JP2013210254A - 三次元計測装置、三次元計測方法及び三次元計測プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】色による輝線の識別とは別の方法にて、画像上の輝線と光切断面との対応付けが可能な三次元計測装置及び三次元計測方法を提供する。
【解決手段】三次元計測装置1は、ワーク2に投光器7にスリット光を照射し、このスリット光が照射されたワークをステレオカメラ5により撮像する。三次元計測装置1の制御装置10は、この撮像したステレオ画像の内、第1画像に写る輝線4jを光切断面6Pjと仮に対応付け、この光切断面6Pjに投影する。そして、この光切断面6Pjに投影した輝線を第2画像上に投影する。制御装置10は、第2画像上に投影された輝線4jXと第2画像上の輝線の一致度を演算し、この対応関係の正否を判断する。
【選択図】図1
【解決手段】三次元計測装置1は、ワーク2に投光器7にスリット光を照射し、このスリット光が照射されたワークをステレオカメラ5により撮像する。三次元計測装置1の制御装置10は、この撮像したステレオ画像の内、第1画像に写る輝線4jを光切断面6Pjと仮に対応付け、この光切断面6Pjに投影する。そして、この光切断面6Pjに投影した輝線を第2画像上に投影する。制御装置10は、第2画像上に投影された輝線4jXと第2画像上の輝線の一致度を演算し、この対応関係の正否を判断する。
【選択図】図1
Description
本発明は、投光器によりスリット光を測定対象に照射し、このスリット光が照射された測定対象を撮像した画像を用いた三次元計測に関する。
カメラにより撮像された画像から測定対象(以下、単にワークという)を三次元計測するには、三角測量の原理を利用したステレオ法が良く知られている。このステレオ法は、一般的には、校正済みのステレオカメラによってワークを撮像し、左右のカメラの視差を利用してワークの三次元計測を行う。
一方、例えば黒色のワークの凹凸部分などワークのコントラストが低い場合には、上記ステレオ法の一種である光切断法を用いると好適であることが知られている。光切断法は、投光器によりスリット光をワークに照射し、そのスリット光が照射されたワークを撮像した画像からワークの三次元計測を行うものである。より具体的には、光切断法は、予め照射するスリット光の光切断面の三次元平面式を求めておき、このスリット光を照射したワーク上の輝線をカメラによって撮像する。そして、この得られた画像上の輝線の位置と、事前に求めた光切断面の三次元平面式とから三角測量の原理に基づいて三次元計測を行う。
ところで、上記光切断法において、投光器から照射されるスリット光が一本である場合、ワークの全体形状を計測するには、ワークもしくはスリット光を移動させて複数回の撮像を行なわなければならない。そのため、従来、少ない撮像回数でワークの三次元計測が行えるように、投光器から一度に複数のスリット光を照射する三次元計測装置が案出されている(特許文献1参照)。
ここで、複数のスリット光をワークに照射する場合、三次元計測を行うには撮像した画像上の複数の輝線それぞれと複数の光切断面とを対応付ける必要がある。そのため、上記特許文献1記載の三次元計測装置は、投光器にカラー光源を用いて隣接する輝線同士(スリット光)が異なる色になるように輝線の色を順番に変更している。そして、この色分けされた輝線をカラーカメラによって撮像することにより、輝線の色に基づいて複数の輝線と光切断面との対応付けを行なっている。
しかしながら、上記特許文献1のように輝線の色によって画像上の輝線と光切断面の対応付けを行う三次元計測方法では、カラー光源及びカラーカメラが必ず必要となる。そのため、モノクロカメラを使用する三次元計測装置に対しては、この方法を適用することができないという問題があった。また、スリット光の色数を多くする程、各色の微妙な違いを画像から判別する必要があるため、ワークの表面色に測定精度が影響されやすくなるという問題もあった。
そこで、本発明は、色による輝線の識別とは別の方法にて、画像上の輝線と光切断面との対応付けが可能な三次元計測装置及び三次元計測方法を提供することを目的とする。
