JP2013207459A - 携帯端末及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自端末に装着される二次電池から電力の供給を受けて動作する携帯端末であって、前記二次電池の識別情報を読み取る読取部と、前記識別情報の正当性を検証するための正当性検証情報を予め記憶する記憶部と、前記識別情報と前記正当性検証情報とを用いて、前記正当性の検証として使用が許可された二次電池であるか否かを検証し、検証結果に基づいて動作の制限を行う制御部とを備える。
【選択図】図2
Description
このような事態に対し、最近では携帯端末を遠隔操作することによって、携帯端末を使用できない状態にする方法や携帯端末の内部のデータを消去する方法で対処する技術が開示されている。しかしながら、携帯端末が通信圏外の場合や携帯端末の電源が入っていない場合には、このような対処ができない。
そこで、本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、不正使用されるおそれを低減できる携帯端末を提供すること、及びこのような携帯端末の制御方法を提供することを目的とする。
<実施の形態1>
<1−1.概要>
図1は、実施の形態1に係る携帯端末1を含む充電システムの概略構成図である。
この充電システムは、実施の形態1に係る携帯端末1の他、携帯端末1に内蔵された二次電池(以下、「充電池」という、(不図示))、及び充電池2を繰返し充電するための充電器3を含む。充電池2は携帯端末から脱着可能である。なお、本実施の形態では、繰り返し充電可能な電池、電池の異常発熱等の保護回路、及び後述の記憶部等の構成を含むパック電池を二次電池又は充電池と呼ぶ。
充電器3には予め固有の充電器IDが記憶されており、携帯端末1は、充電器3に接続されたときに、この充電器IDを読み取り、自機に内蔵されている充電池2の充電池IDと照合して、充電器3が充電池2の充電が許可されているか否かの検証を行い、検証結果が肯定的な結果の場合にのみ充電を開始するように制御する。以下、このように充電池2を充電できる充電器を「正規の充電器」と呼ぶ。
一方、携帯端末1を紛失したり、盗難にあったりした場合、他の誰か(以下、「不正使用者」という)が使用しようとしても、一旦、電池切れになった場合には、他の充電器で充電しようとしても、充電器IDの検証で否定的な検証結果となるので再充電して使用することができず、また、充電されている同機種の充電池や利用可能な同メーカーの充電池を使用しようとしても同様に充電池IDの検証結果が否定的な結果になるため、携帯端末1は使用できない。
<1−2.機能構成>
図2は、携帯端末1と充電器3の機能ブロック構成を示す図である。
携帯端末1は、同図に示すように、制御部101、記憶部102、I/O103、操作キー群104、ディスプレイ105、スピーカ106、マイク107、充電器接続端子108、通信部109、アンテナ110、スイッチ111、及び充電池2を備える。
図3(a)の例では、使用可能充電池IDリスト300には、充電池IDがそれぞれBID001、BID002である充電池が携帯端末1で使用可能な充電池として記憶されている。
操作キー群104は、使用者により押下されたキーに対応する入力信号を制御部101に送出する機能を有する。操作キー群104は、例えば、使用者が、数字や記号を含む文字を入力したり各種機能を選択したりする際に用いられる。また、操作キー群104は、例えばLED(Light Emitting Diode)のバックライトを備え、着信時、携帯端末の操作時や動作時に動作状態を表示するために点灯や点滅するようにしてもよい。
スピーカ106は、音声通話を行う際の音声や、携帯端末1の操作時の警告音等を発する。マイク107は、音声通話等を行うために用いられる。
スイッチ111は、制御部101の指示に従い、充電器3から充電池2へ充電用の電力を供給するか否かを制御する。スイッチ111は、後述の蓄電部203が満充電の場合の他、充電器3の充電器IDと充電池2の充電池IDとの認証が成功しなかった場合に、制御部101の指示によりスイッチを切り、充電池2への電力供給を遮断して充電しないようにする。なお、スイッチ111は、充電完了時や携帯端末1が充電器3から取り外されたときに蓄電部203への電力供給の回路を切断し、次に充電が開始される状態になるまでは、蓄電部203への接続が遮断された状態を保つ。
