、検知した操作の回数に応じて複数の文字コードから特定した1つの文字コードを入力として決定する。
具体的には、ボタン文字選択入力部22はまず、タッチ位置情報と、メモリ6から取得したボタン設定情報とを比較し、タッチ位置が表示部2で表示するボタンの領域内にあるかを判定する。ボタンの領域内にタッチ位置が有ると判定した場合、ボタン文字選択入力部22はさらに、上記タッチ位置情報と、タイマ7から取得する時刻とからタッチの様相を検知し、タッチの様相に応じた文字をボタンオペレーション部13とボタン表示部23とに通知する。タッチの様相に応じた文字の表示について、以下に詳細を説明する。
まず、ボタン文字選択入力部22は、例えば「ら」行のボタンが表示される位置に1回タッチが有ったことを検知すると、ボタン表示部23に「ら」のボタンを表示するよう通知する。そして、ボタン文字選択入力部22は、「ら」行のボタンへのタッチが短い期間で離れたことを検知すると、ボタンオペレーション部13に「ら」を仮確定文字として通知する。その後、タッチが離れてから文字確定判定時間が経過するまでタッチを検知しなかった場合、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に「ら」を確定文字として通知する。
一方、上記1回目のタッチが離れた直後に、同じ「ら」行のボタン位置に、2回目のタッチが有ったのを検知した場合、ボタン文字選択入力部22はボタン表示部23に、「り」、または「ら」行の先頭文字である「ら」を通知する。さらに、上記2回目のタッチが離れたことを検知すると、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に仮確定文字として「り」を通知する。同様に、短い間隔で「ら」行のボタンに3回のタッチがあり、3回目のタッチが離れたのを検知した場合には「る」を、4回であれば「れ」をそれぞれ仮確定文字として通知する。タッチが離れてから文字確定判定時間が経過したら、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に最後に通知した仮確定文字を確定文字として通知する。
なお、1回目のタッチが離れずにタッチ位置だけが移動したのを検知した場合、ボタン文字選択入力部22は、移動後のタッチ位置がボタンが配置されている領域内にあるかを判定し、ボタンの領域内である場合、タッチ位置に該当するボタンに割り当てられている文字をボタン表示部23に伝える。そして、その位置で短い期間でタッチが離れた場合、その文字を仮確定文字として表示するよう通知する。例えば、タッチ位置が最初は「ら」行のボタンの位置であったが、タッチが離れずに「は」行のボタンに移動したのを検知した場合、タッチの移動に伴い、ボタンの表示を「ら」から「は」に変更する。そして、「は」のボタンにタッチが移動してから短い時間でタッチが離れた場合、テキストエリアに「は」を仮確定文字として表示させる。その後、タッチが離れてから文字確定判定時間が
経過すると、「は」を確定文字として表示する点は上述の通りである。
なお、タッチ位置がボタンの配置されていない位置であった場合、ボタン処理部20は上記処理は行わず、非ボタンオペレーション部12が非ボタンオペレーションを実行する。非ボタンオペレーションを実行する際、非ボタンオペレーションの実行前にテキストエリア内に仮確定文字を表示していた場合、非ボタンオペレーションの実行前に、仮確定文字を確定文字に変更するようにしてもよいし、仮確定文字をキャンセルするようにしてもよい。
ボタン無効化部21は、表示部2で表示しているボタンへのタッチが長押し判定時間を超過して継続したのを検知した場合、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信する。また、ボタン無効化部21は、ボタンへのタッチが離れてからボタン無効化判定時間が経過したのを検知した場合も、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信する。なお、ボタン無効化部21は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報と、タイマ7から取得する時刻情報とによって、タッチの開始時点および開始位置、タッチの終了時点および終了位置、タッチの移動を検知することができる。
具体的には、ボタン無効化部21は、タッチ位置情報とボタン設定情報とを比較し、タッチ位置が表示部2で表示するボタンの領域内にあるかを判定する。そして、タッチ位置がボタンの領域内であると判定した場合、ボタン無効化部21は、ボタンへのタッチがあった時点をタイマ7から取得し、タッチ継続時間(T1)の計時を開始する。そして、ボタン無効化部21は、タッチが離れず移動もしないまま、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えた場合、非ボタンオペレーション部12にボタン無効化通知信号を送信する。
