JP2013206053A - 静電型入力ペン - Google Patents

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Yasushi Komatsu
靖志 小松
Yasutaka Uehara
康孝 上原
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Abstract

【課題】静電型入力ペン1の軸部材2を傾斜させた状態で入力を行った場合においても、軸部材2の端部3eが入力装置7の操作領域7aを傷つけることを防止できる構造とする。
【解決手段】操作領域7aの操作部分の位置を静電容量方式で検出する入力装置に用いる静電型入力ペンであって、導電性ゴムからなり外周に鍔部4dを形成した先端チップ4を軸部材2に装着し、先端チップ4の鍔部4dを軸部材2の前端部3eに隣設させた構造とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作領域を入力ペンの先端チップで触れることにより、選択を行ったりカーソルの移動ができる静電容量方式の入力装置に用いられる静電型入力ペンに関したものである。
従来、特許文献1に記載されるように、導電性ゴムで構成された先端チップを前部に設けた静電型入力ペンが知られている。また最近では、特許文献2に記載されているように手で持って使用する薄形のタッチパネル形式の入力装置が市場で人気を得ており、指先で入力を行うだけでなく、筆記具のように軸部材を握って入力を行うことができる静電型入力ペンの需要も高くなっている。
特許第4142776号公報 特開2011−81825号公報
ところで、前記タッチパネル形式の入力装置の多くが、接触面積が16平方ミリメートル以上で入力反応が示されるようになっていることから、静電型入力ペンは、導電性ゴムからなる先端チップを変形させて接触面積を大きくして入力を行う構造が広く採用されているが、筆記具を傾斜させて紙面に筆記を行う人は、静電型入力ペンの軸部材も、入力装置の操作領域に対して傾斜させて入力を行う傾向があり、先端チップを装着させた軸部材の前端部が操作領域に接触してしまうことがある。特に、軸部材を把持した手と操作領域との導電性をよくするためや、高級感を出すために軸部材に金属を用いた静電型入力ペンでは、軸部材の端部が入力装置の操作領域に接触して当該操作領域を傷つけてしまう虞があった。
そこで本発明は、前記従来の問題点を解決するために、静電型入力ペンの軸部材を傾斜させた状態で入力を行った場合においても、軸部材の前端部で入力装置の操作領域を傷つけてしまうことを防止できる構造の静電型入力ペンを提供することを目的とする。
本発明は、
「操作領域を入力ペンや指によって操作し、前記操作領域の操作部分の位置を静電容量方式で検出する入力装置に用いる静電型入力ペンであって、導電性ゴムからなり外周に鍔部を形成した先端チップを軸部材に装着し、前記先端チップの鍔部を前記軸部材の前端部に隣設させた構造の静電型入力ペン。」である。
本発明における先端チップの鍔部は、軸部材が入力装置の操作領域に対して傾斜した状態で先端チップを接触させた場合に、操作領域に対して先端チップは鍔部が当接するように形成することが肝要である。具体的には、鍔部の外径を軸部材の外径と同一あるいはそ大きく形成して、先端チップを操作領域に当接させた状態にして軸部材を傾斜させていったときに、軸部材の前端部が操作領域に当接するより前に、先端チップの鍔部が操作領域に接触する構造とすればよい。
本発明の静電型入力ペンによれば、静電型入力ペンの軸部材を傾斜させた状態で入力を行った場合においても、軸部材の前端部で入力装置の操作領域を傷つけてしまうことを防止できる構造の静電型入力ペンを得ることができた。
図1は、本実施例の静電型入力ペンの縦断面図である。 図2は、図1の要部拡大断面図である。 図3は、本実施例の静電型入力ペンの軸部材を入力装置の操作領域に対して垂直な状態で先端チップを当接させた図である。 図4は、本実施例の静電型入力ペンの軸部材を入力装置の操作領域に対して傾斜させた状態で先端チップを当接させた図である。
以下、図面を参照して本発明における静電型入力ペンの実施例について説明を行う。尚、説明を分かり易くするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ番号を付してある。本実施例の説明においては先端チップ側を前方と表現し、その反対側を後方と表現する。
以下、図1及び図2を用いて本実施例の静電型入力ペンについて説明する。静電型入力ペン1は、軸部材本体2の前方へ装着した先軸部材3に、半球状のドーム部4aを有した先端チップ4を、当該先端チップ4の後方に形成した円筒状のストレート部4bに中子5の前方小径部5aを挿着させた上で、先軸部材3の開口部3aに先端チップ4及び中子5を挿通させると共に、中子5の後方大径部5bに形成した凹部5cへ先軸部材3の後方薄肉部3bをカシメて形成したカシメ部3cにて固定し、先端チップ4の後部内側に形成した膨出部4cを中子5の前方外側に形成した膨出部5dに引っ掛けて抜け止めとしてある。
また、先軸部材3に形成した雄螺子部3dを円筒形状の軸部材2の前方に形成した雌螺子部2aに螺合させ、軸部材本体2の後方には樹脂製の尾栓6を挿着してある。本実施例では、先端チップ4を、シリコンゴムに炭素粉末を混練した導電性シリコンゴムで形成してあり、中子5と先軸部材3と軸部材本体2とが真鍮で形成してあることから、軸部材本体2を把持した手と先端チップ4の前方のドーム部4aまで導通させることができる。尚、先端チップ4は、JIS−K6253:2006により求めたゴム硬度20の導電性シリコンゴムで形成してあり、半球状のドーム部4aの厚みを0.75mmで形成してある。また外周には先軸部材3の外径と等しい鍔部4dを形成してあり、先軸部材3の前端部3eに隣設させている。
次に、図3及び図4を用いて本実施例の静電型入力ペンで、操作領域を入力ペンや指によって操作し、操作領域の操作部分の位置を静電容量方式で検出する入力装置に操作を行った状態について説明を行う。図3に示すように、静電型入力ペン1の軸部材本体2が入力装置7の操作領域7aに対して垂直な状態で先端チップ4を操作領域7aに当接させると、先端チップ4が変形して接触面積が16平方ミリメートル以上となり、入力装置7を反応させることができた。また図4に示すように、静電型入力ペン1の軸部材本体2が入力装置7の操作領域7aに対して45度で傾斜させた状態で先端チップ4を操作領域7aに当接させると、先端チップ4が変形して接触面積が16平方ミリメートル以上となり、入力装置7を反応させることができた。本実施例の静電型入力ペンでは、軸部材本体2を傾けて入力を行う場合、先端チップ4の鍔部4dが入力装置7の操作領域7aに接触するので、真鍮製の先軸部材3の前端部3eで入力装置7の操作領域7aが傷つくことを防止できた。
本発明は、軸部材に金属を採用する静電型入力ペンに適した構造である。
1…静電型入力ペン、
2…軸部材本体、2a…雌螺子部、
3…先軸部材、3a…開口部、3b…後方薄肉部、3c…カシメ部、
3d…雄螺子部、3e…前端部、
4…先端チップ、4a…ドーム部、4b…ストレート部、4c…膨出部、
4d…鍔部、
5…中子、5a…前方小径部、5b…後方大径部、5c…凹部、
5d…膨出部、
6…尾栓、
7…入力装置、7a…操作領域。

Claims (1)

  1. 操作領域を入力ペンや指によって操作し、前記操作領域の操作部分の位置を静電容量方式で検出する入力装置に用いる静電型入力ペンであって、導電性ゴムからなり外周に鍔部を形成した先端チップを軸部材に装着し、前記先端チップの鍔部を前記軸部材の前端部に隣設させた構造の静電型入力ペン。
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