JP2013207669A - 測定局の設置情報取得方法及び測定システム - Google Patents

測定局の設置情報取得方法及び測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】 測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムの設置情報をデータ収集装置において取得する煩わしさを軽減できる測定システムにおける測定局の設置情報取得方法を提供する。
【解決手段】 測定システムにおける測定局の設置情報取得方法は、携帯端末130にて、近距離通信(Wifi通信)により、データ収集装置120の広域ネットワーク上のアドレスを取得し(ステップS132)、測定局110を設置箇所に設置し(ステップS113)、携帯端末130を用いて、設置箇所で得られる測定局110の設置情報を取得し(ステップS133)、携帯端末130から、上記のアドレスを用いて、公衆無線回線(3G回線)を介して、広域ネットワーク上のデータ収集装置120に、設置情報を送信し(ステップS134)、データ収集装置120で設置情報を受信し(ステップS123)、データ収集装置120において設置情報と設置箇所に設置された測定局とを対応付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、前記測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムにおける測定局の設置情報取得方法及びその測定システムに関するものである。
従来、測定局で測定を行い、その測定データを無線でデータ収集装置に送信する測定システムが知られている。この測定システムにおいて複数の測定局で測定を行なうことで、複数の測定局の測定データをデータ収集装置に集約することができる。このような測定システムとして、例えば放射線量測定システムがある。
放射線量測定システムが学校に用いられる場合には、例えば運動場、校舎、体育館等の敷地内の各所に測定局を設置して、それらの測定局で得られた測定データをデータ収集装置で収集する。データ収集装置は、測定局ごとに測定データを保存する。データ収集装置にはPC(パーソナルコンピュータ)が接続され、このPCで、データ収集装置で収集した測定局ごとの測定データを閲覧できる。
このような測定システムによって、ユーザは、各測定局が設置されているそれぞれの箇所に行って測定データを確認することなく、各設置箇所の放射線量を監視できる。また、各測定局とデータ収集装置との間では無線通信を行なっているので、各測定局とデータ収集装置との間の通信のために配線をする必要もない。なお、測定データの送信のための測定局とデータ収集装置との間の無線通信には、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)準拠方式や900MHz帯を使用するものが採用される。
このような測定システムを設置する場合には、まず、各測定局を測定箇所に設置する前に、測定局とデータ収集装置とを無線で接続して、データ収集装置と測定局の双方において同時に特定の操作部を操作して(例えば接続設定用のボタンを押して)データ収集装置に対する測定局の登録を行なう。この登録によって測定局のIDがデータ収集装置に保存される。その後、測定局が実際の測定箇所に設置される。測定箇所にて測定を行なう測定局からは、測定データとともにそのIDがデータ収集装置に送信される。これにより、データ収集装置において、受信した測定データがどの測定局からの測定データであるかを認識できる。
なお、本発明に関連する先行技術として、以下の先行技術文献がある。
特開2011−220975号公報
上記のような測定システムにおいて、設置箇所に実際に設置された測定局の画像や各測定局の設置位置などの、設置箇所で得られる測定局の情報(以下、「設置情報」という。)が求められることがある。しかしながら、測定局には、画像を撮影する機能(カメラ等)やその位置情報を取得する機能は搭載されていない。データ収集装置で各測定局のIDと紐付けてその設置情報を管理したい場合には、画像を撮影する機器(例えばデジタルカメラ)、位置情報を取得する機器(例えばGPS受信機)を用いて設置された測定局を撮影し、設置箇所の位置情報を取得して、これらを記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された画像や位置情報をPCに読み込んで、PCからデータ収集装置にコピーすることができる。しかしながら、このような作業は非常に煩わしく、測定局が複数になると、測定局と設置情報との対応付けを手動でやらなくてはならないので、この対応付けを誤ることもある。
また、測定局を設置する際に測定局をデータ収集装置に登録するためだけの目的で測定局やデータ収集装置に特定の操作部(ボタン等)を設けることは、コスト面で不利であるだけでなく、測定局の防水機能の向上という面からも不利である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムにおける測定局の設置情報を取得する煩わしさを軽減できる設置情報取得方法を提供することを目的とする。
本発明の測定局の設置情報取得方法は、測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、前記測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムにおける測定局の設置情報取得方法であって、この測定局の設置情報取得方法は、携帯端末にて、近距離通信により、前記データ収集装置の広域ネットワーク上のアドレスを取得し、前記測定局を設置箇所に設置し、前記携帯端末を用いて、前記設置箇所で得られる前記測定局の設置情報を取得し、前記携帯端末から、前記アドレスを用いて、公衆無線回線を介して、前記広域ネットワーク上の前記データ収集装置に、前記設置情報を送信し、前記データ収集装置で前記設置情報を受信し、前記データ収集装置において前記設置情報と前記設置箇所に設置された前記測定局とを対応付ける。