また、ボタン無効化部21は、タッチが開始された時点と同様に、ボタンへのタッチが離れた時点を取得し、タッチが終了した時点をタイマ7から取得し、タッチ終了後時間(T2)の計時を開始する。そして、ボタン無効化部21は、タッチパネル4へのタッチがないまま、ボタン無効化判定時間が経過したかを判定する。ボタン無効化部21は、タッチ終了後時間(T2)がボタン無効化判定時間を超えた場合、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信する。なお、ボタン無効化判定時間が経過する前にタッチパネル4へのタッチを検知した場合、上記タッチ終了時点はキャンセルされる。
(処理の詳細)
以下、図2〜4のフローチャートを参照しながら、情報処理装置1の具体的な動作の一例について説明する。
(ボタンモードと非ボタンモードと切り替え)
図2は、情報処理装置1における、非ボタンモードからボタンモードへ切り替える処理を示すフローチャートである。
まず、ボタン有効化部11は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報に基づき、タッチパネル4へのタッチを判定する(S1)。タッチパネル4へのタッチが有ったと判定すると(S1でYES)、ボタン有効化部11はさらに、上記タッチ位置情報に基づき、タッチが表示部2に表示しているテキストエリア(図5の例ではテキストボックスd11)内へのタッチであったかを判定する(S2)。そして、タッチがテキストエリア内へのタッチであると判定した場合(S2でYES)、ボタン有効化部11はボタン処理有効化信号をボタン処理部20に送る。ボタン処理有効化信号を受け取ることでボタン処理部20は非ボタンモードからボタンモードへ遷移する(S3)。一方、タッチがテキ
ストエリア外へのタッチであると判定した場合(S2でNO)、ボタン有効化部11はボタン処理有効化信号を送信しない。したがって、情報処理装置1は非ボタンモードのままである(S4)。
なお、非ボタンモードでは、ボタンモードにおいてボタンが表示される領域がタッチされても、表示部2にボタンは表示されず、それゆえボタンに割り当てられている機能も動作しない。そして、アプリケーションの表示内に、タッチ位置に操作可能なオブジェクトが配置(表示)されている場合、非ボタンオペレーション部12がオブジェクトに割り当てられている処理を実行する。
逆に、ボタンモードでは、ボタンが配置されている領域がタッチされると、ボタン表示部23がボタンを表示部2に表示する。ボタンモード中のタッチによって、情報処理装置1がどのように動作するかについては、以下に詳細に説明する。
(ボタンモードでの処理)
図3、図4は、ボタンモードにおける、情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。図3と図4は、フローチャートの中の結合子1、2、3、4において結合されて、一連の処理の流れを示す。
図3に示すように、ボタンモードに遷移すると、まず、ボタン文字選択入力部22が、タッチパネル制御部5から取得したタッチ位置情報から、タッチを検知する(S5(操作検知ステップ)でYES)。そして、ボタン文字選択入力部22は、メモリ6に格納されているボタン設定情報と、タッチパネル制御部5から取得したタッチ位置情報とから、タッチ位置がボタンの配置されている領域内か否かを判定する(S6)。
さらに、ボタン文字選択入力部22が、タッチ位置がボタンの配置されていない領域であると判定した場合(S6でNO)、オペレーション部10が、タッチ位置がテキストエリア内にあるかを判定する(S24)。そして、タッチ位置がテキストエリア内にあると判定した場合(S24でYES)、非ボタンオペレーション部12が、タッチパネル制御部5からタッチ位置情報を取得し、テキストエリア内の編集処理を行う。その後、タッチの検知処理に戻る(S5)。なお、上記編集処理は、例えば、カーソル移動や、文字のコピーおよびペーストに関する処理である。一方、タッチ位置がテキストエリア内にないと判定した場合(S24でNO)、ボタン無効化部21が、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信して、ボタンモードから非ボタンモードへ遷移する(S26)。
つづいて、ステップS6においてボタン文字選択入力部22が、タッチ位置がボタンの配置されている領域であると判定した場合(S6でYES)、ボタン文字選択入力部22は、タッチ位置に配置されているボタンに割り当てられている文字を示すボタン文字情報をボタン表示部23に通知する。そして、ボタン表示部23は、ボタン文字情報に指定されている文字を、表示制御部3を介して、タッチ位置に配置されたボタンとして表示部2に表示する(S7)。
