JP2013212295A - ベビーキャリア - Google Patents

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順一 樋口
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Abstract

【課題】首がすわっていない乳幼児の横抱きの体形と、首がすわってからの乳幼児の縦抱きの体形共に、使用者に過大な負担が加わることなく、かつ、乳幼児側の体形にも負担が少なく、また、横抱きの体形と縦抱きの体形との繋ぎ換えが簡単にできること。
【解決手段】親と同一向きで縦抱きするときには、本体部10に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具70を外し、補助支持布部90を折り畳み、本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅を狭くし、そこに脚の位置を定めるものであるから、乳幼児Bの脚の開きが無理なく開ける程度であり、乳幼児Bにやさしいベビーキャリアとなる。また、親と相向き合う縦抱きのときには、乳幼児Bの臀部を補助支持布部90で包み込むことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、乳幼児または幼児を「横抱き」、「縦抱き」または「おんぶ」という3つの態様によって乳幼児または幼児を運搬するベビーキャリア(子守帯)に関するもので、特に、横抱き、前後の縦抱き等が自在に切り替えて行うことができるベビーキャリアに関するものである。
従来の幼児を縦抱き状態で保持することができるベビーキャリアは、例えば、幼児を保持する子守帯本体と、この子守帯本体を使用者が肩に吊り下げて装着する肩帯とを備えている。特に、首がすわっていない幼児を対象とした子守帯においては、幼児の背面を比較的高い剛性で保持する必要があるため、子守帯本体に硬質ボードの如き剛性部材を用いてその剛性を高めていた。一方、首がすわってからの幼児を対象とした子守帯においては、幼児の背面を高い剛性で保持する必要がないため、子守帯本体には硬質ボードを用いずに、柔軟な布体のみにて構成していた。
特許文献1は、幼児を保持するためのベビーキャリア(1)の基本構成は、使用者(例えば、幼児の親)が装着する縦抱き用シート(10)と、この縦抱き用シート(10)に着脱自在に装着される横抱き用シート(50)とを備えている。なお、特許文献で示す( )内の数字は、特許文献1、特許文献2で使用されている図面の部品番号を示すものである。
ここで、ベビーキャリア(1)を用いて幼児を保持する際の態様について説明する。この態様としては、「横抱き」、「縦抱き」または「おんぶ」の3つの態様があり、更に、「縦抱き」には「前抱き」と「対面抱き」があり、「おんぶ」には「通常のおんぶ」と「クロスおんぶ」とがあり、総計で5つの態様がある。そして、使用者は自己のニーズに応じてこれら5つの態様のうちから1つの態様を選択し、幼児を運搬するものである。
また、特許文献2のベビーキャリア(11)は、幼児(110)を寝かせた状態で支持するための支持具(2)と、その支持具(2)の前端部(2a)及び後端部(2b)を吊り下げ支持する肩ベルト(3)とを備え、支持具(2)には幼児(110)を寝かせるためのマット部(4)が設けられ、そのマット部(4)内には幼児(110)の支持荷重に抗してマット部(4)の形状を保持するための芯材として背板(18)が設けられたベビーキャリア(11)において、背板(18)の外周の少なくとも一部には当該背板(18)の中心側の板厚よりも厚さが増した玉縁(18c)を設け、背板(18)が使用者に当たったときの感覚を和らげることが可能なベビーキャリアを開示している。
特開2007−268073 特開2005−230107
このように、特許文献1は、首がすわっていない乳幼児を対象としても、容易かつ確実に携行でき、利用者の利便性を高めた子守帯が開示されている。しかし、抱かれている幼児の体形の安定性については追及するものがなかった。
また、特許文献2については、背板の少なくとも一部の外周に拡大部を設けることにより、使用者に背板が当たったときの背板の食い込みを抑えて接触時の感覚を和らげることができ、これにより、例えば、授乳姿勢のように支持具と使用者とが密着するような姿勢を取っても使用者が不快感を受けることなく長時間その姿勢を続けられるという作用効果を奏するものの、ベビーキャリアに抱かれている幼児体形の安全性については追及するものがない。特に、従来の首がすわっていない乳幼児を対象とした子守帯の横抱きの体形と、首がすわってからの乳幼児を対象とした子守帯の縦抱きの体形が、当該子守帯の使用者に過大な負担が加わることなく、かつ、乳幼児側にも体形に負担の少ない子守帯という概念は存在していない。また、横抱きの体形では乳幼児の足が子守帯から出ているので、当該子守帯の使用者の不注意で建造物等に当ててしまう可能性がある。
そこで、本発明は、首がすわっていない乳幼児を対象とした横抱きの体形と首がすわってからの乳幼児を対象とした縦抱きの体形が共に、使用者に過大な負担を加えることなく、かつ、乳幼児側の体形にも負担が少なく、また、横抱きの体形と縦抱きの体形との繋ぎ換えが簡単にできるベビーキャリアの提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかるベビーキャリアは、乳幼児の身体の腹側が直接的または背側が直接的、間接的にあてがわれる本体部と、前記本体部の縦抱き状態における下部に配設した腰ベルト部と、前記本体部と前記腰ベルト部が接続された接続幅よりも広い幅で、縦抱き状態で展開される補助支持布部と、前記本体部の上部に固着され、使用者側の肩または首の背後に回して、他端を前記本体部の縦抱き状態における前記本体部の側部及び/または前記補助支持布部の上部に接続される一対の肩ベルト連結具付の肩ベルト部と、前記肩ベルト連結具が横抱き状態のときに、前記本体部の側部及び/または前記補助支持布部の接続に代わって接続される横抱き連結具と、前記本体部に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、乳幼児の身体の背側があてがわれる内部に剛性のある芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆った横抱き用補助具を具備するものである。
ここで、上記本体部は、乳幼児の縦抱きの場合、腹側が直接的、背側が直接的、及び横抱きの場合、横抱き用補助具を介して背側が間接的にあてがわれるものである。
また、上記腰ベルト部は、縦抱きの際に使用者の腰回りに配設するもので、前記本体部に対して略逆T字状を描くように配置され、その水平方向の長さ方向の端部は腰ベルト連結具によって互いに連結自在としている。なお、ここで、腰ベルト連結具、肩ベルト連結具等の連結具とは、ナスカン、カラビナ、Dロック、クイックキャッチ、楕円リング等の連結具、バックルの連結差込具と連結受具の対が使用できるものである。
そして、上記一対の肩ベルト部は、前記本体部の上部に一端が固着され、横抱きの場合には、使用者側の肩または首の背後に回して他端を縦抱き状態の本体部の下部との接続状態で使用する。また、縦抱きの場合には、一対の肩ベルト部に配設された一方の肩ベルト連結具と前記本体部に配設された他方の肩ベルト連結具とを繋ぎ、前記本体部の上部に一端が固着された一対の肩ベルト部のループが前記本体部の側部の肩ベルト連結具によって形成されるものである。