この構成によれば、まずデータ収集装置から携帯端末に近距離通信(例えばWifi)によってデータ収集装置のアドレスが与えられ、その携帯端末を持って設置箇所で測定局の設置情報を取得したときに、今度は公衆無線回線(例えば3G回線、LTE回線や公衆無線LAN(ホットスポットサービス))を介して設置情報をデータ収集装置に送信するので、データ収集装置に設置情報を取り込む煩わしさを軽減できる。データ収集装置に携帯端末がWifiで接続する際には、携帯端末が検索したWifiのアクセスポイントからユーザがデータ収集装置のアクセスポイントを選択することで容易に接続することができる。
上記の測定局の設置情報取得方法において、前記携帯端末は、撮像部を備えていてよく、前記設置情報は、前記撮像部によって得られた測定局の画像を含んでいてよい。
この構成によれば、データ収集装置において、設置箇所における測定局の画像とその測定局とを対応付けることができる。
上記の測定局の設置情報取得方法において、前記携帯端末は、測位部を備えていてよく、前記設置情報は、前記測位部によって得られた前記設置箇所の位置情報を含んでいてよい。
この構成によれば、データ収集装置において、測定局の設置箇所の位置情報とその測定局とを対応付けることができる。
上記の測定局の設置情報取得方法において、前記測定局には、その識別情報を示す標識が付されていてよく、前記測定システムにおける測定局の設置情報取得方法は、さらに、前記測定局の前記識別情報を前記データ収集装置に登録し、前記携帯端末で前記標識を撮影して画像認識を行なうことで、前記携帯端末にて前記測定局の前記識別情報を取得し、前記携帯端末は、前記設置情報とともに前記識別情報を送信し、前記データ収集装置は、登録された前記識別情報と、前記設置情報とともに送信されてきた前記識別情報とを比較することで、前記設置情報と前記測定局とを対応付けてよい。
この構成によれば、データ収集装置において識別情報を比較することで設置情報と測定局との対応付けを行なうことができるとともに、携帯端末が設置情報とともに送信される識別情報は、測定局に付された標識から画像認識によって取得するので、携帯端末において設置情報を取得した測定局の識別情報を手入力する煩わしさがなく、また正確な識別情報を設置情報に付加できる。
上記の測定局の設置情報取得方法において、前記測定局は、放射線量を測定して、放射線量を示す前記測定データを生成する放射線検出装置であってよく、前記測定局の設置情報取得方法は、さらに、前記設置箇所において前記携帯端末から前記測定局に振動を与え、前記携帯端末は、前記測定局に振動を与えたことに応じて、前記設置情報を送信し、前記データ収集装置は、前記設置情報を受信したときに受信した前記測定データにおいて誤認識が存在する測定局と、前記設置情報とを対応付けてよい。
この構成によれば、携帯端末が測定局にぶつけられた(バンプ操作)ときに、携帯端末では加速度センサがこのバンプ操作を検出して設置情報を送信し、測定局では通常の測定データにこのバンプ操作の情報が誤認識の結果として含まれるので、測定局の識別情報をデータ収集装置に登録しておかなくとも、また、携帯端末から設置情報を送信する際に測定局の識別情報を付加しなくとも、データ収集装置では、設置情報を受信したときの測定データを参照することで、測定データからバンプ操作による誤認識を見つけ出して、設置情報と測定局との対応付けを行なうことができる。
本発明の別の態様は、測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、前記測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムであって、前記データ収集装置は、携帯端末に対して、近距離通信により、前記データ収集装置の広域ネットワーク上のアドレスを送信する近距離通信部と、前記アドレスを利用して前記携帯端末から送信されてきた、前記測定局の設置箇所で得られる前記測定局の設置情報を、前記広域ネットワークを介して受信する広域網通信部と、前記設置情報を前記測定局と対応付けて保存するデータ保持部とを備えた構成を有している。
この構成によれば、データ収集装置から携帯端末に近距離通信によってデータ収集装置のアドレスが与えられ、その携帯端末を持って設置箇所で測定局の設置情報を取得して公衆無線回線(例えば3G回線やLTE回線)を介して設置情報をデータ収集装置に送信できるので、データ収集装置に設置情報を取り込む煩わしさを軽減できる。
上記の測定システムにおいて、前記データ収集装置には前記測定局の識別情報が登録されており、前記測定局には、その識別情報を示す標識が付されていてよく、前記設置情報には、前記携帯端末において前記標識から抽出された識別情報が付加されていてよく、前記データ保存部は、前記設置情報に付加された前記識別情報と登録されている前記識別情報とを比較することで、前記設置情報と前記測定局とを対応付けてよい。
この構成によれば、携帯端末が設置情報には、測定局に付された標識から画像認識によって取得された識別情報が付加されるので、データ収集装置において識別情報を比較することで設置情報と測定局との対応付けが行なうことができる。
上記の測定システムにおいて、前記測定局は、放射線量を測定して、放射線量を示す前記測定データを生成する放射線検出装置であってよく、前記データ保存部は、前記設置情報を受信したときに受信した前記測定データにおいて誤認識が存在する測定局と、前記設置情報とを対応付けてよい。
