JP4350080B2 - 通信装置及び装着システム - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の操作によって入力されるパスワード等の認証情報を用いて外部の装置との間で各種の処理を実行する通信装置、及び該通信装置が装着する充電器又はクレードル等の装着装置を含む装着システムに関する。
従来、パーソナルコンピュータ(PC)等の通信装置を用い、インターネット等の通信ネットワークを介して外部の装置との間で種々の通信処理を実行することができる通信システムが普及している。特に、可搬型のPC、携帯電話機、又はPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯型の通信装置を用い、無線の公衆回線網又は公共の無線LAN(Local Area Network)等を介して通信ネットワークに接続することにより、場所を問わずに手軽に通信を行うことができる環境が整いつつある。このような通信システムでは、通信装置で通信ネットワークを介して特定のウェブサイトに接続することにより、ニュース又は電子メール等の各種の情報を取得する通信処理のみならず、有料のデータのダウンロード、又は物品購入の契約の締結等、金銭のやりとりが発生する通信処理をも実行することができる。
以上の如き通信システムでは、通信装置の使用者を認証するためにID及びパスワードが利用されているのが一般的である。通常、通信装置が公衆回線網又は無線LAN等を介して通信ネットワークに接続する際に、使用者はID及びパスワードを通信装置へ入力し、通信システムは入力されたID及びパスワードを用いて認証を行う。更に、電子メールを受信する処理又は金銭のやりとりが発生する通信処理を実行する際には、使用者は実行すべき処理に応じたID及びパスワードを通信装置へ入力して通信システムは認証を行い、正当なID及びパスワードで認証が行われた場合に、電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理が実行可能となる。無線LANを用いた通信技術の例は特許文献1に開示されている。
このように現在の通信システムでは、通信装置で通信ネットワークを介した通信処理を行うためにID及びパスワードを用いた認証を行う必要がある。このため、通信装置を用いて通信処理を実行する都度、使用者はID及びパスワードを通信装置に入力する必要があり、使用者の手間が大きいという問題がある。この問題を解決するために、現在の多くの通信装置は、一度入力されたID及びパスワードを記憶しておき、記憶しているID及びパスワードを用いて通信処理に必要な認証を実行する機能を有している。この機能を用いることで、使用者がID及びパスワードを入力する手間を省いた上で、手軽に電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の通信ネットワークを介した通信処理を実行することが可能となる。
特開2003−204335号公報
しかしながら、携帯電話機等の携帯型の通信装置は、携帯性に優れているが故に紛失又は盗難の危険性が高い。前述の如きID及びパスワードを記憶する通信装置では、本来の使用者以外の他者が通信装置を操作した場合でも、記憶しているID及びパスワードを用いて認証を行い、電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行することが可能となる。従って、このような通信装置では、紛失又は盗難の際に本来の使用者以外の他者によって操作されて各種の通信処理を実行してしまうことにより、個人情報の漏洩又は金銭的な損害等の被害が通信装置の本来の使用者に発生する虞があるという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ID及びパスワード等の認証情報を記憶する通信装置が記憶している認証情報を用いて認証の処理を実行する機能に時間制限を設けることにより、本来の使用者以外の他者が操作することによって通信装置が認証の処理を実行することを防止することができる通信装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、通信装置が記憶している認証情報を用いて認証の処理を実行する機能の時間制限を安全に解除することにより、通信装置の利便性を保つことができる通信装置、及び装着システムを提供することにある。
本発明に係る通信装置は、外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置において、計時手段と、前記受付手段に認証情報が入力された以後に前記計時手段が計測する経過時間が、予め設定してある所定の制限時間を超過した場合に、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と、所定の外部装置に装着して接続する接続手段と、該接続手段が前記外部装置に接続したことを検出する手段と、該手段が前記接続手段が前記外部装置に接続したことを検出した場合に、前記外部装置から所定の情報を読み出す手段と、該手段が読み出した情報に基づいて、前記外部装