JP2013212526A - 金型温度監視装置及びその監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性と金型表面の正確な温度監視とを両立することができる金型温度監視装置及びその監視方法を提供する。
【解決手段】赤外線カメラ8によって撮像した画像に基づいて型表面3b,4bの温度を監視する金型温度監視装置1において、離型剤を型表面3b,4bに塗布する離型剤塗布ユニット7と、離型剤塗布ユニット7と赤外線カメラ8とが装着される可動ヘッド部6を第2リンクアーム5c先端に回動自在に装備したロボットアーム5と、制御手段9とを備え、赤外線カメラ8を、その撮像方向が離型剤塗布ユニット7の離型剤の塗布方向と異なる方向になるように可動ヘッド部6に装着し、制御手段9が、金型2を型開状態にして成形品取出し後において離型剤の塗布後に赤外線カメラ8が型表面3b,4bに対向するように可動ヘッド部6の向きを変更して赤外線カメラ8により型表面3b,4bを撮像する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、金型温度監視装置及びその監視方法に関し、特に離型剤の塗布前または塗布後に連続して成形用金型の型表面温度の撮像画像を取得することができる金型温度監視装置及びその監視方法に関する。
従来より、耐食性に優れ軽量化を図ることができるアルミニウムを主原料としたアルミ合金等の軽合金鋳物が多くの構造物に使用されている。特に、自動車の分野では、軽量化による燃費改善を狙いとして、シリンダブロックやミッションケース等の大型部品から各種小型部品に到るまで適用箇所の拡大傾向が顕著であり、これに伴って軽合金鋳物の生産性の向上が一層求められている。
軽合金鋳物の製造方法として、開閉式の成形用金型によるダイキャスト鋳造が用いられている。このダイキャスト鋳造は、可動型を固定型に当接させてキャビィティを形成した型締状態において溶融金属を高圧で射出し、溶融金属の凝固後、可動型を固定型から離隔させた型開状態において可動型に付着している成形品をエジェクタ装置やロボットアーム等によって取外す作業を行い、金型表面に対してエアブローや離型剤塗布を行う一連の工程を1サイクルとしている。この鋳造サイクルは所定の作業時間、例えば2分程度のタクトで繰り返し実行される。
このようなダイキャスト鋳造では、鋳造対象である成形品の形状によって、冷却速度の遅い厚肉部と冷却速度の速い薄肉部との間に温度分布の不均一が発生し、冷却速度のばらつきに起因した内部応力が成形品内部に局所的に蓄積された結果、成形品の鋳造欠陥や不具合を招く虞がある。また、冷却速度のばらつきは、キャビティを形成する金型の内部にも内部応力の蓄積を生じさせるため、金型寿命に影響を与える虞もある。それ故、金型内部に水等の冷却媒体を循環させる冷却水通路を形成し、強制冷却による冷却速度の均等化によって、成形品組織の安定化と鋳造欠陥の発生防止等を行っている。
通常、金型に設けられた冷却系装置の状態は、冷却水通路を循環する冷却媒体の流量変化や温度変化等を監視することで管理されている。
しかし、冷却媒体の温度変化は金型全体の平均温度の温度変化を反映するものの、成形品の局所的な部位毎の温度変化を反映するものではない。しかも、成形品の冷却状態は外気温等の環境要因からも影響を受けるため、冷却媒体の温度によって成形品の部位毎の温度を精度良く把握することは容易ではない。
特許文献1のダイカストマシーン監視装置には、固定型と可動型とを備えたダイカストマシーン本体と、ダイカストマシーン本体近傍に設置され且つ成形品が取出された状態の型やその周辺を撮像するテレビジョンカメラと、離型剤を型表面に塗布する離型剤塗布装置と、所定のタイミングの期間に限ってテレビジョンカメラのレンズを露出させるシャッタ装置と、テレビジョンカメラとシャッタ装置を制御可能なダイカストマシーン監視装置が開示されている。ダイカストマシーン監視装置は、可動型が型開限界位置まで後退し、成形品が取出された後、離型剤の塗布が完了してからシャッタ装置を開作動した後、テレビジョンカメラによる撮像データを画像処理することにより、ダイカストマシーン本体を監視している。
