JP2013197975A - 画像形成装置、画像形成装置の自動コピー制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】自動コピー開始機能を備えた画像形成装置において、ユーザ動作によるコピーミスを防止する。
【解決手段】自動コピー動作を指示するための自動コピーボタンに加えて、ユーザの動作有/無を検知するユーザ動作有/無検知手段を設ける。制御手段は、自動コピーボタンが押下されると、ユーザ動作有/無検知手段によりユーザ動作/ユーザ無動作を監視し、ユーザ無動作になると、ユーザ無動作時間をカウントして、ユーザ無動作時間が所定のコピー開始設定時間に達したときに自動コピー動作を実施する。
【選択図】図5
【解決手段】自動コピー動作を指示するための自動コピーボタンに加えて、ユーザの動作有/無を検知するユーザ動作有/無検知手段を設ける。制御手段は、自動コピーボタンが押下されると、ユーザ動作有/無検知手段によりユーザ動作/ユーザ無動作を監視し、ユーザ無動作になると、ユーザ無動作時間をカウントして、ユーザ無動作時間が所定のコピー開始設定時間に達したときに自動コピー動作を実施する。
【選択図】図5
Description
本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、ユーザがノートや書籍等の見開き頁原稿をコピーする際に好適な自動コピー制御技術に関する。
複写機として機能する画像形成装置において、ノートや書籍等の見開き頁原稿をコンタクトガラス上にセットして押さえコピーする際、ユーザがコピーしたい見開き頁原稿をコンタクトガラス上にセットする毎にコピースタートボタンを押下することは煩雑であり、複写作業の円滑化の妨げにもなる。そのため、従来から、ユーザがコピーしたい見開き頁原稿をコンタクトガラス上にセットする毎にコピースタートボタンを押下することを不要とした自動コピー開始技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、予め設定した時間間隔でタイマ接点をオン、オフするタイマを設け、タイマ接点を複写機本体のコピースタートボタンと並列に接続することにより、一定時間毎にコピー動作を自動的に開始させる技術が記載されている。
ところで、コンタクトガラス上に、ユーザが見開き頁原稿を押さえセットする際、ユーザの動作により見開き頁原稿が動いてしまうことがあり、この場合には原稿をセットし直す必要がある。しかしながら、従来の自動コピー開始技術では、一定の時間が経過すると自動的にコピーを開始するため、原稿のセットに手間どるなどすると、コピー領域から見開き頁原稿がずれたままコピーを行ってしまい、コピーミスとなってしまう問題があった。
本発明は、従来の自動コピー開始機能を備えた画像形成装置において、ユーザの動作により見開き頁原稿が動いてしまうことにより、コピー領域から見開き頁原稿がずれたままコピーされてしまうという課題を解決することにある。
本発明は、画像読取装置、印刷装置及び操作パネルを備えた画像形成装置において、自動コピー動作を指示するための自動コピーボタンと、ユーザの動作有/無を検知するユーザ動作有/無検知手段と、前記自動コピーボタンが押下されると、前記ユーザ動作有/無検知手段によりユーザ動作/ユーザ無動作を監視し、ユーザ無動作で且つユーザ無動作時間があらかじめ定められたコピー開始設定時間に達したときに自動コピー動作を行う制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの動作が所定時間無動作であれば自動コピー動作を開始するため、コピーミスがなくなる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図であり、画像形成装置として複合機を想定したものである。
図1において、印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像形成装置100は、画像形成装置100における全体の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU13、各処理におけるデータを一時的に格納しておくSDRAM14、制御プログラム等を記憶したROM15、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16などをバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の蓄積や画像読取装置8から読み込んだRGB画像データをCMYKデジタル画像データに変換し、印刷装置7による作像に供すべく、画像データを格納するHDD2が接続される。さらに、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理装置100をLANに接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。FAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、画像形成装置100と、遠隔のファクシミリと交信することができる。
