JP2013210242A - 目標位置推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自機の観測値として目標との相対距離及び、ドップラ周波数を使用し慣性装置で観測した自機高度情報と合わせる事で目標の三次元位置(X、Y、Z)を算出していた。しかし慣性装置で観測した高度情報には誤差などが含まれることから、高度情報が劣化し、これに起因して三次元位置推定精度も劣化していた。
【解決手段】 慣性装置の高度情報によらず、自機のセンサにて直下クラッタを観測し、この観測値から自機高度を求めることにより、高度情報の精度を高め三次元位置推定精度も向上させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は目標の三次元位置を推定する方法に関するものである。特に、自機のセンサにて直下クラッタを観測することにより高度を推定し、目標からの相対距離、ドップラ周波数に基づく画像中心と目標のなす角を用いて目標の三次元位置を推定する方法に関するものである。
従来、目標の三次元位置を推定する際には目標までの相対距離、自機高度、入射角度を用いて目標位置を推定していた。
自機の高度情報を得る方法としては、例えばGPS(Global PositioningSystem)を用いる方法、慣性装置を用いる方法、あるいはクラッタを観測し高度情報を推定する方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−147100号公報
しかしながら従来、下記(a)〜(c)により目標位置(X、Y、Z)の推定精度が低下するという問題があった。(a)慣性装置のドリフト誤差により、高度情報の精度が劣化してしまうと、それに伴い目標位置の算出精度も劣化していた。(b)GPS搭載時は上記ドリフト誤差を排除することができるが、情報の更新が数秒程度であり、自機で観測する間隔と比較して大きい。(c)複数のセンサ情報を融合する際の時刻整合が難しい。例えば観測時の時間遅れや、観測時刻・観測間隔が異なるためデータ融合が難しい等の問題があった。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、三次元目標位置の推定精度の高い目標位置推定方法を得ることを目標とする。
この発明に係る目標位置推定方法は、慣性装置の高度情報によらず、自機のセンサにて直下クラッタを観測することによって、自機高度を推定し、他の自機センサ観測値と組み合わせて目標の三次元位置を推定するものであって、前記飛しょう体の高度を推定する高度検出部と、目標が存在する目標方向の角度を推定する角度推定部と、目標との相対距離を算出する相対距離検出部と、前記飛しょう体の高度と、前記目標方向の角度と、前記相対距離を用いて前記目標位置を算出する三次元位置推定部とを備え、前記高度検出部は、前記飛しょう体の直下方向からの反射波を受信した受信信号の中で最も距離が短い信号が直下クラッタであると判断し、当該信号の受信時間をT’としてΔh=cT’/2(c:光速)により前記飛しょう体の高度Δhを推定する。
この発明に係る目標位置推定方法によれば、自機のセンサにて高度情報を推定することでドリフト誤差等の誤差要因がなくなり、三次元での目標位置推定精度を向上することができる。
また、1つのセンサにより目標との相対距離、ドップラ周波数、高度を計測するため、データ融合が容易になり、目標位置推定精度を向上することができる。
実施の形態1に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態2に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態3に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態4に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態5に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態6に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態7に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態8に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態9に係る目標位置推定方法を説明する図である。 実施の形態10に係る目標位置推定方法を説明する図である。
以下、図を参酌しながら、本発明に係る目標位置推定方法について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る目標位置推定方法を説明する図である。実施の形態1に係る目標位置推定方法は、目標からの反射波を受信した受信信号10についてDBS(Doppler Beam Sharpening)処理を行うDBS処理部11と、飛しょう体である自機の直下にあるクラッタまでの距離を自機高度Δhとして算出する直下クラッタ距離検出部17と、DBS処理部11で求められたΔfdから画像中心と目標のなす角θを推定する角度推定部18と、目標との相対距離ΔRを算出する相対距離検出部19と、自機高度Δhと画像中心と目標のなす角θと目標との相対距離ΔRにより目標の三次元位置推定を行う三次元位置推定部20から構成される。
次に、目標位置推定方法の動作を説明する。