更に、上記横抱き用補助具は、前記本体部に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、かつ、乳幼児の身体の背側があてがわれる内部に剛性の比較的高い硬質ボード等の芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆うと共に、その下端を折曲自在とし、腰ベルト部の動きに追随させるものである。
請求項2の発明にかかるベビーキャリアの前記腰ベルト部には、少なくとも、前記腰ベルト部の端部を折り返して収納できる収納部を形成したものである。
ここで、上記腰ベルト部は、少なくとも前記腰ベルト部の端部を折り返して収納できる容積を有するものであり、好ましくは、前記横抱き連結具及び前記補助支持布部を収容する容積を有するものである。ここで、少なくとも前記腰ベルト部の端部を折り返して収納できる容積とは、前記腰ベルト部の端部を収納できる容積を具備することは必要であるが、その他の前記横抱き連結具及び前記補助支持布部を収容する容積は必ずしも必要としないものである。しかし、前記横抱き連結具及び前記補助支持布部を収容する容積を有することが望ましい。特に、前記補助支持布部は前記腰ベルト部に1回巻回することによって目立ことがなくなり、前記横抱き連結具も同時に巻き込むことができる。
請求項3の発明にかかるベビーキャリアの前記補助支持布部は、前記本体部に沿って配置及び折り畳み自在とした自由端側が前記本体部に対して固定する固着手段を配設しているものである。
ここで、前記補助支持布部は、前記本体部に沿って配置及び折り畳み自在としたものであり、その自由端側が前記本体部の面に対して固着手段で固定するものである。この固着手段としては、ボタン、ホック、接着布、ファスナー等とすることができる。
請求項4の発明にかかるベビーキャリアの前記一対の肩ベルト部には、アジャスターを配設しているものである。
この一対の肩ベルト部のアジャスターは、肩ベルトの長さを調節できるものであればよい。よって、独立したアジャスターでもよいし、連結具と一体となったものでもよい。
請求項5の発明にかかるベビーキャリアの前記肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具は、その端部の連結具の位置を変更するアジャスター付のベルトを具備するものである。
ここで、横抱き連結具が連結具の位置を変更するアジャスター付のベルトを有するもので、縦抱きと、横抱きの場合の肩ベルト部の長さ調節を縦抱きと、横抱きの態様に応じて個々に調整しなおす必要がなくなるように、個別に設定できればよい。
請求項1のベビーキャリアは、親と同一前向きで縦抱きするときには、本体部に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具を外し、補助支持布部を折り畳み前記本体部と前記腰ベルト部とが接続された接続幅を狭くし、そこに乳幼児の脚の位置を定める。そして、本体部に乳幼児の身体の腹側が直接的にあてがわれるように寝かせる。その本体部の縦抱き状態の下部位置で略逆T字状に取付けられた腰ベルト部の水平の長さ方向の端部に配設した腰ベルト連結具によって、腰ベルト部を使用者の腰回りに配設する。一対の肩ベルト部は、前記本体部の上部に一端が固着され、他端が前記本体部の縦抱き状態における側部に接続されているから、前記一対の肩ベルト部の前記本体部の上部と前記本体部の側部との間に配設された肩ベルト連結具によって、本体部の上部と肩ベルト連結具によって連結した部位との間で一対の肩ベルト部の肩ベルト長を決定する。そして、その一対の肩ベルト部を使用者側の肩の背後に回すことにより縦抱きとする。
使用者と対面する向きで縦抱きするときには、同様に、本体部に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具を外し、補助支持布部を展開し、前記本体部と前記腰ベルト部とが接続された接続幅を広くし、そこに臀部の位置を定める。そして、本体部に乳幼児の身体の背側が直接的にあてがわれるように寝かせる。その本体部の縦抱き状態の下部位置で略逆T字状に取付けられた腰ベルト部の水平の長さ方向の端部に配設した腰ベルト連結具によって、腰ベルト部を使用者の腰回りに配設する。一対の肩ベルト部は、前記本体部の上部に一端が固着され、他端が前記本体部の縦抱き状態における前記補助支持布部の上部に接続され、前記一対の肩ベルト部の前記本体部の上部と前記補助支持布部の上部との間に配設された肩ベルト連結具によって、本体部の上部と肩ベルト連結具によって連結した部位との間で一対の肩ベルト部の肩ベルト長を決定する。そして、その一対の肩ベルト部を使用者側の肩の背後に回すことにより縦抱きとする。
そして、横抱きするときは、本体部に重ね合わせて横抱き用補助具を取付け、本体部の横抱き用補助具に乳幼児の身体の背側が直接的にあてがわれるように寝かせる。即ち、本体部に乳幼児の身体の背側が間接的にあてがわれるようにする。その本体部の縦抱き状態の下部で略逆T字状に取付けられている腰ベルト部は、腰ベルト連結具と共に折り返して格納するか、或いは折り畳むか、不要な部分を取り外し、コンパクト化する。一対の肩ベルト連結具は、前記本体部の上部に一端が固着され、他端が前記本体部の縦抱き状態における下部の横抱き連結具に接続されるから、その一対の肩ベルト部を使用者側の肩または首の背後に回すことにより横抱きとする。
したがって、首がすわっていない乳幼児を対象とした横抱きの体形と、首がすわってからの乳幼児を対象とした縦抱きの体形とは、共に使用者または乳幼児に過大な負担が加わることなく、かつ、乳幼児側の体形にも負担が少なく、横抱きの体形と縦抱きの体形との繋ぎ換えが簡単にできることになる。
特に、一対の肩ベルト部の長さと、一対の肩ベルト連結具の取付け位置を個別に調整しておくことにより、仮に、両方の使用が必要になった場合でも、使用者に合った縦抱きと横抱きが何らの調整もなく変更でき、使い勝手がよくなる。
請求項2のベビーキャリアの前記腰ベルト部には、少なくとも前記腰ベルト部の端部を折り返して収納できる収納部を形成したものであるから、請求項1に記載の効果に加えて、前記腰ベルト部の不使用時には、その存在をも分からないように収容でき、全体がコンパクトになる。また、前記腰ベルト部が乳幼児の足載せとなり、乳幼児が窮屈感から開放される。
請求項3のベビーキャリアの前記補助支持布部は、前記本体部に沿って配置及び折り畳み自在とした自由端側が前記本体部に対して固定する固着手段を配設しているものであるから、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、前記補助支持布部の自由端が本体部から離れるようなことがなくなり、前記補助支持布部が前記本体部と一体に縫い付けられているように一体感が出て、見栄えがよくなり、仕上がりに上品さが出る。
請求項4のベビーキャリアの前記一対の肩ベルト部には、アジャスターを配設しているものであるから、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、人の好みに応じた肩掛けできる距離に設定可能になる。また、横抱きと縦抱きとの違いにも連結具の接続の切り替えのみで簡単に対応できる。
請求項5のベビーキャリアの前記肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具は、その端部の連結具の位置を変更するアジャスター付のベルトを具備するものであるから、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の効果に加えて、横抱きと縦抱きとの違いにも連結具の切り替えのみで、その都度、長さの調節を行う必要がない。