本発明に係る三次元計測装置は、ワークにスリット光を照射する投光器と、前記スリット光が照射されたワークを撮像する第1カメラと、前記第1カメラとは異なる視線から前記スリット光が照射されたワークを撮像する第2カメラと、前記スリット光の光切断面の三次元平面式を記憶していると共に、前記スリット光の照射により前記第1カメラによって撮像された第1画像上に生じた輝線、前記スリット光の照射により前記第2カメラによって撮像された第2画像上に生じた輝線及び前記光切断面の対応付けを行い、これら第1画像上の輝線、第2画像上の輝線及び光切断面のいずれかの対応関係を利用して三角測量の原理によりワークの三次元計測を行う制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1画像上の輝線と前記光切断面とを仮に対応付け、この第1画像上の輝線を三次元仮想空間上にて前記光切断面に一旦投影した後に該光切断面を介して前記第2カメラにより撮像された第2画像上に投影し、この第2画像上に投影された前記第1画像上の輝線と前記第2画像上の輝線との一致度に基づいて前記光切断面と前記第1及び第2カメラの画像上の輝線との対応付けを行う、ことを特徴とする。
また、本発明は、投光器から複数のスリット光をワークに照射すると共に、これら複数のスリット光が照射された状態のワークを撮像した画像及び、これら複数のスリット光の光切断面の三次元平面式を用いてワークの三次元計測を行う三次元計測方法において、演算装置が、前記複数のスリット光が照射されたワークを異なる視線から撮像した第1及び第2画像を取得する画像取得工程と、前記演算装置が、前記第1画像上の各輝線を前記複数のスリット光の光切断面の一つと仮に対応付け、この第1画像上の輝線を三次元仮想空間上にて前記対応付けられた光切断面に一旦投影した後に該光切断面を介して前記第2画像上に投影し、この第2画像上に投影された前記第1画像上の輝線と前記第2画像上の輝線との一致度に基づいて前記光切断面と前記第1及び第2画像上の輝線との対応付けの正否を判断して、前記第1及び第2画像上の各輝線と前記光切断面との対応付けを決定する輝線対応付け工程と、前記演算装置が、前記第1画像上の輝線、前記第2画像上の輝線及び前記光切断面のいずれかの対応関係を用いて三角測量の原理によりワークの三次元計測を行う計測工程と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明によると、第1画像上の輝線を仮に選択した光切断面を介して第2画像上に投影し、この投影された輝線と第2画像上の輝線との一致度に基づいて、光切断面と画像上の輝線との対応付けを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態に係る三次元計測装置1について図面に沿って説明をする。
[三次元計測装置の構成]
図1、2に示すようにワーク2の三次元計測を行う三次元計測装置1は、ワーク2を撮像するステレオカメラ5と、ワーク2にマルチスリット光6を照射するパターン投光器7とを備えている。また、これらステレオカメラ5及びパターン投光器7が接続される制御装置10を備えている。
図1、2に示すようにワーク2の三次元計測を行う三次元計測装置1は、ワーク2を撮像するステレオカメラ5と、ワーク2にマルチスリット光6を照射するパターン投光器7とを備えている。また、これらステレオカメラ5及びパターン投光器7が接続される制御装置10を備えている。
上記ステレオカメラ5は、モノクロカメラからなる第1及び第2カメラ5L,5Rによって構成されていると共に、パターン投光器7は、単色の複数のスリット光6をワーク2に照射して、ワーク上に単純な縞状パターンを形成するように構成されている。また、これらステレオカメラ5及びパターン投光器7は、第1及び第2カメラ5L,5Rの視野とパターン投光器7の投光範囲とが重なるように配設されており、カメラ5の視野及び投光範囲が重なる位置にワーク2が設置される。詳しくは、パターン投光器7を挟んで第1カメラ5Lの反対側に第2カメラ5Rが配設されており、該第2カメラ5Rの視線と第1カメラ5Lの視線とが異なるように配設されている。更に、パターン投光器7は、マルチスリット光6がステレオカメラ5のエピポーラ拘束に対して垂直になるように配向されている。
また、図3に示すように、上記制御装置10は、演算装置102及び記憶装置103を有するコンピュータ本体に、上記ステレオカメラ5及びパターン投光器7が接続されて構成されている。また、コンピュータ本体には、作業者が入力作業を行うための入力装置106やティーチングペンダント13及び表示装置107なども接続されている。
上記記憶装置103には、ステレオカメラ5のカメラパラメータ113や、上記複数のスリット光6のそれぞれの光切断面6Pjの三次元平面式のデータ114や、詳しくは後述する光切断面6Pjの対応付けデータ115などが記憶されている。また、その他にも、ステレオカメラ5などの制御ドライバや、ワーク2の三次元計測をコンピュータに実行させる三次元計測プログラム112などの各種プログラムが格納されている。なお、カメラパラメータ113とは、レンズの焦点距離や歪み、カメラ間の位置関係を表すパラメータである。