特開2003−1399号公報
特許文献1のダイカストマシーン監視装置は、テレビジョンカメラによってダイカストマシーン本体近傍周辺を撮像し、撮像された撮像データを画像処理して型表面の温度を直接監視することも不可能ではない。しかし、テレビジョンカメラがダイカストマシーン本体近傍に固定されているため、型表面を正面から撮像することが困難であり、特に、型表面が凸凹形状の場合、型表面の全体の撮像が難しく、固定されたテレビジョンカメラで型表面全体の温度を監視することは容易ではない。
テレビジョンカメラをロボットアーム先端に装着し、型開状態で成形品取出し後においてテレビジョンカメラを型表面の正面位置へ移動することによって、型表面を正面から撮像することができる。しかし、このような撮像形態にした場合、離型剤の塗布が完了した後、ロボットアームによってテレビジョンカメラを待機位置から型表面の正面位置へ移動し、型表面の撮像後、型表面の正面位置から待機位置へ復帰するための移動・復帰工程が新たに生じ、鋳造サイクルの長期化を招く。また、ロボットアームは離型剤塗布装置や他の周辺機器等を避ける軌跡を通って移動する必要があるため、移動・復帰工程を最短化することが難しく、鋳造サイクルが更に長くなり、ダイキャスト鋳造自体の生産性が低下する虞がある。
本発明の目的は、生産性と金型表面の正確な温度監視とを両立できる金型温度監視装置及びその監視方法を提供することである。
請求項1の金型温度監視装置は、開閉式の成形用金型の型表面を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像した画像に基づいて前記型表面の温度を監視する金型温度監視装置において、離型剤を前記型表面に塗布する離型剤塗布ユニットと、前記離型剤塗布ユニットと撮像手段とが装着される可動ヘッド部をアーム先端に回動自在に装備したロボットアームと、前記撮像手段と離型剤塗布ユニットと可動ヘッド部との作動を制御する制御手段とを備え、前記撮像手段を、その撮像方向が前記離型剤塗布ユニットの離型剤の塗布方向と異なる方向になるように前記可動ヘッド部に装着し、前記制御手段は、型開状態にして成形品取出し後において離型剤の塗布前または塗布後に前記撮像手段が前記型表面に対向するように前記可動ヘッド部の向きを変更して前記撮像手段に前記型表面を撮像させることを特徴としている。
この金型温度監視装置では、制御手段が、型開状態にして成形品取出し後において離型剤の塗布前または塗布後に撮像手段が型表面に対向するように可動ヘッド部の向きを変更して撮像手段に型表面を撮像させるから、簡単な動作で撮像手段を型表面に対向した撮像姿勢に移動でき、型表面を正面から撮像することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記撮像画像に基づいて撮像された型表面の温度分布を演算する温度分布演算手段と、正常時の型表面の温度分布を示すマスタ画像を有し、このマスタ画像と前記温度分布とを比較して型表面の温度異常部位を判定する異常部位判定手段とを備えたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記金型が固定型と可動型とを備え、前記制御手段は、単一の撮像手段によって前記固定型と可動型のうち片方の型表面を撮像後、前記可動ヘッド部を反転して他方の型表面を撮像させることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記可動型が可動型の移動方向に対して直交方向に移動可能なサブ金型を備えると共に前記可動型の型表面が複数の撮像エリアに分割され、前記制御手段が前記可動ヘッド部をシフト動作させて前記複数の撮像エリアを連続して撮像することを特徴としている。
