JP2013204655A - 回転制動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造によって、入力側となる回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になると自動的に磁気粘性流体に付与する磁場を強くして伝達トルクを増大させる。
【解決手段】回転軸10に対して相対回転不能に設けられた第1トルク伝達部材と、第1トルク伝達部材に対して相対回転可能に設けられた第2トルク伝達部材と、第1トルク伝達部材と第2トルク伝達部材との隙間に介在する磁気粘性流体と、第1および第2トルク伝達部材の軸線方向両外側に磁極を有し、隙間に介在する磁気粘性流体を貫通する磁場を発生する永久磁石50とを備え、回転軸10に対して相対回転不能に設けられ、半径方向にスライド可能に設けられた磁性体からなる可動部材60と、可動部材60を軸線側に付勢するスプリング80と、回転軸10の回転速度がある一定以上の回転速度になると可動部材60が進入する磁極間に設けられた可動部材進入空間と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、入力側と出力側との間で伝達されるトルクを変化させる回転制動装置に関する。
この種の回転制動装置として、例えば特許文献1に開示されている回転制動装置は、回転軸に円板が軸線方向に所定間隔をおいて複数固設され、これらの円板がケーシング内に相対回転可能に組み込まれたものである。上記ケーシング内には、磁気粘性流体が封入されており、この磁気粘性流体に磁場を与える電磁石が設けられている。この回転制動装置において、電磁石のコイルに印加する電流を大きくすれば(つまり、磁気粘性流体に与える磁場を強くすれば)、電流の大きさに応じて磁気粘性流体の粘度(ずり応力)が増大し、回転軸とケーシングとの間で伝達されるトルクが大きくなる。
ところで、回転構造を有する各種のプラント、装置等においては、回転体の破損防止や、安全性確保などのため、回転体の回転速度がある一定以上の高速回転にならないようにすることが必要となる場合がある。
回転体の高速回転の防止策として、例えば、特許文献1の回転制動装置を利用することができる。例えば、上記回転制動装置の回転軸を各種のプラント、装置等の回転体に回転一体に連結し、回転制動装置のケーシングを回転系外に固定する。そして、回転体の回転速度がある一定以上の回転速度になりそうなタイミングで、コイルに印加する電流を大きくすれば、回転軸およびケーシング間の伝達トルクが大きくなり、回転軸の回転速度が抑制され、連結されている当該プラント、機械等の回転体の回転速度を抑制することができる。
特開2008−202744号公報
しかしながら、特許文献1に開示された回転制動装置を利用して、各種のプラント、装置等の回転体の回転速度を一定以上の高速回転にならないようにするには、回転軸の回転速度を検出するセンサ類や、回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になるとコイルに印加する電流を大きくする電流制御装置などが必要となる。そのため、装置の大型化、複雑化、高コスト化などを招いてしまう。
本発明は、かかる課題に鑑みて創案されたものであり、簡単な構造によって、入力側となる回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になると自動的に磁気粘性流体に付与する磁場を強くして入力側と出力側との間で伝達されるトルクを増大させることができる回転制動装置を提供することを目的とする。
本発明の回転制動装置は、軸線回りに回転する回転軸と、前記回転軸に対して前記軸線回りに相対回転不能に設けられた第1トルク伝達部材と、前記第1トルク伝達部材に対して前記軸線回りに相対回転可能に設けられた第2トルク伝達部材と、前記第1トルク伝達部材と前記第2トルク伝達部材との隙間に介在する磁気粘性流体と、前記第1および第2トルク伝達部材の前記軸線方向両外側に磁極を有し、前記隙間に介在する磁気粘性流体を貫通する磁場を発生する磁場発生手段と、を備えるものを前提としており、前記回転軸に対して前記軸線回りに相対回転不能に設けられ、前記軸線を中心とした半径方向に所定範囲でスライド可能に設けられた磁性体からなる可動部材と、前記可動部材を前記軸線側に付勢する付勢手段と、前記回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になると前記可動部材が進入する前記磁極間に設けられた可動部材進入空間と、を備えることを特徴としている。