より詳しくは、コンピュータ本体は、CPU102aを主体として、画像処理装置102b、音声処理装置102cを有して上記演算装置102を構成している。このCPU102aには、上記画像処理装置102b、音声処理装置102cの他に、ROM103a及びRAM103bがバス111を介して接続されている。ROM103aには、コンピュータの基本制御に必要なプログラムが格納されていると共に、上述した三次元計測プログラム112などの各種プログラムやデータが格納されている。RAM103bには、CPU102aに対する作業領域が確保される。画像処理装置102bはCPU102aからの描画指示に応じて表示装置107としての液晶ディスプレイを制御して、その画面上の所定の画像を表示させる。音声処理装置102cはCPU102aからの発音指示に応じた音声信号生成してスピーカ109に出力する。
CPU102aにはバス111に接続された入力インターフェース106cを介して、入力装置106としてのキーボード106a及びマウス106bが接続されており、ワーク2の三次元計測に必要な指定情報、或いはその他の指示の入力を可能としている。
また、バス111には、ステレオカメラ5及びパターン投光器7が接続されていると共に、記録メディア読取装置117が接続されている。そのため、該記録メディア読取装置117によって三次元計測プログラム112などを記録した記録媒体110を読み込み、例えばROM103aに格納できるようになっている。なお、上述した記憶装置103は、主記憶装置であるROM103a及びRAM103bの他に、その他の外部記憶装置を備えて構成されている。
更に、バス111には、通信装置116が接続されており、上述したような記録媒体110を使用せずに、通信装置116を介してインターネット等から配信される三次元計測プログラム112をダウンロード可能に構成されている。
また、本実施の形態では、制御装置10をステレオカメラ5が接続されたコンピュータによって構成している。しかしながら、ステレオカメラ5に内蔵された演算装置と共同して制御装置10を構成しても良く、またステレオカメラ5の演算装置のみでこの制御装置を構成しても良い。
[三次元計測の動作]
ついで、上記三次元計測プログラム112に基づくワーク2の三次元計測について説明をする。図4に示すように、ワーク2の三次元計測は、カメラ校正工程(図4のS1)及び光切断面校正工程(図4のS2)からなる事前準備段階と、実際の三次元計測工程(図4のS3)とから構成されている。以下の説明では、カメラ校正工程S1及び光切断面校正工程S2の事前準備段階について説明した後に、三次元計測工程S3について説明を行う。
ついで、上記三次元計測プログラム112に基づくワーク2の三次元計測について説明をする。図4に示すように、ワーク2の三次元計測は、カメラ校正工程(図4のS1)及び光切断面校正工程(図4のS2)からなる事前準備段階と、実際の三次元計測工程(図4のS3)とから構成されている。以下の説明では、カメラ校正工程S1及び光切断面校正工程S2の事前準備段階について説明した後に、三次元計測工程S3について説明を行う。
ワーク2の三次元計測を行うにあたり、三次元計測装置1は、まず、ステレオカメラ5の校正を行う(カメラ校正工程)。具体的には、複数のマーカを有するカメラ校正ボードをステレオカメラ5によって撮像する。上記校正ボードのマーカの位置関係は予め計測されているため、三次元計測装置1の制御装置10は、この撮像されたステレオ画像上のマーカと記憶されているマーカの位置関係を比較して、ステレオカメラ5のカメラパラメータ113を校正し、記憶する。
即ち、制御装置10は、ステレオカメラ5のカメラパラメータ113を校正するカメラパラメータ校正部として機能する。なお、上記カメラ校正には、既存の手法(Zhengyou Zhang. A flexible new technique for camera calibration. IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol. 22, No. 11, pp. 1330-1334, 2000.など)が用いられる。
上記カメラパラメータ113の校正が終わると、次に三次元計測装置1は、図5乃至図7に示すように、複数あるスリット光6それぞれについて光切断面6Pjの校正を行う(光切断面校正工程)。具体的には、図5に示すように、まず、黒色等による単色無地の平面である光切断面校正用の校正プレート15をワーク2の代わりに載置する(図7のS20)。そして、この校正プレート15にパターン投光器7からマルチスリット光6を照射してステレオカメラ5で撮影する(図7のS21)。