この構成によれば、携帯端末が測定局にぶつけられた(バンプ操作)ときに、携帯端末では加速度センサがこのバンプ操作を検出して設置情報を送信し、測定局では通常の測定データにこのバンプ操作の情報が誤認識の結果として含まれるので、 測定局の識別情報をデータ収集装置に登録しておかなくとも、また、携帯端末から設置情報を送信する際に測定局の識別情報を付加しなくとも、データ収集装置では、設置情報を受信したときの測定データを参照することで、測定データからバンプ操作による誤認識を見つけ出して、設置情報と測定局との対応付けを行なうことができる。
本発明によれば、測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムにおいて、まずデータ収集装置から携帯端末に近距離通信によってデータ収集装置のアドレスが与えられ、その携帯端末を持って設置箇所で測定局の設置情報を取得したときに、今度は公衆無線回線を介して設置情報をデータ収集装置に送信するので、設置情報をデータ収集装置において取得する煩わしさを軽減できる。
本発明の第1の実施の形態における測定局の設置情報取得方法のフロー図 本発明の第1の実施の形態における測定システムの構成図 本発明の第1の実施の形態における測定システムの構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態における測定システムの構成図 本発明の第2の実施の形態における測定システムの構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態における測定局の設置情報取得方法のフロー図 本発明の第2の実施の形態における測定局のカウント値の推移を示すグラフ
以下、本発明の実施の形態の測定システムにおける測定局の設置情報取得方法について、図面を参照しながら説明する。以下では、本発明の実施の形態の測定システムとして、放射線量を測定する放射線量測定システムを例に説明する。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態の放射線量測定システムの構成図である。放射線量測定システム1001は、複数の測定局110と、データ収集装置120と、PC(パーソナルコンピュータ)500とを備えている。この放射線量測定システム1001を設置する際には、携帯端末130が用いられる。
各測定局110とデータ収集装置120との間では、DECT準拠方式の無線通信が行なわれる。各測定局110とデータ収集装置120との間の無線通信は、900MHz帯を使用するものであってもよい。データ収集装置120は、広域ネットワークNWに接続されている。また、携帯端末130も公衆無線回線である3G回線又はLTE回線を介して広域ネットワークNWに接続可能である。即ち、携帯端末130とデータ収集装置120とは、公衆無線回線及び広域ネットワークを介して互いに接続される。データ収集装置120には、PC500が接続される。なお、データ収集装置120の測定局110と通信する機能以外の機能(即ち、携帯端末130と通信する機能及びその他の機能)は、PC500に備えられていてよい。即ち、データ収集装置120とPC500とを合わせて、後述するデータ収集装置120の機能が実現されてよい。
各測定局110は、各測定箇所に設置される。各測定局110は、放射線量の測定を行なう放射線量測定装置であり、その測定データをデータ収集装置120に送信する。データ収集装置120は、各測定局110から測定データを受信することで、複数の測定局110の測定データを収集する。携帯端末130は、この放射線量測定システム1001を設置したり、新たな測定局110を追加して設置したりする際に用いられるものであり、設置後の測定局110による測定及びデータ収集装置120による測定データの収集には用いられない。測定局110には、その識別情報であるIDを示す標識として、QRコード(登録商標)が付されている。QRコードは、測定局110を設置する際に使用される。
図3は、本発明の第1の実施の形態における測定システムの構成を示すブロック図である。図3では、携帯端末130の構成も合わせて図示している。測定局110は、ID記憶部11、初期設定操作部12、DECT通信部13、及び放射線センサ14を備えている。また、測定局110には、上述のようにQRコード15が付されている。放射線センサ14は、PINフォトダイオードであり、放射線を検出する。放射線センサ14は、所定の時間内に放射線を検出した回数を測定データとして生成してDECT通信部13に出力する。測定局110は、500mlペットボトル大の小型の安価なものである。また、測定局110は、電池で駆動するので、測定局100の設置にあたって電源工事は不要である。
ID記憶部11には、その測定局110の識別情報としてIDが記憶されている。このIDは各測定局110において互いに異なるものである。QRコード15は、ID記憶部11に記憶されたIDを示すコードである。このQRコード15を撮影して画像解析をすることで、IDを得ることができる。初期設定操作部12は、初期設定ボタンである。初期設定ボタンが押下されると初期設定部12はその旨の信号をDECT通信部13に出力する。DECT通信部13は、DECT準拠法式で無線通信を行なう。DECT通信部13は、初期設定時には、初期設定操作部12が操作されたときに、ID記憶部11に記憶されたIDを送信する。また、DECT通信部13は、設置後の測定においては、放射線センサ14で得られた測定データをデータ収集装置120に送信する。