記憶部201は、不揮発性メモリ等の記憶媒体より実現され、予め自機の充電池IDを記憶している。
出力部202は、充電池2が携帯端末1に装着された場合に充電池2を携帯端末1の制御部101と接続するインターフェースであり、記憶部201の充電池IDは出力部202を介して制御部101に送られる。
充電器3は、充電制御部301、記憶部302、携帯端末接続端子303、及びAC/DCコンバータ304で構成される。
充電器3は、通常はACプラグ305により商用電源に接続され、商用電源から供給される交流電流をAC/DCコンバータ304で直流電流に変換し、携帯端末1に充電用電力として供給する機能を有する。
記憶部302は、不揮発性メモリ等の記憶媒体より実現され、予め充電器IDを記憶している。なお、本実施の形態の充電器3の充電器IDは、充電器3で充電できる充電池の充電池IDと同じ値を用いる。すなわち、充電器IDと充電池IDが一致する場合のみ、充電器3は、充電池2を充電することが可能である。
AC/DCコンバータ304は、商用電源の交流電流を一定電圧の直流電流に変換する整流回路で構成され、充電制御部に電力を供給し、携帯端末1が接続されたときは、検証の結果、正当な充電器と判断された場合に、携帯端末接続端子303を介して携帯端末1に内蔵された充電池2の蓄電部203に充電用の電力を供給する。
次に、上記構成を備える携帯端末1の動作について説明する。
図4は、携帯端末1の制御部101による制御処理を示すフローチャートである。
携帯端末1に充電池2(充電池IDはBID001とする)が装着されると、制御部101は、充電池2の記憶部201に記憶されている充電池IDを、出力部202を介して読み取る(ステップS10)。
充電池IDが読み取れなかった場合(ステップS11:NO)、又は正規の充電池と判断されなかった場合(ステップS13:NO)には、制御部101は、携帯端末の無効フラグをON、すなわち記憶部102の無効フラグの記録領域に「1」を記録し、携帯端末1が操作できない状態にする(ステップS14)。
図13は、携帯端末1がユーザからの入力操作が行われた場合の入力操作処理のフローチャートである。
制御部101は、ユーザによって携帯端末1の入力操作が行われた否かを定期的に監視している(ステップS200)。入力操作があった場合(ステップS200:YES)は、制御部101は、無効フラグがONか否かを判断する(ステップS201)。具体的には、記憶部102の無効フラグの記録領域に記録されている値を読み取り、その値が「0」である場合は無効フラグがOFFであると判断し、「1」である場合は、無効フラグがONであると判断する。
図5は、充電器3に接続された場合の携帯端末1の充電制御処理を示すフローチャートである。
充電池2を充電するために、携帯端末1の充電器接続端子108と充電器3の携帯端末接続端子303が接続される。
充電池IDが読み取れた場合(ステップS21:YES)は、携帯端末の制御部101は、充電器3の記憶部302に予め記憶されている充電器ID(充電器IDは、BID001とする)を携帯端末接続端子303と接続している充電器接続端子108を介して読み取る(ステップS22)。
このような構成の携帯端末1を正当な使用者が使用する場合と、不正使用者が使用する場合の動作を考察する。
携帯端末1を正当な使用者が使用する場合:
正当な使用者は、携帯端末1で使用可能は充電池2と、充電池2の充電が可能な充電器3を所持している。携帯端末1は、充電池2の装着時に充電池IDを自機で使用可能な充電池IDの充電池かを検証するが、充電池2は使用可能な充電池として登録されているので制限なく使用できる。そして電池切れになっても、充電器3を用いて充電することが可能なので、再充電して、制限なく携帯端末1を使用し続けることができる。
携帯端末1を不正使用者が使用しようとする場合:
充電池2が装着された携帯端末1は、充電池2が電池切れになるまで、制限なく使用することができる。しかし、電池切れになった時に、充電しようとして、携帯端末1の充電器と同タイプ充電器を用いて充電しようとしても、その充電器は、充電池2を充電することができる充電器として登録されていないために、充電池2を充電することができない。さらに、このように、正規の充電器でない充電器で充電しようとした際に携帯端末1には無効フラグがONになるので、携帯端末1の操作もできなくなる。