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、該手段が前記外部装置が特定の装置であると判定した場合に、前記計時手段が計測した前記経過時間を初期化し、前記第2認証手段の動作を許可する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、前記接続手段が所定の外部装置から分離したことを検出する手段と、前記外部装置が前記特定の装置である場合に、前記外部装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置において、計時手段と、所定の外部装置に装着して接続する接続手段と、該接続手段が前記外部装置に接続したことを検出する手段と、該手段が前記接続手段が前記外部装置に接続したことを検出した場合に、前記外部装置から所定の情報を読み出す手段と、該手段が読み出した情報に基づいて、前記外部装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、該手段が前記外部装置が特定の装置であると判定した場合に、前記第2認証手段の動作を許可する手段と、前記接続手段が所定の外部装置から分離したことを検出する手段と、前記外部装置が前記特定の装置である場合に、前記外部装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る装着システムは、外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置、及び該通信装置が装着する装着装置を含む装着システムにおいて、前記装着装置は、当該装着装置を識別するための識別情報を記憶する手段を備え、前記通信装置は、計時手段と、前記受付手段に認証情報が入力された以後に前記計時手段が計測する経過時間が、予め設定してある所定の制限時間を超過した場合に、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と、前記装着装置に装着して接続する接続手段と、該接続手段が前記装着装置に接続したことを検出する手段と、該手段が前記接続手段が前記装着装置に接続したことを検出した場合に、前記装着装置から前記識別情報を読み出す手段と、該手段が読み出した前記識別情報に基づいて、前記装着装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、該手段が前記装着装置が特定の装置であると判定した場合に、前記計時手段が計測した前記経過時間を初期化し、前記第2認証手段の動作を許可する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る装着システムは、外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置、及び該通信装置が装着する装着装置を含む装着システムにおいて、前記装着装置は、当該装着装置を識別するための識別情報を記憶する手段を備え、前記通信装置は、計時手段と、前記装着装置に装着して接続する接続手段と、該接続手段が前記装着装置に接続したことを検出する手段と、該手段が前記接続手段が前記装着装置に接続したことを検出した場合に、前記装着装置から前記識別情報を読み出す手段と、該手段が読み出した前記識別情報に基づいて、前記装着装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、該手段が前記装着装置が特定の装置であると判定した場合に、前記第2認証手段の動作を許可する手段と、前記接続手段が前記装着装置から分離したことを検出する手段と、前記装着装置が前記特定の装置である場合に、前記装着装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る装着システムは、前記装着手段は、装着した前記通信装置に対して電力を供給する手段を更に備えることを特徴とする。
本発明においては、外部との間で特定の通信処理を行う際に必要な認証の処理を実行する通信装置は、ID及びパスワード等の認証情報が使用者の操作により入力された以後は、入力された認証情報を記憶し、記憶した認証情報を用いて認証の処理を実行する一方、認証情報が入力されてから24時間等の制限時間が経過した以後は、記憶する認証情報を用いた認証を禁止する。認証情報が入力されてから制限時間が経過した以後は、認証の処理を実行するためには認証情報の入力が逐一必要となり、認証情報を知らない者が通信装置を操作しても通信装置は正当な認証を行うことができない。
本発明においては、通信装置は、通信装置と一意に1対1に対応する装着装置等の特定の装着装置から分離した以後は、記憶したID及びパスワード等の認証情報を用いて認証の処理を実行する一方、装着装置から分離してから24時間等の制限時間が経過した以後は、記憶する認証情報を用いた認証を禁止する。通信装置が装着装置から分離してから制限時間が経過した以後は、認証の処理を実行するためには認証情報の入力が逐一必要となり、認証情報を知らない者が通信装置を操作しても通信装置は正当な認証を行うことができない。