次に、ステレオカメラ5によって撮像された画像を制御装置10に通信し、該制御装置10によりカメラパラメータ113を用いて歪み補正及びステレオ平行化処理を行う(図7のS22)。即ち、制御装置10は、歪み補正・ステレオ平行化処理部として機能し、カメラパラメータ113を用いてステレオカメラ5の撮影画像40,50を、レンズ歪みが無く、左右のカメラが平行に配置されたステレオカメラ5で撮影したかのように補正する。これにより、第1及び第2カメラの画像40,50のうち、一方の画像上の点に対応する他方の画像上の点を含む直線(エピポーラ線)が同じY座標上のX軸に平行な直線になるため、対応点が探索しやすくなる。
上記撮像画像の補正処理がなされると制御装置10は輝線検出部として機能し、この歪み補正及びステレオ平行化処理が施された画像40,50からマルチスリット光6が校正プレート15に照射されてできた輝線4n,5nを検出する(図7のS23)。
なお、パターン投光器7はステレオカメラ5のエピポーラ拘束に対して垂直になるよう設置されているため、輝線4n,5nもエピポーラ線に対して垂直に近い角度を持っている。そのため、歪み補正・ステレオ平行化処理部により補正された画像ならばエピポーラ線、すなわちX軸に沿って各画素の輝度からピークを検出すれば、輝線4n,5nを構成する点を検出できる。または、二値化等の手段を用いて輝線構成点を検出しても良い。このようにして輝線構成点を検出後、隣接する輝線構成点をグループ化することで、輝線4n,5nを検出することができる。また、ここで検出された各輝線4n,5nをその長さでフィルタリングし、あまりに短い輝線はノイズとして除去しても良い。
撮像されたステレオ画像40,50から輝線4n,5nを検出すると、制御装置10は、図6に示すように、ステレオカメラ5の視野が一枚の平面であると仮定する。そして、ステレオカメラ5の撮影画像上の輝線4n,5nについて、カメラ間の対応付けを行う(図7のS24)。具体的には、マルチスリット光6のスリット数及び校正プレート15が平面であることを利用して、画像端から順番にステレオカメラ5の第1及び第2画像40,50の輝線4n,5nについて対応付けを行う。
上記対応付けがなされると、制御装置10は三次元復元部として機能し、マルチスリット光6が校正プレート15上に照射されて出来た輝線の三次元位置を求める(図7のS25)。即ち、制御装置10は、カメラパラメータ113を利用して、第1画像上の輝線4nと第2画像上の輝線5nの対応関係からステレオ法により輝線の三次元位置を求める。
上記輝線の三次元位置が求まると、制御装置10は、この輝線の三次元位置計測の回数が予め設定された所定の計測回数i以上であるかを判断する(図7のS26)。そして、計測回数がこの所定回数iに達していない場合(図7のS26のNO)、制御装置10は、校正プレート15の位置をステレオカメラ5の奥行き方向に移動させ(図7のS27)、上記S20〜S25の工程を繰り返して再度、輝線の三次元位置を計測する。
一方、計測回数が所定回数iに達している場合(図7のS26のYES)、制御装置10は、上記輝線の三次元位置の計測結果から各スリット光6Xの光切断面6Pjの三次元平面式を演算して、記憶する(図7のS28)。即ち、マルチスリット光6により校正プレート上に照射された輝線は、マルチスリット光6による光切断面上に存在する。そのため、校正プレート15を移動させながら計測した輝線の三次元位置は、スリット毎に同一平面上に存在し、制御装置10は、これら複数回計測した輝線の三次元位置をスリット毎に集計して近似平面を演算することによって上記三次元平面式を求める。
上述したカメラ校正工程S1、光切断面校正工程S2が終了すると三次元計測装置1の計測の事前準備が終了し、三次元計測が可能となる。なお、この事前準備は、カメラパラメータ113に変更が無く、かつステレオカメラ5とパターン投光器7の位置関係やパターン投光器7のパターン自体に変更が無い限り、計測の毎に行う必要はなく、記憶装置103に記憶したデータを読み出せば良い。
ついで、実際のワーク2の計測を行う三次元計測工程S3について図8〜図14に基づいて説明をする。ワーク2の三次元計測を行うに際し、三次元計測装置1は、まず、投光器7からワーク2に向かって複数のスリット光6を照射し、これら複数のスリット光6が照射された状態のワーク2を第1及び第2カメラ5L,5Rによって撮像する。そして、制御装置(演算装置)10は、これら異なる視線から複数のスリット光6が照射されたワーク2を撮像した第1及び第2画像40,50を取得する(図8のS30、画像取得工程)。なお、この撮影は一回の計測につき一回行えば良い。