このとき、ボタン無効化部21は、タイマ7を用いて、上記タッチが開始された時点からの経過時間であるタッチ継続時間(T1)の計時を開始する(S8)。そして、ボタン文字選択入力部22が、タッチ開始後に、タッチ位置の変化を検知した場合(S9でYES)、ステップS6に戻り、変化後のタッチ位置がボタンの領域であれば、ボタンを表示して、タッチ継続時間(T1)の計時をやり直す。また、ボタン文字選択入力部22が、タッチ開始後に、タッチ位置が変化せず、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えるまでに、タッチが離れたことを検知した場合(S9でNO、かつ、S10でYES)、すなわち、ユーザによってボタンが短押しされた場合、ステップS11以降の処理へ進
む(図4)。
これに対して、ボタン文字選択入力部22が、タッチ開始後に、タッチ位置が変化せず、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えたことを検知した場合(S9でNO、かつ、S21でYES)、すなわち、ユーザによってボタンが長押しされた場合、ボタン無効化部21が、ボタン処理無効化通知信号を非ボタンオペレーション部12に送信する。そして、上記ボタン処理無効化通知信号を受信した非ボタンオペレーション部12は、表示部2で表示しているボタンを非表示化するよう表示制御部3に指示する(S22)。
このとき、非ボタンオペレーション部12は、タッチパネル制御部5からタッチ位置情報を取得し、テキストエリア内の編集処理を行う(S23;非仮想ボタンオペレーションステップ)。すなわち、ボタンの位置に対するタッチを下層のレイヤであるテキストエリアが受け取って処理する。その後、ボタンモードから非ボタンモードへ遷移して、タッチの検知処理に戻る(S1)。
続いて、図4を参照して、ボタンモードにおける文字入力処理について詳細に説明する。
上記のように、ボタン文字選択入力部22が、タッチ開始後に、タッチ位置が変化せず、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えるまでに、タッチが離れたことを検知した場合(S9でNO、かつ、S10でYES)、すなわち、ユーザによってボタンが短押しされた場合、タッチ位置に配置されているボタンに割り当てられた文字を仮確定文字としてボタンオペレーション部13に通知する。そして、ボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、上記仮確定文字を表示部2に表示する(S11;仮想ボタン入力ステップ)。
このとき、ボタン文字選択入力部22は、タイマ7を用いて、上記タッチが終了した時点からの経過時間であるタッチ終了後時間(T2)の計時を開始する(S12)。
そして、ボタン文字選択入力部22が、タッチ終了後時間(T2)が文字確定判定時間を経過後、ボタン無効化判定時間を超えるまでに、次のタッチを検知した場合(S13(操作検知ステップ)でYES)、ボタン文字選択入力部22は、新たなタッチ位置が、前回のタッチ位置に配置されていたボタンの領域内であるか否かを判定する(S14)。そして、新たなタッチ位置が、前回のタッチ位置に配置されていたボタンの領域内である場合(S14でYES)、ボタン無効化部21は、タイマ7を用いて、上記タッチが開始された時点からの経過時間であるタッチ継続時間(T1)の計時を開始する(S15)。
次に、ボタン文字選択入力部22は、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えるまでに、タッチが離れたことを検知した場合(S16でYES)、ステップS11に戻って、ボタンに割り当てられている次の文字を特定し、ボタンオペレーション部13に新たな仮確定文字として通知する。そして、ボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、新たな仮確定文字を、前回のタッチによって決定された仮確定文字に代えて表示部2に表示する(S11)。
ここで、ボタンとして、図6に示すように、「あ」「か」・・・「わ」という50音の各行の先頭文字を示すボタンと、「*」と「♯」のボタンとから成る3×4のキーボードを構成する計12個のボタンを表示するものとする。そして、例えば、「あ」行のボタンには、「あ」「い」「う」「え」「お」の各文字がこの順に割り当てられているものとする。この場合、「あ」行のボタンがタッチされ、「あ」が仮確定文字であるときに、再度「あ」行のボタンがタッチされると、「あ」に代えて「い」を仮確定文字とする。これに
より、複数の文字から1つの文字をタッチの回数に応じて選択可能に、1つのボタンに複数の文字を割り当てることができる。