また本発明においては、通信装置は、通信装置と一意に1対1に対応する装着装置等の特定の装着装置に装着された場合に、制限時間までの時間経過を初期化し、記憶する認証情報を用いた認証の処理を実行可能にする。
更に本発明においては、装着装置は、装着された通信装置に対して電力を供給する充電機能を備える。
本発明にあっては、通信装置に認証情報が入力されてから制限時間が経過した以後は、通信装置が認証の処理を実行するためには認証情報の入力が逐一必要となるので、特に通信装置の紛失又は盗難の際に、本来の使用者以外の他者によって操作された通信装置が認証処理を実行して電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行してしまうことを防止することができる。従って、通信装置の紛失又は盗難によって個人情報の漏洩又は金銭的な損害等の被害が通信装置の本来の使用者に発生することを防止することができる。
本発明にあっては、通信装置と一意に1対1に対応する装着装置等の特定の装着装置から通信装置が分離してから制限時間が経過した以後は、通信装置が認証の処理を実行するためには認証情報の入力が逐一必要となるので、特に通信装置の紛失又は盗難の際に、本来の使用者以外の他者によって操作された通信装置が認証処理を実行して電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行してしまうことを防止することができる。従って、通信装置の紛失又は盗難によって個人情報の漏洩又は金銭的な損害等の被害が通信装置の本来の使用者に発生することを防止することができる。
また本発明にあっては、通信装置と一意に1対1に対応する装着装置等の特定の装着装置を使用する使用者は通信装置の正当な使用者であるので、通信装置は、特定の装着装置に通信装置が装着した場合に通信装置が記憶する認証情報を用いた認証の処理を実行可能にすることにより、正当な使用者が通信装置を操作する場合でも通信装置が記憶する認証情報を用いた認証が禁止されてしまうことを防止し、通信装置の悪用を防止しながら通信装置の利便性を確保することができる。
更に本発明にあっては、通常の使用状況では、通信装置は一日に一回程度の頻度で充電を行うので、本発明の装着装置を充電装置としておくことにより、充電の都度制限が解除されて、通信装置の利便性を十分に確保することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の通信装置及び装着装置を含む装着システムの外観の例を示す斜視図である。本発明の通信装置1は、可搬型のPC、携帯電話機、又はPDA等の携帯型の通信装置であり、図1には通信装置1が携帯電話機である例を示している。装着装置2は、図に示す如く通信装置1が装着可能に構成されており、装着された通信装置1に対して電力を供給する充電器の機能を有している。
図2は、通信装置1及び装着装置2の内部の機能構成を示すブロック図である。通信装置1は、通信装置1の動作を制御する処理を行うCPU11と、CPU11が行う処理に必要な各種の情報を記憶するRAM12と、半導体メモリ又はハードディスク等で構成された記憶部13とを備えている。記憶部13は、CPU11に通信装置1の動作を制御する処理を実行させる処理プログラムを記憶し、また処理に必要な設定を示す情報等の各種のデータを記憶する。またCPU11には、液晶ディスプレイ又はEL(Electroluminescence )ディスプレイ等の表示部14と、テンキー等の入力部(受付手段)15とが接続されている。表示部14は、CPU11の制御により必要な情報を表示し、入力部15は、使用者が操作することによって各種の情報が入力される構成となっている。またCPU11には、外部との間で無線による通信を行う通信部16と、CPU11が指定したタイミングから経過した経過時間を計測する計時部(計時手段)17とが接続されている。
また通信部1は、電源部18を備え、電源部18には二次電池19が接続されている。電源部18は、二次電池19から電力を供給され、図示しない電力線を介して通信装置1全体に電力を供給する構成となっている。更にCPU11及び電源部18は、装着装置2に装着して接続するためのコネクタ(接続手段)110に接続されている。CPU11はコネクタ110を介して装着装置2から情報を読み出し、電源部18はコネクタ110を介して装着装置2から電力を供給される構成となっている。
装着装置2は、通信装置1のコネクタ110に装着して接続するためのコネクタ21を備えている。コネクタ21には、不揮発性の半導体メモリで構成された記憶部22と、AC/DC変換部23とが接続されている。記憶部22は、装着装置2の製造番号又はシリアルID等、装着装置2を一意に識別することができるユニークな識別情報を記憶している。またAC/DC変換部23には、ACコード接続部24が接続されている。ACコード接続部24は、ACコードを接続され、ACコードを介して商用電源等の図示しない外部の交流電源から交流電流を供給される。AC/DC変換部23は、外部からACコード接続部24へ供給された交流電流を直流電流に変換し、コネクタ21を介して通信装置1へ電力を供給する構成となっている。通信装置1が装着装置2に装着された状態では、通信装置1のコネクタ110と装着装置2のコネクタ21とが互いに接続し、装着装置2からコネクタ110を介して電源部18へ電力が供給される。このとき、電源部18は二次電池19へ電力を供給し、二次電池19を充電する。