請求項5の金型温度監視方法は、開閉式の成形用金型の型表面を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像された画像に基づいて前記型表面の温度を監視する金型温度監視方法において、離型剤を前記型表面に塗布する離型剤塗布ユニットと、離型剤の塗布方向と撮像方向とが異なる方向になるように前記離型剤塗布ユニットと撮像手段とが装着される可動ヘッド部をアーム先端に回動自在に装備したロボットアームと、前記撮像手段と離型剤塗布ユニットと可動ヘッド部との作動を制御する制御手段とを予め設けておき、前記金型を型開状態にして成形品取出し後において前記離型剤塗布ユニットを前記金型の型表面近傍位置に移動させて離型剤を塗布する離型剤塗布工程と、前記金型を型開状態のまま、離型剤塗布工程前または離型剤塗布工程後に前記撮像手段が前記型表面に対向するように前記可動ヘッド部の向きを変更して前記型表面を撮像する撮像工程と、を備えたことを特徴とする金型温度監視方法。
請求項1の発明によれば、簡単な構造で離型剤塗布による撮像手段の汚れを防止でき、離型剤塗布工程のためのロボットアームによる移動・復帰工程を撮像工程のためのロボットアームによる移動・復帰工程に兼用することができ、撮像するために必要な専用の移動・復帰工程を省略できるから、鋳造サイクルの長期化を招くことなく、撮像手段を待機位置から型表面の正面位置へ移動でき、生産性を良好に維持することができる。簡単な動作で撮像手段を型表面に対向した撮像姿勢に移動でき、型表面を正面から撮像することができるから、環境要因等に影響を受けることなく、金型表面の温度を精度良く監視することができ、鋳造欠陥等の発生を防止できる。
請求項2の発明によれば、型表面の温度異常部位を簡単に判定することができる。
請求項3の発明によれば、簡単な構造で低コスト化と軽量化を図りつつ、固定型と可動型の型表面を撮像することができる。
請求項4の発明によれば、簡単な動作で広範囲の撮像エリアを撮像することができる。
請求項5の発明によれば、基本的に請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。
本発明の実施例1に係る金型温度監視装置の全体構成を示すブロック図である。 成形用金型の型開状態を示す図であって、(a)は固定型の型表面を示し、(b)は可動型の型表面を示す図である。 可動ヘッド部と離型剤塗布ユニットと赤外線カメラとの正面図である。 金型温度監視方法の処理手順を示すフローチャートである。 金型温度測定工程を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図5に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本実施例の金型温度監視装置1は、鋳造機(図示略)の固定型3及び可動型4を備えた成形用金型2と、アーム先端に可動ヘッド部6を装備したロボットアーム5と、可動ヘッド部6に装着された離型剤塗布ユニット7及び赤外線カメラ8(撮像手段)と、制御手段9等を備えている。鋳造機は、例えば、アルミニウムを主原料としたアルミ合金製シリンダブロックを製造する高圧鋳造装置である。
まず、鋳造機の金型2について説明する。
金型2は、固定型3と移動可能な可動型4によって構成され、これらの内部には強制冷却用冷却水を循環させるための冷却水通路等を備えた冷却装置が夫々設けられている。
図2(a)に示すように、固定型3は、その表面にシリンダブロック形状の一部を成形するための成形面3aが形成され、この成形面3aが可動型4に対向するように基台に搭載されている。図2(b)に示すように、可動型4は、その表面にシリンダブロック形状の一部を成形するための成形面4aが形成され、この成形面4aが固定型3の成形面3aに対向した状態で固定型3に対して直線的に接近・離隔可能に構成されている。
可動型4には、可動型4の移動方向に対して直交方向に接近・離隔可能な21対のサブ金型41が左右両側位置に設けられている。
