JP2013209884A - 軸流送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低騒音な軸流送風機を提供する。
【解決手段】軸心まわりに回転されるボス2と、ボス2の外周部に配設された複数枚の翼3と、を有する羽根車1を備え、翼3は、外周端部近傍に流体主流の上流側へ滑らかに湾曲した湾曲領域36を有し、羽根車1の回転軸を中心とする円筒断面の平面展開図における、翼3の前縁端31と、当該翼3より回転方向前方に隣接する翼3の後縁端32とを結んだ直線の長さをHとし、羽根車1の直径をDとし、平面展開図における、翼3の前縁端31と当該翼3の後縁端32とを結んだ直線である翼弦37の長さlと、隣接する翼3の間隔である翼3ピッチtとの比(l/t)を弦節比σ、羽根車1の回転軸と翼弦37とが成す角を食い違い角γとしたとき、湾曲領域36において、0<H/D<0.35、0.71<σ<0.90、および、60°<γ<66°を満足するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば空調・換気機器などに用いられる軸流送風機に関するものである。
これまでに、軸流送風機の騒音を低減させる技術としては、以下のようなものが知られる。すなわち、羽根の外周縁部に流体主流方向に傾斜した小翼を設け、羽根の外周縁部の形状を適切にしてチップ渦の発生を抑制し、ベルマウスや羽根との干渉による騒音を低減するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−173895号公報(第5頁、図1)
上記特許文献1に記載の技術では、翼(羽根)の外周端部に流体主流方向に傾斜した小翼を設けることによって、翼の外周端部の形状を適切にして翼端渦の発生を抑制している。しかし、翼端渦により減少してしまう翼間の有効流路幅が十分には確保されておらず、流れの抵抗が増加し、流れの乱れが増大することによって騒音が増大するという問題点がある。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、低騒音な軸流送風機を提供することを目的とする。
本発明に係る軸流送風機は、軸心まわりに回転されるボスと、前記ボスの外周部に配設された複数枚の翼と、を有する羽根車を備え、前記翼は、外周端部近傍に流体主流の上流側へ滑らかに湾曲した湾曲領域を有し、前記羽根車の回転軸を中心とする円筒断面の平面展開図における、前記翼の前縁端と、当該翼より回転方向前方に隣接する前記翼の後縁端とを結んだ直線の長さをHとし、前記羽根車の直径をDとし、前記平面展開図における、前記翼の前縁端と当該翼の後縁端とを結んだ直線である翼弦の長さlと、隣接する前記翼の間隔である翼ピッチtとの比(l/t)を弦節比σ、前記羽根車の回転軸と前記翼弦とが成す角を食い違い角γとしたとき、前記湾曲領域において、0<H/D<0.35、0.72<σ<0.91、および、60°<γ<66°を満足するように構成されたものである。
本発明は、湾曲領域において、0<H/D<0.35、0.72<σ<0.91、および、60°<γ<66°を満足するように翼を構成したことにより、翼長さを十分確保して有効仕事を減少させることなく、翼間の有効流路幅を十分確保することができ、流れの抵抗を低減し、流れの乱れを抑制でき、騒音を低減できる。
本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の図2におけるI−I断面の平面展開図である。 弦節比と騒音低減量の関係を示すグラフである。 食い違い角と騒音低減量の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。 前傾角と騒音低減量の関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態3に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。 本発明の実施の形態4に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。 湾曲開始長さ比と騒音低減量の関係を示すグラフである。 δzw×αと騒音低減量の関係を示すグラフである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。なお、参照符号については、図1〜図11において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは、明細書の全文において共通することである。また、複数枚有する翼に関する符号は、代表の1枚にのみ付すものとする。