通信装置1と装着装置2との1対1の対応は、一意に定められてある。通信装置1の記憶部13は、その通信装置1との1対1の対応が一意に定められている装着装置2のユニークな識別情報を記憶している。このように一意に1対1に対応した通信装置1及び装着装置2がセットになって販売される。装着装置2は、例えば通信装置1及び装着装置2をセットで購入した使用者の自宅に設置され、通信装置1は使用者によって携帯される。
図3は、通信装置1を使用する態様を概念的に示す概念図である。携帯電話機又はPDA等の通信装置1は、任意の場所において通信部16で無線通信を行い、基地局31又は無線LANのアクセスポイント32等を介してインターネット等の通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNに接続されたウェブサーバ装置等のサーバ装置33との間で各種の通信処理を行う。通信装置1は、サーバ装置33との間で電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行する際には、サーバ装置33から通信ネットワークNを介して認証の要求を受信する。認証の要求を受信した場合、通信装置1のCPU11は、認証処理のために必要な認証情報であるID及びパスワードの入力画面を表示部14に表示させ、使用者が入力部15を操作することによって通信処理に応じたID及びパスワードを入力され、入力されたID及びパスワードを通信部16からサーバ装置33へ送信して、サーバ装置33との間で認証の処理を行う。このようにして、CPU11は本発明に係る第1認証手段として機能する。認証処理を行った後、通信装置1は、サーバ装置33との間で電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行する。また通信装置1が基地局31又はアクセスポイント32等を介して通信ネットワークNに接続する際にも、認証の処理が必要となる。
またCPU11は、入力部15でID及びパスワードが入力された場合に、認証が必要となる通信処理に関連付けて、入力されたID及びパスワードを記憶部13に記憶させる。ID及びパスワードを記憶部13が記憶した以後は、CPU11は、認証処理が必要な処理を行う際には、使用者が操作することによる入力部15でのID及びパスワードの入力を必要とすることなく、通信処理に関連付けて記憶部13が記憶しているID及びパスワードを用いて認証の処理を行う。このようにして、CPU11は本発明に係る第2認証手段として機能する。
本発明では、通信装置1は、記憶部13が記憶しているID及びパスワードを用いて認証の処理を行うことができる期間に制限時間を設けてある。記憶部13は、24時間等に予め定められた制限時間の値を記憶している。ID及びパスワードが最初に入力部15に入力されてから制限時間以上の時間が経過した場合は、CPU11は、記憶部13が記憶しているID及びパスワードを用いて認証の処理を禁止する処理を行う。このとき、CPU11は、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理の禁止を指示する情報を記憶部13に記憶させておく。
図4は、本発明の通信装置1が行う認証の処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、記憶部13が記憶する処理プログラムに従って以下の処理を実行する。通信装置1は、電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を通信ネットワークNを介してサーバ装置33との間で実行しようとする際には、サーバ装置33から認証の要求を受信する(S101)。CPU11は、実行すべき通信処理に関連付けたID及びパスワードを記憶部13が記憶しているか否かを判定する(S102)。通信処理に関連付けたID及びパスワードを記憶部13が記憶している場合は(S102:YES)、CPU11は、記憶部13が記憶している情報に基づいて、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理が実行可能な状態であるか否かを判定する(S103)。記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理の禁止を指示する情報が記憶部13に記憶されておらず、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理が実行可能である場合は(S103:YES)、CPU11は、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いて認証の処理を実行し(S104)、認証に必要な処理を終了する。このとき、CPU11は、記憶部13が記憶するID及びパスワードを自動で通信部16でサーバ装置33へ送信し、サーバ装置33との間で認証の処理を実行する。またCPU11は、ID及びパスワードが既に入力されたID及びパスワードの入力画面を表示部14に表示させた上で認証処理の実行指示を入力部15で入力された場合に、ID及びパスワードを通信部16でサーバ装置33へ送信してサーバ装置33との間で認証の処理を行うような処理を実行してもよい。