目標等からの反射波である受信信号をDBS処理部11に入力する。なお、受信信号10には自機直下のクラッタ及び目標からの受信信号が含まれるものである。DBS処理部11では受信信号のドップラ分解能を向上し、処理後の信号を直下クラッタ距離検出部17と角度推定部18と相対距離検出部19に出力する。複数パルスを送受信し、観測したドップラ周波数に基づきDBS処理を行う際にFFT(Fast Fourier Transform)を各距離ビンで実施することによりドップラ周波数の分解能を向上することができる。また、これにより、画像中心からのドップラ周波数差Δfdを求めることができる。
直下クラッタ距離検出部17は、受信信号に含まれる反射波のうち、最も距離が短い信号が直下クラッタであると考えて、直下クラッタまでの距離を自機高度Δhとする。ここでは、受信信号に対する直下クラッタの受信時間T’を観測し、自機とクラッタ反射面までの距離をΔh=cT’/2により算出することで、自機高度Δhを推定する。
角度推定部18は、DBS処理部11で求められた画像中心からのドップラ周波数差Δfdを画像中心と目標のなす角θに換算する処理を行う。
相対距離検出部19は、送信信号に対する目標からの反射波の受信時間Tを観測し、自機と目標までの距離をΔR=cT/2により算出することで、相対距離ΔRを推定する。
三次元位置推定部20は、直下クラッタ距離検出部17で推定された自機高度Δhと、角度推定部18で推定された画像中心と目標のなす角θと、相対距離検出部19で推定された相対距離ΔRにより、目標の三次元位置を推定する。
このように本実施の形態に係る目標位置推定方法は、三次元位置推定に必要な自機高度Δh、相対距離ΔR、画像中心と目標のなす角θを全て観測された受信信号から求めることにより、従来の慣性装置などにより観測された高度情報に含まれる誤差等の影響なく目標の三次元位置推定精度が向上することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1の構成と比較し、ディジタルパルス圧縮処理部12が追加される。
図2は実施の形態2に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態1と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図2において、新たに受信信号10とDBS処理部11の間にディジタルパルス圧縮処理部12が追加される。ディジタルパルス圧縮処理部12において受信信号の圧縮処理を行うことにより、直下クラッタ及び目標からの反射波の距離分解能を向上させることができる。
このように、ディジタルパルス圧縮処理部12の構成を追加することで、直下クラッタ距離検出部17、相対距離検出部19で各々求められる自機高度Δh、相対距離ΔRの高分解能化が図られる。結果として、三次元位置推定部20における三次元位置の推定精度を向上させることができる。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12はDBS処理部11の後ろに挿入し、DBS処理部11とディジタルパルス圧縮処理部12の順序を入れ替えても構わない。
実施の形態3.
実施の形態3では実施の形態2の構成と比較して、直下クラッタ距離検出部17の前に距離方向のゲート制御部14が追加される。なお、実施の形態2と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図3は、実施の形態3に係る目標位置推定方法を説明する図である。
図3において距離方向のゲート制御部14は、DBS処理部11が出力する信号に対し、慣性装置の概略高度情報13を用いて得られた概略高度情報近辺の信号を取り出すように、距離方向にゲート制御を行う。直下クラッタ距離検出部17は、距離方向にゲート制御された信号に対して、最も距離が短い信号が直下クラッタであると考えて、直下クラッタまでの距離を自機高度Δhとする。ここでは、受信信号に対する直下クラッタの受信時間T’を観測し、自機とクラッタ反射面までの距離をΔh=cT’/2により算出することで、自機高度Δhを推定する。
このように、実施の形態3では、直下クラッタ距離検出部17で自機高度Δhを推定する前に、従来は自機高度Δhとして活用されていた慣性装置で検出した概略高度情報を基に、直下クラッタ距離近傍に受信ゲートを設けるようにした。これにより、直下クラッタ距離検出部17において処理する対象距離が直下クラッタ近傍に限られることで、信号処理の負荷を低減することが可能となる。
また、直下クラッタとは異なる距離からの受信信号に対して、誤った距離の誤検出防止をすることによって、自機高度の検出精度の向上が見込める。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12はDBS処理部11の後ろに挿入し、DBS処理部11とディジタルパルス圧縮処理部12の順序を入れ替えても構わない。
実施の形態4.
実施の形態4では実施の形態3の構成と比較して、直下クラッタ距離検出部17の前に、距離方向のゲート制御部14の代わりにドップラ方向のゲート制御部16が追加される。
図4は、実施の形態4に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態3と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図4においてドップラ方向のゲート制御部16は、DBS処理部11が出力する信号に対して、自機の鉛直方向速度15を用いて鉛直方向速度をドップラ周波数に換算し、ドップラ周波数方向に受信ゲートを制御するようにした。
このように、実施の形態4の目標位置推定方法は、ドップラ周波数方向の受信ゲートを制御することにより、直下クラッタ距離検出部17で処理するドップラ周波数方向の範囲が直下クラッタ近傍に限られることから、信号処理の負荷を低減することができる。
また、直下クラッタ以外のドップラ周波数からの受信信号に対しては、直下クラッタ距離検出を行わないようにすることにより、ドップラ周波数軸上でも誤検出防止が可能となる。
実施の形態5.