金型2は、2対のサブ金型41を型締状態(各対のサブ金型41が最も接近した状態)にした可動型4の型表面3bを固定型3の型表面4bに当接させて固定型3と可動型4とを型締めする。これにより、固定型3と可動型4との間にシリンダブロックの成形形状となるキャビティ(図示略)が形成される。
鋳造機は、アルミ合金の溶湯をゲート部(図示略)に低速低圧で充満させた後、プランジャ(図示略)によって溶湯をキャビティ内へ高速高圧で射出注入する。所定時間放置して溶湯を凝固させた後、可動型4を固定型3から離隔移動させると共に2対のサブ金型41を型開状態(各対のサブ金型41が最も離隔した状態)にして、シリンダブロックを可動型4から取外す。その後、固定型3と可動型4の型開状態を維持したまま、後述する離型剤塗布ユニット7で成形面3a,4aを含む型表面3b,4bに離型剤を塗布し、赤外線カメラ8で型表面3b,4bを撮像する。
次に、ロボットアーム5について説明する。
図1に示すように、ロボットアーム5は、固定型3の上端部に固定され上下方向軸回りに回転自在な回転台5aと、この回転台5aに枢支され枢支軸回りに上下方向に回動自在な第1リンクアーム5bと、この第1リンクアーム5bの先端に枢支され枢支軸回りに上下方向にへ回動自在な第2リンクアーム5c等を備え、この第2リンクアーム5cの先端には可動ヘッド部6が装備されている。これにより、可動ヘッド部6は回転台5aを中心とする球状空間内を3次元的に移動することができる。このロボットアーム5は、待機状態のとき、図1において仮想線で示す原位置に退避し、離型剤塗布工程を開始するとき、図1において実線で示す初期位置(型開状態における固定型3と可動型4の中間位置)へ移動する。
図3に示すように、可動ヘッド部6は、直方体形状のケーシング6aと、先端側に伸縮自在にシフト動作可能なロッド(図示略)を備えたシリンダ6bと、このシリンダ6bの基端が固着された回転基台6cと、この回転基台6cを軸心回りに回動自在に支持すると共に第2リンクアーム5cの先端に固着された取付部6dと、この取付部6dに固定され回転基台6cを回転駆動するモータ(図示略)等を備えている。尚、図3において、左右方向を左右方向とし、紙面前後方向を前後方向として説明する。
ケーシング6aは、前後左右に4つの壁部を備え、シリンダ6bのロッドの伸縮動作に対して一体移動可能に連結されている。これにより、ロッドが伸長したとき、ケーシング6aは取付部6d(第2リンクアーム5cの先端)から離隔し、ロッドが収縮したとき、ケーシング6aは取付部6dに接近する。
次に、離型剤塗布ユニット7について説明する。
図3に示すように、ケーシング6aの先端には、立方体状の取付座部10を介して離型剤塗布ユニット7が装着されている。離型剤塗布ユニット7は、筒状の本体部7aと、この本体部7aの左右端部に設けられた同時噴射可能な1対のノズル部7b等を備えている。
筒状の本体部7aは、離型剤収容タンク(図示略)から加圧エアによって加圧された離型剤を導入するためのパイプ状流通路(図示略)と、この流通路先端に接続され左右1対のノズル部7bに離型剤を均等に分配するパイプ状分配通路(図示略)等を備えている。
左右1対のノズル部7bは、噴出方向が左右方向に夫々反対向きになるように配置され、各噴射口が成形面3a,4aに対して離型剤を偏りなく均一に吹き付け可能に構成されている。
取付座部10の左右両側の壁部には、同時噴射可能なエアブローノズル11が夫々設けられている。左右1対のエアブローノズル11は、加圧エアを供給するためのエア供給管(図示略)に接続され、左右1対のノズル部7bと同一の噴出方向になるように左右方向に向けて夫々配置されている。これら左右1対のエアブローノズル11の噴射口は、成形面3a,4aに対して加圧エアを偏りなく均一に吹き付け可能に構成されている。