ステップS103で、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理の禁止を指示する情報が記憶部13に記憶されており、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理が禁止されている場合は(S103:NO)、CPU11は、ID及びパスワードの入力画面を表示部14に表示させ、使用者が入力部15を操作することにより入力部15でID及びパスワードが入力されることを待ち受ける(S105)。ID及びパスワードの入力がない場合は(S105:NO)、CPU11は、ID及びパスワードの入力の待ち受けを続行する。入力部15でID及びパスワードが入力された場合は(S105:YES)、CPU11は、入力されたID及びパスワードを通信部16でサーバ装置33へ送信してサーバ装置33との間で認証の処理を実行し(S106)、認証に必要な処理を終了する。
ステップS102で、実行すべき通信処理に関連付けたID及びパスワードを記憶部13が記憶していない場合は(S102:NO)、CPU11は、ID及びパスワードの入力画面を表示部14に表示させ、使用者が入力部15を操作することにより入力部15でID及びパスワードが入力されることを待ち受ける(S107)。ID及びパスワードの入力がない場合は(S107:NO)、CPU11は、ID及びパスワードの入力の待ち受けを続行する。入力部15でID及びパスワードが入力された場合は(S107:YES)、CPU11は、入力されたID及びパスワードを記憶部13に記憶させ(S108)、ID及びパスワードを通信部16でサーバ装置33へ送信してサーバ装置33との間で認証の処理を実行する(S109)。CPU11は、次に、計時部17が既に経過時間を計測中であるか否かを判定する(S110)。計時部17が既に経過時間を計測中である場合は(S110:YES)、CPU11は、認証に必要な処理を終了する。計時部17がまだ経過時間の計測を始めていない場合は(S110:NO)、CPU11は、計時部17に経過時間の計測を開始させ(S111)、認証に必要な処理を終了する。
通信装置1からサーバ装置33へ送信したID及びパスワードが正当なID及びパスワードである場合は、通信装置1の使用者が認証され、通信装置1は、引き続き、電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理をサーバ装置33との間で実行する。通信装置1からサーバ装置33へ送信したID及びパスワードが正当なID及びパスワードではない場合は、通信装置1の使用者は認証されず、認証をやり直すために通信装置1は再度ステップS101から処理を実行する。
図5は、計時部17が経過時間の計測を開始した以後の処理を示すフローチャートである。CPU11は、随時、計時部17が計測する経過時間の値が記憶部13が記憶する24時間等の制限時間の値を超過したか否かを判定する(S21)。経過時間がまだ制限時間以内である場合は(S21:NO)、CPU11は、経過時間の値が制限時間の値を超過したか否かの判定を随時繰り返す。経過時間の値が制限時間の値を超過している場合は(S21:YES)、CPU11は、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理の禁止を指示する情報を記憶部13に記憶させて、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証を禁止し(S22)、処理を終了する。
このようにして、通信装置1は、ID及びパスワードが入力された以後は、内部に記憶するID及びパスワードを用いて認証の処理を実行する一方、ID及びパスワードが入力されてから24時間等の制限時間が経過した以後は、内部に記憶するID及びパスワードを用いた認証を禁止する。ID及びパスワードが入力されてから24時間等の制限時間が経過した以後は、認証の処理を実行するためにはID及びパスワードの入力が逐一必要となり、ID及びパスワードを知らない者が通信装置1を操作しても通信装置1は正当な認証を行うことができない。これにより、特に通信装置1の紛失又は盗難の際に、本来の使用者以外の他者によって操作された通信装置1が認証処理を実行して電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行してしまうことを防止することができる。従って、通信装置1の紛失又は盗難によって個人情報の漏洩又は金銭的な損害等の被害が通信装置1の本来の使用者に発生することを防止することができる。なお、以上に示した処理では、いずれかのID及びパスワードが入力されてからの経過時間を計測する処理を行う例を示したが、本発明では、通信処理の夫々に関連付けたID及びパスワードについて各別に経過時間を計測し、記憶したID及びパスワードを用いた認証を各別に禁止する処理を行ってもよい。