データ収集装置120は、DECT通信部21、Wifi通信部22、広域網通信部23、初期設定操作部24、及びデータ保存部25を備えている。上述のように、DECT通信部21以外の構成は、PC500(図2参照)に備えられて、このPC500と合わせてデータ収集装置120が構成されてもよい。DECT通信部21は、測定局110との間でDECT準拠方式の無線通信を行なう。設置後の測定においては、DECT通信部21は、測定局110から測定データを受信する。
Wifi通信部22は、携帯端末130との間で、近距離通信として、Wifi(Wireless fidelity)通信を行なう。広域網通信部23は、広域ネットワークNWを介して携帯端末130と通信を行なう。初期設定操作部24は、初期設定ボタンである。初期設定ボタンが押下されると初期設定部24はその旨の信号をDECT通信部21に出力する。DECT通信部21は、初期設定時には、初期設定操作部24が操作されたときに、測定局110から送信されてきたIDを受信してデータ保存部25に保存することで、その測定局110を登録する。データ保存部25は、さらに、設置時に携帯端末130から送信されてきた設置データを保存する。データ保存部25は、設置後の測定においては、測定局110から送信されてきた測定データを、測定局110ごとに保存する。
携帯端末130は、撮像部31、ID抽出部32、GPS受信部33、Wifi通信部34、データ収集装置情報取得部35、公衆無線網通信部36、及び設置データ生成部37を備えている。撮像部31は、カメラである。撮像部31は、被写体を撮影して、その画像データを生成する。撮像部31は、設置時に、測定局110のQRコードを撮影し、かつ設置された測定局110を撮影する用に供される。撮像部31は、設置された測定局110の画像データを設置データ生成部37に提供し、QRコードの画像データをID抽出部32に提供する。
ID抽出部32は、撮像部31で撮像されたQRコードの画像を解析して、そのIDを抽出する。上述のように、このIDは、解析対象のQRコードが付与された測定局110のIDである。GPS受信部33は、GPS(Global Positioning System)衛星から信号を受信して、測位を行い、位置情報を生成する。このGPS受信部33は、本発明の測位部に相当する。GPS受信部33は、生成した位置情報を設置データ生成部37に提供する。設置データ生成部37は、撮像部31から得た設置された測定局110の画像データ及びGPS受信部33から得た位置情報に、ID抽出部32から得た測定局110のIDを付加して、設置データを生成する。この画像データ及び位置情報は、本発明の設置情報に該当する。
Wifi通信部35は、データ収集装置120との間でWifi通信を行なう。データ収集装置情報取得部36は、Wifi通信部35を介して、広域ネットワークNWでデータ収集装置120を特定するための情報、即ちデータ収集装置120のアドレスを取得する。公衆無線網通信部37は、公衆無線回線(例えば、3G回線やLTE回線)に接続して、広域ネットワークNWを介してデータ収集装置120と通信を行なう。このとき、公衆無線網通信部37は、データ収集装置情報取得部36にて取得したデータ収集装置120のアドレスを用いて、設置データ生成部37で生成された設置データをデータ収集装置120に送信する。
以上のように構成された放射線量測定システム1001について、その測定局110の設置情報取得方法を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における測定局の設置情報取得方法のフロー図である。まず、測定局110とデータ収集装置120を近くに用意して、互いの初期設定を行なう。このために、測定局110を初期設定モードとし(ステップS111)、データ収集装置120も初期設定モードにする(ステップS121)。そして、測定局110の初期設定操作部12とデータ収集装置120の初期設定操作部24とを同時に操作する。そうすると、測定局110のDECT通信部13は、ID記憶部11に記憶されたIDを送信することで、データ収集装置120に対する登録を行なう(ステップS112)。データ収集装置120のDECT通信部21は、このIDを受信してデータ保存部25に保存して、この測定局110を登録する(ステップS122)。これで測定局110とデータ収集装置120との間の初期設定が完了する。複数の測定局110がある場合には、各測定局110について、データ収集装置120との間で上記の初期設定を行なう。
携帯端末130もデータ収集装置120の近くに用意し、測定システムの設置のためのアプリケーションを起動する(ステップS131)。そして、携帯端末130のこのアプリケーションでデータ収集装置情報(アドレス)を要求するための操作を行なうと、携帯端末130のデータ収集装置情報取得部35は、Wifi通信部34を用いて、データ収集装置120と接続を行い、データ収集装置120の情報を要求する要求信号を送信する。データ収集装置120では、Wifi通信部22がこの要求信号を受信すると、データ収集装置情報として、広域ネットワークNWにおける自己のIPアドレスを携帯端末130に返す。携帯端末130のWifi通信部34は、このデータ収集装置情報を受信して、データ収集装置情報取得部35に保存する(ステップS132)。これによって携帯端末130でデータ収集装置120の情報の登録が完了する。
なお、上記の測定局110とデータ収集装置120との間の初期設定と、携帯端末130におけるデータ収集装置120の情報の登録とは、いずれが先でいずれが後でもあってもよい。測定局110について初期設定が完了し、携帯端末130についてデータ収集装置の情報登録が完了すると、ユーザは、測定局110を設置箇所に設置する。このとき、ユーザは、設置箇所に携帯端末130も持っていく。