かかる構成を備える回転制動装置の回転軸を、例えば、プラント、機械等(以下「制動対象装置」ともいう。)の回転体に回転一体に連結し、第2トルク伝達部材を回転系外に対して固定したとする。そうすると、制動対象装置の回転体の回転速度が所定未満の場合、可動部材が軸線側に付勢されて、可動部材進入空間は、透磁率が低い空気のみからなるため、第1トルク伝達部材および第2トルク伝達部材の隙間に介在する磁気粘性流体には殆ど磁場が作用せず、当該磁気粘性流体の粘度は概ね最低粘度になる。その結果、制動対象装置の回転体は回転制動装置側からさほど回転抵抗を受けずに回転することができる。一方、制動対象装置の回転体の回転速度がある一定以上の回転速度になると、回転体とともに回転する可動部材が遠心力により付勢力に抗して遠心側にスライドし、可動部材進入空間に進入する。そうすると、磁気粘性流体を貫通する磁場が強くなり、磁気粘性流体の粘度(ずり応力)が大きくなって、制動対象装置の回転体に対する回転制動力も大きくなる。これにより、磁場発生手段の磁力が十分にあることを前提として、回転体の回転速度がそれ以上高くなることを抑制することができる。
既述の構成を備える回転制動装置において、前記可動部材が前記可動部材進入空間から遠心側に移動することを規制する規制手段をさらに備えるものとすることが望ましい。
かかる構成を備える回転制動装置によれば、回転軸の回転速度が過度に高くなって、可動部材進入空間に進入した可動部材が、可動部材進入空間よりも更に遠心側に移動して磁気粘性流体を貫通する磁場が弱くなってしまうことを防止することができる。
既述の構成を備える回転制動装置において、前記磁場発生手段は永久磁石であることが望ましい。
かかる構成を備える回転制動装置によれば、磁場発生手段として電磁石を採用した場合と比較して簡易な構造とすることができる。
既述の構成を備える回転制動装置において、前記可動部材は、前記軸線を中心とした円周方向に均等に配設された複数の可動部材からなる、ことが望ましい。
かかる構成を備える回転制動装置によれば、回転軸等について良好な回転バランスを確保することができ、回転ロスの発生を防止できる。
本発明の回転制動装置によれば、簡単な構造によって、入力側となる回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になると自動的に磁気粘性流体に付与する磁場を強くして入力側と出力側との間で伝達されるトルクを増大させることができる。例えば、回転制動装置の回転軸を各種のプラント、機械等の回転体に回転一体に連結し、第2トルク伝達部材を回転系外に対して固定すれば、当該各種のプラント、装置等における回転体の回転速度がある一定以上の高速回転にならないようにすることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る回転制動装置を軸線を含む平面で切断して表した断面図である。 図1のC部拡大図である。 図1のA−A断面又はB−B断面に対応する図であって、可動部材が軸線側に移動している状態を示す図である。 図1のA−A断面又はB−B断面に対応する図であって、可動部材が遠心側に移動している状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る回転制動装置を示す図であって、図3に対応する図である。 本発明の他の実施の形態に係る回転制動装置を示す図であって、図4に対応する図である。
以下、本発明の実施の形態に係る回転制動装置について図1〜図4を参照しながら説明する。本実施形態に係る回転制動装置100は、回転軸10、第1トルク伝達部材20、第2トルク伝達部材30、磁気粘性流体40、磁場発生手段50、可動部材60、アウタ部材70などを備えている。
回転軸10は、内部にシャフトが挿通可能となったキー溝11を有する円筒状部材からなり、軸線N回りに回転する。図示する円筒状部材からなる回転軸10は一例であり、例えば、これに代えて中実部材からなる回転軸などを採用してもよい。
第1トルク伝達部材20は、軸線Nに直交するように配設された多数の円環状薄板材からなり、回転軸10の外周に軸線N回りに相対回転不能に外嵌されている。各第1トルク伝達部材20間の内径側には、円環状薄板材からなるスペーサ21が介設されている。これらの第1トルク伝達部材20およびスペーサ21は挟持部材22,23によって軸線N方向両側から挟まれ図示しないボルトにより締結されている。
第2トルク伝達部材30は、軸線Nに直交するように配設された多数の円環状薄板材(第1トルク伝達部材20より内外径が大きい円環状薄板材)からなり、第1トルク伝達部材20に対して軸線N回りに相対回転可能に設けられている。各第2トルク伝達部材30間の外径側には、円環状薄板材からなるスペーサ31が介設されている。これらの第2トルク伝達部材30およびスペーサ31は挟持部材32,33によって軸線N方向両側から挟まれ、さらに軸線N方向両外側に設けられたアウタ部材70を含めて図示しないボルトにより締結されている。
また、第2トルク伝達部材30同士の間の内径側には、隙間を介して第1トルク伝達部材20の外径側が介設されており、回転制動装置100内に封入された磁気粘性流体40が上記隙間に介在している。