上記第1及び第2画像40,50を取得すると、制御装置10は、光断面の校正時と同様に、これら第1及び第2画像40,50に対して歪み補正及びステレオ平行化処理を行う(図8のS31、補正工程)。そして、補正した第1及び第2画像40,50を用いて、マルチスリット光6の照射により第1画像上に生じた輝線、マルチスリット光6の照射により第2画像上に生じた輝線を検出する(図8のS32、輝線検出工程)。
上記第1及び第2画像上の輝線を検出すると、制御装置10は、第1画像上の複数の輝線から一本の輝線を選択する(図8のS33,S34、輝線選択工程)。そして、この選択された第1画像上の輝線に対応する第2画像上の輝線及び光切断面を求める(図8のS35、輝線対応付け工程)。即ち、制御装置10は、輝線対応検出部として機能し、ワーク2を撮影したステレオカメラ5の撮影画像から検出した輝線について、カメラパラメータ113及び光切断面の三次元平面式を利用して第1及び第2画像間の輝線の対応付けを行う。
上記第1画像上の輝線、第2画像上の輝線及び光切断面の1つの対応関係が求まると、制御装置10は、同様の方法を用いて第1画像上のすべての輝線について、上記対応関係を求める(図8のS34〜S37)。
そして、すべての輝線についての対応関係が求まると(図8のS37のYES)、制御装置10は、これら第1画像上の輝線、第2画像上の輝線及び光切断面のいずれかの対応関係を利用して三角測量の原理によりワーク2の三次元位置を求める。そして、この三次元位置を求めることによってワーク2の三次元形状データを得る(図8のS38)。
[輝線対応付け工程]
ついで、上記輝線対応付け工程S35について図1,図9〜図13に基づいて詳しく説明をする。なお、以下の説明において、スリット光6の照射により第1カメラ5Lによって撮像された第1画像上に生じた複数の輝線の任意の一つを参照符号4jで表す。また、スリット光6の照射により第2カメラ5Rによって撮像された第2画像上に生じた複数の輝線の任意の一つを参照符号5jで表す。更に、複数あるスリット光6の光切断面の内、任意の一つを参照符号6Pjとして表すこととする。
ついで、上記輝線対応付け工程S35について図1,図9〜図13に基づいて詳しく説明をする。なお、以下の説明において、スリット光6の照射により第1カメラ5Lによって撮像された第1画像上に生じた複数の輝線の任意の一つを参照符号4jで表す。また、スリット光6の照射により第2カメラ5Rによって撮像された第2画像上に生じた複数の輝線の任意の一つを参照符号5jで表す。更に、複数あるスリット光6の光切断面の内、任意の一つを参照符号6Pjとして表すこととする。
輝線選択工程(図8のS33,S34)にて複数ある第1画像上の輝線から一つの輝線4jが選択されると、制御装置10は、この選択された第1画像上の輝線4jと、複数ある光切断面の一つとを仮に対応付ける(図9のS350,S351、仮対応付け工程)。即ち、対応付けを行いたい第1カメラ5Lのセンサ面上(第1画像上)の輝線4jは、記憶装置103に記憶されたマルチスリット光6の光切断面6の内、j番目(jは任意の整数)の光切断面6Pjによって発生したと仮定する。
上記第1画像上の輝線4jと光切断面6Pjとの対応付けがなされると、制御装置10は、図1に示すように三次元仮想空間上にてこの選択された第1画像上の輝線を上記仮に対応付けられた光切断面6Pjに一旦投影する(図9のS352、光切断面投影工程)。そして、制御装置10は、上記光切断面6Pjに輝線4jを投影すると、この光切断面6Pjを介して第1画像上の輝線4jを第2画像上に投影する(図9のS353、第2画像投影工程)。即ち、制御装置10は、光切断面の三次元方程式及びカメラパラメータを用い、三次元仮想空間上にて、仮定した光切断面6Pjに第1画像上の輝線4jを投影し、さらに投影した輝線4jPを第2画像(第2カメラのセンサ面)50へ投影する演算処理を行う。
次に、制御装置10は、第2画像上に投影された第1画像上の輝線4jXに最も近い第2画像上の輝線5jを探索し、これら第2画像上に投影された第1画像上の輝線4jXと第2画像上の輝線5jとの一致度Mを算出する(図9のS354、一致度算出工程)。