ユーザは、測定局110を測定箇所に設置する(ステップS113)。そして、携帯端末130の撮像部31で測定局110に付されたQRコードを撮影して、ID抽出部32でQRコードからその測定局110のIDを抽出する。また、設置された測定局110を撮影して画像データを生成する。この撮影と同時にGPS受信部33は位置情報を取得する(以上、ステップS133)。設置データ生成部37は、撮像部31で取得された設置済の測定局110の画像データ、ID抽出部32で抽出されたID、及びGPS受信部33で得られた位置情報を含む設置データを生成する。そして、公衆無線網通信部36は、データ収集装置情報取得部35に登録されたデータ収集装置120の情報(アドレス)をあて先として、設置データ生成部37にて生成された設置データを送信する(ステップS134)。
データ収集装置120の広域網通信部23は、携帯端末130から送信された設置データを広域ネットワークNWから受信して、データ保存部25に保存する(ステップS123)。このとき、データ保存部25では、測定局110のIDとその設置時の画像及び位置情報とが互いに関連付けられて保存される。複数の測定局110がある場合には、各測定局110について、上記のように、その設置箇所で携帯端末130からの画像及び位置情報の送信及びデータ収集装置120での保存を行なう。
その後、測定局110は、放射線量の測定を開始して(ステップS114)、DECT通信部13が測定局110のIDとともに測定データを送信し、データ収集装置120のDECT通信部21はこれを受信して、測定局110ごとにデータ保存部25に保存する(ステップS124)。そして、データ収集装置120に接続されたPC500で、この測定データを閲覧することができる。また、データ収集装置120は、この測定データと関連付けて、その測定局110の画像や位置情報をPC500に出力できる。データ保存部25には、測定局110ごとに、その画像及び位置情報と測定データとが保存されているので、PC500では、測定局110ごとに測定データ、画像、及び位置情報を閲覧したり出力したりできる。
以上のように、本実施の形態の放射線量測定システムにおける測定局の設置情報取得方法によれば、まず、測定局110とデータ収集装置120との間で初期設定が行なわれて測定局110のIDがデータ収集装置120に登録される。そして、携帯端末130は、取得した設置された測定局110の画像及び位置情報を、公衆無線回線を経由してデータ収集装置120に送信するが、このときに、測定局110のIDも送信するので、データ収集装置120では、携帯端末130から受信した測定局110の設置された画像及び位置情報がどの測定局110のものであるかを容易に、かつ確実に管理できる。
また、携帯端末130が測定局110の画像及び位置情報に含める測定局110のIDについては、測定局110と携帯端末130との間で通信を行なうのではなく、携帯端末130に手入力で測定局110のIDを入力するのでもなく、測定局110に付されたQRコードを利用する。よって、簡易な構成で、確実に測定局110のIDを取得できる。
なお、本実施の形態では、放射線量測定システムにおける測定局の設置情報取得方法を説明したが、測定システムの測定対象は放射線に限られず、他の物理量であってもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、初期設定を行なうことで、測定局110のIDをデータ収集装置120に登録し、携帯端末130から測定局110の設置情報(画像や位置情報)を送信する際には、測定局110のIDを付けて送信することで、データ収集装置120で測定局110とその設置情報とを紐付けることができた。本実施の形態では、データ収集装置において、IDを用いずに、測定局とその設置情報とを対応付ける方法を説明する。本実施の形態では、放射線センサとして採用されるPINフォトダイオードが、振動の影響を受け易く、振動が加わると、それを、放射線を受けたものと誤認識してしまうという性質を有していることを利用して、測定局とその設置情報との紐付けを実現する。
図4は、本発明の第2の実施の形態における測定システムの構成図である。第1の実施の形態と同様に、本実施の形態の放射線測定システム1002は、複数の測定局210と、データ収集装置220と、PC500とを備えている。この放射線測定システム1002を設置する際には、携帯端末230が用いられる。
各測定局210とデータ収集装置220との間では、DECT準拠方式の無線通信が行なわれる。データ収集装置220は、広域ネットワークNWに接続されている。また、携帯端末230も公衆無線回線である3G回線又はLTE回線を介して広域ネットワークNWに接続可能である。データ収集装置220には、PC500が接続される。第1の実施の形態と同様に、データ収集装置220の測定局210と通信する機能以外の機能(即ち、携帯端末230と通信する機能及びその他の機能)は、PC500に備えられていてよい。即ち、データ収集装置220とPC500とを合わせて、後述するデータ収集装置220の機能が実現されてよい。
各測定局210は、各測定箇所に設置される。各測定局210は、放射線量の測定を行なって、その測定データをデータ収集装置220に送信する。これにより、データ収集装置220は、各測定局210の測定データを収集する。携帯端末230は、第1の実施の形態と同様に、放射線量測定システム1002を設置したり、新たな測定局210を追加して設置したりする際に用いられるものであり、設置後の測定局110による測定及びデータ収集装置120による測定データの収集には用いられない。なお、第1の実施の形態と異なり、測定局210には、QRコードは付されていない。
図5は、本発明の第2の実施の形態における測定システムの構成を示すブロック図である。図5では、携帯端末230の構成も合わせて図示している。なお、図5において、第1の実施の形態の放射線量測定システム1001と同様の構成については、同一の符号を付して、適宜その説明を省略する。