一方、ボタン文字選択入力部22が、タッチ開始後に、タッチ位置が変化せず、タッチ継続時間(T1)が長押し判定時間を超えたことを検知した場合(S16でNO)、すなわち、ユーザによってボタンが長押しされた場合、ステップS22〜S23へ移行して、ボタン無効化部21が、ボタンを非表示化し、さらに、ボタンの位置に対するタッチを下層のレイヤであるテキストエリアが受け取って処理する。なお、ステップS22〜S23へ移行する前に、ステップS20と同様の処理により、前回のタッチによって決定された仮確定文字を確定文字として確定させてもよい(S17)。
一方、新たなタッチ位置が、前回のタッチ位置に配置されていたボタンの領域内でない場合(S14でNO)、ステップS6へ戻る。すなわち、前回のタッチによって決定された仮確定文字はキャンセルされる。これにより、ユーザは、ボタンから指を離してすぐに(文字確定判定時間を超えるまでに)、他のボタンにタッチすれば、前回のタッチ操作がキャンセルされるので、間違ってボタンにタッチした場合でも操作を容易に取り消すことができる。
また、ボタン文字選択入力部22が、タッチ終了後時間(T2)が文字確定判定時間を超えるまでに、次のタッチを検知しなかった場合(S13でNO、かつ、S18でYES)、すなわち、ユーザが文字確定判定時間の経過するまでボタンから指を離したままにした場合、表示部2で表示しているボタンを非表示化するよう表示制御部3に指示する(S19)。これと同時に、ボタンオペレーション部13は、表示部2のテキストエリアに仮確定文字として表示していた文字を、確定文字として上記テキストエリアに表示するよう、表示制御部3に指示する(S20)。その後、ステップS5に戻り、ボタンモードにおいて、ボタン文字選択入力部22がタッチの検出を待機する。なお、非ボタンオペレーション部12は、ボタンオペレーション部13によって確定された確定文字をテキストエリアに取得すると直ちにテキストエリアの処理を実行してもよいし、ボタンモードに遷移した後で処理してもよい。
〔実施例1〕
図5〜図8を参照して、情報処理装置1の一実施例として、テキストエリアとしてのテキストボックスd11を含むWeb検索ページでの動作を説明する。
図5は、テキストボックスd11にユーザがタッチした直後の表示(オペレーション画面)を示す図である。図6は、テキストボックスd11へのタッチに続けて、ユーザがボタンd12にタッチした直後の表示を示す図である。図7は、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd12から離れた後、文字確定判定時間が経過した時の表示を示す図である。図8は、ユーザがボタンd12にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過するまでタッチを離さなかった時の表示を示す図である。なお、図6、図7中の輪郭を破線で示したボタンは、画面上に配置されているが、表示されていないことを示す。
まず、図5に示すように、ユーザがテキストボックスd11にタッチすると、オペレーション部10は、メモリ6から取得する画面構成を規定した表示設定情報と、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報とにより、テキストボックスd11へのタッチを検知する。そして、ボタンオペレーション部13は、タッチされたテキストボックスd11にカーソルを当てた表示を行うように表示制御部3に指示する。上記指示に基づき、表示部2は、テキストボックスd11にカーソルが当たっている画面(図5)を表示する。
また、オペレーション部10がテキストボックスd11へのタッチを検知したとき、ボタン有効化部11は、ボタン処理有効化信号をボタン処理部20に送信する。そして、ボタン処理有効化信号を受信したボタン処理部20は、非ボタンモードからボタンモードに遷移し、ボタンへのタッチを待つ。
図5では、テキストボックスd11の「あい」に続く位置へのタッチを検出し、「あい」の後ろにカーソルを当てて、その位置への文字入力を待っている状態を示している。
次に、図6に示すように、ボタン文字選択入力部22は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報と、メモリ6から取得するボタンの位置を規定したボタン設定情報とから、タッチ位置に設定されているボタンd12を特定する。そして、ボタン表示部23が、ボタン文字選択入力部22によって特定されたボタンd12を表示制御部3を介して、表示部2の該当する位置に表示する。
図6では、ユーザの指がボタンd12が配置されている位置をタッチしている状態を示している。ボタン文字選択入力部22は、ユーザがボタンd12(「ら」行のボタン)が表示される位置にタッチしたとき、ボタン表示部23に「ら」を通知する。そして、ボタン表示部23は、ボタン文字選択入力部22から取得する通知に基づき、表示制御部3を介して、表示部2の該当する位置に「ら」のボタンを表示する。これと同時に、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に「ら」を仮確定文字として通知する。この通知を受けてボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、仮確定文字を表示する位置、つまりテキストボックスd11のカーソルが当たっている位置に、「ら」を仮確定文字d13として表示する。