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10の制御によって操作パネルI/F25を介して操作パネル40に対して画像表示の制御を行う。操作入力制御ユニット24は、画像処理制御ユニット10の制御によって、操作パネル40からのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を操作パネルI/F25を介して入力する。
操作パネル40は、表示部41と操作入力部42とで構成されている。図2は操作パネル40の構成例を示した図である。表示部41は例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなる。操作入力部42は、表示部41の表面に積層されたタッチパネルと、該表示部42の周囲に配置されたキー/ボタン群とで構成されている。キー/ボタン群には、数値入力を行うためのテンキー421、画像読取の開始を指示するためのスタートキー422、自動コピー開始としての画像読取りの自動開始を指示するための自動コピーボタン423、画像読取りのクリアや中止を宣言するためのクリア/ストップボタン424、読取った画像データの送信先等を設定する読取条件設定キー等がある。
表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10の制御によって、操作パネルI/F40を介し、画像表示制御信号を表示部41に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示部41に表示させる。一方、操作入力制御ユニット24は、操作パネルI/Fを介し、操作入力部42におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を受信して画像処理制御ユニット10に送る。
さらに、画像処理制御ユニット10にはユーザ動作有/無検知部30と原稿検知部35が接続されている。このユーザ動作有/無検知部30と原稿検知部35は、実際には画像読取装置8内に備えられている。図3は画像読取装置8の概略斜視図で、原稿カバーを上げた状態を示している。図3に示すように、画像読取装置8のコンタクトガラス800上には原稿セット検知センサ801が設けられ、コンタクトガラス800の近辺には人体検知センサ802が設けられている。原稿セット検知センサ801は、例えば発光素子と受光素子により構成され、コンタクトガラス800上に原稿があるか否かを検知する。人体検知センサ802は、例えば焦電センサや人感センサにより構成され、人体の熱等を感知して、コンタクトガラス800上の人体の有無/動作状態を検知する。
人体検知センサ802について更に詳しく言うと、人体検知センサ802は、コンタクトガラス800上に人体(手等)を検知しない場合は信号レベルLow(論理0)の信号を出力し、人体を感知した場合は信号レベルHigh(論理1)の信号を出力し、人体に動きがある場合にはHigh(論理1)とLow(論理0)の繰返し(例えば50ms)のパルス信号を出力する。
図4は、ユーザがノートや書籍等の見開き頁原稿をコピーする場合の人体検知センサ802の出力信号の遷移を示した図である。(a)はユーザが原稿読取装置8の原稿カバーをまだ上げない場合であり、コンタクトガラス800上に人体(手等)が検知されないため、人体検知センサ802はLow(0)の信号を出力する。(b)はユーザが見開き頁原稿をコピーすべく原稿カバーを上げ、コピーしたい頁をめくりコンタクトガラス800上にセットするために位置等を調整する場合であり、コンタクトガラス800上で手等が動いているため、人体検知センサ802はパルス信号を出力する。(c)は位置等の調整が終り、ユーザはコピーしたい見開き頁原稿を押圧した場合であり(図3参照)、コンタクトガラス800上に手等が存在するが、動きを停止しているため、人体検知センサ802はHigh(1)の信号を出力する。(d)は1頁のコピーが終了し、ユーザが次にコピーしたい頁をめくり、コンタクトガラス800上にセットする場合であり、コンタクトガラス800上で手等が動いているため、人体検知センサ802は再びパルス信号を出力する。(e)は(c)と同じであり、位置等の調整が終り、ユーザがコピーしたい見開き頁原稿を押圧した場合で、人体検知センサ802はHigh(1)の信号を出力する。以降、1頁のコピーが終了する毎に、人体検知センサ802はパルス信号とHigh(1)の信号を順次出力する。(f)は見開き頁原稿のコピーが終了して、ユーザが原稿読取装置8の原稿カバーを閉じた場合であり、コンタクトガラス800上に人体(手等)が検知されないため、人体検知センサ802はLow(0)の信号を出力する。
図1に戻り、ユーザ動作有/無検知部30は人体検知センサ801と一体的に構成されて、画像処理制御ユニット10の制御により、人体検知センサ801の出力信号を監視して画像処理制御ユニット10に通知する。原稿検知部35は原稿セット検知センサ801と一体的に構成されて、画像処理制御ユニット10の制御により、原稿セット検知センサ801で検知された原稿セット有/無の信号を画像処理制御ユニット10に通知する。