以上により、携帯端末1は、充電池が電池切れした後は、正規の充電池と充電器がそろっていなければ、携帯端末1の使用を制限することができ、携帯端末1を不正に使用されることを防止できる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、使用可能な充電池IDや充電器IDの認証を行うことによって携帯端末の操作の制限を行う実施の形態を説明した。
ここで、秘密情報とは、例えば、携帯端末に保存されているアドレス帳、ブックマーク、電子メールの送受信の内容や履歴、保存文書、カメラ画像、通信・通話等の使用履歴など使用者のプライベートに関する情報(いわゆる個人情報)を含む他人に知られたくない重要な文書や画像その他のデータであり、携帯端末の生産・出荷時に予め記憶されている情報ではなく、使用者が保存した情報、又は/及び携帯端末の使用により蓄積される情報をいう。
実施の形態1の携帯端末1と実施の形態2の携帯端末1bの違いは、携帯端末1bの制御部101bに、充電池IDや充電器IDの認証結果に基づいて、記憶部102bに記憶されている秘密情報の消去のための制御を行うプログラムが含まれる点である。
<2−2.動作>
次に、上記構成を備える携帯端末1bの動作について説明する。
同図において、ステップS31でYES、かつステップS33でYESの場合のステップS30〜ステップS33までの処理の流れは、図4のステップS10〜ステップS13までの処理と同様であるので説明は省略する。
制御部101bは、解除のための認証が成功した場合(ステップS36:YES)には、秘密情報のデータ消去を行わない。
次に、携帯端末1bが充電器3に接続された場合の携帯端末1bの動作について説明する。
携帯端末1bは、充電池2を充電するために、携帯端末1bの充電器接続端子108と充電器3の携帯端末接続端子303が接続される。
携帯端末1bの制御部101bは、内蔵されている充電池2の記憶部201に記憶されている充電池IDを、出力部202を介して読み取る(ステップS40)。
充電器IDが読み取れた場合(ステップS43:YES)に、制御部101bは、充電池IDと充電器IDが一致するか否かを判断する(ステップS44)。充電池IDと充電器IDが一致する場合には、制御部101bは、蓄電部203に充電器接続端子108を介して充電器からの充電電力を供給するようにスイッチ111を制御して回路を接続し充電を開始する(ステップS45)。
<実施の形態3>
実施の形態1では、充電池IDや充電器IDが正規の充電池や充電器を示すか否かを検証し、正規の充電池や充電器でないと判断された場合に、携帯端末の操作を無効にする実施の形態を説明した。
なお、実施の形態1で示したものと変更のない点についての説明は省略し、変更ある点を重点的に説明する。
実施の形態3の携帯端末1cは、正規の充電器に接続され、装着している充電池2cに充電操作が行われた場合に、記憶部102cに充電に関する充電管理情報(例えば、充電池ID、充電回数、充電日時、充電時間)を記録する。そして、携帯端末1cに装着されている充電池2cにも、同じ充電管理情報を充電池2cの記憶部201cに記録する。
<3−1.構成>
実施の形態1の携帯端末1及び実施の形態2の携帯端末1bと実施の形態3の携帯端末1cは以下の点で異なっている。
(ii)携帯端末1cの記憶部102cに充電管理情報を記録する領域が設けられている。
充電管理情報テーブル400は、項目として、充電池ID401とその充電池IDの充電池を充電した充電回数402を有する。
携帯端末1cに充電池ID401で示される充電池が装着されて充電されると、充電回数402にその充電回数が更新されて記録される。図8の例では、BID001の充電器IDを持つ充電器はこれまでに10回この携帯端末1cで充電されたことがわかる。そして、BID001の充電池IDを有する充電池2cの記憶部201cには充電回数を記録する領域が設けられており、同様に充電回数として10回が記録されている。
<3−2.動作>
次に、上記構成を備える携帯端末1cの動作について説明する。
同図において、ステップS60〜ステップS64、ステップS70の処理は、それぞれ図5のステップS20〜ステップS24、ステップS26の処理と同じなので説明を省略する。
携帯端末1cに装着されている充電池2cが充電器3で充電することが許可された充電池であると判断された場合(ステップS64:YES)、制御部101cは、充電池2cの記憶部201cに記録されている充電管理情報(具体的には、充電回数)を読み取る(ステップS65)。充電管理情報が読み取れなかった場合(ステップS66:NO)は、ステップS70の処理を行う。