なお、図6では「ら」行以外のボタンも半透過状態で表示しているが、「ら」行以外のボタンは表示しないことも可能である。また、例えば、「ら」行のボタンへのタッチを2回連続して検知した場合に、当該ボタンを「ら」として表示してもよいし、「り」と表示してもよいことは、前述の通りである。
図7では、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd12から離れ、文字確定判定時間が経過した状態を示している。ボタン文字選択入力部22は、「ら」のボタンd12へのタッチ(ここでは1回とする)が、長押し判定時間の経過前に離れ、かつ、文字確定判定時間が経過したのを検知すると、ボタン表示部23を介して、「ら」のボタンd12を消去する。これと同時に、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に「ら」を確定文字として通知する。この通知を受けてボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、確定文字を表示する位置、つまりテキストボックスd11のカーソルが当たっている位置に、「ら」を確定文字d14として表示する。すなわち、テキストボックスd11に、「ら」の仮確定文字d13(図6)に代えて、「ら」の確定文字d14を表示する。なお、文字確定判定時間が経過後、さらにタッチを検出しないままボタン無効化判定時間が経過すると、非ボタンモードに遷移する。
図7では、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd12から離れ、文字確定判定時間が経過したのを検知し、「ら」を確定文字d14として、テキストボックスd11のカーソルが当たっていた位置、すなわち「あい」の後ろに表示している状態を示している。なお、ボタンオペレーション部13は、「ら」が確定文字d14として、テキストボックスd11に入力された時点で検索を実行してもよい。
一方、図8では、ユーザがボタンd12にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過した状態を示している。ボタン文字選択入力部22が、「ら」のボタンd12へのタッチが移動も離れもしないまま、長押し判定時間が経過したのを検知し
た場合、ボタン表示部23を介して、「ら」のボタンd12を消去する。これと同時に、ボタン無効化部21が、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信する。そして、ボタン処理無効化通知信号を受信した非ボタンオペレーション部12は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報に基づいて、ボタンd12の下層レイヤに規定されていた表示設定情報に従って処理を実行し、表示制御部3を介して、画面表示を行う。
図8では、ユーザがボタンd12にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過したとき、ボタンd12を非表示にするとともに、ボタンd12の下層レイヤに表示されていたリンク(ユーザが操作可能な項目)d15へのタッチを検出した状態を示している。この後、非ボタンオペレーション部12は、リンクd15を処理し、その結果を表示部2に表示する。
〔実施例2〕
図9〜図12を参照して、情報処理装置1の他の実施例として、テキストエリアとしてのテキスト入力アプリの編集領域d21での動作を説明する。
図9は、編集領域d21にユーザがタッチした直後の表示(オペレーション画面)を示す図である。図10は、編集領域d21へのタッチに続けて、ユーザがボタンd22にタッチした直後の表示を示す図である。図11は、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd22から離れた後、文字確定判定時間が経過した時の表示を示す図である。図12は、ユーザがボタンd22にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過するまでタッチを離さなかった時の表示を示す図である。なお、図10、図11中の輪郭を破線で示したボタンは、画面上に配置されているが、表示されていないことを示す。
まず、図9に示すように、ユーザが編集領域d21にタッチすると、ボタンオペレーション部13は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報に基づき、編集領域d21のタッチされた位置にカーソルを当てた表示を行うように表示制御部3に指示する。上記指示に基づき、表示部2は、編集領域d21の指定された位置にカーソルが当たっている画面(図9)を表示する。