通信装置1を使用した使用者は、帰宅した際等に、通信装置1を装着装置2に装着させて充電させる。図6は、通信装置1が装着装置2に装着する際に実行する処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、記憶部13が記憶する処理プログラムに従って以下の処理を実行する。CPU11は、コネクタ110に掛かる電圧等に基づいて、通信装置1が装着装置2に装着してコネクタ110が装着装置2のコネクタ21に接続したか否かを随時判定している(S31)。コネクタ110が装着装置2のコネクタ21に接続していない場合は(S31:NO)、CPU11は、接続を判定する処理を随時繰り返す。コネクタ110が装着装置2のコネクタ21に接続した場合は(S31:YES)、CPU11は、装着装置2の記憶部22から識別情報を読み出し可能であるか否かを判定する(S32)。識別情報が読み出せない場合は(S32:NO)、CPU11は、装着時の処理を終了する。識別情報を読み出し可能である場合は(S32:YES)、CPU11は、装着装置2の記憶部22からユニークな識別情報を読み出し、読み出した識別情報に基づいて、装着装置2が、通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装置であるか否かを判定する(S33)。このときCPU11は、装着装置2から読み出した識別情報と記憶部13が記憶する識別情報とが一致するか否かを判定し、読み出した識別情報と記憶する識別情報とが一致した場合に装着装置2は特定の装置であると判定し、読み出した識別情報と記憶する識別情報とが一致しない場合は装着装置2は特定の装置ではないと判定する。装着装置2が通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装置でない場合は(S33:NO)、CPU11は、装着時の処理を終了する。
ステップS33で装着装置2が通信装置1に一意に1対1に対応する特定の装置である場合は(S33:YES)、CPU11は、計時部17に、時間の計測を終了させ、計測した経過時間を初期化させる(S34)。CPU11は、次に、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理の禁止を指示する情報を記憶部13が記憶している場合はこの情報を記憶部13から消去することによって、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を許可し(S35)、装着時の処理を終了する。処理が終了した後は、装着装置2により通信装置1の充電が行われる。
図7は、通信装置1が装着装置2から分離する際に実行する処理の手順を示すフローチャートである。通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装着装置2に通信装置1が装着した状態で、CPU11は、コネクタ110に掛かる電圧等に基づいて、コネクタ110が装着装置2のコネクタ21から分離したか否かを随時判定する(S41)。コネクタ110が装着装置2のコネクタ21から未だ分離していない場合は(S41:NO)、CPU11は、分離の判定を随時繰り返す。コネクタ110が装着装置2のコネクタ21から分離した場合は(S41:YES)、CPU11は、計時部17に経過時間の計測を開始させ(S42)、分離時の処理を終了する。通信装置1が装着装置2から分離した以後は、通信装置1が装着装置2から分離してからの経過時間を計時部17が計測し、CPU11は、図5のフローチャートに示した処理と同様に、計時部17が計測する経過時間が制限時間を超過した場合に、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を禁止する。
このようにして、通信装置1は、通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装着装置2から分離した以後は、内部に記憶するID及びパスワードを用いて認証の処理を実行する一方、装着装置2から分離してから24時間等の制限時間が経過した以後は、内部に記憶するID及びパスワードを用いた認証を禁止する。通信装置1が装着装置2から分離してから24時間等の制限時間が経過した以後は、認証の処理を実行するためにはID及びパスワードの入力が逐一必要となる。これにより、特に通信装置1の紛失又は盗難の際に、本来の使用者以外の他者によって操作された通信装置1が認証処理を実行して電子メールの受信又は金銭のやりとりが発生する通信処理等の特定の通信処理を実行してしまうことを防止することができる。従って、通信装置1の紛失又は盗難によって個人情報の漏洩又は金銭的な損害等の被害が通信装置1の本来の使用者に発生することを防止することができる。
