JP2013208777A - 保護層転写シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【手段】支持体と、前記支持体上に離型層および/または剥離層を介して設けられた活性光線硬化樹脂層と、を少なくとも備えてなる保護層転写シートを製造する方法であって、支持体上に離型層および/または剥離層を形成し、前記離型層および/または剥離層上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜を形成し、前記塗膜に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層を形成する、ことを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
支持体上に離型層および/または剥離層を積層し、
前記離型層および/または剥離層上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜を形成し、
前記塗膜に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層を形成する、ことを含んでなることを特徴とするものである。
本明細書において、活性放射線硬化性樹脂とは活性放射線を照射する前の前駆体または組成物を意味し、活性放射線を照射して活性放射線硬化性樹脂を硬化させたものを活性放射線硬化樹脂というものとする。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明による保護層転写シートの製造方法の各工程を示した概略工程図である。本発明による保護層転写シートの方法は、支持体1上に離型層および/または剥離層2を積層し、前記離型層および/または剥離層2上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜3を形成し、前記塗膜に、少なくとも2回以上活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層4を形成することにより、支持体1と、前記支持体1上に離型層および/または剥離層2を介して設けられた活性光線硬化樹脂層4と、を少なくとも備えてなる保護層転写シートを製造するものである。以下、各工程について説明する。
本発明による保護層転写シートの製造方法においては、図1(a)に示されるように、先ず支持体1を準備する。支持体としては、保護層転写シートから保護層を被転写体へ転写する際の熱エネルギー(例えばサーマルヘッドの熱)に耐え得る耐熱性を有し、保護層を支持できる機械的強度や耐溶剤性を有しているものであれば、特に制限なく使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体、テレフタル酸− シクロヘキサンジメタノール− エチレングリコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンナフタレートの共押し出しフィルムなどのポリエステル系樹脂、ナイロン6 、ナイロン66などのポリアミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリアクリレート、ポリメタアクリレート、ポリメチルメタアクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリイミド、ポリエーテルイミドなどのイミド系樹脂、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアラミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルファイトなどのエンジニアリング樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、高衝撃ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂などのスチレン系樹脂、セロファン、セルロースアセテート、ニトロセルロースなどのセルロース系フィルム、等が挙げられる。
次に、支持体1上に離型層および/または剥離層2を積層する(図1(b))。離型層および/または剥離層2は、これらの層上に設けられる保護層7を、保護層転写シートから剥離して被転写体(図示せず)へ転写させるための層である。なお、保護層を保護層転写シートから剥離する際に、保護層とともに剥離される場合の層が剥離層であり、保護層のみが剥離して、自身は支持体側に留まる層が離型層である。
次いで、上記のようにして形成された離型層および/または剥離層2上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜3を形成する(図1(c))。この塗布膜3は、後記するように、活性放射線の照射により硬化させることにより、転写される保護層を構成する活性光線硬化樹脂層4が形成される。従って、被転写体に保護層を設けた場合に、ハードコート性能を付与できるような樹脂を使用することが求められる。このような樹脂として、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する樹脂組成物を好適に使用することができ、例えば、特開2001−329031号公報に開示されている光硬化性樹脂等を好適に使用することができる。具体的には、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、または(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する活性放射線硬化性樹脂である。また、分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類は、イソホロンジイソシアネートの三量体およびイソホロンジイソシアネートと活性水素含有化合物との反応物から選ばれる少なくとも1種以上であることが好ましい。
本発明による保護層転写シートの製造方法においては、上記のようにして得られた活性放射線硬化性樹脂組成物からなる塗膜3に活性光線を照射して樹脂組成物を重合させて硬化させる際に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して活性光線硬化樹脂層4を形成する。即ち、1回目の活性光線照射により樹脂を半硬化させ(図1(d))、次いで、半硬化した樹脂3’に2回目の活性光線の照射を行うことにより活性光線硬化樹脂層4を形成する(図1(e))。
本発明においては、上記のようにして活性光線硬化樹脂層4を形成した後、活性光線硬化樹脂層4上に接着層6を積層する(図1(f))。保護層転写シート10の活性光線硬化樹脂層4および接着層6が離型層2から剥離して、保護層7として被転写体(図示せず)に転写されるものであり、接着層6は、被転写体と保護層7との接着性を高めるために設けられるものである。