また、オペレーション部10が編集領域d21へのタッチを検知したとき、ボタン有効化部11は、ボタン処理有効化信号をボタン処理部20に送信する。そして、ボタン処理有効化信号を受信したボタン処理部20は、非ボタンモードからボタンモードに遷移し、ボタンへのタッチを待つ。
図9では、編集領域d21の3行目の「雨であ」に続く位置へのタッチを検出し、「雨であ」の後ろにカーソルを当てて、その位置への文字入力を待っている状態を示している。
次に、図10に示すように、ボタン文字選択入力部22は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報と、ボタンの位置を規定したボタン設定情報とから、タッチ位置に設定されているボタンd22を特定する。そして、ボタン表示部23が、ボタン文字選択入力部22によって特定されたボタンd22を表示制御部3を介して、表示部2の該当する位置に表示する。
図10では、ユーザの指がボタンd22が配置されている位置をタッチしている状態を示している。ボタン文字選択入力部22は、ユーザがボタンd22(「た」行のボタン)が表示される位置にタッチしたとき、ボタン表示部23に「た」を通知する。そして、ボ
タン表示部23は、ボタン文字選択入力部22から取得する通知に基づき、表示制御部3を介して、表示部2の該当する位置に「た」のボタンを表示する。これと同時に、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に「た」を仮確定文字として通知する。この通知を受けてボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、仮確定文字を表示する位置、つまり編集領域d21のカーソルが当たっている位置に、「た」を仮確定文字d23として表示する。
なお、図10では「た」行以外のボタンも半透過状態で表示しているが、「た」行以外のボタンは表示しないことも可能である。また、例えば、「た」行のボタンへのタッチを3回連続して検知した場合に、当該ボタンを「た」として表示してもよいし、「つ」と表示してもよいことは、前述の通りである。
図11では、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd22から離れ、文字確定判定時間が経過した状態を示している。ボタン文字選択入力部22は、「た」のボタンd22へのタッチ(ここでは1回とする)が、長押し判定時間の経過前に離れ、かつ、文字確定判定時間が経過したのを検知すると、ボタン表示部23を介して、「た」のボタンd22を消去する。これと同時に、ボタン文字選択入力部22は、ボタンオペレーション部13に「た」を確定文字として通知する。この通知を受けてボタンオペレーション部13は、表示制御部3を介して、確定文字を表示する位置、つまり編集領域d21のカーソルが当たっている位置に、「た」を確定文字d24として表示する。すなわち、編集領域d21に、「た」の仮確定文字d23(図10)に代えて、「た」の確定文字d24を表示する。なお、文字確定判定時間が経過後、さらにタッチを検出しないままボタン無効化判定時間が経過すると、非ボタンモードに遷移する。
図11では、長押し判定時間が経過する前にユーザの指がボタンd22から離れ、文字確定判定時間が経過したのを検知し、「た」を確定文字d24として、編集領域d21のカーソルが当たっていた位置、すなわち「雨であ」の後ろに表示している状態を示している。
一方、図12では、ユーザがボタンd22にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過した状態を示している。ボタン文字選択入力部22が、「た」のボタンd12へのタッチが移動も離れもしないまま、長押し判定時間が経過したのを検知した場合、ボタン表示部23を介して、「た」のボタンd22を消去する。これと同時に、ボタン無効化部21が、非ボタンオペレーション部12にボタン処理無効化通知信号を送信する。そして、ボタン処理無効化通知信号を受信した非ボタンオペレーション部12は、タッチパネル制御部5から取得するタッチ位置情報に基づいて、ボタンd22の下層レイヤである編集領域d21の処理を実行し、表示制御部3を介して、画面表示を行う。
図12では、ユーザがボタンd22にタッチしてから、タッチ位置を変化させず、長押し判定時間が経過したとき、ボタンd22を非表示にするとともに、ボタンd22の下層レイヤに表示されていた編集領域d21へのタッチを検出し、その位置へカーソル(ユーザが操作可能な項目)d25を移動させた状態を示している。
(まとめ)
以上のように、情報処理装置1によれば、ユーザによるタッチパネル4へのタッチが継続する時間によって、上層に表示したボタンと下層に表示した情報とを選択的に操作することができるので、ボタン操作とそれ以外の操作とをユーザが容易に切り替えることができる。したがって、ハードウェアキーを備えておらず、タッチパネルのサイズが小さく制限された携帯型情報処理装置において、ユーザが操作し易い大きさのボタンを表示しても、下層に表示した情報を操作できる。