実施の形態5では、実施の形態2の構成と比較して、直下クラッタ距離検出部17の前に、実施の形態3で説明した距離方向のゲート制御部14と、実施の形態4で説明したドップラ方向のゲート制御部16を設ける。
図5は、実施の形態5に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態2と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図5のように、実施の形態3で示した距離方向のゲート制御部14と実施の形態4で示したドップラ方向のゲート制御部16を設けたので、直下クラッタ距離検出部17の処理負荷を更に低減することが可能となる。
また、距離とドップラ周波数の両方から検出範囲を限定することができることから誤検出を防止して、より検出精度を向上させることができる。
実施の形態6.
実施の形態1では、ビームを目標の方向に向けた状態で直下クラッタを含む受信信号を観測していたが、実施の形態6では、直下クラッタの受信レベルが足りない場合を想定して、一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態でも直下クラッタを計測する。
図6は、実施の形態6に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態1と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図6に示すように、受信ビームを目標の方向に向けた状態での受信信号を観測するとともに、一旦受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号を観測する。
受信ビームを目標に向けた受信信号10には主に目標の反射波が含まれ、受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号21には主に直下クラッタからの反射波が含まれる。
DBS処理部11によりドップラ分解能を向上させ、直下クラッタ距離検出部17で求めた自機高度Δhと、相対距離検出部19により求めた相対距離ΔRと、角度推定部18で求めた画像中心と目標のなす角θを用いて目標の三次元位置推定を行う。
このように、実施の形態6では、一旦クラッタ反射面に向けて受信信号を取得するようにしたので、ビームが目標の方向を向いた場合は直下クラッタの反射波をサイドローブで受信していたのに対し、ビームをクラッタ反射面に向けることにより直下クラッタの反射波をメインローブで受信できるようになる。
これにより、グレージング角が浅いなどにより、直下クラッタの受信レベルが低くなってしまう場合においても、検出レベルに到達することが可能となる。
実施の形態7.
実施の形態2では、ビームを目標の方向に向けた状態で直下クラッタを含む受信信号を観測していたが、実施の形態7では一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタを計測する。
図7は、実施の形態7に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態2と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図7に示すように、受信ビームを目標の方向に向けた状態で受信信号を観測するとともに、一旦受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号を観測する。
受信ビームを目標に向けた受信信号10には主に目標の反射波が含まれ、受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号21には主に直下クラッタからの反射波が含まれる。
ディジタルパルス圧縮処理部12により距離分解能を高め、DBS処理部11によりドップラ分解能を向上させた後、直下クラッタ距離検出部17で求めた自機高度Δhと相対距離検出部19により求めた相対距離ΔR、角度推定部18で求めた画像中心と目標のなす角θに換算し、これらのΔh、θ、ΔRを用いて目標の三次元位置推定を行う。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12とDBS処理部11の順序は問わない。
このように実施の形態7では、実施の形態2の性能に加え、直下クラッタの受信レベルが足りない場合を想定し、一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタまでの距離すなわち自機高度Δhを検出するようにしたので、直下クラッタの受信レベルが足りない場合であっても精度の高い目標の三次元位置推定を行うことができる。
実施の形態8.
実施の形態3では、ビームを目標の方向に向けた状態で直下クラッタを含む受信信号を観測していたが、実施の形態8では一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタを計測する。
図8は、実施の形態8に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態3と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図8に示すように、受信ビームを目標の方向に向けた状態で受信信号を観測するとともに、一旦受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号を観測する。
受信ビームを目標に向けた受信信号10には主に目標の反射波が含まれ、受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号21には主に直下クラッタからの反射波が含まれる。
ディジタルパルス圧縮処理部12により距離分解能を高め、DBS処理部11によりドップラ分解能を向上させた後、慣性装置の概略高度情報13により、直下クラッタの受信信号に対して距離方向にゲート制御14を実施する。この後、直下クラッタ距離検出部17で求めた自機高度Δhと、相対距離検出部19により求めた相対距離ΔRと、角度推定部18で求めた画像中心と目標のなす角θを用いて目標の三次元位置推定を行う。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12とDBS処理部11の順序は問わない。
このように実施の形態8では、実施の形態3の性能に加え、直下クラッタの受信レベルが足りない場合を想定し、一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタまでの距離すなわち自機高度Δhを検出するようにしたので、直下クラッタの受信レベルが足りない場合であっても精度の高い目標の三次元位置推定を行うことができる。
実施の形態9.