磁場発生手段50は、第1トルク伝達部材20および第2トルク伝達部材30の軸線N方向両外側において相異なる磁極を対向させて配設された永久磁石(以下「永久磁石50」という。)で構成されている。これらの永久磁石50は、第1トルク伝達部材20の外径側および第2トルク伝達部材30の内径側並びにこれらの隙間に介在する磁気粘性流体40を軸線N方向に貫通する磁場を発生するように設けられている。図3および図4において2点鎖線で示すように、本実施形態では、永久磁石50は周方向に複数設けられ、図1および図2に示すように、片方の磁極を露出した状態でアウタ部材70に嵌め込まれている。
可動部材60は、回転軸10に対して軸線N回りに相対回転不能に設けられ、軸線Nを中心とした半径方向に所定範囲でスライド可能に設けられている。回転軸10が回転すると遠心力により半径方向外側にスライドし、その回転がある一定以上の回転速度になると、図1に示すように、上記永久磁石50の磁極の間に設けられた空気のみからなる空間62(以下「可動部材進入空間62」という。)にそれぞれ進入する。本実施形態では、可動部材60は、軸線Nを中心とする円周方向に均等に配設された3部材からなり、各可動部材60には、回転軸10の外周から半径方向外側に延びたガイド棒61がスライド自在に貫通している。このガイド棒61を介して回転軸10の回転力が可動部材60に伝達され、可動部材60は回転軸10と一体に回転する。
また、各可動部材60は軸線N側にコイルスプリング80にて付勢されている。すなわち、各可動部材60の端部にそれぞれコイルスプリング80の一端部がそれぞれ埋設固定され、可動部材60の両端部は、隣接する可動部材60とコイルスプリング80を介して互いに引き付けあっている。これにより、可動部材60が軸線N側に付勢されている。
アウタ部材70は、既述したように、第2トルク伝達部材30、挟持部材32,33等を軸線N方向両側にそれぞれ固設されている。また、アウタ部材70は、回転軸10に対してベアリング71を介して軸線N回りに相対回転自在に設けられている。
なお、上記各部材において、好ましくは、第1トルク伝達部材20、この第1トルク伝達部材20を挟持する挟持部材22,23、第2トルク伝達部材30、可動部材60およびコイルスプリング80は磁性体からなり、回転軸10、スペーサ21,31、第2トルク伝達部材30を挟持する挟持部材32,33、ガイド棒61およびアウタ部材70は非磁性体からなる。
以上のように構成された回転制動装置100を利用して、各種のプラント、装置等(「以下「制動対象装置」という。」)の回転体の回転速度を一定以上の高速回転(回転数N1以上の高速回転)にならないようにするには、回転制動装置100の回転軸10を制動対象装置の回転体に回転一体に連結し、回転制動装置100のアウタ部材70を回転系外に固定すればよい。
制動対象装置の回転体が停止しているときは、図3に示すように、可動部材60は、コイルスプリング80の付勢力により、軸線N側に付勢されて回転軸10の外周に接している。このとき永久磁石50の磁極間に形成された可動部材進入空間62は、透磁率が低い空気のみからなるため、第1トルク伝達部材20の外径側および第2トルク伝達部材30の内径側の隙間に介在する磁気粘性流体40には殆ど磁場が作用せず、当該磁気粘性流体40の粘度は概ね最低粘度になっている。
制動対象装置の回転体が回転を開始すると、回転制動装置100の回転軸10もそれに伴って回転し、回転軸10からガイド棒61を介して回転力を受ける可動部材60も同じ速度で回転する。制動対象装置の回転体の回転速度が比較的低い場合、可動部材60は可動部材進入空間62に進入することなく、引き続き、可動部材進入空間62は、透磁率が低い空気のみからなり、磁気粘性流体40の粘度が概ね最低粘度にあるため、制動対象装置の回転体は回転制動装置100側からさほど回転抵抗を受けない。
その後、制動対象装置の回転体の回転速度が次第に高くなると、回転軸10および可動部材60の回転速度もそれに伴って次第に高くなり、可動部材60は遠心力により、コイルスプリング80の付勢力に抗して半径方向遠心側にスライドする。そして、可動部材60の一部が可動部材進入空間62に少しずつ進入するようになると、可動部材進入空間62に可動部材60が進入する量に応じて磁気粘性流体40を貫通する磁場が強くなり、磁気粘性流体40の粘度(ずり応力)が大きくなる。同時に、制動対象装置の回転体に対する回転制動力も大きくなる。
そして、制動対象装置の回転体の回転速度がさらに上昇しある一定以上の回転速度(回転数N2以上の回転速度。但しN1>N2)になると、回転軸10および可動部材60も同じ回転速度になり、可動部材60はより強い遠心力を受けて、最も遠心側にスライドして、その全部が可動部材進入空間62に進入する。これにより、磁気粘性流体40を貫通する磁場が最強となり、磁気粘性流体40の粘度(ずり応力)も最大となって、回転軸10を介して制動対象装置の回転体に対する回転制動力も最大となり、永久磁石50の磁力が十分にあることを前提として、制動対象装置の回転体のそれ以上の回転速度の上昇を抑制することができる。