図1は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を抱く面側から見た正面図である。 図2は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を抱く面の反対側から見た正面図である。 図3は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を使用者と同一方向に向く縦抱きする状態を示す乳幼児を抱く面側から見た正面図である。 図4は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を使用者と同一方向に向く縦抱きする状態を示す乳幼児を抱く反対面側から見た正面図である。 図5は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を縦抱きする補助支持布部の格納順序を示す乳幼児を抱く反対面側から見た正面図で、(a)は両側の折り畳み状態を、(b)は上からの折り畳み状態を、(c)は格納状態を示すものである。 図6は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする横抱き用補助具を取付けた乳幼児を抱く面側から見た正面図である。 図7は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする横抱き用補助具の平面図である。 図8は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする横抱き用補助具を取付けることの説明図である。 図9は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする横抱き用補助具を取付けた状態の要部斜視図である。 図10は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする場合の収納部の説明図である。 図11は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を使用者と対面する縦抱きする状態を示す斜視図である。 図12は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を使用者と同一方向に向く縦抱きする状態を示す横抱きする状態を示す斜視図である。 図13は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を横抱きする状態を示す斜視図である。 図14は本発明の実施の形態1にかかるベビーキャリアの乳幼児を使用者と同一方向に向く縦抱きする状態を示す乳幼児を抱く反対面側から見た変形例の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
まず、図に示すように、本発明の実施の形態の本体部10は、縦抱きのとき乳幼児Bの身体の腹側または背部が直接あてがわれる部分で、所定の柔軟性を持ち、かつ、乳幼児Bの体形に無理が加わらないように若干の弾性を有する芯材を入れて形成したものである。全体が略長方形状となっている。
図1乃至図4において、本体部10の下部、即ち、縦抱き状態における下部、つまり、図1の下側には略逆T字状に一体化した腰ベルト部20が配設されている。腰ベルト部20のベルト長さ方向の端部に配設した連結具としての連結差込具21と連結受具22によって両者が連結自在とし、使用者Mの腰回りに取付け自在としている。なお、連結具としての連結差込具21及び連結受具22は、本実施の形態の腰ベルト連結具2を構成している。なお、以下、実施の形態において最下端付近、下部とは、縦抱き状態の位置の最下端またはその5cm以内の近傍、下部またはその5cm以内の下部近傍を示すものとする。
本体部10と腰ベルト部20とは、縫製によって縫い合わされており、両者間は本体部10の面方向に対して直角方向に折れ曲がり自在となっている。また、腰ベルト部20も本体部10と同様、所定の柔軟性を持ち、かつ、使用者Mの腰回りに取付けても使用者Mの体形に無理がかからないように若干の弾性を持つ芯材を入れて形成されている。また、その幅も、10〜20cm程度の幅として、乳幼児Bの体重が加わったときでも、使用者Mの腰回りに加わる力に集中が生じないようにしている。
腰ベルト連結具2としての連結差込具21と連結受具22は、本実施の形態では一対のバックルから構成されているが、本発明を実施する場合には、ナスカン、カラビナ、スプリングホック、Dロック、クイックキャッチ、楕円リング等の連結具が使用可能であり、何れを選択してもよい。通常、簡単に連結可能であり、安全性の高いものが使用される。そして、腰ベルト連結具2としてのバックルの連結差込具21と連結受具22は、何れ側を連結差込具21側または連結受具22側としてもよい。
本実施の形態の腰ベルト連結具2としての連結差込具21と連結受具22は、取付けに必要なベルト長が決められるように、一方または両方に所定長の連結ベルト23を配設し、腰ベルト部20の長さを決定し、アジャスター機能をも有している。この所定長の連結ベルト23は使用者Mの腰の周囲の長さに合わせるものであり、腰ベルト部20の中央または腰ベルト連結具2としての連結差込具21または連結受具22で調整することもでき、必ずしも必要とするものではない。
腰ベルト部20と本体部10側は、縦抱き状態の本体部10の最下端またはその付近が一体に縫い合わされている。肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bも縫い合わせによって接合されている。特に、腰ベルト部20と本体部10、本体部10と肩ベルト部40との間には、乳幼児Bの体重が加わる前提で、堅固に縫製されている。
なお、腰ベルト部20に配設されているホック28a、28bは横抱き用補助具70の取付け用である。
本体部10の上方には、一対の肩ベルト部40が設けられている。一対の肩ベルト部40は、肩掛け部41a,41bと延長ベルト部42a,42bとその端部付近に配設した連結具としての連結差込具43a,43bが配設されている。肩掛け部41a,41bは所定の柔軟性を持つ材料で形成されている。即ち、通常は、延長ベルト部42a,42bを芯とし、その周囲に柔軟性に富む緩衝材が設けられている。肩掛け部41a,41bはこの緩衝材によって肩または首の背後の一部分に乳幼児Bの体重集中が生じないようにしている。
延長ベルト部42a,42bの端部には、肩掛け部41a,41bの延長ベルト部42a,42b側に配設した連結受具45a,45bと係合する連結具である連結差込具43a,43bが配設されている。延長ベルト部42aの端部の連結差込具43aは、本体部10の側部に配設した山高Dカン61aに挿通されて連結受具45aと係合し、また、延長ベルト部42bの端部の連結差込具43bは、本体部10の側部に配設した環状支持部60の山高Dカン61bに挿通されて連結受具45bと係合する。ここで、本体部10に配設した環状支持部60の山高Dカン61a,61bと肩ベルト部40の連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45bは、本実施の形態の肩ベルト連結具を構成している。
なお、本実施の形態の肩ベルト連結具は、この本実施の形態の構成に限定されることなく、延長ベルト部42a,42bの端部の連結差込具43a,43bは、本体部10に配設した環状支持部60の山高Dカン61a,61bを連結受具45a,45bに代えて、連結差込具43a,43bと山高Dカン61a,61bに代えた連結受具45a,45bと直接係合する構成とすることもできる。