実施の形態4では、ビームを目標の方向に向けた状態で直下クラッタを含む受信信号を観測していたが、実施の形態9では一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタを計測する。
図9は、実施の形態9に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態4と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図9に示すように、受信ビームを目標の方向に向けた状態で受信信号を観測するとともに、一旦受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号を観測する。
受信ビームを目標に向けた受信信号10には主に目標の反射波が含まれ、受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号21には主に直下クラッタからの反射波が含まれる。
ディジタルパルス圧縮処理部12により距離分解能を高め、DBS処理部11によりドップラ分解能を向上させた後、自機の鉛直方向速度15を用いて、直下クラッタの受信信号に対してドップラ方向にゲート制御16を実施する。この後、直下クラッタ距離検出部17で求めた自機高度Δhと、相対距離検出部19により求めた相対距離ΔRと、角度推定部18で求めた画像中心と目標のなす角θを用いて目標の三次元位置推定を行う。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12とDBS処理部11の順序は問わない。
このように実施の形態9では、実施の形態4の性能に加え、直下クラッタの受信レベルが足りない場合を想定し、一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタまでの距離すなわち自機高度Δhを検出するようにしたので、直下クラッタの受信レベルが足りない場合であっても精度の高い目標の三次元位置推定を行うことができる。
実施の形態10.
実施の形態5では、ビームを目標の方向に向けた状態で直下クラッタを含む受信信号を観測していたが、実施の形態10では一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタを計測するようにする。
図10は、実施の形態10に係る目標位置推定方法を説明する図である。なお、実施の形態5と同様の構成には同一番号を付して説明を省略する。
図10に示すように、受信ビームを目標の方向に向けた状態で受信信号を観測するとともに、一旦受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号を観測する。
受信ビームを目標に向けた受信信号10には主に目標の反射波が含まれ、受信ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号21には主に直下クラッタからの反射波が含まれる。
ディジタルパルス圧縮処理部12により距離分解能を高め、DBS処理部11によりドップラ分解能を向上させた後、慣性装置の概略高度情報13と自機の鉛直方向速度15を用いて、直下クラッタの受信信号に対して、距離方向およびドップラ方向にゲート制御を行う。その後、直下クラッタ距離検出部17で求めた自機高度Δhと、相対距離検出部19により求めた相対距離ΔRと、角度推定部18で求めた画像中心と目標とのなす角θを用いて目標の三次元位置推定20を行う。
なお、ディジタルパルス圧縮処理部12とDBS処理部11の順序は問わない。
このように実施の形態5では、実施の形態5の性能に加え、直下クラッタの受信レベルが足りない場合を想定し、一旦ビームをクラッタ反射面に向けた状態で直下クラッタまでの距離すなわち自機高度Δhを検出するようにしたので、直下クラッタの受信レベルが足りない場合であっても精度の高い目標の三次元位置推定を行うことができる。
10 受信信号、11 DBS処理部、12 ディジタルパルス圧縮処理部、13 慣性装置の概略高度情報、14 距離方向のゲート制御部、15 自機の鉛直方向速度、16 ドップラ方向のゲート制御部、17 直下クラッタ距離検出部、18 角度推定部、19 相対距離検出部、20 三次元位置推定部、21 ビームをクラッタ反射面に向けた受信信号。

Claims (4)

  1. 目標の位置を推定する目標位置推定方法であって、
    自機の高度を推定する高度検出ステップと、
    画像中心と目標とのなす角を推定する角度推定ステップと、
    目標との相対距離を算出する相対距離検出ステップと、
    前記高度検出ステップで推定した前記自機の高度と、前記角度推定ステップで推定した前記画像中心と目標とのなす角と、前記相対距離検出ステップで算出した前記相対距離を用いて目標位置を推定する三次元位置推定ステップとを備え、
    前記高度検出ステップは、前記自機の直下方向からの反射波を受信した受信信号の中で最も距離が短い信号が直下クラッタであると判断し、当該信号の受信時間をT’としてΔh=cT’/2(c:光速)により前記自機の高度Δhを推定することを特徴とする目標位置推定方法。
  2. 請求項1に記載の目標位置推定方法において、
    前記高度検出ステップは、自機に搭載された慣性装置の高度情報を用い、距離方向のゲート制御を行うことを特徴とする目標位置推定方法。
  3. 請求項1、2いずれか記載の目標位置推定方法において、
    前記高度検出ステップは、自機の鉛直方向速度をドップラ周波数に換算し、前記ドップラ周波数方向のゲート制御を行うことを特徴とする目標位置推定方法。
  4. 請求項1、2、3いずれか記載の目標位置推定方法において、
    前記高度検出ステップは、前記直下方向からの反射波を受信する場合に、直下方向にビームを指向し受信信号を得ることを特徴とする目標位置推定方法。
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