なお、可動部材進入空間62に進入した可動部材60が更に遠心側に移動して磁気粘性流体40を貫通する磁場が弱くならないように、可動部材進入空間62より可動部材がさらに遠心側に移動することを規制する規制手段が設けられている。本実施形態では、可動部材進入空間62の遠心側に形成された挟持部材32,33が上記規制手段として機能し、この挟持部材32,33が可動部材60の更なる遠心側への移動を規制する。
<他の実施形態>
既述の実施形態においては、可動部材60は、3部材で構成されていたが、可動部材の構成部材数は、これに限定されず、2部材または4部材以上で構成されていてもよい。可動部材を1部材で構成することも可能であるが、良好な回転バランスを確保するには、軸線Nを中心とした円周方向に均等に配設された複数部材で構成する必要がある。
図5および図6は、軸線Nを中心とした円周方向に均等に可動部材が2つ配設された回転制動装置100Aの例を示している。この回転制動装置100Aは、既述の実施形態に係る回転制動装置100において、可動部材、付勢手段、ガイド棒、永久磁石50の個数等が相違しており、その他は同様の構成を備えている。
すなわち、回転制動装置100Aの可動部材60Aは、軸線Nを中心とする円周方向に均等に配設された2部材からなり、回転軸10の外周から半径方向外側に延びたガイド棒61Aにスライド自在に貫通されている。これにより、回転軸10に対して軸線N回りに相対回転不能に設けられ、軸線Nを中心とした半径方向に所定範囲でスライド可能となっている。回転軸10が回転すると遠心力により半径方向外側にスライドし、その回転がある一定以上の回転速度になると、永久磁石50の磁極間に設けられた可動部材進入空間62にそれぞれ進入する。
また、各可動部材60Aは軸線N側にコイルスプリング80Aにて付勢されている。すなわち、各可動部材60Aの両端部には、スプリングリテーナ81がそれぞれ固設されており、それぞれ他方の可動部材60Aの両端部に固設されたスプリングリテーナ81と対向し、その間にコイルスプリング80Aが介装されている。
以上のように構成された回転制動装置100Aによっても既述の実施形態に係る回転制動装置100と同様の作用効果が奏される。
なお、既述の実施形態では、磁場発生手段として永久磁石50を例示したが、永久磁石50の代わりに電磁石を採用することも可能である。この場合、電磁石は、コイル通電時に、第1トルク伝達部材20および第2トルク伝達部材30の軸線N方向両外側において相異なる磁極を有し、第1トルク伝達部材20の外径側および第2トルク伝達部材30の内径側並びにこれらの隙間に介在する磁気粘性流体40を軸線N方向に貫通する磁場を発生するものとされる。
本発明は、例えば、磁気粘性流体に付与する磁場の強さを変えることで、入力側と出力側との間で伝達されるトルクを変化させる回転制動装置に適用可能である。
10 回転軸
20 第1トルク伝達部材
30 第2トルク伝達部材
32,33 挟持部材(規制手段)
40 磁気粘性流体
50 永久磁石(磁場発生手段)
60,60A 可動部材
61,61A ガイド棒
62 可動部材進入空間
80,80A コイルスプリング(付勢手段)
100,100A 回転制動装置

Claims (4)

  1. 軸線回りに回転する回転軸と、
    前記回転軸に対して前記軸線回りに相対回転不能に設けられた第1トルク伝達部材と、
    前記第1トルク伝達部材に対して前記軸線回りに相対回転可能に設けられた第2トルク伝達部材と、
    前記第1トルク伝達部材と前記第2トルク伝達部材との隙間に介在する磁気粘性流体と、
    前記第1および第2トルク伝達部材の前記軸線方向両外側に磁極を有し、前記隙間に介在する磁気粘性流体を貫通する磁場を発生する磁場発生手段と、
    を備える回転制動装置において、
    前記回転軸に対して前記軸線回りに相対回転不能に設けられ、前記軸線を中心とした半径方向に所定範囲でスライド可能に設けられた磁性体からなる可動部材と、
    前記可動部材を前記軸線側に付勢する付勢手段と、
    前記回転軸の回転速度がある一定以上の回転速度になると前記可動部材が進入する前記磁極間に設けられた可動部材進入空間と、
    を備えることを特徴とする回転制動装置。
  2. 請求項1に記載の回転制動装置において、
    前記可動部材が前記可動部材進入空間から遠心側に移動することを規制する規制手段を備えることを特徴とする回転制動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転制動装置において、
    前記磁場発生手段は永久磁石であることを特徴とする回転制動装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の回転制動装置において、
    前記可動部材は、前記軸線を中心とした円周方向に均等に配設された複数の可動部材からなる、ことを特徴とする回転制動装置。
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