即ち、本発明を実施する場合には、一対の肩ベルト部40が本体部10の上部と、本体部10の側部との間で、本体部10によって乳幼児Bが保持できる構成であればよい。
一対の肩ベルト部40には、その相互間の幅を拡大させないようにする補助ベルト50が配設されている。補助ベルト50は肩ベルト部40の肩掛け部41aに配設されたベルトに対して一方の先端に連結差込具52aを配設し、また、肩ベルト部40の肩掛け部41bに配設されたベルトに対して他方の先端に連結受具52bを配設している。
したがって、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態としておけば、一対の肩ベルト部40の間隔が固定され、これにより、肩掛け部41aと肩掛け部41bとの間が所定の距離を保つことができる。よって、使用状態で、肩掛け部41aと肩掛け部41bとの一方のみまたは両方が肩から外れるという事態が発生しないようにしている。
また、本体部10には、前述したように、一対の肩ベルト部40の取付けを行っている上端よりも下の側部で、具体的には、一対の肩ベルト部40の縦抱き状態の高さ方向の略1/2の位置に、連結具である山高Dカン61a,61bが突出して配設されている。山高Dカン61a,61bは図2及び図4に示すように、ベルト62a,62bによって、本体部10に堅固に取付けられており、一対の肩ベルト部40の延長ベルト部42a,42b及び一方の肩ベルト連結具である連結差込具43a,43bがそれを通過し、折り返して、連結差込具43a,43bが一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bの延長ベルト部42a,42b側にある取付ベルト44a,44bを介して取付けられた他方の肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bと係合自在となっている。山高Dカン61a,61bとベルト62a,62bは、本実施の形態の環状支持部60を構成している。この環状支持部60は、Uターンして折り返しができるものである。勿論、Uターンするように取付けても、そこが力の作用点になることから、ナスカン、カラビナ、Dロック、クイックキャッチ、楕円リング等の連結具、バックルの連結差込具と連結受具の対に置き換えることも可能である。
肩掛け部41a,41bから延びている延長ベルト部42a,42b及び肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bが山高Dカン61a,61bを通過し、折り返して、他方の肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bと係合することにより、乳幼児Bの縦抱きの際、使用者M側の肩または首の背後に回す一対の肩ベルト部40として機能する。勿論、一対の肩ベルト部40の接続はクロスして接続することもできる。
本実施の形態では、環状支持部60の山高Dカン61a,61bを延長ベルト部42a,42b及びその連結差込具43a,43bが通過し、山高Dカン61a,61bの取付け部を力点としているが、本発明を実施する場合には、山高Dカン61a,61bを連結受具45a,45bとしてもよい。しかし、本実施の形態のように構成すると、縦抱きと横抱きの一対の肩ベルト部40の長さが大きく変化しないから、乳幼児Bの年齢によっては、使い勝手が良くなる。
また、横抱き用補助具70は、図7及び図8に示すように、乳幼児Bの身体の多く、即ち、頭部及び背部及び臀部を受ける基部75、基部75の縦抱き状態の下側に位置し、基部75に対して直角な位置状態に変位可能な折曲端部74を有している。
基部75には、横抱きのとき乳幼児Bの身体の背部が直接あてがわれる部分であり、乳幼児Bの体形に無理が加わらないように、また、保護を行うように本体部10よりも強い芯材を入れて形成され、その表面は所定の柔軟性を持たせて肌触り感を良くしている。基部75には芯材が入っているが、折曲端部74には芯材が入っていても連続していないものが入っているか、或いは、芯材が入っていないものである。したがって、折曲端部74は基部75から折曲自在となっている。
横抱き用補助具70は、その基部75が乳幼児Bの身体がその側部に移動し難いように湾曲させて形成されている。また、芯材が入っている基部75と折曲端部74とは、連続に形成されているが、折曲端部74が基部75の面に対して直角に起立できるように、基部75の底面の湾曲と同様な湾曲によって基部75と折曲端部74との間が区別されている。また、折曲端部74には金属スナップボタン74a,74bが配設されていて、腰ベルト部20に取付けられた金属スナップボタン28a,28bが接続または解除自在になっている。
また、基部75の上部には、一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに取付ける概略T字状となった取付保持部材77a,77bが配設されている。取付保持部材77a,77bの自由端の両端には、その対向する表裏に接着布78a,78bが縫い付けられていて、一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに巻き付けることにより、肩掛け部41a,41bに横抱き用補助具70の上部が取付け、取り外し自在となっている。
そして、基部75は乳幼児Bの臀部が位置する個所は、若干の臀部の落ち込みが自在なように窪みが形成されている。本体部10には、横抱き用補助具70及び乳幼児保持用の固定ベルト12a,12bが形成されており、その固定ベルト12a,12bの先端には、連結具、即ち、幼児用連結具としての連結差込具13aと連結受具13bが配設されている。また、基部75と折曲端部74との間にはバイアス部73a,73bが形成されており、乳幼児Bの脚部分を軽く保持するように所定の幅で斜めに2本の帯が形成されている。
更に、基部75の上部には、乳幼児Bの頭部が位置する周囲に、円弧状のフード71が配設されている。円弧状のフード71は基部75に対して略直角に起立している。特に、乳幼児Bの頭部は本体部10の平面からの高さが高い形状で、乳幼児Bの側部になるに従って低い位置までの高さとなっている。これによって、乳幼児Bの耳に入る音を極端に低下させることによって、不安感を抱くようなことをなくすようにしている。
また、乳幼児Bの頭部の頂上に外力が加わらないように、所定の厚みでクッション性を持たせ、かつ、芯によって外力が直接乳幼児Bに加わらないようにしている。
横抱き用補助具70は、本体部10に重ね合わせて図示しない金属スナップボタン、スプリングホック、接着布、接続具等によって取付け、取り外しが自在に構成されている。また、乳幼児Bの身体の背側があてがわれる内部に剛性の高い芯材としての硬質ボードを収容し、前記硬質ボードの表面をクッション性に富む材料で覆うと共に、その下端の折曲端部74を折曲自在としている。
基部75と折曲端部74との関係は、基部75が中央が沈むように湾曲させているから、基部75と折曲端部74の境界線は湾曲した縫製線となっている。したがって、折曲端部74を基部75の面に対して直角に立設した場合には、両者の形状が維持されやすくなっている。
腰ベルト部20の本体部10の反対側の中央の最下端付近には位置決め用の調整ベルト81を介して連結具としての山高Dカン82が配設されている。調整ベルト81は腰ベルト部20の面に縫製された連結ベルト26a,26bによって、本体部10の一部に接続され、腰ベルト部20の厚みの下部で一体となっている。つまり、本体部10と連結ベルト26a,26bで三角形を形成し、その交点に調整ベルト81を縫製している。この縫製によって、本体部10及び腰ベルト部20及び調整ベルト81との機械的強度を上げている。即ち、腰ベルト部20の厚みの下端より調整ベルト81が突出している。