画像処理制御ユニット10は、操作パネル40上の自動コピーボタン423が押下された場合、人体検知センサ802がパルス信号を出力している間(図4(b):人体に動きがある)はコピー動作を開始しないようにし、人体検知センサ802がHigh(1)の信号を出力したならば(図4(c),(e);人体に動きなし)、該High(1)の時間、すなわちユーザが原稿を押圧して動きが停止している時間(ユーザ無動作時間T2とする)が予め定められたコピー開始設定時間(T1とする)に達した時、コピー動作を開始するようにする。
詳しくは、操作パネル40上の自動コピーボタン423が押されると、操作入力パネルI/F25を経由し、操作入力制御ユニット24が画像処理制御ユニット10に通知する。画像処理制御ユニット10は、NVRAM16にあらかじめ登録されたコピー開始設定時間T1を読み込むと共に、ユーザ動作有/無検知部30から人体検知センサ802にて出力信号の状態を受け取る。ユーザ動作有/無検知部30は、人体を検知しない場合はLow(0)、人体を検知し動作が無い場合はHigh(1)、人体を検知し動作がある場合はHigh(1)とLow(0)のパルス信号を画像処理制御ユニット10に通知する。画像処理制御ユニット10はこの通知を例えば数百msec監視し、パルスか論理1か0かの判断を行い、論理1であった場合、ユーザ無動作時間T2を計測する。そして、コピー開始設定時間T1とユーザ無動作時間T2を比較し、T2がT1を超えれば画像読取制御ユニット12を制御し、原稿を読取る。読み込んだRGB画像データをCMYKデジタル画像データに変換し、必要であれば回転などの処理を行いHDD2(Hard Disk Drive)に格納する。画像処理制御ユニット10は、HDD2(Hard Disk Drive)からCMYK画像データを読み取り、印刷制御ユニット11を制御して、印刷装置7に対して印刷指示を行い、印刷を行う。
図5は、自動コピーボタンが押された場合の実施例1の処理について説明するフローチャートである。
ユーザは、ノートや書籍等の複数ページ原稿のコピーしたい見開き頁原稿を画像読取装置8にセットする。そして、操作パネル40を操作し、複写の設定を行い、自動コピーボタン423を押下する。自動コピーボタン423が押されると(ステップ1001でYES)、操作パネルI/F25を経由し、操作入力制御ユニット24が自動コピーボタンが押された旨を画像処理制御ユニット10に通知する。画像処理制御ユニット10はNVRAM16にあらかじめ登録されたコピー開始設定時間T1を読み込み(ステップ1002)、ユーザ無動作時間T2を計測するタイマをクリアする(ステップ1003)。タイマはソフトタイマであり、SDRAM14の所定領域が割り当てられる。ユーザ動作有/無検知部30は、人体検知センサ802により、ユーザの検知、動作の有無を検知し、画像処理制御ユニット10に通知する。例えば、ユーザを検知し動作があれば画像処理制御ユニット10に1と0の連続パルスを通知する(ステップ1004でYES)。この場合、ステップ1003に戻り、画像処理制御ユニット10はT2の計測タイマをクリアする。パルスで無い場合(ステップ1004でNO)、ユーザを検知したかどうかを判断する(ステップ1005)。ユーザを検知しない場合(ステップ1005でNO)は、自動コピー動作を終了する(ステップ1005でNO)。
ユーザを検知し動作が無い場合は(ステップ1005でYES)、T2の計測タイマをカウントアップする(ステップ1006)。そして、コピー開始設定時間T1とユーザ無動作時間T2を比較し(ステップ1007)、T2がT1の時間を経過していなければ(ステップ1007でNO)、ステップ1004に戻る。T2がT1を超えたならば(ステップ1007でYes)、ユーザにより、操作パネル40からコピー動作終了であるクリア/ストップキーが既に押されたかどうかを操作入力制御ユニット24からの通知にて判断する(ステップ1008)。通知されていればコピー動作終了とする。(ステップ1008でYES)。通知されていなければ(ステップ1008でNO)、原稿検知部35を制御し、原稿があるかどうかを通知してもらう。そして、原稿があれば(ステップ1009でYES)、画像読取制御ユニット12を制御し、見開き頁原稿を1頁分コピー動作を行う(ステップ1010)。1頁分のコピー動作後、ステップ1003に戻り、ユーザが次にコピーしたい見開き頁原稿を画像読取装置8にセットするのに備える。原稿がなければ(ステップ1009でNO)自動コピー終了と判断する。
本実施例によれば、ユーザがコピーしたい見開き頁原稿を押圧し、ユーザの動作が一定時間無動作であれば自動コピー動作を開始するため、ユーザの動作により原稿が動いてしまい、コピー領域から見開き頁原稿がずれたままコピーされることはなくなる。
図6は自動コピーボタンが押された場合の実施例2の処理について説明するフローチャートである。図6において、ステップ1001〜1010は図5と同じであり、ステップ2001が追加される。
画像処理制御ユニット10は、ユーザ無動作時間T2<コピー開始設定時間T1の時、操作パネル40の表示部41にコピー開始までの残り時間を表示する制御を行う(ステップ2001)。具体的には、画像処理制御ユニット10はT1−T2(残り時間)を計算し、表示制御ユニット23に残り時間を表示するように指示する。表示制御ユニット23は、操作パネルI/F25を通して、操作パネル40の表示部41にコピー開始までの残り時間を表示する。