また本発明においては、通信装置1には特定の装着装置2が一意に1対1に対応しており、使用者の自宅等に設置された特定の装着装置2に通信装置1が装着された場合に、通信装置1は、計時部17が計測する経過時間を初期化し、記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を実行可能にする。本発明の通信装置1は、ID及びパスワードが入力されてから制限時間が経過した以後、又は通信装置1が特定の装着装置2から分離してから制限時間が経過した以後に、内部に記憶するID及びパスワードを用いた認証を禁止するので、正当な使用者が通信装置1を操作する場合でも、内部に記憶するID及びパスワードを用いた認証が禁止されてしまい、通信装置1の利便性が低下する虞がある。そこで、通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装着装置2を使用する使用者は通信装置1の正当な使用者であるので、通信装置1と一意に1対1に対応する特定の装着装置2に通信装置1が装着した場合に経過時間を初期化して記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を実行可能にすることにより、通信装置1の悪用を防止しながら通信装置1の利便性を確保することができる。記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を実行可能にすることができる特定の装着装置2はユニークな存在であり、他の装着装置では通信装置1の充電は可能であっても記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を実行可能にすることができないので、通信装置1の悪用を十分に防止することができる。また通常の使用状況では、通信装置1は一日に一回程度の頻度で充電を行うので、本発明の装着装置2を充電装置として制限時間を24時間程度にすることにより、通信装置1の利便性を十分に確保することができる。
なお、本実施の形態においては、ID及びパスワードが入力されてからの制限時間と通信装置1が装着装置2から分離してからの制限時間とを同一の値で処理を行う形態を示したが、本発明は、ID及びパスワードが入力されてからの制限時間と通信装置1が装着装置2から分離してからの制限時間とを夫々に異なった値として処理を行う形態であってもよい。また本実施の形態においては、本発明に係る認証情報としてID及びパスワードを利用する形態を示したが、本発明は、これに限るものではなく、使用者の指紋を示す情報等のその他の認証情報を利用する形態であってもよい。
また本実施の形態においては、計時部17が時間の計測の開始をCPU11に制御される形態を示したが、これに限るものではなく、本発明では、計時部17は常に時間を計測し、特定の時点からの経過時間の長さをCPU11が制限時間と比較する処理を行う形態であってもよい。また本発明では、計時部17は制限時間から経過時間を減算する処理を行う形態であってもよい。
また本実施の形態においては、本発明の通信装置1と本発明に係る特定の装置である装着装置2とは一意に1対1に対応している形態を示したが、厳密に1対1に対応する形態に限るものではない。例えば、通信装置1は、スペアとなる装着装置2の識別情報等の複数の装着装置2の識別情報を記憶部13で記憶することにより、特定の複数の装着装置2のいずれかに装着された場合に記憶部13が記憶するID及びパスワードを用いた認証の処理を実行可能にすることができる形態であってもよい。また複数の通信装置1が夫々に装着装置2の識別情報を記憶部13で記憶することにより、一の装着装置2が複数の通信装置1に対応する形態であってもよい。また通信装置1は、装着装置2が特定の装置であるか否かを判定する際に、装着装置2から読み出した識別情報と記憶部13で記憶する識別情報が一致するか否かに基づいて判定するのではなく、装着装置2から読み出した識別情報と記憶部13で記憶する情報とが所定の演算処理によって正当に対応するか否かに基づいて判定する等、他の方法を用いて装着装置2が特定の装置であるか否かを判定する形態であってもよい。
また本実施の形態においては、本発明に係る装着装置2は装着された通信装置1を充電する充電装置である例を示したが、装着装置2はこれに限るものではなく、可搬型のPC、携帯電話機、又はPDA等の携帯型の通信装置1に接続してデータを供給するクレードル若しくはドッキングステーション、又は通信装置1に電力を供給するACアダプタ等、その他の形態であってもよい。
本発明の通信装置及び装着装置を含む装着システムの外観の例を示す斜視図である。 通信装置及び装着装置の内部の機能構成を示すブロック図である。 通信装置を使用する態様を概念的に示す概念図である。 本発明の通信装置が行う認証の処理の手順を示すフローチャートである。 計時部が経過時間の計測を開始した以後の処理を示すフローチャートである。 通信装置が装着装置に装着する際に実行する処理の手順を示すフローチャートである。 通信装置が装着装置から分離する際に実行する処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 通信装置
11 CPU
13 記憶部
15 入力部(受付手段)
16 通信部
17 計時部(計時手段)
110 コネクタ(接続手段)
2 装着装置
21 コネクタ
22 記憶部
33 サーバ装置
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置において、
    計時手段と、
    前記受付手段に認証情報が入力された以後に前記計時手段が計測する経過時間が、予め設定してある所定の制限時間を超過した場合に、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と