この位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82は、本実施の形態の横抱き連結具80を構成している。本実施の形態では調整ベルト81が腰ベルト部20の面に縫製された連結ベルト26a,26bを介して接続されているが、乳幼児Bの体重が保護できるものであれば、1本でも2本でもよいし、その縫製方法を特定するものではない。
この横抱き連結具80の引き出しは、腰ベルト部20の本体部10の反対側の中央の最下端付近から引き出しているので、ここに外力が加わると、横抱き連結具80は本体部10に対して直角方向に折れ曲がることになり、本体部10及び横抱き連結具80の機械的強度を上げている。
また、腰ベルト部20には、使用者Mの腰に取付けた状態で表側に格納部30が設けられている。この格納部30は図2に示すように、パワーネット等の弾性のある布の4隅と、横抱き連結具80の出入りの位置の開口を除き、その乳幼児Bの縦抱き状態の最下側に位置する辺を腰ベルト部20に対して縫製し、3辺を開口させて構成している。したがって、格納部30の上部から本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅よりも広い幅からなる補助支持布部90は、折り畳んで格納される。また、腰ベルト部20の両側からは、腰ベルト連結具2としての連結差込具21と連結受具22を含む腰ベルト部20が折り曲げて収容される。
なお、本実施の形態の格納部30は、パワーネットを使用しているが、本発明を実施する場合には、所定の収容容積を有するポケット状の容器であればよい。
格納部30に対する補助支持布部90の収納は、次のように行われる。まず、図5(a)に示すように、補助支持布部90の両側の山高Dカン91a,91bを内側に折曲げる。次いで、それを図5(b)に示すように、上側から折曲げて畳み、更に、畳むと同時に、図5(c)に示すように、格納部30に畳み込んだ補助支持布部90を挿入する。このようにして補助支持布部90を格納部30に格納する。
同様に、腰ベルト部20は、図10に示すように、腰ベルト連結具2としての連結差込具21と連結受具22を内側に折曲げ、結果的に3つ折りするように連結差込具21と連結受具22の先端側から格納部30に挿入して格納する。
また、位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82からなる横抱き連結具80は、格納部30に開口31が形成されているので、その開口31から調整ベルト81及び山高Dカン82からなる横抱き連結具80を引き込んでいる。
本実施の形態のベビーキャリアは、次のように使用できる。
まず、図13に示す横抱きについて説明する。
横抱き用補助具70を本体部10に取付保持部材77a,77bを肩掛け部41a,41bに取付け、金属スナップボタン74a,74bを腰ベルト部20の金属スナップボタン28a,28bに取付けて両者を一体化する。横抱き用補助具70の基部75で乳幼児Bの身体の多く、頭部及び背部及び臀部を受け、収容するようにする。
このとき、腰ベルト部20の格納部30には、腰ベルト部20の使用者Mの腰回り方向の端部に配設された連結差込具21及び連結受具22の腰ベルト連結具及び所定長のベルト23が折り曲げられて格納され、また、補助支持布部90は、その上部に配設した山高Dカン91と共に格納部30に格納された状態である。格納部30から位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82からなる横抱き連結具80が引き出されている。
また、乳幼児Bは、本体部10の乳幼児保持用の固定ベルト12a,12bにより、その先端の幼児用連結具としての連結差込具13aと連結受具13bが接続され乳幼児Bの重心位置を保持する。この状態で基部75の下側に位置し、基部75に対して直角な位置状態となる折曲端部74は、乳幼児Bの足部を受けることになる。
そして、一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに一体化されている延長ベルト部42a,42bをその端部付近に配設した肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bを腰ベルト部20の横抱き連結具80の山高Dカン82に挿通し、肩掛け部41a,41bの下部に配設されている連結受具45a,45bに接続する。肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bと連結受具45a,45bとの接続は、連結差込具43aと連結受具45a及び連結差込具43bと連結受具45bとの接続とすることができる。また、連結差込具43a,43bと連結受具45a,45bとの接続は、連結差込具43aと連結受具45b及び連結差込具43bと連結受具45aとの接続とすることができる。前者の場合には、一対の肩ベルト部40は平行に配置されるが、後者の場合はクロスさせて首または肩にかけ横抱きすることができる。
更に、横抱き用補助具70の下端の折曲端部74を折曲自在とし、しかも、腰ベルト部20の本体部10側の反対側の最下端付近の2カ所に配設した肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bは、肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bが一対の肩ベルト部40によって上に引き起こされ、内部に配設された横抱き用補助具70の下端が折曲自在となっているから、同時に横抱き用補助具70の下端が腰ベルト部20と同様、上方向に引き上げられるから、それによって乳幼児Bの足を浮かせることができる。
したがって、乳幼児Bの足が横抱きしていても、首がすわっていない乳幼児Bを対象としたベビーキャリアの横抱きの体形と、首がすわってからの乳幼児Bを対象としたベビーキャリアの縦抱きの体形共に、当該ベビーキャリアの使用者Mに過大な負担が加わることなく、かつ、乳幼児B側の体形にも負担が少なく、横抱きの際には乳幼児Bの足を保護できる図13に示す横抱き状態となる。
これに対して縦抱きするときには、次の使用者Mと乳幼児Bが同一方向を向いて縦抱きする図12に示す場合と、使用者Mと乳幼児Bが同一方向を向いて縦抱きする図11に示す場合との2つの対応がある。
まず、使用者Mと乳幼児Bが同一方向を向いて縦抱きする図12に示す場合について説明する。
使用者Mと乳幼児Bが同一方向を向いて縦抱きする図12に示す場合には、本体部10に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具70を外し、腰ベルト部20の格納部30から腰ベルト部20の使用者Mの腰回り方向の端部に配設された連結差込具21及び連結受具22の腰ベルト連結具及び所定長のベルト23を引き出し、格納部30に位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82からなる横抱き連結具80を収納する。また、補助支持布部90は、その上部に配設した山高Dカン91と共に格納部30に格納されたままである。