また、本発明を実施するための形態では、一例として翼の枚数が5枚である場合を図示しているが、5枚以外の翼の枚数においても本発明の効果は得られる。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明の実施の形態1に係る軸流送風機を説明するための図である。具体的には、図1は本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の正面図、図3は本発明の実施の形態1に係る軸流送風機の図2におけるI−I断面の平面展開図である。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態1に係る軸流送風機は、軸心まわりに回転するボス2と、前記ボス2の外周部に配設された複数枚の翼3とによって構成された羽根車1を有している。翼3は前縁端31、後縁端32、内周端33、外周端34によって囲繞されている。翼3は、湾曲開始位置35より外周側の外周端部近傍で、流体主流(気流)の上流側へ滑らかに湾曲した湾曲領域36を有している。
次に、図3を用いて説明する。図3においては、複数ある翼3の前後関係を明確にするため、任意の翼3を基準翼3aとしたとき、それより回転方向前方に隣接する翼3を前方翼3bと表記する。図3に示すように、羽根車1の回転軸を中心とする円筒断面の平面展開図において、基準翼3aの前縁端31と前方翼3bの後縁端32を結んだ直線の長さをHとし、羽根車1の直径をDとしたとき、湾曲領域36において、0<H/D<0.35であるように構成されている。さらに、同平面展開図において、翼3の前縁端31と後縁端32を結んだ翼弦37の長さlと、隣接する翼3の間隔である翼ピッチtとの比l/tを弦節比σ、羽根車1の回転軸の軸方向線と翼弦37とが成す角を食い違い角γとしたとき、湾曲領域36において、0.72<σ<0.91、かつ、60°<γ<66°を満足するように構成されている。
次に、上記のような構成により得られる効果を説明する。翼3が湾曲領域36において上流側へ滑らかに湾曲していることにより、翼端渦4の渦の大きさは抑制されるが、翼端渦4全体が上流側へ移動して、隣接する翼3と翼端渦4との間隔(有効流路幅)が実質的に狭くなっている。湾曲領域36において、0.72<σ<0.91、かつ、60°<γ<66°を満足するように構成することにより、翼3の長さを十分確保して有効仕事を減少させることなく、隣接する翼3と翼端渦4との間隔を広げて有効流路幅を十分確保することができ、流れの抵抗を低減し、流れの乱れを抑制できることにより、騒音を低減できる。
次に、弦節比σおよび食い違い角γと騒音低減量の関係について、図4および図5を用いて説明する。図4は弦節比と騒音低減量の関係を示すグラフ、図5は食い違い角と騒音低減量の関係を示すグラフである。ここで、騒音低減量は、従来の軸流送風機(例えば特許文献1の技術)を0dBとした場合における、本発明の実施の形態1にかかる軸流送風機の相対的な騒音の低減量を示している。図4では、一例として、食い違い角γを63.5°、後述する前傾角δzを9°、後述する湾曲開始長さ比αを0.7、後述するδzw×αの値を2.3としたときのグラフを示している。なお、グラフはプロット点に対して略2次曲線で近似しているが、弦節比と騒音低減量の関係においてこのように近似することは妥当性を損なわない。図4から、0.72<σ<0.91の範囲において1dB程度以上の騒音低減量が得られており、顕著な騒音低減効果があることが分かる。特に、σ=0.83においては2.2dBもの騒音低減量が得られている。図5では、一例として、弦節比σを0.83、後述する前傾角δzを9°、後述する湾曲開始長さ比αを0.7、後述するδzw×αの値を2.3としたときのグラフを示している。なお、グラフはプロット点に対して略2次曲線で近似しているが、食い違い角と騒音低減量の関係においてこのように近似することは妥当性を損なわない。図5から、60°<γ<66°の範囲において1dB以上の騒音低減量が得られており、顕著な騒音低減効果があることが分かる。図4および図5から、弦節比σを0.83、食い違い角γを63.5°としたとき最も騒音低減効果が高く、騒音低減量は5dBにもなることが分かる。特に、γ=63.5°においては3dBもの騒音低減量が得られている。
以上のように本実施の形態1においては、湾曲領域36において、0<H/D<0.35、0.71<σ<0.90、および、60°<γ<66°を満足するように翼3を構成したことにより、翼長さを十分確保して有効仕事を減少させることなく、翼3と翼端渦4との間隔を広げて有効流路幅を十分確保することができ、流れの抵抗を低減し、流れの乱れを抑制できることにより、騒音を低減できる。
実施の形態2.