本発明の保護層転写シート10は、上記のようにして製造することができるが、活性光線硬化樹脂層4と接着層6との間に中間層5を設けてもよい。中間層5を設けることにより、活性光線硬化樹脂層4と接着層6との層間の密着性を高めることができる。中間層を構成する材料としては、塩化ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、スチレン系樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン系樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、SEBS樹脂、SEPS樹脂等の樹脂を適宜選択して使用することができるが、これらの中でもアクリル系樹脂を好適に使用することができる。特に、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとメタクリル樹脂との混合物を好適に使用することができる。この場合、活性光線硬化樹脂層上に、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーとメタクリル樹脂との混合物かなる塗工液を塗布し活性光線照射により樹脂を硬化させることにより中間層を形成することができる。
上記のようにして得られた保護層転写シートは、図4に示すように、支持体1と、支持体1上に離型層および/または剥離層2を介して設けられた活性光線硬化樹脂層4と、を少なくとも備えている。また、活性光線硬化樹脂層4上には、中間層5および接着層6が設けられていてもよい。このような保護層転写シート10を用いて被転写体(図示せず)へ保護層7を転写すると、活性光線硬化樹脂層4(中間層5および接着層6が設けられている場合には、活性光線硬化樹脂層4、中間層5および接着層6)が保護層7として、被転写体へ転写される。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東レ(株)製、ルミラー)を支持体として用い、その一方の面に、下記の組成からなる剥離層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。
<剥離層塗工液組成>
ノルボルネン系樹脂(日本合成ゴム(株)製、アートンG) 40部
アクリルポリオール樹脂 10部
(商品名サーモラックSU−100A、綜研化学(株)製)
溶媒(メチルエチルケトン:トルエン=2:8) 50部
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成>
ウレタンオリゴマー 50部
(商品名NKオリゴU−6HA、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 25部
(商品名NKエステル U−A−9550、新中村化学工業株式会社製)
メタクリル樹脂 30部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 200部
<中間層塗工液組成>
メタクリル樹脂 100部
(商品名パラペットGF、クラレ(株)製)
メチルエチルケトン 100部
<接着層塗工液組成>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20部
アクリル樹脂 10部
溶媒(酢酸エチル:トルエン=2:5) 70部
実施例1において、活性光線硬化性樹脂塗工液を塗布した塗膜への電子線の照射条件を、表1に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例1において、2回目の活性光線照射である電子線照射に代えて、高圧水銀灯による紫外線照射を表1に示す条件にて行い、また、2回目の活性光線照射までの放置時間を表1に示す時間に変えた以外は、実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、活性光線硬化性樹脂塗工液からなる塗膜の膜厚を、6μmから4μmに変更した以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、活性光線硬化性樹脂塗工液からなる塗膜の膜厚を、6μmから12μmに変えた以外は実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例2において、活性光線硬化性樹脂塗工液からなる塗膜の膜厚を、6μmから12μmに変えた以外は実施例2と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例1において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行うことにより中間層を形成した後に、中間層を介して電子線を照射し、その後、中間層上に接着層を積層した以外は実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例2において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行うことにより中間層を形成した後に、中間層を介して電子線を照射し、その後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例2と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例3において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行うことにより中間層を形成した後に、中間層を介して電子線を照射し、その後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例3と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例4において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行うことにより中間層を形成した後に、中間層を介して2回目の紫外線を照射し、その後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例4と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行うことにより中間層を形成した後に、中間層を介して2回目の紫外線し、その後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例4において、塗膜へ紫外線照射を行ってから室温で1日間保存した後、中間層塗工液を塗膜へ塗布し、続いて、中間層塗工液の塗膜を介して2回目の紫外線照射を行い、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例4と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、塗膜へ紫外線照射を行ってから室温で1日間保存した後、中間層塗工液を塗膜へ塗布し、続いて、中間層塗工液の塗膜を介して2回目の紫外線照射を行い、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層した以