測定局210は、DECT通信部13、及び放射線センサ14を備えている。測定局210は、第1の実施の形態と同様に、小型かつ安価のものであり、電池で駆動する。放射線センサ14は、PINフォトダイオードによって放射線を検出する。放射線センサ14は、所定の時間内に放射線を検出した回数を測定データとして生成してDECT通信部13に出力する。DECT通信部13は、設置後の測定においては、放射線センサ14で得られた測定データをデータ収集装置120に送信する。ID記憶部11には、自IDが記憶されている。
データ収集装置220は、DECT通信部21、Wifi通信部22、広域網通信部23、初期設定操作部24、データ保存部25、及び対応検出部26を備えている。対応検出部26は、設置時に、広域網通信部23が携帯端末230から設置データを受信して、その設置データを取得すると、DECT通信部21が測定局210から受信した測定データを取得する。
対応検出部26は、DECT通信部21で複数の測定局210から測定データを受信している場合には、それらのすべての測定データを取得する。対応検出部26は、それらの測定データのうちで、設置データが送受信されたタイミングで一時的に放射線の検出回数が極端に多くなっている測定データと、その設置データとを対応付ける。測定データには測定局のIDも付加されているので、この対応付けの結果、測定局210のID、その測定データ、及び設置データ(測定局210の画像及び位置情報)が対応付けられる。なお、第1の実施の形態では、設置情報に測定局のIDが付加されて設置データとされていたが、本実施の形態では、設置データは画像データと位置情報とを含み、測定局210の識別情報が付加されていないので、設置データは即ち設置情報である。
このようにして対応付けられた測定局210のID、その測定データ、及び設置データは、データ保存部25に保存される。また、第1の実施の形態と同様に、設置後の通常の測定においては、測定局210から送信されてきた測定データは、測定局210のIDを参照して、測定局210ごとにデータ保存部25に保存される。
携帯端末230は、撮像部31、GPS受信部33、Wifi通信部34、データ収集装置情報取得部35、公衆無線網通信部36、設置データ生成部37、及び加速度センサ38を備えている。加速度センサ38は、携帯端末230の加速度を検出して、設置データ生成部37に出力する。設置データ生成部37は、加速度センサ38より出力された加速度が所定の閾値を超えると、撮像部31にて撮像された測定局210の画像及びGPS受信部33より取得した位置情報を設置情報として含む設置データを生成して、公衆無線網通信部36に出力する。公衆無線通信部36は、設置データ生成部37にて設置データが生成されると、これを公衆無線回線に送信する。
以上のように構成された放射線量測定システム1002について、その測定局210の設置情報取得方法を説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における測定局の設置情報取得方法のフロー図である。まず、携帯端末230をデータ収集装置220の近くに用意して、第1の実施の形態と同様にして、携帯端末230においてデータ収集装置220の情報(アドレス)を登録する(ステップS231)。そして、ユーザは、測定局210と携帯端末230とを持って、設置箇所に測定局210を設置しに行く。ユーザは、設置箇所に測定局210を設置して(ステップS211)、測定局210を起動する(ステップS212)。測定局210は、起動すると、放射線の検出を開始して、測定データを生成し、定期的に測定データをデータ収集装置220に送信する。本実施の形態では、測定局210は1分ごとに、1分間で放射線を受けた回数(毎分のカウント値)を測定データとしてデータ収集装置220に送信する。
一方、携帯端末230においてもアプリケーションを起動する(ステップS232)。そして、携帯端末230で、設置された測定局210の画像を撮影する(ステップS233)。このとき、同時にGPS受信部33で位置情報を取得する。携帯端末230では、設置データ生成部37においてこの画像及び位置情報を含む設置データが生成される。
設置データが用意されると、ユーザは、携帯端末230のアプリケーションを起動させたまま、この携帯端末230を測定局210に軽くぶつけ(この操作を以下「バンプ」とも言う。)(ステップS234)、測定局210に振動を与える。このバンプによって、携帯端末230に加速度が生じるので加速度センサ38によって加速度が検出されるとともに、測定局210に振動が与えられる。測定局210は、この振動を、放射線を受けたものと誤認識する(ステップS213)。
図7は、測定局210の毎分のカウント値(測定データ)の推移を示すグラフである。図7では、3つの測定局210の測定データが示されている。実線は、第1の測定局210のカウント値の推移を示し、一点鎖線は第2の測定局210のカウント値の推移を示し、二点鎖線は第3の測定局210のカウント値の推移を示している。図7の例では、時刻8分において、第1の測定局210のカウント値a8が、前後のカウント値a7及びa9と比較して極端に高い。また、この第1の測定局210のカウント値a8は、同時刻の他の測定局210のカウント値b8、c8と比較しても極端に高い。このカウント値a8は、第1の測定局210の放射線センサ14が、携帯端末230がぶつけられることによって与えられた振動を、放射線を受けたものと誤認識したことによるものである。