より具体的には、上記一致度Mは、例えば図10に示すように、エピポーラ拘束方向Yの距離60の平均値60Aや、エピポーラ拘束に垂直な方向Xの重なりの長さ61、端点間の距離62a,62bのいずれか、またはこれら組み合わせの一致度により評価される。なお、上記エピポーラ拘束方向Yは、歪み補正・ステレオ平行化処の補正された画像においては画像横方向となる。また、上記一致度Mは、輝線周辺の画像特徴(平均輝度やコントラスト等)の近似度を用いて評価しても良い。
仮に対応付けられた第1画像上の輝線4jと光切断面6Pjとの一つの組み合わせにおける一致度Mの算出がなされると、制御装置10は、第1画像上の輝線4jと対応付けを行う光切断面6Pjを変更する。そして、上記借り対応付け工程S351から一致度算出工程S356を繰り返し、新たに対応付けられた光切断面6Pjとの組み合わせについても一致度Mを算出する。
制御装置10は、上記工程を繰り返し、すべての光切断面との組み合わせについて上記一致度Mが求まると、この算出した一致度Mに基づいて、各第1画像上の輝線4jと光切断面6Pjとの対応付けの正否を判断する。そしてこれにより、正しい輝線4jと光切断面6Pjの組み合わせを決定する(S357、判断工程)。また、この時、第2画像上の輝線5jと、上記第1画像上の輝線4j及び光切断面6Pjとの正しい組み合わせも決定される。そして、制御装置10は、複数ある第1画像上の輝線4jのすべてについて、上述した方法で光切断面6Pj、第2画像上の輝線5jとの対応関係を求める。
このように、制御装置10は、第1画像上の輝線4jを光切断面6Pjを介して第2画像上に仮想的に投影し、この第2画像上に投影した第1画像上の輝線4jXを求める。そして、この演算された輝線4jXと実際に撮像した第2画像上の輝線5jとの一致度Mを指標として、第1画像上の輝線4j、光切断面6Pj及び第2画像上の輝線5jの対応関係の正否を判断することができる。
より詳しくは、第1及び第2カメラ5L,5Rの光学中心O5L,O5Rとセンサ面40,50上の輝線4j,5jとを結んだ直線とスリット光の光切断面6Pjは一つの線で交わる。そして、これら第1画像上の輝線4j、光切断面6Pj及び第2画像上の輝線5jの対応関係が全て正しい場合、これらはワーク2にスリット光が照射されて出来た輝線Lの位置となる。
制御装置10は、上記関係を利用して第1画像上の輝線4j、第2画像上の輝線5j及び光切断面6Pjの正しい対応関係を求めている。即ち、片方のカメラ画像上の輝線4jについて、光切断面6Pjに投影した後、投影された輝線4jPをさらに反対側のカメラ画像に投影すると、反対側のカメラの撮影画像上に位置が一致する輝線5jが存在するはずである。そのため、仮に対応付けた光切断面6Pjについて、上記の投影を行い一致する輝線が存在するか否かを判断することにより、光切断面6Pjの仮定が正しいか否かを判断することができる。
上記方法によると、色による輝線の識別とは別の方法にて、画像上の輝線4j,5jと光切断面6Pjとの対応付けが可能となるため、単色のスリット光パターンで、かつ一回の撮影で複数のスリット光が投影されたワークの三次元計測を行うことが出来る。
また、単色のパターン光源を用いることができるので、パターン光源を安価にすることができると共に、カラーフィルタによる光源の輝度劣化がないため、光源の輝度を必要以上に高くする必要もない。更に、各色の輝線が重ならないように高いパターン精度も要求されない。
また、ステレオカメラ5にモノクロカメラを使用できるため、カラーカメラが必要な場合に比べ、高感度、高解像度になる。加えて、一回の撮影で三次元計測を行えるため、短時間で計測を行え、生産ライン上の移動物体などの計測も可能になる。
[輝線の対応付けの他の可能性]
なお、上記ワーク2の三次元計測において、ワーク2の形状の凹凸や撮影画像のノイズ等により、同じスリット光により生成された画像上の輝線が分割されたり、違うスリット光から出来た輝線が撮影画像上では繋がった輝線となってしまったりすることもある。そのため、一致度Mを検出する際に、上記分割された輝線や、異なる輝線が連続した輝線を一つの輝線として認識すると、正確に一致度Mを検出することができない場合がある。
なお、上記ワーク2の三次元計測において、ワーク2の形状の凹凸や撮影画像のノイズ等により、同じスリット光により生成された画像上の輝線が分割されたり、違うスリット光から出来た輝線が撮影画像上では繋がった輝線となってしまったりすることもある。そのため、一致度Mを検出する際に、上記分割された輝線や、異なる輝線が連続した輝線を一つの輝線として認識すると、正確に一致度Mを検出することができない場合がある。
そこで、制御装置10は、一致度Mを演算するにあたり、第2画像上に投影された第1画像上の輝線4jXと第2画像上の輝線5jとの対応付けをすると、これら両輝線4jX,5jをエピポーラ拘束に垂直な方向に分割するようにしても良い(輝線分割工程)。