より一層の騒音低減を実現するためには、以下のような構成にするのが望ましい。図6は本発明の実施の形態2に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。図2におけるII−II断面は、翼弦37の中心を翼弦中心点38(図3参照)とし、翼3の内周端33から外周端34までの各翼弦中心点38をすべて含む回転軸に平行な断面である。図6において、翼3の内周端33から外周端34までの各翼弦中心点38を結び、羽根車1の回転軸を含む平面上に投影した直線または曲線を翼弦中心線39とする。図6に示すように、翼弦中心線39が羽根車1の回転軸と垂直な平面と成す角を、当該平面に対し上流側へ向かう方向を正として、前傾角δzと定義する。このとき、湾曲領域36より内周側において、前傾角δzは、5°<δz<40°を満足するように構成されている。
次に、上記のような構成により得られる効果を説明する。前傾角δzが過度に大きい場合、翼3の下流側の外周側へ向かう流れが極端に促進されてしまい、外周端34で翼の下流側から上流側へ巻き上がる気流が増加し、翼端渦4の発生規模が増大してしまう。一方、前傾角δzが過度に小さい場合、翼3の下流側の外周側へ向かう流れが極端に滞り、外周端34の上流側と下流側の圧力差が増大してしまい、その過大な圧力差によって翼端渦4の発生規模が増大してしまう。前傾角δzが、5°<δz<40°を満足するように構成されていることにより、翼3の下流側の外周側へ向かう流れを最も効果的に抑制でき、翼端渦の発生規模を抑制できるため、より一層騒音を低減できる。
次に、前傾角δzと騒音低減量の関係について、図7を用いて説明する。図7は前傾角と騒音低減量の関係を示すグラフである。図7では、一例として、弦節比σを0.83、食い違い角γを63.5°、後述する湾曲開始長さ比αを0.7、後述するδzw×αの値を2.3としたときのグラフを示している。なお、グラフはプロット点に対して略2次曲線で近似しているが、前傾角と騒音低減量の関係においてこのように近似することは妥当性を損なわない。図7から、5°<δz<40°の範囲において5dB以上の騒音低減量が得られており、顕著な騒音低減効果があることが分かる。δz=9°では5.1dB、δz=30°では6.6dBの騒音低減効果が得られている。
以上のように本実施の形態2においては、湾曲領域36より内周側において、5°<δz<40°を満足するように翼3を構成したことにより、翼3の下流側の外周側へ向かう流れを効果的に抑制でき、翼端渦4の発生規模を抑制できるため、より一層騒音を低減できる。
実施の形態3.
上述した実施の形態2に係る軸流送風機と同等の騒音低減を実現するための別の実施の形態としては、以下のような構成にするものがある。図8は本発明の実施の形態3に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。図2におけるII−II断面は、翼弦37の中心を翼弦中心点38(図3参照)とし、翼3の内周端33から外周端34までの各翼弦中心点38をすべて含む回転軸に平行な断面である。図8において、翼3の内周端33から外周端34までの各翼弦中心点38を結び、羽根車1の回転軸を含む平面上に投影した直線または曲線を翼弦中心線39とする。図8に示すように、本実施の形態3では、翼弦中心線39の接線が羽根車1の回転軸と垂直な平面と成す角を、当該平面に対し上流側へ向かう方向を正として、前傾角δzと定義する。このとき、湾曲領域36より内周側において、前傾角δzは、5°<δz<40°を満足するように構成されている。上記のような構成により得られる効果は、実施の形態2と同様である。
実施の形態4.