制御部101cは、ステップS68で充電池2cの充電を開始したら、充電池2cから読み取った充電池IDに該当する充電池IDの充電回数402の値に「1」を加えた値を新たな充電回数として記録する。そして、充電池2cの記憶部201cの充電回数を記録している領域の充電回数の値に「1」増加させた値を記録する(ステップS69)。
次に図11を参照しながら、このような充電管理情報を用いて携帯端末1cの動作の制限を行う処理を説明する。
同図のステップS80〜ステップS83、ステップS89の処理は、それぞれ図4のステップS10〜S13、ステップS14の処理と同じなので説明を省略する。
制御部101cは、携帯端末1cで利用可能な充電池IDを持つ充電池2cが装着されていると判断した場合(ステップS83:YES)、充電池2cの記憶部201cに記録されている充電管理情報を、入出力部202cを介して読み取る(ステップS84)。読み取りに成功しなかった場合(ステップS85:NO)は、ステップS89の処理を行う。読み取りに成功しない場合とは、具体的には、例えば、携帯端末1cを介さない不正な手段で充電池2cの充電をし、充電管理情報が記録されていない場合である。
次に、制御部101cは、充電池2cから読み出した充電回数とステップS86で読み出した携帯端末が記録している充電回数とを比較し(ステップS87)、一致しない場合(ステップS87:NO)は、記憶部102cの無効フラグの記録領域に「1」を記録し、携帯端末1cの操作を無効にする(ステップS89)。
ステップS87でYESの場合には、充電池が正当に充電されたと判断して制御部101cは記憶部102cの無効フラグの記録領域に「0」を記録する(ステップS88)。
<実施の形態4>
実施の形態3では、充電管理情報を充電の際に充電池と携帯端末との両方に記録し、両者の充電管理情報を比較することによって、正規の充電池であっても不正な方法で充電された充電池を用いた場合には、携帯端末の操作を無効にする実施の形態について説明した。
<4−1.構成>
実施の形態3の携帯端末1cと実施の形態4の携帯端末1dの違いは、携帯端末1dの制御部101dに、充電池IDや充電器IDの認証結果及び充電池に記録されている充電管理情報の検証結果に基づいて、記憶部102dに記憶されている秘密情報の消去のための制御を行うプログラムが含まれる点である。
次に、上記構成を備える携帯端末1dの動作について説明する。
図12は、携帯端末1dの制御部101dによる充電管理情報を用いた秘密情報の消去制御処理を示すフローチャートである。
同図において、ステップS100〜ステップS108までの処理は、図6のステップS30〜ステップS38までの処理とほぼ同様であるので説明を省略する。図6の処理との違いは、ステップS103(図6のステップS33の処理に相当)の処理がYESの場合に行う処理が異なる。
<変形例>
以上、本発明に係る携帯端末の実施の形態を説明したが、例示した携帯端末を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施の形態で示した通りの携帯端末に限らないことは勿論である。
(1)実施の形態の充電池や充電器は、機器認証のために、それぞれの機器に予め付与した固有のIDを用いたが、機器認証のためのIDはこれに限らない。機器を特定できる情報であればどのような値を用いてもよい。例えば、固有のIDの代わりにそれぞれの機器の製造番号を用いることができる。
充電器・充電池対応付けリスト310は、項目として使用可能充電器IDリスト311と使用可能充電池IDリスト312とを有する。
同図の例では、携帯端末1で使用できる充電器としては、充電器IDがCID001、CID002の充電器であり、充電器IDリスト311で示される充電器IDがCID001の充電器は、その充電器IDに対応付け、使用可能充電池IDリスト312で示されるBID001、BID002、BID005の充電池を充電することができる。また、充電池IDがBID001の充電池は、充電器IDがCID001、CID002のどちらでも充電することが可能である。
(2)実施の形態の充電器では、電力の供給として、商用電源を用いたがUSB(Universal Serial Bus)の電力供給の端子を利用してもよい。USBの電力供給は直流電力の供給であるので、充電器の整流回路を省略することができる。ID等のデータのやり取りもUSBの信号線の端子を利用することができる。