本体部10に乳幼児Bの身体の背側が直接的にあてがわれるように寝かせる。一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに一体化されている延長ベルト部42a,42bをその端部付近に配設した一方の肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bを環状支持部60としての山高Dカン61a,61bに通し、そこでUターンさせて、連結差込具43a,43bを肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bの先端に配設されている他方の肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bに接続する。そして、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態とし、一対の肩ベルト部40の間隔が固定され、これにより、肩掛け部41aと肩掛け部41bとの間が所定の距離を保つことができる。
使用者Mと乳幼児Bが相向かい合って互いの顔が確認できるように縦抱きする図11に示す場合について説明する。
使用者Mと乳幼児Bが相向かい合う縦抱きのときには、本体部10に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具70を外し、また、腰ベルト部20の格納部30から、腰ベルト部20並びに連結差込具21及び連結受具22を取り出し、補助支持布部90も取り出して展開する。そして、必要に応じて補助支持布部90の自由端を固着手段で本体部10に固着する。また、格納部30には、位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82からなる横抱き連結具80を格納する。
そして、本体部10に乳幼児Bの身体の背側が直接的にあてがわれるように仰向けに寝かせる。一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに一体化されている延長ベルト部42a,42bをその端部付近に配設した一方の肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bと共に、補助支持布部90の山高Dカン91a,91bに通し、そこでUターンさせて、連結差込具43a,43bを肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bの先端に配設されている他方の肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bに接続する。そして、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態とし、一対の肩ベルト部40の間隔が固定され、これにより、肩掛け部41aと肩掛け部41bとの間が所定の距離を保つことができる。
また、乳幼児Bは、本体部10の乳幼児保持用の固定ベルト12a,12bにより、その先端の幼児用連結具としての連結差込具13aと連結受具13bが接続され、乳幼児Bの重心位置を保持する。
そして、本体部10の下部と一体化した腰ベルト部20を使用者Mの腰回りに腰ベルト連結具としての連結差込具21と連結受具22を用いて接続し、使用者Mの腰回りに取付ける。そして、一対の肩ベルト部40に手を通して乳幼児Bを縦抱きする。更に、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態とし、一対の肩ベルト部40の間隔を固定し、これにより、使用状態で肩掛け部41aと肩掛け部41bが肩から外れるという事態が発生しないようにする。
[変形例]
図14は本発明の実施の形態1の変形例である。
特に、本発明の実施の形態1との相違点は、補助支持布部90の上部に配設した山高Dカン91a,91bの位置にある。実施の形態1では、補助支持布部90の上部に配設した山高Dカン91a,91bと、環状支持部60の山高Dカン61a,61bは別の位置に形成されている。
しかし、実施の形態1の変形例では、補助支持布部90の上部に配設した山高Dカン91a,91bの位置と、環状支持部60の山高Dカン61a,61bの位置とが、補助支持布部90の展開状態で一致する位置としたものである。
この種の変形例の場合には、使用者Mと乳幼児Bが相向き合って互いの顔が確認できるように縦抱きする図11に示す場合に特徴がある。
使用者Mと乳幼児Bが相向かい合う縦抱きのときには、本体部10に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具70を外し、また、腰ベルト部20の格納部30から、腰ベルト部20並びに連結差込具21及び連結受具22を取り出し、補助支持布部90も取り出して展開する。そして、必要に応じて補助支持布部90の自由端を固着手段で本体部10に固着する。また、格納部30には、位置決め用の調整ベルト81及び連結具としての山高Dカン82からなる横抱き連結具80は格納しておく。
そして、本体部10に乳幼児Bの身体の背側が直接的にあてがわれるように仰向けに寝かせる。一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに一体化されている延長ベルト部42a,42bをその端部付近に配設した一方の肩ベルト連結具としての連結差込具43a,43bと共に、環状支持部60の山高Dカン61a,61b及び補助支持布部90の山高Dカン91a,91bに通し、そこでUターンさせて、連結差込具43a,43bを肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bの先端に配設されている他方の肩ベルト連結具としての連結受具45a,45bに接続する。そして、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態とし、一対の肩ベルト部40の間隔が固定され、これにより、肩掛け部41aと肩掛け部41bとの間が所定の距離を保つことができる。
また、乳幼児Bは、本体部10の乳幼児保持用の固定ベルト12a,12bにより、その先端の幼児用連結具としての連結差込具13aと連結受具13bが接続され、乳幼児Bの重心位置を保持する。そして、本体部10の下部と一体化した腰ベルト部20を使用者Mの腰回りに腰ベルト連結具としての連結差込具21と連結受具22を用いて接続し、使用者Mの腰回りに取付ける。そして、一対の肩ベルト部40に手を通して乳幼児Bを縦抱きする。更に、補助ベルト50の連結差込具52aと連結受具52bを係合状態とし、一対の肩ベルト部40の間隔を固定し、これにより、使用状態で肩掛け部41aと肩掛け部41bが肩から外れるという事態が発生しないようにする。
本実施の形態のベビーキャリアは、同時に、一対の肩ベルト部40の肩掛け部41a,41bに一体化されている延長ベルト部42a,42bを、環状支持部60の山高Dカン61a,61bと補助支持布部90の山高Dカン91a,91bに通し、そこでUターンさせて、連結差込具43a,43bを連結受具45a,45bに接続するものであるから、乳幼児Bの体重の一部を受ける本体部10及び補助支持布部90でそれを支えるものであるから、機械的安全性が高くなり、かつ、補助支持布部90の取付け状態の見栄えが向上する。
なお、本実施の形態の変形例は、環状支持部60の山高Dカン61a,61bと補助支持布部90の山高Dカン91a,91bを同時に通過させるものであるが、環状支持部60の山高Dカン61a,61bに補助支持布部90の山高Dカン91a,91bを取付けるものであってもよいし、逆に、環状支持部60の山高Dカン61a,61bに補助支持布部90から伸びたベルトを介して山高Dカン91a,91bを挿通させてもよい。勿論、金具を使用しないで、生地で環状の挿通口を形成してもよい。