より一層の騒音低減を実現するためには、以下のような構成にするのが望ましい。図9は本発明の実施の形態4に係る軸流送風機の図2におけるII−II断面の回転軸を含む平面上への投影図である。図9において、羽根車1の半径方向における翼3の内周端33から外周端34までのスパン長さをL、翼3の内周端33から湾曲領域36が開始される湾曲開始位置35までの長さをLwとし、その比L/Lwを湾曲開始長さ比αと定義する。また、図9において、翼3の内周端33から外周端34までの各翼弦中心点38を結び、羽根車1の回転軸を含む平面上に投影した直線または曲線を翼弦中心線39とする。さらに、翼3の外周端34における前傾角と湾曲開始位置35における前傾角の差をδzwと定義する。すなわち、翼弦中心線39の外周端と内周端とを結ぶ直線と、翼弦中心線39の湾曲領域36の開始位置と内周端とを結ぶ直線とが成す角を、前傾角の差δzwと定義する。このとき、0.6<α<0.95、かつ、1/α<δzw<6/αを満足するように構成されている。
次に、上記のような構成により得られる効果を説明する。翼3の湾曲領域36における上流側への滑らかな湾曲形状が翼端渦4の形状に適合し、翼端渦4を最も安定化できるため、渦変動を効果的に抑制でき、騒音を低減できる。
次に、湾曲開始長さ比αおよび前傾角の差δzwと騒音低減量の関係について、図10および図11を用いて説明する。図10は湾曲開始長さ比と騒音低減量の関係を示すグラフ、図11はδzw×αと騒音低減量の関係を示すグラフである。図10では、一例として、弦節比σを0.83、食い違い角γを63.5°、前傾角δzを9°、δzw×αの値を2.3としたときのグラフを示している。なお、グラフはプロット点に対して略2次曲線で近似しているが、湾曲長さ比αと騒音低減量の関係においてこのように近似することは妥当性を損なわない。図10から、0.6<α<0.95の範囲において、5dB以上の騒音低減量が得られており、顕著な騒音低減効果があることが分かる。α=0.7では5.1dB、α=0.91では5.2dBの騒音低減効果が得られている。図11では、一例として、弦節比σを0.83、食い違い角γを63.5°、前傾角δzを9°、湾曲開始長さ比αを0.7としたときのグラフを示している。なお、グラフはプロット点に対して略2次曲線で近似しているが、δzw×αと騒音低減量の関係においてこのように近似することは妥当性を損なわない。図11から、1<δzw×α<6、すなわち1/α<δzw<6/αの範囲において、5dB以上の騒音低減量が得られており、顕著な騒音低減効果があることが分かる。δzw×α=2.3では5.2dB、δzw×α=7.3では4.9dBの騒音低減効果が得られている。
以上のように本実施の形態4においては、0.6<α<0.95、および、1/α<δzw<6/αを満足するように翼3を構成したことにより、翼3の湾曲領域36における上流側への滑らかな湾曲形状が翼端渦4の形状に適合し、翼端渦4を最も安定化できるため、渦変動を効果的に抑制でき、より一層騒音を低減できる。
1 羽根車、2 ボス、3 翼、3a 基準翼、3b 前方翼、4 翼端渦、31 前縁端、32 後縁端、33 内周端、34 外周端、35 湾曲開始位置、36 湾曲領域、37 翼弦、38 翼弦中心点、39 翼弦中心線。

Claims (3)

  1. 軸心まわりに回転されるボスと、前記ボスの外周部に配設された複数枚の翼と、を有する羽根車を備え、
    前記翼は、外周端部近傍に流体主流の上流側へ滑らかに湾曲した湾曲領域を有し、
    前記羽根車の回転軸を中心とする円筒断面の平面展開図における、前記翼の前縁端と、当該翼より回転方向前方に隣接する前記翼の後縁端とを結んだ直線の長さをHとし、
    前記羽根車の直径をDとし、
    前記平面展開図における、前記翼の前縁端と当該翼の後縁端とを結んだ直線である翼弦の長さlと、隣接する前記翼の間隔である翼ピッチtとの比(l/t)を弦節比σ、前記羽根車の回転軸と前記翼弦とが成す角を食い違い角γとしたとき、
    前記湾曲領域において、
    0<H/D<0.35、
    0.72<σ<0.91、
    および、60°<γ<66°を満足するように構成された
    ことを特徴とする軸流送風機。
  2. 前記翼弦の中心点を前記翼の内周端から外周端まで結び、前記羽根車の回転軸を含む平面上に投影した直線または曲線を翼弦中心線とし、
    前記翼弦中心線または前記翼弦中心線の接線と、前記羽根車の回転軸と垂直な平面とが成す角を、前傾角δzとしたとき、
    前記湾曲領域より内周側において、
    5°<δz<40°を満足するように構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の軸流送風機。
  3. 前記羽根車の半径方向における、前記翼の内周端から外周端までのスパン長さLと、前記翼の内周端から前記湾曲領域の開始位置までの長さLwとの比(L/Lw)を湾曲開始長さ比αとし、
    前記翼弦の中心点を前記翼の内周端から外周端まで結び、前記羽根車の回転軸を含む平面上に投影した直線または曲線を翼弦中心線とし、
    前記翼弦中心線の外周端と内周端とを結ぶ直線と、前記翼弦中心線の前記湾曲領域の開始位置と内周端とを結ぶ直線とが成す角を、前傾角の差δzwとしたとき、
    0.6<α<0.95、
    および、1/α<δzw<6/αを満足するように構成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載の軸流送風機。
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