測定局210は、通常通りに測定データをデータ収集装置220に送信する(ステップS214)。また、このバンプによって加速度センサ38が検出した加速度は設置データ生成部37に提供され、設置データ生成部37は、この加速度が所定の閾値を上回ると判断すると、公衆無線網通信部36を用いて設置データをデータ収集装置220に送信する(ステップS235)。データ収集装置220では、携帯端末230から送信されてきた設置データを広域網通信部23にて受信し(ステップS221)、DECT通信部21にて測定データを受信する(ステップS222)。広域網通信部23が受信した設置データを対応検出部26に出力すると、対応検出部26は、受信した測定データをDECT通信部21から取得する。即ち、対応検出部26は、設置データが生成・送信されたタイミングと同じタイミングで生成・送信された測定データを取得する。このときに取得する測定データは、図7に示すように、DECT通信部21にて受信したすべての測定局210の測定データである。
対応検出部26は、測定データにおいて、同一の測定局210における前後のカウント値との差分が所定の閾値以上であり、かつ、他の測定局210における同時刻のカウント値との差分が所定の閾値以上である測定データを検出する。放射線については、ある短い時間(1分間)だけ線量が多くなり、その前後では通常の状態であるということは考えにくく、また、比較的近くに設置された複数の測定局において1つの測定局のみで顕著に高い放射線が観測されることも一般的には考えにくい。したがって、測定局210における上記の要件を満たすカウント値は、振動を放射線と誤認識によるものであると考えられる。
よって、対応検出部26は、上記の条件を満たす測定データを有する測定局210を、広域網通信部23にて受信された設置データに対応する測定局210であると判断する(ステップS223)。なお、同一の測定局210における前後のカウント値との差分が所定の閾値以上であるという条件と、他の測定局210における同時刻のカウント値との差分が所定の閾値以上であるという条件は、上記のように、それらのいずれもが満たされていたときにのみ、それを振動の誤認識によるものであると判断してもよいし、いずれか一方が満たされたときに、それを振動の誤認識によるものであると判断してもよい。
対応検出部26は、この設置データを、その測定データ及び測定局210から送信されてきた測定局210のIDとともに、データ保存部25に保存する。これによって、データ保存部25には、測定局210のID、その測定データ、及び設置データが互いに対応付けられて保存される。その後も継続して測定局210にて測定が行なわれて、測定データが送信され(ステップS215)、データ収集装置220にて測定データが受信され(ステップS224)、このようにしてデータ収集装置220において各測定局210の測定データが収集される。
以上のように、本実施の形態の放射線量測定システムにおける測定局の設置情報取得方法によれば、データ収集装置220には、設置された測定局210からDECT準拠方式の通信で測定データが送信されてくるとともに、携帯端末230からは公衆無線回線を通じて設置データが送られてくる。そして、この携帯端末230は、測定局210にぶつけることで加速度を検出して設置データを送信するので、データ収集装置220において設置データを受信したときの測定データを見ると、測定データの中に、ちょうど設置データが送信されたときに携帯端末230のバンプによる振動を放射線であると誤認識して一時的に高くなったカウント値を有する測定データがある。よって、そのような測定データを送信した測定局210を、受信した設置データと対応付けることができる。
このように、本実施の形態によれば、測定局210の放射線センサ14が振動を放射線と誤検出してしまうことを利用して、携帯端末230に画像及び位置情報を取得した測定局210のIDを入力しなくても、また、データ収集装置220においても予め測定局210のIDを登録しておかなくても、データ収集装置220において測定局と設置データとの対応付けを行なうことができる。即ち、本実施の形態の測定局の設置情報取得方法によれば、測定局210及びデータ収集装置220は、設置情報と測定局とを対応付けるという目的のためにデータ収集装置220において測定局210のIDを登録(記憶)しておく必要はなくなり、第1の実施の形態の放射線量測定システム1001と比較して、初期設定操作部12、24の構成が不要となる。
なお、上記の実施の形態では、端末装置230が加速度センサ38を備えて、端末装置230を測定局210にぶつけることで(バンプ)測定局210に振動を与えるとともに、このバンプを加速度センサ38で検出して設置データを端末装置230からデータ収集装置220に送信したが、本発明はこれに限られない。端末装置230がバイブレータを備えて、端末装置230を測定局210に当接させてバイブレータを起動させることで測定局210に振動を与えてもよい。この場合には、端末装置230は、バイブレータを起動させたことに応じて、設置データをデータ収集装置220に送信する。このバイブレータの振動によっても、測定局220が放射線を検出したものと誤認識して、測定データに一時的にカウント値が高くなる部分が生じる。よって、データ収集装置220で、この一時的にカウント値が高くなった部分を有する測定データを見つけることで、その測定データを送信した測定局210と、端末装置230から送信されてきた設置データとを対応付けることができる。
上記の第1及び第2の実施の形態では、測定局の設置情報は、測定局の画像及び位置情報であったが、設置情報はそのいずれかのみであってよく、測定局の設置箇所で得られる他の情報であってもよい。
本発明は、測定局の設置情報を取得する煩わしさを軽減できるという効果を有し、測定局で得られた測定データを無線でデータ収集装置に送信する測定システムにおける測定局の設置情報取得方法等として有用である。