図3に示すように、ケーシング6aの前側壁部には、型表面3b,4bの温度情報を撮像可能な量子型赤外線撮像素子を用いた冷却式赤外線カメラ8が設けられている。この赤外線カメラ8は、取付座部10の近傍位置に配置され、左側(右側)ノズル部7bの離型剤噴出方向に対して直交方向の画像を撮像するようにケーシング6aに装着されている。
図1に示すように、制御手段9は、コンピュータ9aと、記憶手段9bとを備えている。
コンピュータ9aは、可動ヘッド部6(モータ)と、離型剤塗布ユニット7と、赤外線カメラ8と電気的に接続され、これらの作動を制御可能に構成されている。
コンピュータ9aは、撮像位置切換制御と撮像方向切換制御と温度異常判定制御とを実行可能なプログラムを備え、ソフトウェア上の機能として各プログラムに基づいて夫々の装置を制御している。このコンピュータ9aが、本発明の温度分布演算手段と異常部位判定手段に相当している。
撮像位置切換制御は、シリンダ6bのロッドを伸縮して赤外線カメラ8の撮像位置を異なる3つの上下方向位置に切換える。赤外線カメラ8の撮像位置は、原位置と、原位置よりもシリンダ6bのロッドを収縮させた上側位置と、原位置よりもシリンダ6bのロッドを伸長させた下側位置に設定される。尚、赤外線カメラ8が原位置のとき、離型剤塗布ユニット7の1対のノズル部7bと1対のエアブローノズル11の噴射口は成形面3a,4aの夫々の中央部分と略同じ高さ位置に設定されている。
撮像方向切換制御は、可動ヘッド部6の回転基台6cを回転駆動するモータを回動して赤外線カメラ8の撮像方向を3方向に切換える。赤外線カメラ8の撮像方向は、離型剤の噴出方向に対して直交方向に向かう原方向と、原方向から90度回動させて可動型4に対向する可動型対向方向と、可動型対向位置から180度回動させて固定型3に対向する固定型対向方向に設定される。本実施例では、離型剤塗布工程を開始するとき、ロボットアーム5を原位置から初期位置へ移動し、可動ヘッド部6をシリンダ6bが鉛直状且つ離型剤塗布ユニット7が下端に位置する姿勢において、赤外線カメラ8が原位置且つ原方向に配置された初期状態に配置されている。
温度異常判定制御は、赤外線カメラ8によって撮像された型表面3b,4bの撮像データを画像処理して型表面3b,4bの温度分布を夫々求め、正常時の型表面3b,4bの温度分布と撮像された実際の型表面3b,4bの温度分布とを夫々比較して温度異常部位を判定する。温度異常判定制御では、撮像データ中の画素毎の赤外線放射強度から温度演算手段(図示略)により各画素の温度を演算して型表面3b,4bの温度分布を求める。これら実際に撮像された型表面3b,4bの温度分布は、コンピュータ9aのディスプレイ上に温度に応じて色別表示される。実際撮像された型表面3b,4bの温度分布は、記憶手段9bに予め記憶された正常時の型表面3b,4bの温度分布であるマスタ画像(図示略)と成形品の部位毎に比較され、両者の温度差が所定の設定値よりも大きな部位が存在する場合、温度異常と判定され、警告と共にディスプレイ上に温度異常部位がマーキングされて表示される。
図4,図5のフローチャートに基づき、本金型温度監視方法の処理手順を説明する。尚、Si(Si=1,2…)は作業工程(ステップ)を示す。
まず、高圧鋳造を開始する(S1)。
1対のサブ金型41を型締状態にした可動型4の型表面4bを固定型3の型表面3bに当接させて固定型3と可動型4とを型締めした後、アルミ合金の溶湯を金型2のキャビティ内へ高速高圧で射出注入する。所定時間放置して溶湯を凝固させ(S2)、可動型4を固定型3から離隔移動させると共に2対のサブ金型41を互いに離隔させた型開状態にして(S3)、シリンダブロック(製品)を可動型4から取出す(S4)。
離型剤塗布工程(S5)では、ロボットアーム5を原位置から型開状態の固定型3と可動型4との中間位置である初期位置へ移動する。赤外線カメラ8が原位置且つ原方向に配置された初期状態に設定されているため、離型剤塗布ユニット7の1対のノズル部7bと1対のエアブローノズル11の噴射口は成形面3a,4aの夫々の中央部分に対向されている。この状態で、離型剤塗布ユニット7の1対のノズル部7bから離型剤が同時に噴出され、成形面3a,4aに塗布される。