上記実施の形態のベビーキャリアは、乳幼児Bの身体の腹側が直接的または背側が直接的、間接的にあてがわれる本体部10と、本体部10の縦抱き状態における下部と略逆T字状に接続された使用者の腰回りに腰ベルト連結具2で取付け自在な腰ベルト部20と、本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅よりも広い幅からなる一端が、本体部10及び/または腰ベルト部20に接続され、他端が本体部10に沿って配置及び折り畳み自在とし、縦抱き状態で展開され使用される補助支持布部90と、本体部10の上部に一端が固着され、使用者M側の肩または首の背後に回して、他端を本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または補助支持布部90の上部に接続される一対の肩ベルト部40と、本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または補助支持布部90の上部との間の一対の肩ベルト部40の各々に配設された連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具と、腰ベルト部20の縦抱き状態における下部に配設し、前記肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具80と、本体部10に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、かつ、乳幼児Bの身体の背側があてがわれる内部に剛性のある芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆った横抱き用補助具70とを具備するものである。
上記実施の形態のベビーキャリアは、親と同一向きで縦抱きするときには、本体部10に重ね合わせて取付けられている横抱き用補助具70を外し、補助支持布部90を折り畳み本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅を狭くし、そこに脚の位置を定めるものであるから、乳幼児Bの脚の開きが無理なく開ける程度であるから、乳幼児Bにやさしいベビーキャリアとなる。
また、本体部10に乳幼児Bの身体の腹側が直接的にあてがわれるように寝かせる。その本体部10の縦抱き状態の下部位置で略逆T字状に取付けられた腰ベルト部20の水平の長さ方向の端部に配設した連結差込具21及び連結受具22からなる腰ベルト連結具21,22によって、腰ベルト部20を使用者Mの腰回りに配設する。一対の肩ベルト部40は、本体部10の上部に一端が固着され、他端が本体部10の縦抱き状態における側部に接続されているから、前記一対の肩ベルト部40の本体部10の上部と本体部10の側部との間に配設された連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具によって、本体部10の上部と前記肩ベルト連結具によって連結した部位との間で一対の肩ベルト部40の肩ベルト長を決定することができる。そして、その一対の肩ベルト部40を使用者M側の肩の背後に回すことにより縦抱きとすることができる。その後、必要に応じて、対抗する前記一対の肩ベルト部40の距離間を設定する補助ベルト50を止める。
そして、横抱きするときは、本体部10に重ね合わせて横抱き用補助具70を取付け、本体部10の横抱き用補助具70に乳幼児Bの身体の背側が直接的にあてがわれるように寝かせる。即ち、本体部10に乳幼児Bの身体の背側が間接的にあてがわれるようにする。その本体部10の縦抱き状態の下部で略逆T字状に取付けられている腰ベルト部20を連結差込具21及び連結受具22からなる腰ベルト連結具2と共に折り返して格納するか、或いは不要な部分を取り外す。一対の肩ベルト連結具40は、本体部10の上部に一端が固着され、他端が本体部10の縦抱き状態における下部に接続されるから、その一対の肩ベルト部40を使用者側の肩または首の背後に回すことにより横抱きとする。
したがって、首がすわっていない乳幼児Bを対象とした横抱きの体形と、首がすわってからの乳幼児Bを対象とした縦抱きの体形共に、使用者Mに過大な負担が加わることなく、かつ、乳幼児B側の体形にも負担が少なく、また、横抱きの体形と縦抱きの体形との繋ぎ換えが簡単にできることになる。
特に、一対の肩ベルト部40の長さとその肩ベルト部40の長さと、連結差込具43a,43bと連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具の取付け位置を個別に調整しておくことにより、仮に、両方の使用が必要になった場合でも、使用者に合った縦抱きと横抱きが何らの調整もなく変更でき、使い勝手がよくなる。
上記実施の形態の腰ベルト部40には、補助支持布部90及び/または腰ベルト部20の端部を折り返して収納できる収納部30を形成したものである。
したがって、収納部30によって、腰ベルト部20の不使用時には、その存在をも分からないように収容でき、全体がコンパクトになる。また、補助支持布部90の収納、横抱き連結具80の収納が可能になるから、全体がコンパクトにまとまる。
上記実施の形態の補助支持布部90は、本体部10に沿って配置及び折り畳み自在とした自由端側が本体部10に対して固定するボタン、ホック、ファスナー等の固着手段を配設しているものであるから、補助支持布部90の自由端が本体部10から離れるようなことがなくなり、一体感が出て見栄えがよくなり、その仕上がりに上品さが出る。
上記実施の形態の一対の肩ベルト部40には、アジャスターを配設しているものであるから、人の好みに応じた肩掛け距離に設定可能になる。また、横抱きと縦抱きとの違いにも簡単に対応できる。
また、上記実施の形態の肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具80は、その端部の連結具、例えば、山高Dカン82の位置を変更するアジャスター付の調整ベルト81を具備することにより、横抱きと縦抱きとの違いにもその都度長さの調節を行う必要がなくなる。
ところで、上記実施の形態の本体部10は、乳幼児Bの身体の腹側が直接的または背側が直接的、間接的にあてがわれるものであればよく、本発明を実施する場合には、平板状態であっても、彎曲状態であってもよい。
また、本発明を実施する場合の腰ベルト部20は、本体部10の縦抱き状態における下部と略逆T字状に接続され、使用者Mの腰回りに連結差込具21及び連結受具22からなる腰ベルト連結具2で取付け、取外し自在なものであればよい。
上記実施の形態の補助支持布部90は、本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅よりも広い幅からなる一端が、本体部10及び/または腰ベルト部20に接続され、他端が本体部10に沿って配置及び折り畳み自在とし、縦抱き状態で展開され使用されるものである。本発明を実施する場合には、本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅よりも広い幅を有し、その自由端側に山高Dカン91等の連結具が配設されておればよい。上記実施の形態では、補助支持布部90の折り畳み自在として折り畳んだ補助支持布部90を格納部30に格納する事例で説明したが、補助支持布部90は、腰ベルト部20に巻きつけることもできる。