図7に残り時間の表示例を示す。本実施例によれば、ユーザがコピー自動開始までの時間を一目で確認することができる。
図8は自動コピーボタンが押された場合の実施例3の処理について説明するフローチャートである。図8において、ステップ1001〜1010、ステップ2001は図6と同じであり、ステップ3001,3002が追加される。
操作パネル40上の自動コピーボタン423はLED内蔵自照ボタンとする。該自動コピーボタン423が押下されたならば(ステップ1001でYES)、画像処理制御ユニット10は、操作入力制御ユニット24に自動コピーボタンを点灯するよう指示し、操作入力制御ユニット24は、操作パネルI/F25を通して、操作パネル40上の自動コピーボタン423を点灯する(ステップ3001)。また、画像読取装置8上の人体検知センサ802が人体を検知しなくなった場合(ステップ1005でNO)や、操作パネル40上のクリア/ストップボタン424が押下された場合(ステップ1008でYES)や、画像読取装置8のコンタクトガラス800上に原稿が無い場合(ステップ1009でNO)、画像処理制御ユニット10は、操作入力制御ユニット24に自動コピーボタンを消灯するよう指示し、操作入力制御ユニット24は、操作パネルI/F25を通して、操作パネル40上の自動コピーボタン423を消灯する(ステップ3002)。
本実施例によれば、ユーザが自動コピーボタンを押したつもりであったが、押していない場合もあり、また、その逆もあるので、ユーザは自動コピーボタンの操作を確実に知ることができる。
図9は自動コピーボタンが押された場合の実施例4の処理について説明するフローチャートである。図9では、図8の処理フローにステップ4001,4002が更に追加される。
本実施例は、自動コピー稼動中に、ユーザがコピー開始設定時間T1を自由に設定できるようにしたものである。画像読取装置8上の人体検知センサ802が人体の動きを検知している時(ステップ1004でYES)、画像処理制御ユニット10は、ユーザが操作パネル40上のテンキー421等を操作して数値を入力したかどうか判断する(ステップ4001)。具体的には、操作パネル40上のテンキー421から数値が入力されると、操作入力制御ユニット240が、操作パネルI/F25を通して、操作パネル40の操作入力部42から入力された数値を受け取って画像処理制御ユニット10に通知する。画像処理制御ユニット10は、数値が入力された場合(ステップ4001でYES)、該数値をコピー開始設定時間T1とする(ステップ4002)。入力された数値は、例えば一時的なデータ記憶SDRAM14に格納される。一方、数値が入力されない場合(ステップ4001でNO)、ステップ1003に戻る。この場合、NVRAM16に予め登録されたコピー開始設定時間がそのまま使用されることになる。
本実施例によれば、コピーしたい見開き頁原稿のセットまでに要する時間等に応じてコピー開始設定時間T1を設定し直すことで、ユーザは無駄に無動作しなければならない時間を省くことができる。
図10は自動コピーボタンが押された場合の実施例5の処理について説明するフローチャートである。図10では、図9の処理フローにステップ5001が更に追加される。
画像処理制御ユニット10は、数値入力が無い場合(ステップ4001でNO)、さらにスタートボタンが押下されたかどうか判断する(ステップ5001)。具体的には、操作パネル40上のスタートボタン422が押下されると、操作入力制御ユニット240が、操作パネルI/F25を通して、操作パネル40の操作入力部42からスタートボタン押下信号を受け取って画像処理制御ユニット10に通知する。画像処理制御ユニット10は、スタートボタンが押下された場合(ステップ5001でYES)、原稿があるかどうか判断し(ステップ1009)、あれば、直ちに当該見開き頁原稿の1頁分コピー動作を実施する(ステップ1010)。なお、スタートボタンが押下されない場合には(ステップ5001でNO)、ステップ1003に戻る。
本実施例によれば、コピーしたい見開き頁原稿のセットが完了した場合に直ちにコピーを行うことができる。また、ユーザが早急にコピーしなければならない時でも強制的にコピーを行うことが可能になる。
図11は自動コピーボタンが押された場合の実施例6の処理について説明するフローチャートである。図11では、図10の処理フローにステップ6001〜6005が更に追加されている。図11において、時間T1,T2はこれまでと同じである。時間T3は予め登録された自動コピータイムアウト時間、時間T4はユーザ動作時間(図4の(b)や(d)の時間)である。