エアブロー工程(S6)では、離型剤塗布に連続して、1対のエアブローノズル11から、離型剤が塗布された成形面3a,4aに対して加圧エアを同時に噴出し、成形面3a,4aに塗布された離型剤を均一化して必要最小限の厚さを確保している。S6の完了後、金型温度測定工程(S7)に移行する。
S7では、図5に示すS11〜S15の処理を行なっている。
まず、S11では、可動型4の型表面4bを撮像する。
可動型4には、離隔(型開)状態の2対のサブ金型41が一体的に設けられるため、型表面4bの面積が固定型3の型表面3bよりも大きく、撮像範囲も広い。そこで、可動型4の撮像範囲である型表面4bを上下に2分割し、上側の第1撮像エリアAと下側の第2撮像エリアBとを一部重複して夫々撮像する。
第1撮像エリアAの撮像では、赤外線カメラ8の撮像方向を、原方向から片側方向へ90度回動させて可動型4に対向する可動型対向方向に変更し、赤外線カメラ8の撮像位置を、原位置からシリンダ6bのロッドを収縮させた上側位置に変更することによって、赤外線カメラ8を第1撮像エリアAの中央部分に対向させる。この後、第1撮像エリアAを撮像する。
第2撮像エリアBの撮像では、赤外線カメラ8の撮像位置を、上側位置からシリンダ6bのロッドを伸長させた下側位置に変更することによって、赤外線カメラ8を第2撮像エリアBの中央部分に対向させる。この後、第2撮像エリアBを撮像する。
第1撮像エリアAと第2撮像エリアBの撮像完了後、可動型温測定工程(S12)に移行する。
S12では、第1撮像エリアAと第2撮像エリアBの撮像データを画像処理して型表面4bの温度分布を求め、正常時のマスタ画像と比較して温度異常部位を判定する。温度異常部位が存在する場合、警告と共にディスプレイに温度異常部位がマーキングされて表示される。
S13では、固定型3の型表面3bを撮像する。
固定型3の型表面3bの撮像では、赤外線カメラ8の撮像方向を、可動型対向方向から他側方向へ180度回動させて固定型3に対向する固定型対向方向に変更し、赤外線カメラ8の撮像位置を、下側位置からシリンダ6bのロッドを収縮させた原位置に変更することによって、赤外線カメラ8を型表面3bの中央部分に対向させる。この後、型表面3bを撮像する。固定型3の型表面3bの撮像完了後、固定型温測定工程(S14)に移行する。
S14では、固定型3の型表面3bの撮像データを画像処理して型表面3bの温度分布を求め、正常時のマスタ画像と比較して温度異常部位を判定する。温度異常部位が存在する場合、警告と共にディスプレイに温度異常部位がマーキングされて表示される。
S14の後、赤外線カメラ8を片側方向へ90度回動させて初期状態に復帰する(S15)。
S7の処理を終了した後、ロボットアーム5を原位置に復帰して型締めする(S8)。
S8では、ロボットアーム5を初期位置から原位置に復帰させた後、21対のサブ金型41を型締状態にした可動型4を固定型3に接近移動し固定型3と可動型4とを型締めして鋳造サイクルを終了する。S8の後、S1へリターンして次の鋳造サイクルを繰り返す。
次に、実施例に係る金型温度監視装置及びその監視方法の作用・効果について説明する。
この金型温度監視装置1によれば、簡単な構造で離型剤塗布による赤外線カメラ8の汚れの影響を受けにくく、離型剤塗布工程S5のためのロボットアーム5による移動・復帰工程を撮像工程S11,S13のためのロボットアーム5による移動・復帰工程に兼用することができ、撮像するために必要な専用の移動・復帰工程を省略できるから、鋳造サイクルの長期化を招くことなく、赤外線カメラ8を待機位置であるロボットアーム5の原位置から型表面3b,4bの正面位置へ移動でき、生産性を良好に維持することができる。簡単な動作で赤外線カメラ8を型表面3b,4bに対向した撮像姿勢である可動型対向方向や固定型対向方向に移動でき、型表面3b,4bを正面から撮像することができるから、環境要因等に影響を受けることなく、金型表面3b,4bの温度を精度良く監視することができ、鋳造欠陥等の発生を防止できる。