即ち、画像上の輝線は、例えば図11(a)の輝線5jのように一部が分割して写っていたり、輝線4jXのように一部が画像上に上手く投影されなかったりすることがある。そのため、制御装置10は、図11(b)に示すように、輝線4jX,5jの対応付けが行なわれた後、これら両輝線についてエピポーラ拘束に垂直な方向で重なる部分4jX1,5j1以外を分割し、この分割部分を新たな輝線4jX2,5j2として定義する。そして、この新たに定義された輝線4jX2,5j2についても対応付けを行い、一致度を算出することによって、正確に一致度Mを検出することができる。
例えば、図11の場合では、本来選択された輝線の重なり部分4jX1,5j1の対応付けを行って一致度M1を演算する。また、分割された輝線4jX2と、別輝線として第2画像上に写っていた輝線5j3との対応付けを行って一致度M2を演算する。そして、制御装置10は、これら演算された一致度M1,M2の平均を求める一致度Mとしても良い。なお、輝線5j2については、対応付けを行う輝線が存在しないため、対応付けを行わない。
また、上記実施の形態では、第1の画像上の輝線4jと総ての光切断面6Pjとの対応関係について上記一致度Mを演算し、演算された複数の一致度Mから最も一度の高いものを正しい対応関係としていた。しかしながら、図12に示すように、一致度Mを演算するにあたり、三次元仮想空間上にて仮に対応付けられた光切断面6Pjの一つに第1画像の輝線4jを投影するとその時点で三次元位置が求まる。また、上述したようにワーク2の存在範囲は、予め設定されている。そのため、制御装置10は、この仮に対応付けられた光切断面6Pjの一つに第1画像上の輝線4jを投影した際の三次元位置が、上記ワーク2の三次元上の存在範囲外の場合、一致度Mの演算をせずに対応付けを行う光切断面6Pjを変更しても良い。つまり、一致度Mの演算を行うか否かを判断する一致度演算判断工程を有していても良い。
具体的には、図12の場合、制御装置10は、第1画像上の輝線4jと光切断面6Pjとの交点(三次元位置)Pがワークの存在範囲70内となる第3及び第4光切断面(交点P3,P4)についてのみ一致度Mを演算する。また、それ以外の光切断面については、一致度Mは演算せずに光切断面投影工程(図9のS352)にて終了する。このようにすると、対応候補となり得ない光切断面について一致度Mを演算する必要がないため、演算量が少なくなり、輝線の対応付けが速くなる。そのため、測定タクトを短くすることができる。
更に、輝線の対応付けを行う際の処理をより高速に行うために、画像を分割した領域ごとや、各画素ごとに、対応する可能性のある光切断面候補を予め記憶しておく。そして、輝線の対応付けを行う際に、検出した輝線の画像上の位置に対応する光切断面候補のみを輝線との仮の対応付けを行う対象とするようにしても良い(光切断面選択工程)。
具体的には、上述したように第1カメラ5L、第2カメラ5R及び投光器7の位置関係は予め校正されていると共に、ワークの存在範囲70も予め設定されている。そのため、図13に示すように、第1画像40は、その画像上の範囲80が仮想三次元空間上にてどの範囲でワークの存在範囲70と重なるか予め規定しておくことができる。言い換えると、第1画像上の所定範囲80は、三次元仮想区間上の上記ワークの存在範囲70との重なり部分90を撮像しているといえる。
また、各スリット光の光切断面6Pjの三次元平面式も既知である。そのため、図13の第1画像上の範囲80内に輝線4jが存在している場合、この輝線4jは、上記重なり部分90を通過する光切断面6Pj3〜6Pj5のいずれかにより生じた輝線といえる。
そこで、制御装置10は、図14(a)に示すように、第1画像40の輝線検出時に画像上の輝線の存在する画素に光切断面の番号を記録した光切断面検索画像(対応付けデータ115)を作成している。そして、図14(b)に示すように、第1画像40から輝線4jを検出した段階で、光切断面検索画像115を用いて仮に対応付けを行う光切断面6Pjを決定しても良い。なお、上記光切断面検索画像115は、第2画像用に作成し、第1画像上の輝線4jを第2画像上に投影した際に、対応付けを行う光切断面6Pjを決定するようにしても良い。
即ち、制御装置10は、複数の光切断面の内、予め設定されたワークの三次元上の存在範囲70と輝線が存在する第1画像上の範囲に対応する三次元上の範囲80とが重なる範囲を通過する光切断面についてのみ、第1画像上の輝線との仮の対応付けを行う。そして、この対応付けられた光切断面との組み合わせについてのみ、上記一致度Mを演算するようにしても良い。