(3)実施の形態では充電池の認証において、充電池の充電池IDと携帯端末に予め記憶している充電池IDとを比較して認証を行ったが、認証の方法はこれに限らない。
(4)実施の形態では、充電管理情報として、充電回数を用いた例を説明したが、充電管理情報は、充電回数に限らない。
充電池2に充電開始フラグを記録する領域を記憶部に設け、充電開始フラグを充電が開始された時に記憶部に記録する。例えば充電開始時に充電開始フラグを「1」にセットする。携帯端末1と充電器3が接続されてこの充電操作がなされた場合で、充電池2と充電器3の認証を行った結果、充電器3が正規の充電器であると判断されたときには、携帯端末は充電開始の後に、この充電開始フラグをリセットする。すなわち、充電開始フラグを「0」に書き換える。
上記の例では、携帯端末に充電池が装着された際に携帯端末は充電池からこの充電開始フラグを読み出して、その値が「1」であれば、正規の充電器で充電された充電池ではないと判断し、「0」の場合は正規な充電器で充電された充電池と判断できる。
(5)実施の形態では、秘密情報の消去のときの報知の方法として、ディスプレイに消去する旨の表示を行う例を説明したが、報知の方法はこれに限らない。
例えば、スピーカ106に注意を促す音声や警告音を出力する指示を行うようにしてもよいし、操作キー群104のバックライトを点滅させる指示を行うようにしてもよい。また、これらの報知手段を組み合わせてもよい。
また、報知後の、秘密情報のデータ消去動作の解除の方法として、パスワード認証による方法を説明したが、データ消去動作の解除の方法は、これに限らない。
例えば、正当な使用者が予め定めた解除のための特定の手順の操作が行われたか否かによって判断してもよいし、指紋認証などの認証技術を利用してもよい。
(6)実施の形態では、携帯端末の操作を無効にする方法として、制御部101がI/O103を介して入力信号が送られた際に、その入力信号に応じた出力信号を出力しない例を説明したが、携帯端末の操作を無効にする方法は、これに限らない。
(7)実施の形態では、秘密情報の漏えいを防ぐ方法として、秘密情報を消去する例を示したが、秘密情報の漏えいを防ぐ方法は、秘密情報の消去に限らない。
例えば、アドレス帳を読み出されないようにするためには、操作メニューからアドレス帳を表示するメニューをなくせばよい。又は、アドレス帳を読み出すためのキー入力操作を無効にしてもよい。また、予めダミーのアドレス帳の内容を記憶しておき、その情報を本来のアドレス帳のデータの代わりに表示してもよい。
また、秘密情報の消去は、すべての秘密情報を消去してもよいし、秘密情報の一部だけを消去してもよい。秘密情報の一部だけを消去する場合は、上記の方法を組み合わせて消去していない秘密情報の漏えいを防ぐようにすることが望ましい。
(8)実施の形態1〜4では、携帯端末の制御部が行う各制御機能をコンピュータのプログラムが行うとしたが、これら制御部が行う制御の全部又は1部をその機能を実行する1チップ又は複数チップの集積回路で実現してもよいし、その他どのような形態で実現してもよい。
(9)上述の各実施の形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
<補足>
以下、更に本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る携帯端末は、自端末に装着される二次電池から電力の供給を受けて動作する携帯端末であって、二次電池の識別情報を読み取る読取部と、識別情報の正当性を検証するための正当性検証情報を予め記憶する記憶部と、識別情報と正当性検証情報とを用いて、正当性の検証として使用が許可された二次電池であるか否かを検証し、検証結果に基づいて動作の制限を行う制御部とを備える。
(2)また、携帯端末に装着する二次電池は、二次電池を特定するための識別情報を予め記憶する識別情報記憶部と、識別情報を出力する出力部とを備え、携帯端末の読取部は、二次電池の前記出力部を介して前記識別情報を読み取り、制御部は、正当性の検証が否定的な結果となった場合に動作の制限を行うとしてもよい。
従って、正規でない二次電池を用いて携帯端末を使用されるのを防止することができる。
(3)また、携帯端末の制御部は、さらに携帯端末が二次電池を充電するための充電装置に接続された場合に、充電装置から充電装置の識別情報を読み取り、充電装置が二次電池を充電するために許可された充電装置であるか否かを、二次電池の識別情報と充電装置の識別情報に基づいて検証し、検証の結果、二次電池の充電を行うことを許可された充電装置であると判断されなかった場合に、動作の制限を行うとしてもよい。