撮像画像に基づいて撮像された型表面3b,4bの温度分布を演算するコンピュータ9aと、正常時の型表面の温度分布を示すマスタ画像を有し、このマスタ画像と演算された温度分布とを比較して型表面3b,4bの温度異常部位を判定するコンピュータ9aとを備えているため、型表面3b,4bの温度異常部位を簡単に判定することができる。
金型2が固定型3と可動型4とを備え、制御手段9は、単一の赤外線カメラ8によって固定型3と可動型4のうち片方の型表面4bを撮像後、可動ヘッド部6を反転して他方の型表面3bを撮像させるため、簡単な構造で低コスト化と軽量化を図りつつ、固定型3と可動型4の型表面3b,4bを撮像することができる。
可動型4が可動型4の移動方向に対して直交方向に移動可能な2対のサブ金型41を備えると共に可動型4の型表面4bが上下2つの第1,第2撮像エリアA,Bに分割され、制御手段9が可動ヘッド部6をシフト動作させて第1,第2撮像エリアA,Bを連続して撮像するため、簡単な動作で広範囲の撮像エリアを撮像することができる。
この金型温度監視方法によれば、開閉式の成形用金型2の型表面3b,4bを撮像する赤外線カメラ8と、この赤外線カメラ8によって撮像された画像に基づいて型表面3b,4bの温度を監視する金型温度監視方法において、離型剤を型表面3b,4bに塗布する離型剤塗布ユニット7と、離型剤の塗布方向と撮像方向とが異なる方向になるように離型剤塗布ユニット7と赤外線カメラ8とが装着される可動ヘッド部6を第2リンクアーム5c先端に回動自在に装備したロボットアーム5と、赤外線カメラ8と離型剤塗布ユニット7と可動ヘッド部6との作動を制御する制御手段9とを予め設けておき、金型2を型開状態にして成形品取出し後において離型剤塗布ユニット7を金型2の型表面近傍位置に移動させて離型剤を塗布する離型剤塗布工程S5と、金型2を型開状態のまま、離型剤塗布工程S5後に赤外線カメラ8が型表面4b(3b)に対向するように可動ヘッド部6の向きを変更して型表面3b,4bを撮像する可動型及び固定型撮像工程S11,S13とを備えている。これにより、基本的に前述した効果と同様の効果を奏することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、離型剤塗布工程の後に固定型と可動型との撮像工程を行なう例を説明したが、少なくとも成形品を取出した後であれば良く、離型剤塗布工程の前に固定型と可動型との撮像工程を行なっても良い。
2〕前記実施例においては、単一の赤外線カメラによって固定型撮像工程と可動型撮像工程とを連続して行なう例を説明したが、複数の赤外線カメラ、例えば離型剤の塗布方向に直交する方向に1つの固定型用赤外線カメラを設置し、その反対位置に上下2つの可動型用赤外線カメラを設置することで固定型撮像工程と可動型撮像工程とを同時に行なうことができ、また、広角の赤外線カメラの採用により、2つの赤外線カメラでも固定型撮像工程と可動型撮像工程とを同時に行なうことができる。また、離型剤の塗布方向に直交する方向に赤外線カメラを設置した例を説明したが、少なくとも赤外線カメラが離型剤の噴出領域から外れていれば良く、離型剤の塗布方向に直交する方向に限ることなく任意に設定可能である。
3〕前記実施例においては、3次元的に移動可能なロボットアームの例を説明したが、離型剤塗布ユニットを離型剤を塗布可能な固定型及び可動型の型表面の対向位置に移動できれば良く、設備のレイアウトに応じて、直線的な移動を行なうロボットアームや上下左右のように2次元的に移動可能なロボットアームを適宜選択可能である。
4〕前記実施例においては、撮像手段として量子型赤外線撮像素子を用いた冷却式赤外線カメラの例を説明したが、少なくとも型表面温度を監視できれば良く、ボロメータ型赤外線撮像素子を用いた非冷却式赤外線カメラや、CCDやCMOS等の固体撮像素子を用いて熱画像を撮像可能な撮像手段を採用可能である。
5〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、離型剤の塗布前または塗布後に連続して成形用金型の型表面温度の撮像画像を取得することができる金型温度監視装置及びその監視方法において、撮像手段を、離型剤塗布ユニットが装着された可動ヘッド部に離型剤の塗布方向と異なる方向になるように装着することにより、生産性と金型表面の正確な温度監視とを両立することができる。
1 金型温度監視装置
2 金型
3 固定型
3b 型表面
4 可動型
4b 型表面
5 ロボットアーム
5c 第2リンクアーム
6 可動ヘッド部
7 離型剤塗布ユニット
8 赤外線カメラ
9 制御手段
9a コンピュータ
41 サブ金型
S5 離型剤塗布工程
S11 可動型撮像工程
S13 固定型撮像工程
A 第1撮像エリア
B 第2撮像エリア

Claims (5)

  1. 開閉式の成形用金型の型表面を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像した画像に基づいて前記型表面の温度を監視する金型温度監視装置において、
    離型剤を前記型表面に塗布する離型剤塗布ユニットと、
    前記離型剤塗布ユニットと撮像手段とが装着される可動ヘッド部をアーム先端に回動自在に装備したロボットアームと、
    前記撮像手段と離型剤塗布ユニットと可動ヘッド部との作動を制御する制御手段とを備え、
    前記撮像手段を、その撮像方向が前記離型剤塗布ユニットの離型剤の塗布方向と異なる方向になるように前記可動ヘッド部に装着し、
    前記制御手段は、型開状態にして成形品取出し後において離型剤の塗布前または塗布後に前記撮像手段が前記型表面に対向するように前記可動ヘッド部の向きを変更して前記撮像手段に前記型表面を撮像させることを特徴とする金型温度監視装置。
  2. 前記撮像画像に基づいて撮像された型表面の温度分布を演算する温度分布演算手段と、
    正常時の型表面の温度分布を示すマスタ画像を有し、このマスタ画像と前記温度分布とを比較して型表面の温度異常部位を判定する異常部位判定手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の金型温度監視装置。
  3. 前記金型が固定型と可動型とを備え、
    前記制御手段は、単一の撮像手段によって前記固定型と可動型のうち片方の型表面を撮像後、前記可動ヘッド部を反転して他方の型表面を撮像させることを特徴とする請求項1又は2に記載の金型温度監視装置。
  4. 前記可動型が可動型の移動方向に対して直交方向に移動可能なサブ金型を備えると共に前記可動型の型表面が複数の撮像エリアに分割され、
    前記制御手段が前記可動ヘッド部をシフト動作させて前記複数の撮像エリアを連続して撮像することを特徴とする請求項3に記載の金型温度監視装置。
  5. 開閉式の成形用金型の型表面を撮像する撮像手段と、この撮像手段によって撮像された画像に基づいて前記型表面の温度を監視する金型温度監視方法において、
    離型剤を前記型表面に塗布する離型剤塗布ユニットと、離型剤の塗布方向と撮像方向とが異なる方向になるように前記離型剤塗布ユニットと撮像手段とが装着される可動ヘッド部をアーム先端に回動自在に装備したロボットアームと、前記撮像手段と離型剤塗布ユニットと可動ヘッド部との作動を制御する制御手段とを予め設けておき、
    前記金型を型開状態にして成形品取出し後において前記離型剤塗布ユニットを前記金型の型表面近傍位置に移動させて離型剤を塗布する離型剤塗布工程と、
    前記金型を型開状態のまま、離型剤塗布工程前または離型剤塗布工程後に前記撮像手段が前記型表面に対向するように前記可動ヘッド部の向きを変更して前記型表面を撮像する撮像工程と、
    を備えたことを特徴とする金型温度監視方法。
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