なお、上記実施の形態において、ステレオカメラ5にモノクロカメラを用いたが、カラーカメラを用いても良い。また、投光器7にカラー光源を用いても良い。そして、カラーカメラ及び光源を用いた場合、色による輝線の対応付けと本発明の輝線の対応付けを組み合わせて使用しても良い。
更に、投光器7のスリットの間隔は、一定間隔でも不定間隔でも良い。また、第1画像上の輝線4j、第2画像上の輝線5j及び光切断面6Pjの対応付けがなされれば、三次元計測は、ステレオ法であっても、光切断法であっても三角測量の原理を用いるものであればどのような方法でも良い。
更に、上記三次元計測装置1は、物体の形状・姿勢を計測する三次元計測装置として単体で使用されてもよいが、例えば、ロボットアームの先端に取り付けられたりして自動組立ロボットなどの装置の一部として取り込まれても良い。
また、例えば、上述した輝線分割工程、一致度演算判断工程、光切断面選択工程など、本実施の形態に記載された発明は、どのように組み合わされても良いことは当然である。
1:三次元計測装置、2:ワーク、4j:1画像上に生じた輝線、5L:第1カメラ、5R:第2カメラ、5j:第2画像上に生じた輝線、6X:スリット光、6Pj:光切断面、7:投光器、10:制御装置
Claims (5)
- ワークにスリット光を照射する投光器と、
前記スリット光が照射されたワークを撮像する第1カメラと、
前記第1カメラとは異なる視線から前記スリット光が照射されたワークを撮像する第2カメラと、
前記スリット光の光切断面の三次元平面式を記憶していると共に、前記スリット光の照射により前記第1カメラによって撮像された第1画像上に生じた輝線、前記スリット光の照射により前記第2カメラによって撮像された第2画像上に生じた輝線及び前記光切断面の対応付けを行い、これら第1画像上の輝線、第2画像上の輝線及び光切断面のいずれかの対応関係を利用して三角測量の原理によりワークの三次元計測を行う制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記第1画像上の輝線と前記光切断面とを仮に対応付け、この第1画像上の輝線を三次元仮想空間上にて前記光切断面に一旦投影した後に該光切断面を介して前記第2カメラにより撮像された第2画像上に投影し、この第2画像上に投影された前記第1画像上の輝線と前記第2画像上の輝線との一致度に基づいて前記光切断面と前記第1及び第2カメラの画像上の輝線との対応付けを行う、
ことを特徴とする三次元計測装置。 - 前記投光器は、複数の前記スリット光をワークに照射し、
前記制御装置は、複数の前記光切断面の内、予め設定されたワークの三次元上の存在範囲と前記輝線が存在する第1画像上の範囲に対応する三次元上の範囲とが重なる範囲を通過する前記光切断面についてのみ、前記第1画像上の輝線との仮の対応付けを行って前記一致度を演算する、
請求項1記載の三次元計測装置。 - 前記制御装置は、三次元仮想空間上にて仮に対応付けられた前記光切断面の一つに前記第1画像上の輝線を投影した際の三次元位置が、予め設定されたワークの三次元上の存在範囲外の場合、前記一致度の演算をせずに対応付けを行う光切断面を変更する、
請求項1又は2に記載の三次元計測装置。 - 投光器から複数のスリット光をワークに照射すると共に、これら複数のスリット光が照射された状態のワークを撮像した画像及び、これら複数のスリット光の光切断面の三次元平面式を用いてワークの三次元計測を行う三次元計測方法において、
演算装置が、前記複数のスリット光が照射されたワークを異なる視線から撮像した第1及び第2画像を取得する画像取得工程と、
前記演算装置が、前記第1画像上の各輝線を前記複数のスリット光の光切断面の一つと仮に対応付け、この第1画像上の輝線を三次元仮想空間上にて前記対応付けられた光切断面に一旦投影した後に該光切断面を介して前記第2画像上に投影し、この第2画像上に投影された前記第1画像上の輝線と前記第2画像上の輝線との一致度に基づいて前記光切断面と前記第1及び第2画像上の輝線との対応付けの正否を判断して、前記第1及び第2画像上の各輝線と前記光切断面との対応付けを決定する輝線対応付け工程と、
前記演算装置が、前記第1画像上の輝線、前記第2画像上の輝線及び前記光切断面のいずれかの対応関係を用いて三角測量の原理によりワークの三次元計測を行う計測工程と、を備えた、
ことを特徴とする三次元計測方法。 - 請求項4記載の三次元計測方法の各工程を、コンピュータに実行させる三次元計測プログラム。
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