    所定の外部装置に装着して接続する接続手段と、
    該接続手段が前記外部装置に接続したことを検出する手段と、
    該手段が前記接続手段が前記外部装置に接続したことを検出した場合に、前記外部装置から所定の情報を読み出す手段と、
    該手段が読み出した情報に基づいて、前記外部装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、
    該手段が前記外部装置が特定の装置であると判定した場合に、前記計時手段が計測した前記経過時間を初期化し、前記第2認証手段の動作を許可する手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記接続手段が所定の外部装置から分離したことを検出する手段と、
    前記外部装置が前記特定の装置である場合に、前記外部装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置において、
    計時手段と、
    所定の外部装置に装着して接続する接続手段と、
    該接続手段が前記外部装置に接続したことを検出する手段と、
    該手段が前記接続手段が前記外部装置に接続したことを検出した場合に、前記外部装置から所定の情報を読み出す手段と、
    該手段が読み出した情報に基づいて、前記外部装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、
    該手段が前記外部装置が特定の装置であると判定した場合に、前記第2認証手段の動作を許可する手段と、
    前記接続手段が所定の外部装置から分離したことを検出する手段と、
    前記外部装置が前記特定の装置である場合に、前記外部装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  4. 外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置、及び該通信装置が装着する装着装置を含む装着システムにおいて、
    前記装着装置は、当該装着装置を識別するための識別情報を記憶する手段を備え、
    前記通信装置は、
    計時手段と、
    前記受付手段に認証情報が入力された以後に前記計時手段が計測する経過時間が、予め設定してある所定の制限時間を超過した場合に、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と、
    前記装着装置に装着して接続する接続手段と、
    該接続手段が前記装着装置に接続したことを検出する手段と、
    該手段が前記接続手段が前記装着装置に接続したことを検出した場合に、前記装着装置から前記識別情報を読み出す手段と、
    該手段が読み出した前記識別情報に基づいて、前記装着装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、
    該手段が前記装着装置が特定の装置であると判定した場合に、前記計時手段が計測した前記経過時間を初期化し、前記第2認証手段の動作を許可する手段と
    を備えることを特徴とする装着システム。
  5. 外部と通信を行う手段と、使用者の操作により認証情報が入力される受付手段と、該受付手段に認証情報が入力された場合に、前記受付手段に入力された認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第1認証手段と、前記受付手段に入力された認証情報を記憶する手段と、該手段が記憶する認証情報を用いて外部との間で認証の処理を行う第2認証手段とを備える通信装置、及び該通信装置が装着する装着装置を含む装着システムにおいて、
    前記装着装置は、当該装着装置を識別するための識別情報を記憶する手段を備え、
    前記通信装置は、
    計時手段と、
    前記装着装置に装着して接続する接続手段と、
    該接続手段が前記装着装置に接続したことを検出する手段と、
    該手段が前記接続手段が前記装着装置に接続したことを検出した場合に、前記装着装置から前記識別情報を読み出す手段と、
    該手段が読み出した前記識別情報に基づいて、前記装着装置が特定の装置であるか否かを判定する手段と、
    該手段が前記装着装置が特定の装置であると判定した場合に、前記第2認証手段の動作を許可する手段と、
    前記接続手段が前記装着装置から分離したことを検出する手段と、
    前記装着装置が前記特定の装置である場合に、前記装着装置から前記接続手段が分離した以後に前記計時手段が計時する経過時間が予め設定してある所定の制限時間を超過したときに、前記第2認証手段の動作を禁止する手段と
    を備えることを特徴とする装着システム。
  6. 前記装着手段は、装着した前記通信装置に対して電力を供給する手段を更に備えることを特徴とする請求項又はに記載の装着システム。
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