従って、正規でない充電器を用いて携帯端末を使用されるのを防止することができる。
(4)また、携帯端末の制御部は、動作の制限として、携帯端末への入力操作を無効にするとしてもよい。
(5)また、携帯端末の制御部は、動作の制限として、二次電池の充電を行わないとしてもよい。
従って、不正使用者に二次電池を繰返し充電して携帯端末を使用されるのを防ぐことができる。
(6)また、携帯端末の制御部は、動作の制限として、携帯端末内の秘密情報の出力を制限するとしてもよい。
従って、不正使用者に、秘密情報が漏えいするのを防ぐことができる。
(7)また、携帯端末の制御部は、秘密情報の出力の制限として、秘密情報の消去を行うとしてもよい。
従って、不正使用者に、秘密情報が漏えいするのを防ぐことができる。
(8)また、携帯端末の制御部は、秘密情報の消去を行う前に消去を行う旨の報知を行い、報知後一定期間内に前記消去の抑止のための所定の操作が行われなかった場合には、秘密情報の消去を行い、一定期間内に操作が行われた場合には、秘密情報の消去を行わないとしてもよい。
従って、正当な使用者が誤った操作を行って携帯端末が秘密情報を消去する状態になっても一定期間内に消去抑止の操作によって秘密情報を消去されるのを回避することができる。
(9)また、二次電池は、さらに、充電操作が行われた際に充電に関する第1充電管理情報を記録する記録部を備え、携帯端末は、さらに、当該携帯端末を介して二次電池の充電が行われた際に充電に関する第2充電管理情報を記録する記録部を備え、制御部は、さらに、第1充電管理情報を前記二次電池から読み出し、第1管理情報の記録と第2充電管理情報の記録とに基づいて、二次電池が当該携帯端末を介して充電されたか否かを検証し、二次電池が当該携帯端末を介して充電されていないと判断した場合に、動作の制限を行うとしてもよい。
従って、正規の二次電池であっても、不正な方法で充電された二次電池を用いた場合、携帯端末の動作を制限できる。
(10)また、二次電池は、さらに、充電が行われた際に充電が開始されたことを示す充電開始情報を記録する充電開始情報記録手段を備え、充電が開始された際には、充電開始情報を記録し、携帯端末の制御部は、さらに、充電が当該二次電池の充電を許可された充電装置で行われた際には、充電開始情報を充電許可されていない充電装置で充電された場合の充電開始情報と異なる充電開始情報に更新し、充電された二次電池が装着された際には、当該二次電池から充電開始情報を読み取り、充電開始情報が当該二次電池の充電許可されていない充電装置で充電されたことを示す場合には、動作の制限を行うとしてもよい。
できる。
(11)また、携帯端末の制御部は、二次電池が前記携帯端末に装着された際に限って、検証を行い、検証結果に基づいて前記動作の制限を行うとしてもよい。
従って、携帯端末の使用開始時に二次電池の検証を行うので、不正使用者に携帯端末を使用されるのを防ぐことができる。
(12)本発明の一実施例に係る携帯端末の制御方法は、自端末に装着されている二次電池から電力の供給を受けて動作する携帯端末の制御方法であって、前記二次電池が予め記憶している当該二次電池の識別情報を読み取る読取ステップと、前記識別情報と前記携帯端末の記憶部に予め記憶されている前記識別情報の正当性を検証するための正当性検証情報とを用いて、前記正当性として使用が許可された二次電池であるか否かの検証を行う正当性検証ステップと、前記検証の結果に基づいて動作の制限を行う制御ステップとを有する。
2、2c 充電池
3 充電器
101、101b、101c、101d 制御部
102、102b、102c、102d、201、302 記憶部
103 I/O
104 操作キー群
105 ディスプレイ
106 スピーカ
108 充電器接続端子
111 スイッチ
202 出力部
203 蓄電部
301 充電制御部
303 携帯端末接続端子
Claims (12)
- 自端末に装着される二次電池から電力の供給を受けて動作する携帯端末であって、
前記二次電池の識別情報を読み取る読取部と、
前記識別情報の正当性を検証するための正当性検証情報を予め記憶する記憶部と、
前記識別情報と前記正当性検証情報とを用いて、前記正当性の検証として使用が許可された二次電池であるか否かを検証し、検証結果に基づいて動作の制限を行う制御部とを備える