上記実施の形態の一対の肩ベルト部40は、本体部10の上部に一端が固着され、使用者M側の肩または首の背後に回して、他端を本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または補助支持布部90の上部に接続されるものであるが、本発明を実施する場合には、本体部10の側部、補助支持布部90、本体部10の側部及び補助支持布部90に特定されるものではなく、本体部10の側部からベルトを介して、或いは、補助支持布部90からベルトを介し、間接的な接続としてもよい。
上記実施の形態の肩ベルト連結具は、一対の肩ベルト部40の本体部10の上部と本体部10の側部との間に配設された連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなるものであるが、本発明を実施する場合には、肩ベルト連結具は本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または補助支持布部90の上部との間の一対の肩ベルト部40の各々に配設されたものであればよい。
上記実施の形態の横抱き連結具80は、腰ベルト部20の縦抱き状態における下部に配設し、一対の肩ベルト部40の本体部10の上部と本体部10の側部との間に配設された連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続されるものであるが、本発明を実施する場合には、横抱き状態のときに腰ベルト部20の縦抱き状態における下部に接続されるものであればよい。
なお、上記実施の形態の横抱き用補助具70は、公知のものでよいが、概略的に、本体部10に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、かつ、乳幼児Bの身体の背側があてがわれる内部に剛性のある芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆ったものであればよい。
上記実施の形態のベビーキャリアの腰ベルト部20には、少なくとも腰ベルト部20の端部を折り返して収納できる収納部30を形成したものであり、腰ベルト部20の不使用時には、その存在をも分からないように収容でき、全体がコンパクトになる。また、前記腰ベルト部20が乳幼児Bの足載せとなり、乳幼児Bが窮屈感から開放される。
また、補助支持布部90は、本体部10に沿って配置及び折り畳み自在とした自由端側が本体部10に対して固定する固着手段を配設したものであれば、補助支持布部90が本体部10と一体に縫い付けられているように一体感が出て、見栄えがよくなり、仕上がりに上品さが出る。
上記実施の形態のベビーキャリアの一対の肩ベルト部40には、アジャスターを配設しているものでは、人の好みに応じた肩掛けできる距離に設定可能になる。また、横抱きと縦抱きとの違いにも連結具の接続の切り替えのみで簡単に対応できる。
また、連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具80は、その端部の連結具の位置を変更するアジャスター付のベルトを具備すると、横抱きと縦抱きとの違いにも連結具の切り替えのみで、その都度、長さの調節を行う必要がない。
上記発明の実施の形態のベビーキャリアは、乳幼児Bの身体の腹側が直接的または背側が直接的、間接的にあてがわれる本体部10と、本体部10の縦抱き状態における下部と略逆T字状に接続された使用者Mの腰回りに配設自在な腰ベルト部20と、本体部10と腰ベルト部20とが接続された接続幅よりも広い幅からなる一端が、本体部10及び/または腰ベルト部20に接続され、他端が本体部10に沿って配置及び折り畳み自在とし、縦抱き状態で展開され使用される補助支持布部90と、本体部10の上部に一端が固着され、使用者M側の肩または首の背後に回して、他端を本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または前記補助支持布部90の上部に接続される一対の肩ベルト部40と、本体部10の縦抱き状態における本体部10の側部及び/または補助支持布部90の上部との間の一対の肩ベルト部40の各々に配設された連結差込具43a,43b及び連結受具45a,45b並びに環状支持部60及び補助支持布部90からなる肩ベルト連結具と、本体部10に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、かつ、乳幼児Bの身体の背側があてがわれる内部に剛性のある芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆った横抱き用補助具70とを具備する発明として捉えることもできる。
M 使用者
B 乳幼児
2 腰ベルト連結具
10 本体部
20 腰ベルト部
21 連結差込具
22 連結受具
30 格納部
40 肩ベルト部
41a,41b 肩掛け部
42a,42b 延長ベルト部
43a,43b 連結差込具
50 補助ベルト
60 環状支持部
61a,61b 山高Dカン
70 横抱き用補助具
74 折曲端部
75 基部
80 横抱き連結具
82 山高Dカン
90 補助支持布部
91 山高Dカン

Claims (5)

  1. 乳幼児の身体の腹側が直接的または背側が直接的、間接的にあてがわれる本体部と、
    前記本体部の縦抱き状態における下部と略逆T字状に接続された使用者の腰回りに腰ベルト連結具で取付け自在な腰ベルト部と、
    前記本体部と前記腰ベルト部とが接続された接続幅よりも広い幅からなる一端が、前記本体部及び/または前記腰ベルト部に接続され、他端が前記本体部に沿って配置及び折り畳み自在とし、縦抱き状態で展開され使用される補助支持布部と、
    前記本体部の上部に一端が固着され、使用者側の肩または首の背後に回して、他端を前記本体部の縦抱き状態における前記本体部の側部及び/または前記補助支持布部の上部に接続される一対の肩ベルト部と、
    前記本体部の縦抱き状態における前記本体部の側部及び/または前記補助支持布部の上部との間の前記一対の肩ベルト部の各々に配設された肩ベルト連結具と、
    前記腰ベルト部の縦抱き状態における下部に配設し、前記肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具と、
    前記本体部に重ね合わせて取付け、取外しが自在であり、かつ、乳幼児の身体の背側があてがわれる内部に剛性のある芯材を収容し、前記芯材の表面をクッション性に富む材料で覆った横抱き用補助具と
    を具備することを特徴とするベビーキャリア。
  2. 前記腰ベルト部には、少なくとも前記腰ベルト部の端部を折り返して収納できる収納部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のベビーキャリア。
  3. 前記補助支持布部は、前記本体部に沿って配置及び折り畳み自在とした自由端側が前記本体部に対して固定する固着手段を配設していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のベビーキャリア。
  4. 前記一対の肩ベルト部には、アジャスターを配設していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のベビーキャリア。
  5. 前記肩ベルト連結具を横抱き状態のときに接続される横抱き連結具は、その端部の連結具の位置を変更するアジャスター付のベルトを具備することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のベビーキャリア。
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