〔実施の形態に含まれる構成(技術的手段)の組み合わせについて〕
上述した実施の形態に含まれる構成は、適宜組み合わせられることに注意する。すなわち、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、情報処理装置1の各ブロック、特に制御部8の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報処理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、情報処理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、情報処理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
このように、本明細書においては、手段とは必ずしも物理的手段を意味せず、各手段の機能がソフトウェアによって実現される場合も含む。また、1つの手段の機能が2つ以上の物理的手段により実現されてもよいし、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段により実現されてもよい。
本発明は、ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置におい
て、仮想ボタンによる入力操作とその他の入力操作とを容易に切り替えることができるため、例えば、タッチパネルのディスプレイを搭載したスマートフォン端末やタブレット端末に広く適用可能である。
1 情報処理装置
2 表示部
5 タッチパネル制御部(操作検知手段)
12 非ボタンオペレーション部(非仮想ボタンオペレーション手段)
22 ボタン文字選択入力部(仮想ボタン入力手段)
23 ボタン表示部(仮想ボタン表示手段)
d12、d22 ボタン(仮想ボタン)
S5、S13 操作検知ステップ
S11 仮想ボタン入力ステップ
S23 非仮想ボタンオペレーションステップ

Claims (6)

  1. ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置において、
    表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知手段と、
    上記操作検知手段が検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力手段と、
    上記操作検知手段が検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知手段が取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーション手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記仮想ボタンは、上記オペレーション画面の上に複数配置されており、
    上記操作検知手段が上記仮想ボタンの領域に対する操作を検知したとき、当該操作が検知された上記仮想ボタンのみを表示する仮想ボタン表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 1つの上記仮想ボタンには複数の文字コードが割り当てられており、
    上記仮想ボタン入力手段は、1つの上記仮想ボタンが連続して操作されたことを検知したとき、検知した操作の回数に応じて上記複数の文字コードから特定した1つの文字コードを、上記入力されたコードとして決定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置の制御方法において、
    表示部における表示上でユーザが操作可能な項目を含むオペレーション画面の上に重ねて配置された、上記表示部における表示上でユーザが操作可能な仮想ボタンの領域に対する操作を検知し、当該操作の上記表示部における位置情報を取得する操作検知ステップと、
    上記操作検知ステップにて検知した操作が基準判定時間が経過するまでに終了した場合、上記仮想ボタンに割り当てられたコードを入力として決定する仮想ボタン入力ステップと、
    上記操作検知ステップにて検知した操作が上記基準判定時間が経過するまで継続した場合、上記操作検知ステップにて取得した位置情報に基づいて、上記オペレーション画面の処理を行う非仮想ボタンオペレーションステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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