ことを特徴とする携帯端末。 - 前記二次電池は、当該二次電池を特定するための識別情報を予め記憶する識別情報記憶部と、
前記識別情報を出力する出力部とを備え、
前記読取部は、前記二次電池の前記出力部を介して前記識別情報を読み取り、
前記制御部は、前記正当性の検証が否定的な結果となった場合に動作の制限を行う
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記制御部は、さらに前記携帯端末が前記二次電池に充電するための充電装置に接続された場合に、前記充電装置から当該充電装置の識別情報を読み取り、
前記充電装置が前記二次電池を充電するために許可された充電装置であるか否かを、前記二次電池の識別情報と前記充電装置の識別情報に基づいて検証し、
前記検証の結果、当該二次電池の充電を行うことを許可された充電装置であると判断されなかった場合に、動作の制限を行う
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記動作の制限として、前記携帯端末への入力操作を無効にする
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記動作の制限として、前記二次電池の充電を行わない
ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記動作の制限として、前記携帯端末内の秘密情報の出力を制限する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記秘密情報の出力の制限として、前記秘密情報の消去を行う
ことを特徴とする請求項6記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記秘密情報の消去を行う前に消去を行う旨の報知を行い、報知後一定期間内に前記消去の抑止のための所定の操作が行われなかった場合には、前記秘密情報の消去を行い、前記一定期間内に前記操作が行われた場合には、前記秘密情報の消去を行わない
ことを特徴とする請求項7記載の携帯端末。 - 前記二次電池は、さらに、充電操作が行われた際に充電に関する第1充電管理情報を記録する記録部を備え、
前記携帯端末は、さらに、当該携帯端末を介して二次電池の充電が行われた際に充電に関する第2充電管理情報を記録する記録部を備え、
前記制御部は、さらに、前記第1充電管理情報を前記二次電池から読み出し、前記第1管理情報の記録と前記第2充電管理情報の記録とに基づいて、当該二次電池が当該携帯端末を介して充電されたか否かを検証し、当該二次電池が当該携帯端末を介して充電されていないと判断した場合に、動作の制限を行う
ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 前記二次電池は、さらに、充電が行われた際に充電が開始されたことを示す充電開始情報を記録する充電開始情報記録手段を備え、
充電が開始された際には、前記充電開始情報を記録し、
前記制御部は、さらに、前記充電が当該二次電池の充電を許可された充電装置で行われた際には、前記充電開始情報を充電許可されていない充電装置で充電された場合の充電開始情報と異なる充電開始情報に更新し、
充電された二次電池が装着された際には、当該二次電池から前記充電開始情報を読み取り、前記充電開始情報が当該二次電池の充電許可されていない充電装置で充電されたことを示す場合には、動作の制限を行う
ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末。 - 前記制御部は、二次電池が前記携帯端末に装着された際に限って、前記検証を行い、検証結果に基づいて前記動作の制限を行う
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 自端末に装着されている二次電池から電力の供給を受けて動作する携帯端末の制御方法であって、
前記二次電池が予め記憶している当該二次電池の識別情報を読み取る読取ステップと、
前記識別情報と前記携帯端末の記憶部に予め記憶されている前記識別情報の正当性を検証するための正当性検証情報とを用いて、前記正当性として使用が許可された二次電池であるか否かの検証を行う正当性検証ステップと、
前記検証の結果に基づいて動作の制限を行う制御ステップとを有する
ことを特徴とする携帯端末の制御方法。
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