1001、1002 測定システム
110、210 測定局
11 ID記憶部
12 初期設定操作部
13 DECT通信部
14 放射線センサ
120,220 データ収集装置
21 DECT通信部
22 Wifi通信部
23 広域網通信部
24 初期設定操作部
25 データ保存部
26 対応検出部
130 携帯端末
31 操作部
32 ID抽出部
33 GPS受信部
34 Wifi通信部
35 データ収集装置情報取得部
36 公衆無線網通信部
37 設置データ生成部
38 加速度センサ
500 PC
NW 広域ネットワーク

Claims (9)

  1. 測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、前記測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムにおける測定局の設置情報取得方法であって、
    携帯端末にて、近距離通信により、前記データ収集装置の広域ネットワーク上のアドレスを取得し、
    前記測定局を設置箇所に設置し、
    前記携帯端末を用いて、前記設置箇所で得られる前記測定局の設置情報を取得し、
    前記携帯端末から、前記アドレスを用いて、公衆無線回線を介して、前記広域ネットワーク上の前記データ収集装置に、前記設置情報を送信し、
    前記データ収集装置で前記設置情報を受信し、
    前記データ収集装置において前記設置情報と前記設置箇所に設置された前記測定局とを対応付ける、
    ことを特徴とする測定局の設置情報取得方法。
  2. 前記携帯端末は、撮像部を備え、
    前記設置情報は、前記撮像部によって得られた測定局の画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の測定局の設置情報取得方法。
  3. 前記携帯端末は、測位部を備え、
    前記設置情報は、前記測位部によって得られた前記設置箇所の位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の測定局の設置情報取得方法。
  4. 前記測定局には、その識別情報を示す標識が付されており、
    前記測定局の設置情報取得方法は、さらに、
    前記測定局の前記識別情報を前記データ収集装置に登録し、
    前記携帯端末で前記標識を撮影して画像認識を行なうことで、前記携帯端末にて前記測定局の前記識別情報を取得し、
    前記携帯端末は、前記設置情報とともに前記識別情報を送信し、
    前記データ収集装置は、登録された前記識別情報と、前記設置情報とともに送信されてきた前記識別情報とを比較することで、前記設置情報と前記測定局とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の測定局の設置情報取得方法。
  5. 前記測定局は、放射線量を測定して、放射線量を示す前記測定データを生成する放射線検出装置であり、
    前記測定局の設置情報取得方法は、さらに、
    前記設置箇所において前記携帯端末から前記測定局に振動を与え、
    前記携帯端末は、前記測定局に振動を与えたことに応じて、前記設置情報を送信し、
    前記データ収集装置は、前記設置情報を受信したときに受信した前記測定データにおいて誤認識が存在する測定局と、前記設置情報とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の測定局の設置情報取得方法。
  6. 前記携帯端末は、加速度センサを備え、
    前記携帯端末が前記測定局にぶつけられることで、前記携帯端末から前記測定局に振動が与えられ、
    前記携帯端末は、前記携帯端末を前記測定局にぶつけたことによって前記加速線佐賀所定の閾値以上の加速度を検出したことに応じて、前記設置情報を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の測定局の設置情報取得方法。
  7. 測定を行なって測定データを無線で送信する測定局と、前記測定データを受信するデータ収集装置とを含む測定システムであって、
    前記データ収集装置は、
    携帯端末に対して、近距離通信により、前記データ収集装置の広域ネットワーク上のアドレスを送信する近距離通信部と、
    前記アドレスを利用して前記携帯端末から送信されてきた、前記測定局の設置箇所で得られる前記測定局の設置情報を、前記広域ネットワークを介して受信する広域網通信部と、
    前記設置情報を前記測定局と対応付けて保存するデータ保持部と、
    を備えたことを特徴とする測定システム。
  8. 前記データ収集装置には前記測定局の識別情報が登録されており、
    前記測定局には、その識別情報を示す標識が付されており、
    前記設置情報には、前記携帯端末において前記標識から抽出された識別情報が付加されており、
    前記データ保存部は、前記設置情報に付加された前記識別情報と登録されている前記識別情報とを比較することで、前記設置情報と前記測定局とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項7に記載の測定システム。
  9. 前記測定局は、放射線量を測定して、放射線量を示す前記測定データを生成する放射線検出装置であり、
    前記データ保存部は、前記設置情報を受信したときに受信した前記測定データにおいて誤認識が存在する測定局と、前記設置情報とを対応付ける
    ことを特徴とする請求項7に記載の測定システム。
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