画像処理制御ユニット10は、NVRAM16に保持されているコピ開始設定時間T1を読み込んだ後(ステップ1002)、引き続いて同じくNVRAM16に保持されている自動コピータイムアウト時間T3を読み込む(ステップ6001)。また、ユーザ動作時間T4を計測するタイマをクリアする(ステップ6002)。該タイマもソフトタイマであり、SDRAM14の所定領域が割り当てられる。その後、ユーザが動作中の時(ステップ1004でTES)、ステップ4001、ステップ5001がNOの条件で、T4の計測タイマをカウントアップし(ステップ6003)、自動コピータイムアウト時間T3とユーザ動作時間T4を比較する(ステップ6004)。そして、T4≦T3ならば(ステップ6004でNO)、ステップ1003に戻り、ユーザが無動作になったなら(ステップ1004でNO)、T4の計測タイマをクリアする(ステップ6005)。一方、T4>T3ならば(ステップ6004でYES)、ステップ3002に進み、自動コピー動作を終了する。
本実施例によれば、クリア/ストップボタン等の押し忘れ等による自動コピー動作の継続を防止することができる。
以上、本発明の種々の実施例を説明したが、実施例1乃至6は一般に任意に組み合わせて実施することが可能である。
7 印刷装置
8 画像読取装置
10 画像処理制御ユニット
11 印刷制御ユニット
12 画像読取制御ユニット
23 表示制御ユニット
24 操作入力制御ユニット
30 ユーザ動作有/無検知部
35 原稿検知部
40 操作パネル
41 表示部
42 操作入力部
421 テンキー
422 スタートボタン
423 自動コピーボタン
424 クリア/ストップボタン
801 原稿セット検知センサ
802 人体検知センサ
8 画像読取装置
10 画像処理制御ユニット
11 印刷制御ユニット
12 画像読取制御ユニット
23 表示制御ユニット
24 操作入力制御ユニット
30 ユーザ動作有/無検知部
35 原稿検知部
40 操作パネル
41 表示部
42 操作入力部
421 テンキー
422 スタートボタン
423 自動コピーボタン
424 クリア/ストップボタン
801 原稿セット検知センサ
802 人体検知センサ
Claims (8)
- 画像読取装置、印刷装置及び操作パネルを備えた画像形成装置において、
自動コピー動作を指示するための自動コピーボタンと、
ユーザの動作有/無を検知するユーザ動作有/無検知手段と、
前記自動コピーボタンが押下されると、前記ユーザ動作有/無検知手段によりユーザ動作/ユーザ無動作を監視し、ユーザ無動作で且つユーザ無動作時間があらかじめ定められたコピー開始設定時間に達したときに自動コピー動作を行う制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、コピー開始設定時間とユーザ無動作時間に基づいてコピー開始までの残り時間を算出して、該残り時間を前記操作パネルに表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記自動コピーボタンが押下されると前記自動コピーボタンを点灯し、自動コピー動作が終了すると前記自動コピーボタンを消灯することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記操作部からコピー開始設定時間が入力されたら、該入力されたコピー開始設定時間を有効とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記操作パネルのスタートボタンが押下されたら、前記ユーザ無動作時間が前記コピー開始設定時間に達してなくても自動コピー動作を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、ユーザ動作時間をカウントし、前記ユーザ動作時間があらかじめ定めた自動コピータイムアウト時間に達した場合、自動コピー動作を終了することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 画像読取装置、印刷装置、制御手段を備えると共に、自動コピー動作を指示するための自動コピーボタンと、ユーザの動作有/無を検知するユーザ動作有/無検知手段を備えてなる画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記自動コピーボタンが押下されると、前記ユーザ動作有/無検知手段によりユーザ動作/ユーザ無動作を監視するステップ、ユーザ無動作になると、ユーザ無動作時間をカウントするステップ、前記ユーザ無動作時間があらかじめ定められたコピー開始設定時間に達すると自動コピー動作を行うステップを実行することを特徴とする画像形成装置の自動コピー制御方法。 - 請求項7記載の画像形成装置の自動コピー制御方法における前記制御手段のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016122142A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | キヤノン株式会社 | シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及びプログラム |
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2012
- 2012-03-21 JP JP2012064028A patent/JP2013197975A/ja active Pending
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