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例9において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層し、その後、中間層および接着層を介して電子線を照射した以外は、実施例9と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例10において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層し、その後、中間層および接着層を介して電子線を照射した以外は、実施例10と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例11において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層し、その後、中間層および接着層を介して電子線を照射した以外は、実施例11と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例12において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層し、その後、中間層および接着層を介して2回目の紫外線照射を行った以外は、実施例12と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例13において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に中間層塗工液を塗膜へ塗布し、50℃で24時間エージングを行った後、中間層上に接着層を積層し、その後、中間層および接着層を介して2回目の紫外線照射を行った以外は、実施例13と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例1において、2回目の活性光線(電子線)照射までの放置時間を表1に示す時間に変更し、2回目の活性光線照射を行わなかった以外は実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
比較例1において、紫外線のピーク照度を150mW/cm2から350mW/cm2へ変更し、積算露光量を70mJ/cm2から250mJ/cm2へ変更した以外は、比較例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
比較例2において、紫外線の積算露光量を250mW/cm2から500mW/cm2へ変更した以外は、比較例2と同様にして保護層転写シートを作製した。
下記材料組成のカード基材の受像層表面に、VDS製カードプリンターCP510用スタンダードの染料層を備えた熱転写シートを用いて、イエロー、マゼンタ、シアンの順で画像を形成したものを被転写体とした。
・サーマルヘッド: KGT−217−12MPL20(京セラ株式会社製)
・発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.12(w/dot)
・1ライン周期:5(ミリ秒)
・印字開始温度:40(℃)
・印加パルス:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0〜255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、分割パルスのDuty比を60%固定とし、ライン周期あたりのパルス数を210個固定とし、ベタ印画を行い、印画面全面に保護層を転写してカードを作製した。
○:問題のあるカードの枚数が0〜19枚
△:問題のあるカードの枚数が20〜39枚
×:問題のあるカードの枚数が40枚以上
評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
2 離型層および/または剥離層
3、3’ 活性光線硬化性樹脂からなる塗膜
4 活性光線硬化樹脂層
5 中間層
6 接着層
10 保護層転写シート
Claims (14)
- 支持体と、前記支持体上に離型層および/または剥離層を介して設けられた活性光線硬化樹脂層と、を少なくとも備えてなる保護層転写シートを製造する方法であって、
支持体上に離型層および/または剥離層を形成し、
前記離型層および/または剥離層上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜を形成し、
前記塗膜に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層を形成する、ことを含んでなることを特徴とする、方法。 - 前記活性光線の照射が、別工程にて少なくとも2回以上行われる、請求項1に記載の方法。
- 1回目の照射時の照射エネルギーよりも、2回目の照射時の照射エネルギーの方が高くなるように、前記活性光線の照射を行う、請求項1または2に記載の方法。
- 前記1回目の照射時の活性光線が紫外線である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- ピーク照度35〜350mW/cm2、かつ積算露光量20〜200mJ/cm2の紫外線で第1回目の照射を行う、請求項4に記載の方法。
- 前記2回目の照射の活性光線が、紫外線または電子線である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 積算露光量65〜500mJ/cm2の紫外線で2回目の照射を行う、請求項6に記載の方法。
- 照射線量50〜300kGyの電子線で2回目の照射を行う、請求項6に記載の方法。
- 前記塗布膜に1回目の活性光線の照射を行った後、前記塗布膜上に中間層を積層し、前記中間層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項2〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記塗布膜に1回目の活性光線の照射を行った後、前記塗布膜上に接着層を積層し、前記接着層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項2〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記中間層の形成した後、さらに前記中間層上に接着層を積層し、前記中間層および接着層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項9に記載の方法。
- 前記第1回目の照射の後、少なくとも2時間以上経過後に2回目の照射を行う、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記活性光線硬化樹脂層の厚みが5μm〜20μmとなるように前記塗膜を形成する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法によって得られた保護層転写シート。
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